たかがヤマト、されどヤマト

<   2015年 09月 ( 11 )   > この月の画像一覧


2015.9.13-16 長野県・上高地(5) 田代池   2015.9.30 (記) 

2016.9.16
徳沢園の連泊は、ちょっとお得かもしれない。夕食が初日より良く、朝のコーヒーがサービス。それより、登る時に不必要な荷物の一部を預かってもらえることが何よりだった。この日は、上高地に戻るだけなので、ゆっくり朝食をとる。

和室に泊まった。角部屋で静かだった。1コマ目、部屋の窓からの山。曇り空だったが外に出て見ると思ったより明るい。例によって、写真を撮りながらとぼとぼと歩く。やはり脚にきていたので、とぼとぼとしか歩けない。
a0181059_14353820.jpg

どこでも見かけたキツリフネだが、みんな萎んだものばかりだった。暗い所で咲いていた小さな黄色い花、開く前のミゾソバ、ノコンギク、ホタルブクロと来るとき撮った花ばかりだが・・・。
a0181059_14355024.jpg

トリカブトはやはり不気味。
a0181059_14382069.jpg

暗いが、これが最後。
a0181059_1438428.jpg

アサギマダラが遠くにとまる。
a0181059_1436150.jpg

明神の草地では、アサギマダラやミドリヒョウモンが飛んでいた。ヒョウモンはメスの渋さがたまらない。
a0181059_1526326.jpg

スギゴケのジャングル。
a0181059_14363430.jpg

いい匂いのするカツラの森の中では立ち止まる。
a0181059_1558484.jpg

カツラの葉、なんだかんだと暇をつぶしながら下る。そして、6コマ目で小梨平。
a0181059_14362132.jpg

河童橋に到着。
a0181059_1575683.jpg

河童橋を渡り、対岸へ。上より暖かいのかチョウの数が多い。3コマ目はルリシジミ。
a0181059_2026144.jpg

穂高橋。
a0181059_1437395.jpg

田代湿原。
a0181059_15123975.jpg

そして、お目当ての田代池。少し入るだけなのに人が少ない。溜息もんの景色だが、写真は凡庸にしか撮れない。
a0181059_1439597.jpg

大正池まで下り、そこからシャトルバスに乗り、沢渡駐車場に帰ってきた。
a0181059_14372160.jpg


天候に恵まれた奥穂だった。無事登って降りることができたので実のところホットした。これまで、標高差のある山に登って下山しているとき、もう少しでという所で突然、左膝(半月板)が痛み出すことがよくあった。もし痛みが出たら、ザイテンの下りや涸沢からの長い下りは途方に暮れたと思う。とにかく、脚を不用意に捻らないように気をつけたが、痛みが全く出ずラッキーだった。

昨年10月8日に、涸沢カールの紅葉を見に行っている。このとき、既に紅葉のピークは終わっていたが、谷の底から穂高の峰々を見上げて、いつかは登りたいと思っていた。それが、こんなに早く、あっけなく実現でき、ある意味、目標を失った気がする。それにしても、上高地は森林限界まで登らないまでも、7月にゆっくり来てみたいものだ。まだ、オオイチモンジを撮影していない。

by otto-N | 2015-09-30 20:40 | Comments(0)

2015.9.13-16 長野県・上高地(4) アサギマダラ   2015.9.29 (記)  

2015.9.15
無事に涸沢小屋に着き、、ヘルメットを返し、ビールで乾杯。その後、しばらく穂高の山々を見上げていたが、12時10分、徳沢に向けて出発。最後のパノラマ合成用の写真を撮っておく。
a0181059_15582312.jpg

ナナカマドの実。
a0181059_14462741.jpg

これで、穂高岳山荘の見納め。たぶん、もう来ることはないだろう。それにしても、ここから見る涸沢槍はカッコいい。
a0181059_14501589.jpg

南岳の下の沢、横尾本谷というらしい。とにかく絶景。
a0181059_14464490.jpg

登山道を下りながら、撮れるものを撮る。スジグロシロチョウ、アキノキリンソウ、オオカメノキの実、ヤハズカミキリ。
a0181059_14465911.jpg

木の実をつついていたホシガラス、センジュガンピ、ヤマハハコ、何の実だろう?
a0181059_14471247.jpg

一番撮ったコウシンヤマハッカ、ヤマハッカの類、食べられれそうもないキノコ。
a0181059_14473099.jpg

本谷橋でアサギマダラを見るも撮れず。チョウがいたのは、横尾に出る前の河原だった。ノコンギクが咲いており、アサギマダラが吸蜜していた。1頭を追いかけていると、なあーんだ、たくさんいた。でも、とても敏感だし、18-135ミリのテレ端だと100ミリマクロと同じくらいの距離。とまった直後しか翅を開かないので、前開くはなかなか撮れなかった。ノコンギクより、フジバカマのほうが人気があった。ヤマハハコでの開翅は撮りたかったのだが、間に合わず。
a0181059_15152393.jpg

全面ノコンギク。でも、かなりのトリミング。
a0181059_1635523.jpg

これも、右を大きくカット。
a0181059_1662314.jpg

この河原にいた他のチョウ。ミドリヒョウモン、アカタテハ、イチモンジセセリ。涸沢カールで見たコヒオドシがいるかと思ったが全く見ず。ヒョウモンはミドリ以外はいなかった。
a0181059_1448171.jpg

そして、横尾に到着。ここにはこんな看板がある。ところどころに貼ってある紙は、今年の遭難状況。あらためて無事帰還したことを感謝。
a0181059_14491524.jpg

16時10分、徳沢着。すぐビールしたことは、言うまでもない。


(上高地(5) 田代池に続きます)



P.S.
9月28日。東京のスーパームーン。広角で撮ったので月は歪んでしまった。2枚のパノラマ合成。
a0181059_19335576.jpg


by otto-N | 2015-09-29 20:42 | Comments(0)

2015.9.13-16 長野県・上高地(3) 奥穂高岳   215.9.27 (記)

2015.9.15
朝の3時ころから廊下はちょっと騒がしい。窓の外でも人の動く気配。さすがに本格的な山小屋だった。ご来光にはあまり興味ばなく、朝食は6時と聞いていたので、ぎりぎりまで布団の中で過ごそうとしたが、カーテンの隙間が明るい。カーテンを開くと、窓ガラスの水滴の向こうに朝日が見えていた。カメラを持って外に出る。まだ、雲海が少しだけ朝日に染まっていた。5時49分。
a0181059_20112727.jpg

そのまま食堂に行ったが、人は前夜の半分以下。もうほとんど小屋を出たようだった。朝食を済ませ、支度を整え、奥穂高岳(3190m)に登る前に、西側の雲海を撮っておく。やはり、前夜は大失敗だったことを痛感。
a0181059_18251548.jpg

6時10分ころ、ザックを小屋の前にデポし、妻の小さいザックを背負い、取りつきのはしご場を登り始める。カメラは、ザックの中に入れておく。どうせ、北斜面なので真っ暗でうまく写らない。あっけなく、はしごと鎖の壁を越え、ザレた斜面を慎重に登る。後ろを振り返ったら、何と槍ヶ岳(3180m)。実は、ここから見えるとは知らなかった。6時55分の撮影。
a0181059_1826832.jpg

雲海に浮かぶ常念岳(2857m)。
a0181059_18282394.jpg

7時。やっと日に当たる場所に出た。左に前穂高岳(3090m)、右にジャンダルム(3163m)。雲海の上を登る。
a0181059_1827375.jpg

槍。左は涸沢岳(3110m)、右は北穂高岳(3106m)。岩の塊りだ。
a0181059_20213520.jpg

7時6分。槍の手前に流れていた雲が薄れてきた。
a0181059_18273536.jpg

7時16分。さらに登った。
a0181059_203842100.jpg

頂上が見えてきた。もう少し。
a0181059_1944373.jpg

7時24分。ヤッホー、頂上到着。
a0181059_2048965.jpg

前穂からジャンダルム。
a0181059_1433356.jpg

ジャンダルムから槍。
a0181059_14335323.jpg

やはり、ひときわカッコいいのはジャンダルム。
a0181059_1433322.jpg

ジャンダルムをどう切り取るか。
a0181059_14475766.jpg

寄って見ると、上に6人。
a0181059_14472440.jpg

1人が何か叫んでいる。(→聞こえるわけありません)
a0181059_14481626.jpg

ジャンダルムは、人がいて、雲が出ていなければ、ただの岩。
a0181059_14483581.jpg

岳沢から上高地。
a0181059_1434736.jpg

前穂のシルエットの遥か遠くには富士山。雲に浮かぶ山塊は南アルプス?
a0181059_15371847.jpg

雲の上の富士。
a0181059_2063882.jpg

涸沢と槍。ここから見た谷の線はとてもすてきだった。
a0181059_15384713.jpg

頂上の祠が空いたので、記念写真を撮る。私はただの作業のおっさんだった。
a0181059_2039444.jpg

8時40分。絶景を堪能しつくし、下山開始。3コマ目、富士はなぜか近く見えた。4コマ目、頂上は混んできた様子。
a0181059_17405331.jpg

ときどき写真を撮りながら下りる。正面はずうーっと槍。取りつき点のはしご場。ほとんど垂直。
a0181059_17411115.jpg

9時30分。穂高岳山荘前に帰って来た。ビールを飲みたいところ。しかし、ザイテンが待っている。転がり落ちるわけにはいかないので涸沢までお預け。はしご場を撮っておく。この標識を撮り下山開始、9時45分だった。
a0181059_17413170.jpg

ザイテンを慎重に下ったけれど、むしろ、気を使ったのは上のほう。とても滑りやすかった。
a0181059_17415325.jpg

途中、一休み。暑くなってきたので1枚脱ぐ。
a0181059_17444414.jpg

上を見上げると、紺碧の空。ザイテンを抜けた所に、イワヒバリがいた。イワオトギリ。この岩石地帯で、コヒオドシを2頭見る。岩の上で翅を拡げないかと、目で追いかけたが全くとまらず行ってしまう。
a0181059_1742229.jpg

涸沢カールでは、ナナカマドの紅葉が始まっていた。ごく一部だったけれど。
a0181059_1745870.jpg

11時30分、涸沢小屋到着。


(上高地(4) アサギマダラ に続きます)

by otto-N | 2015-09-27 20:42 | Comments(2)

2015.9.13-16 長野県・上高地(2) 涸沢カール   2015.9.24 (記)

2015.9.14
徳沢園の朝食は7時から。山小屋としては遅すぎるのだが、涸沢カールを登り、穂高岳山荘に着けばいいので、時間的には余裕があるので、きちんと朝食を摂る。ここの朝食はもちろんおいしい。

徳沢を出たのは午前7時30分。暗い道を抜けるとすぐ梓川沿いの道に出る。ごついアザミが咲いていた。フジアザミというらしい。
a0181059_17254370.jpg

横尾着8時30分。昨年来たばかりなので道を覚えている。すぐに巨大な一枚岩=屏風岩。
a0181059_17255849.jpg

花を探すがあまりない。ハンゴンソウ、ゴゼンタチバナの赤い実、ゴマナ。  
a0181059_17261153.jpg

至るところに咲いているコウシンヤマハッカ。暗いので何枚撮ったことか。
a0181059_17484977.jpg

屏風岩に沿って道があるのだが、木が邪魔で見える箇所は限られ、本谷橋で見納めとなる。
a0181059_17263444.jpg

本谷橋で小休止。ヒヨドリやアザミが咲いており、少しはチョウがいた。少し枯れた葉が秋を感じさせる。
a0181059_17264971.jpg

日陰の道をしばらく登ると右手に大きく開かれた谷間が見えてくる。左の手前の山は南岳(3033m)と思われるが、この谷間は絶景。しかし、登山道のダケカンバが50m以上にわたって根本から軒並み倒されていた。左の木の枝が不自然だが、横倒しになった木の枝。下山後、ビジターセンターで尋ねたら大規模な雪崩があったとのこと。2コマ目はその対岸。もう少しで全山、黄色くなるはずだ。やっと涸沢が見えてきた3コマ目。一歩一歩登る。
a0181059_17271111.jpg

涸沢が見えてくるこの辺が一番キツイ。今回は勝手を知っているので余裕があったが、見えるのに行けども行けども着かず、昨年は本当に疲れた。
a0181059_19312931.jpg

左の涸沢ヒュッテではなく、右の涸沢小屋に向かう。ナナカマドはまだ紅葉していない。葉から直接白い花が咲くオオヒョウタンボクの赤い実。クロマメノキと思ったがクロウスゴと思う。
a0181059_1727244.jpg

灌木地帯を抜けるとテン場。
a0181059_19373780.jpg

11時30分、涸沢小屋到着。テラスでゆっくり昼食。そして、ヘルメットを借りる(レスキュー保険に入っていると半額の500円)。
a0181059_19371262.jpg

それにしても。無風、雲一つない快晴。
a0181059_1131114.jpg

正午ちょうど、山頂の小屋を目指して出発。岩に書かれた目印をたよりに登る。
a0181059_17273855.jpg

少しずつ登っているのは前穂の高さから実感できる。
a0181059_19484128.jpg

斜めにだらだらと登った突き当りの縦に伸びた灌木地帯から、ザイテングラードが始まる。大きな岩をよじ登る感じだった。
a0181059_17275185.jpg

振り向けば、常念岳。
a0181059_19543389.jpg

進む先の山の形はちっとも変わらない。2コマ目、今思うとこの鎖場が一番の難所だった。えっ、まだ咲いていた大好きなイワツメクサ。
a0181059_1728974.jpg

思いきりアンダー。なかなかカッコよく撮れた。
a0181059_17291639.jpg

登って来た方を振り返る。キャンプ場のテントは豆粒。かなり上がった。
a0181059_2012099.jpg

鎖場を過ぎると、かなり楽。大きな岩が少ないが、滑るので注意。そして、午後2時、穂高岳山荘に到着。涸沢から3時間かからなかった。
a0181059_17282788.jpg

山小屋の受付を済ませてから、外でビール。この山小屋はカードが使えるし、WiFiも使える。涸沢岳と奥穂高の間に石を敷き詰め、その上に建っている。石畳のテラスから登って来た東方向を望む。
a0181059_22113377.jpg

個室を頼んであった。部屋は12畳ほどの大部屋に2人だけという贅沢。隅に布団が積んであったので、布団を拡げ昼寝、をしたのが大間違い。気がついたときは、すでに5時30分。外に出ると、奥穂のとりつき岸壁には日が下のほうから当たっていた。いつの間にか雲の上。雲海の上の太陽。そして、ブロッケン現象。
a0181059_221151100.jpg

夕食の時間になったので食堂に行く。夕食はこれまで泊まった山小屋の中で一番おいしかった。しかし、西側の窓から見えた太陽はすぐ沈みそう。急いで食べ、先ほどの場所へ戻る。間に合った。
a0181059_2212522.jpg

撮っていた場所は、山小屋の奥穂寄り。涸沢岳のほうを見ると、たくさんの人が夕日を見ていた。しまった、向こうのテント場のほうがよかった。と、あわてて移動し、沈んだ後の夕日を撮る。昼寝をしないで、山小屋の周りをうろついておくんだったと、後悔。後の祭り。なにしろ、この写真には、左の端に当然写っていてもいいはずのジャンダルムが写っていない。実は、見えるとは知らなかった。
a0181059_22122361.jpg



(上高地(3) 奥穂高岳に続きます)

by otto-N | 2015-09-24 20:24 | Comments(2)

2015.9.13-16 長野県・上高地(1) 明神   2015.9.22 (記)

2015.9.13-16
8月中旬からまるで天気が悪く、今年は奥穂高岳に登ることを諦めていた。しかし、11日の天気予報では、14~15日の北アルプスの天気は晴れときどき曇り。山小屋の予約状況を聞いたら、まるで空いており、即決。行くことにした。

2015.9.13
この日は徳澤まで行くだけなので、自宅を出たのは8時過ぎ。沢渡の岩見平駐車場(広くて平日はガラガラ)に車を入れ、上高地に着いたのは1時半ころ。曇り空。河童橋では傘を持っている人がいたので、雨が上がったばかりのようだった。岳沢は見えたけれど、その上は雲の中だった。
a0181059_16374629.jpg

明神まで1時間、さらに1時間で徳沢に着く予定。道中、撮る花も少ない。まず目についたのは、薄紫色のノコンギク。キノコも可愛い。オオカメノキ、とりあえず実も撮影対象。
a0181059_16375879.jpg

すれ違う登山客は少なかった。鬱蒼とした森の道をとぼとぼと歩く。明神岳も山頂は雲がかかっていた。
a0181059_1638822.jpg

トリカブトがやたら多い。白いブラシ状の花が多く、後でサラシナショウマといういう名であることを後で知る。キノコ。暗くて何度撮ってもうまく撮れなかったコウシンヤマハッカ(カメバヒキオコシの変種とのこと→ん?聞いたことのある名前だ)。
a0181059_939512.jpg

明神着。吹き上がる雲にしばし見とれる。
a0181059_16393544.jpg

暗い道を抜け、川のほとり。行く先には青空が見えてきた。明日は天気になりそう。
a0181059_16382910.jpg

再び森の中に入り、少し明るい所には花。ノコンギクは相変わらず多いが、きれいな群落は意外に少ない。ミゾソバがあるとは意外だった。
a0181059_16384158.jpg

カツラの落ち葉のいい匂いがすると思ったら徳沢だった。3時20分、宿に到着。
a0181059_1713035.jpg

徳沢園という山小屋、とても山小屋とは言えない。ちゃんとした風呂があり、浴衣があり、バスタオルがないだけ。食事も都心のレストランと変わらない。食器もおしゃれだし、和洋折衷の料理もすばらしい。なんでここまでという感じ(ワインは地酒しかないが)。洋室の個室を予約したが、中はこの通り。小物まで懲りすぎ。すごかったのは総革張りの椅子。あきれ返って写真を撮ってしまった。
a0181059_17454686.jpg



(上高地(2) 涸沢カールに続きます)

 

by otto-N | 2015-09-22 20:22 | Comments(0)

2015.9.11 東京・恵比寿Sビール本社前 ナガサキアゲハ   2015.9.20 (記)

2015.9.11
久しぶりの晴れ。21ミリだけを持って、Sビールの花壇に行く。こんなときは、アゲハ類が出てくるはず。ヤマトシジミは少しだけ飛び回っていたが、スレたものばかり。ツマグロヒョウモンのオスがいたが、すぐいなくなった。そこへ、アゲハチョウ。ただし、撮れたのは1枚だけ。
a0181059_9371061.jpg

もう1頭が来たけれど、突然のナガサキアゲハのメス。あわててシャッターを切る。後翅の白斑は小さい。
a0181059_9393058.jpg

フワフワと舞い、花を探している様子だった。
a0181059_9404843.jpg

しばらくその辺を飛び回っていたが、車道に沿って飛んでいったので、追いかける。ときどき頭の高さに降りてくるので撮りながらの200m全力疾走。撮るには撮れたが後ろからのV字ばかりじゃしょーがない。ゆっくりフワフワ飛んでいるようだが、1回のはばたきで距離が見た目以上に進む。追いつかないわけだ。山手線の陸橋上でロスト。

ナガサキは新鮮だったので、他の黒系アゲハも新鮮かもしれないと、自宅に戻り、カメラをもう1台もって、自然教育園近くのクサギの花に行く。しかし、花はほとんど実になっていたのでここを諦め、教育園に入る。27日には、チョウ類保全協会の観察会が行われるので下見の下見にちょうどいい。この日、見たチョウを並べます。

ムラサキシジミ、ゴマダラチョウ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、クロアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハチョウ、ヒメジャノメ、キタキチョウ、コミスジ。

月末になったら、アサギマダラ、オオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモン、ムラサキツバメが加わるはずなので、期待しょう。

池の畔に必ずいるツマグロヒョウモン。
a0181059_9591926.jpg

ボロだがルリシジミのメス。
a0181059_10241718.jpg

狙いどおり撮れた逆光のキタキチョウ。
a0181059_9593470.jpg




by otto-N | 2015-09-20 20:08 | Comments(2)

2015.9.4 東京・葛飾 江戸川河川敷(2) モンキチョウ   2015.9.17 (記)

2015.9.4  続き
葛飾・柴又の江戸川の大堤防の斜面にはアカツメクサが咲き、走り回るにはちょうどいい草丈だった。午後になると、オスとメスの求愛のダンスが始まる。
a0181059_8523731.jpg

ダンスが始まったペアに駆け寄り、15ミリ広角で連写するが、2頭とも入る確率はそう高くはない。
a0181059_8524851.jpg

オスを追うメス。
a0181059_8561067.jpg

この日は、広角の他、100ミリマクロ+1.4テレコンで、飛翔を狙った。近づきすぎるとピントが合いにくい。また、すぐファインダーから消える。ちょっと遠目が無難。
a0181059_9213115.jpg

ダンスはゆっくりしたホバリング。横移動のときは追うことができるが、前後に移動するとピントがまるで合わなくなる。MFで、ピントが合ったと思ったら2、3回シャッターを切り、再びピントリングを回す。背景のボケ具合はチョウの後ろの距離とチョウの高さで変わる。狙いはピンクの花ボケだったのだが、この辺は花が少なかった。この9コマは、一律の大きさでトリミング(縮小前:2400×1600)した。
a0181059_9214598.jpg

マクロで撮るのに飽きたわけではないのだけれど、やはり広角での撮影が本命。1ペアを振り切られるまで追い続けることができたと思ったこの一連の画像、よく見たら、1枚目の5コマ目からは別のペアでした。6コマ目以降は、オスがメスを追いかける構図。さらに、4枚目からは追われているのは黄色いメス?同じようなものが、見るほうもウンザリするくらい延々と続きますがご容赦を。(アップ時に気がつきましたが、再編集は大変なのでこのままいきます)
a0181059_8535386.jpg

a0181059_854322.jpg
a0181059_8541839.jpg
a0181059_8543076.jpg
a0181059_8544451.jpg

a0181059_8552027.jpg

これは別ペア。ダンスは短命に終わりました。
a0181059_8554461.jpg

縦型でも撮ってみましたが、横へ動くと2頭が入らないことが多く、失敗が続く。
a0181059_12494593.jpg

午後2時半過ぎ、少し場所を変えての撮影。それまで撮っていたのは、下の白く見える道路の上あたりの斜面。
a0181059_8571781.jpg

飛んで来たペアは土手の上のほうに回り込み、
a0181059_8585246.jpg

目の前で反転し、
a0181059_858189.jpg

メスだけにピントが来て、
a0181059_8581920.jpg

舞い上がり、そのまま視界から消えてしまいました。
a0181059_11105774.jpg


友人に誘われて、江戸川の広い堤防でモンキチョウと戯れました。3月に行った場所のちょうど対岸です。どちらがいいかは、草刈りの具合とのこと。3月の場所は、上流側から草刈りが始まったようで真っ茶色、下流側は草ぼうぼうのようでした。モンキチョウのペア・ダンスは飛翔速度も遅く、ほぼホバリング状態。飛翔撮影の練習には最適なようで、蝶種の少ないこの時期、とても楽しめました。

by otto-N | 2015-09-17 14:04 | Comments(0)

2015.9.4 東京・葛飾 江戸川河川敷 (1) ヒメアカタテハ   2015.9.12 (記)

2015.9.4
予報通り、朝から晴れ。朝9:00にメール、「いっぱい飛んでいる」→「こんなに早くからですか」と打ち返し、地下鉄と私鉄を乗り継ぎ堤防に急ぐ。

一応、前日のコムラサキのいた場所に行ってみるが姿はなく、堤防の草むらでモンキチョウと友人と戯れるが、ヒメアカタテハの方が気になる。レンズは100ミリ(+1.4テレコン)と15ミリ。いつものように、マクロで撮るときは、右手にデジイチ広角をぶら下げたまま。小型軽量のペンタのなせる技かもしれない。ヒメアカタテハは今が旬。
a0181059_2034447.jpg

さて、前日のリベンジとばかり飛翔を撮り始める。奇蹟の1発目。
a0181059_17152042.jpg

1コマ目は、上の連続画像、さすがにこの次は遠かった。2コマ目と3コマ目は午前中に撮れたもの。裏翅だけと言っても、この浮遊感は飛翔だけのもの。
a0181059_17163641.jpg

自転車ともう少し離れていたなら、かなりよかったのだけれど。
a0181059_17265558.jpg

終日、モンキチョウの合間にヒメアカタテハを追っていた。ピンが来たものは構図が悪く、ピンボケは構図がいいことが多い。まとめて混交9枚。
a0181059_17145650.jpg

午後に撮れていた、この日一番のお気に入り。
a0181059_17134552.jpg

こんなのも。たまたま写っていたバッタ。ときどき、もっと大きなバッタが飛び出すが、追う気はしなかった。
a0181059_17302658.jpg

朝、ツマグロヒョウモンのメスは1頭だけ現れた。
a0181059_17314817.jpg

飛ぶのを撮ろうとするが、クロバーにすぐとまってしまう。飛んでもらってもすぐとまるので、匙を投げてしまった。
a0181059_1734356.jpg

ヤマトシジミも撮らざるをえない。そもそも、都心ではヤマトシジミを追いかけて撮ることはないのだ。いつもは手首返しで十分。それにしても、逆光気味。光りが足りない。
a0181059_17363567.jpg

広い河川敷。舞い上がるヤマトシジミ。(狙ったのでなく、撮りそこなったヒメアカの代わりに写っていました)
a0181059_17381713.jpg


とういわけで、2日連続、友人のフランチャイズの土手でチョウを追いかけました。チョウの数も多く、広い土手なので飛翔撮影の友人とバッティングすることもありません。背景に人が写っても点でした。


(江戸川河川敷 (2) モンキチョウに続きます)

by otto-N | 2015-09-12 18:02 | Comments(2)

2015.9.3 東京・葛飾 江戸川河川敷 (2) モンキチョウ   2015.9.10 (記)

2015.9.3  続き
堤防の広い斜面にはアカツメクサが咲き、モンキチョウが吸蜜に余念がない。ときどき2頭が絡むので、走って近づき広角で撮ろうとするのだが射程距離に入ったとたん、ばらけてしまうか、ホバリングから飛翔体制に移り、そう簡単には撮らせてくれなかった。それでも、諦めずに後を追った。
a0181059_10194341.jpg

ときには3頭が絡むけれど、3頭が1枚の絵にはなかなか入らない。
a0181059_1016843.jpg

一連の撮影で、これがラスト。たいてい、頭上を越えられてロスト。
a0181059_10162790.jpg

吸蜜中のメスにオスが求愛、メスはほとんど交尾拒否。メスが飛び上がるとオスが追う。
a0181059_10442074.jpg

しかし、しかし、あれだけ交尾拒否していたのに、撮った画像を見ると、ことごとくオスを追うメスばかり。いつ入れ替わったのだろうか?ホバリング中の300ミリでのマニュアルフォーカスは、比較的撮りやすい。距離によって背景のボケ具合が変わる。
a0181059_22532334.jpg

でも、本命は背景重視の広角での撮影。色が出ないのは歴然だけれど。下の直線は川ではなく道路。白い小屋を右に行くと矢切の渡し。江戸川は木々の向こうで見えない。
a0181059_10165886.jpg

実は、モンキチョウ以上に追いかけていたのはヒメアカタテハ。
a0181059_11304140.jpg

この堤防のヨモギを探すと、幼虫はすぐ見つかった。それにしても、新鮮なヒメアカタテハは美しい。これを撮っていた2時ころ、仕事を終えた友人が1DXを携えて登場。
a0181059_1131169.jpg

ツマグロヒョウモンのオスも登場。
a0181059_11314776.jpg

ベニシジミ、チャバネセセリも新鮮。当然、ヤマトシジミのアカツメクサ吸蜜も撮ったけれど、ピンボケでボツ。
a0181059_113201.jpg

まあ、飛んでいるのが1枚あったのでいいだろう。ヒメアカタテハとツマグロヒョウモンの飛翔は惨敗。
a0181059_10203535.jpg

逆光だったので色は出なかったけれど、3種同時飛翔撮り。写っている建物は、看板の字が見えないが、柴又で有名な料理屋「川甚」。
a0181059_13223965.jpg

2時半すぎ、これからがモンキチョウの絡みの時間帯だというのに、空に雲が拡がってきてしまった。モンキチョウは、アカツメクサで吸蜜しているが不活発。飛び出す数が少ないので、1ペアを追いかける。
a0181059_10205228.jpg

上の続き。かなり走りました。よく見たら、これはオスがメスを追っている。オスも必死だったのか。
a0181059_10211215.jpg

不意をつき驚かせてしまったのか、オスが写っていないだけなのか、今となってはわからない。
a0181059_10222542.jpg

まだ、明るかった時間帯に撮った江戸川河川敷のモンキチョウ。
a0181059_102317.jpg


せっかく友人が来たというのに、その頃から空が曇り始め、チョウが姿を消した。曇ると飛翔撮影はとにかく色が出ない。翌日は天気が良さそうなので、また明日ということで、3時半ころ撤収。


P.S.
今、連絡が入り、このチョウが舞っていた土手はすっかり冠水したようです。(18:00)


by otto-N | 2015-09-10 16:26 | Comments(4)

2015.9.3 東京・葛飾 江戸川河川敷 (1) コムラサキ   2015.9.7 (記)

2015.9.3
久しぶりの青空、友人から誘いを受け、モンキチョウが時には7頭も連なるという河川敷に行く。場所は葛飾・柴又の矢切の渡しのある江戸川河川敷。すなわち、今年の3月にモンキチョウを追いかけまわしていた河川敷の対岸。実は、北海道から出てきてから、柴又の帝釈天には一度も行ったことがなかった。京成線の柴又駅で降り、まずは帝釈天に。さすがに平日の午前とあっては人は少なかった。あわよくば、そのへんを飛んでいるヤマトシジミを撮ろう思っていたが、道端にはカタバミの1つもなく、徒労に終わった。
a0181059_19421330.jpg

帝釈天の裏の路地を5分ほど歩くと河川敷に出る。堤防にはモンキチョウが舞っていたけれど、時間が早いせいかメスに絡むオスは見られず、単独のオスを追いかけたが撮れず。とりあえず、川畔まで出ることとし、枝垂れヤナギのある場所へ行くと、地べたでコムラサキが吸水していた。が、とても敏感。300ミリでさえこれしか撮れなかった。翅を開く気配が全くなく、飛び回るところを撮ろうとしても、空撃ちばかり。当たり前だが速すぎる。
a0181059_19423229.jpg

姿が消えたので、近くを飛び回っていたヤマトシジミを撮る。レンズは15ミリ、木陰なのでLED2個(LPL:VL136)を装着した。
a0181059_2041515.jpg

上の3枚を2400×1800ピクセルにトリミングした(その後圧縮するので写りは悪くなる)。一応、細部まで撮れてはいるけれど、ストロボを使ったような翅の煌めきはなかった。
a0181059_2042978.jpg

ただ、ストロボでは最初の1発目しか撮れないけれど、LEDは連続で撮れるのが強み。11枚連続で撮った中の6枚。
a0181059_9352139.jpg

1枚に翅裏、翅表、半開翅が撮れたのは初めてかもしれない。15ミリで置きピンは25cm位なので、チョウが少し小さい。色も出ないので日陰は難しい。実際には、コムラサキは去ってはまた吸水に戻って来るということを繰り返していたので、ヤマトはコムラサキがいない間に撮っていた。
a0181059_10381687.jpg

コムラサキは、吸水に邪魔されたとき(撮影者とクルマ)、近くの柳の3mほどの所にときどき休んでいた。じっと待っていると翅を少しだけ開く。しかし、ムラサキ色は出ない。
a0181059_19433473.jpg

吸水に降りてくると追いかける。ファインダーに入る感じがしないので、置きピンは50cm。少しトリミングしたが、運良くば、こんな感じで入る。
a0181059_20302688.jpg

背景は砂利なので、2400×1800ピクセルのトリミング。でも、ピントが来てもなかなかムラサキが入るものではなかった。
a0181059_1942467.jpg

何度目かの休憩。あいかわらず、開翅は少しだけ。
a0181059_19434774.jpg

これまでコムラサキは普通の柳でしか見たことがないような気がする。枝垂れ柳の背景はなかなか趣があってよろし。少し寄って撮ったら、後ろがここまでボケてくれた。(チョウが大きすぎるが)
a0181059_1944230.jpg

コムラサキは、撮影者に危害は加えられないと見たのか、あるいは、これ以上吸水に我慢できなかったのか、近寄ってもすぐ逃げなくなった。周りをぐるぐる回る。置きピン35~40cm。
a0181059_1943499.jpg

ノートリではチョウはこの大きさ。
a0181059_1943122.jpg

ムラサキが輝いた1枚。ピンはイマイチ。上の2コマ目の次の画像だった。
a0181059_21594983.jpg

置きピン30cm。ピントが胴体にしか来てなかったけれど、いい感じに撮れた。
a0181059_21592972.jpg

コムラサキはついに行ってしまい、というか、こちらが疲れたころには、12時も過ぎていた。そろそろ、土手ではそろそろモンキチョウの求愛行動が見られる時間。堤防に移動した。


(江戸川河川敷 (2)に続きます)


P.S.
雨ばかり続き、うとうととしながら、本田計一・加藤義臣編 「チョウの生物学」 (東大出版会)を読んでいたら、606ページに、こんなくだりがあった。書かれているのは海野さん。
「長時間追いたい場合は、最初はあまり近づかずにチョウをおどさないようにする。チョウは眼がよくみえるから、おどさなければ相手がこちらをあまり気にしなくなる傾向がある。こうなったらしめたもので、1時間くらい追って撮影というのも可能である。」
過去のコムラサキを撮影した時を思い出した。コムラサキに関しては、全くそのとおりだった。



by otto-N | 2015-09-07 16:48 | Comments(0)