たかがヤマト、されどヤマト

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2017.3.17-18 長野県・志賀高原   2017.3.22 (記)

2017.3.17
今年の長野県の天気は、平日に天気が崩れ週末が晴れることが多く、スキーに出かける機会を逸してばかりいた。しかし、16日まで小雪、その後は連休中も晴れるとの天気予報。急遽、志賀高原に出かけた。宿はいつものジャイアントの温泉ホテルA。昼過ぎに着いてみると、金曜日だというのに駐車場はいっぱいで、やむをえなく延々と続く路駐の列の最後尾にやっと駐車する。通された部屋からはジャイアントが眺められ、大掛かりなスキー競技会が行われていた。駐車に手間取ったがすぐに出発。ジャイアントをスルーして西舘→高天原→一の瀬→焼額まで行き、リフトの止まる4時半すぎにジャイアントに戻る。南斜面の西舘はさすがにぐしゃぐしゃだったが、その上は粉雪に近い。高天原のコブも雪に覆われ、いつもよりは滑りやすかったがあいかわらずのどうしようもない片斜面のランダムなコブ。一の瀬は快適だった。(画像はすべてクリックすると大きくなります)
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夕方の一の瀬パーフェクタ。左上に太陽を入れようとしてが入らなかった。滑りながらの追いかけ撮りなのでしかたがない。カメラはキャノン・パワーショットA720 ISというオールドモデル。先日の天神平では露出に失敗したので、撮影条件を検討した。スノーモードというのがあったが、オーバー気味。結局、ISO200、F7.1の絞り優先、EV-1.0で撮ることにした。このカメラはほとんど使うことがないのだが、付属していたソフトはとても使いやすい。
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2017.3.17
朝から外が騒がしかった。カーテンを開けると続々と選手が集まり始めていた。空は予報と違う曇り空。でも、ポールがセットしているうちに青空が見え始め、インスペクションが始めるころには完全に晴れ上がった。ウォーミングアップしている選手の滑りはなかなかのものだった。聞くと、「全国高校選抜」という競技会で、ポイント上位の者しか出場できないとのこと。前々日はスーパーG,前日はGS,この日はSLだった。
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雪質のいい奥志賀と焼額で遊ぶ。雲が多く全体的の霞んだ空で、北アルプスも見えなかったけれど、風もなく、この日も無帽とノーゴ-グル。さすがに土曜日なので、ゴンドラ待ちもあったけれど、最長でも5分。久しぶりのリフト待ちだった。休日ではそれなりにスキー場が混んでいることを知り一安心しました。
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いつもと変わらぬ妻の滑り、毎年同じスキー場の同じ景色。しばらく買い替えてないスキーウェア(来シーズンには変えてもらおう)。撮ってもしょーがないのだけれど、今年は積雪が豊富で良かった。以下、コマを追って、焼額オリンピックコース、奥志賀の1枚バーン、そのリフト脇のコブ、焼額のミドルコースのコブのライン。このラインは昨年は1本だけだったが今年は複数。縦溝コブではないので快適とは言えない。コブは、一の瀬ファミリー、焼額第一ゴンドラの麓に向かって左にもラインがあったが、いずれも深いだけで、基礎スキー系の滑りでできた、間延びしている箇所も多いコブなので、とても滑りにくかった。それでも、変に捻りさえしなければ膝は大丈夫そうで、雪も柔らかめだったので、フルアタック(とは言ってもほとんどヒールキック)で滑ることができたのはちょっと嬉しかった。
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カービングターンをしている人が少なく、逆にショートターンをしている人が目についた。どういうことかと、帰ってからネットで調べたところ、3年前にスキー教程が変わっていたことを知った。SAJは、やっと、フル・カービングがダメなことを気がついたということか。SAJは商売とはいえ、数年おきにころころ変わる教則本で教えられるスキーヤーはちょっと気の毒。スキーは外足加重が基本原則なのだ。カービングだけではコブも深雪も滑れない。どんな雪にも対処するには、ほどほどズラして滑るのが基本。それで、ほどよくずらるロッカーが売れているのかと言うことに気がつきました。それと、モーグラーが全然いない。まあ、志賀なので仕方がないけれど、昨年の八方尾根でもあまり見なかった気がする。どこかの専用バーンで滑っているのだと思いますが、モーグルはもう下火なのかもしれない。と言うことで、モーグルを調べていたら、こんな素晴らしいサイトにぶつかったので紹介します。まだ熟読していませんが、コブをもっと滑りたくなりました。なお、コブの一番安全で合理的な滑り方はモーグル滑りと考えていますが、モーグルとまではいかなくても、深雪を滑るにはコブを滑ることが近道となります。ストックが底に届かないほどの深雪では、膝と腰の曲げ伸ばしで、自分でコブを作って滑るイメージです。(この数年、こんな深雪を滑ってないなぁ)

「モーグルな生活」 (←クリック)

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焼額からの岩菅山(標高2295m)の眺め。岩菅山には2012年の10月に一の瀬の少し先から登ったことがある。こちらからは全く見えないが、山頂直下の右側は切り立ったガレ場になっている。ここを滑ったスキーヤーがいるんです。三浦大介(おおすけ)さん。彼のサイトを偶然見つけ、すっかりファンになりました。さて、真冬に岩菅山頂までどおやって行くのだろう。ここから見ると、寺子屋スキー場から尾根伝いに行くのが一番は近そう。それでも、ラッセルして4時間くらいはかかりそうです。
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20年前の日本語版「パウダー」が手元にありますが、外国には凄いスキヤーがいるんだなぁと思いながらこの雑誌を見ていましたが、日本にもいるとは思いませんでした。彼のサイトです。本当に凄いですよ。

「未知へのシュプール」
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と言うことで、ジャイアントまで戻り駐車場を出たのは午後3時半。土曜なので駐車場に入る林道は路上駐車の延々と続く長い列。幸い、前日の夕食前に駐車場に空きがあったので移動しておきました。高速の渋滞は、練馬の出口で少しあっただけですみました。コブを久しぶりに全開で何本か滑りましたが、1週間前にモンキチョウの飛翔撮影で筋肉痛が出たおかげで今回は筋肉痛なし。その後の連休は2日間ともテニスでしたが、さすがに2日目は足腰が重かったです。


   

by otto-N | 2017-03-22 18:20 | Comments(2)

2017.2.16 群馬県・谷川岳天神平 羨望のシュプール   2017.2.18 (記)

2017.2.16
昨年3月、妻のスキーブーツが志賀高原で壊れてしまい、暮れに新しいブーツを買ったのはいいけれど、まだスキーに行っていなかった。いつものように、スキー場の天気がいい時を狙っていたのだが、平日には毎日雪の日が続いていた。この日、移動性高気圧に覆われ、絶対晴れるとの予報。急遽、出かけることにした。場所は天神平スキー場。ここには、30年ほど前、春スキーに行ったことがある。確か、滑走面が3色のK2ファイブ・ウィンターヒートを履いていたころだったと思う。コブばかり滑っていたので、エッジを折ってしまった記憶がある。前日15日の午前中は所用があったため、午後に水上温泉に移動し前泊した。

当日の朝、起きると予報どおりの快晴。スキー場のロープウェイ駅に9時ころ到着。すでに列が長いと思っていたが、ガラガラ。山頂駅に着き、3本あるリフトのうち2本だけ運行していたが、乗っている人はまばらで、斜面にも人影は少ない。ただ、斜面にはすでにまんべんなくトラックが付けられ、残された雪は少なかった。まず1本滑ることとし、リフトに乗る。リフトを降りたら、こんな谷川岳が拡がっていた。(写真はすべて、クリックすると大きくなります)
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谷川岳(標高1977m)のアップ。一度、夏にここから登ったことがあるし、下からも何度か見上げている。厳冬期にこんなに晴れる日は数少ないと思う。
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谷川岳の右の向こうに3つの山。真ん中の一番奥が朝日岳(1945m)。その右前が白毛門(1720m)、左が傘ヶ岳(1851m)。白毛門からの谷川岳はすばらしいとのこと。
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もう一つ。谷川岳の左にあり、釘づけになった岩稜。名前が判らなかったが、マナイタグラというらしい。漢字は読めず、ワードですぐ打てそうもなかった。
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数日間、雪のためゴンドラが運休していたので、新雪はたっぷりあるだろうと思っていたら、意外と少なく深いところで30cmくらい。積雪量より問題は、表面がウィンドクラストしていてパリパリ。すでにつけられていたボードのトラックの多くはターン弧が浅く直線的なものが多かったが、ターンが難しかったのだろうと納得。それにしても、ボードの滑り方はもったいない。昔のスキーヤーは1本ずつ丁寧に滑り、新雪がなくなると「8」の字を描き、深雪を楽しんだものだった、と言うと年寄の繰り言になるか。この急斜面は、吹き溜まりとクラストがミックスされていて、見かけより難しい雪だった。斜面の全景はパノラマ合成がうまくいかなかったので3分割のまま載せます。
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天神平ではボーダーが8割。スキーヤーはほとんどファット。そして、ここでもかと思ったくらいオーストラリアからのスキーヤーが多い。リフトにはポツンポツンとしか乗っておらず、斜面にもほとんどいない。どこを滑っているんだろうと思ったら、滑走禁止地域での「ツリーラン」のようだった。ヘルメットにザック、少し登山道を登った場所から、ゴンドラ始発駅に滑り込むようだ。それはさておき、普通のロッカーで滑った私のトラック。ターン径が小さく、ときどき先割れし不均一。少しでも滑った後のない新雪を求めて滑ってましたが、空いている所はクラストばかり。失敗の連続でした(矢印)。ファットならどう滑れるのか興味深いところです。
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谷川岳の大斜面(肩の広場ということを後で知る)に3本のボードのトラックを見つけたのは9時半ころ。この3本は、雪の亀裂の下の急斜面に続き、奈落の底に下りていた。午前中なので雪崩の恐れはないようだが、それにしても気温が高い。ロープウェイの始発は8時半。1時間であそこまで登れるとは思われないので、避難小屋に泊ったのだろうか?うーん、すごい!そして正午すぎ、大斜面にもう1本の、ボードではなくスキーのトラックが新たに加わっていた。
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大斜面をズームアップ。すばらしいトラックだった。八方尾根でも第一ケルンあたりから南俣に滑り込むトラックを見たことがあるけれど、斜面全体を見ることはできなかったので、これほど感嘆はしなかった。大きな雪庇の下の片流れの斜面を一直線に滑り下りていた。まさに羨望のシュプール。(私にはスキーを担いで登る体力がなさそうです)
 →午後になってからも谷川岳を登る人の姿が見られた。19日、「ヤマレコ」を検索したら、この日の登頂記事が5件アップされていました。登頂、おめでとうございます。すばらしい。それにしても、このシュプールをつけたスキーヤーが滑っているところを撮りたかったです。
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14時、残された新雪はなくなり、3本のリフトしかない小さなスキー場。もう飽きてしまった。せめて田尻沢Bコースが開いていればもっと楽しめたのだが・・・。ということで、少し早いが撤収。
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田尻沢を下っているとき、脇の林の中に入ったらクラストなし(当たり前だ)。これなら、ツリーランしたくなるわけだ。途中で撮った谷川岳。少し陰影がついていた。田尻沢コースは登山道に造られた長いコースだが、幅が狭い。沢の急斜面には雪が転げ落ちている箇所もあり、管理するのも大変そうだった。
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冬に初めて天神平に来たけれど、他のスキー場とは異質だった。ほとんどが、いわゆるバックカントリー派。ボダーがほとんどで、スキーヤーもファットスキーとヘルメットとは恐れ入った。ニセコ以外に(野沢もそうかもしれないが)、こんなマニアックなスキー場があるとは思わなかった。ニセコの場合、降雪後、アンヌプリのゲートが開いたなら、1時間で深雪はなくなってしまう。ここなら、そんなことはなさそう。関越トンネルの手前、東京からはとても近いので、ツリーランをしなくても、天気さえ良ければものすごい穴場だ。ところで、心配だった妻の新しいブーツは当たる箇所もなく問題は全くなかったけれど、板はカービング板。この不整地はかなりきつかったようだった。よく頑張りました。

水上に着いたら、気温13℃。終日、久しぶりの無帽、サングラスでのスキーでした。




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by otto-N | 2017-02-18 18:26 | Comments(0)

2016.3.15-16 長野県・志賀高原   2016.3.18 (記)

2016.3.15-16
16日は長野県の天気が良さそうなので、急遽、志賀高原にスキーに出かけた。15日の天気予報は小雪なので、翌日は気温が上がっても雪がいいはず。志賀高原は標高が高いので、3月中旬でも雪質がとてもいい。

2016.3.15
8時半ころ出発し、途中松代PAで昼食(蕎麦とかき揚げはなかなかいける)、湯田中からの道路は真っ白だった。久しぶりの固い雪道。ジャイアントスキー場の温泉宿に着いたのは1時少し前だった。実は、2月に八方尾根でスキーで、ずうーっと大丈夫だった昔の古傷(半月板)をまた痛めてしまっていた。江戸川河川敷での2日連続のモンキチョウ撮影の後は、しばらく脚を引きずっていた。まだ痛みは残っており、志賀高原もどうするかさんざん迷っていたが、テニスはできるので、コブと悪雪を滑らなければなんとかなると思っていた。天候は小雪。さすがにジャイアントでは湿った雪であったけれど、気温は低く、一の瀬では粉雪だった。幸い、圧雪したバーンを滑っている限り、膝はほとんど痛まなかった。しかし、すぐ飽きてしまう。新雪が20cmほどあったがほとんど踏み込まれていた。それでも、わずかのコースの端にわずかの隙間があればそれを探して滑る。膝は何とか大丈夫だった。しかし、問題が発生。妻が宿でスキーブーツを履いているとき、左のブーツのシェルのべろ付近が欠けてしまった。まあ、足首のインナーが外から見えるけれど、支障はなさそうなので、この日はそのまま夕方まで滑った。そして、ブーツを脱いでいるとき、右のシェルの同じ所も欠けてしまった。

2016.3.16
前日の夕方には雪が止み、青空となったので、さぞかしピーカンになるだろうと思ったが、薄い雲が拡がりそれほどの天気ではなかった。膝の痛みは出なかったので安心したが、妻は何とかなるとは言うけれどブーツが心配。8時半ころ宿を出て、西舘経由で高天原に向かう。頭上は薄曇りであったが、北アルプスの方は青空が広がっていた。コンデジを少しズームにし、何枚かに分けて撮影し、エレメントでパノラマ合成した。
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左ほうには槍ヶ岳が見えたので、いっぱいのズームで撮影。
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妙高の向こうに後立山連峰。五竜の武田菱が見えた。(すべての写真はクリックすると大きくなります)
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今年の雪は非常に少ない。西舘は雪不足で3か所立ち入り禁止、東館の上部はピステンで圧雪すると地肌が出るので未圧雪。一番好きな焼額のオリンピックコースも立ち入り禁止。一の瀬神社の鳥居は下まで見えることはなかったし、奥志賀でも積雪60cm。焼額のゴンドラ下に雪がない。こんなに少ないのは初めてだった。
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妻の滑りを撮っておく(カービングターンではない)。ブーツは何とか持っていたのだが、ランチ後、割れ部が拡がり、ついにヒンジから上が浮いてしまい、やっと滑ることができる状態。焼額からジャイアントまでのだましだましの下山だった(4コマ目)。
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妻のブーツ。1コマ目、左は足首あたりのインナーな露出。2コマ目、後ろがポッカリ浮いてしまった。3コマ目、東京に帰ってきてから撮影。よくぞ、これで下りてきたものだ。あっぱれあっぱれ。このブーツ、買ってから何年たったか覚えていない。もう10年前だろうか。買った店は、今はない御茶ノ水の「角谷スポーツ」。この店には足を見てピッタリのブーツを探してくれる神業の店員さんがいた。一応、候補を2足出してくれる。そちらもいいと思うがこっちのほうが絶対ピッタリのはず、と言う風にブーツを選んでくれる。私のブーツも角谷スポーツで買った。次はどこで購入しようか・・・。
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フラットなバーンしか滑らなかったが、一番端っこに残されていた新雪を探して滑った。幅1.5mあれば滑ることができる。前日はクラスト気味、この日は湿雪の、底のある20~30cm程度の雪だったけれど、やはり楽しい。リフトに乗ったとき、まだ残っていた、いじましいトレースを撮った。新雪についたトレースを見るたびに、みんなもっと大事に滑ってよと言いたくなる。昔、ニセコでは、1本ずつトレースを並べて滑るのスキヤーのマナーだった。それにしても、ロッカースキーは、悪雪に強い。
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とにもかくにも、私の右膝も無事で、妻の左ブーツもなんとかなり、午後2時半ジャイアントに無事帰着。湯田中までの道路の雪はほとんど溶けていた。この時期、冬と春が交互にやってくる。

  

by otto-N | 2016-03-18 18:18 | Comments(0)

2016.2.17-18 長野県・八方尾根   2016.2.20 (記)

2016.2.17-18
今年は八方尾根に行く予定で、天気のいい日を待っていた。3月なら移動性高気圧が通過するとき2~3日晴れの日が続くことがあるけれど、志賀高原とは違い、標高が低いので雪質が問題。2月は麓でも比較的雪が軽い。しかし、この時期、3月とは違い、晴れの日が2日も続くことはなく、せいぜい1日だけ。天気予報から、18日は高気圧が通過するので絶対晴れそう。という訳で、急遽、白馬神社近くの温泉宿をとった。ただ、17日は雪の予報。1日だけ朝から晴れればいいのだ。

17日、朝8時半に車で出発。途中、美麻村で蕎麦を食べ白馬に着きリフト2日券を買って滑りだしたのは、13時半ころ。麓は小雪だったが、兎平の少し下からはガスで視界不良。ゴンドラを3本。リーゼンと国際を滑るが、雪が少なかった。それにしても、外国人が多い、ニセコ並みだった。

翌18日は朝から晴れ。風もなし。まっさきに一番上まで行く。一番上のリフトに乗りながら撮った鹿島槍と五竜。
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1昨年の夏、扇沢から鹿島槍に登ろうとして途中で引き返したけれど、ここから見ると双耳峰が実にカッコいい。
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五竜も夏よりも冬だ。
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というわけで、スキーよりも、山を見るのが主目的。カメラはしばらく使ってなかったコンデジ「キャノン・サイバーショットA720IS」。冬山では役に立たない液晶モニターではなくファインダーで覗けるから便利。思ったより写っていた。朝の白馬三山は太陽が正面なので、のっぺりとしか写らない。白馬岳へは、一昨年、右に写っている白馬乗鞍岳方面から登った。ただただスキーだけが目的で白馬に来ていたころとは、山の見方が少し変わった。注目すべきは、手前の南股に下りる北斜面に残されたボードのトレース。もちろん滑走禁止区域だが、う・ら・や・ま・し・い。
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前々日から雪が降っていたようで、兎平と黒菱はコブがすっかり埋まり、とても良かった。黒菱は、細かなターンをするのがもったいなく、他のスキーヤーはいないので、できるだけ大きなターンで一気に下りる。降雪直後の柔らかい雪の不整地での高速滑走はロッカースキーの得意技だと思う。今シーズンから、新しく「裏黒」と呼ばれるゲート管理のオフピステができたが、何と言うことなない、今までも滑ることができた黒菱リフトの右の尾根筋。どんなもんか、ここを楽しみにしていたけれど、上から見ただけで止めた。普通の黒菱の方が楽しそう。しばらく、黒菱と兎平で遊ぶ。相棒(妻)の滑り方は昔と変わらない。
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でも、さすがに兎平と黒菱だけでは疲れてしまう。踏み跡の不規則な斜面では、トップを受けせるため少し後継気味で滑るが太腿負担が大きい。そこで、黒菱の下のスカイラインコースに逃げた。このスカイラインコースは、八方で一番、カービングターンが楽しいコースだと思う。北斜面なので雪質がいいし、適当なうねりがあり、上は未圧雪が残されている。未圧雪から圧雪ゾーンでのカービングターン。その結果、スカイラインを下りたら、「スカイライン第2ペア」→「黒菱第2クワッド」→兎平ゲレンデ →「アルペンクワッド」→黒菱ゲレンデ→スカイラインコース、という循環コースを考え、これがなかなか快適だった。下の画像は、スカイライン第2ペアからの白馬三山。このリフトからではなく、手前に写っている「裏黒」の尾根筋から三山を見るのが一番かと思う。
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午後には、白馬三山には太陽が斜めに当たり、稜線の影が付き始める。ただ、この頃には、山を見るのが飽きたのか、もっといい場所があるのにそこまで行って写真を撮らなくなってしまっていた(反省)。
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兎平のリフトで、大きな三脚と撮影道具を背負ったカメラマンが乗り込んだので、どこかのTV局かと思ったが、スキーヤーの撮影クルーだった。黒菱の急斜面の上部で、下と横の2か所でカメラを構え、下のカメラに向かって一直線にコブ斜面をぎりぎりまで滑り込む。モーグル滑りではなく基礎スキー的ではあるけれど、ほとんど空中でバランスを立て直し、コブ斜面を真っ直ぐに落っこちる感じ。1人滑ったら次が滑り、全部で5名ほど。残念ながら、最初に滑った格別にうまいリーダー格のスキーヤーは撮れなかったけれど、続いての3人の滑りをコンデジで盗み撮らせてもらいました。連写ではないので、一番いいフォームを切り取れなかったが、スピード感あふれた滑りが撮れた(と思う)。コンデジも撮れるんだ。他の画像から、2人はアトミック、1人はサロモン、すべてモーグル板ではなく幅広の板。大型ビデオカメラ2台の他にキャノンの長玉でも撮影しており、大掛かりな撮影風景だった。昔、小雪の舞う薄暮の中、ニセコの第二の壁を跳ぶように落ちてゆくスキーヤーに会ったことがある。ただものではないので、胸ポケットに見えていたシーズン券の名前を憶えておいた。後に、1992年アルベールビル・オリンピックのモーグルに出場した山崎修選手と知った。当時の彼の滑りを彷彿とさせるような見事なコブ滑り、見惚れました。
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さて、私のアトミックのロッカースキーは(ずいぶん前のモデルですが)、確かに、深雪の不整地ではトップが浮くので素晴らしく楽。しかし、サイドカーブはR13.5mでも、ガチガチのアイスバーン、例えば兎平の滑り出しの吹っさらしの急斜面では、トップの食い込みがないせいか、ずりずりと落とされるばかりでした。というわけで、グルーミングされたバーンをただただかっ飛ばしたい方には、ロッカーはお勧めできません。ただ、カービングスキーを使ったカービングターンは整地だけに通用する滑り方なので、カービング一辺倒というのはスキーの楽しみ方を限定しているような気がします。個人的には、限界で滑るGS競技の選手のフォームとも異なるあの独特の大げさな(技術選)フォームは好きになれませんしね。

八方尾根スキー場は、ニュージーランドのスキーヤー溢れていました。どうやら、八方尾根だけでなく近隣のスキー場を日替わりで回っているらしい。彼らの夏の季節に、冬でもパウダーはないにしても、わざわざスキーをするために日本へ来るというのは、相当なスキーきちがいです。彼らは、ニセコで観察しているように、ここでもコースの中だけで満足できないようです。左の斜面、昔は指をくわえて見ていただけですが、近頃のバックカントリーブームのせいか、こんな感じになってました。まあ、相当数は日本人だと思いますが。右は、以前からときどき見ているアドベンチャーなトレース。遠くに見える第2ケルンの雪庇の横から南股への急斜面を一気に下っています。ただし、下りたら川があるし、道路まで抜け出るまでが大変そう。いずれにしろ、雪崩な一番心配な場所、ボーダーは相当なベテランさんと思いますが、残念なことにあまりきれいなトレースではありませんでした。
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昼下がりの兎平。平日のためかモーグルスキヤーは少なかったにもかかわらず。斜面に入る物好きがいると見え、上から下まで一直線とはいかないけれどコブのモーグルラインが何本かついていた。少し入ってみたけれど、毎回同じところで飛ばされ、次のターンに入れず、10ターンも続かなかったのが実情。板のせいではなく、ヨワイ66。昔はリカバリーできたけど、これ以上怪我をしたら後がない(治りが遅い)という自制がかかり踏ん張れないようです。
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2時半まで滑り、東京まで片道280km、4時間のドライブ。白馬までチョウ撮影のために行きたいのですが、1人で運転する自信がありません。
  

by otto-N | 2016-02-20 18:41 | Comments(0)

2015.3.16-17 長野県・志賀高原   2015.3.19 (記)

2015.3.16-17
移動性高気圧に覆われそうなので、急遽、志賀高原・ジャイアントスキー場のホテル(掛け流しの温泉あり)を予約。今シーズン2回目だった。スキーのことは記事にするつもりはなかったのだけれど、スキー場でタテハチョウが飛んでいるのを見たのでちょっと報告。

16日、朝8時半東京を出て、着いたのは12時半ころ。西舘の第2クワッドに乗っているとき、真下に黒っぽいチョウが雪の上1m位の高さで飛んでいた。パタパタやって一度だけタテハ特有の滑空をしたのでタテハでしょうね。10mほど飛んでから雪の上にとまった。あいにく、濃いめのサングラスとリフトの風防で、色が判らなかったのだが、大きさからキべリタテハ、ヒオドシチョウ、エルタテハのどれか。リフトは動いているので、見たのはこれだけのことですが、いくら4月なみの暖かさといっても、まだ雪のたっぷりあるゲレンデわきの標高1700m広葉樹林。雪の上を飛んでいるのを見たのは初めて。(外国ではコヒオドシを撮影してことがある。)こんなことが、あったので、翌日はコンデジを首からぶら下げて、日だまりを注視しながらのスキーでした。もちろん、翌日は全く見ることさえできませんでした。

17日、朝から雲一つない晴れ。スキー場の上からは北アルプスが一望。コンデジのワイド側では3枚くらいで撮れるけれど、望遠にして12枚に分けて撮影し、パノラマ合成。1画像が500kbの制限があるので、粗くなってしまったけれど、中央右の飯綱スキー場の向こうが白馬方面。八方尾根の白いピラミッドが見えるし、その左には、五竜岳の武田菱も見え、双耳峰の鹿島槍、その向こうに燕岳、ずうーっと左には槍ヶ岳も見えます。クリックしてみてください。それにしても、クリックしなければ小さい絵ですね。
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さて、こんなわけで、人気のないゲレンデを滑っておりました。写っているのは、順に、東館山、西舘山、一の瀬、焼額山です。各ゲレンデには、カウンターなしで数えることができるほど、スキーヤーはいません。朝は、ピステンで整地されているとはいえ、凍ったガリガリのバーン。私のアトミックのロッカーはこんな固いバーンには、トップとテールのエッジの引っ掛かりが弱いので、想定したラインから落とされます。しかし、バランスがとてもいいのでそのままスキッドしながら、次のターンに問題なく入れます。スキー場だけ撮影するのもなんなので、妻を入れておきましたが、この数年ウエアは同じですね。昔は月2~3回はスキーしてましたが、このところ年1~2回になってしまいました。
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1コマ目は、焼額に毎年作られる1本のライン。南斜面なので、大きく深いコブです。昼少し前に入りましたが、雪がぐちょぐちょなので、一気に滑ることができました。ただ、このコブ、モーグルコブ(縦コブ)とは違い、スキーで横に横に削りとられたようなコブなので、私の滑り方には合わず(ただ下手だけなのですが)、楽しくはありませんでした。一の瀬にも2本の短いラインがありますが、途中で間延びしたり急に狭くなったり、あまりいいコブではありません。モーグルの人たちは本格的なモーグル専門バーンに行ってしまい、カービングスキーで作られたコブのせいでしょうか、とにかく、楽しいコブは少なくなりました。2コマ目は奥志賀、3コマ目は大好きな奥志賀の第二。4コマ目は、一の瀬パーフエクタ。いくら平日とはいえ、往年のにぎわいはどうなったのか、信じられない状況。
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昼からは雪は緩み、少し斜度が弱くなると止ってしまうほどですが、アトミックのロッカーは雪に引っ掛かることも少なく調子がいいようです。ただ、少し後傾気味にしなければなりませんが・・・。ロッカーは、固いバーンより柔らかいバーンで能力を発揮できると思います。午後2時過ぎ、北アルプスも霞み始め、もう滑るのも飽きたなぁということで、怪我もせず、2年前このスキー場で痛めた半月板も大丈夫で、無事帰ってきました。
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ジャイアントを出たのは午後3時、途中渋滞もなく、自宅着は午後7時。運転を交代しながらですが、やはり高速道は疲れました。

この4月中旬なみの暖気で、静岡ではギフチョウも出たようです。浜松のKさんからメールが入っておりました。そろそろ、シーズンの開幕ですね。


2015.3.20 追記
雪上を飛んで雪上にとまったチョウは、どうやらエルタテハらしい。この日、この近くでエルタテハを撮影された方がいました。また、「エルタテ*雪」で検索すると、雪の上に開翅するエルタテハや、雪から直接吸水するエルタテハの画像が掲載されていました。春と言っても、まだまだ気温が低い中、雪の中を飛び出すチョウがいるとはビックリです。

by otto-N | 2015-03-19 18:02 | Comments(0)

昨年暮れの積み残し 2014.12.25-26 志賀高原   2015.1.3 (記)

2014.12.25
年末、うまくいけばお値打ち価格でいい温泉宿に泊まることができる。といことで、行った先は信州の上林温泉。上林温泉は志賀高原の麓。もちろん、スキー板を積んで行った。

朝8時に出発し、昼過ぎ高速を下りる。昼食は小布施の「桜井甘精堂」 。ここの栗おこわはとても美味しい。またしても、「北斎館」は休みだった。毎年、冬は補修工事のため休業するのかもしれない。夕方までに宿に入ればいいとしても時間がありすぎなので、どこか暇つぶしの場所を探すと、「地獄谷野猿公苑」というのがあった。ナビに入れた道は、冬期閉鎖。確か、志賀高原に行く途中に看板があったはずと、オリンピック道路に戻る。なあーんだ、上林温泉の先か。専用の駐車場に車を停め、杉林の中の凍りついた道を歩く。途中にある案内板は英語、すれ違う人は外国人ばかり。日本人と思っても中国語その他。東南アジアから来た人だった。ときどき脚を滑らせながら歩くこと30分。杉林が途切れた谷間に、蜂の巣城のようなボロい地獄谷温泉の一軒宿が現れた。その脇の階段を上がったところが、「Snow Monkey」のいる露天風呂。入場料一人500円也。

確かに露天風呂の中にたくさんの猿が浸かっていた。
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見物人は95%外国人。20~30人が露天風呂の周りを取り囲み、写真を撮ったり猿の表情に見入ったり。猿たちはお互いシラミを摂ったりしながら(毛づくろい?)、悠然とお湯の中。顔はこんなに真っ赤だたってけ?というくらい赤い。子ザルたちはせわしないが、親ザルたちは目を閉じ気持ちよさそうだった。まだまだ、見ていたかったけれど、寒すぎて退散。
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上林温泉では、全室離れというこじんまりした老舗の宿「塵表閣本店」に泊まる。どうやら、ここも香港、中国からのお客が多いようだった。

2014.12.26
朝、9時ころ宿を出る。道路は真っ白。慎重に運転する。スキー人口が減り、丸池では昔よく泊まった2軒の宿は跡形もなく少々淋しいものがあったが、とにかく駐車場捜し。このところ、ジャイアントばかりに泊まっていたので、日帰り用の駐車場はよく判らなかったが、焼額第二ゴンドラの駅に広い駐車場があったのを思い出した。大正解だった。

この2~3日で雪が降ったらしく、すばらしいコンデションだった。焼額の山頂付近では、もうこんな感じ。あいにく、天候は小雪というところだが、風はあまり強くはない。ゴンドラも通常運転。4コマ目目は、すこしガスが切れたときの奥志賀のバーン。コンデジなので、4:3の画像。ちょっと違和感があります。それよりも、撮影時、雪の中では液晶モニターは全く役立たず。
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メインのコースはしっかりグルーミングされていたけれど、オリンピックの男子回転コースは新雪60cmほどに踏み跡が半分という荒れたバーン。こんな雪にはロッカースキーが最適と思う。人がほとんどいないので(先行する妻だけ)、急斜面の右端と左端を全部使って、大きなターンで一気に滑り下りる。まだ踏んでいない雪に突っ込んでも、前のめりにならないように少しだけ後傾。深くても軽い雪を蹴散らす感じ。板の幅が広いので、スピードが落ちない。次は、隣にある35度超の急斜面。方斜面だが、まだまっすぐ下に滑る余地がありそうだったので入ってみる。軽い言えども雪は深いので、急斜面に出る前の緩斜面はほとんどストックを使い自走状態。雪はほんとうに深かった。急斜面の滑り出しでも、板を真下に向けてやっと滑り出すいうほどだった。踏み跡のないところがあったので、(たぶん今季は誰も滑っていない)、まっすぐ滑り下りる。幅3mあれば十分だ。スキーの記事で文章だけというのもなんなので、一応シュプールの写真を撮りました(2コマ目)。奥志賀に移ったところ、リフト脇に少しだけ雪が残されていたが、あまり面白くはなかった(3コマ目)。昼食後、未踏の急斜面を下りてみる。(4コマ目)。しかし、この後、斜度が緩すぎスキーが埋まるだけ、脱出に手間取った。
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ターンをするたびに前が見えないほどの軽くて深い雪。スキーが浮いて頭が雪から出た瞬間に息を吸いむ。吸い込むタイミングがずれると喉の奥まで雪が入ってくる。転んで板をはずすとまず見つからないだろう。こんな雪は何年ぶりだろうか。至福の時間は一瞬にすぎなかったけれど、このためにカービングではなくロッカーにしたのだ。
この後、一の瀬に行く。一の瀬はビックリするくらいの人出。スキー講習の学生ばかりではなさそうだが、もっと空いたゲレンデがあるのにとつくづく思う。パーフェクタの上は雪がついてなかった。結局、2本滑って駐車場に戻り、15:00帰途につく。

by otto-N | 2015-01-03 19:58 | Comments(2)

遡ります! 2010.3.6-20 シャモニー・ツェルマット (11)   2013.1.24(記)

2010.3.19
ツエルマットでのスキー、最後の日もフリー。チェルビニアに行く手もあったけれど、やっぱり、シュトックホルンがいい。

前日の夕方は、薄い雲が拡がっていたので心配したけれど、朝からきれいに晴れ上がりすばらしい天気だった。
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ブラウヘルトまで上がり、対岸をの絶景を見渡す。
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もう1本上がり、谷底のガントを目指す。このコースは正面がマッターホルン。
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ガントから高い鉄塔のあるロープウェイでホーテリまで行き、直下のコブ斜面を1本。黄色いポールは岩の出ているところ。
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再びホーテリまで上り、ゴルナー氷河と凍りついた山々を写真に収めた。
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そして、ロテ・ナセへ。モンテローザが大迫力だった。すぐにシュトックホルンに向かわずに、直下の一枚バーンを滑る。広すぎて斜度を感じないが、下のほうは見えないほど急。まだ、コブができていなかったが、入り口にロープが張ってあったので、おそらく自己責任滑走斜面。氷河の上だ。ヒドンクレバスがあるかもしれないので、少し恐ろしい。何本か滑った後、前日さんざん滑ったシュトックホルンのTバー斜面に行く。
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ランチは、やっぱりフルハルプのテラス席。ビールがうまかった。とても暖かい。山々も最高!いつまでもここにいたかったが、この日が最後。またガントまで降りる。
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ロープウェイを待っていたら、チョウが日向ぼっこをしていた。日本のとちょっと模様が違うが、コヒオドシだった。ランチの最中、頭上をかすめて飛んでいくチョウらしきものを何回か見たが、どうやら正体はコヒオドシだったらしい。残念ながら、コンデジのテレ端・トリミング。
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ラスト・ランは、ホーテリ直下の1000m。そこからブラウヘルトへ上り、スネガを経てホテルに帰ってきた。
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レンタルのスキーを返す前に名残惜しく最後の撮影。この素晴らしいシュトックリの板を買いたかったが、13万円。諦めた。この日の最後のマッターホルン。三日月が出ていた。
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(シャモニー・ツェルマット (12)に続きます)


P.S.
1.雪質について
日本の雪に較べ乾いているのは当然としても、日の当たる斜面でも日中は溶けず固いアイスバーン。ビックリしたのは、ホテーリ直下の上部のコブの南斜面。コブかと思ったが、コブの形をしたサクサクの雪でスキーのトップが埋まる。コブがそのまま凍結乾燥状態になったようだった。さすがに、下の谷間の南斜面では、雪が弛んで固まったコブだったが。また、風の当たる北斜面はさすがにカリカリだった。ツェルマットは緩斜面が多いが、場所によっては雪が風に飛ばされるようで、人工降雪機(写真中、オレンジ色のカバー)が並んでいた。
2.スキー板について
シャモニーでは、山岳スキーヤーが多いと思われ、多くはセミファットの板だった。一方、ツェルマットではほとんどカービング板。コースはしっかりグルーミングされていて快適。シュトックホルンは、看板にもあったように降雪後そのままの状態のようだった。この斜面、性能の良すぎるカービング板では、私の技術ではちょっときつかった。で、「キャンバー・ロッカー」板ではどうなっただろうかというのが、興味あるところ。ヨーロッパのスキー場は、下が岩なので、意外なところでガツンとくる。雪が飛ばされて石が出ている所も多い。昔、新品の板を持っていってエッジが鋸になったことがある。そのこともありレンタルスキーにしたけれど、いい板があります。気にいらなければ、途中で換えてくれます。
3.Tバーについて
急斜面でのTバーは多い。積雪量が大きく変化するらしく、しかたがないところ。トレースから脱落しないように、注意が必要。脱落したら悲惨だし、あまり長いと腕が痺れ大変。そういうときは、降りたあと腕を思いっきりぐるぐる回すといいです。

(滑っている写真は、tsuma-Nばかりでotto-Nの滑っているところがないけれど、万が一のときの救助のために、私は後から滑ることを原則としています。その結果、斜面の上から撮った写真ばかりで、恐縮です。tsuma-Nはカービングで滑っていないけれど、斜面だけを撮った写真では気分が出ないので載せました)

by otto-N | 2013-01-24 14:32 | Comments(6)

遡ります! 2010.3.6-20 シャモニー・ツェルマット (10)   2013.1.22(記)

2010.3.18 シュトックホルン
ツエルマット近くにあるサース・フェーというスキー場へのオプショナル・ツアーの日だったが参加せず、全山コブ斜面のシュトックホルンへ出かけた。サース・フェーは氷河の上のスキー場、夏でもワールドカップの選手がトレーニングに集まるので有名。行きたいのは山々だったが、あの落差1000mのコブ斜面の魅力には勝てなかった。

ケーブルカーでスネガに上がり、ゴンドラとロープウェイを乗り継いだ所にあるフルハルプ(2616m)からの大パノラマ。ここから、まずガント2223m(1)まで降り、そこから落差1000mのロープウェイでホーテル3286m(2)へ。そこから空中ケーブルでロテ・ナセ3247m(3)に渡ると、この下が氷河の上の斜面。2本のTバーがかかっている。最高到達点のシュトックホルン(5)は3405m。
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というわけで、マッターホルンを正面に見ながらガントまで降り、ロテ・ナセ(Rote Nase)までやってきた。
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ここまで上がると、モンテローザはすぐ近く。
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シュトックホルンのTバーまで滑り降り、Tバー終点からのパノラマ。マッターホルンがとても遠い。ここから、さらに上に登るグループもいた。
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Tバー沿いの斜面は、上から下まで固いコブ。しかも不規則。コブのラインなど全くない。借りたシュトックリの板はアイスバーンの整地にはものすごくいいのだけれど、板が硬すぎ固いコブではとてもきつかった。tsuma-Nは独特のゆっくりした滑り方で固いコブでも大丈夫。この斜面、まさにオフピステ。雪の下は氷河。雪崩の後のデブリもそのまま残されていた。
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ここからのマッターホルン。その手前に小さくゴルナーグラード駅が見えた。
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ランチは、いったんガントまでおり、ゴンドラでフルハルプまで行った。1コマ目、ロテ・ナセの下の氷河上の1枚バーンは斜度、広さとも申し分なかった(次の日に行った)。細切りにしたポテトを固めて揚げた料理はここの名物らしい。ソーセージとポテトはどこでもうまい。ランチの後は、またガントまで降り、今度はホーテリ直下の急斜面を滑った。尾根伝いの狭いコースを少し行ったところから、右に降りた。上はがさがさのコブだったが、下はガリガリ。そして急。岩も出ている。滑っている人はごくわずか。途中で休むとそこは寂静の世界。自分の息しか聞こえなかった。
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帰るころ、薄雲が拡がってきた。たぶん、ブラウヘルトからのマッターホルン。
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(シャモニー・ツェルマット (11)に続きます)

by otto-N | 2013-01-22 12:15 | Comments(6)

遡ります! 2010.3.6-20 シャモニー・ツェルマット (9)   2013.1.20(記)

2010.3.17 チェルビニア
この日、三度目の正直、やっとチェルビニアに行くことができた。

朝は少し薄雲がかかっていたが、まずまずの天気。
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トロッケーナシュテクまでのロープウェイからのマッターホルン。(だと思う)
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トロッケナーシュテクに着いてみると不気味な雲がかかっていた。こんな雲は初めて見た。
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さらにロープウェイで登る。眼下の氷河は山岳ガイド同伴でなければ滑れないというブログを読んだことがあるが、唸りたくなるスケール。確かにトラックが残されていた。ああ滑ってみたいと目は釘づけ。
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イタリア側へ滑り込む前の眺め。谷筋にコースが延々と続いていた。
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イタリア側のコースは緩斜面。また積雪量も少なかった。スーパーGくらいの大きなターンで滑る。2コマ目、イタリア側から見るマッターホルン。イタリア名はモンテ・チェルビーノ。まるでマッターホルンとは思われないただの岩の塊。チェルビニアの街に着いてランチ。当然ながらとてもおいしい。右上、食事をしていたテラスから上を見上げたら、クロワールの中を登った跡が・・・。それにしても、クールマイユールといい、チャルビニアといい、イタリア側は、燦々と太陽が輝くイメージどおりのスキー場だった。
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ランチ後、ツエルマットに戻る。1コマ目もマッターホルンだと思う。リフト、ゴンドラを乗り継ぎ、スイス側に戻ってきた。6コマ目、いじましく、左に見える深雪の中に入ったら、思ったより雪が深かく、気持ちよかった。この日一番の満足。
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ツェルマットの街まで帰る途中のマッターホルン。もうおなじみになったが。
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この日も無事にスキーができて、マッターホルンよ、ありがとう。肩にある小屋の灯りが見えた。
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(シャモニー・ツエルマット (10)に続きます)

by otto-N | 2013-01-20 20:34 | Comments(2)

遡ります! 2010.3.6-20 シャモニー・ツェルマット (8)   2013.1.18(記)

2010.3.16 リュッフェルベルグ~スネガ
朝、起きたときはマッターホルンは雲の中。チェルビニア遠征は、風が強いらしくこの日もお預け。風のないコースで滑った。ツェルマットのスキーエリアは広い。その日の状況に応じてどこでもござれという感じだった。

登山電車でゴルナグラートに向かう。マッターホルンは、ときおり薄日の差す雲の間から顔を出した。電車の窓から写真を撮ったが、全部が見えないほうが迫力がある。
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リッフェルベルグ止まりだったので、ここでいったん電車を降り次の電車を待つ。線路のまわりは広大なスキーコース。ゴルナグラートに着いても視界は不良。というわけで、少し下り、早めのランチをリッフェルベルグ・ホテルでとった。さすが五つ星、イタリアのレストランかと見まがうほどおいしかった。食事中、少しずつ天候が良くなってきた気配。なぜか、窓にハエが1匹。外は白い世界、その向こうにはマッターホルン。
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ついに、マッターホルンの山頂が見えた。雲を噴き上げるマッターホルンは美しかった。外へ出て何枚も撮った。このホテルからのマッターホルンが一番かもしれない。
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ランチ後は、リフト1本を昇り、谷に滑り込み対岸のスネガに向かう。
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たぶん、スネガからのマッターホルン。どこから撮ったのか、今となってはわからない。
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しかし、驚いたのはブラウヘルトからのこの眺め。というより対岸の斜面。前々日にも見ているはずだが、ものすごい迫力。
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この斜面のアップ。もっと拡大するとはっきりするのだが、山頂から山麓まで全山コブ。噂に聞く斜面だ。深雪のときはすごそうだ。ガイドのSさんは、ほとんど氷河の上、ちょっと危険なので案内することはないとのこと。それなら、フリーの日に行ってみよう。
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全山コブの斜面を脳裏に焼き付けておいて、この日はフルハルプ、スネガ付近で滑った。この地域からはホテルまでスキーを履いたまま下りることができた。楽勝。
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スキーの後は毎日、街へ繰り出した。シャモニー較べ近代的なぶん、旧市街以外はあまり面白みがない。欠かさず行ったのは、スーパーとバイヤード・スポーツ。
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(シャモニー・ツェルマット (9)に続きます)

by otto-N | 2013-01-18 14:32 | Comments(0)