たかがヤマト、されどヤマト

<   2016年 08月 ( 13 )   > この月の画像一覧


2016.8.26 東京・恵比寿 イチモンジセセリ   2016.8.31 (記)

2016.8.26
前日の花壇のイチモンジセセリは日影で暗く、写りがよくなかった。いくらピンがきていても、カメラとレンズの性能上明るくは撮れず、人間が暗い中で目を凝らして見つめても、はっきり細部まで見えないようなもの。LEDで照らしても、目で見たほど明るくは写らないので使用していなかった。しかしながら、全体が明るくならないにしても、チョウの体毛や鱗粉に光があたると、少しはいいかもしれないので、久しぶりに、LEDライトを使ってみた。LEDライトは、LPLのVL-136を2台連結。この明るさは、先日、山登り用に購入した100ルーメンのヘッドランプよりはるかに明るい。

日影のイチモンジセセリ。LEDを点けると、縁毛がはっきり写るような気がする。ほんとうは消したり点けたりして比較すべきだが、確実に撮影できるほど余裕がなかった。ライトで照らすとチョウの微小な部分が光を反射し、輪郭が強まり、チョウが少しだけ明るく撮れる感じだ。暗くしか写らないチョウ明るくするため、ソフトで輝度をあげると背景の花の色がつぶれ、色が薄くなるが、チョウを少しだけでも明るく撮れると、花の色や葉の緑をそこそこ残すことができる感じだ。
a0181059_12231947.jpg

a0181059_12233267.jpg

白い縁毛と斑紋がクリアになった感じがする。残念ながら少しピンボケ。
a0181059_12234520.jpg


半逆光。シャッター速度1/4000だと、翅先はブレ、胴体の一部しか止まらない。また、F3.5だと被写界深度が浅いせいか、一部しかクリアに写らない。(使った21ミリは、開放でF3.2)
a0181059_12305547.jpg

a0181059_12304140.jpg


完全逆光。白紋が透き出るのでイチモンジセセリがきれいに撮れる。この位置からでは、通りかかる人がぼおーっと写り込むので、ちょっと面白い。コツコツとハイヒールの靴音が近づくたびに、胸が高鳴ったが、こんな時に限ってセセリが来ない。
a0181059_1239790.jpg
a0181059_12391624.jpg


順光。時間が経つと、花壇に日が当たる部分が増えてきた。明るいとさすがに細部まで写る。完全な逆光や、順光では、絞るよりもシャッター速度を上げた。LEDライトは、露出条件には無影響なので、点けっぱなしでもかまわない。ただ、電池の起電力が下がるとてきめんに暗くなるので要注意。
a0181059_143826100.jpg
a0181059_143899.jpg


by otto-N | 2016-08-31 18:20 | Comments(0)

2016.8.25 東京・谷中 ヤマトシジミ   2016.8.29 (記)

2016.8.25
東京の下町の路地裏に飛ぶヤマトシジミを探しに出かけるものの、予想したとおり結果は最悪。下町の路地は整然としすぎて雑草があまり生えていないのはわかっていた。それでも、路地裏の植木鉢の片隅に少しは飛んでいると思ったのだが・・・

最寄駅に行く前に、イチモンジセセリを見に行く。前日は花だけ背景に撮ってみたのだが、チョウに動きが感じられず、何かつまらなかった。そこで、少しは花壇の後ろを入れて撮ることにした。イチモンジセセリは多かったので、次から次へと撮ったけれど、背景が明るい分、セセリの翅は真っ黒になる。セセリ優先ということで、しかたがなく、花を犠牲にし、全体を明るくなるようにソフトで調整した。
a0181059_19323881.jpg

でも、なにか変。リアリティに欠ける。ほとんど、日陰なので、ISO1600、F3.5、1/4000秒でしか撮れない。暗くなる分、ソフトで無理やり増感したしだい。それでも、イチモンジセセリのビュンビュン感は出たかもしれない。
a0181059_1933766.jpg

翅の動きはとても面白いのだが、一番かわいいのは、ストローを丸めて飛ぶ姿。
a0181059_19331978.jpg


この後、JR山手線で行ったの先は恵比寿とちょうど正反対の日暮里。谷中の路地裏をカンカン照りの中を探す。チョウはいないもんです。セミさえ啼いていないし、緑が少ない。いい加減にくたびれ、路地に入った所で小さな手打ち蕎麦屋を見つけ、一休み。(ここの蕎麦の汁はほんとうにしよっぱった。落語に出て来る蕎麦汁はこのことだったのか!汁をたっぷりつけるとまるでダメ)。この蕎麦屋を出た瞬間、ヤマトシジミ♂が目の前を飛んでいた。このオスは全然ピンが来ず、撮れたのはこの路地をさまよっていたメス。放置された植木鉢のカタバミを探して、路地から路地へ飛び回っているようだった。撮ってもしょーがないのかもしれないが・・・
a0181059_19333572.jpg

メスはもう1頭いた。路地を背景に低い位置から撮ったけれど、左にあった枯れた植木鉢はちょっとみじめだったので、縦位置にトリミング。
a0181059_19335159.jpg

自宅に直接帰ろうと思ったが途中下車し、今まで一度も入ったことのない公園に行くと、刈りとられたばかりの広大な芝生の上に狂ったようにヤマトシジミが飛び回っていた。やけくそで少し追いかけたら1枚だけ入っていた。
a0181059_1041697.jpg

   

by otto-N | 2016-08-29 18:20 | Comments(0)

2016.8.24 東京・白金の森 アサギマダラ   2016.8.27 (記)

2016.8.24
朝から晴れ。自然教育園に行く途中、近くの花壇にひっかる。数頭のイチモンジセセリが来ていた。花だけを背景して、俯瞰気味に撮ってみる。
a0181059_19391974.jpg

もっと色とりどりの花の中に、セセリが浮かんでいるイメージではあったけれど、花の色が出ず、セセリも地味なので、しっくりとしない。
a0181059_19392920.jpg

翅の動きが面白いのを選んでみたが、イメージどおりにはならなかったのは、遠目では花いっぱいに見えたけれど、近くでみると、花が意外とまばらだったためのようだ。
a0181059_19394370.jpg

最初に、教育園の境にあるクサギを先に見に行くが、晴れていても、黒系アゲハは全くやって来ず。園内でも、撮れるものはキタキチョウくらい。しかし、キタキチョウも暑いせいか次々と草の中に休憩に潜り込む。数少なく、飛翔も撮影もやっと。
a0181059_1953723.jpg

そんなところへ、アサギマダラが1頭。持っていた広角で撮る。聞くところによると、この10日ほど前からいるそうだ。移動にはまだ1か月も早く、どうやら園内に定着しているらしい。翅はかなりボロ。
a0181059_2011224.jpg

吸蜜しているのはセンニンソウという花だが、そもそも、この時期にアサギマダラはいないので、ここでは珍しいシーン。このアングルでは右後翅の傷みがわからない。
a0181059_2012355.jpg



   

by otto-N | 2016-08-27 21:35 | Comments(2)

2016.8.18-23 東京・雨と曇りの日々 ヤマトシジミ   2016.8.26 (記)

2016.8.18
新宿の東急ハンズで行われた保存協会のイベントの搬入・展示を手伝った後、昨年、ヤマトシジミがいたJR新宿駅東口の小さな広場に行ってみると、少しだが飛び回っていた。空には厚い雲がかかり、今にも降りだしそう。スタジオアルタは閉鎖したようだが、ビルはそのままだった。
a0181059_1405069.jpg


2016.8.20
JR恵比寿駅東口。花壇の黄色い花にヤマトシジミが吸蜜していた。花壇にはカタバミはなかったが、近くの歩道の片隅や植え込みに残されていた。すぐビルの陰になるのでとても暗い。
a0181059_141037.jpg


2016.8.23
自然教育園のクサギのことをすっかり忘れていた。最初、遅咲きの塀際のクサギに寄ったけれど、満開にもかかわらず、クロアゲハが1頭しかこなかった。枝が切り払われてから集まらなくなった気がする。園内のクサギの花はすでに終わり、実になり始めていた。ナガサキアゲハ♂、クロアゲハ♀♂、ムラサキシジミを見るが、チョウの数はとても少ない。曇り始めたので、池の畔でキタキチョウを撮影する。この黄色を撮るには、薄曇りがちょうどがいいのだが、少し暗すぎ背景が真っ暗になった。この後、大粒の雨。
a0181059_1411145.jpg

黄色がきれいなオスだとよかったのだが、残念ながらメス。もっとも、メスのほうがゆっくり飛ぶので撮りやすい。
a0181059_1412080.jpg



   

by otto-N | 2016-08-26 20:10 | Comments(0)

2016.8.8-10 長野県 束の間の東京脱出(5)   2016.8.21 (記)

2016.8.10
前日、ゴマシジミとムモンアカシジミを撮影した後、峠を越え隣の高原でヤマキチョウを探したが、汗と徒労に終わり、少し離れたゴルフ場併設のホテルに泊まった。さすがに標高1000m、この夜も涼しく、二晩続けての快眠。

この高原は、想像したのと違って、つかみどころがない感じ。食草のクロツバラは見当たらず、花壇の花やその辺の花にやって来るヤマキチョウをひたすら探すしかないようだ。前日、捜した場所では、それらしきチョウが遠くに飛んでいたし、私は撮れなかったけれど、1人はホシチャバネセセリを撮影したので、手ぶらでは帰るわけにはいかない、と意気込んでホテルを出発する。

国道沿いのコンビニでSさんと待ち合わせて、まずは、前日行かなかったポイントで探す。だが、全く見つからず。あちらこちらで飛んでいたのはホシミスジ。
a0181059_17134940.jpg

ホシミスジの飛翔を狙ったが、背景は狙いどおりにはいかず。ここには、コミスジもおり、ホシミスジとコミスジの混生地らしい。オオミスジも多かったが、とまりそうでとまらず、結局撮れずに終わる。ジャノメチョウの飛び立ちは偶然。目を点にして黄色いチョウを探すも、モンキチョウばかりだった。
a0181059_09515987.jpg

11時すぎ、諦めて、前日にホシチャのいた場所に行く。ヤマキチョウはどこから現れるか判らないので、ばらばらになって見張るが、ただただ暑いだけの時間が過ぎる。12時が過ぎたころ、ヤマキチョウのメスが現れた。あわてて駆け付けるが、すでに遠くを飛んでいる。どうやら、ススキの藪の中のクルマユリが目当てらしい。藪を掻き分け、ススキの間からユリにとまったヤマキチョウにシャッターを切る。ユリでの吸蜜は頭が花に潜ってしまうし、ピントが合う前に飛ばれ、追いかける、飛ばれ、追いかける、の繰り返しだった。
a0181059_8501321.jpg

なんとか頭が出ていたのは、ナデシコ吸蜜のこの画像。ただし、横がうるさいので縦型にトリミング。翅が汚れていると思ったら、ユリの花粉だった。
a0181059_1714336.jpg

メスが飛び去ってしばらくした後、前よりも黄色いのが、遠くに飛んでいるのを見つけた。オスらしい。見失ったので、手分けして探す。まず、ユリの花。今度もユリ目当てのようだ。しかし、蜜が少ないのか、息せき切って駆け付けて、ピントを合わせている間に飛び去ってしまう。何度も同じことを繰り返し、やっと撮れたけれど、左に写っていたのは枯れて変色したユリの花。これも横をカットせざるをえなかった。それにしてもピンが甘い。
a0181059_1746172.jpg

その後、空が曇ってきたと思ったら、吸蜜モードを止めて草の間に入り込んでしまった。近づいても最初はどこか判らない。やっと見つけ、前の草を少しずつ鋏で切りながら近づいたが、もう少しという所で飛ばれる。その時は、空が明るくなっていた。飛んで、また、藪の中に入る。晴れると飛び出すが曇ると葉陰に隠れてしまうと聞いてはいるが、まさにその通りだった。
a0181059_17513978.jpg

そっと近づいたが飛ばれ、またススキの葉陰。隙間から何とか撮ろうとして、1回だけシャッターを切ったら、とてもいい感じに写っていた。
a0181059_17555052.jpg

このオスが飛び去った後、メスが遠くで飛んでいたが、それっきり。四人とも、暑さでぐったりしてきたので、13時、ここを撤収。蕎麦屋で昼食後、セセリを撮りに移動する。そこで、最初に見つかったのはムモンアカシジミだった。
a0181059_19464753.jpg

セセリはヒメジョオンで吸蜜しているという。葉の上で休んでいるセセリを見つけた。スジグロチャバネセセリ♂のようだ。
a0181059_1949487.jpg

翅を閉じるのを待っていたが、近くのヒメジョオンで吸蜜し、飛んでいってしまう。
a0181059_19492041.jpg

今度は新鮮。開く前に、裏翅を撮っておく。
a0181059_19493889.jpg

すぐ開いてしまった。今度は、ヘリグロチャバネセセリ♂らしい。
a0181059_19495488.jpg

ここで見たチョウたち。いつまでもべったり開翅のシータテハ、ジャノメチョウ、クロヒカゲ♀。オニグルミの樹上ではオナガシジミが飛んでいたが、下には降りて来ず。また、オオヒカゲも飛んでおり、なかなか楽しい林縁だった。
a0181059_19501784.jpg

15時すぎ、まだ明るく、他のチョウも出て来る感じだったが、帰りの渋滞のこともあり、この場を後にし、Nさんご夫妻に最寄まで送っていただいた。Nさんの奥様は、作家の柴田よしきさん。今回もお世話になってしまいました。Nさん、柴田さん、松本のSさん、とても楽しい3日間の撮影でした。本当にありがとうございました。



追記:
クルマユリで吸蜜するヤマキチョウを撮っているとき、突然、1枚の写真を思い出した。あのヤマキチョウはここで撮影したのか! 7月下旬、突然亡くなったたI さんが、昨年の日本チョウ類保全協会の写真展に出品された「ヤマキチョウの黄・クルマユリの赤・青空のブルー」の派手な作品。会場で、まるで交通信号ですねと言ったら、これでいいと軽く返された。この数か月前、写真展に出そうとしたクジャクチョウの画像のトリミングに迷い、I さんに相談したところ、トリミングされて生き返った写真と、ヤマキチョウの未圧縮の写真が送られてきた。底抜けに明るい三原色で構成されたヤマキチョウは、今年撮られた多数のヒサマツの画像とともに私の宝物となっている。

   

by otto-N | 2016-08-21 20:08 | Comments(2)

2016.8.8-10 長野県 束の間の東京脱出(4)   2016.8.19 (記)

2016.8.9 飛翔
左にマクロを吊り下げ、右手首の21ミリで、とまらないゴマシジミ♂の探雌飛翔を撮っていたのだが、叢の中を飛び回ることが多く、背景など選ぶ余裕はなかったけれど、この日は我々4人だけ。各人が思い思いの場所で撮影していたので、枚数だけはかなり撮った。青いゴマシジミは北海道で撮っているが、こちらの方が斑紋が複雑で個体差も多く、撮影していて楽しい。しかし、それよりも何よりも、ワレモコウが保護され、採集禁止となったせいか、探す必要のないくらいほどゴマシジミがたくさん飛んでいるのは嬉しかった。
a0181059_113670.jpg

かなり青いゴマを発見し、追いかける。とまるのを待つがとまらない。2コマ目は、自分の影の中に入ってしまった。
a0181059_11124182.jpg

いったん見失ったが、ワレモコウにやって来ていた。
a0181059_114157.jpg

足元には鹿避けの電気柵があり、あまり近寄れないところだが、ここでのワレモコウのベストポイント。
a0181059_1142594.jpg

4枚の翅表がフラットに撮れていた。
a0181059_1143873.jpg

その後どこかへ行ってしまったが、近くに再び現れる。(違う個体かもしれないが)。休耕地の叢を縫って飛ぶのを追いかけた。
a0181059_1145434.jpg

下の段に移っても、待っていると、また上に戻ってくる。でも、とまらない、とまらない、ゴマのオス。
a0181059_115522.jpg

この個体、最後の1枚。
a0181059_1152493.jpg

10時すぎ、前日のポイントに移動する。しかし、あまり飛んでいなかった。かなり青い個体を見つけるが、撮れず。撮れたのは黒いゴマ。これもなかなかいい。来年は、曇り空の下で、開翅を撮ってみたくなった。
a0181059_1154524.jpg
ムモンアカシジミのポイントに寄り、前日、よく撮れなかった静止を撮影したのち、12時、ヤマキチョウを探しに移動した。

(翌日に続きます)


   

More 飛翔画像を撮りすぎた

by otto-N | 2016-08-19 20:08 | Comments(2)

2016.8.8-10 長野県 束の間の東京脱出(3)   2016.8.17 (記)

2016.8.9
さすが標高1500m、夜は窓を少し開けただけで部屋は寒いくらいだった。久しぶりの快眠。朝、起きると、夜露で草が濡れていた。露ゴマを撮りたかったけれど、ロッジの朝食は7時30分なので、一度出てから戻るのも面倒だし、前日までに、ゴマが夜を過ごす場所を調べていなかったので、露ゴマはパス。それより、朝食後、すぐに出発することとした。

途中、松本のSさんと合流し、前日と違う段々畑に着いたのは8時ころ。段々畑の下のほうにワレモコウの大きな群落があったけれど、ゴマは全然飛んでない。一番上まで行くとチラチラ飛んでいたが、ワレモコウの数は少ない。マクロと広角を出し、とまったらマクロで静止、飛んだら広角で飛翔といういつものスタイルで、撮り始める。8時40分を過ぎたころ、飛んでいる数がやっと増えてきたけれど、とまらないので広角で追いかけることに専念する。そのうち、ワレモコウに吸蜜する個体も出始めた。翅を開かないのでSさんが影を作ったところ、開いてくれた。しかし、チョウのとまっている向こうは明るく、せっかくのブルーは真っ暗。ほとんど使わないトーンカーブ曲線で明るさを調整したが、これが限界。やはり不自然だった。影にすると、青鱗粉の煌めきがなくなる。オオルリシジミのときもそうだった。
a0181059_20331392.jpg

ここのワレモコウは、数が少ないばかりか、道路から少し遠かった。100ミリ(+1.4テレコン)では距離が足りないが、300ミリでは近すぎる微妙な距離。ワレコモウに吸蜜するゴマは、日が当たっていても、個体によっては開翅するようだ。こんな個体は他の花に飛び移っても、すぐ開始する。花穂をくるくると回って、頭を下にし、ちょうど太陽の方に向いた時、開翅する。
a0181059_20322955.jpg

上の2コマ目と同じ個体。何度も開いてくれた。残念ながら少し擦れていたが。
a0181059_20324516.jpg

両サイドが抜けすぎていたので、縦型にトリミングした。色がとんでしまったけれど、カメムシが写っていた。
a0181059_20325566.jpg

開翅してくれた中では、青いほうだった。これは、逆に、両サイドと下がごちゃごちゃしすぎたのでトリミング。結局、せっかく開いてくれても、いい位置からは撮れなかった。
a0181059_2033398.jpg



(ゴマシジミの飛翔に続きます)


   

by otto-N | 2016-08-18 20:12 | Comments(0)

2016.8.8-10 長野県 束の間の東京脱出(2)   2016.8.15 (記)

2016.8.8 続き
午後3時、ムモンアカシジミの乱舞が終わったので、ゴマシジミのいる休耕地に移動した。なるほど、こういう景観だったのかと妙に納得する。ゴマシジミが飛び交い、畦道のワレモコウとハギの花に集まっていた。
a0181059_19532499.jpg

ワレモコウの穂先の産卵行動中のメスを撮るのは、意外と難しい。くるくると絶えず動くこともあるが、風で揺れピントが合わない。
a0181059_19545464.jpg

背景に複数のワレモコウがぼんやりと写り、とてもいい感じだったのだが、結局、ゴマが斜めになっているこの1枚しかピントが合っておらず、ちょっと残念。これまで、北海道でしかゴマを見ていなかった。北海道ではナガボノシロワレモコウ。断然、このタダワレモコウのほうが、ゴマを引き立てる。
a0181059_22263972.jpg

この時間帯では開翅は期待できないので、21ミリで飛翔を撮る。ワレモコウの穂先にまとわりつくメスを撮るのか簡単だと思ったけれど、ピンを外してばかりいた。翅の動きはゆっくりだが、翅が大きいので、1回のはばたきで空間移動距離が見た目以上にあるのかもしれない。
a0181059_19552422.jpg

飛び回る個体を追いかけるが、畦道の段差なので手が届かないことが多かった。青ゴマは思ったよりも多かった。飛んでいるときに、その青さがわかるのだが、ここだと思う背景ではピンがまったく来なかった。
a0181059_19551625.jpg

5時すぎ、空に雲が拡がり始めた。翌日の午前中にもゴマを撮影できるので、ここを撤収し、標高1500mのスキー場のロッジに向かった。

(翌日のゴマシジミに続きます)


   

by otto-N | 2016-08-15 20:08 | Comments(0)

2016.8.8-10 長野県 束の間の東京脱出(1)   2016.8.13

2016.8.8-10
やっと夏らしく天気となったのはいいけれど、こう暑くては何もする気になれない。妻は所用で北海道に行くとのことで、一緒についていけば、青ゴマは確実に撮れるはず。しかし、他はあまりいないし、台風が道東沖を通るので天気は良くなさそう。どうしようかと思っている時、町田のNさん夫妻が長野に行く予定と聞いていたので、便乗をお願いした。幸い、同じ宿泊先はまだ空いていた。

2016.8.8
JRの特急に乗り、向こうの駅で待ち合わせることした。JRのほうが早いと思っていたのだが、高速が空いていたので、30分も待たせてしまった。ポイントに行く途中、山の中のそば屋に入り、そこで、現地在住のSさんと待ち合わせ。Sさんは上高地のボランティアガイドをしているので、この辺にとても詳しい。もう昼も過ぎたので、少し急いでムモンアカシジミのポイントに急ぐ。

ポイントに着くと、早くもムモンアカシジミの卍飛翔が始まっていた。遠い所に1頭がとまり、もう1頭が近づくとすぐ絡む。とまっても数m先ばかり。遠いので、300ミリで飛翔を狙うものの、卍飛翔は、ミドリシジミやメスアカミドリのように1か所でホバリングするのではないので、ピントがまるで合わない。途中で望遠をあきらめ、路上にやって来る卍ペアにしぼり、21ミリ広角で撮ることにした。
a0181059_22281781.jpg

しかし、近くには来ることは少なく、来たと思うと、上に舞い上がり、そんな甘いものではなく、片割れしか写らない。
a0181059_17344597.jpg

以下は、うまく撮れなかった300ミリでの証拠写真。中にはピントがあっているのもあるが、ピンボケばかりで、雰囲気だけというところ。(あまりにも小さくしか写らないので、一律の大きさにトリミングして並べました。)最初は、MFで撮っていたが、空振りばかり。その後、個体数が増えるにつれ、飛び回る位置が絞られてきたように思えたので、カメラを一脚に付け、ファインダーを覗かずオキピンで撮ることにした。しかし、簡単にフレームに入るものではなく、ピントも来ない。一脚では、すぐに位置がずれるので、三脚にレリーズを付けて撮影するとまだいいかもしれない。それにしても、ムモンアカの卍はすごい。数が増えるにつれ、2頭どころでじゃなく、4~5頭が入り乱れ、まさに乱舞だった。午後3時すぎ、現れる数も減ったので、ゴマシジミを撮りに移動した。
a0181059_17512173.jpg


2016.8.9
午後の乱舞中、ときおり、下草で休む個体もあったけれど、日陰ばかりなので、静止をうまく撮影できなかった。午前中は、下草で休んでおり、マクロ距離とのことなので、翌日の正午前、ゴマシジミを撮影した後にちょっとだけ寄ってみた。

午前中も、ムモンアカシジミは日影で休むことが多い。日影だと、なかなか色が出ないし、
a0181059_97519.jpg

草の中に入り込むので、撮れる位置探しに一苦労した。
a0181059_8581127.jpg

日向では光が強すぎるせいか、色が出ていない感じがする。
a0181059_17515273.jpg

風によって翅に光が当たり、思わせぶりのスリスリ。でも、逆さまだと翅を開くわけはない。
a0181059_1752648.jpg

葉裏に移動するところ。青いボケが入ったので、ちょっと上向きに撮ってみた。一度とまると小飛せず、ちょこまかと歩いて移動すことが多いようだ。
a0181059_17521576.jpg
実は、ムモンアカシジミの撮影は初めて。子供の頃、長竿の網を持って、スキー場山麓の畑地の林縁をふらふらと飛んでいるムモンアカを追いかけていたのを思い出す。このチョウが出てきたら、北海道では夏休みが終わりだった。


(次は、この日のゴマシジミに続きます)


   

by otto-N | 2016-08-13 20:08 | Comments(2)

2016.8.5 東京・日比谷公園 アオスジアゲハ   2016.8.8 (記)

2016.8.5
10時30分、地下鉄の銀座で下り、銀座4丁目交差点に出て、松屋銀座の隣にあるルイ・ヴィトンまで行き、三越のある交差点まで戻る。花壇は昨年以上にきれいに作られていた。カタバミが少し残されていたけれど、ヤマトシジミは1頭もいない。昨年とどこが違うかと言えば、花壇の花が単一、きれいなだけでどうやら蜜源とはならない花のようだ。新橋寄りも探すが見つからず。帝国ホテルの横を通り、日比谷公園に行く。

日比谷花壇の裏の木立の中でヤマトシジミのメスが産卵場所を探して飛んでいた。この薄暗い雰囲気は自宅付近にはなく、いい雰囲気だったので粘って撮ったが、触角にしかピンがきていないこの1枚しか撮れていなかった。
a0181059_1615872.jpg

その後、園内を歩くがヤマトは飛んでおらず、松葉ボタンの花壇でモンシロチョウが吸蜜していたので、手に届く範囲で飛翔を撮る。花壇の右半分は日が当たっているが、モンシロチョウは日の当たらない左ばかりで蜜を吸い、日向にはほとんど来なかった。松葉ボタンの花は日向では開かないのか、日向部分はすでに花が終わっているのかよくわからなかったが、さんざん撮影した日陰ではチョウの白とびはなかったけれど花の色が出ず、逆に、日向では花の色が出たけれどチョウが白とびするので輝度を抑えざるをえなく、結局、花の色も出なかった。モンシロチョウは難しい。
a0181059_16254560.jpg

アオスジアゲハがさかんに飛び回っていたが、21ミリしか持ってきていなかったので撮影は諦めていた。それでも、少しはゆっくり飛ぶ場所があり、ここから撮ればあのビルが入ると、皮算用をしながら待っていると、紫の花に吸蜜に来ていた。このアオスジアゲハはピンを外したけれど、アゲハチョウもやって来たので、シャッターを切ると、ペニンシュラの全景が入ったものが1枚。
a0181059_16372067.jpg

この後、ここにしばらく張り付いたけれど、全くアゲハは来ず、近くで昼食後(涼みに行ったのが本音。さすが銀座は高い)、再び園内をうろつく。本当は、他の所に電車で移動する計画だったけれど、この日、東京は32℃、暑さでひるんでしまった。1コマ目は上を撮る前のもの。2コマ目、ヤマトシジミはそこそこ飛んでいたけれど、気が狂ったように飛び回るだけ。3コマ目、アオスジアゲハの飛んでいる場所にはヤブカラシがあったが、高い位置ばかりで手が出ず。このヤブカラシは地上に這っていたので、撮ることができた。人が写っていないが、もう少し左はポケモン・ポイントらしく、一時、20人ほど集まっていた。4コマ目、建築中のビルを撮ろうと、長時間カンカン照りのなかを粘ったがツマグロヒョウモンはこれしかピンが来ず。
a0181059_16384877.jpg

アオスジアゲハ、21ミリでの置きピン撮影。(マクロを持ってこなくて良かった)
a0181059_16484667.jpg

a0181059_16482386.jpg
a0181059_16483316.jpg

午後2時40分、暑すぎてこれ以上我慢できず撤収。テニスコートの横でチョウトンボが1頭舞っていたが、撮影はできなかった。後で調べると、どうやら皇居が発生源のようだ。


   


   

by otto-N | 2016-08-08 20:08 | Comments(0)