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たかがヤマト、されどヤマト

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2016.6.27 群馬県・日光白根山 ヒオドシチョウ   2016.6.30 (記)

2016.6.27
前々日の天気予報では曇りだったけれど、前夜の予報では晴れ。本当かいなと思っていたが、朝起きてみると、ピーカン。朝一番のロープウェイ(平日は8時)に乗る。ロープウェイからの丸沼と、山頂駅(標高2000m)からの日光白根山(標高2578m)。
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山頂駅の広場はシラネアオイの大花壇になっていたが、花はすでに終わり。登山道はその奥の神社の横から始まる。登山開始は8時20分。ずうーっと薄暗い針葉樹林帯を進む。山頂を見ることのできる場所は2~3か所しかなかった。花もほとんどない。
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そのうち、高山植物が見られるようになった。
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日影にあったイワカガミの群落。
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実は、イワカガミよりミツバオウレンのほうが好み。
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樹林帯を抜けると突然の岩石地帯。高山植物も咲いていたが、乾燥しているのか、ちびたものばかりで美しくなくほとんど撮影しなかった。ときどき、モンキチョウが飛んでいた。
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後ろを振り向けば、この大展望。
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最初のピークに達したが、一番高いのは真ん中のピークらしい。一度下り、向こうの岩を登った所が関東最高峰標高の2578m。
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10時に山頂到着。山頂からの180度のパノラマ。左に尾瀬の双耳峰、燧ヶ岳、右に男体山と中禅寺湖。中央下に見えるのは五色沼。(どの画像もクリックすると大きくなります)
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男体山と五色沼。最初のピーク(右手前に写っている大きな岩)に戻って撮るべきだった。
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五色沼をズームアップ。
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もう1つ隣りのピークに移ると、弥陀ヶ池が見えた。その向こうは菅沼らしい。
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弥陀ヶ池のズームアップ。木道の先を行くと菅沼に至るロープウェイ以前の旧ルート。
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帰路は、弥陀ヶ池に下りるルート。急で狭く、足元がすぐ崩れるガレた登山道だった。途中、登山道を見上げると、ここからは登りたくないと思うほどの急峻さ。
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岩場を過ぎると、シャクナゲの大群落が拡がっていた。花はこれからのようだ。ハクサンシャクナゲとツガザクラ。
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急な登山道がそろそろ終わりという頃、ヒオドシチョウが岩の上で休んでいた。翅を開くたびにシャッターを切る。
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弥陀ヶ池との分岐点付近。自生のシラネアオイが咲いているはずだが、今年は雪が少なく、終わったとのこと。ウメバチソウ、ハクサンチドリ、ミヤマキンバイ。
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そして、弥陀ヶ池。V字の向こうに白い雲。さざ波が少し収まった瞬間。
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ここでしばらく休んでいると、雲が拡がってきた。座禅山方面に向かう。薄曇りだと花は撮りやすい。
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座禅山はただの丘で、見晴しもない噴火口の跡。あいかわらずの針葉樹林。スギゴケの緑。
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垣間見えた山頂。その後は、ロープウエイ山頂駅まで、ただひたすらに降り続けた。
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13時20分、山頂駅到着。さて、山を撮ろうかと思ったら、山頂には日が当たっていない。薄日が当たるのを待って撮る。右裾を斜めに樹林帯を突っきり、岩石地帯の稜線を登り右のピークに出て、中央ピークに移り、さらに左のピーク下の岩の間、稜線の手前の直線ルートを下りてきたようだ。
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ロープウェイに乗り込もうとしたとき、目の前でメスのモンキチョウがオスに絡む。シャッタースピードはそのままで、テレ端でMF撮影。背景に白根山は入らなかった。山頂は気温が低くキアゲハはおらず、森林限界でヒオドシが飛んでいたくらい。この2000m地点でも、飛んでいたのはモンキチョウとヤマキマくらいという寂しさ。広場の回りの樹冠を激しく飛び回っていたのはフジミドリかもしれないが、まあ、ルリシジミだろうなぁ。
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by otto-N | 2016-06-30 20:20 | Comments(0)

2016.6.26 群馬県・玉原湿原 コキマダラセセリ   2016.6.29 (記)

2016.6.26-27
梅雨空が続いていたけれど、予報では晴れ時々曇り。山の天気は現地に行ってみなければわからないのだが、ダメもとで日光白根山に登ってみた。日本百名山で、標高2578mもあるけれど、2000m地点まではスキー場のロープウェイで行くことができる。

2016.6.26
丸沼高原に行く前に、玉原湿原(標高1200m)に寄ってみた。湿原の規模としてはとても小さい。予定では、その近くにある尼ヶ禿山(標高1446m)に登るつもりであったが、晴れていた空が急に曇り出したので中止。湿原の散歩にとどめた。湿原の定番、ワタスゲはとても少なかった。同じ種類と思っていたが、色が濃いほうがサワラン、薄いほうがトキソウと言うらしい。
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キンコウカ、ウラジロヨウラク、終わりかけのヒオウギアヤメ、ノウルシ?。  
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赤いセセリがよく見られた。後で調べるとコキマダラセセリ♂。日が翳ったとたん消えてしまった。
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もう少しこのセセリを撮りたかったが、雨がポツンと来たので山を下りる。しかし、下界はまだ明るかった。丸沼高原に行く途中で、人で賑わっている所があった。「田園プラザかわば」という超有名な道の駅。芝生ではシートを拡げお弁当を食べている家族連れもあり、車の数が半端ではなかった。丸沼高原の宿に入る前に、時間があったので、丸沼に寄る。空はすっかり曇り、長袖でも寒い。それはそうだ、ここは標高1400m。
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暇なので、湖畔の遊歩道をぶらつく。釣りをしているボートが浮かび、暗い湖面の向こう(右)にスキー場のロープウェイが見えた。
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遊歩道を戻る途中、少し明るくなる。
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新緑と湖面のさざ波がきれいだった。
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丸沼高原の宿は「シャレー丸沼」。30年くらい前、スキーで来たことがある。内部はリニューアルしてあったけれど、外観は昔と変わらなかった。お値段は、ロープウェイ往復券付き、お弁当付き、登山後の温泉付きで1人11000円。


   

by otto-N | 2016-06-29 21:04 | Comments(0)

2016.6.24 横浜・ダイヤモンド プリンセス  アオスジアゲハ   2016.6.25 (記)

2016.6.24
有効期限が迫った2枚の切符、「横浜クルーズ・赤レンガ倉庫」。日中は雨は降らないとの予報だったので行ってみる。

大桟橋には巨大なクルーズ船が停泊していた。ダイヤモンド・プリンセスとある。船籍はロンドン。まるで巨大なビル。
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ダイヤモンド・プリンセスが停泊していたのは、切符に記された観光船のこの向かい側。13時15分の出航までに40分ほどの時間があったので、近くのクスノキを飛び回っているアオスジアゲハを撮る。こんなこともあるかと思って、15ミリだけを持ってきていた。時々、クスノキの低い位置にも飛んで来る。産卵場所を探しているらしい。目の前で産卵したが、残念ながらピンボケ。まとわりつく姿だけ撮れた。それにしても、暗かった。
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背景に巨大なクルーズ船を入れたかったが、入ったのはここまで。アオスジアゲハは望む位置には飛んでこなかった。
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もう少し遊びたかったが、出航の時間。出航後、まず、目の前のダイヤモンド・プリンセスに近寄る。でかい尻。説明によるとこの朝に入港したそうだ。
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日本丸という日本で一番のクルーズ船も停泊していたけれど、写真は割愛(あまりにも小さい)。ベイブリッジをくぐり抜け、さらに沖へ。不思議な形の巨大な船。輸出車の搬送船とのこと。
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面白かったのは、コンテナ用の巨大なクレーン。ガントリークレーンと言うらしい。しばらく、船はここで停止し、コンテナの積み出しを見物する。近寄りすぎて全体入らず、立ち去る時にやっとフレームに入った。
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歴史ある赤灯台の横を通り、みなとみらい地区を正面に見ながら、ダイヤモンドプリンセスの停泊する対岸の赤レンガ桟橋に戻る。55分のヨコハマ港の観光だった。
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桟橋に着いた時、空が暗くなりかけたけれど、まだ、アオスジアゲハは飛んでいた。しかし、クスノキの前は芝刈り作業が入っていたので、他を探す。赤レンガ倉庫の駐車場の生垣のヤブカラシに群がっていた。ただ、高さが2m以上あり手が届かない。脇に道路工事でよく使われている鉄パイプの仕切りが、平行に2つ置かれていたので、その上に脚をのせての撮影。自由に動けないので目の前に来たものだけを撮る。
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ここからもダイヤモンドプリンセスが見えたが、どうやら遠すぎた。
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どんよりとした曇り空だったし、港の観光なんてそれほど面白いものではないだろうと思って、15ミリしか持って行かなかったけれど、どうしてどうして、大きく撮りたいシーンもあり、標準ズームも持っていくべきだったと後悔した。

   

by otto-N | 2016-06-25 20:50 | Comments(0)

2016.6.10 埼玉・ハンノキの森 ミドリシジミ   2016.6.19 (記)

2016.6.10
ミドリシジミの卍飛翔はなかなか低いところまで降りてこないため、思うようには撮影できなかった。もう少しというところでカメラが届かない。そこで、急遽、一脚とレリーズを購入した。レリーズの長さは50cm。もう少し長いのが欲しかったが、ペンタの純正なのでしかたがない。一脚は、免許更新で新宿に行ったついでに一番安かったベルボンEXUP300(1695円)。

この日も晴れて暑いせいか卍が始まったのが遅く、午後5時20分。少し絡んではすぐ分離し、それぞれのテリ位置に戻っては翅を開く。高い場所が多く、撮れる範囲のものを300ミリで撮影する。
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時々、少し低い所にもとまるが、数は少ない。そして小競り合いを繰り返す。
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いつのまにかオスが集結していたという感じ。
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日が落ち始めたときに戦闘開始。あわてて駆け寄り、一脚を持ち上げながら連写する。が、思うようには卍する2頭との間隔がとれないし、短時間で卍がばらけてしまう。まだ明るいうちにと思って焦るばかりで、結局、これまでと変わらなかった。
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一脚撮りでは、手が届かなかった高さで撮れたのだが、急に目の高さに来たときには対応しきれなかった。また、いくら小型軽量のペンタとはいえ、支える左手が疲れてくる。
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暗くなるにつれ、あちらこちらで卍飛翔が繰り広げられるが、そのうち卍飛翔の数は減ってくる。卍が始まっても他のオスが介入し、すぐにばらけてしまう。ばらけたオスに、さらに他のオスが加わり、5~10頭の集団を形成し、目の前を飛び交う。壮観と言えば壮観。だが、こうなると万事窮す。手に負えない速さだった。片割れしか写っていないが、この日のベスト(情けない)。
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飛翔をほぼ諦め、静止を撮るが、日が落ちた後では暗すぎた。
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一脚撮りでの最大の収穫。真上からの静止撮影。
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置きピンなので、少しずつアングルを変えての撮影。テリ張りの時は、他のオスには反応しても、カメラには反応しないようだ。
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2016.6.11
土曜日。テニスを早めに切り上げ、ミドリシジミを撮りに行く。下草でメスが飛び立ち、近くにとまり、翅を開いた。B型だった。虫食い葉がかなり残念。
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また1頭、足元から舞い上がる。木陰にとまり、わずかな木漏れ日を受け、全開した。AB型。右の翅に弱く日が当たる。背景は申し分ない。
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午後5時、2頭が入る確率を少しでも上げようと15ミリ広角の置きピン25cmにセットし一脚に取り付け、卍飛翔が始まるのを待つ。とまっているのは撮らない覚悟で、明るいうちの卍飛翔に専念することにした。
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しかし、この日も、卍飛翔は最初のうちだけ。すぐに乱舞状態となってしまう。下りてくる卍はほんとに少なかった。21ミリを15ミリにしたところで、2頭とも入るわけではなかったが、チョウの画面に対する大きさは15ミリのほうがいい感じだった(飛翔画像についてはすべてノートリ)。また、一脚撮影では、被せ気味に撮れることも強みかもしれない。
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せっかくの構図だが、ピン甘だし、
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撮れた時にはもう暗かった。
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一脚撮り。ファインダーを覗くわけではないので、あてずっぽうのアングル。置きピンなので、数を打つ必要あり。(実際は飛び立ち飛翔を狙ってたときの失敗画像)
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飛翔を諦め、マクロ撮り。
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金色に輝くアングル。ちょっとピンボケ。1/125秒だった。暗すぎて、撮影はこれにて終了。その後もミドリシジミの狂乱は続いていたが、帰らなければならない時間となり、最後まで見とどけることはできなかった。
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4回目の卍飛翔撮影も失敗に終わった。日が落ちた後に飛翔が始まるので暗すぎということもあるけれど、なんと言ってもピントが合わないことが主因。卍飛翔する2頭とも1画面に入り、その1頭は、4翅とも金緑に輝くというシーンを夢みていたのだが、またもや、来年に持越しとなってしまった。それにしても、こうも数が多いと、卍飛翔が他の個体の介入により、すぐばらけてしまい、撮影不能になるとは知らなかった。


追記:
この卍飛翔がばらけてしまう原因については、チョウの大先輩が、「♂同士がお互いを監視しながら、グルグル回るためには、お互いを認識可能な照度が必要」という仮説を唱えております。
もう少し引用します。「夕方の西日がある程度低い場所にまで、差し込む場合は地面スレスレまで卍が解けずに持続する。他方、薄暮の度合いが増すに連れ、卍は比較的高い位置で解消するペアが増加する。ミドリ♂の活動が最も盛んな時期は、ハンノキ樹間の隙間に夕陽が僅かに差し込んでいるけど、それ以下の空間は暗いから、ハンノキの樹冠から数m降下した時点、概ね地上高5m位で解消してしまう。」

今、思い出すと、近くの卍はすぐに崩れても、梢の上には、くるくると回り続ける複数のペアが飛んでいた。なるほど、上はまだ少し明るいからか。卍飛翔照度説は、大正解のような気がします。

   

by otto-N | 2016-06-19 18:18 | Comments(0)

2016.6.3 埼玉・ハンノキの森 ミドリシジミ(2)   2016.6.16 (記)

2016.6.3  PM(続き)
ミドリシジミの卍飛翔撮影に大苦戦を強いられていたのだが、ときおり、目の高さくらいにとまり、開翅する個体がいることに気がついた。広角飛翔よりも、マクロでこちらを撮っておくほうが無難といういうわけで、広角とマクロの二兎を追う。しかし、どちらも中途半端。一兎に専念すべきだったと、翌日後悔。
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手首に軽いとはいえ広角をぶら下げシャッターを切るのだから、やはり不安定でピントがずれる。切る前に飛ばれる。突然のスクランブル発進。
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撮れていたと思ったら、ちょっとピンボケだった。
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より輝く頭側に回り込む。
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日が落ち、暗くなっても開翅するが、写りはよくない。
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やはり、明るくないと・・・。
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卍飛翔はまだまだ続いていたけれど、暗すぎて撮影できず、午後6時40分撤収。


2016.6.6
晴れていると卍飛翔が始まる時間は遅くなる。薄曇りだと早まるだろうと、行ってみる。ところが、出てきた時刻は前回より少し早いだけの午後4時50分。ミドリシジミに混じり、ミズイロオナガシジミがフラフラと飛び出す。
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日射しがないためか、高いところにしかとまらず、翅を開く個体は少ない。
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時間がたつと絡み合う個体は増えてはきたけれど、ただ暗いだけ。下に降りてくる卍も少なかった。撮れても片割ればかり。
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これも一頭だけ。翅脈も写っていたが、まだピントが甘い。
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2頭が入ったが・・・。
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せめて片方は翅を開いていてほしかった。
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空が暗くなっても、数は増え続け、あちらこちらでくるくると卍飛翔が行われるが、下にはあまり来なかった。そのうち、卍を始めても、他のオスの介入ですぐにばらけてしまう。ばらけると数頭が群れをなして飛んでいく。思わず撮るのも忘れ(手出しができなかっただけですが)、茫然と見送るばかり。午後6時、あまりにも暗く、満足に撮れないまま撤収。





   

by otto-N | 2016-06-16 20:08 | Comments(0)

2016.6.3 埼玉・ハンノキの森 ミドリシジミ(1)   2016.6.13 (記)

2016.6.3  PM
朝にトラフシジミを撮った夕方、埼玉のミドリシジミの卍飛翔を見に行った。

晴天で気温も高めなので、卍飛翔の始まる時間は遅くなると予想された。かなり早い午後3時半ころに現地についたが、それまでに、卍が繰り広げられそうな場所を探しておく必要があり、あちこち歩きまわる。実は、ここの来るのは数年ぶり。夕方なので、下草にはミドリシジミはいないと思ったけれど、少し離れて2頭とまっていた。1頭は翅を開かずすぐ飛び去ったが、もう1頭はA型だった。ここは、どうやら羽化ポイントらしかった。その後、ミズイロオナガシジミ、ミズイロとミドリのツーショットを撮る。
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一通り歩き、卍飛翔の行われるポイントの見当がついたので、そこで待機するが、午後5時になっても、ミドリシジミは飛び出さない。5時20分、ほんとうにここに出るのだろうかと思っていると、少し離れた所で、2頭が絡み始めたが、すぐ消える。しばらくすると、また絡む。よく見ると、少し高い枝の各所に、オスが点々と翅を開いていた。陣取った場所に他のオスが飛んできたら、追いはらい、元の場所に戻るようだった。
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どこから飛んできたのか判らなかったが、徐々にオスが増えて来ていた。しかし、小競り合いは起こるものの卍飛翔には至らない。日がどんどん傾き、あたりが暗くなった5時40分、突然、卍飛翔が始まった。
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卍はあちこちで同時に発生するが、なかなか下には降りては来ない。下に降りてきても、後ろはノバラの藪。どんどん暗くなるし、そう簡単には撮れるものではなかった。
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2頭とも表翅。そんな画像は夢の夢。蚊に刺されながら、低く降りてきた2頭を追いかけるが、1頭入れるのも容易ではない。
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ISO3200、F3.5、1/3200秒。これでも、真っ暗にしか撮れない。ソフトで輝度を大修整。当然画質は荒れる。
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卍飛翔は、日が落ちた6時を過ぎてからがピーク。数が増えると、卍は他のオスが介入しすぐばらけてしまう。卍にならなければ下には来ないし、卍にならないと撮れるものではない。暗くなるにしたがって、数頭が塊りとなって飛び交う。ボー然と、交うオスの争いをただ見ているだけ。ペンタックスK-3、21ミリ広角で置きピン25cm、うまく撮れればめっけものだが、入る確率は低い。
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(ミドリシジミ(2)に続きます)


   

by otto-N | 2016-06-13 20:08 | Comments(2)

2016.6.3 東京・白金の森 トラフシジミ   2016.6.9 (記)

2016.6.3
朝食後、「徘徊」のshinさんから、トラフシジミがたくさん出ているという電話。3日続きの晴天、すっかり忘れていた。もう夏トラフの季節かと、自然教育園に駆け付ける。

園内に入ると、すぐ散策路にトラフシジミが飛んでいたが、木の上にあがってしまったのでスルー、一番のポイントに急ぐが、まるでいない。Shinさんは、さっきまで数頭いて開翅もしたのだがとぼやく。まだ、引っ込む時間帯ではない。少し待つと、1頭が吸水に現れた。
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しかし開翅することもなく、飛び去ってしまう。その後も、続々、とまではいかないものの、この路上にやってきて吸水し、近くの葉上にとまる。開いたら、このアングルが一番という位置でカメラを構えるが、まるで開かなかった。そのうち、全く飛んでこなくなったので、諦め撤収。
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ムクロジの花がはらはらと散り、その花弁が路上を埋め尽くす頃が、夏トラフの出番と決まっていたけれど、今年はムクロジの花はまだ。季節がちょっとズレている。トラフシジミが路上に下りてきても、翅を開かなかったのは、気温が上がってしまったせいと思うけれど、この日が夏トラフのピーク。これで、今年は終わりかと思うとちょっと淋しい。


P.S.
その後、曇り空の日が続き、6月9日、やっと薄日が射したので行ってみた。ムクロジの花が咲き始めていたけれど、トラフシジミは全く出てこなかった。もっとも、前日は雨だったので期待はしていなかったのだが・・・。ゼフ(ここには、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミがいる)は終わり、現れたのは、オオウラギンスジヒョウモンだけだった。(証拠写真)
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by otto-N | 2016-06-09 20:44 | Comments(4)

2016.6.2 神奈川県・コナラの雑木林   オオミドリシジミ   2016.6.7 (記)

2016.6.2
7時30分に着いたのに、まだ、林の中は真っ暗だった。そのうち、飛び始めるだろうと目を凝らして樹間を探す。空は晴れているけれど、気になるのは、木が折れる音がするほどの強風だった。風がこんなに強い時にもやってくるのだろうか。

7時50分、やっと1頭が現れ、すぐ消えた。その後、再び、高いところに現れたのでシャッターを切る。とまろうとするが枝が風で大きく揺れるので、なかなか葉の上に落ち着くことができないようだった。
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例年、最初に卍で飛び回る空間に今回もやって来たけれど、暗すぎて全く撮れなかった。ふと見ると、こんな所でと思う比較的明るい場所で2頭が絡んでいた。300ミリで追い、手ごたえがあったのでモニターを見ると、設定が静止撮影のままで、がっかり。(こんな画像を載せてもしょうがないのですが、今後のための忘備録です)
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そのうち、急に、姿が見えなくなったと思ったら、遠くに輝くものが目に入った。こんなところに降りたのかとに藪を掻き分けて近づく。一番明るく日が射している場所だった。とまるとすぐ翅を開き、スクランブル発進するが、すぐに同じところに戻ってくる。しかし、後ろからしか日が当たらず、なかなか、前翅はともかく後翅が輝かなかった。
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前には回り込めず強引に輝く位置を探すが、翅が狭くしか撮れない。
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四翅とも全部輝くのは、前から撮ったとき。しかし、太陽に向かってとまることはあまりなかった。
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翅の面積を大きく撮ろうとすると、輝きは減少する。
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とまった場所が違うだけ、この角度は輝かない。(個体も同じだが)
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翅の面積は小さくなるけれど、横からでは鏡のようにピカピカに輝く。露出補正が難しい。絞り優先、EVを-2から-3の範囲でこまめに補正するが、裏目に出ることも多かった。
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前に回り込むことができた今回では一番のショット。シャッターを1回切ったところで、スクランブル発進。
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頭が太陽の向き。残念ながら、前には障害物があり回り込めなかった。
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見下ろせるのは、少し後ろからだった。
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もう少しと撮ろうと思ったら、スクランブル発進。すぐ近くでくるくる回るけれど、その飛翔は撮れず。
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太陽の方を向いてとまらなくても、頭が下ならば最高。しかし、とまった葉に難あり。
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木漏れ日の当たる場所は刻々と移動する。飛んでも、戻ってくるし、来ない場合は、日の当たるスポットを探すと見つかる。9時過ぎ、いつもの場所に日が当たり始めた。しかし、この場所は目より上。しかも、なぜかこの日は半開翅ばかりだった。(気温高すぎ?)
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いままで、争っていた2頭が近くにとまりあう。呉越同舟、不思議な世界。こうなったら、そろそろ、テリ張りショーも終わりの時間。
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もう目より上でしかとまらなくなったので、少し遊んでもらうものの、表の輝きはなかなか撮れるものではなかった。
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ボツでいい画像だけれど、左右対称ということで・・・。
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広角で撮るのもたまにはいいかもしれない。ショーの閉演時刻は9時40分。
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晴れてが風が強く、オオミドリシジミが飛んできてくれるか心配だったけれど、危惧に終わった。しかし、このテリ張りポイント、木が大きくなったため木漏れ日のスポットが減り、下草の丈も伸びたため目の上ばかりにしかとまらなくなったようだ。今回は、幸いにも、以前とは違った場所で開いたので、なんとか撮れたけれど、今後はもっと厳しくなる感じがする。

   

by otto-N | 2016-06-07 20:20 | Comments(2)

2016.6.1 横浜・ゼフの公園 ミズイロオナガシジミ   2016.6.4 (記)

2016.6.1
高尾山に通ってばかりいるうちに、平地性のゼフのシーズンが終わろうとしていた。あわてて、横浜の公園に行ってみる。前日は、午後に羽化個体が続々発生したポイントでは、まるで出て来なかった。葦の茂みの中にミドリシジミ♂が翅を開くも、あまりに遠すぎた。ミズイロオナガシジミは新鮮だったけれど、ウラナミアカシジミはすでに終わりかけ、アカシジミに至っては撮るのも忍びなかった。
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道の脇にいた2頭のミズイロオナガシジミ。F2.8解放で撮ってみたが、上翅までフラットに撮れならなかった。
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2016.6.2
早起きしオオミドリシジミの撮影後、ズブズブと足が埋まる湿地でミドリシジミを探した。何とか下草で吸水している3頭のオスが見つかる。1頭が半分だけ開翅したが足場が悪すぎ、後ろに下がることもできず。その後下草で吸水し、またも開くが動き回るためピンボケ。その後、飛ばれた。
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もう1頭のオス。これも半分だけしか開かない。
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その後、ここを諦めいつもの公園に行ったけれど、全くミドリシジミの出る気配もなく、卍飛翔の始まる前に自宅に戻る。この公園、羽化直が多発する別ポイントでは下草がすっかり刈られ、今年はまるで変だ。

   

by otto-N | 2016-06-04 20:08 | Comments(0)