たかがヤマト、されどヤマト

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2017.8.9-10 群馬県・榛名山 (3) レンゲショウマ   2017.8.26 (記)

2017.8.10 (続き)
10時に榛名湖を歩いて半周して来たという妻を蕎麦屋の前で拾い、レンゲショウマを見に行く。湖畔はガスってはいないが、周りの山々にはガスが漂いはじめた。急な場所もあり汗だくで約1時間の登り。薄暗い木立の中にレンゲショウマはひっそりと咲いていた。
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ただ、咲き始めなのか、蕾は多いが咲いている花は少ない。花は1株につき1つだけ咲いていた。
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小さな群落だった。レンゲショウマは幻想的で気品のある花だ。
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この山にはチョウが少なかった。ガスっていたせいもあるが、数頭のクロヒカゲと1頭のホシミスジを見ただけだった。
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山を下り車道に出る。カンカン照りのガードレールの外側を歩き駐車場に引き返す。途中、ゆうすげの道の入り口の看板があったので、うっとおしい車の道から離れる。ジャノメチョウばかりだったが、ウラギンスジヒョウモンも飛んでいる。
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やっと半開翅をことができたが、もう少しだけ前に回り込みたかった。
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ヒョウモンの半開翅を撮るのは意外と難しい。すぐ開いてしまうし、開閉している時に連写するが、ほどよい角度になかなか撮れない。少し下からだと翅が透けてしまう。
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オオウラギンスジヒョウモンは自宅近くの都心でも見られるのに、ウラギンスジヒョウモンは急激に減少しているという。子供時代の北海道ではこれらのヒョウモン類は珍しくもなんともなかったので、今も夢中で撮ることは少ない。ただ、しばらくぶりに撮ってみて、美しい丸型の豹の紋を見直した。
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木陰のベンチを見つけたのでやっとランチにした。そこへ、珍客。
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我々の汗を吸おうと、ザックやズボンや帽子にまとわりついてきた。せわしなく動き、飛び回るので、ピントがなかなか合わない。耳元ではばたく音がブンブンする。飛び去ってもまたやってくる。飛んだところがピンボケで写っていたが、♂らしい。
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近くの葉の上にとまる気配はあったが、結局、地べたに一瞬とまっただけで飛び去ってしまった。
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この時、付近はガスに覆われ始めていた。少し離れたユリの花にダイミョウセセリを見つけた。
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とても新鮮だった。しかし、うまく撮れなかった。ダイミョウセセリはいつも失敗ばかりしている。
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結局、ガスっていたので、榛名山(掃部岳、1449m)に登ることは中止したが、レンゲショウマは少ないものの咲いていたし、小さなセセリは擦れていたものの一応初撮りできたし、2人ともそれなりに満足できたハイキングだった。




by otto-N | 2017-08-26 18:24 | Comments(2)

2017.8.9-10 群馬県・榛名山 (2) アカセセリ   2017.8.24 (記)

2017.8.10
朝10時に湖畔のどこかで待ち合わせることにし、チョウを探しに行く。前日の午後は晴れすぎていたので、まだ気温が低い朝がいいような気がした。萎れずに咲いていた朝のユウスゲ。
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小道を進むとジャノメチョウが姿を現す。じっくりと撮りたいところだが、時間がそれほどないので、目の前のものだけを急いで撮影。
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捜し物は蝿くらい小さいと聞いていた。とまっていたり飛んでいるのを一人で見つけるのは難しそうだったが、あっけなく見つかった。
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飛び立った後、目で追っても小さすぎてすぐ見失う。何とか撮ることができたので、アカセセリを落ち着いて撮ることにした。しかし、あまり奇麗な個体が見つからない。擦れていたけれど、とても気に入った1枚。
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ヒョウモンが飛んでいたので追いかける。やはり、ウラギンスジの♀だった。
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ウラギンスジヒョウモンはかなり敏感で近づくとすぐ飛ばれた。18-135ミリしか持ってこなかったことが悔やまれる。追いかけ藪を漕ぎ、やっと近づいて撮った1枚。
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♂もいた。ただし、翅欠け。目立たない位置に回り込む。♂はこのコウリンカが好きなようだ。
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また、黄色い花で見つけた。すぐ近くにとまりしばらく動かなかったが、ふいに飛び去る。
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他の場所を廻って3回目の遭遇。気がつくと、前の2回とほぼ同じ場所。どうやら、同じ個体が同じ場所に舞い戻って吸蜜しているらしい。欠けはないけれど、全体がスレスレの個体。とても残念だった。

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花に飽きたのか近くで休む。近寄っても逃げようとしなかった。
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他のセセリはことごとくアカセセリのようだった。
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この2頭も? セセリの同定は苦手というより、わからないので撮ってから後で調べるだけ。それでも判らないことが多い。
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とてもきれいな個体だった。
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(榛名山(3)に続きます)




by otto-N | 2017-08-24 16:39 | Comments(0)

2017.8.9-10 群馬県・榛名山 (1) ゆうすげ   2017.8.21 (記)

2017.8.9-10
レンゲショウマを見に群馬の榛名山に行く。レンゲショウマは東京近郊の御岳山に咲いているけれど、どうも人の手によって増やされた大群落のようだ。もっと天然の群落を見たい(妻)、あわよくば未撮影のチョウに遭遇するかもしれない(夫)ということで、束の間の東京脱出。ただし、その花にはまだ早く、そのチョウはすでに遅い気がする微妙な時期だった。

2017.8.9
榛名湖畔に着いたのは、例によって午後。標高1084m、さすがに涼しい。ただ、もっと賑やかなところかと想像していたが、人出はなく建物もうらぶれた感じだった。レンゲショウマは翌日にするとして、湖畔を散歩する。妻は花探し、夫はチョウ探しで別行動。

目についたのは、キアゲハ、それも♀だけ。とても新鮮な個体に何度も遭遇する。
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名前不明のセセリ。ジャノメチョウが一番多かった。キアゲハはユリの花粉で別種と思われるほど。
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セセリは思ったより少ない。これはアカセセリのようだ。
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時々、ヒョウモンチョウが飛んでいるのを見るが近づけず、種類さえわからない。暇つぶしに花を撮る。
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ヒョウモンチョウの正体がわかった。ウラギンスジヒョウモンの♀だった。
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その後、何度か近くに寄れたが、藪の中なので、なかなかいい位置に回り込めない。遭遇した♀はどれも新鮮。持ってきたのが18-135ミリのズームだけ。ちょっと失敗した。
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♂と思ったが、オオウラギンスジヒョウモンだった。
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やっと撮れた♂のウラギンスジヒョウモン。これも証拠写真。チョウと同系色のコウリンカの花が好きなようだった。
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もう一度、キアゲハの♀。長々と翅を拡げていた。
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待ち合わせ時間になったので、いっしょに「ゆうすげの道」を散歩する。実は、この時まで、ゆうすげを知らなかった。咲き始めるのは夕方。完全に開くことはなく、少しだけ。色は黄色だが、どことなく淋しい黄色。
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どアップで撮る。(何度やっても雌蕊にピンがこなかった)
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どこから撮ればきれいなんだろうか。答えは逆光からだった。
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いつの間にか、ゆうすげの花が一面に咲いていた。
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後ろは榛名富士。
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遠回りして湖畔の宿に行き、ちょっと赤い温泉に入る。夕食後、窓から見た湖畔。この日の東京の最高気温は37.1℃と報じられていた。夜は窓を開けると寒いので閉めた。
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(榛名山(2)に続きます)



by otto-N | 2017-08-21 18:16 | Comments(0)

2012.8.16 北海道・十勝 キバネセセリ    2012.8.22(記)

2012.8.16
この日は1日完全にフリー。帯広駅前にレンタカーを借りにいき、遠出する予定でいた。しかし、朝起きたら雨。道央では低気圧通過に伴い大雨だが、道東は曇り程度の天気予報だった。雨では何もすることがなく、ぼおーっとしていたら10時ころに雨が止み始めた。近くの製材工場の裏手にオオハンゴンソウが咲いているのを思い出し、ミヤマカラスアゲハのメスを撮ったことはあるし、ミドリヒョウモンくらいはいるだろうと出かけてみた。しかし、いたのはジャノメチョウとオオヒカゲだけだった。
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暗い空だったが、しばらくすると明るくなり始めたので、帯広に予約してあったクルマを借りた後、そのまま計画していた場所に行くことにした。しかし、帯広行きのJRが少なく、クルマを借り帯広駅前を出たのは12時半すぎ。目的地に近づくにつれ、空は再び暗くなってきた。狭い林道のどん詰まり、閉ざされたゲート前にクルマを停める。1時間以上のドライブだった。狙いはその先の崖のジョウザンシジミ。うーん、いませんでした。せっかくだからと、咲いていたキリンソウを撮る。この花はたぶん50年ぶりの再会。
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この林道には、オオハンゴンソウが咲いており、暗い空の下、オオウラギンスジヒョウモンが近くに飛んできた。逆光気味で撮るとオオハンゴンソウらしくない。
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陰気な感じのするオオハンゴンソウに、こんなにチョウが集まるとは知らなかった。オオウラギンスジヒョウモン、ウラギンヒョウモン、ヒメキマダラヒカゲ。クロヒカゲの花での吸蜜は珍しい。
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当然、ミドリヒョウモンもいたが、撮ることができたのはこのメスだけだった。
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キバネセセリが吸蜜していた。
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キバネセセリは蜜を吸いながら、尻尾から水滴を出していた。(上の2コマ目にも水滴が見える)
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オオチャバネセセリも多かった。真横からも撮る。
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暗い崖下、白いスジグロシロチョウがよく目立つ。
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アカマダラかなと思ったらサカハチチョウ、その斜め下にいたウラギンスジヒョウモン。撮るとオオウラギンスジばかりで、北海道でも少なくなったような気がする。
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夕方には完全に晴れた。幕別の夕焼け。明日はホントに晴れるのだろうか?
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せっかくの1日だったが天気が悪かった。十勝のジョウザンシジミの2化目は不安定とのこと。天気のせいか、時間が遅かったのか、そもそも発生していなかったのか、よくは判らなかったけれど、熊の出るという林道、近くの藪の中で鳥がはばたいただけでびくっとした。帰化植物のオオハンゴンソウは北海道内では問題となっているが、かなり人里離れた所でもずいぶん見るようになった。セイダカアワダチソウよりもしぶといような気がする。

by otto-N | 2012-08-22 14:57 | Comments(6)

2011.8.10 北海道・札幌 ヒメシジミ    2011.8.22(記)

2011.8.10
手稲山の続きです。山麓での本命はベニヒカゲ。昨年は、スレた個体が多かったので今度こそと思ってここに来たのだが、1頭見ただけ。それも止まる気配はなかった。コヒオドシとクジャクチョウは多かったが、ヒョウモン類が少ない。コヒョウモンはもうスレているし、ミドリヒョウモンでさえあまりいない。というわけで、時折、薄日が差し雨も降りそうもないので、山頂の緩斜面に行くことにした。ただ、水の用意がなく、札幌五輪の女子大回転コースの直登はちょっと苦しかった。

山麓で撮ったウラギンスジヒョウモン、ヒメキマダラヒカゲ、サカハチチョウ。
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ミドリヒョウモンのオスとメス。
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ミドリヒョウモンのメス。この渋さがたまらなくなった。
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ヒメシジミはほとんどボロに近かったが、メスの中には比較的きれいなものもいた。
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もう少し傷んでいなければ・・・
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この個体は、前翅の青い鱗粉が美しい。
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山頂の緩斜面にも、ヒョウモン類が少なく、いるのはヒメキマダラヒカゲくらい。空も急に暗くなってきたので、帰ろうとしたとき、新鮮なヒメシジミが何頭もいるコロニーを見つけた。15m四方程度の藪だった。
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ヒメシジミは止まるとすぐ開翅するので、撮りやすかった。オスのきれいな個体は、数年前に樽前山の中腹で見て以来だ。
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この直後、雨が降ってきたので急いで山を下りた。

手稲山のチョウは、北海道ではどこにでもいる普通種。でも、東京ではお目にかかれないものばかり。2~3時間ぶらつくだけで、こんなに楽しめたのは久しぶりだった。特に、ヒメシジミのオスは、シーズン的にもう遅いと思っていたので、嬉しかった。

by otto-N | 2011-08-22 14:13 | Comments(2)

8月、北海道、札幌、ウラギンヒョウモン (2010.8.18)  2011.3.15

2010.8.18
札幌・手稲山の続きです。

コヒオドシの次に多かったのはクジャクチョウ。数多くいるので、あまり熱心には撮らなかった。ちょっと失敗。
ここでも、ヒョウモンとしてはミドリヒョモンが最多。
ウラギンヒョウモンをやっと見つけた。
ヒメキマダラヒカゲ、ボロだが、ヒメシジミも、ヒヨドリバナに吸蜜。
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北海道へ来て、好きになったウラギンスジヒョモン。これは、メス。
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こんな場所にヒヨドリバナがたくさん咲き、チョウが集まっているとは思わなかった。スキー場のゲレンデなので、下草が低く行き来しやすい。
しかしながら、チョウの数が多かった割りには不作。ベニヒカゲばかりを追いかけたせいもあるけれど、ヒヨドリバナを入れたアングルが、思ったより難しかったせいもある。
ここでも、ヒョウモンチョウのメスの渋い茶色の美しさを再認識した。

2010.8.21  谷川岳 
帰りは、小樽から新日本海フェリーで新潟へ。
朝、関越道で東京へ戻る途中、谷川岳(1977m)にちょっと寄ってみた。いつも、新潟からの帰りに登ってみようと思っていたが、天気がいまひとつでなかなか登る機会がなかったが、今回は、まあまあの天気。
トマの耳まで登った。頂上付近には、ベニヒカゲが飛び回っていたが、頂上の岩の上にミズイロオナガシジミが飛んできて止まった。
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谷川岳にベニヒカゲがいるとは思わなかった。(ただの調査不足)
ミズイロオナガシジミは岩に同化していた。ちょっと嬉しかった。

by otto-N | 2011-03-15 15:24 | Comments(2)

8月、北海道・十勝、メスグロヒョウモン (2010.8.14)  2011.3.8

2010.8.14
帯広から国道38号線を札幌方面に向かって40分位のところに、「十勝千年の森」という自然公園がある。以前きたとき、メスグロヒョウモンが多かったことを思い出した。他にも何かいるにちがいないと、この日、一人でやってきた。入り口風景は、前に来た時と同じであったが、中はがらっと変わっていた。花壇があり、セグウェイの草地があり、すっかり人工的になっていた。「これではなぁ」と思って料金を払い、入場したところ、うれしい誤算。花壇にはチョウが集まっていた。メスグロヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、ギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモン、コヒョウモンなどのヒョウモン類、クジャクチョウ、シータテハ、エルタテハ、ジャノメチョウなど、クガイソウに集まっていた。こんなにチョウが集まる風景はめったにない。

まず目についたのは、メスグロヒョウモンのメス。オスを探したがいなかった。なぜ?
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次は、ウラギンスジヒョウモン。後表翅の黒班がくっついておらず、まさに豹柄。なかなかよろしい。
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このクガイソウは園芸種なのか、野生種なのかはよく判らなかったが、とにかくチョウが集まっていた。これだけ多いと、すぐ目移りし、10頭追うもの1頭も得ず状態であった。
メスグロヒョウモンのオスは、探し方が悪いのか、この花に集まらないのか、1頭も撮れなかった。
ウラギンスジヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンの区別は、自信がないけれど、撮ったものを見るとすべて前者だった。オオウラギンスジは1頭くらいいてもいいのに、不思議だ。

by otto-N | 2011-03-08 10:59 | Comments(2)