たかがヤマト、されどヤマト

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2015.7.13 岩手県・八幡平 ワタスゲ   2015.7.24 (記)

2015.7.13
八幡平に登る(というよりハイキング)ために泊まった宿は、山麓にある松川温泉・峡雲荘。山頂付近にある蒸けの湯とどちらにするか悩んだけれど (藤七温泉は数年前に宿泊。泥の露天風呂は混浴。男のほうがつらい)、もし天気が良くなかったらどうしょうもないので、こちらを選んだ。山麓のほうが少しはチョウがいるかもしれない。

八幡平ICをおり、1軒だけあったコンビニに寄り、樹海ラインという鬱蒼とした樹林帯の中のワインディングロードをしばらく行ったところに松川温泉はあった。まだ、明るいので近くを散策。松川温泉は、地熱発電で有名。すぐ隣にはごうごうと音をたて水蒸気を噴き出していた。標高875m。泊まった宿は、温泉、料理とも申し分なかったので名前を出しておきます。温泉の周りは、樹齢何百年と思われるミズナラの巨木もある。林縁にゼフくらい飛んでいるかと思ったら影も形もなし。見つけたのはルリシジミだけだった。
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翌朝、間違って1時間早く起きてしまった。ドバドバと流れ出る白濁の朝風呂に浸かった後、周辺を散歩。まだ、寒いのかスジグロチョウが起き出したばかりだった。メスは大好き。
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樹海ラインの日の当たるヘアピンの低いところで、テリ張り風に飛んでいるゼフを見つけたが、行ってみると樹上に去る。待っても戻ってはこなかったので、近くの林道に入ったところ、足元に路上吸水のゼフのメス。ファインダー越しに見ていて、やけに白帯が太いなと思ったら、フジミドリシジミだった。時刻は7時5分。
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2回シャッターを切ったところで飛ばれ、後をついていくと、広い葉の上にとまった。これは開翅するぞと思って、後ろに回り込んだ途端、全開。スレてはいたけど。飛び去った後、近くをもう1頭飛んでいたがロスト。前日には、早池峰山の下山中、谷から吹き上げられた風にのって飛んでいるフジミドリのようなオスも見た。東北では、フジミドリはどこでもいるという印象だった。
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ミズナラが多いのにもかかわらずゼフは期待できないので、7時半からの朝食をすませ、すぐに八幡平に向かう。樹海ラインのこれはと思うところではゆっくり走ったが、ゼフらしき姿は見られなかった。月曜とあって、駐車場(標高1540m)はガラガラ。岩手山がよく見える。道路を渡って八幡平山頂へ向かう。といっても、石とコンクリの遊歩道。
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すぐに見晴しのいい場所に出る。
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左に岩手山、その左肩に前日登った早池峰山。そして、右には秋田駒ヶ岳。
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とりあえず、八幡平で一番高い所を目指す。ミヤマキンポウゲ、オオバタケシマラン、マイヅルソウ、クルマユリ。
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まだ、ガマ沼には雪が残っていた。向こうは岩手山。
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カラマツソウの蕾はピンク、かわいい。ここのハクサンチドリは強烈、ベニバナイチゴ、ヤマハハコ。
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ヒナザクラの群生。この花は、顔の向きがてんでバラバラで撮りにくい。おまけに風。
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八幡平の標高は1613mとされる。ピークとは言い難く、真っ平。樹林の中なので見通しが効かない。そのため、見晴台が組んである。そこからの風景。アオモリトドマツの樹海の向こうに山々。
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こんな山が遠くに見えた。「山」の形。後で青森の岩木山と知る。
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ガマ沼まで戻り、左折。大きな沼(八幡沼)と湿原が見えた。薄雲がかかっていなければ、青空が反射してきれいだったと思う。
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ミヤマキンポウゲの乾いた場所から、イワカガミ、コバイケイソウの咲く湿地へ下る。
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またしても、ヒナザクラ。
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そして、果てしない湿原に突入。木道が延々と続く。
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ニッコウキスゲはポツンポツンとしか咲いていない。ワタスゲとチングルマ。
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ワタスゲ。風が吹き、日差しが変わり、目まぐるしく表情を変える。
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風で少しずつ飛ばされる綿毛。先で待っているのを横目で見ながら撮り続けた。
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池塘。もう少し左に寄れればハート型に見えるのだが。
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アカモノ、イワイチョウ、アオノツガザクラ、ヒオドシチョウは木道の定番か。
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湿原の先には、源田森(標高1595m)という少し高いところがあり、そこからの眺めは、八幡平山頂よりすばらしい。
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八甲田の山々の重なり。
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前々日に登った秋田駒ヶ岳。
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鳥海山まで見える。
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山頂のキアゲハは、ギフくらいの大きさで、とても小さかった。一度大きなキアゲハがやってきたが、撃退。風が少し強かったので、頻繁には飛んでこない。1コマ目は完全にピンボケ。しかし、「源田森」の看板を入れたかった。この枯れかかったアオモリトドマツは、先日見た山番組でも写っていた。
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源田森のふもとにあった小さな沼。
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その先を少し進んだが、同じような風景が続いていたので、元来た道を引き返す。そして、後ろを振り返った。
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帰り道、ズダヤクシュを見つけた。たくさん撮ったはずなのに、ピントがほとんど合っていなかった。
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駐車場に着き、そこを出たのはちょうど12時。アスピーテラインでは前に車が1台もなく快適に山を下り、そのまま東北道を突っ走り、自宅に着いたのは午後7時15分。


3泊4日で、東北の3つの名峰、秋田駒ヶ岳、早池峰山、八幡平に登ってきた。総走行距離は1390km。さすがに遠い。山登りで疲れたというより車の運転で疲れた感じがする。でも、連日の晴天で、とても楽しい山登りの旅でした。それにしても、山の広角写真は難しい。アンダーで撮ったものが多かったため、元に戻すのが大変だった。1記事上げるのに、丸二日。チョウの写真のほうが楽だった。

by otto-N | 2015-07-24 19:56 | Comments(2)

2015.7.12 岩手県・早池峰山 ハヤチネウスユキソウ   2015.7.22 (記)

2015.7.12
泊まった宿から早池峰山まで、車で数10分。その間に、コンビニがあると聞いていたが、1軒もなかった。しかたがない、昼食はいつもザックに入っているカロリーメートだけと覚悟を決めた。

早池峰山(1917m)は、土日だけマイカー規制が引かれている。8時に岳駐車場(標高520m)に着いたときにはすでに第一駐車場は満車。第二駐車場に停めることができ、8時30分のシャトルバスに乗る。バスは数台連ねブナの樹林帯を登る。メインの登山口は2つあり、傾斜が緩やかとされている奥のほうの小田越(標高1210m)から登った。

数台のバスが一気に着くので、登山口は大変な混雑だった。9時10分スタート。登り始めは針葉樹の樹林帯。
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途中、ピンクのテープで保護されていた小さな花。ズダヤクシュというらしい。
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クマよけの太鼓がわりの石油缶がときどき置いてあり、樹林帯を抜けると岩がゴロゴロしている本格的な登山道。蛇紋岩とのことで滑りやすい。花がところどころに咲いており、ふりかえった向こうは薬師岳(1645m)。ここまで、来ると登山者も分散し、登山口の混雑は嘘のようだった。別の画像から、この黄色い花は、キンロバイと思う。地べたの紫はイブキジャコウソウ。
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この山の名花ハヤチネウスユキソウのファースト・ショット。ウスユキソウは尾瀬の至仏山で見たことがあり、そのときは、エーデルワイスモドキという印象だったけれど、なかなかどうして、ここのはとてもいい。
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最初はポツンポツンと咲いているだけで、数が少ないのかなぁと思っていたらとんでもない。次々に現れる。ただし、ロープのはるか向こうであったり、顔がこちらを向いていなかったり、思ったようには撮影できなかった。
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岩だらけのカンカン照りの登山道。ときどき降りてくる人とすれ違う。花の種類は少ないけれど、ミヤマオダマキがとても奇麗だった。
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とは言っても、この山ではウスユキソウ。
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アップにしたときの毛糸で作ったような厚ぼったいところが可愛い。花のぬいぐるみ。
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ミヤマモンキチョウであるわけがない。ときどきヒョウモンも飛んでいるが全然とまらない。
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ときどき、こんなところがある。(彼女は苦手)
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フウロは人気ものらしく、写真を撮っている人が多かった。ペンタックスは紫系の色が青くなりすぎる。
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だいぶ登った。
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しかし、まだまだ登りは続く。
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ミヤマオダマキ。この花も撮りにくい。よほど低い位置からでなければ、蕊が見えない。しかし、屈むと膝痛が再発するかもしれないのであまり頑張らなかった。
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似ているけれど、ちょっとずつ違う場所。残念ながら、日が雲の中に隠れ、暗くしか撮れなかった。
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この黄色い花は名前が全く判らなかったが、ナンブイヌナズナと判明。この早池峰山と北海道の2つの山(夕張岳と戸蔦別岳)にしかない日本固有種とのことです。
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そして、垂直のはしご場。
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はしご場を越えた所で咲いていたウスユキソウ。
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やっぱりアップかな。
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はしご場の先、左に頂上。平坦なプチ湿原を進む。
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この山頂湿原は小さいながらも花が多かった。ハクサンチドリ、コバイケイソウ、イワカガミ、アズマギク。
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チングルマ、イワベンケイ、名前を忘れた低木の花、ミツバオウレン。
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コバイケイソウ、キスミレ、アオノツガザクラ、ハクサンチドリ。
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11時30分、山頂到着。そして、山頂の賑わい。地元の家族連れが多い。それ以上に、某大手旅行社の登山ツアーがとても、(どこでも)目立つ。
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日陰を求めて岩陰を探すと、向こう側に山頂の定番、キアゲハとヒオドシチョウのテリ争い。
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キアゲハは1頭だけ。ヒオドシは2~3頭。ヒオドシどうしの絡みが多かったが撮れず。
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岩だらけなので、追いかけることもままならず。
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ヒオドシチョウは翅を開きっぱなしにすることは少なかった。とにかく、落ち着かないヒオドシだった。(うまく撮れなかった理由=言い訳:このレンズは距離目盛がが付いていない。そのため、飛翔の置きピン位置は、オートで自分の左手を撮り、それからマニュアルに切り替える。飛翔を撮っている時、そんなに早く設定を変えられない)
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最後に登って来た方を撮影し、下山開始。(18ミリで撮った写真は、周辺が歪むので、パノラマ合成が苦しくなる。24ミリくらいで撮ったほうがきれいにつながる。最大の失敗は露出がオートだったこと。後から隣り合う画像の色調を補正してから合成したのだが、繋ぎ目部分がおかしい)
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途中、はしご場の下で、もう一度、ウスユキソウを撮り直した。このレンズ(18-135ミリ)の最短距離は40cmくらいなので、近寄れず迫力がでない。と、またも言い訳です。
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登山口に着いたのは午後2時少し前。ちょうどいいバスがあり、駐車場に戻り、八幡平の山麓にある松川温泉を目指し、東北道を北上した。翌日も晴天の天気予報。急遽、宿をとった。それにしても、左膝の爆弾が爆発しなくてすんだのは、何よりだった。

by otto-N | 2015-07-22 20:12 | Comments(4)

2015.7.11 岩手県・秋田駒ヶ岳 (2) コマクサ   2015.7.20 (記)

2015.7.11 続き
木道のお花畑の先は、岩に掴まりながら登るジグザグの細い道。咲いている花が少し変わる。ウラジロヨウラク、オオバキスミレ?、ミヤマダイコンソウ、キスゲもあったがもう終わっていた。
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急登の途中から木道の谷間を振り返る。噴火口の後があり、火山であることを実感する。
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左側の山頂に登山者。女岳(1513m)かもしれない。
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登り切った。正面に男女岳(1637m)、その下に阿弥陀池。左を少し登ると男岳(1623m)だが、一番高い男女岳を目指した。右は横岳(1580m)。
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この付近で見られた花たち。ミヤマダイコンソウ、ウサギギク、ミヤマリンドウ、エゾツツジ。
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阿弥陀池まで下り、男女岳を登る。コバイケイソウの向こうに岩手山(2038m)。
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男岳の向こう、雲の上に鳥海山(2236m)が浮かぶ。
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11時20分、頂上到着。男岳の向こうに田沢湖。
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昼食は阿弥陀池の畔でとった。石塚旅館の梅干しだけのお握りだったけれど、とても良心的なお値段。旅館で作ってもらいと、たいていエッっと思うくらい高い。休んでいるとき、急に雲がかかり始め、少し焦った。しかし、すぐ晴れた。
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男岳にも登ろうかと思ったけれど、このまま横岳経由で下山することにした。横岳の尾根道。強風と積雪のためかハイマツ、モミジ、シャクナゲも高さ50cm位。ヤマハハコの花がきれい。三国温泉への分岐点があり、そこから、尾根道を下った。
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歩きにくい火山礫の尾根道の脇にはコマクサが咲いていた。しかし、ほとんど終わりかけていた。
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さらに下ると、前方にピンクの一筋。コマクサだった。
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近づいてみると、群生するでもなく、パラパラと分散して咲いていた。それよりも、この付近は目も開けていられないどころか、体が吹き飛ばされそうになるくらい風が強かった。風にもめげず、這いつくばって、山バックのコマクサをやっと収めた。ここのコマクサは分散して咲いているので、ちょっと淋しい。
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強風地帯をやっと抜け、後ろを振り返る。朝はここを登り、頂上に行ってから、木道のお花畑に下る予定でいた。急遽、予定を変更してラッキーだった。そのまま登っていたら、途中で挫折したに違いない。
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木道方面との分岐点をすぎると、風はかなり弱まってきた。しかし、このころから、左膝(半月板)が痛みだし、足を引きずりながら、ときどき休みながらの下山となった。どうやら、花の写真を撮るために左足を折りすぎたらしい。
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午後2時ころ、登山口にやっとのことで到着。靴を履き替え、山を後にする。行先は、東北道を少し戻り、早池峰山にほど近い花巻市大迫町。温泉を探したが、山から少し遠いので、この町にあるワイナリー施設のコテージに泊まった。もう少し山の中だと思ったのだが、ブドウを古くから栽培している普通の農村だった。したがって撮れたのは、こんなチョウだけだった。セセリはどうやらコキマダラセセリらしい。レストランで飲んだ地ワイン。キャンベル種から作ったのでお味のほうは、「ちょっとね」、だった。6コマ目、翌朝、窓から撮った風景。
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歩かなければ、左膝の痛みは消える。宿についたときのは、もう大丈夫だった。

by otto-N | 2015-07-20 19:28 | Comments(0)

2015.7.11 岩手県・秋田駒ヶ岳 (1) ヒナザクラ   2015.7.18 (記)

2015.7.11
三国温泉の緑の湯、朝は日が射しこみ、なんとも言えない緑になる。朝食後、少しだけ近くをぶらつくつもりだったけれど、前日に続いて強風。こんな強風ではチョウが飛ぶとは思われなかったのでチョウ探しは中止し、8時に出発した。
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登り始めは、ブナとミズナラの樹林帯。ブナの葉上でスジグロチョウが休んでいた。樹上を見ながら登っていたら、ゼフがゆっくり飛んでいた。テリ張りにしては飛び方が遅い。高いところにとまったが、見たのはこの1頭だけ。足元のゴゼンタチバナ。
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小さくて可愛い花。暗いし、小さすぎてピントがなかなか合わなかった。切り出しすぎて、背景が粗くなってしまった。このレンズはあまり寄れない。ヨツバムグラという種かもしれない。
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直登部分がやっと終わり、チラッと駒ヶ岳が見えたところで右に折れ、尾根伝いの道を行く。尾根に出たとたん横殴りの風。周りは背が低いけれどブナが多い。しばらく行ったところで、突然、少し前を歩いていた妻が、これはチョウチョ?と、突然止った。紛れもないフジミドリのオス。カメラは風景用に設定してあったので、ズームを伸ばし絞りを開けている瞬間に飛ばれてしまい、前を行く登山者の脇をかすめロスト。スレてはいたけれど、逆光で透き通った翅と飛び立つ瞬間のブルーが目に焼き付く。マクロ距離だった。証拠写真でもいいのに何でシャッターを切らなかったのかと、しばらく呆然と歩き続けた。
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登山道脇の木々がだんだん低くなり、風当たりが強くなってきた。この付近で見られた花たち。シロバナニガナ、蔓性のオダマキ風、ツリガネニンジン、シャクナゲ。シャクナゲは花が小さく、背丈も1mほど。登るに従い低くなり、もっと高い所では30cmほどだった。
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ついに、灌木の登山道を抜けた。左からものすごい風。
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尾根道は延々と続いていたが風が強すぎ、分岐点があったので左に逃げ込む。それでも息もできないほどの強風。
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とにかく、先に見える緑の谷間に逃げ込むことだけを考えていた。風に耐え進む。ふと左右を見るとコマクサが点々と咲いていた。シャッタースピードは1/5000秒。これでは飛翔撮影と変わらない。
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吹きっさらしのコマクサ地帯を抜けると、風はさすがに弱くなった。ツリガネニンジンの向こうに田沢湖が見えた。
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ここから先は木道が続き、天国のようなお花畑。チングルマの穂、シナノキンバイ、ハクサンチドリ、イワカガミ。
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まだ雪も残っており、チングルマの大群落。
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先を行く妻がこっちこっちと呼ぶ。先を急ぐと、こんな花が咲き乱れていた。ピンクのコザクラの白い版。とてもかわいい。ヒナザクラと後で知る。
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木道はさらに続く。
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木道を進みながら、花を撮る。どぎつい紫のエゾツツジ、初め見るツートンカラーのスミレ、シナノキンバイ、珍しく綺麗なショウジョウバカマ。
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池の先、はるか向こうまで木道。
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一面のチングルマ。
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池のほとりからのパノラマ。
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チングルマは場所によって花だったり、穂だったり。標高ではなく、雪が溶けた順に咲くようだった。
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カラマツソウ、1株だけあったツバメオモト、花を落とし穂になる前のチングルマ、終わりながら1輪残っていたシラネアオイ。
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ここで木道はお終い、ジグザグの急登に入る。


(秋田駒ヶ岳 (2)に続きます)


P.S.
7月18日 午後6時50分。突然の虹、だんだん大きくなり、最後にはアーチとなったが、18ミリでは撮れず。
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by otto-N | 2015-07-18 16:54 | Comments(4)

2015.7.10 東北・岩手県 国見温泉・石塚旅館   2015.7.16 (記)

2015.7.10
東北地方は、晴れる日が続くとの天気予報。急遽、東北の山々に登りに行く。1つ目は、ハヤチネウスユキソウで有名な早池峰。2つ目は、秋田駒ヶ岳。そして、泊まりたい宿は秋田駒ヶ岳の登山口にある国見温泉の石塚旅館だった。いずれにしろ、秋田駒に登るのは石塚旅館が空いていたら、というのが絶対条件だった。前日、電話したところ、さすがに11日の土曜日は満室。金曜日の10日は空いていた。

東北道を盛岡で降り、田沢湖近くにある国見温泉に着いたのは、午後4時ころだった。自宅から580km。妻と交代しながらのドライブだが、やはり、遠い。石塚旅館のたたずまいは、5年前に来たときと変わらなかった。当時、温泉に凝っていて、掛け流しと聞くと色々出かけていた。しかし、最近になってから、あれだけ感激した温泉を再び訪ねてみると、こんなもんだったのかという失望ばかりが続いた。石塚旅館の緑の湯は、果たしてどうか、とても心配だった。

温泉に入る前に一仕事。なにしろ、付近は標高850mのミズナラの樹林帯。少なくても何かいるだろうと、カメラを2台持って付近をうろつく。しかし、風が強いためか、暑すぎるのか、まだ、時期的に早いのか、はたまた時間的に早いのか、とにかく、キマダラヒカゲが風に流されながら飛んでいたのを見ただけだった。しかし、赤いセセリが1頭。何セセリかさっぱりわからない。
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風景的にもパッとしないところなので、緑の温泉を撮り始めたのだが、日が当たる所と日陰では色が違い、どこから撮ると緑色が綺麗に出るのか、足場も限られアングル的にも難しかった。チョウのほうがまるで楽。透明なのに緑色。こんな緑の温泉はここだけかもしれない。湯量もドバドバという感じ。下は、混浴露天風呂と男性小浴場。残念ながら、女性専用のほうは撮れなかった。
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翌朝に撮影した男性薬師湯。朝日が入り込み、湯に反射した光が壁で揺れる。
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熱くもなく温くもなく、いつまでも入っていられるお湯だった。濃さから言ったら、小浴場>薬師湯>露天の順かな。夜は満天の星、国見温泉・石塚旅館の「緑の湯」は最高だった。

by otto-N | 2015-07-16 20:02 | Comments(0)

2015.7.8 東京・恵比寿 (2) ルリシジミ   2015.7.14 (記)

2015.7.8
アガパンサスの花に来ていたのは、モンキアゲハだけではなかった。というより、クロアゲハがメイン。ただし、スレ個体ばかりだったので撮影意欲が沸かなかった。しかし、モンキの後にやってきたのはピカピカだった。
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赤とオレンジの玉ボケは、背後を通るクルマのブレーキランプと点滅するウインカー。ファインダーを覗きながら、いい感じだった。
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アゲハは隣にあるブッドレアのほうが好きなようだが、アガパンサスにも時々訪れる。
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連続した4コマ。背景に高層ビルの窓。撮った後に、こういうのもありかなと思った。
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ここでは珍しいルリシジミ(メス)。アガパンサスに吸蜜でもないのに絡んでいた。ときどき、飛んでは居場所を変える。
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撮影中は気がつかなかったけれど、花弁にストローを伸ばしていた。
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葉にとまっていたモンシロチョウのペア。この花壇の手入れをしていた女性に驚いたのか、宙に飛び出した。オトコハツライ。
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低いところに降りてきたので撮れた画像だけど、こういう時に限って、背景に人もクルマもいない。
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今度は、アゲハ。交差点があり、クルマと人が行き交う。なぜか、1時間に1回はフェラーリが通る。高速道路で会うことは滅多にないが・・・。
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この日使った広角レンズは15ミリ。いつも21ミリにするか15ミリにするか迷っていたが、ヤマトシジミにも使えそう。F4なので少し暗いが、晴れていなければいずれにしろ色が出ない。しばらく、15ミリで撮ることに決めた。
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雨が少し止むと、チョウは次々に飛び出してくる。この日、この花壇には、アカタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ(かなりボロ)もやってきたがいい位置では撮れなかった。ナガサキアゲハも来るはずだけれど、今年はまだ見ていない。

by otto-N | 2015-07-14 18:08 | Comments(6)

2015.7.8 東京・恵比寿 (1) モンキアゲハ   2015.7.10 (記)

2015.7.8
朝から雨が降っていなかったので、15ミリ広角と100ミリマクロを持ってSビール本社前の花壇に行く。

広角はヤマトシジミの置きピン距離を検討するためだったけれど、ヤマトシジミはほとんど飛んでおらず、ルリシジミのメスを撮影できた以外には、クロアゲハとナミアゲハとアオスジアゲハがいただけで、それもほとんどボロで撮影意欲ゼロ。そんなとき、突然、モンキアゲハがやって来た。アガパンサスの花だけで吸蜜する。近寄りたくても、ここは花壇。少し遠くても100ミリマクロで撮り続けた。モンキアゲハが登場したのは10時26分、立ち去ったのは10時30分。とても長い時間、シャッターを切り続けていたと思ったのだが、たった4分間だった。撮った枚数も125枚しかなかった。曇りの日だったので、色が出ず、輝度のヒストグラムを補正した。この作業で疲れてしまい、どれもにたようなもの、トリミングし撮った順番に4枚ずつ組にし羅列した。
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モンキアゲハは、最近になって、ここから1kmほど離れた自然教育園でときどき見ることがあるけれど、恵比寿のこの場所で見るのは初めてだった。目まぐるしくホバリングしながら吸蜜するので、撮影はとても楽しかった。モンキアゲハ自体、これほどじっくり撮影できたのは、九州の五島以来だった。

by otto-N | 2015-07-10 20:32 | Comments(2)

2015.7.2 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2015.7.7 (記)

2015.7.2
雨が止んだので、100ミリマクロを持って近くを散歩する。

久しぶりのSビール本社前、雨が上がったばかりなので、何も飛んでいない。それでも、しばらくすると、ヤマトシジミのオスが飛んできたけれど、どれもスレ個体。そして、メスも出てきて吸蜜を始めた。傷んではいるけれど、背景がいい。裏翅の透けを出すため、明るくしたが、やりすぎか。逆光はむずかしい。
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新鮮なオスがやってきて、吸蜜中、長々と開翅。少し暗いが、ヤマトの夏ブルーはこんなもん。
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モンシロチョウが数頭飛び交い始めたので、100ミリマクロで飛翔撮影の練習。シャッタースピードは、翅先はブレてもいい1/1000。置きピンの位置をどこにするかが問題。花の上か、右か、左か。俯瞰的に撮ると、背景がつまらない。
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顔だけにピン、向きはこっち。一番よかった。
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アゲハチョウ、クロアゲハの他、モンキアゲハ(ここで初)までやって来たけれど、マニュアルフォーカスでは全然撮れなかった。イチモンジセセリとアゲハチョウがとまったので撮っておく。
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2015.7.3
よく続いた雨も、午後には小休止。ヤマトシジミのメスを探しに出るが見つからず、オスばかりが2~3頭というところ。ピカピカの個体もいた。
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飛び回っているオスが急にとまったらメスがいる証拠。オスの前のメスが翅を少し翅を開いたら、とても新鮮だった。ちょっとかわいそうだったが、オスを追い払う。オスもメスも飛んでしまったが、メスだけを追うと、いい位置にとまった。向こうはアガパンサスのブルー。
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しかし、翅を閉じたまま全然動かない。そのうち、また雨。もはやこれまでと、近くで買い物を済ませ自宅に戻ると雨が止んだので、今度はLEDライトを持って出た。もういないかと思ったら、まだ同じところにいた。ちょっと光を当てるとすぐ、開いてくれた。
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この後、テングチョウが近くで開翅したが、ピントを合わせている最中に飛ばれた。ここでテングチョウを見るのは初めてだった。

by otto-N | 2015-07-07 13:19 | Comments(2)

2015.6.24-25 福島県・奥会津 (3) キマダラルリツバメ   2015.7.5 (記)

2015.6.25 PM
道の駅のようなところで昼食後、再び、金山町方面にロケハン。しかし、あれだけ青かった空が急に曇り出し、土砂降りの雨。走っているうち、雨も小雨に変わり空も明るくなってきた。夕立だったらしく、前日のポイントに着いた頃には雨は止み、日も射し始めた。午後4時。テリ張りが始まるにちょうどいい時刻だった。

足元がぐしょぐしょになる覚悟で叢に入ったところで、新鮮なヒメシジミのメス。赤斑がほとんどなかった。早速、ワラビの上にキマルリが飛んでいたが、向こうに行ってしまったが、こちらに飛んできたのがいた。シャッターを何回か切った後、何か色が変。すれたトラフシジミだった(春型)。
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最初のキマルリ。開いたところはどういう理由かピンボケばかりだった。
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右翅の付け根に白い傷があり、全体的にスレてはいるけれど、「尾突四白」がそろっていた。
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最初の個体はすぐに消え、次に現れた個体。
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クルミの葉のいい場所にとまったのだが、風でなびいたのは「四白」ではなく、「二白」。すぐ反転したのでそれも撮っておく。同じ個体でも左右の裏翅の紋に違いがあるのに、2枚並べてから気がついた
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ほんと、いい位置だった。
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ワラビにとまったり、
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ヨモギにとまったりして、楽しませてくれたが、なぜか輝きが今ひとつだった。
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もっと美麗個体はいないかと探すものの、なかなか現れなかった。これは3個体目。
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このポイントは桐の木がなくなったとはいえ、製材にならないのか、キマルリの保護のためか、枯れた古木だけは残されていた。後者ならばとても嬉しいことです。
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藪の奥の方で、飛び回っているオスを見つけた。前日、黒化型が最後に飛んでいたあたりだ。ちょっと翅を開いたとき青くはなかったので、前日と同じ黒い個体かと思った。すぐ飛び回り落ち着きがなかったが、ヨモギの葉の裏返っているところにやっととまった。もう少しいい所にとまって欲しかったが、ほとんど無傷、真っ黒。飛び方からオスに違いなかった。
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あわよくば翅裏も撮りたかったけれど、この後、とまったのは1回だけだった。尾状突起までピントがあった1枚。
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そろそろ、撤収時間という頃、ヒメシジミが集まり、残光に向かって、一斉に翅を拡げ始めた。中にひときわ輝く、美麗個体が混じっていた。ヒメシジミのオスはとてもいい。
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午後5時20分、ほんとに撤収という時、道路際で飛び回っているオスがいた。どうせ傷んでいる個体と思っていたら、どうしてどうして「尾突四白」。夕日が雲に隠れたせいなのか、クズの葉にとまったっきり、翅を開こうともしない。仕方がない、ザックに入っているLEDライトを取りに戻ったとき、開いたとの声。うーん、ちょっと残念、左右の前翅に難ありだった。撮影していた途中で気がついた。
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午後5時35分、翅を再び閉じてしまったこの個体を広角で撮影し、帰路についた。
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2日続けて、同じ場所のキマダラルリツバメを見に行った。オスは、最初、複数頭がテリ争いをしているが、だんだん減り、争いに勝ったものだけが翅を拡げるようになる。強いオスは、翌日も勝者になるのかと思っていたら、そうではなかった。翅の傷、(左右で異なる)裏翅の斑紋を調べてみて、このポイントに2日間とも現れたオスは1頭もいなかった。もちろん、早々にテリ張りに敗れて退散したために撮影できなかった個体がいたとは思うけれど、キマルリに限らず、テリ張りしているゼフの一番席の個体は毎日違うのだろうか、とても興味を持った。

今回も柴田さんのお世話になりました。郡山で一度高速を降りたので1時間半はロスしたと思います。ありがとうございました。

by otto-N | 2015-07-05 11:11 | Comments(2)

2015.6.24-25 福島県・奥会津 (2) ヒメシジミ   2015.7.3 (記)

2015.6.25 AM
2年前にも泊まった、おばあちゃんが1人で切り盛りしている民宿に泊まった翌朝は、ヒメシジミと遊ぶ。午後のJRで帰る予定だったけれど、柴田さんが郡山まで送ってくださるというので、その厚意に甘え、夕方までいることにした。

前日にもヒメシジミを探したけれど、新鮮な個体がいない感じだったので、せめて只見線の線路を背景にヒメシジミの飛翔を撮ろうと線路脇を少し歩いた。しかし、ヒメシジミは1頭しか見つけられず、結局前日のポイントに戻った。ヒメシジミの数は多いがほとんどスレ個体ばかり、撮る気がおこらずいきなり飛翔撮影に入った。背景がとてもいい雰囲気の場所だ。
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しかし、気持ちのいい背景はちょうど逆光で、ヒメシジミがうまく撮れない。そのうち、新鮮個体もポツポツいることが判ったので、新鮮個体を探し静止を撮影した。
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ヒメジョオンが美しい。
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暑くなってきたので開翅は諦めていたけれど、開いてくれた。
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その辺をウラギンヒョウモンが飛び回っているが、全然とまらない。オカトラノオの群落を見つけ、近寄ってみると、ウラギンヒョウモンが吸蜜していた。
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道路の反対側に行くと、農道のシロツメクサにヒメシジミが群がっていた。どうやら、ヒメジョオンよりこっちのほうが好きらしい。でも、みんなボロだ。
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奇麗なメスがときどき飛んでくる。とまっても開かないので飛翔を撮った。
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吸蜜に余念がないオスも、そこそこ絡んでくる。
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オスも新鮮であれば申し分ないのだが、破れオスもはなかなかいい感じだ。
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気温が上がり、新鮮なオスは全く開かない。陰を作ってみたら開いた。日を当てるとすぐ閉じる。左手だけではうまく行かず、真上からしか撮れなかった。撮影時間は違っていたけれど、同じ個体のようだった。
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新鮮なオスは、広い所に出てくるよりも藪の中を飛び回っていた。メスを探しているらしい。
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いつまでたっても、背景がごちゃごちゃのこんな画像しか撮れなかった。晴れているせいか、翅表の色は灰色がかり、ヤマトシジミと変わらない。
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最初来た場所に戻り、飛翔を狙うが相変わらずだった。でも、薄暗い中でミドリシジばかりを撮っていたので、こんな明るい中での飛翔撮影はとても楽しかった。そろそろ、11時。柴田さんから、「今、着きました」とのメール。
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さて、夕方までどうしょう。とりあえず、前日、栗の花にオオミスジが来ていたという場所に行く。しかし、オオミスジらしい姿は2回見たけれど、栗の花には来てくれず、高いところで吸蜜するメスグロヒョウモンを見上げ続けた。
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低い場所には来たのはキバネセセリだけ。
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この場所は広い休耕地の一角。あいかわらず、ウラギンヒョウモンが探雌で飛び回っている。さんざん走り回っても、外してばかりいた。撮れたのは叢の中ばかりだった。
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オオミスジかと思ったら、ミスジチョウ。
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引き揚げようとしたとき、突然舞い降りてきたメスグロヒョウモン。
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午後1時、オオミスジを諦め、近くをドライブ。前日も、桐の古木のある河岸段丘を探して走り回ったそうだ。夕日の当たりそうな、キマルリが集まりそうな、そんな場所はいくつかあった。しかしながら、キマルリが出てくるのは4時すぎ。1日では1ポイントしかチェックできない。3ポイントで3日もかかってしまう。地元の人しかムリだろうということに話は落ち着いた。それにしても、桐の木はいたるところに植えられていた。


(午後の部に続きます)

by otto-N | 2015-07-03 11:28 | Comments(0)