たかがヤマト、されどヤマト

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2017.8.6-7 長野県・ヒキオコシの急斜面 オオゴマシジミ   2017.8.15 (記)

2017.8.6-7
急遽、夏場は松本在住の千葉のSさんに案内いただき、オオゴマシジミを観に行く。

2017.8.6
現地に着いたのは午後。1週間ほど前、あるブログにオオゴマシジミの画像が掲載され(おそらく今季初)、その翌日は朝から採集者で溢れかえっていたそうである。なるほど、ここがかの有名なポイントかと感慨したわけでないけれど、深山の急斜面の鬱蒼とした繁みの中の踏み跡を見て妙に納得する。この日は撮影者と採集者が数人ずつ。撮影者の中にDさんがおられたので様子を聞くと、まだ証拠写真しか撮っていないとのこと。すでに採り尽くされたのかもしれないが、1頭くらいは出てくるだろうと付近を探す。アサギマダラが日影のヨツバヒヨドリに群がっていた。エルタテハはいたけれどコヒオドシは姿を現さなかった。
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しばらくすると、オオゴマシジミが飛んできたがすぐ斜面の上に行ってしまう。思ったより小さい。飛んでいる感じは、飛び方も色もゴイシシジミのようだ。飛び方を頭に刻む。空が曇って暗いせいで飛んでこないのかもしれない。諦めかけたが、少し離れた場所で飛んできた。後を追うと、遠いクガイソウで吸蜜を始めた。300ミリで撮るが豆粒大。
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近くの別の花に飛び移り、花の上を移動しながら吸蜜する。しかし、顔がよく見えない。
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やっと翅の少し開き、顔が見えた。
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別の花に少し飛び、また同じ花に戻ってきた。こちらの花のほうが甘いということか。あいかわらずいい向きにはなってくれない。
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じゅうぶん撮れないままに、さらに別の花に飛ぶ。
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今度はゆっくりしていたが、横からだけしか撮らせてくれなかった。
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14時、空が暗くなってきたので、ここを諦めゴマシジミの場所に移動する。山麓は晴れていた。



2017.8.7
松本に泊り、朝から同じ場所に出かける。雲1つない快晴。しかし、オオゴマシジミはすぐには飛んでこなかった。やっと1頭の飛来。しかし、数日前ここにあったというクガイソウはすでになく、吸蜜する花がないのか、少し休んだだけで斜面の上に舞い戻ってしまう。
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アイノかジョウザンミドリが賑やかにテリを張り始め、コヒョウモンが姿を見せるが、相変わらずオオゴマは出て来ない。1コマ目はおそらくジョウザンミドリ。この個体だけは擦れていなかった。
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9時すぎ、足元のヨツバヒヨドリにアサギマダラが2頭。逆光だけど時間つぶしに撮影でもするかと思った時、アサギマダラの近くからオオゴマが飛び出し、ゆっくりと付近を飛び回り下草の中に潜る。付近はクロバナヒキオコシの密生地。産卵行動だった。
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すぐ少し飛び、別な花穂(まだ花は咲いていない)の根元に産卵のポーズ。マクロ距離だったが、300ミリで出来る限り引いて撮った。
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翅に光が微妙に当たる。背景の緑がきれいだった。
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また別の穂先に。今度もマクロ距離。300ミリでは近すぎだった。
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ときどき藪の中で休み、産卵場所を探していた。翅を全開したが、ちょっと擦れていたのは残念だった。
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実は、カメラの設定が一番イヤな位置にずれていた。ペンタックス特有のエフェクト「銀残し」。超アンダーで彩度を極端に下げ、まるで白黒写真のようになってしまう。JPEGだけでなくRAWでも撮っておれば、直すのは簡単だろうと思うが、撮影中の書き込みに時間がかかり過ぎるので普段はRAWでは撮っていない。この日は、すべて「銀残し」で撮ってしまい、付属ソフトで修正するのが大変だった。日射しが強いためブルーが強く出ているのかもしれないが、ブルーを修正しきれていないと思う。また、ハイコントラストも修正できていないせいか、裏翅もギンギンになってしまった。
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左後翅の損傷が見えないアングル。透けた翅がうつくしい。
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そして、目の下での全開。この後、飛び去ってしまい、戻ってくることはなかった。現れてから飛び去るまで12分。至福の時間だった。(この時点では、まだ「銀残し」に気がついていない)
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ちなみに、この原画は以下(同じくらいにトリミング)。そうでなくても、いつもEV-0.3~ー0.7で撮っているので、真っ暗だった。
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by otto-N | 2017-08-15 16:50 | Comments(0)

2014.10.24-25 長野県・根子岳 エルタテハ   2014.10.30 (記)

2014.10.24
雨の予報に変わったので宿の予約を1日伸ばしてもらい、長野県の上田の近くにある四阿山(あずまやさん、標高2354m)と根子岳(2207m)に登る予定で、11時ころ上田に到着。蕎麦を食べた後、ツメで有名なお寺に行くものの目的は果たせず、猿飛佐助で有名な角間渓谷に行く。

散策路の出だしは急な階段で、その後は細い登山道風。だが、すぐに終わってしまい、谷底の林道に出てしまった。その途中にあった東屋からは少しだけ周りを見渡せた。確かに紅葉だがそれほどのことはなさそう。先が二つに割れたV字形の岩が面白かった。
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東屋からエルタテハが出てきて近くの松の幹にとまった。
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谷底の林道は薄暗かったけれど、雰囲気はよかった。ただ、紅葉は山の上の方だけで、ときどき木々の隙間から見えるだけだった。行けども行けども劇的には風景が変わりそうもなく、いい加減な所で引き返した。
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菅平でコンビニを探してから、四阿山の麓にある温泉に泊まった。この日一番の紅葉はこの温泉の駐車場にあった3本の紅葉の木。
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この宿から見える風景。左端の浅間山から流して見ると、途中に烏帽子岳。
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2014.10.25
源泉温度は29.7℃と書いてあったので、それを沸かしているのだろう。温泉以外は、大きな宿にしては食事も良かったし設備も申し分なかった。朝の浅間山方面。
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四阿山への登山道はこの宿からも出ているが、四阿山までのピストンになってしまうので、今回は、菅平から登ることにした。菅平牧場→四阿山→根子岳→菅平牧場というルートになる。

昨日の道を引き返し、菅平牧場の駐車場に急ぐ。8時には駐車場はすでに半分以上ふさがっていた。この駐車場の標高は約1600m。後ろを振り返ると槍ヶ岳から白馬まで一望できる。残念ながら一部欠けていたので槍ヶ岳までパノラマ合成できなかった。(クリックすると大きくなります)
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8時20分出発。下界は雲の中だった。牧場の脇が登山口。しばらく白樺の小道を登る。牧場の向こうは北アルプス。
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白樺林の向こうにときどき山がちらつく。槍ヶ岳、鹿島槍、白馬。
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菅平スキー場の向こうに雲、その向こうに山々が続く。
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白樺林が終わるとやっと登山道らしくなった。なぜかまだ咲いていたマツムシソウ。途中で見えた根子岳。4コマ目は、これを登ると四阿山山頂という地点。
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振り返ると大パノラマ(6枚の合成)。
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後ろを振り返りながら登った。立山~剣岳~鹿島槍と白馬。
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噴煙たなびく御嶽山、遠い槍ヶ岳、冠雪した富士山、何かと思ったら妙義山。
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11時、四阿山山頂に到着。
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根子岳への分岐点を過ぎたあたりからの眺め。手前の山が根子岳。根子岳のすぐ後ろに戸隠連峰がはっきり見えてきた。
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実はここからが大変だった。最初はどうということはなかったけれど、急斜面で岩と根だらけの狭い登山道。というより崖に近かった。下りだったからいいようなものの、登りはかなりきついはずだ。下っても下っても底に着かない感じ。最後はほとんど藪漕ぎ状態。3コマ目、やっとのことで脱出。根子岳→四阿山は、絶対、止めた方がいい。
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四阿山と根子岳の谷間。笹で覆われたとても気持ちの良い場所だった。ここで大休止。
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ここから標高約200mの登りで根子岳の山頂。天国のように歩きやすい。やはり、遠くで噴煙をあげる御嶽山を意識せずはいられない。
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てっぺんに見えていた岩から、登ってきた道を振り返る。真ん中が四阿山の山頂。岩を右に巻いてさらに道が続き、この道からは横手山から草津白根山まで展望できた。
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13時、根子岳山頂。もうだいぶ見慣れた景色になってしまったが・・・。
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頂上に着いたとき、タテハチョウが飛んでいるのが見えた。少し追いかけたが笹原のほうに飛んでいった。そのときは何かは判らなかったが、また飛んできた。正体はエルタテハだった。晴れていても、ダウンが必要なほど気温が低い。翅を拡げることのできる場所を探しているようだったが、風が強く、なかなかとまる場所がみつからない。やっととまり翅を拡げたのでシャッターを切ったら、風にあおられ飛び去ってしまった。でも、しっかり2枚写っていた。このレンズ、優秀。それにしても、この時期、標高2200mの山頂でエルタテハは何をしていたのだろう。
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寒くなったので、エルを諦め、下山開始。正面に見える御嶽山。立ち上る噴煙が雲になって漂っているように見えた。犠牲者のご冥福をお祈りします。
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ざくざくとした登山道を下りながら、ときどき正面の山々を撮る。槍、鹿島槍、白馬。
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麓の牧場付近の秋。
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14時40分、駐車場到着。モンキチョウが飛んでいたので目で追いかけていると、やっととまった。もう少し左に寄ろうとしたとき飛ばれた。目が花弁の間から見えているのでいいだろう。たぶん、今年最後のモンキチョウ。
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by otto-N | 2014-10-30 20:10 | Comments(0)

2014.8.4-5 長野県・爺ヶ岳 (2) エルタテハ   2014.8.14 (記)

2014.8.5
夜中に一度、目が覚めたが、朝までぐっすりと眠ることができた。朝といっても3時ころか。というのは泊まった部屋は玄関の上。絶え間なく続く引き戸の開け閉めの音で寝てはいられなかった。朝食は6時。朝5時との2部制。小屋に早く着いた順だった。5時では遅いと朝食代わりにお弁当を頼んでいる人もいたけれど、確かに5時では遅いかもしれない。山小屋の中が静かになったので、外に出てみた。5時少し前、空が明るくなった。
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大町に向かって左が爺ヶ岳。一瞬だったが、雲が赤く染まった。
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対岸の針ノ木岳は雲がかかっていたが、見事な雪渓が残っていた。真ん中には1本のトレース。雪渓を見たらスキーで滑って降りることをすぐ考えるが、登るのはかなり大変そう。
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6時。日も差し始め、やっと朝食。しかし、鹿島槍は雲の中だった。前日は全く、顔を覗かせてくれなかったようだ。
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6時30分、爺ヶ岳に向かって登り始める。少し登ったところで種池山荘を振り返る。その右に2本の太い雪渓を抱いたちょっと唸る山。恥ずかしながら、この時点では、この山が剱岳とは知らなかった。
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前方、はるか遠く雲の向こう、ひょっとしたら槍ヶ岳?
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7時、爺ヶ岳の南峰に到着。大町は晴れていようだったが、
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鹿島槍ヶ岳は厚い雲で覆われていた。右から、爺ヶ岳中央峰、北峰、稜線に登山道が続く布引山、その先が鹿島槍。
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南峰を下り、中央峰に登ろうと思ったら10数名の団体さんがいたのでパス。少し下ったところにコマクサ。もう終わりかけだったが、鮮度のいい株を探す。
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登りと下りを繰り返す。いぜん、鹿島槍の頂上は見えない。そして、ガスが湧きだした。
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乾いた尾根道の花たち。6コマ目はちょっと気になる花。
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至る所に咲いていたイワツメクサ。
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相変わらずの鹿島槍。燕岳の雲は少しとれてきたけれど、前方の尾根の左はガスが立ち込めてきた。というより、左からの風が強くなり、ガスが払われているという感じ。鹿島槍の雲はとれそうもなく、ガスが出てきたのでここで引き返えすことを考えたが、とりあえず冷池山荘まで行くことにした。
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ジグザグの急斜面を下り、灌木地帯を少し登り、冷池山荘に着いたのは8時10分。少し様子を見ることとし、妻は休憩。思うことがあったので、1人で少し先へ行く。テント場を過ぎるとお花畑だった。ここだけが、風もなく別世界。妻を呼びに少し戻ったところで、向こうからやって来た。このまま引き返しても時間が余るので、布引山を登ることとした。登山道の始まりは少し湿地帯のお花畑。
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晴れていても時おりガスが漂う。水滴のついたチングルマの花穂。
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6コメ目、フウロでなくカミキリムシが主体なのだが、少しピンボケ。
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ときおりガスの漂う明るいお花畑。一面のチングルマが見事。
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下半分は、このお花畑で撮ったのではないけれど、6コマにするため紛れ込ませました。4コマ目、葉っぱから花。ハナイカダ?
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お花畑を過ぎると布引山へのジグザグの登り。相変わらず剱岳の山頂は見えず、風が左から吹き続ける。
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かなり登ったところで、左側には剱岳。雲がとれそうでとれない。
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上を見てもガスは相変わらず。降りてきた人に聞くとガスが濃く景色は半分とのこと。時間が遅いし、ガスが晴れそうもないので、9時20分、撤退。下を見るとガスが濃くなってきたようだ。下山中に会ったミヤマハンミョウとイワヒバリ。
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もうすぐ、冷池山荘というあたり。幻想的と言っては幻想的。10時すぎ、冷池山荘のベンチでお弁当(量の割に高っ!)。このあたりは風がなく、とてもいい感じ。ベニヒカゲも少し飛んでいたが、全く撮影できず。すぐ近くで一瞬とまったがクモマではなかったような。エルタテハも飛んでいた。先ほどまでは全然見なかった。高山ではチョウが飛び始めるのは10時過ぎ?気温が上がるまで行動できないのかもしれない。
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もう少し休みたかったが(ベニヒカゲを追いかけたかったが)、戻る道のりは長い。ガレ場のジグザグを登り切り、少し楽になったところで、剱岳を望む。布引山のガスも一段と濃くなっていた。
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斜度がないので楽なのだが、先は長い。爺ヶ岳の中峰はすっぽりガスの中。
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南峰の裾あたりから、鹿島槍を見る。噴煙ではないけれど、見事なガス。見とれてしまう。噴き上げているのではなく、実際は、下から湧き上がってくるガスが風で吹き飛ばされている。
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実は、このころから左膝が痛み始めていた。登りはいいが、長時間の山登りでは下っているとき痛むことがある。ときどき休みながら、ゆっくりと下る。もう少しで種池山荘という所で、正面の山に日が当たり、緑がとても綺麗だった。しかし、カメラを構えたときには、すでに翳っていた。
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そして、嬉しかったのはライチョウの親子。母鳥と雛3羽。とても可愛い。母鳥は最初、砂浴びをしていた。雛鳥はあちこち動き回り、母鳥は周りを警戒しながらも、自分も何かついばんでいた。
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雛鳥はせわしく動き回り、また、ハイマツの中に潜り込んでしまうので、なかなか撮れなかった。実に可愛い。
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雛鳥はてんでバラバラだが、1枚の中に母鳥と雛鳥3羽、全部がやっと入った。この後、ハイマツの中に消えてしまった。
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種池山荘で少し休んでから、12時50分に下山開始。ときどき、かくっと左膝が痛くなるが、なんとかなりそうなので、ゆっくり下りる。

14時20分、かなり下った駅見岬という地点。登るときエルタテハを見た場所だが、このときもいた。ザックからカメラを大急ぎで取り出し、レンズを300ミリズームに付け替え撮影した。
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しばらくすると、また1頭が飛んで来て、今度はダケカンバの枝にとまった。どうやら、樹液が出ているらしい。翅を閉じたままだったが、飛び立つ瞬間、連写したら、何とか写っていた。ちょっとピン甘だが、まあいいでしょう。
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その後、ヒメキマダラヒカゲなどもいたけれど、尾瀬でさんざん撮っていたので無視し、雨が少し降ってきたので、急いで、と言ってもそれもできず、ゆっくり下り、扇沢の登山口に着いたのは15時40分だった。やれやれ。

今回、初めて山小屋に泊った。個室というせいもあったが、睡眠はできたし、食事も完食。でも、膝が痛いので屈みこめないという大問題。1泊ならまだしも連泊はできなさそう。それはともかく、今回の計画は甘かった。鹿島槍まで登るには、種池山荘ではなく冷池山荘に泊まらねばムリ。朝、10時に登り始めれば、夕方には冷池山荘に着くことができる。10時に扇沢に着くためには、家を6時には出なければならず、朝5時起き!これができそうにもないので、なかなか、登山というのは難しい。ゼフ撮影ができないのも、こんな理由。

by otto-N | 2014-08-14 20:25 | Comments(2)

2014.7.28 群馬県・尾瀬 ヒメキマダラヒカゲ   2014.7.31 (記)

2014.7.28
かねてから行きたいと言っていた至仏山に登る。登るのは翌日として、この日は大清水から尾瀬沼に行った。尾瀬は未経験。

11時40分、標高が1180mの大清水から、広い林道 (車道といっていいくらい広い) を登り始める。周りはミズナラなどの広葉樹。チョウを撮りながら登る。駐車場にミヤマカラスアゲハのメスがいたのだが、カメラが未準備だった。晴れていても気温が低く、気持ちがいい。クロヒカゲ、コチャバネセセリ、ミドリヒョウモンなど北国のおなじみのチョウ。
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この林道はこんな感じ。ときどき、車が通り、そのたびにチョウが飛び去ってしまう。この車、来年から有料になる乗合タクシーだった。上に着いてから知った。チョウを探しながらのことなので、この登りはむしろ好都合、全然平気だった。
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路上で吸水していたチョウたち。シータテハかと思ったらどう見てもキタテハだった。 (と、思っていたが、友人からメールがあり、シーでいいらしい。こちらのシータテハ、こんなにダサかったっけ。) ミドリヒョウモンのメス。エルタテハ(これはヒオドシチョウ?)が目につくがなかなか敏感。コムラサキも。
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50分ほどで一ノ瀬休憩所(標高1400m)という所に着き、ここから本格的な登り。といっても、木道階段が多い。チョウはまるでいない。三平峠(標高1762m)では見晴しはまるでなく、そのまま、下る。木道ばかり。そのうち、尾瀬沼が見えてきた。そして、午後1時40分、湖畔の三平下に到着。向こうに見えるは燧ケ岳。
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湖畔を少し散策。少し風があり半袖では寒いくらい、天気がよく気持ちがよかった。チョウはあまりいなかった。たぶん、ヒメキマダラセセリ (これはコキマダラセセリらしい。区別がつきません。) とコチャバネセセリ。
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クロヒカゲ、アカタテハ、エルタテハ。あとはウラギンヒョウモンくらい。
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エルタテハは多かった。ベタ開翅よりV字開翅のほうがカッコいいのだが。
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午前中は、なかなか翅を開かないヒメキマダラヒカゲだが、午後になると開くことが多い気がする。
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山に行けばどこでもいるチョウだが、光に透かすと美しいと思う。
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逆光だったけれど、ちゃんと撮れていた。
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2枚のパノラマ合成。実は失敗。18ミリで撮ると四隅が暗くなる。それをつなぐと中央が暗くなるのは当たり前。せめて24ミリくらいで撮ろう。
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登山中の花はとても少なかった。湖畔では、キンコウカ、ニッコウキスゲ、ヒメサユリ。 
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一ノ瀬休憩所からの無料乗合タクシーの最終時間は午後4時。急いで、来た道を引き返し、3時40分一ノ瀬着。大清水の駐車場にはテリ張りのキタテハ(シータテハ?) とスレたミスジチョウがいた。

バブル時、一世を風靡した岩鞍スキー場のホテルに着いた後、近くを散策したが、造林した針葉樹が多く、なんか淋しい感じ。ジャンプ台があり、その林縁に行ってみると、ゼフの卍。でも、カメラを飛翔用に設定しているうち、消えていた。幻だったのか、最後の卍だったのか。ここでもキタテハ (これもシータテハ?) がテリ張り。ヒメジョオンにはセセリが1頭だけ。
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ゼフかと思ったらキバネセセリ。産卵行動だった。食草はセンノキだったことを思い出した。
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東京ではあんなに暑かったのに、尾瀬では半袖では寒い暗いだった。本格的な湿原に行ったわけではなく、沼の畔を少し散策しただけで帰ってきたが、尾瀬が確かに人気がある場所だということは理解できた。ちょっと隔絶した土地のようだった。それにしても、チョウは少ない感じ。ヒョウモン類もあまり見なかったし、数そのものが少ないようだ。標高がちょっと高いのかもしれない。

by otto-N | 2014-07-31 18:25 | Comments(2)

2013.8.16 群馬県・浅間高原 キベリタテハ   2013.8.21(記)

2013.8.16
直前にとった新鹿沢温泉の宿に泊まったけれど、涼しいこと涼しいこと。クーラーの冷気と違ってとても気持ちがよく、生き返ったようだった。生き返ったといえば、前日、突然シャッターが動かなくなったカメラは、いつの間に直っていた。これで2台使える。さて、キベリタテハを撮りに出かけるのはいいが、妻はどうしたらいいのか、かなり悩む。前の日は、高峰山(2091m)に1人で登ってきたようだ。マツムシソウの群落があったとのこと。でも、行こうとしているキべりの場所には花もなさそう。とりあえず、鹿沢園地インフォメーションセンターに行き様子を聞くことにしたところ、村上山(1740m)のハイキングコースを紹介してもらった。11時に迎えに行く約束し、キベリタテハ探しに向かった。

走っている途中、何頭かキベリタテハが飛んでいるのを見たので、なんとかなりそうな予感。9時すぎ、前日下見をしたとき何頭ものアサギマダラが吸水していた崖に着いたものの、崖はほとんど日陰。アサギマダラはすでに吸水していたが、キベリは日が当たるまで待つよりしかたがない、と思っていたらすぐ1頭が飛んできた。最初は道路だったが、すぐに崖にとまり吸水を始めた。でも、翅を開いたのが日陰。暗すぎてくて色が出ないかもしれないと思いながら撮ったけれど、思ったより撮れていた。
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ときどき、飛び移りながら吸水場所を探す。けれど、暗い場所が好みのようだ。二翅狙うものは一翅も得ず。右優先と左優先。
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そのうち、この個体はぴったり翅を閉ざしてしまった。そのとき、「風任せ自由人」のmaximiechanさんと「蝶の玉手箱」のcactusさんがやってきた。3人で開くのを待つものの、その気配はなかった。しばらくして、ふいに飛び上がり近くの松の枝にとまった。下から、位置を変えながら何枚か撮った。
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その後は、崖のかなり高い所で翅を閉じたまま吸水。別の個体が飛んできたが、まるで落着きがなく、行ってしまう。お二方は別なポイントに移動されたが、私はここで待ち続けた。そのうち、2頭目が飛んできた。少し傷があるけれど、とても新鮮。これも動き回ってばかりで、開翅は1シーンしか撮れなかった。
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横からのキべり。ついでに横からのエルを並べます。
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この崖に飛来したチョウたち。エルタテハ、クジャクチョウ、ツバメシジミ。アサギマダラはたくさん吸水していたけれど、なぜか撮る気がしなかった。
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ときには、こんなツー・ショット。
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3頭目。左後翅の欠け方から1頭目と同じ個体だった。
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岩の上での開翅。実は、ぱたぱた開いたり閉じたりしている画像を閉→開の順に並べた。
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4コマ目と同一画像。
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4頭目(実際は3頭目)。この個体が飛んできたとき、横浜方面でよく会う方がやってきた。そして、浅間の煙さんも。三人で見守る中、この個体はいい場所にはなかなかとまってくれない。これが唯一の崖での開翅シーンだった。
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そして、最後は私の左手の甲にとまって汗を吸い始めた。もう2時間もここで粘っていたので、汗が濃縮されている?最短距離40cmのレンズなので、めいっぱい腕を伸ばして撮った。
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たっぷり汗を吸ったらしく、どこかへ飛んで行った。時間は11時少し前。鹿沢インフォメーションセンターまで急いで戻った。妻はというと、村上山に半分くらい登ったところで、数日前熊が出たということだし、あまりにも人がいないので、引き返して鹿沢園地の遊歩道に切り替えたようだ。「野草園」という所に花の群落があり素晴らしかったとのこと。

この後は、燕岳登山のベースとなる中房温泉に向かった。途中、オレンジ色の小さなチョウを探しに寄ったが、カンカン照りで暑いのか、探し方が悪かったのか、とにかく見つけることができなかった。でも、細いクヌギの木の根本にボロボロではあったけれど、オオムラサキのオスとメスがいた。高尾山の御神木が倒れて以来、オオムラサキに会っておらず、これはこれで嬉しかった。
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キベリタテハだけを目的に撮影することはなかったし、北海道でも、どちらかというと思いがけないところで見ることが多かった。本州では、秋の登山中に出会うものの、摺れた個体ばかり。それも、山小屋の壁や網戸など変な所ばかりにしかとまってくれない。今回、思ったよりチャンスは少なかったけれど、日陰と日向の両方で、かなり近づいて撮影することができた。それにしても、日陰と日向のどちらも、厚みのある黄色にはなかなか撮れないものですね。

by otto-N | 2013-08-21 17:13 | Comments(10)

2011 白金の森 11月    2012.3.17(記)

2011 白金の森 11月
11月、秋もそろそろチョウの季節も終わり。ほんとに少なかった。

チョウの種類もだけれど、数自体が急に少なくなった。現れるのはムラサキシジミくらい。
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初めて、ムラサキシキブの実と撮ることができた。
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ムラサキツバメはほとんど出て来なくなった。教育園、最後の1枚。
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ウラナミシジミ、ヒメジャノメ、ルリタテハ、水面に姿を映すウラギンシジミ。
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キタテハしか見られなくなったら、もうシーズンオフ。
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自然教育園のチョウは11月で終わっていた。ムラサキシジミは出てきたが、ムラサキツバメは現れず、12月は千葉に捜しに行った。12月の教育園は、紅葉の写真だけだった。
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そして、11月のサプライズ。自然教育園とは数100mしか離れていない恵比寿ガーデンプレースで見つけたエルタテハ。ツワブキの花から離れなかった。どうしてこんな所に?人為的に放されたものか、クルマに紛れ込んで来たものか、はるか彼方の標高1000mの山地から飛んで来たとは思われない。(2011.11.22撮影)
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2011.12.5
自然教育園とは離れるが、昨年の一番は、千葉県の自分で捜した場所で撮ったルーミスシジミ。たった1頭しかいなかったけれど、ここにいるかもしれないと推定した候補地で翅を開いていた。偶然かもしれないけど、推定が当たりとても嬉しかった。(14:01撮影)
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by otto-N | 2012-03-17 14:02 | Comments(10)

2011.11.24 東京・恵比寿 エルタテハ    2011.11.28(記)

2011.11.24
小春日和だった。ヤマトシジミとムラサキシジミくらいしかいないかな、と思っていたが、まだ、捨てたものではなかった。

日が照っていても、気温が低いとヤマトシジミは出てこない。9:30ころには、カタバミも咲いていない。10:00すぎ、やっとオスがちらほら飛び出して、近くに止まり翅を拡げ始めた。そのころには、いつのまにか、カタバミも咲き始めていた。カタバミの開花とヤマトシジミの活動開始は連動しているらしい。オスはほとんどスレていた。メスも似たようなものだが・・・
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10:30すぎ、3日前にいた小さなクロアゲハがロベリアの花にやってきた。しかし、無残。右側の尾状突起がなくなっていた。傷も多数。目立たないアングルから撮った。なかなか綺麗に撮れた。
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クロアゲハを撮っているとき、なんと、2日前のエルタテハがやって来た。右後翅の白紋の流れ(傷)が同じだ。
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3回シャッターを切ったところで、いなくなったけれど、案の定、ツワブキの花で吸蜜していた。吸蜜を止め、しばらく、草の上で日向ぼっこをしたと思ったら、今度は本当にいなくなってしまった。
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11:00も過ぎたので、この太陽ならムラサキシジミの場所へ行ってみると、メスが1頭だけだった。
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この日、3日前のクロアゲハ、2日前にのエルタテハがロベリアの花にやってきた。どうやら、この付近から離れていなかったらしい。エルタテハは「散歩」のShinさんも撮ることができ、2人とも満足した日だった。

by otto-N | 2011-11-28 17:15 | Comments(6)

2011.11.22 東京・恵比寿 「迷蝶」エルタテハ    2011.11.25(記)

2011.11.22
晴れたり曇ったりしていたこの日の最高気温は14.7℃と寒かった。この日も、ヤマトシジミの青メスを捜しに、いつもの場所へ行った。

青メスを撮影中、何かタテハが飛んできて、近くの石垣に止まった。キタテハだろうけど一応撮っておこう、と近づいたとたん、驚いた。エルタテハだった。
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石に止まったエルタテハを何枚か撮ったとき、ふいにどこかへ飛んで行ってしまった。もう少し撮りたかったのにと、がっかりして、再びヤマトシジミを探し始めたとき、コナラの小木の下に咲いているツワブキを見ると、なんとエルタテハがいるではないか。
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最初、ヒオドシチョウかとも思ったが、後翅に白紋があるし、紛れもないエルタテハだった。ヤマトシジミもそうだが、ツワブキの花に一度止まったら、翅を拡げっぱなしで、延々と蜜を吸い続ける。近寄っても花から離れようとしない。飽きるほど撮影した。
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背景の抜けたところで撮りたかったが、これがせいいっぱいだった。
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時間がありすぎたのでこんなアングルでも撮ってみた。頭の後ろのほわほわの毛を撮りたかった。
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この撮影場所は、恵比寿ガーデンプレースの南端にある小さな(児童)公園。山地性なので、北海道ならともかく、都心の、それも山手線の内側の、こんな所にいるはずがないチョウがいた。飼育していたのを放したのかもしれないが、北風が強かった日があったわけでなく、どうして、ここにいたのだろうか、あまりにも不思議だった。

このエルタテハは、24日にも現れました。「散歩」のShinさんのブログに、ガーデンプレースの建物と一緒に写った画像が載っています。この記事を書いている今日(25日)は、前記事のクロアゲハはいたけれど、エルタテハはどこかへ行ってしまったらしく、現れませんでした。なお、この日に撮ったヤマトシジミは次回にします。

by otto-N | 2011-11-25 17:00 | Comments(20)

2011.8.11 北海道・札幌 ミドリシジミ    2011.8.24(記)

2011.8.11
春香山の登山道は木陰だったが、ときおり、日が差し込む場所があった。そんな道端には、スレスレではあるが、ミドリシジミ属のオスが路上や草の上で吸汁していた。そして、まだ新鮮なメスが目の前にたびたび止まった。

1コマ目は新鮮なメスだが種名不明。2~4コマ目は、擦れたオス。これも不明。5コマ目は、たぶん1コマ目と同じ。6コマ目は、大きさが小さく、ハンノキの傍にいたので、ミドリシジミのメス。
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橙紋近くに特徴があるが、これも不明なメス。
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少し開けたところには、テリ張りするオスがいた。1~3コマ目は同一個体。後翅の黒縁が太い、昼過ぎになってもテリ張りしていることからエジミドリと推定。4コマ目は、道端で吸汁していたもの。金色系なのでアイノミドリと思う。前々画像の4コマ目と同一個体。
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少し遠くから撮るとボロは目立たなかった。
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これも種名不明。O型メスの開翅。
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ゼフィルスでは、時期遅れながら、ウラゴマダラシジミ、ミズイロオナガシジミもいた。北海道では、ナミアゲハよりキアゲハが普通。開翅したが少し傷んでいたヒメキマダラヒカゲ。開いたところを撮れなかったルリタテハ、いつまでも開きっぱなしのシータテハ。
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路上にはエルタテハが飛んできた。
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山頂から見た石狩湾。砂浜の内側にはカシワの林が拡がっている。キタアカシジミ、ウラミスジシジミなど、カシワのゼフが棲息する。林の隣はツアーにも使われる有名なゴルフ場。カシワの林をつぶしたように見える。
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ボロなので種名がわからないミドリシジミのオスに出会えた。もっと早い時期に来れるとよいのだが、8月中旬としては上出来だ。ミドリシジミ属のメスはほとんど新鮮だった。飛んでいるときの判断からO型ばかりだったが、同定できないのはちょっと悔しい。
今回のハイキングでは、思ったより多くの、懐かしいチョウに会えて、子供時代に戻ったような気がした。


PS
このカラスシジミ、夜の11時30分ごろ撮ったもの。さて、どこで撮ったものでしょうか。(答えは、次回)
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by otto-N | 2011-08-24 20:55 | Comments(4)

8月、北海道・十勝、シータテハ (2010.8.14)   2011.3.9

2010.8.14
「十勝千年の森」、ヒョウモンチョウに混じって、クガイソウに集まったいたチョウたちです。

本州のキタテハに相当するシータテハ。キタテハより翅の切れ込みが大きい。新鮮な個体が多かった。
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エルタテハも1頭ながら見つけた。それにしてもエル(L)の紋はエルに見えない。ヒオドシチョウそっくりだ。
クジャクチョウも多い。翅を閉じているのを逆光で撮ると、裏の黒に表の赤が滲み出る。
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いつもは翅を擦り切らしているジャノメチョウだが、吸蜜する新鮮な個体が目に付いた。
黄色いセセリは、コキマダラセセリ。大きなセセリはキバネセセリ。
最後のキベリタテハは、森の中の散策路を歩いていたときに、ミズナラの樹液に群がるボロボロのクロヒカゲを追っ払った。そのとき、一番下から出てきた。まだ、樹液にご酩酊の様子だった。
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近寄りすぎて失敗も多かったが、シータテハはなかなか華麗だった。北海道では晩秋になると、野菊みたいなキク科の花に、シータテハ、エルタテハ、クジャクチョウが集まるが、秋よりも、夏のほうが断然きれいだ。
セセリチョウは、蛾のようなので大嫌いで、子供時代、採集したことがなかった(例外は、ギンイチモンジセセリ)。巨大なキバネセセリは特に嫌いだった。ところが、写真を撮り始めて、眼が大きく、行動面でも意外とかわいいことに気がつき、出会ったら撮るようになった。

by otto-N | 2011-03-09 11:17 | Comments(0)