たかがヤマト、されどヤマト

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2017.8.17 栃木県・鬼怒川河川敷 (1) シルビアシジミ   2017.8.30 (記)

2017.8.17
真夏だというのに晴れる日がほとんどない。最高気温も30℃以下の日が続く。そうだ、この機会に河川敷に行ってみようと思い立ち、シルビアシジミを観にいく。いつか夏に行ってみたいとは思っていたが、カンカン照りの中、木立の少ない河川敷を歩き回るわけにはいかなかった。夕立が来たら逃げ場もない。気温が低い曇り空だと、多少遅い時間でも、翅を開くに違いない、というのは近所のヤマトシジミの観察結果からの推定です。

河川敷に着いたのは、時間を間違え11時に少し前。朝まで雨が降っていたせいか、下草が濡れている。曇っているので少し暗いが、シルビアが飛んでいるがわかった。予想した通り、とまるとすぐに翅を開く。しかし、ダブっているかもしれないがスレ個体ばかり。
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さて、どうしょうかと思ったとき、暗い中でもよく目立つのが飛んできた。目で追っているとミヤコグサで吸蜜を始めた。近寄るとすぐ開翅。ピカピカの個体だった。
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この後すぐに見失ったが、また見つけた。(同じ個体と思う)
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この後に見つけた個体はちょっと残念だった。
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♀もいたが、擦れた個体ばかりだった。
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♀の開翅。実はこの時期の♀を見たことがなかった。ヤマトと同じくらい真っ黒のようだ。どうやら、春と秋に青くなるらしい。
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12時ころ、ばったりいなくなったので、ツマグロキチョウとミヤマシジミを探しに行く。14時すぎ、シルビアの場所に戻ってきた。昼ころは日も射したが、再び曇り空になった。擦れた♂を探すのがやっとだったが、ピカピカの♂もいた。ミヤコグサでの吸蜜中は動き回るので撮りにくい。このポイントで一緒した地元の方に手招きされ、花の後ろから顔をやっと出したのでカメラを構えたら、もう1頭が飛んできた。咄嗟にシャッターを切ったが、まあまあのピントはこれ1枚だけだった。寄り過ぎた上、バランスをとるため下をカット。でも、ヤマトとシルビアの裏を1枚に撮ることができた。(やはり、大きすぎた)
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この後、シルビアが花の上に写ったので、少し引いて撮ったが、シルビアの翅は陰となってしまう。
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少し明るくなったなら開いたかもしれないが、空は暗いまま。LEDライトを用意している間にロスト。探したが見つからず、諦めて15時10分撤収。
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(鬼怒川河川敷(2)に続きます)



by otto-N | 2017-08-30 16:41 | Comments(2)

2016.9.30 栃木県・鬼怒川河川敷(1) シルビアシジミ   2016.10.7 (記)

2016.9.30
昨年は洪水のため行きそびれた鬼怒川河川敷は、思ったより被害が少ないとのことで一安心し、9月になったら行こうと思っていたが、北関東の天気が不安定で延び延びとなっていた。この日の天気予報は朝から晴れ。本当は薄曇りの日がいいのだが、次週も天候不順なようなので、仕方がなく、出かけた。

朝起きてみると、東京は薄く雲が拡がっている。埼玉県に入っても青空は出ておらず、このままでいて欲しいと願いつつ栃木県に入っても、まだ薄曇りだった。真っ先に行ったのは、シルビアシジミのポイント。しかし、ミヤコグサも咲いてなく何か荒れ果てた感じで、川の水を被ったせいか苔みたいなものまで生えている。これはダメだと思ったたら、いた。スレてはいるが紛れもないシルビアシジミ♀。
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半開翅だったが、たっぷり撮影できた。
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少しだけ咲いていたカタバミに2頭のシジミチョウ。まあ、ヤマトだろうとたかをくくっていたら、後に残ったのはピカピカのシルビアだった。
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すぐ飛ばれたので後を追うと、すぐにとまって全開翅。このときは薄日。背景は淋しいが、とてもいいブルーに撮ることができた。
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その後、飛び回り始め、後を追うがすぐロスト。日射しが少なく暗いので、目がついていかなかった。シルビアの追いかけは1人ではむずかしい。草地なら追えるが裸地では飛ぶのがとても速い。しばらく探すも見つからず。でも、他の個体がまだまだいた。こんな背景なので、とまってもすぐに位置が判らない。日射しがないためか全く開かなかった。
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擦れてはいるが、オスが開翅してくれた。この後、すぐロスト。
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(鬼怒川河川敷(2)に続きます)
   

by otto-N | 2016-10-07 20:38 | Comments(0)

2014.9.3 栃木県・鬼怒川河川敷 (3) シルビアシジミ   2014.9.9 (記)

2013.9.3 続き
空は相変わらずだったが、少しは明るくなってきた感じがしないでもなかった。ミヤマシジミに飽きたというわけではないが、Favoniusさんはツマグロキチョウ、私はシルビアシジミのポイントに引き返す。

ヤマトシジミは相変わらず飛び回っていたが、その中の1頭が少し小さい感じがしたので、飛翔を撮りながら追う。葉の上にとまったので裏翅を見ると、紛れもないシルビアシジミ。あわててカメラを持ち替える。
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1枚撮ったところで、半開翅。ほとんどスレていない。
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全部開くかと思ったら、翅を閉じてしまった。しばらく待ったところで、再開翅。少し日射しが出てきていた。
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前には回り込めなかったので、後ろに寄った。(これは上の3コマ目と同じカット)
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そして、全開翅。3年越しだった。自宅へ戻ってから気がついたのだが、このシルビアがとまっている葉は、ヤハズソウらしい。オスが飛び回っていた場所にはミヤコグサはなく、この場所ではヤハズソウも食草としているのかもしれない。、
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この後、飛ばれてしまい、別個体を探すものの見つからず。場所を移動する。その途中、ギンイチモンジセセリが飛んでいたので追いかける。
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そして、ふと目をやるとヤマトシジミ。今回、きちんと撮ったのはこの1枚だけだった。メスは新鮮で綺麗そう。
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草ぼうぼうの場所。シルビアはすぐ見つかった。しかし、スレ個体。
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もちろん、とまるまでは飛翔を追う。オス、メス、オス。(今回の飛翔写真としては、この3枚だけトリミングした)
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スレてはいるが、堂々たるシルビアシジミ。後翅の破れから、上の3コマ目と同じ個体のようだ。
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午後の低くなった日を浴びて、オスもメスもすぐ翅を開く。しかし、日が出ていたのは束の間。すぐ、雲に隠れてしまった。そうなったら、もう翅は開かない。
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この後、満足するほど撮っていなかったツマグロキチョウ撮りに専念したが、カワラケツメイの群落にはあまりおらず、周りの草の中に潜り込んでいた。
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それでも、時々絡みあう。しかし、ピンボケばかり。まともだったのは3コマ目だけ。ギンイチモンジセセリを追ってもまともに撮れず。午後4時に撤収。
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シルビアシジミのオスの全開翅をやっとのことで撮影できた。ピカピカの新鮮個体ではなかったけれど、これで一段落。オスの濃いブルーはとてもいい。一瞬、弱い日射しを受けて明るく輝くブルーを見たとき、キマダラルリツバメかと思った。これは言い過ぎとしても、このブルーにはヤマトシジミは完全に負けた。でも、これはオスの場合。今回、メスのピカピカには会わなかったが、メスはやはりヤマトがいい。限りなくシルビアに近いブルーがいるからだ。

偶然、一緒になったFavoniusさんとの6時間は楽しかった。広い河川敷、思い思いに撮影し、ときどき一緒にのんびり(疲れ果て)休むというのはとてもいい。飛翔撮影の方法が違うし、何よりも彼はノートリミング。見習いたくても、私の場合、全部が全部そうとはいかない。

(今日の朝(9日)、近くでクマゼミが啼いていた。昨年ころから気がついたのだが、東京にも定着したようだ)

by otto-N | 2014-09-09 21:15 | Comments(4)

2014.9.3 栃木県・鬼怒川河川敷  (1) ツマグロキチョウ   2014.9.5 (記)

2014.9.3
8月中旬に鬼怒川河川敷のシルビアシジミを撮りに行こうと思っていたが、天気が思わしくなく延び延びになっていた。オスの全開翅が狙い。夏の間は晴れると気温が高いので、ヤマトシジミのように飛び回っているだけで、決して翅を開かないだろう、曇っていてときどき薄日が射すと開くのではと考えていた。こんな条件の日は週末にあったと思うが、週末は下手くそテニスの日。9月に入り、シルビアシジミの鮮度が心配だったが、ヤマトと同じでスレの中に新鮮個体が混じっているに違いないと出かけてみた。

現地到着は10時少し前。着いたら、早速のカメラマン。「はばたき」のFavoniusさんだった。そう言えば、ツマグロキチョウの夏型を撮りに行く予定と聞いていた。ツマグロキチョウの黄色は、晴れていると色飛びするので、曇りの日がベストらしい。シルビアは?と聞くと、もう全開翅を撮った、新鮮なオスがその辺に2~3頭いるとのこと。早速、探すものの見つからない。やっと見つけたと思ったらスレばかり。そして、とても敏感。近づくだけで飛ばれてばかりいた。
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Favoniusさんは、カワラケツメイの群落でツマグロキチョウを撮影していた。一緒に少しだけ飛翔を撮り、また、本命のシルビア探しに戻る。
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先ほどの場所は諦め、別の場所に行く。しかし、驚いたことには、身長より高く、草がぼうぼうと茂り、ミヤコグサはほんのわずかしかなかった。いつもはせいぜい腰の高さ。こんなになっているのは初めてで、やはり気象がおかしいようだ。シルビアは、ヤマトシジミとは、飛び方と色でなんとなく判るが、ツバメシジミは色が似ているので判りにくい。何度も騙された。
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それらしいものが飛んでいても、なかなかとまらない。とりあえず飛翔を撮り、とまったら静止撮影といういつものパターン。草丈の低い場所ではシルビアはとても速く飛び、小さいのですぐ見失うが、こうした茂みの中では、ゆっくりと飛ぶので追いやすいけれど、みんな似たような写真になってしまう。6コマ目は、ヤマトかもしれないが、あしからず。
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上の1コマ目の次のカット。こうして、茂みの中をメスを探して飛び回る。
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シルビアのメスを追いかけた。スレ具合まできちんと撮れていた。
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てっきりメスだと思い、丁寧に撮ったのだが、斑紋の並びから歴然たるヤマトシジミ。ううーんという感じ。
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茂みの中でやっととまったシルビアシジミ。比較的綺麗かなと思ったが、そうでもなかった。
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とまってすぐに半開翅。オスだった。あわてて1枚押さえを撮り、
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もう少し近づく。
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さらに近づく。しかし、だんだん翅を閉じていく。
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あちらこちら探してみるものの、シルビアはこれ以上見つからなかった。着いたときは薄日が射していたが、雲が厚くなっていた。開かなかったのは日射しがなくなったせいなのか、時間帯がこうなのかよくは判らなかったが、これでいったんシルビアは終了、ツマグロキチョウに専念した。夏型のツマグロキチョウは初めてだったのだけれど、すぐ茂みの中に入り込み、裏翅の模様も秋型に比べ生彩がない。
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しかし、表翅の黄色は魅力的。飛翔撮影しかないのだが、撮れたと思った肝心の表翅が写っておらず、横向きばかりだった。
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表と裏。いや、裏と表か。
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この草っ原には、ギンイチモンジセセリの新鮮な大きなメスもいた。いつもは、9月中旬に来ていたので、お目にかかれなかったらしい。
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深追いしなくても、次々と見つかる。背景のグリーンがとてもきれいだった。
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葉が被っているけれど、雰囲気重視の1枚。
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ここには、とても新鮮なヤマトシジミが多かった。飛翔も撮ってはいたが、やはり身が入らなかったらしく、ピンボケばかり。色と大きさがシルビアと似ているツバメシジミは、それなりに撮ってはいたのだが・・・。
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空もだんだん暗くなり、チョウも不活発になってきたので、しばし休憩。Favoniusさんは、ほとんど中腰での撮影。見ていると、レンズの先の一定距離に絶えずチョウがいる感じ。ううーん、なるほどと唸るだけだった。Favoniusさんと一緒に撮影することはたまにしかないけれど、もし彼と出会っていなかったら、広角レンズでの飛翔撮影なんか始めていなかっただろう。それにしても、それぞれ勝手な場所で撮影していたとしても、同じ日に撮った画像を、飛翔の達人と見比べられるかと思うと、プレッシャーですね。

by otto-N | 2014-09-05 17:20 | Comments(4)

2013.9.10 栃木県・鬼怒川河川敷 (3) シルビアシジミ   2013.9.18(記)

2013.9.10 もう1回続き
この日の一番の目的はシルビアシジミ。ミヤマシジミにばかり時間を使っているわけにはいかず、最初に来たポイントに引き返す。途中、ツマグロキチョウがいたので少しだけ追いかけた。この日、2枚目。ちょっと前翅の角が丸い感じ。
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午後3時を過ぎているので、シルビアシジミはもういないかと思っていたが、すぐ見つかった。相変わらず、あまりとまらない。飛翔を撮影しながら、とまったときマクロで撮った。4コマ目、ようやく、いい位置から撮れたと思ったらヤマトシジミ。
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やっと開いてくれたと思ったら、翅が傷んでいた。
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飛び回っていたけれど、叢の中を飛んでいるときはあまり速くはないので、撮りやすいといえば撮りやすい。
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草の上を飛ぶというより、草の中を飛ぶ感じ。ただ、刈られた草地に入ると速く、そしてジグザグ度が増し、すぐ見失ってしまう。
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少し弱くなった日を浴びて飛び回っていた。
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とまるところは、草の中ばかり。そっと近づき葉の隙間を探し撮影したのだけれど、翅の傷から、同じ個体をダブって撮っていたようだ。数はそんなに多くはなかった。
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気温が下がり、日差しも弱まると翅を開いてくれるかと思ったが、午前中と変わらなかった。3時半撤収。
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シルビアシジミは、結局、朝の最初に撮った個体だけが新鮮だった。煩雑に来ることができる場所ではないので、いつが一番いいのか判らない。暑いと河川敷を歩き回るだけで大変だし、晴れすぎると翅を開いてくれないし、もう少し涼しくなってからのほうがいいとは思うが、新鮮な個体が少なかったのが気がかりだった。そして、大きさも一回り小さい感じがした。


P.S.
台風一過の東京。(2013.9.16)
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日が落ちると、東に月。
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さらに、中秋の名月。月齢14.8。 (2013.9.19)
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by otto-N | 2013-09-18 17:53 | Comments(2)

2013.9.10 栃木県・鬼怒川河川敷 (1) シルビアシジミ   2013.9.12(記)

2013.9.10
夏の終わりになって、近所のヤマトシジミがずいぶん増えてきた。ヤマトシジミと似ているシルビアシジミも増えているに違いないと、勝手な理屈をつけて、先日(6日)、栃木県に行きかけたけれど、雲が厚すぎたので途中で引き返した。この日は、そのリベンジ。

天気予報では、曇り時々晴れだったが、雲一つない晴れ。またもや、現地に着いたのは10時半になってしまった。早速、ミヤコグサの第一ポイントに行ってみると、黄色い花はほとんどない。春にはあんなにあったのに、夏を越せなかったのだろうか。もちろん、シルビアは見つからない。キチョウが飛んできたので、もしやと思い少し追いかけてみると、やはりツマグロキチョウだった。敏感。近づくとすぐ飛んでしまう。葉陰に潜り込んだところをやっと撮ることができた。
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第二ポイントに移動する。しかし、ここでもミヤコグサは少なかった、50cmほどの草の中に隠れて、ぽつんぽつんと咲いている程度だった。しかし、シルビアはすぐ見つかった。これまで見たよりも飛翔速度が遅く、追跡は楽だった。でも、なかなかとまらない。複数飛んでおり、その1頭を追う。やっと、草の中に潜りこみとまり、すぐに翅を開き始めた。ところが、茂った草の奥。草と草との隙間をやっと見つけてなんとか撮影できた。オートフォーカスは、全然役に立たない。
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もう少し上からというところで飛ばれたものの、今度は陰ができないところで、少し開いてくれた。が、やはり草に邪魔され、このアングルでしか撮影できなかった。そして、すぐ飛ばれた。
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ここでは、次々とシルビアが見つかった。ヤマトも混じってはいると思うが、とまらない。とまらない。しかたがないので、いつものやけっぱち撮影。しかし、小さすぎ、その上、草の中を飛び回る。うまくはいかなかった。
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ヤマトシジミは灰色っぽく写るので、シルビアで間違いないとは思うが・・・
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飛び回ってばかりいたが、ときどき、突然、花にとまる。しかし、いつも草の中で、なかなか思うように撮れない。撮り逃がしてばかりいた。
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そのうち、シルビアは全くとまらなくなったので、ここを諦め別の場所へ移動した。途中に、ツマグロキチョウやミヤマシジミがいるはず、と思ってのことだったけど、ツマグロキチョウは秋型の出始めのようで少ししかいなかった。敏感で近づくと逃げられるが、望遠ズームに替えるのも面倒で追いかけなかった。ミヤマシジミは、ちゃんといるべきところにいた。しかし、日射しが強いせいか、翅を拡げてくれなかった。少し擦れたオスが目立ったが、メスも出ていた。
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ちらちらと飛んできたのは何かと思ったけれど、ミヤマシジミの交尾カップル。オスの翅とメスの翅がフラットになるまで待ってから撮影した。
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春に撮った場所で、シルビアを探す。しかし、いない。気温は30℃に達していないはずだったけど、日を遮るものもなく、ちょっとくたびれたので、河原の石に腰をおろし、しばらく川の流れを茫然と眺めながらやっと昼食。


(鬼怒川河川敷 (2)に続きます)

by otto-N | 2013-09-12 17:37 | Comments(6)

2013.5.17 栃木県・鬼怒川河川敷 (1) シルビアシジミ   2013.5.19(記)

2013.5.17
関東地方は快晴の天気予報。晴れすぎると、飛び回ってばかりかなと思いながら、春のシルビアシジミを探しに行った。

トラブルがあり現地に着いたのは10時半すぎになってしまった。春のミヤコグサを見たことがなかったが、秋に較べ他の草がまだ大きくなっていないので黄色い花が目についた。でも、シルビアシジミらしいものどころかヤマトシジミも飛んでいない。それらしきものを見つけてもすぐどこかに飛んで行ってしまう。そんな中、こいつが現れ、むき出しの地面にとまった。シルビアシジミだった。
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もっと近づこうとしたとき、飛ばれたがすぐ近くに着地。そして、少しづつ翅を開いていった。メスだった。縁毛も新しく、羽化直に近かった。
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全開するかなと思ってどきどきしたが、これが精一杯。この後、ファインダーから消えてしまった。
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しばらく、捜したがもう見つからず。別のポイントに移動することにした。その途中で、ツマグロキチョウは何頭飛んでいた。しかし、なかなかとまらない。花で吸蜜するものの、ハコベのような小さな花なので吸蜜時間が短く、しかも、丈の高い草の陰なのでなかなか撮ることができなかった。ギンイチモンジセセリ、ウスバシロチョウも出ていたが、これもとまらず。飛翔を狙うがことごとく失敗。
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もう1つのポイント。あちこち探すがなかなか見つからない。しかし、見つけた。ギンイチかと思って近づくと、飛んでいる色からして、シルビアシジミのメスだった。藪のなかの若葉にちょこんととまった。
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2枚撮ったところで、飛ばれたが、飛んでいるのをすぐ見つけることができた。今度は少し背景のうるさいところにとまったので、絞りを開けながら撮った。左から、F5.6、F3.5、F2.8。(画像はすべて、クリックすると大きくなります)
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そして、もう1歩近づき撮った。だが、F2.8だと背景がボケるかわりに縁毛もあいまいになった。もう一度絞って撮ろう思ったとき、いなくなってしまった。ちょっと残念。
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この後、1時間ほど付近を探し、2頭絡んでいるのを見つけたもののすぐに見失ってしまった。これらも色からしてメスのようだった。それにしても、晴れすぎた。気温は低いものの、不毛な河川敷での彷徨は、ちょっとつらいものがあった。

by otto-N | 2013-05-19 17:37 | Comments(10)

2012.9.26 栃木県・鬼怒川河川敷 シルビアシジミ②    2012.10.1(記)

2012.9.26 (続きです)
正午が過ぎてからも、この付近でシルビアシジミを探した。幸い、風も収まり、ときおり薄雲が出てきて日の光をやわらげてくれた。ツマグロキチョウをもう少し撮ろうとしたが、ほとんど出て来なくなった。ちょっと失敗した。

飛んでいるのを見つけるのは難しくはなかったが、なかなかとまってくれないし、目で追っているうち、分身の術、変わり身の術を使われる。シルビアの場合もあるし、ヤマトの場合もあるし、ツバメの場合もあるが、とにかく別な1頭が絡んでくる。シルビアはどっち?というわけだ。それと、強敵は草っ原に潜むバッタ。とまったので、いざ撮ろうと近づくとバッタが飛び出し、せっかくのシルビアは驚いて飛び去ってしまう。

午後、最初に見つけたオス。先端の枯葉の影がまとわりつき、日が隠れたときに撮った。その後、全開したが草がじゃまで回り込めなかった。
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しかし、すぐ近くの黄色い花で吸蜜を始め、半開翅。草がじゃまだったが、なんとかブルーを撮ることができた。
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飛ばれたが、別な場所で一休みしてから、おずおずと全開翅。背景がちょっとね、と思っても、それは贅沢というもの。
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この4枚は、それぞれ別個体。2コマ目は新鮮なメスだったが、羽化不全で前翅がよじれていた。
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この個体が一番の鮮度だったが、撮れたのはこのポーズだけだった。
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綺麗なメス!ヤマトシジミと変わらない!と思ったが、近くのミヤコグサにとまったらやっぱりヤマト。
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ミヤコグサで吸蜜するオス。少し待ったら翅を開いてくれた。縁毛がすり減ってはいるが、好きなポーズ。
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上と同じ個体かもしれないが、こんな写真も撮っていた。
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いつのまにか、もう2時半。真夏にくらべずいぶん太陽が低くなったようだ。近寄りすぎると、自分が作った影で、せっかくの開翅も翅を閉じてしまう。影にすると翅を閉じるのはヤマトと同じだ。後ろから近寄っても撮れないので撤収した。このメス、PCで見てみると意外と青が載っていた。
(枯草の間のシルビアはほとんどAFが効かない。どうせMFで撮らねばならないのなら、テレコンを持っていくべきだった。影にならずに済む)
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ほとんど晴天の河川敷ですごした2時間半。シルビアシジミの鮮度としてはいま一つだったけれど、オスの独特の深いブルーをなんとか撮影できた。ミヤコグサの花の数に較べて、思ったより個体数が多かった気がするが、花が咲いていなくともミヤコグサは枯草の陰に隠れてめだたなかっただけかもしれない。シルビアシジミが棲息する環境は、毎年厳しくなっているようだが、なんとか数を増やしてほしいものだ。

河川敷でお会いした宇都宮のooさん、ほんとうにありがとうございました。


P.S.
今日は、ピンクリボンの日。昨日は、台風だったけれど、中秋の明月。
18:45および18:50に撮影。この間に東京タワーのライトアップが切り替わった。
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by otto-N | 2012-10-01 14:08 | Comments(4)

2012.9.26 栃木県・鬼怒川河川敷 シルビアシジミ①    2012.9.29(記)

2012.9.26
ヤマトシジミの兄弟、シルビアシジミを見たくなり、鬼怒川の河川敷に行ってみた。天気予報では、曇りときどき晴れ。しかし、現地についてみると、気温は低めなのだけれど、河川敷は河川敷、木陰は少なく暑かった。結局、10時すぎから、午後2時半ころまでうろつき回った。

昨年行った場所とは違うけれど、やっと目的地らしき場所にたどり着いたが、ミヤコグサはありそうにもなかった。しかし、少し先にデジイチを持った方がおられた。シルビアのことを尋ねると、捜せばいるはずとのこと。半信半疑で捜してみると、確かに飛んでいました。ただ、風が強く、一瞬で姿を見失う。そして最初の1枚。ヤマトのメスに絡んでいたのでヤマトかと思っていたが、紛れもなくシルビアのオス。AFでピントが合わず、MFに切り替えやっと1枚だけシャッターを切ることができた。あと30cm寄りたかったが、しかたがない。合焦していただけでも見っけものだった。
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やはりヤマトシジミが多いが、思ったより見つかる。なかなかとまらないが、オスとメスの半開翅を撮ることができた。
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証拠写真を撮ることができ一安心したところで、あらためて挨拶すると、先におられた方は、なんと宇都宮のooさんであった。色々お話を伺った後、違うポイントに案内していただいた。ここでは、数は少なかったが、吸蜜と産卵のためミヤコグサに訪れるメスが多かった。11時すぎ、ooさんは帰られたが、この場所と最初の場所を行ったり来たりした。
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産卵していたかもしれない個体。あまり青くはなかった。
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右前翅に小さな穴が開いていた個体。これも青鱗粉はあまり載っていない。
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少し逆光で撮った不明。地べたにとまったオス。
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この付近には、ツマグロキチョウがキタキチョウより多かった。ooさんにとっては、何も珍しくはないとのこと。キツネノマゴばかりに吸蜜していたが、思ったより敏感であまり近寄れなかった。
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河川敷で撮った他のチョウたち。ウラギンヒョウモン、ベニシジミ、たくさんいたがほとんどボロでやっと撮ったら尾っぽが欠けていたツバメシジミ、河川敷の葛地帯の定番らしいウラギンシジミ。
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(というわけで、ずるずる河川敷ですごしました。午後の部へ続きます)

by otto-N | 2012-09-29 20:43 | Comments(12)

2011.10.3 栃木県・鬼怒川河川敷 シルビアシジミ    2011.10.5(記)

2011.10.3
この日、この秋初めての冬型の気圧配置。10月中旬までは、シルビアシジミがいそうなので、一度行った鬼怒川の河川敷に行った。予想最高気温は20℃少し、気温が低いので開翅するチャンスが十分ありそうだった。現場へ着くと、先客の方がおられた。どうやら、迷彩Tシャツから推定すると、「小畔川日記」のダンダラさんご夫妻のようだ。初対面の挨拶を交わしているとき、もう1組のご夫婦が到着。「還暦からのネーチャーフォト」のmustachioさん。私も還暦から始めたので大先輩だ。挨拶もそこそこに、広い草原に散らばり、シルビアシジミを捜した。

シルビアシジミは、なかなかいなかった。でも、メスを見つけた。産卵に来たらしい。
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このメスは、一度、近くのミヤマシジミを捜しに行ってから、戻ったときに撮ったもの。縁毛の具合から、上とは別個体らしい。4コマ目は、見つけたときはミヤコグサで吸蜜していた。ボロボロでなかなか貫禄だ。
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シルビアシジミは、判りにくい。止まって、横から見ないと判らない。このヤマト、シルビアと思ってさんざん撮った後、最初に撮った裏の斑紋からヤマトと判定。3コマ目は、寒冷期型に近いヤマトシジミ。これなら飛んでいるとき区別がつくが。4コマ目はツバメシジミ。小さいので、これも紛らわしい。
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もっと紛らわしいのは、ヤマトシジミのメス。ダンダラさんの奥様が見つけたもの。なかなか綺麗だった。
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この草原にいた他のチョウたち。ウラナミシジミ♂、ベニシジミ、チャバネセセリ?(よく判らない)、ヒメアカタテハ。
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ウララナミシジミのメスの前翅の一点、ある角度でピカピカ光ることに気がついた。
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このミヤマシジミのメスは、右側後翅が少し傷んでいた。ミヤマシジミのポイントにいた個体と同一らしい(この草原に戻ってしばらくしてからの撮影)。
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なかなか見つからなかったシルビアシジミ。小さくてすばしっこいので、やっと見つけても、すぐ見失うことが多かった。でも、なんとか見つけ、開翅も撮影できたのでとても嬉しかった。オスの開翅も見たかったが、やはり、時期的に遅く、来年はもっと早く来てみよう。

(この日、別の場所で撮ったチョウは、次回アップします。それと、写真を並べてみて、なんかうるおいのないことに気がついた。前回ここへ来たのは9/16。その時に比べると、緑色が固く、茶色っぽい。もう草が枯れ始め、かさかさした秋の緑に変わったことを実感した)

by otto-N | 2011-10-05 16:22 | Comments(6)