たかがヤマト、されどヤマト

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2015.2.27 江戸川河川敷 モンキチョウ   2015.2.28 (記)

2015.2.27
予報では晴れ。江戸川の河川敷に3度目の出撃。前々日に行ったときは曇ってしまい、モンキチョウは1頭も見なかった。この日も、出てくるときは青空だったのに現地に着いてみると、地下鉄で東京を横断している間に曇ったのか、東京の西と東では天気がこうも違うのか、ボヤいてもしかたがないが曇り空。ただ、雲の隙間から青空が見えてもいるので、晴れてくることを期待して、河川敷の長い堤防の遊歩道をとぼとぼ歩く。北風が冷たい。

じっと立ち止まっていると寒いので、遊歩道を行ったり来たりしているうち、12時を過ぎたころ、雲が少しずつ切れ始め日射しが強まると、モンキチョウが飛び出してきた。メス探し風のオスは、飛び回りっぱなし。広角で追いかけても速すぎで全く手も足もでず。足元から飛び立ったメスがホトケノザで吸蜜をしたので撮っておく。やっと一休みしたオス。
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先日の場所より急な土手を飛び回り続けるオスは諦め、メスを撮ることにした。
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土手下部のセンダングサの茂みの中がなぜか好きらしい。
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枯れたセンダングサは少ないけれど、苦手です。
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一休み。ファインダーを覗かずに撮った中の1枚。
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メスは、「青空にヤッホー」とはいかなかった。ピンボケだ。
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1コマ目は惜しくもピンボケ。2コマ目は字余り。3コマ目はもっと左からだと良かったのだが。
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せっかく、ピンは来ててもこの背景では・・・。(1コマ目、自分の陰で暗くなる)
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21ミリでは、標準の置きピンは25cm。だんだん弱気になると30cm、強気では20cm。この狭間で揺れ動く。裏目に出るとこんな感じ。
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端正な横の姿。浮遊感があるけれど、背景にアクセントがなく面白みに欠ける。
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しばらくモンキチョウで飛翔撮影の練習が出来そう。でも、オスは速いし、先回りして待ち構えていても、シャッターを切る寸前に方向を変えるので、とても難しい。と、言うわけで、当分、モンキチョウで飛翔の練習になると思います。それと、越冬キタテハの追っかけかな。


P.S.
モンキチョウの黄色いメスをどうやって見分けるのか、「徘徊・・・うろつきまわること」のShinさんに尋ねたところ、「後翅裏の大きいピンクの紋が、楕円型がオス、真円型がメス」とのこと。図鑑には腹端の交尾器によると記載されているが、果たしてどうであろうか?以下、左と中央は19日の2個体、右は27日の1個体。紋の形はいびつであり、スパッと判断できないけれど、真円型に近いのは中央の個体。であるならば、19日にオスだと思って追跡していたのはメスということになる。(そう言えば飛び方が弱々しかった)。これからは、もう少しきちんと撮っておこう。(これまでにも撮ってあるかとは思うけれど、探すのがメンドー)
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by otto-N | 2015-02-28 22:13 | Comments(4)

ふりかえり 2014 静止 11月   2015.2.24 (記)

2014年11月
都心のムラサキシジミ。年々、発生数が増えてきたような気がする。ただ、日光浴のため道路脇に出てくる日を読めるようになったためかもしれない。日射の他、前日の天候を含め、空気の乾燥度も関係しているようだ。
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ベタ開翅より、少し翅をすぼめたときのほうが断然いい。
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ときには180°以上に開く。ほぼ真上から撮ったオス。力強い1枚になった。
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近所のヤマトシジミ。寄りすぎだが、後ろは石垣、下がれない。
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かなり青いメス。これも寄りすぎた。
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スーパーブルーはこの証拠写真の1枚だけ。滅多に会えない新鮮個体だというのに、すぐ逃げられてしまい大ショックだった。
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スーパーホワイトの登場。スーパーとはちょっと大げさかもしれないが、大きくて白く、飛んでいても他のオスとすぐ区別できた。沖縄のオスのようなこんなに白い個体は初めてだった。
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少し縁毛に疲れていたのは残念だが、翅が透き通る感じの眩い白さだった。
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この時期の他のオス。右もかなり白いけれど、スーパーホワイトは黒縁がとても細い。
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房総半島のルーミスシジミ。複数頭が舞い降りてきてくれた。そこだけに日が当たる葉上、陰と陽の翅裏。
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そして1頭ずつの半開翅。遠くて、300ミリでも小さくしか撮れなかったのでかなりトリミングした。
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枯葉の上でひっそりと開翅。一度開くと、じっくりと撮影できる。
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緑の葉の上でも開いてくれた。シャッターを切ったとき電池が切れて大慌て交換。あぶなく撮り損なうところだった。
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ムラサキツバメのオスを求めて、連日のように千葉に行く。でも、なかなかいい色に撮れない。
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メスは飽きたと言いながらも、撮り続けた。
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オスの翅の色は難しい。これが精一杯だった。
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場所を千葉から都下に変え、また通い詰める。サザンカがたくさん咲いていた。
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曇った日には出て来ない。しかし、空がほんの少し明るくなったとき、飛び出してきた。けれど、なかなか開かず。そして薄日。やっと開翅し、日がなくなっても開き続けた。曇り空での開翅は初めての経験だった。
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アングルを変え少しは輝く位置を探したが、そうそううまくは行かない。その中でも何とか見られるものも撮れたけれど、今一つ。
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何気なく撮ったこの1枚。えっと驚く色に輝いた。頭が上。と言うことは、アングルではなく個体差!?JPEGそのままの色。また来ると思っていたが、1ポーズを撮ってお終い。遠くへ行ってしまった。
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翌日。これもいい色だった。頭の方に回り込んで撮るのが原則。したがって、頭が下向きか、横向きにとまったときがベスト。だが、頭が上でも輝く色が出る。やはり、アングルより個体差なんだろうか?
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ムラサキ3兄弟の11月。中でも、ムラサキツバメのオスばかり探していた。月末になって、構図その他は満足ではないものの、やっとそれらしき輝きのオスに出会えた。オスの不思議な輝きは、撮影時の日の当たる角度とレンズの角度によるものと思ってきたが、どうやら、個体差によるものらしい。ならば、数打ちゃ当たるというで、少しつまらない感じがしないでもない。ヤマトの青メスも探したけれど、スーパーブルーにほとんど出会うことはなく、その代わり、沖縄の白いオスより白い、スーパーホワイトと言ってもいいほど白いオスに遭遇し、今後の楽しみの一つになった。


(12月はあまり撮影していなかったので、これで昨年の「ふりかえり」は終わりにします。すでに、モンキチョウを撮ることができましたが、越冬蝶にしろ新生蝶にしろ、これからはナマのチョウを撮影できそうです)



*追記
真夏でも沖縄のヤマトシジミは、オスは白く、メスは青い。一度しか観察してないけれど、宮古島のヤマトシジミはこんなです。クリックしてみてください。→
その前日の夕方に撮っていたのもありました。メスはピンボケですが、青の程度は色々あるようです。
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日中は翅を開かないので、沖縄でわざわざヤマトを撮る方はおられないでしょうが、寒冷期の翅表はどうなんでしょうか?

by otto-N | 2015-02-24 21:03 | Comments(2)

2015.2.19 江戸川河川敷 モンキチョウ   2015.2.21 (記)

2015.2.19
関東でもちらほらモンキチョウが発生しているとのこと。近くにはモンキチョウの見られる場所はなく、私には無縁と決めつけていたところ、
「はばたき」のFavoniusさん
から、「モンキチョウを撮りに来ませんか」との招待状(もちろんメールですが)。即、「行きます。行きます」と返信。

10時30分、現地到着。久しぶりの野外。江戸川の河川敷、草が秋に刈り取られた土手。日射しは強く、ダウンを着ている背中はポカポカだが、北風が吹いており手と顔が冷たい。これはちょっとキツイかなと、まあ、半分諦めて、チョウチョ撮影の与太話。ときおり風が弱まるので期待するものの、風はなかなか吹き止まない。お昼を食べてから、気温が上がったようなので、土手を動き回るが、うーん、やっぱりダメかな、諦めて帰ろうかと思ったとき、Favoniusさんが1頭が飛んでいるのを見つける。時刻は14時30分。

飛んでいたのはメス。すぐにとまったので証拠写真。ものすごく敏感。近づいただけですぐ飛んでしまう。別の場所にとまるけれど落ち着かず、飛び出したところを風に吹かれてロスト。しかし、入れ替わるかのようにオスが飛んできた。このオスも落ち着かなかったが、何とか証拠写真を撮る。
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近づくだけで飛び立つので、飛んでるのを追いかける。「これを撮れなかったら、もう飛翔は止めろ!」と、後ろから檄が飛ぶ。ヤバ!全然距離が足んない。これがピンが来た最初の1枚。
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その後は、交代で飛翔を追いかける。
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モンキチョウを追いかけるのは初めてだった。この土手の斜度はあまりなく、草のある程度刈り取られているので、とても走りやすい。
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せっかくの青空。これを入れずにしてなるものかと狙う。
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出て来たオスは2頭。こんな遅い時間に出てくるとは予想していなかった。ダウンはとうに脱いでしまっていたが、それでも汗だくだった。襷掛けで左肩に300ミリ、右手に21ミリを持って追いかけるんだからムリはない。
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青空へヤッホーという感じ。
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追いかけ撮りばかりになってしまったが、とりあえず、ピンが来ていたものがあり、ほっとする。
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そろそろ終わりころ。寒いせいか、追い回したせいかチョウもお疲れモード。枯れた草にとまる直前の1枚。
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その枯れ草にとまって動かなくなってしまった。300ミリで撮影(上の画像の続きです)。15時30分、撮影は終了。広角で撮った数は800枚だった。
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この日、撮った一番のお気に入り。この日の最後ではないけれど、草の隙間から這いつくばって撮ったもの。風で揺れるので19枚も撮ったが、結局、草を被らず頭がちゃんと写っていたのは最初に撮ったこの1枚だけだった。風で揺れる葉に必死でしがみついているのがいじらしい。
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久しぶりにチョウを撮影した。2月に越冬ではないチョウは初めてだった。風があったので出て来ないと思ったけれど、4時間待った我々の粘り勝ち。誘ってくださったFavoniusさんに感謝です。

by otto-N | 2015-02-21 19:35 | Comments(12)

ふりかえり 2014 静止 10月   2015.2.18 (記)

2014年10月
鬼怒川河川敷。曇り空から薄日が射すのを期待したけれど、逆に、現地に到着すると雨が降リ出す始末。小雨の河川敷の彷徨。こんな機会はめったにないというものの、我が両脚もミヤマシジミも濡れそぼる。
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そのうち雨が上がる。ピカピカのオスが飛んで来てツユクサにとまる。おっ、ダブルのブルー。いいね、と思ったけれど、ツユクサの濃いブルーは余計だったかもしれない。
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それからはツマグロキチョウの乱舞。飛翔ばかり追いかけていたので、静止は少なかった。草の中での翅閉じ姿は同じようなものではあるが、翅裏が白い個体もあり、なかなか面白い。
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叢に入り込むと一瞬どこにいるのか判らなくなる。イエロー・イン・ザ・グリーン。
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10月の自然教育園の定番。アサギマダラ。日陰ばかりでうまく撮れなかった。でも、これが教育園でのアサギマダラのイメージ。ぼおーっと暗い木陰で陰のようにゆらりゆらり。アサギ色部分の翅の皺は、子供の時に作って遊んだゴム動力の模型飛行機の羽根を連想させる。紙を貼ってから霧吹きで仕上げたっけ。
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キタテハ、テングチョウ、ここではとても珍しいアサマイチモンジ。気がついたときには、すでにどこかへ行った後。(の祭り)。
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ムラサキシジミ。左のオス、黄緑のボケはウバユリ。
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ムラサキツバメ。ときどき見るがやはり少なかった。オスを探しに、ここに来ているようなものだった。
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自宅近く。ウラナミシジミは逆光の翅裏が一番好きである。
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寄りすぎたけれど、秋を感じさせるヤマトシジミのオスのブルー。
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ヤマトシジミの青メス。ほんの少しの日射しは一番綺麗に撮れる。
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10月の自然教育園には、ムラサキツバメのオスを求めて毎日のように通っていた。11月にはいなくなってしまうのだが、ここでは足元で翅を開いてくれる。しかしながら、そんなシーンにはほとんど巡り合わず、もう飽きたといいながらムラサキシジミを撮り続けていた。

by otto-N | 2015-02-18 16:26 | Comments(0)

ふりかえり 2014 静止 9月   2015.2.16 (記)

2014年9月
雨上がりのSビール本社前、どうしてこんなところにヒメジャノメ?あわててカメラを取りに戻る。涙が流れていた。
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自然教育園のクサギの花にアゲハ類がやってくる。準静止画像。
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栃木県の河川敷。ギンイチモンジセセリが旬だった。いつも、後翅の一文字の真ん中の白い箇所が気になる。飛んでいるとき翅が折れ曲がるせいだと思うのだが。
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ミヤマシジミ。オスはちょっとくたびれていたが、メスはほとんど新鮮だった。
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ミヤマシジミは翅裏が魅力かもしれない。
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目的のシルビアシジミ。午前中は晴れていてもでスレ個体ばかりで、昼ころに曇りはじめ、ばったり。夕刻、少し日が出てきたとき1頭が飛んできた。
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そして、ほぼ全開。やっと撮れた。
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北アルプス・白馬岳に登る。ついでにクロツバメシジミの河川敷に立ち寄った。天気が良すぎて飛びっ放し。数も少なかった。
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下旬、自然教育園にはヒョウモンがやってくる。郊外から来るのか、ここで夏眠していたのかはわからないが、とにかく、ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンが都心に出現する。両種ともここで産卵行動をとるが、初夏にはミドリを見たことがなく、オオウラギンスジしか見ていない。
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いつもはメスばかりだったが、昨年はオスが多く、教育園以外でも見かけた。シロバナサクラタデやアザミで吸蜜をする。
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好きなのはミドリヒョウモンのメス。翅を拡げたときのこの華麗なるシブさ。
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オオウラギンスジヒョウモンもメスがいい。少し翅が欠けてはいるが、傷は少ない個体だった。背景は池。どうしてこんな紫色に写ってしまうのだろう。
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池の周りのシロバナサクラタデ。アオスジアゲハが乱舞すると書きたいところだが、ポチポチしかいない。静止もいいけれど、動きのある(感じられる)ところをトリミング。左表翅のブルーと右裏翅の真珠光沢は表現できたが、頭部分がボケていた。
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ツリフネソウがずいぶんと多かった。モンキアゲハがツリフネソウだけを選んで吸蜜。少し遠かったがワンチャンス。ここでは、モンキアゲハは珍しい。
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区内の公園。裏が真っ白、とても新鮮なツバメシジミのオス。開くまで待とうツバメくん。
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夏が終わってもまだ暑い日が続き、チョウもくたびれかけ、近所と少し遠いところを交互に出向く。毎年、おんなじ行動パターン。少しは進歩したのだろうか・・・。いやー、こんなことより、昨夜のフジテレビ、「ヨルタモリ」はまたまた面白かった。来週のゲストは「きゃりーぱみゅぱみゅ」。口は回らないが、字は打てる。さて、どうなることやら。

by otto-N | 2015-02-16 10:26 | Comments(2)

「チョウ類の保全を考える集い」のご案内        2015.2.1 (記)

日本チョウ類保全協会からの案内です。
まだ会員になられてない方も、これを機会にご参加ください。
懇親会も開かれます。

(新しい記事は、この下に掲載します)

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<第11回 チョウ類の保全を考える集い ご案内>

 チョウや生物多様性の現状と保全に関するイベント、「チョウ類の保全を考える集い」を、今年も下記の要領で開催しますので、ご案内いたします。
 どなたでも参加できますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 2015年2月14~15日 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都代々木)
           http://nyc.niye.go.jp/

2/14(土)  会場:研修室311(センター棟3階)

 13:30~    チョウ類の保全を考える集い 受付開始

 14:00~14:15  開会 代表理事あいさつ 諸注意

 14:15~14:45  チョウの民俗学  今井 彰(蝶の民俗館)

 14:45~17:45  ~チョウ類保全の方向と可能性を考える ~
 当協会の設立から約10年が経過しました。多くのご協力をいただきながら、全国各地で様々な保全活動を展開してきましたが、地権者への配慮、あるいは希少種の生息情報の扱いなどの事情から、各地域での取り組みを会員の皆様に詳細にご報告することができない場面も多々ありました。時間の経過とともに、一定の対策が進んだ現在、皆様に、これまでの取り組みの詳細をご報告するとともに、現在何が問題になっているのか、今後どのように進めれば可能性があるのかを、集中討議して考える場を企画しました。
 なかでも、自然環境の保全にあたって多くの方が疑問を抱く、「どの状態への復元を目指すのか」、「草原の草刈りはなぜ続けなければならないのか」、「人が手を加えていない高山のお花畑の管理をなぜしなければならないのか」といった課題について、それぞれの現場で悩み続け、考え続けた会員からの話題提供をもとに、今後の展望までを、会員のみなさまと、参加型の議論によって考えていきたいと思います。

話題提供
 ・チョウ類の詳細な保全状況と課題、今後の見通し
  ~ヒョウモンモドキ、ヒメチャマダラセセリ、チャマダラセセリを例に~
                  中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局)ほか
 ・日本の過去の草原環境とは、そしてどの状態への復元を目指すべきか
                  永幡嘉之(自然写真家)
 ・行政における生物多様性の保全はどこまで可能なのか~絶滅危惧種の保全を中心にして~
                  三宅悠介(環境省野生生物課希少種保全推進室)

  (16:00~16:20、休憩)

 18:00~20:00  懇親会(同会場内のレストラン「カフェフレンズ」) 会費3,000円


2/15(日)  会場:研修室310(センター棟3階)

 9:30~     受付

 9:45~11:00  チョウ類の状況および保全活動報告
             奈良県御所市におけるギフチョウの保全活動
                 宮平絹枝(大和葛城山の自然を大切にする会)
             民間による地域単位での生物多様性保全の仕組みづくり
                 三輪芳明(ニホンミツバチ協会)

 11:00~12:00 外来の新たなチョウ、ムシャクロツバメシジミの駆除とその後
                 間野隆裕(豊田市矢作川研究所)       

 12:00~13:00   昼食

 13:00~13:20  活動報告
            保全活動参加体験:ツシマウラボシシジミの飼育繁殖活動
                 内田秀雄・塩昭夫・田中歌織・永井信・益永葉

 13:20~14:00  庭のチョウプロジェクトとその紹介と進め方
             庭のチョウ類調査に取り組んでみて      井上晴子

 14:00~15:00  グループワーク

 15:00      閉会

□参加申し込み
 参加費:1,000円
 参加ご希望の方は、人数を把握したいため、なるべく事前のお申し込みをお願いします(2月10日締切)。なお、当日参加も受け付けます。
 また、14日(土)の終了後、18:00頃~同会場内のレストランにて懇親会を開催します(会費3,000円)。
 懇親会に参加を希望される方は、必ず2月8日までにお申し込みをお願いいたします。

□会場までの道順
 国立オリンピック記念青少年総合センター:東京都渋谷区代々木神園町3-1
   TEL03-3469-2525

●鉄道利用の場合
・小田急線 参宮橋駅下車 徒歩約7分(急行は停車しないため、各駅電車を利用のこと)。
・乗車時間の目安:新宿-参宮橋間は、小田急線で約5分。

●車利用の場合
 都高速4号線 代々木ランプより(三宅坂方面のみ) 約100m、初台ランプより(高井戸方面のみ) 約2km、新宿ランプより(大型バスの場合) 約2km。
 ※駐車場はありますが、駐車料金もかかります(30分150円)ので、できるだけ公共交通機関でお越しください。

□宿泊案内
 会場となる参宮橋近くの新宿駅などには多くのビジネスホテルがあります。参加者ご自身で宿泊のご予約をお願いいたします。


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  特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会 事務局
  140-0014 東京都品川区大井1-36-1 曽根プラザ301号
  TEL 080-5127-1696
  Email:jbcs@japan-inter.net
  http://www.japan-inter.net/jbcs/
  協会ブログ:http://jbcs.exblog.jp/
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by otto-N | 2015-02-15 20:10 | Comments(0)

ふりかえり 2014 静止 8月   2015.2.13 (記)

2014年8月
北アルプス・爺が岳から鹿島槍を目指すものの、曇り空で気温は上がらず高山蝶は皆無、ガスが晴れないので布引山の途中で引き返す。曇っているのは標高の高い所だけだった。下がるにつれ青空。柏原新道で、登るときエルタテハが多いなぁと思っていたが、下山時に白樺の樹液が目的と気づく。残念ながらちょっとピンボケ。
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猛暑が続く中、たまの雨降りの後は近所のヤマトシジミ。雨上がりは飛び回らない。
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性別不明だったが、翅を開いたらメス。
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夏らしいオス。蚊に刺されながらの撮影。刺されたら「ムヒ」をすり込む。でも、首の後ろ側には気がつかず、ここは全く痒くはなかったのだが、気持ち悪いほどボコボコになっていた。
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漆黒のメス。惚れ惚れするこの黒。曇り空ならでの黒。少しケバだった縁毛が鮮度を物語る。
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同じ個体。鴉の濡れ羽色、とは違うかもしれないが、晴天ならば虹色に輝くのであろう。とにかく、クロヤマトは天気次第なのだ。
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再び、雨上がりのオス。
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8月29日。どこからやってきたのか、クロマダラソテツシジミの出現。
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上旬に北アルプスに行っただけで、8月はヤマトシジミを追いかけていた。暑い中、雑踏の中のヤマトを探したが、全然見つからなかった。植え込みの陰にカタバミはあるのだが、花壇の中にも吸蜜植物が見当たらなかった。

by otto-N | 2015-02-13 10:14 | Comments(2)

ふりかえり 2014 静止 7月   2015.2.10 (記)

2014年7月
梅雨の合間にオオムラサキを見に行ったけれど、クヌギの樹液が出ておらず不発。しかし、アスファルト道路での吸水を撮影できた。オスは、高尾山の御神木が台風で倒れてから、久しく撮っていなかった。
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葉裏で休むスジボソヤマキチョウ。目を離すとすぐどこにいるのか判らなくなる。
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梅雨が明けたけれど、まだ雨でぐずついているとき、富士山の麓に初めて行った。やっと見つけたクロシジミ。曇り空の中、粘りに粘ってようやく開翅。
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ホソバセセリは初めてだった。林縁で何度か見た。飛翔は撮れず。
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場所を移動。ミヤマカラスシジミも初めて。たくさんいるのに、なかなかいい場所にはとまらない。しかも、雨が降りそうな曇り空。ピンボケの量産だった。
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ウラギンスジヒョウモン。減っていると聞くが・・・。
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東京近郊。ゴイシシジミの初撮り。暗かった。
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もちろん、クロヒカゲも暗い。ストロボなしでの青リング。
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尾瀬の至仏山に登る。山頂のキアゲハは満足できる絵が撮れなかった。クロヒカゲの開翅。暖をとるためか、山では開くのをときどき見る。
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登山靴ですり減った石にとまるヒメキマダラヒカゲ。
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昨年はエルタテハが多かったような気がする。
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夕刻、泊まったホテルの近くでゼフでもいないかとぶらついたが、ちょっと見かけただけ。キバネセセリが飛んできて産卵の様子。飛び去った後、この木の幹には針状の棘。センノキに棘があるのを忘れていた。
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下旬、暑いさなか、富士山の山麓へ。目的のチョウは見つからず、ミヤマシジミに遊んでもらう。
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ちょっと青いメス。日陰で撮りたかった。
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山登りのついでに登山道に出てくるチョウを撮っている。北海道育ちなので、こうした山のチョウは珍しくも何ともないのだけれど、都会に暮らしていると、ゴミみたいなヒメキマダラヒカゲでさえ美しく、もっといいアングルを探したくなる。でも、登山中であれ、下山中であれ、撮影するたびに置いてきぼりにされ、後で追いつくのが大変。とにかく時間がない。ゆっくり撮影できるはずの「山頂のキアゲハ」は、天気がパッとせず不作であった。

by otto-N | 2015-02-10 20:28 | Comments(6)

ふりかえり 2014 静止 6月   2014.2.7 (記)

2014年6月
ゼフィルスの季節。ということで、毎年、同じ場所へ通うことになる。アカシジミはいつもより発生が早く、行ったころには新鮮な個体は撮影できなかったが栗の花のに埋もれ、いい感じだった。
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この公園ではなんと言ってもミドリシジミ。しかし、またもや思い通りにはならず。遠かったのでかなりのトリミング。写った翅面積は狭すぎるが、前翅がブルー、後翅がグリーン。
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チラッとブルーのメス。
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暗い木陰のミズイロオナガシジミ。葉の隙間からやっと撮る。絞り解放、1/100秒はきつかった。
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ウラナミアカシジミ。これも木陰で暗かった。何度も撮り直す。
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ウラゴマダラシジミ。昼過ぎから飛び回り、なかなかとまらない。さすがゼフィルスの一員。それでも、一瞬とまり、翅を拡げることもある。
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もう1枚。翅が透け、ゆったりした、いい感じに撮れた。
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さらに1枚。たぶん、羽化直だろうと思う。翅の開き始めるところから撮影できた。
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オオミドリシジミ。朝のバトルに勝ち残ると、一番日当たりのいい葉の上でびくともしない。葉を左手で寄せてのマクロ撮り。翅が輝きすぎ、明るさをチョウに合わせると背景がこんなに暗くなる。
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オオミドリシジミのメス。これはいつもの公園。こんな所でという場所で何頭か飛んでいた。
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我がホームグランドの自然教育園。年1回、樹上から次々トラフシジミが舞い降りる日がある。昨年は当たり年だった。しかし、スレ個体ばかりで、少しは新鮮なものを探す。背景に難あり。
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福島に山登りに行ったときの道の駅でのヒメシジミ。交尾写真はそんなに好きではない。しかし、大きく翅を開き、腹部をぐぐっと湾曲させたオスに力強さを感じた。
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山梨に行く。アサマシジミ。うーんと唸るばかりの青鱗粉。でも、簡単に翅を開くので撮りやすいのは確かだった。
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上の個体とは違う場所。地域差なのか、青部分が広い。木陰だとやはりブルーが綺麗に写る。
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本命のクロミドリシジミ。クズの葉に次々降りた(降ろした)ものの、曇っていた空がなかなか明るくならず、オスは開翅もせずに次々に飛び去った。もうダメかと諦めていたところ、思いがけない所に1頭。これに賭けた。開き始めた瞬間は忘れられない。
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メスは2頭残っており、2頭ともおずおずと翅を開き始めた。目より下の方を集中して撮った。
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6月はとても忙しい。天気によって行くところを決めるのだが、なかなか天気予報どおりとはいかず、1回ではすまないことがほとんどだった。しかし、予報通りではないほうが、思ってもみなかったいい結果となることもある。結局は、撮れたらラッキー、撮れなかったらまた来年、と諦めることに慣れてきた。全部叶ったら目標がなくなる(ただの負け惜しみ)。

by otto-N | 2015-02-07 20:31 | Comments(2)

ふりかえり 2014 静止 5月   2014.2.4 (記)

2014年5月
初旬、多摩丘陵にアオバセセリを見にいくものの、出会う日はなく、コジャノメと遊ぶことが多かった。
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アオバセセリはやはり高尾山の麓に限ると出かけた。他にも、ウスバシロチョウや定番のチョウも飛んでいるはず。飛んでばかりだったので、とまっているのをあまり撮れなかったけれど、新鮮なこのメスはとても綺麗だった。
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サカハチチョウは前年よりはるかに多かった。ここまで赤いと何か別種のような感じさえする。
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ミヤマカラスアゲハはまだ少なかった。じゅうぶん綺麗だと思っていたカラスアゲハは、一緒に並ぶと一目瞭然、色褪せてしまう。
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ここでのスミナガシには縁がなかった。現れそうな場所を粘り強く巡回すると、やっと現れた。ワンチャンスだった。
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近づきすぎたダイミョウセセリ。真っ暗になったけれど、逆光に輝く縁毛がきれい。
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肝心のアオバセセリ。ウツギの花にやってくるが、高い所か木陰ばかり。びゅんびゅん飛び回るので、なかなか撮れなかった。
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クモガタヒョウモンも目についた。少し翅を開き、後翅に豹紋が透ける。
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下旬、北アルプス山麓のツマキチョウ。スミレ上の紅白。
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着いたときは曇り空だった。寒さに耐え、崖際の葉にとまっていたメス。どうしても翅をフラットに撮れず、これが精一杯だった。クモツキの可愛らしさは、子猫のような柔毛に起因しているのかもしれない。
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飛行コースから予測して、一塊のスミレの前でクモマツマキチョウを待つ。向こうにもスミレの塊り、逆光に透けたオレンジが狙いだったが、翅の開きがもう少し。惜しかった。
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メスが枯葉の上にとまったので近づいてみると、オスがすぐ絡んだが、結局、拒否されてしまった。
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ここでの吸蜜を撮り損なったが、飛び上がったところが撮れた。ラッキー!
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「少し大きいな、飛び方も違うな」と思っていたら、ツマキチョウだった。(この1週間後、あれだけ飛び回っていたクモツキが消えた。採集者が14名いたとのこと)
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いつも、300ミリズームで押さえを撮り、近づいてから100ミリマクロで撮っているのだが、使っているペンタックスの300ミリズーム、100ミリマクロともモーターの回転が遅く、合焦までに時間がかかりすぎチョウに逃げらることが多い。並んで撮影しているとき、隣の方はすでにシャッターを切っているというのに、モーターがいつまでもジージー動いている。基本はマニュアルフォーカスだとは思うが、なかなかそうもいかなかった。→昨年秋から使い始めたペンタの単焦点300ミリは合焦がとても速いので、これに期待します。(少々重いけどね)

by otto-N | 2015-02-04 20:03 | Comments(0)