たかがヤマト、されどヤマト

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2014.9.19 東京・白金の森 (2) アオスジアゲハ   2014.9.29 (記)

2014.9.19 続き
この日は、秋に現れるミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンを撮影していたわけだが、主役は何と言っても、シロバナサクラタデの白い花。一面に咲き、アオスジアゲハが吸蜜に余念がなかった。まずは、少し遠いところから。
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この花はチョウをとても引き立ててくれる。
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少し近いところにも時々やってくる。
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ただ、アオスジアゲハを撮るとき一番好きな逆光の位置には、花がない。こうなったら、順光で、後裏翅に輝く真珠の光沢に注目。
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ここまでは300ミリズームでの撮影。
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これより下は、旅用レンズの18-135ミリ。先日、白馬岳からの帰りにミヤマシジミはこのレンズで撮影した。常用している100ミリマクロより合焦速度が格段と速い。
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アオスジアゲハの速い動きにもよくついていってくれた。近いところには、花が密生しておらずちょっと残念。
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このレンズの距離内には、あまり来てくれなかったが、背景が抜けているときは問題がないようだ。
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ムラサキツバメを見つけた。この花で見るのは初めて。メスだった。全開もしてくれたが、ちょっと遠かった。
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ムラサキシジミを探しに来たのに後回しになってしまった。ポイントに行くのが遅くなったが、やはり出ていた。複数いたうち、きれいな背景のを1枚だけアップ。これから、いやと言うほど撮るだろうから。
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他のチョウたち。きれいな秋型キタテハ、今年はあまり撮らなかったアカボシくん、これも飛んでるとこりしか撮らなかったツマグロくん。
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突然飛んできたモンキアゲハ。咲き始めたツリフネだけで吸蜜して、すぐいなくなった。
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自然教育園には、山の植物が色々と植えられており季節季節に目を楽しませてくれる。シロバナサクラタデもここに最初から自生していたわけではないと思うが、チョウがよく集まる花だ。花だけ撮影していると、野趣に乏しくやはり半植物園だなぁと感じてしまい、なんだか飽きてしまった。ただ、出てくる植物が年ごとによって変遷しているようで、花好きにとってはそれが楽しみらしい。チョウも同じか・・・。

by otto-N | 2014-09-29 21:20 | Comments(4)

2014.9.19 東京・白金の森 (1) ミドリヒョウモン   2014.9.28 (記)

2014.9.19
湿度が低くカラッと晴れた朝。こんな日は、ムラサキシジミが出てくるはず、ということで、久々の自然教育園に行く。ムラサキシジミがよく出てくる道端に行く前に、水生植物園という区域に寄ったところ、シロバナサクラタデが一面に咲いており、アオスジアゲハが吸蜜に群がっていた。この花の背景は大好きで、最初はアオスジアゲハを撮っていた。ところが、ミドリヒョウモンがやってきた。それも、メスだけではなく、オスも。ここでオスを見るのは初めてのような気がする。(→自分のブログを調べたら昨年もオスはいました)。複数頭のオスがいたが、イケ面を追いかけた。
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夏には、ミドリヒョウモンのオスもメスもここで見たことがない。秋にここにやってくるのかだろうか?単に夏に見逃していただけなのだろうか?
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そして、大好きなメス。実は、ヒョウモンの中で一番好きなのは、ミドリヒョウモンのメスなのだ。ミドリのオスはどうでもいい。メスも複数頭が飛び回っていた。1コマ目は一番大破していたメス。これでも飛べる。一応、綺麗どころを選んでの撮影。
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このカットは、実に残念だった。下に余分な求愛中のオスが写っていたので、大きくトリミングした。
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上のカットの次のカット。もちろんオスは振られたが、迫り方はなかなかだった。
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腐っても鯛、ボロでもミドリ。淫靡でゴージャス。後表翅の暗い緑の地色が妖しい雰囲気を醸し出す。
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ミドリヒョウモンかと思ったら、オオウラギンスジヒョウモン。最初は遠かったが、近くにやって来た。場所は異なるが同じようなアングル。ロープで仕切られているので、撮影箇所は限られる。
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オオウラギンスジヒョウモンは、6月にも現れる。ただ、6月にはオスしか見たことがない。9月に現れるのは決まってメスだけ。産卵行動も観察しているので、6月の出現は理解できる。でもメスは?
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これだけのミドリヒョウモンをこの場所で見たことはなかった。毎年、2~3頭だけだった。ここで生まれここで夏眠したのか、秋になって遠くからやって来るのか、よくわからない。夏には一度も見たことがないのだから、ほんとうに不思議だ。オオウラギンスジヒョウモンは夏はオスだけ、秋はメスだけ。東京郊外ならわかるけれど、ここは陸の孤島だ。3日後、ここから3kmくらい離れた中目黒公園という所で、ミドリヒョウモンのオスを複数見た。この公園では一度も見たことはないので、秋に郊外から飛んで来る可能性のほうが高そうだ。とにかく、今年は異常だ。

by otto-N | 2014-09-28 18:10 | Comments(2)

2014.9.15-16 長野県・北アルプス 白馬岳 (3)   2014.9.26 (記)

2014.9.16
朝6時朝食のために食堂へ行ったら、大半の人たちは食事もせずに出発した様子だった。外はガス。濃いガスではなかったが、風景は何も見えない。6時50分出発。一度白馬岳の頂上まで行き、車を置いてある蓮華温泉まで、来た道を引き返す。「鉱山道」というマイナールートで帰ることも考えたが、天気を考えて止めた。

ガスは濃くはなく登山道も良く見え問題はなかったが、風が少しあり、ときおり雨も混じる。顔と手が冷たかった。白馬岳の頂上から尾根道を下り、三国境から小蓮華山に登る途中で、ガスが薄れ雨も収まったので、ザックからカメラを取り出す。天気予報では白馬村は晴れだったけれど、山の天気は判らない。確かに、下界は晴れているようだった(2コマ目)。小蓮華山の山頂も見え、ほっとした。
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岩場に、ライチョウの番。暗かったがなんとか写っていた。
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ガスはすぐには上がらず、ときどき立ち込める。ときには日が射し、その瞬間、赤と緑が輝く。
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登ったり下ったりしているうち、白馬大池が見えてきた。もうガスの心配はない。ただ、風が強い。
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ライチョウの鳴き声がした。少し離れたところに1羽だけ。すぐに藪の中に潜り込んでしまった。
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雲の切れ目から日が射し、日の当たる場所が目まぐるしく変わる。手前の紅葉に日が来るのを待ってシャッターを切った。
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白馬大池までもう少し。もう安心だ。
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紅葉のアップ。赤と黄とその中間色、と緑。
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9時30分、白馬大池着。ロッジで少し休んでから、下山。その前に、紅葉したチングルマを撮影。
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果てしなく続くチングルマの群落。というほどではなかったけれど、一面を切り取るとまるでヤシの畑。
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横からのアップが一番かもしれない。
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この後は、樹林帯の岩の多い登山道をひたすら下山。11時、やっとのことで、天狗の庭に到着。山はこうでなくてはという風景。青い空、白い雲、緑の山がとてもきれいだった。
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しかし、この後が大変だった。下り専用にTグリップのストックを用意していたけれど、大池を出たころから痛み出した左膝が悪化。まるで〇っこ状態。ときどき休みながらの下山だった。蓮華温泉の近くでオオウラギンスジヒョウモンのメス。天狗の庭ではクジャクチョウを見たけれど、この山登りで2種目のチョウだった。そして、12時40分、蓮華温泉到着。予定より1時間遅れ。登りにかかった時間と同じだった。
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高速道路に入る前に、来たときとは違うツメレンゲの石積みでクロツバメシジミを探す。とても立派なツメレンゲだった。しかしながら、クロツバメシジミは2頭見ただけ。あまりにボロだったので撮影に躊躇している間にいなくなってしまった。代わりに撮ったのはミヤマシジミ。どうやら、クロツバメシジミとミヤマシジミはセットでいるようだ。
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8月の爺ヶ岳のあと、2回目の山小屋に泊っての登山だった。幸い、曇り空ながら北アルプスの大パノラマが満喫でき、とてもいい登山だったと思う。ただ、下界は夏といっても、9月の北アルプスはそれなりの装備が必要でちょっと反省した。9月は、花も少ないし、チョウも全くいないので、他の楽しみがまるでない。やはり、北アルプスは真夏しか登れないない気がする。

by otto-N | 2014-09-26 19:40 | Comments(2)

2014.9.15-16 長野県・北アルプス 白馬岳 (2)   2014.9.25 (記)

2014.9.15 続き
小蓮華山頂の向こう側。中央が杓子岳(2812m)、右が白馬岳(2932m)の稜線と頂上。
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気持ちのいい尾根道を進む。道は白馬山頂まで延々と続く。
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少しずつ少しずつ風景が変わる。杓子岳の左と右に、相変わらずの槍と剣。
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少し大きく撮った槍と剣。
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稜線をさらにとぼとぼと進む。下りたり登ったり、先は長い。2コマ目の登りの先を降りたところが三国境という分岐点。3コマ目、分岐から1時間で白馬岳山頂なのだが、ここからが急登だった。
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やっと肩に出る。眼前にどっしりと剣岳(標高2998m)。そして、白馬岳の頂上まであと一息。
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13時10分、頂上到着。曇り空ながら、大パノラマ。左遠くに槍ヶ岳、中央に剣岳。他の山の名前はよく判らない。
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こんな山々。どう撮っていいかわからないくらいだった。3コマ目、杓子岳の平らな稜線がよく見えた。(翌日、登ろうと思っていたが天候不良のため断念)
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スキーシーズン、一番来たのは八方尾根。白い峰々を見上げるたびに、一生登ることはないと思っていた。山に登る人の気が知れなかったのが・・・。
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13時40分、寒くなってきたので下山開始。といっても、頂上から少し下った村営の白馬山荘まで。途中、槍ヶ岳の方向に黒部ダムが見えた。
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その前に、頂上直下の山小屋、白馬岳頂上宿舎でコーヒーと生ビールを飲む。村営の山小屋はもっと下。ふと見ると、その少し上がった所から剣岳が何も邪魔されずに見えそうだった。
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風が少し出てきた中、息せき切って行ってみる。少し雲がかかり始め、剣岳は素晴らしかった。
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剣岳の左隣の山をパノラマでつないだ。あとで地図を見ると、隣の山は、別山(2880m)とか大汝山(3015m)のようだ。とにかく立山連峰はすごい。(実は6枚をつないでみたが、剣岳が小さくなりすぎたので真ん中だけ載せた)
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山小屋の部屋からの眺め。白馬岳と杓子岳との間は大雪渓のはず、白馬村も見えたのだが、夕日のころには雲が立ち込めて赤くもならず夜になる。20時、消灯。宿は空いていた。
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(2回で終わる予定でしたが、もう1回続けます)

by otto-N | 2014-09-25 12:10 | Comments(0)

2014.9.15-16 長野県・北アルプス 白馬岳 (1)   2014.9.22 (記)

2014.9.15
前の日、国道を離れ、延々と続く1.5車線の林道をたどり蓮華温泉ロッジ(標高1475m)に着いたのは午後5時を過ぎていた。6時の夕食後、4つある名物の露天風呂に行きかけたが、登山道は真っ暗。LEDライトをとりに部屋に戻ったが、やはり登山靴に履き替えが必要、曇っていて星が見えないということで、面倒になり行くのを止めた。後で考えると、二度と来ることはないだろう温泉。やはり行けばよかったと後悔。

6時40分。白馬岳(標高2932m)を目指して、出発。曇り空。出だしは樹林帯に作られた変哲もない登山道。いつものように、花を愛でながら登る。ありふれた山の花だが、暗い登山道の中では美しい。
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2コマ目、かろうじての高山植物ゴゼンタチバナの実を見るのは初めてかもしれない。
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8時15分。天狗の庭という場所に到着。左は小蓮華山?、中央は雪倉岳?よくわからない。
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小蓮華山?。9月だというのに、雪がまだ残っている。
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天狗の庭を出ると、登山道に大きな岩が多くなった。そこを抜けるとハイマツ地帯。
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9時25分。白馬大池到着。標高は2380m。あいかわらずの曇り空。
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大池で少し休んでから、また登り始める。途中、すれ違う人がとても多かった。ふと、左を見ると、遠くの山々の向こうに富士山が見えた。ということは、その手前の山は八ヶ岳だろうか。
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ザクザクした登山道、周りはハイマツ。7月下旬ならタカネヒカゲがいる雰囲気だ。大池はもうかなり下。曇っていて鮮やかとはいいがたいが、もう下草は赤かった。
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かなり登った。赤と緑と曇り空。
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そして、尾根筋の向こう。岩岳スキー場、白馬村、八方尾根スキー場。
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八方尾根の延長上に唐松岳、奥には双耳峰の鹿島槍ヶ岳、その間に挟まれているのは五竜岳。
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その左手前、尾根のすぐ向こう、もっと近くには大迫力の杓子岳。白馬大雪渓が少し見えた。
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急斜面を乗り越ええても、また尾根道が延々と続く。
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さすがに、9月の高山には花は少ない。花の終わったミヤマダイコンソウ?、トウヤクリンドウというのは初めて見た。
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見える山は同じだが、形が少しずつ変わっていく。五竜岳の向こうに槍ヶ岳がちょっとだけ見えた。
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さらに登ると、槍ヶ岳がもう少しはっきりとし、右には剣岳が現れた。
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こんな大パノラマだった。手前のガレ場の向こうが目指す白馬岳。槍と剣は遥か彼方。(画像はすべて、クリックすると大きくなります)
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さらに登る。白馬村から八方尾根、唐松岳。その向こうに鹿島槍ヶ岳。槍ヶ岳はずうーっと向こう。
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岩場を乗り切り、後ろを振り返る。こんな尾根道を美しいと思うようになったのは山に登り始めてからだった。
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白馬大池もあんなに遠くなった。
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風のない岩陰で昼食。岩陰の紅葉。
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11時35分、小蓮華山頂到着(標高2766m)。日本海が見える。そして能登半島も。
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(白馬岳 (2)に続きます)

by otto-N | 2014-09-22 20:10 | Comments(0)

2014.9.14 長野県・河原の石積 クロツバメシジミ   2014.9.18 (記)

2014.9.14
北アルプス・白馬岳に登る予定が天候不順のため、延び延びになっていたところ、連休中は高気圧に覆われ、長野も天気がいいとの予報、急遽、山小屋を予約した。しかし、14日は3連休の中日なので、出かけたくはなかった。何しろ、中央道は40kmの渋滞予測。ただ、夕方までに登山の起点、蓮華温泉に入れればいいと思って、8時に出発。うーん、渋滞は予測通り。12時ころ、やっと渋滞を抜け大月からは快調だった。でも12時と言えば、いつもなら白馬に着いている時間。やれやれだった。午後2時すぎ、高速を下り、クロツバメシジミのポイントに寄る。ただ、目的地は白馬のさらに先、思ったより遠く、カーナビの到着予定時間から逆算し、撮影時間は30分が限界(実際には10分延長の40分)。キツかった。

広い河川敷の土手の片すみにある石積み。ツメレンゲが他の草と混じりあって少し生えている。クロツバメシジミはすぐ見つかった。晴れて結構暑いので飛び回ってばかりいた。やっと、ツメレンゲにとまったのを見て、ちょっとガッカリ。スレていた。
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とまっても、この天気では翅を開かないと思い、飛翔撮影をメインにした。しかし、靴を登山靴に履き替えずに来たのが大失敗。履いていたのは、底に刻みのないデッキシューズ。石積みの丸い石でつるつると滑り、身軽に動けなかった。クロツはスレ個体ばかりと思っていたが、新鮮個体もいたので、飛翔→とまったらマクロといういつもの戦術に切り替えた。3コマ目、ちょっと惜しいピンボケ。
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雑多な植物の間にツメレンゲ。ミヤマシジミもいたがスレ個体、クロツに絞る(ミヤマは今年はさんざん撮ったし)。とにかく時間がない。
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この4コマ連続は、クロツのポーズはなかなかいいのだが、なんと言ってもごちゃごちゃの草の中だしツメレンゲが写っていないのでは締まるがない。
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とまっても開かないので、せめて、後翅の青斑点だけでも撮りたかった。なぜか、立ち枯れたツメレンゲも多かった。
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クロツがツメレンゲの向こう、実に惜しかった。石積みは斜めになっており、横からだとツメレンゲがたくさん写ると気がついた。ただ、太陽の向きで片方だけ。予め、ツメレンゲの多い場所で待ち構え、やっと撮ったのだが。今後の忘備録。
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石積みの上にもときどき飛んでいたので、土手に上がって撮ったかろうじての1枚。
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翅を開くことはなかったが、新鮮な個体も見つかった。でも、この2枚はどうやら同じ個体のようだった。
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クロツバメシジミは、やはりツメレンゲにとまらくては。陰気なツメレンゲもアップで見ると、微妙なピンクが美しい。
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ツメレンゲが生えていた石積みの幅はせいぜい15m。それも他の草と混生していた。クロツバメシジミの数は多くはなく、いなくなってはまた戻ってくる程度の数だった。まあ、数が多いとすぐ絡み合うので、少な目のほうが撮影はしやすい。ツメレンゲを踏まぬように撮影するためには、むやみに動かず、ここぞという場所に陣取り、飛んでくるのを待つのが一番のようだ。飛翔撮影と言っても、追いかけることはできない石積みの斜面。腕を伸ばしてレンズとの距離を調整するのが精一杯だった。

by otto-N | 2014-09-18 16:20 | Comments(0)

2014.9.10 東京・恵比寿ガーデンプレース ツマグロヒョウモン   2014.9.16 (記)

2014.9.10
恵比寿ガーデンプレースの移動式の花壇は、このところコスモスがメイン。あいかわらずイチモンジセセリが飛び交っている。すでに、イチモンジセセリは飽きてしまっているけれど、撮影を始めると、小一時間はすぐ過ぎてしまう。

こんにちは、イチモンジセセリくん。
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横顔は撮りやすいけれど、正面顔はなかなか難しい。さんざんイチモンジセセリを撮っているので、9枚をまとめた。9コマをエキサイトの制限・1画像500KBにするために、少しずつトリミング。それでも、オバーだったので、画像は小さくなってしまった。
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白い斑紋が逆光で少し透ける。やっと撮れた1枚。
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キタキチョウ(♀)。とこどきやっては来るけど、長居はしてくれない。
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イチモンジセセリに飽きたころ、ツマグロヒョウモン(♀)がやってきた。空腹なのか、すぐ舞い戻ってくる。
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ドーム背景もいいけれど、やはり、シャトーの壁バックのほうがいい。
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昼休みにはベンチでお弁当、午前早めの人の少ない時間帯は、美人モデルを使った半年先の服の撮影も頻繁に行われる。残念ながら、シャッター速度をかせぐため、絞りはきつくできないので、そんな人々はぼおーっとしか写らない。中央の赤い点は記念撮影に夢中の観光客(中国の若い女性)。
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人が写っていない時は少し淋しいが、さながらチョウの一人舞台。(に、見えるだけ)
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時間よ止れ。人工的なのだけれど、なぜかそれを感じさせない優しげなシャトーの壁の色。チョウには良く似合うと思った。
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常設の花壇ではなく、催し物が変わるたびに、季節が変わるたびに花が変わる花壇ではあるけれど、ときどきはチョウがやってくる。とまっているチョウを撮ってもなぜか違和感を感じるのに、飛翔写真ではそう感じないのはなぜだろう。花壇がほとんど写らず、背景にチョウが浮かび上がっているからだろうとちょっと思った。

by otto-N | 2014-09-16 20:34 | Comments(4)

2014.9.8 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2014.9.13 (記)

2014.9.8
曇り。恵比寿ガーデンプレースの普段はなにもいない花壇に、ヤマトシジミが何頭か飛び回っていた。ここは完全にノーマーク。よく見ると、カタバミは花壇の奥のほうに隠れており、日陰なので花は咲いていない。ときどき、日光浴をしたり、数輪しか咲いていないタンポポ系の雑草で吸蜜をしていた。
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背景は30階建てのマンションとホテル。あわてて、縦長で撮ってみた。横とは違って、写る範囲が判らない。あまりに上下のバランスが悪かったので、この5コマはトリミングした。
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ほんとうは、表翅を撮りたかったけれど、逆光なので色は出なかったと思う。
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翌日は風がとても強く、2頭見ただけ。吹き飛ばされてしまったようで、翌々日は1頭もいなかった。この花壇にはきれいな花はあっても、吸蜜できる花はない。

by otto-N | 2014-09-13 17:20 | Comments(0)

2014.9.4 東京・品川 キタキチョウ   2014.9.12 (記)

2014.9.4
朝は晴れていた。そうだ、クサギの花に行ってみよう、と外に出て現地に着いたころはすっかり曇り空。花も終わりかけか元気がなく、黒系アゲハも飛んでいない。こうなったら、ソテツでも探そうかと、幹線道路から路地へと徘徊。途中、ヤマトシジミもいたけれど、カメラを準備しているうちにいなくなり、気がついたら、高輪警察署の付近。ビルの一角に植えられた萩にキタキチョウがまとわりついていた。
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今にも雨が降りそうなほど暗い。信号とテールランプの赤がアクセント。
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暗いので色が出なかった中、上から見下ろすといい感じだった。
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逆方向からの撮影。人はあまり通らないが、抜け道らしく車は多い。
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路線バスがぼんやり写り、赤信号がちょっといい。
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再び、元の方向から撮り直した。こちらからでは、テールランプが写し込めるという理由。しかしながら、キタキチョウが撮れた画像には、テールランプは写っていなかった。
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似たような写真ばかりだったので、違ったものを。
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One more thing。交通量の激しい品川駅近くの国道15号線。車が通り過ぎるたびに吹き飛ばされる。ピンぼけのヤマト。
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ソテツとカタバミを求めてビル街を彷徨した。どちらもたくさんあるようで、そうたくさんはない。ソテツは見つかっても、お洒落な建物の一角に1~2本。ソテツの葉に異変があったらすぐ気がつくだろうし、街路樹や植え込みの下のカタバミも雑草としてすぐ引き抜かれ、食草とするのは簡単ではなさそうだ。都会のチョウの生存はそれなりに厳しい。

by otto-N | 2014-09-12 21:26 | Comments(2)

2014.9.3 栃木県・鬼怒川河川敷 (3) シルビアシジミ   2014.9.9 (記)

2013.9.3 続き
空は相変わらずだったが、少しは明るくなってきた感じがしないでもなかった。ミヤマシジミに飽きたというわけではないが、Favoniusさんはツマグロキチョウ、私はシルビアシジミのポイントに引き返す。

ヤマトシジミは相変わらず飛び回っていたが、その中の1頭が少し小さい感じがしたので、飛翔を撮りながら追う。葉の上にとまったので裏翅を見ると、紛れもないシルビアシジミ。あわててカメラを持ち替える。
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1枚撮ったところで、半開翅。ほとんどスレていない。
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全部開くかと思ったら、翅を閉じてしまった。しばらく待ったところで、再開翅。少し日射しが出てきていた。
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前には回り込めなかったので、後ろに寄った。(これは上の3コマ目と同じカット)
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そして、全開翅。3年越しだった。自宅へ戻ってから気がついたのだが、このシルビアがとまっている葉は、ヤハズソウらしい。オスが飛び回っていた場所にはミヤコグサはなく、この場所ではヤハズソウも食草としているのかもしれない。、
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この後、飛ばれてしまい、別個体を探すものの見つからず。場所を移動する。その途中、ギンイチモンジセセリが飛んでいたので追いかける。
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そして、ふと目をやるとヤマトシジミ。今回、きちんと撮ったのはこの1枚だけだった。メスは新鮮で綺麗そう。
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草ぼうぼうの場所。シルビアはすぐ見つかった。しかし、スレ個体。
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もちろん、とまるまでは飛翔を追う。オス、メス、オス。(今回の飛翔写真としては、この3枚だけトリミングした)
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スレてはいるが、堂々たるシルビアシジミ。後翅の破れから、上の3コマ目と同じ個体のようだ。
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午後の低くなった日を浴びて、オスもメスもすぐ翅を開く。しかし、日が出ていたのは束の間。すぐ、雲に隠れてしまった。そうなったら、もう翅は開かない。
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この後、満足するほど撮っていなかったツマグロキチョウ撮りに専念したが、カワラケツメイの群落にはあまりおらず、周りの草の中に潜り込んでいた。
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それでも、時々絡みあう。しかし、ピンボケばかり。まともだったのは3コマ目だけ。ギンイチモンジセセリを追ってもまともに撮れず。午後4時に撤収。
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シルビアシジミのオスの全開翅をやっとのことで撮影できた。ピカピカの新鮮個体ではなかったけれど、これで一段落。オスの濃いブルーはとてもいい。一瞬、弱い日射しを受けて明るく輝くブルーを見たとき、キマダラルリツバメかと思った。これは言い過ぎとしても、このブルーにはヤマトシジミは完全に負けた。でも、これはオスの場合。今回、メスのピカピカには会わなかったが、メスはやはりヤマトがいい。限りなくシルビアに近いブルーがいるからだ。

偶然、一緒になったFavoniusさんとの6時間は楽しかった。広い河川敷、思い思いに撮影し、ときどき一緒にのんびり(疲れ果て)休むというのはとてもいい。飛翔撮影の方法が違うし、何よりも彼はノートリミング。見習いたくても、私の場合、全部が全部そうとはいかない。

(今日の朝(9日)、近くでクマゼミが啼いていた。昨年ころから気がついたのだが、東京にも定着したようだ)

by otto-N | 2014-09-09 21:15 | Comments(4)