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2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(8) ゴイシシジミ   2016.7.31 (記)

2016.7.12 続き
乗越を10時50分に下り始める。下山時にはT型ステッキを使う。登りには邪魔なだけだけれど、落差の大きな箇所を越える時にはとても楽。袈裟懸けにカメラ(標準ズーム)を吊るし、時々撮影するから、ステッキは1本だけ。ただ、よほどの急斜面(崖)だとカメラはザックにしまい、ステッキも畳む。

下りは上りに比べると楽。最後の水場を過ぎ、胸突き八丁の上部に来たとき、登山道補修工事の方が道端に脱ぎ置かれた作業ジャケットにベニヒカゲがとまっていた。せめて緑の葉の上に移ってもらおうと手乗りにしたが、失敗。近くの日陰に入り込み、その後、どこかに行ってしまう。右側は谷底、人1人がやっと通れる狭い登山道なので、それ以上追うのは諦めた。しかし、まだ7月なのにベニ?これは変。ベニヒカゲではなくクモマベニと気がついたがもう遅かった。何しろ、まだ一度しか撮影したことがないのだから。縁の白斑が美しかった。
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この後、胸突き八丁の階段を下りているの途中、その下にも、クモマベニはポツンポツンと現れた。とまらないので撮影はできなかったが、前日は1頭も見なかったので、この日に発生したのだろうか。タカネキもいる雰囲気ではあったけれど、セセリは皆無。かなり下った林間で、キマダラヒカゲに混じってヒメキマダラヒカゲが飛び交っている。朝は飛び回るだけだが、午後はとまって翅を開くことが多い。
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そして、前日にゼフの卍とゴイシシジミがいた場所。ゴイシが1頭飛んでいた。やっととまったので数枚撮影する。
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時々休んだ場所では、眼前を飛び交うキマダラヒカゲを撮るが、この標準ズームは距離目盛がないので使いにくい。
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歩きながら、ヒメキマダラヒカゲを連写するがピンボケ。
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暗い登山道にホトトギス。と、小さな白い花。
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だらだらと暗い登山道を下り、登山口に着いたのは15時ちょうど。ゴイシシジミはここから駐車場に行く間にもたくさん飛んでいたけれど、暗いし、法面の上の笹藪なので、撮るのは諦めた。駐車場に着くと、車は我々の1台だけだった。

この日は、前々日と同じ温泉に泊まった。翌日(13日)は白馬でチョウ探しの予定だったけれど、あいにくの豪雨。朝一で東京に戻ってきた。





   

by otto-N | 2016-07-31 20:08 | Comments(2)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(7) タカネヒカゲ   2016.7.29 (記)

2016.7.12 続き
ミヤマモンキチョウを撮っているとき、足元からタカネヒカゲも飛び出すので、これも狙ってみた。とにかく素早いので射程になかなか入らず、全滅かと思われたが、PCで画像をチェックしていると、何枚かは写っていた。色が地味でカメラのモニターでは写っているのさえ判らなかった。表翅が撮れたこの1枚は残念ながら、少しピンボケだった。
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槍ヶ岳が入ったものの翅は閉じ気味。何よりも岩と重なってしまった。
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背景が草ぼうぼうの岩礫の中、どこにチョウがいるのかまるで判らないけれど、これが現実的な姿。
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下からカメラを向け空を入れる。でも、逆光。
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前日の午後は2頭の絡みが多かったが、この日の午前中はあまり見なかった。風がやや強かったせいかもしれない。風に逆らってホバリングしていたので、やっと撮れた1枚。向こうの山は横通岳。
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その他、ピンボケのジャンクショット(忘備録)
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1頭がもう1頭を追いかけ、枯れ木の上でパタパタしていた。どうもメスへの求愛らしい。
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レンズを通してメスはどこにいるのか判らなかった。オスはすぐに諦め飛び去ってしまったので、メスは奥の方だと思っていたが、意外と近くにいたらしく、ガサっとやると遠くに飛んでいってしまった。メスは新鮮なはずだけにちょっと軽はずみだった。
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岩の上で日向ぼっこだけかと思っていたら、しっかり吸水(吸汁)している個体もあった。
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日が高くになるにつれ、気温が上がったせいか、飛び出す個体が増えてきた。新鮮だったらしっかり撮ろうと思っても、鮮度はモニターを見るまで判らないし、ピントを合わせるだけでも大変だった。
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これは奇麗そうと思っても、すぐに飛ばれてしまう。ハイマツの中に飛ばれお終いの繰り返し。
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だらだらと撮るのがいつもの悪い癖、10時40分、これ以上、常念小屋に連れ合いを待たせておくのもなんなので、撮影を止め、小屋に戻って荷物をまとめる。(この時、前日撮ったミヤマモンキのオスとメスの絡み画像、オスがタダモンキと気がついておれば、もっと粘ったに違いない)

(常念岳(8)に続きます)


   

by otto-N | 2016-07-29 20:08 | Comments(0)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(6) ミヤマモンキチョウ  2016.7.28 (記)

2016.7.12 続き
常念岳山頂から乗越まで下りてきたのは9時すぎ。雷鳥のお出迎えを受けたが、これからはチョウ探し。と言っても、登山道に飛んでくるのを待っているだけだが・・・。

まだ時間が早いせいか、西からの風が強いせいか、タカネヒカゲは時おり現れるだけ。ミヤマモンキチョウが、登山道の横に咲いているミヤマダイコンソウに吸蜜に訪れていた。しかし、なかなかいい位置にはとまってくれず、飛び立ちを狙うもののその瞬間がわからない。
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やっと真横から撮れたけれど、新鮮な個体ではなかった。
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メスもやってきたが、葉被り状態が続く。
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これも少し破損していた。今年は、発生が早かったようだ。
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静止画像は不満足であったけれど、鮮度に期待が持てなくなったので、300ミリを肩に吊り下げたまま、15ミリ広角で飛翔を撮ることにした。午前中だと背景の槍ケ岳方面が順光になる。その1発目。残念、鑓は入らなかった。
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槍はもう少し左だった。でも、これも横向き。
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翅表が少し撮れたが、配置不良につき大きくトリミング。
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どうやら午前中は探雌飛翔よりも訪花飛翔のようだった。だとしたら、タダモンキと同じ習性。数は少ないのだが、やみくもに歩き回るより、花の周りで待つことにした。ただ、槍ヶ岳が写る場所は限られる。やっと飛んできた。花にまとわりつくのを連写。
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槍が入っているつもりだったけれど、ほんの少し外していた。
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最後の2枚。槍がかろうじて入っていた! (この2枚はノートリ)
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東側だと逆光なのでよく撮れないし、背景も今一つ。
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このメスも少し欠けあり。撮っているときはわからないので結果論。数は多くはないので贅沢は言えない。
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上の3コマ目はピンボケ。チョウは逆光だが、こちらのほうがいい。いずれにしろ、置きピンの偶然の産物。
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静止としてはこのショットが一番だった。追いかけてとまった瞬間。
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とにかく、登山道は凸凹で、ハイマツや高山植物の生えている場所には踏み込めず、撮影場所は限られたし、置きピン距離も普段より遠目、トリミングを多用したが、光でいっぱいの高山なので、飛翔画像の色が出るのは気持ちがいい。
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(常念岳(7)に続きます)

   

by otto-N | 2016-07-28 20:08 | Comments(0)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(5) 常念山頂   2016.7.27 (記)

2016.7.12
熊鈴の音で目が覚める。しばらくすると空が明るくなってきたので、ジャケットを着込み外に出て日が昇るを待つ。
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槍ヶ岳はモルゲンロートに染まるはずであったが、ここから遠いせいか、その前に山があるせいか、期待したほど赤くはならなかった。
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朝食後、廊下を挟んだ向かいの部屋の登山者が出ていったので、そこから槍ヶ岳を撮る。
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300ミリでも撮ってみた。ごつごつし、今にも崩れそうな岩の塊り。リアル。
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この拡大画像。左の肩に槍ヶ岳山荘が見え、山頂には人影らしきものが写っていた。
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山頂目指して、6時出発。荷物は小屋にデポ。西風が少し強い。
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登りはじめの右側の景色。
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岩と石屑の登山道は歩きにくい。どこを通ってもいいようだが、植生保護のためか、印がついている。
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景色は劇的には変わらない。それでも、上るにつれ、右の方に穂高が見えてきた。
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ひたすら登る。
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ミヤマダイコンソウとシャクナゲ。
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頂上直下で、ミヤマモンキチョウが飛んできた。ハイマツにとまったので、ナップサック(なぜか40年前のものを愛用)から300ミリを取り出し慎重に近づいて撮る。広角でも撮ろうとしたところ、あっけなく飛ばれた。
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7時10分。山頂到着。山の向こうに穂高の全景が見えた。山頂はもっと風が強いと思ったけれど、無風。
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穂高から安曇野までの大パノラマ。  (画像はすべてクリックすると大きくなります)
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槍と、
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穂高の山塊。 → 凹んだ所が涸沢カール。中央手前が屏風岩。
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300ミリ。前穂高岳(3090m)、北穂高岳(3106m)、奥穂高岳(3190m)、槍ヶ岳(3180m)。北穂高岳の頂上に建つ北穂高小屋は見事と言うしかない。天空の山小屋だ。
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昨年8月に泊った穂高岳山荘の下はまだこんなに雪が残っていた。
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遥か遠くに、乗鞍岳、富士山も。
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やっぱり、ここでは槍ヶ岳が絶景。
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縦走する登山者がほとんどで、彼らにとっては山頂はただの通過点のようだ。記念写真を撮ってあわただしく蝶ヶ岳へと下りて行く。たっぷりと頂上からの景色を楽しみ、8時ころ下山。岩陰のミヤマダイコンソウ。岩稜地帯のこの付近はこの花だけ。
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風は止んだと思ったのだが、中腹ではまだ強かった。ピントが合わず、途中でいやになる。標準ズーム(18-135ミリ)の最短距離は37cmなので、15ミリ広角で撮ったが、F18でも槍はボケていた。
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かなり下まで降りてきた。そろそろ、タカネヒカゲの棲家。
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1頭見つけたところで、オスのライチョウ。
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最初は300ミリでちょうどいい距離だったが、どんどんこちらにやって来て、全身を入れるのがやっと。と、思ったら、そそくさとハイマツの茂みに隠れてしまった。
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(常念岳(6)に続きます)


   

by otto-N | 2016-07-27 20:08 | Comments(2)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(4) 乗越の夕日   2016.7.24 (記)

2016.7.11 続き
不覚にも眠ってしまい、4時すぎに外に出てみると、タカネヒカゲは見当たらず、ミヤマモンキチョウが遠くに少しだけ飛んでいた。そろそろ夜を過ごす場所探しの時間と思ったのだが、いくら待っても近くには来なかった。小屋に戻るとすぐ夕食になり、その後は夕日を見に外に出る。

17:24 まだまだ日が高い
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18:25 だいぶ日が落ちてきた。雲がダイナミックに動く
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18:46 山より雲。空を大きく撮る
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18:51 常念岳から右に3枚撮り、パノラマ合成
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18:55 槍ヶ岳
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18:59 雲が美しすぎる
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19:04 やっと東側の雲は少し赤く染まる。右の稜線は常念岳

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19:13 西側は赤くならず。よく見ると、大キレットに沸いていた雲が少し赤い
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19:20 もう少し大キレットの見える場所(=小屋の食堂脇のテラス)に急いで移動する
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結局、外に1時間もいてしまった。もう少しで風邪をひくところだった。

★この日の常念小屋の宿泊人数は約30人。人が少ない時はグループごとに部屋が割り当てられるようで、妻と私は個室料金の要らない個室に泊ったことになる。最盛期は1畳2人と聞き、恐れをなしていたが、食事もよく、水も豊富、寝具も最新のマテリアル。従業員の方たちも親切で、申し分のない山小屋だった。その中に、登ってくる途中の胸突き八丁の崩落した登山道を修復していた方がおり、話を伺うと、毎日ここから出勤しているとのこと。下山の際にもその現場を通ったけれど、重機なしの、すべて手作業の大変な作業でした。仕事とは言え感謝に絶えません。

   

by otto-N | 2016-07-24 20:20 | Comments(2)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(3) タカネヒカゲ   2016.7.22 (記)

2016.7.11 続き
常念小屋に入る前に小屋の前にあるテーブルで、それまでの18-135ミリを300ミリに交換していたら、すぐ近くに、1頭のタカネヒカゲが飛び出した。ハイマツのの中にとまるがなかなかピントが合わない。
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飛んだので慎重に近づいたが、寄りすぎた。しかも逆光。
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とりあえず撮影はできたので小屋で受付を済ませてから、少し上に登る。常念乗越からは、槍ヶ岳はこんな風に見える。
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常念岳。岩の間にハイマツが茂っているだけの完全な森林限界。ハイマツに近寄ると驚いたことに丈は30cm程度。よほど風が強いということか。
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タカネヒカゲは、時々登山道に飛んで来た。しかし、とまったあたりに近寄ってもどこにいるのかさっぱり判らない。近づくと飛ばれ、何だ、そこだったのか、と失敗してばかり。近づいても敏感ですぐ飛び立つ。マクロ代わりの18-135ミリで撮るのは諦め、300ミリで撮ることにした。やっと撮ることはできたけれど、かなりスレていた。
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追いかけては飛ばれるが、みんなスレばかり。深追いせずに新鮮なものを探すが、見つからず、嫌気をさす。4コマ目は比較的新鮮だったが、この後飛ばれてしまう。ひよっとしたら、スレたのはオスで新鮮なのはメスかもしれない。タカネヒカゲの飛ぶスピードは速い。ヒカゲチョウというよりセセリチョウ。飛び方もセセリに似ている。
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ときどき、2頭が絡み、横っ飛びに飛んで行く。オス同志のテリ争いか。飛翔は撮れそうもなかったけれど、標準ズームから替えた15ミリでトライした。かろうじて1頭が写り、その向こうにちょっとだけの槍ヶ岳。
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風景はこんなだ。手持ちで撮ったいい加減な3枚のパノラマ合成なので、デフォルメされているが、左に常念岳(2857m)、中央のはるか彼方に槍ヶ岳(3180m)、右に横通岳(2767m)。その麓の赤い屋根は常念小屋。午後は、槍ヶ岳方面は逆光。撮影するなら午前中がよさそうだった。
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登山道の脇にはミヤマダイコンソウが少し咲き、低いハイマツの茂みにはシャクナゲが咲いていた。ハイマツの上にはミヤマモンキチョウが飛んでおり、こちらにも時おりやって来る。ほとんど飛びっ放しだが。ミヤマダイコンソウで一瞬吸蜜した。しかし、撮影できず。
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ミヤマモンキチョウはとまることなかったので、撮るのを諦め、スレていないタカネヒカゲを探していたのだが、突然、目の前で、ミヤマモンキのオスとメスが絡んだ。急いで、AFからMFに切り替えピントリングを回す。それにしても近すぎた。この後、急に遠くに飛び去ってしまう。残念。
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ミヤマモンキの雌雄の絡みは、予期せぬことだったので、咄嗟に15ミリで撮影することは思いもつかなかった。今度は15ミリで撮影しようと思っていると、次のチャンスはすぐやってきた。足元のハイマツを踏まぬように近くに来るまで待つ。そして、撮れた。
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背景に槍ヶ岳。逆光で露出オーバー、白とびしたがピントはOK。午後2時30分、カンカン照りの中、チョウも暑くて飛ばなくなり、走り回ったせいか喉がカラカラ、撮影をいったん終了し、また3時ころ出撃しようと、小屋に戻る。
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外のテーブルで冷たいビールを飲んだ後、部屋に入った途端、眠ってしまった。目が覚めたのは4時。チョウはあまり飛んでいなかった。不覚。

★東京に戻ってから、ミヤマモンキチョウの画像を見ていたら、何か変。オスは普通のモンキチョウであることに初めて気づく。標高2500m、こんな高い所にも飛んでいるなんて信じられなかった。ただ、メスがオスを追って、翅の動きを同調させ、ゆっくりと飛ぶことは、普通のモンキチョウと変わらなかった。


(常念岳(4)に続きます)


   

by otto-N | 2016-07-22 18:20 | Comments(2)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(2) 常念乗越   2016.7.21 (記)

2016.7.11
一ノ沢登山口まで、宿から40分。すでに、登山口近くの駐車スペースは満車で、結局、一番下の大きな駐車場まで戻る。ここから、登山口までは徒歩20分。登山届を記入し、登山口(標高1200m)を8時40分出発。コムラサキが飛んでいたが撮れず。良く整備された広葉樹林帯の登山道を進む。
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ヤマキマダラヒカゲに混じり、クロヒカゲが多い。突然飛んできたヒメキマダラセセリ♂。
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クロヒカゲはたまには開翅するようだ。きれいとは言えないが・・・
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登山道の斜度はあまりなく、日陰なのでそれほど苦しくはない。花は少ないが、ヤマオダマキ、ウツボグサ。
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川の流れの音を聞きながら登山道は続く。途中ゴイシシジミを見つけるがとまらず。その時、足元にゼフの卍の影、上を見上げるとくるくる卍。MFに切り替えピントを合わせ、シャッターを切るが、切れず。電源が入っていなかった。時間からしてアイノ。しばらく待つがそれっきり現れず。そして、猿が1匹。右からの沢との合流点(看板がなかったが、おそらく烏帽子沢出会い)での一休み中に、ヤマキマを撮るがピント不良。やっと見えた山と青空。笠原沢出会い(10:55)。
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白い岩には必ずクロヒカゲとヤマキマダラヒカゲがいた。もう少しくっついて欲しかったのだが、方向転換。
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しばらく沢沿いの道を進む。2コマ目、小さな丸木橋を渡ると、水浸しの細い道。
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清流の花、ワサビ、キバナノコマノツメ(群落を撮り忘れた)。クルマユリ、   。
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再び、沢沿いの乾いた登山道。ニッコウキスゲの群落。カラマツソウ、ハクサンチドリ。
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この沢にはクモツキがいる雰囲気だったけれど、スジグロチョウしか見なかった。そして、厳めしいポイント胸突八丁(11:40)。でも、階段が整備され、距離も短かった。登ってから、後ろを振り返る。
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何気なくとったグンナイフウロ。撮ってから、なかなかいい花だと気づく。
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ヤマハハコ、ヨツバシオガマ、ホタルブクロ、カラマツソウ?。
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沢を渡ると最終水場(12:20)。ゴゼンタチバナが咲く日陰の道だが、ここからが急坂。とてもキツイ。ベンチが3か所にあり、そこで休んでから、また登った。山頂が見えたが、まだ遠い。
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開けた場所に、イワオトギリ。
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やっと山の全容が見えた。
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13時10分、常念乗越(標高2466m)到着。
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(常念岳(3)に続きます)


   

by otto-N | 2016-07-21 16:20 | Comments(0)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(1) 安曇野   2016.7.20 (記)

2016.7.10-12
梅雨の合間に3日間の好天予報。かねてから計画していた常念岳に登る。

2016.7.10
この日は、夕方までに、常念岳の麓の温泉に入るだけ。昼過ぎに安曇野に着き、時間つぶしに有名な大王わさび園に入ってみる。いつも素通りしていたが、想像したより規模の大きな施設だった。おいしいとは言えない蕎麦を食べ、わさび畑を観光している時、畑の上をオオムラサキが優雅に複数頭飛び回っていた。どこかで樹液が出ているに違いないと思っていたら、樹液源は柳の大木だった。撮影するにも高くて暗い位置、チョウもボロボロのようだったので、駐車場に300ミリをとりに戻る気にもなれず、18-135ミリで少しだけ撮った。
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園内にはホシミスジが目についた。茂みに潜って産卵場所を探しているメスが表に出てきたのを撮影する。
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コミスジも時々大きな個体を見ることがあるが、これもずいぶん大きかった。
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さて、夕方までどうしようか。5月にはオオルリシジミで有名な公園に行ってみることにした。入場券にはこのチョウの交尾写真が印刷されていた。大きな公園だったが、お金をかけて整備しすぎ。まるで都市の公園のよう。これじゃムシもいないと思いながら、散策する。カブトムシの集まる木があり、300ミリでいい加減に撮影する。実は、カブトムシの喧嘩を見るのは初めて。園内で見たチョウは、モンキチョウ、ツマグロヒョウモン、ヒメシジミだけだった。
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空が急に曇り始め、ここからすぐ近くの宿に行く。チェックインした後、雨が降りそうもなかったので、カメラを持って近くの林道を散策するが、まったくチョウは飛んでいなかった。ミズナラなどの広葉樹よりアカマツが圧倒的に多い。部屋からは常念岳は雲で見えず、遅くになってからやっと雲が切れた。でも、常念岳はどこかよくわからない。中央の右、ダブレットの右側だと思うが・・・
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翌朝、起きると快晴。中央よりの一番奥、重なった左が前常念で、右が常念のようだ。それにしても、一帯は赤松林。(夕食に早くも松茸の天麩羅が出た)
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by otto-N | 2016-07-20 20:20 | Comments(0)

2016.7.7 長野県・霧ヶ峰 ウラジャノメ   2016.7.17 (記)

2016.7.7
梅雨空が続く中、1日だけ晴れたこの日、霧ヶ峰・八島湿原に行く。
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標高1600mのこの湿原に着いたのは12時過ぎ。木陰はさすがに涼しいが、日が当たる場所では思ったより暑かった。すぐ半袖になる。飛び回っているのはヒョウモンチョウ。ここにはコヒョウモンはいないとのこと。そういう意味では、いちいち判別せずに撮影できる。(1コマ目に違和感。後翅外縁がほとんど黒くつながっている)
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ウラギンヒョウモンもいたけれど、ほとんどヒョウモンチョウ。木道からの撮影なのでかなり制限される。
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イブキトラノオにとまり吸蜜するのだが、それも逆さばかり。撮り飽きてしまう。でも、光りの当たり具合で、それなりに難しい。これは少し翅にボリューム感が出た。
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少し擦れてはいたが、アサマイチモンジが来ていた。位置を刻々換えるので60枚くらい撮ったが、擦れはこのアングルが目立たない。
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ヒョウモンチョウと並んで多かったのはウラジャノメ。久しぶりの対面だった。日の光が反射して、蛇の目の金輪が輝く。
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日影でも開いた。超新鮮。ウラジャノメは、こんなに綺麗だったけ?と、同行したMさんと夢中で撮影する。
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先日届いた保全協会の会誌22号の表紙のヒメヒカゲ、びっくりするほど細密だった。あのヒメヒカゲを思い出し、縦構図に挑戦してみる。しかし、何度シャッターを切っても、前翅の縁毛が鮮明に撮れなかった。どうやら、三脚を使う使わないの問題ではなさそうだ。フラットに撮るのは難しい。
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鹿防護柵の外には、ヒメシジミが飛び廻っていた。とまるまで少し追いかける。
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半開翅のヒメシジミは苦手。眼と縁毛に同時にピントが合わない。それにしても、このブルーは美しい。
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来た道を引き返しながら、前を横切るヒョウモンチョウにカメラを向ける。日が雲に隠れたり、また出たり。そのたびに絞りを調節するのだが、咄嗟の場合はそうもいかず、後でPCでの補整が大変だった。
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ウラジャノメ。とにかく、汗を求めてまとわりつかれる。手乗りは趣味ではないし(撮影はしたけれど)、身をよじって、体から離れたところを狙う。それより、木陰では暗すぎてダメ。(2コマ目はピンボケです。帳尻合わせのために入れました)
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木道上のウラジャノメ。狙い通り以上の構図。
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ウラジャノメが木のテーブルに数頭、固まってとまっていた。近づいただけでは飛び立たなかったが、シャッターを1回切ると一斉に舞い上がった。しばらくすると再び集まってきたので、Mさんが少し距離を置いて集合写真を撮ろうとしたときも1発目で舞い上がった。どうやら、人影よりも、シャッター音に反応するようだった。
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午後4時、西日が強くチョウも出て来なくなったので引き上げる。駐車場のトイレの壁になぜかウラギンヒョウモンだけが群がっていたが、撮る気は起きず。その近くに咲いていたニッコウキスゲ。安直な300ミリ撮影。捜し物も見つかり、青い空と白い雲、気持ちのいい高原の半日だった。
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P.S.
ヒョウモンチョウの後翅外縁の黒縁にはバリエーションがあるようで、これもつながっていた。2コマ目、ここにはコヒョウモンはいないとされているけれど、前翅の丸味はコヒョウモン的。
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by otto-N | 2016-07-17 14:02 | Comments(6)

2016.7.1-2 OTTO & otto-N フジミドリシジミ   2016.7.13 (記)

2016.7.1 続き

ポイント3
蕎麦屋で昼食後、カラスシジミが出ている頃とのことで、山形方面に向かう。しかし、時間が遅かったせいか見つからなかった。林道に獣糞。でも、熊ではないらしい。少し、郊外に出ると熊は珍しくないとのこと。メスグロヒョウモン♀。離れたところにオスもいたが撮れず。
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イタドリにルリシジミが多かった。オスは飛び回りっぱなし。産卵行動中のメス、赤いセセリはヒメキマダラセセリ♂、傷んだヒメシジミ♀。
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ポイント4
仙台方面に戻り、夕方のゼフを探す。カシワのような大きな葉だったがミズナラとのこと。その林の中のススキとノイバラの茂みをかき分けたが、ゼフは皆無。この奥は熊の出る杉林。しかし、手前にあった休耕中の畑の脇のアオダモにウラキンシジミ。梅林にはオオミスジ♀が舞っていた。クリの花は今が満開。ウラゴマダラシジミがやってきたが、仙台ではとても少ないと言う(1枚だけ撮った)。仙台ラベルのヤマトシジミ♀(私にとっては北限)。
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オオヒカゲのポイントでもあった。久しぶりだったが、とても敏感。
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休耕中の畑で飛び回っていたオオチャバネセセリ。
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夕方にテリ張るシータテハ。背景の抜けるススキにとまるのを待って撮った。
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おどろいたのは、この休耕畑に現れたカモシカ。まだ、子供らしいが、十分大きかった。(300ミリのノートリ)
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2016.7.2
天気予報は曇り後雨。しかし、朝、起きてみると霧の中にうっすらと青空。低山のジョウザンミドリとウラミスジを撮りに行く予定だったけれど、急遽変更。フジミドリ狙いで前日のポイントに急ぐ。

ポイント1
しかし、山に近づくにつれ雲が多くなってきた。ポイントに着いても少しは明るくなることはあったけれど、どんよりしたままだった。そんな曇り空でも、アイノミドリはテリを張る。
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そんな中、林道の先にブルーの煌めき。飛び方からルリではない。とまったようなので、近づいて探す。イタドリの葉にとまっていたのはフジミドリだった。もう少し右に回り込み、イタドリの葉の隙間からシャッターを切ったとき、飛び立ってしまい、残されたのはピンボケのブルー。それっきりもう下には降りてこなかった。メスも降りてきたのだが、撮れずに終わる。
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空は相変わらず、曇り空。アイノミドリはテリ張りにいそしんでおり、フジもアイノも諦め、帰ろうとしたとき、アイ野が開いているとの声。急いで駆け付けると、少し遠かったが、とてもいい位置だった。
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ポイント5
曇っているので、10時でも、ジョウザンミドリはテリを張っているはずと、標高の低いポイントに駆け付けた。しかし、1頭だけが叩いた木の上にいただけで、ショータイムはすでに終わっていた。数日前には10時半ころまで飛び回っていたとのことだったが、この日は気温が高すぎたらしい。ここは、数日前は叩くたびに降りてくるほどのウラミスジが多いポイント。しかし、1頭も降りて来なかった。どうやら、発生から少し経つと分散してしまうらしい。その代わり、現れたのはオオミドリのメス。OTTOさんは、ここにはオオミドリがいるはずと狙っていたらしく、雨が降りだした中、熱心に撮影されていた。
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本格的に雨が降り出したので、撮影は終了。仙台名物のギュウタンの昼食を御馳走になり、仙台を後にした。OTTOさん、充実の2日間でした。どうもありがとうございました。


   

by otto-N | 2016-07-13 18:20 | Comments(2)