たかがヤマト、されどヤマト

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2015.4.22 東京・多摩川河川敷 ギンイチモンジセセリ (2)   2015.4.30 (記)

2015.4.22 (飛翔編)
晴れて日射しが強い中、とまらないギンイチモンジセセリ。21ミリ広角で追いかける。枯れて倒れたススキの上は、背景としてはあまり面白くはないのだけれど・・・。
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ときどき2頭が絡むが、すぐ別れてしまう。
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明るい緑の土手の上。追いかけやすいが、飛ぶのが速い。汗だく、息切れ。
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真横よりもこちらのほうがいい感じ。
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土手と河原の狭間。
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人差し指でシャッターを切ると縦構図のほうが追いかけやすい。
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土手にはヤマトシジミが飛んでおり、ツバメシジミのオスと見間違った。
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昼過ぎ、日射しが弱くなり、飛翔がとりにくくなった。ヒメウラナミジャノメの飛翔は昨年からの宿題。
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飛んでいるときの横向き。ピンが来ると、この浮遊感がたまらない。
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モンキチョウ。黄色いメスにいつまでも付きまとっていた。
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ツバメシジミのオス。もっと光がほしかった。
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この日一番の出来。
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キタキチョウのメス。暗いので色がとばない。
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薄曇りでも飛ぶけれど、あの煌めきは撮れなかった。
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1秒7コマ。隣りあった2コマ。この2倍撮れたらとつくづく思う。
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かなり暗くなってきたので、これまでと諦め、15時30分撤収。
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ギンイチモンジセセリは、日射しが強いと飛ぶのが速く、日が翳るとぱったり出なくなる。少し薄日のほうが、飛び方も遅く撮りやすくはなるけれど、裏翅の煌めきが写らない。河川敷を走り回ると、ススキの枯れた茎で怪我をしそうになるし、ミヤマチャバネセセリの飛翔はまるで撮ることができず、疲労感だけが残ってしまった。

by otto-N | 2015-04-30 21:21 | Comments(8)

2015.4.22 東京・多摩川河川敷 ギンイチモンジセセリ (1)   2015.4.29 (記)

2015.4.22
いつもの多摩川の河川敷にギンイチモンジセセリが発生している頃だろうと、行ってみる。他のお目当ては、ミヤマチャバネセセリとツバメシジミ。快晴ではない予報なので、暑くはないかもしれない。

10時ころ到着すると、ギンイチモンジセセリが飛び回っていた。とりあえず、飛んでいるときは21ミリで飛翔を、とまったら300ミリで静止の写真を撮る。藪の奥にとまることがほとんどなので、マクロより撮りやすかった。
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どういうわけか、とまってもすぐ翅を少し開く個体ばかりだった。
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全部が全部、翅を開くわけではないのだが、この日に限ってどうしてだろう。閉翅を撮るほうが難しかった。
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枯れたススキの茎にとまる姿も好きであるけれど、少し淋しい。やはり、緑のほうがいいかな。
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ギンイチの一文字。やっぱり、少し翅を開き気味。
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開き気味どころか、この時間になっても(午後1時半)、こんなに開く個体がよく見られた。
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緑の中のギンイチモンジセセリ。風で揺れるので何回もシャッターを切った。ときどき日が射したときもあったが、翳ったほうが美しかった。
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ミヤマチャバネセセリもテリを張っていた。とても新鮮。このセセリは緑より枯葉のほうがよく似合う。
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そして、私の好みは逆光です。白斑のセセリは逆光に回り込む。
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ツバメシジミのメス。毎年、ここでは摺れた個体しか見なかったのでとても嬉しかった。
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時間を違うときに撮った画像であるけれど、上の個体と同じような気がする。
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自宅近くにはベニシジミがいないので、思わず、追いかけてしまった。やっぱり春型はいい。
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ヒメウラナミジャノメがときどき顔を出し、一瞬、ぎょっとする。翅を開いたときは、同系色の枯れた場所のほうが綺麗だ。
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裏はやっぱり緑の中。新鮮な個体なのでじっくり撮らしてもらった。
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右手で広角レンズで飛んでいるのを追い、とまったら左腰に吊るした300ミリに持ち替えし、河川敷を駆け回りました。(もっとも休んでいる時間のほうが長かったですが。) 飛翔写真のほうは、次回に回します。

by otto-N | 2015-04-29 20:06 | Comments(0)

2015.4.20 東京・中目黒 ツバメシジミ   2015.4.27 (記)

2015.4.20
午後、少し空が明るくなったので、歩いて20分ほどの公園にツバメシジミを探しに行く。

今年は、残念なことに、今年はツバメシジミの集まるポイントの雑草が刈り取られ、いつものように枯草の背景のツバメシジミを撮ることができないので、つまらないかもしれないと思っていた。ポイントに着くと、1頭のオスが飛び回っていた。しかし、かなりのスレ個体。メスは見つからなかったが、しばらくするとそれらしいものが飛んできた。でも、ヤマトシジミだった。
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空が暗くなりはじめ、ツマキチョウが眠る場所を探しているようだった。ネギ坊主の頭にまとわりつく。
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ムラサキハナナにもじっととまっているツマキチョウを見つけた。そして、雨がポツポツ。
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2015.4.21
朝から晴れ。自然教育園に行く前に近くのヤマトシジミの溜まり場に寄ると、1頭だけオスが飛んでいた。新鮮だと、春のオスはとても綺麗だ。
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自然教育園ではトラフシジミは粘っても現れなかった。午後、中目黒の公園にツバメシジミを探しに行く。しかし、ツマキチョウが飛んでいるだけ。することもないので、300ミリで飛翔を狙うが、ピントが合ったのは1枚だけ。それも遠かった。
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ときどき、花にも訪れる。菜の花やカラスノエンドウでも吸蜜するが、花壇の花でも吸蜜をする。花壇の園芸種に一番似合うチョウはツマキチョウだと思う。もう都会のチョウだ。
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そうこうしているうち、ポイントには大型のメスが飛んで来た。翅裏の銀色と青みがかった黒い翅裏がチラチラと美しい。とまるのを待つ。青面積は小さいもののとても綺麗なメスだった。ときどき、飛んでは葉上で休む。
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風に揺られピントがなかなか合わなかった。
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2015.4.23
晴れたので自然教育園に行くが、トラフシジミは現れず。自宅に戻る途中、ヤマトの溜まり場にいたコミスジ。。
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と、ツマキチョウ。
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3時すぎ、中目黒の公園に行く。ツバメシジミのメスが出てきた。これまでで撮ったなかで、一番青いメス。
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いつまでも、風に吹かれて翅を拡げていた。枯草がなくなったせいか、スズメノカタビラ?の背景はなかなか美しい。うーん、日射しがもっと薄ければ・・・。
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ヤマトシジミのオスども。全般的に黒斑が薄い。残念ながら翅は開かず。まだ明るいというのにお休みモード。
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この公園の草刈りが年々丁寧になってきたので、春先には残っていた背の高い枯草がなくなり、ツバメシジミの集まるポイントが変わってきた。数も少なくなったような気がする。それでも、待っていると飛んで来るというのは、けなげというか、とても可愛い。アップで撮るともの凄くゴージャス。残念ながら、ヤマトの青メスはツバメの青メスに足元にも及ばない。

by otto-N | 2015-04-27 18:52 | Comments(2)

2015.4.17 東京・白金の森 トラフシジミ   2015.4.24 (記)

2015.4.17
晴れた日が続いたようなので、トラフシジミが出てくることを期待して、朝一番に自然教育園に行く。

自宅近くのヤマトシジミの溜まり場を覗いたら、いました。「青メスヤマトの早朝便」。2ショットだけ撮り、先を急ぐ。
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9時の開園に少し遅れてしまった。先を行く人を追い抜いた途端、トラフシジミが路上を舞っているのが見えたがすぐロスト。ポイントに着いても、まだ出ていなかった。そのうち出てくるだろうと、ムラサキケマンにやってくるツマキチョウをときどき撮りながら、トラフが舞い降りて来るのを待った。
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ムラサキケマンはそろそろ終わりころ。左には萎れた花が写っていたので、しかたがなく縦にトリミングした。
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今日はダメかなぁと思ったとき、トラフシジミが路上にやって来た。少し待つと半分だけ翅を開いた。けっこう新鮮。
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もっと開くかと思ったら、すぐに翅を閉じそのまま動く気配もなし。これで終わりと判断し、裏翅を撮ることにして、屈み込みシャッターを切っていたら少し開いた。と、その瞬間、飛び去った。ガッカリ。
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その後はまるで出てこなかった。ムラサキハナナにアゲハが来襲。近すぎでボツ写真ばかり、かろうじての1枚。
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ツマキチョウの求愛。最初は広角で撮っていたけれど、離れて300ミリで撮影。
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この日、3つ目のブルー、ルリタテハもやってきたが、待てど暮らせど、再びトラフシジミは来なかった。
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「晴れたらトラ狩り、曇ったらヤマトとツバメの青メス探し」というシーズンになった。晴れなければ、トラフは出て来ないし、曇らなければ青メスは (特にヤマトの青メスは)、綺麗に撮れないので、どちらにするかは天気任せの日が続く。

by otto-N | 2015-04-24 20:27 | Comments(4)

2015.4.15-16 新潟県・カタクリの里山 ギフチョウ (3)   2015.4.22 (記)

2014.5.16 PM
午後になっても、オスはほとんどとまらずに飛び回ってばかりいた。そこに、妙にゆったりと飛ぶ個体が目についたので、飛翔を撮ろうと追う。目の前の枯葉の上にとまり、動かなくなったので1枚撮っておく。これ以上、後ろへ下がれなかったので写真が大きくなりすぎた。(後で細かな傷を調べると、前回に載せたメスと同一個体のようだった)
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再び、ゆっくりと舞い始める。
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縦でも撮影。しかし、ほどよく入ったのはこの1枚だけだった。
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この後、とまって動かなくなってしまったので、よく見ると産卵中だった。けれど、レンズの前に葉がありボケてしまい、撮れたのは卵のみ。葉を取り除こうとしたときに飛ばれ万事休す。このようにゆっくり飛ぶのは産卵するカンアオイを探しているのかと、このとき知った次第。ときどき、2頭が絡むことがあった。2コマ目、突然、舞い降りてきた個体に押さえつけられ、激しくバタバタしていたので、すわ交尾かと思いきや、このときも不成立。メスの交尾嚢が写っていなくもない。
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午後1時を過ぎるころから、少し雲が出てきたせいなのか気温も下がり、カタクリで吸蜜する個体もちらほら現れた。しかしながら、萎れかかった花ばかりで吸蜜。撮っている最中は、アドレナリンが放出しっぱなしで、ギフだけしか見えず、花の状態までには気が回らなかった。
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せっかくの痛みのない花なのに、翅の開き方が不十分。それにしても、新鮮な花がたくさんあるというのに、萎れかけた花ばかりに吸蜜するのはなぜだろうか。花が新しいうちは差がないけれど、古くなると蜜の味が変わってくるのだと思うが・・・。
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カタクリにとまったら、くるくる回りすぎ。撮影者はそんなに回れない。足の踏み場もないんだから。 と、いうわけで、カタクリ吸蜜はそう簡単ではなかった。
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前に障害物がないところにポツンと咲いていて撮りやすかった。ここに来たのはこの1回だけだった。
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とまらない時は飛翔を追いかけるが、すぐロープに逃げ込まれる。(プロレスみたい。) しかし、また、別の個体がロープの上から飛び込んでくる。(タッグマッチじゃ。)
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午後2時。薄い雲が拡がり、光も足りない。下は殺風景な枯葉。それはそうだ。ギフの出るころはまだ緑がやっと芽吹いたばかり。チョウが飛んでるのが不思議なくらいだ。 (こんな所にザックを置いておかなければよかった。)
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小路をどこまでも飛んで行くので、追いかけた。1頭去っても、また1頭がやって来る。夕方の蝶道?
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午後3時すぎ、気温が低くなってきたせいか、枯葉の上で開翅する個体が増えてきた。それと、枝先を探しているように、木の梢を舞う個体。ときどき2頭が軽く絡むので、望遠のMFで追うが撮れるものではなかった。午後3時30分、撤収。

乱舞とまではいかなかったけれど、絶え間なくギフチョウが出てくるというのは、初めての経験だった。あまり広い場所ではなかったので、2日間とも撮影者が3人だけだったというのは、とても贅沢なことだった。カタクリの花の鮮度はともかく、ギフチョウを満喫した。楽しく撮影でき、柴田よしきご夫妻に感謝です。いろいろありがとうございました。

by otto-N | 2015-04-22 20:18 | Comments(2)

2015.4.15-16 新潟県・カタクリの里山 ギフチョウ (2) 2015.4.21 (記)

2015.4.16 AM
前日の午後に降りだした雨は、一晩中降っていたけれど、明け方には止んだようで、出かけるころには晴天だった。9時ころ、現地到着。

気温が高く、半袖でないと汗ばむ陽気。ただ、強風だったので少し心配した。しかし、林に風が遮られカタクリの群落には風がほとんど吹き込んでおらず、ギフチョウが飛び回っていた。カタクリの中には入れないので、マクロはすでに諦め、静止は300ミリで撮影する。右手首にはハンドストラップの15ミリ。近くに飛んできたギフの飛翔を狙う。もちろん、静止優先。とは言っても、とまるより飛んでいるほうが圧倒的に多い。カタクリにとまったら、手首にデジイチをぶら下げての望遠撮影。結構重いけれど、なんとかなるようだ。カタクリ吸蜜の撮影はなかなか難しい。遠かったり、すぐ飛ばれたり、枝が被ったり・・・。
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花が綺麗だっただけに、右がわの小さな枝被りは残念だった。
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カタクリの花は少しピークを過ぎていたようで、綺麗だと思っても斑点が目立った。もっとも、撮影中はそんなことには気がついていない。
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かなり時間をかけて吸蜜していた。ギフチョウがカタクリで吸蜜するときには、ヒョウモンチョウが吸蜜するように翅を小刻みに震わせるのを知った。
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縦型でも撮っておいた。花が少し傷んでいるのがちょっと惜しかった。
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桜にも1回だけ来た。ぶら下がらず、すぐ飛び去った。
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地面にとまったのを撮るつもりはなかったけれど、このメスはあまりにも綺麗で撮らざるを得なかった。
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飛翔撮影は、地表から30cmくらいのところをメスを探して飛び回るので、どうやって撮るか苦労した。上から被せ気味にすると、翅表を撮ることができたが、背景が煩すぎた。上から見ると、群落の端っこのほうなのでカタクリはまばらだった。
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上からではなく横から撮るといっても、地上から30cm以内。ギフは藪の中に入るし、とても難しい。ただ、横からでは、向こうのカタクリがそれらしく見えた。
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ただ、後ろ向きばかりになってしまう。
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それでも、真後ろで開いたらとてもいい。
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10時も過ぎると、とまらなくなってしまった。飛翔速度も上がる。こうなると、カタクリ吸蜜を諦め、3人とも飛翔撮影に専念する。速すぎて近づけず置きピンを弱気の40cmと長くする。しかし、チョウまで遠い。
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シャッターは親指で切っているけれど、地表から30cm以下ではかなりしんどい。縦型で撮ったほうが楽だった。ただ、体を横向にして追いかけなければならない。
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飛ぶのが怖いため露出はかなりアンダー。後で補正しているせいか暗い部分のノイズが目立った。
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斜めに撮れてしまったのを水平に回転させた。水平にしたほうが臨場感が出る気がする。
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遠くにカタクリ群落。左下が雑然としすぎていたのでトリミングした。
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(積み残しました。PMの部に続きます)

by otto-N | 2015-04-21 10:02 | Comments(2)

2015.4.15-16 新潟県・カタクリの里山 ギフチョウ (1)   2015.4.17 (記)

2015.4.15
前回、「さて、これから新潟に行ってきます」と書いてから、ギフチョウ撮影に出かけた。東京は快晴だったけれど、新潟の天気予報は"雨ときどき曇り"ということだったので、この日は前泊するだけ。勝負は16日だけという気でいた。トンネルを抜けると曇り空。上越のスキー場にはまだ雪が残り、春はまだまだという感じだった。でも、日本海側に進むにつれ雪は消え、空も明るくなってきたので、ギフチョウが飛んでいる可能性があった。うーん、もっと早く出るべきだった。現地に着いたのはほぼ正午。

ポイントに着くとすでに撮影されている方がいた。ミステリー作家の柴田よしきさんご夫妻だった。ときどきひょんな場所でお会いする。色々調査した結果、この場所を割り出したそうだ (いつもです。ときにはグーグルマップと航空写真から割り出すそうだ)。着いた10時半ころには空が暗かったが、少し明るくなったとき飛び始めたとのこと。曇っているので、すぐとまって吸蜜かと思いきや、そうでもなく、なかなかカタクリにはとまらない。それでも、期待して目で追いかけていると、やっとカタクリにとまった。
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近くに桜の木が何本かあり、離れた木には2~3頭いたのは見えていた。こっちにも来ないかと思っていたところ、一番近い木にも来た。花はほとんど散っていたが・・・。
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飛び立って近くに飛び移る。
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枝が多く、AFのピントが迷いっ放しだったので、AF、MFの切り替えが裏目に出て、次はこの位置でしか撮れなかった。淋しい桜だが、これはこれでいい感じ。
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せっかくカタクリにとまっても、遠い所ばかりだった。カタクリの群落には入ることはできないし、吸蜜を始めてもすぐに向きを変えてしまう。最初は向こう向きでも、ひょっとしたらいい向きに変わるかもしれない。絶えず、ピントを合わせながら、いつでもシャッターを切る準備だけはしておいた。
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上のメスが飛んだ先は、いい位置にあるカタクリだった。最初は翅は垂直だが、だんだん垂れ下がる。とまった瞬間がベスト。だが、たいていの場合、とまった場所が一瞬判らない。このときも、判断が少し遅れてしまった。
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シャッターを切り続けているとき、ふと、縦で撮ることが宿題だったことを思い出した(冷静!)。せっかく、下まで見えるカタクリだ。逆光だったのがちょっと惜しかった。
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曇って暗いので広角飛翔は諦め、近くにとまったときに備えてマクロを用意していた。とまらないのでMFで飛翔を追ったが当たるものではない。ただ、2頭が絡んだときは動く距離が小さいのでピントを合わせやすいかもしれない。
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遠くて藪の中だったけれど、比較的鮮度のいいカタクリに囲まれていた。曇り空ではやはり光が足りないようだ。あでやかには撮れなかった。
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空が急に曇り始めた。ふわふわと飛んでいた1頭が、3mほどの高さの枝の先にとまり、翅を小さく折りたたんで動かなくなった。後でまた見て見ようと他の場所に移動して戻ったとき、雨がポツリポツリ。その後、どうなったのか見るのを忘れてしまった。午後1時、撤収。
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柴田さんご夫妻と一緒に撮影するのは実に楽しい。ときどき一緒に並んで撮影することがあるけれど、いつも3人バラバラでチョウを探す。撮影の結果だけではなく、撮影すること自体がとても楽しそうで、ああだこうだと撮影に失敗したことを悔やんでいることが恥ずかしくなる。スケジュールが多忙で、この日と翌日しか空いてなかったそうだ。お互い1泊するので、夜は一緒に食事。当然呑み会になったけれど・・・。

(明日は天気になりました)

by otto-N | 2015-04-17 20:46 | Comments(4)

あした天気になあれ インチキ3D画像   2015.4.15 (記)

2015.4.17
天気のよくない日が続き、時間つぶしに、先日、インチキな3D画像を掲載したけれど、その続き。

3D画像は、海野さんが「小諸日記」で紹介されていたとのことで探してみると、パナソニックのDMC-3D1というカメラで撮ったアカエリトリバネアゲハの吸水集団とミツバチの画像が出てきた。やはり、こうした奥行のある風景や立体感のある虫でないと面白みがないなぁ、と思いつつ、何かなかったっけと探したところ、ミヤマカラスアゲハの吸水画像があった。俯瞰して撮ったのであまり立体感がなく、まわりのオナガアゲハもごちゃごちゃしているので、とりあえず真ん中だけに焦点を当てた。少しは臨場感があるけれど、手前のカラスアゲハはピントが合っていない分、ミヤマカラスアゲハの輝きが強調された気がする。
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(30~40cm離れて、目を見開いて、かつ、ぼおーっと見てください。クリックすると大きくなりますが、大きくすると画面を拡げなければならず、絵がはみ出るかもしれません)

チョウの大きさは大きめのほうがいいと思われたので、スミレの花束のクモマツマキチョウを並べてみた。スミレの花からクモツキが浮き出て見える。マクロなので、脚や縁毛のかすれなどもクリアに撮れており、翅だけの紙細工に見えない。
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ミヤマカラスアゲハのキラキラ感からコムラサキはどうなるかと探しても、あまりいいのがなかった。ちょっと大きすぎだが、なんちゃってのピカピカ幻光。
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キラキラ・ピカピカついでに、夕日の照り輝くキマダラルリツバメはどうだろう、とやってみた。妖しく輝くはずの瑠璃色は輝かなかった。
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もう少しデリケートなヒカリモノとして、オオミドリシジミ。
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もっと大写しのがあった。こちらのほうがいいようだ。
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ミドリシジミも探してみた。あいにく緑色ではなく青色のミドリ。
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おもいつくまま、過去画像をひっくり返してみました。どうやら、マクロで撮ると胴体部分や脚がクリアに写るので、少しは立体感が出る感じです。この3Dは、ちょっとずれた画像を並べたものですが、深度合成では、ずれて撮ると変になるとのこと。先日、菜の花で吸蜜中のコツバメを深度合成で撮影していた女性は、コツバメがまた動いてしまったと嘆いておりました。3Dの原画は、この逆で、少し動いてくれるとちょうどいい。というわけで、雨の日の時間つぶしで、また作りました。さて、これから新潟県に行ってきます。

by otto-N | 2015-04-15 08:04 | Comments(0)

2015.4.11 東京・恵比寿 ツマキチョウ   2015.4.13 (記)

2015.4.11
午後、うじうじと降っていた小雨が止み、空が少し明るくなってきたので、そうだ、望遠系での飛翔撮影の練習をしなくては、と100ミリマクロを持ってSビール本社前の花壇に出かけたら、ツマキチョウが1頭だけ、気温が低いのかふらふらと飛んでいた。

あまり速くは飛んでいないのだが、さすがにマニュアル・フォーカスは難しい。遠くへ行ったときは諦めるにしろ、また戻ってくるので、チャンスは多かった。何度かやっているうち、ときどき、かするくらいは撮れていたので、諦めずファインダーを覗きながら、ピントリングを回す。なんとか撮れた。(花を強調するためトリミング)
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どうやら、花が散ったケシの先っちょで休むつもりらしかった。
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少し空が明るくなる飛び始め、また休むということを繰り返していた。花壇の奥にある紫の小さな花の茂みが休み場所の好みらしい。ピントが合ったものがあったけれど、小さくしか写っていなかったので、これも切り出し。
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遠くでしか飛ばないので、いったん自宅に戻り×1.4のテレコンを装着し、撮影を再開。(以下、断らない限りノートリ)
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100ミリが140ミリになり、少し大きく写ると言ってもチョウは小さい。しかし、このくらい小さく写ったほうがツマキチョウの可憐さが引き出せる感じがする。
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背景がうるさいと言えばうるさいけれど、日射しが弱いので翅の色はあまりとばなかった。
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と言っても、近くで全開になったときでは、白はとんでしまう。輝度を調整すると背景は暗くなる。悩むところ。
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自分の翅の模様を知っているのか、目を離すとすぐ判らなくなってしまう。この花の他、ユキヤナギにもよくとまる。
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吸蜜は全くせず、この花には何度もとまった。カモフラージュしているんだと思う。
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スノードロップの上で一休みしたシーン。
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チューリップも咲いており、背景に入れようとするが、飛ぶ方向が一定していない。ファインダーをのぞきながら撮るというのは至難の業。1コマ目はピンボケ、惜しかった。(3コマともトリミング)
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この大きさ、ツマキはとても可愛い。
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追いかけて撮るとき、横に動く場合はピントが合うこともある。しかし、前後や上下に動くと、すぐファインダーから消える。まるでダメだった。
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休み場所を探してとまろうとするときはピントを合わせやすい。
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広角の置きピンとは違って、正面顔を撮るチャンスが増える。
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背景の花を明るくすると、翅が白とびする。明るさの調整はとても難しい。
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門の横に枝垂れ桜が1本咲いており、ときどき、花にまとわりつく。距離は7~8m。かなり遠いので、大きく切り出し。
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近づいて、やっと1枚だけ撮れた。
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この日撮った中で、一番好きなポーズ。(小さすぎたのでトリミング)
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マクロレンズでの飛翔撮影にトライした。吸蜜のときの飛んだ瞬間を狙うことがあるけれど、ほとんど追いかけて撮った。今回のツマキチョウは、遠くに去ってもまた戻って来たので、撮影するチャンスは多かった。花壇なので広角は使えなかったが、ピントが合う確率は広角より高かった。気温が低く、飛翔速度が遅かったので思った以上に撮れたものと思う。しかし、近くに来たときはファインダーからすぐ消えるのでなかなか撮れず、小さくしか撮ることができなかったけれど、結果的には、ツマキチョウの可憐さに関しては表現できたかと思う。

by otto-N | 2015-04-13 15:41 | Comments(0)

2015.4.9 東京・白金の森 アサギマダラ   2015.4.11 (記)

2015.4.9
雨が2日続き、この日は晴れた。しかし、風が冷たく、ツマキチョウはちょっとだけしか現れなかった。自然教育園の片すみでは、アサギマダラの幼虫が越冬していたが、ついに蛹になった。金色がキラッと光る。10月に成虫がやって来るが、園内で産卵していたとは驚いた。
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近くにツマキチョウが来たのは2回だけ。いつもは絞りはF6.3前後だけれど、シャッタースピードを遅くして、F9.0まで絞ってみる。少し背景がくっきりする感じ。この写真ではないが、背景に写った人の顔が判別できるので、少々難ありというところ。1コマ目は、クサイチゴの白い花をメスと間違えて近づくオス。白いものがあると気になるようす。蜘蛛の巣に引っ掛かった桜の花びらには何度もやって来た。(画像はトリミング)
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あまりにもチョウは出て来なかったので、小鳥を撮影。今、ここで人気者のエナガ。藪の向こうに巣があるらしく、ここを必ず通る。咥えていたのは虫かと思ったら木の芽のようだった。シジュウカラも、枯れ木ではないので撮る気になれる。この日、オオルリが現れた。撮影できなかったが、数m先にいたのをみなさんと一緒に目撃。鳥屋さんはかなりテンションが上がっていた。オオルリのことを知られると鳥屋さんたちが殺到することが予想されまだ秘密にしておいたほうがいいのだが、このブログは鳥屋さんは見ていないし画像もないので、まっ、いいだろう。
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さて、天気が悪く、かなり暇。先日のギフチョウの写真を整理していたら、同じようなカットのものがたくさんあった。そこで、ちょっと、いたずらの似非3D写真。ぼおーっと見てください。マメザクラの花で吸蜜しているギフチョウが浮かび上がります。
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キブシ吸蜜。
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上の2点は、ギフがとまっている枝の後ろは、芝居の書き割りのようになってしまう、枯葉にとまったほうが、3Dっぽく見える。
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ミヤマセセリ。1本の葉が左翅に被っているが、その向こうに翅があるのが判る。チョウより手前の草が立体的。
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チョウの翅の角度が少し大きすぎると、目がイライラする。
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どうも背景が抜けていると、芝居の書き割りになってしまうので、あまり後ろが抜けていないのを探した。昨年11月に撮ったルーミスシジミ。少しは良くなったけれど、チョウの翅が薄っぺらく紙細工のようにしか見えない。背景がはっきり写った写真がいいと思うのだが、ほとんど手持ちになかった。
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おそらく、チョウよりも立体的なムシの方がいいのだろう。と思って、冒頭のアサギマダラの蛹。これなら、3Dに見えるかもしれない。
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10年ほど前、「どんどん目が良くなるマジカル・アイ」という本が流行した。まだ、手元にあるけれど、この方法が1番稚雑で簡単だと思う。実は、チョウの3Dの元祖は、「あやはべる/撮影日誌」のfuruさん。残念ながら掲載した記事が見つからなかった。furuさんはもっといい方法で作られていると思いますが、以前、この似非3Dパノラマを作ったことがあります(→☆)。

私の作り方です。
  1.ほんの少しアングルの違う画像を2枚選ぶ。連写した場合、ほとんど少しはアングルが違っている。あまり違うと不自然。
  2.同じ大きさに縦型に切り抜く。
  3.2枚のそれぞれのコピーを作る。a、a'、b、b'。
  4.フォトショップ・エレメントのパノラマ機能を使って4枚を、a、b、a'、b'の順に、マニュアルで並べる。
    (3枚、すなわち、a、b、a'、でもできますが、どちらを真ん中にするか試す必要があります)
ただ、この方法で作った画像では、どんどん目がよくなるどころか、逆に悪くなりそうなので、あまり見つめないでくださいね。

「マジカル・アイ」を見るには、コツがあります。見えなかった人は、ここをクリックしてください。
  クリック1 →☆☆
  クリック2 →☆☆☆
  クリック3 →☆☆☆☆
どうです、本物は違うでしょう。お暇だったらどーぞ。


追加
画像は3枚でOKですが、どの並べ方がいいのか予め試すより、4枚並べた後に、左から3枚、あるいは右から3枚をトリミングして簡単に作ることができました。こちらの方が大きくていいです。
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ただ、どちらの方がいいかは、トリミングしてみないと判りません。葉陰で休むスジボソヤマキチョウの例です。
4枚を並べると、
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左から3枚を切り抜くと、
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右から3枚を切り抜くと、
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翅の向きが変わります。この場合、左から切り抜いたほうがいい感じでした。

by otto-N | 2015-04-11 09:53 | Comments(6)