たかがヤマト、されどヤマト

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2015.5.15 東京・高尾山麓 スミナガシ 2015.5.24 (記)

2015.5.15
ベトナムの団体旅行から帰ったきた翌日、晴れたのでウスバシロチョウを撮りに行く。天気予報を見たら、翌週は天気のが良さそうな日がまるでなかった。

いつもウスバシロチョウの舞っている林道の入り口の広場の斜面には1頭も飛んでいない。今年は異常に少ないのかもしれないと思いながら、林道を進む。あいかわらずコミスジが多いけれど(→写真はコミスジではなくミスジチョウでした。ここでは初めてでした)、この日、目についたのはイチモンジチョウ。一気に羽化したようだ。緑の葉っぱにとまって欲しかったけれど、とても敏感だった。
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昨年、スミナガシが来ていたのはこの辺だろうか、と考えながら林道を先に進むと、今年もいた。ただ、高いところに上がって、もう降りてこなかった。
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ここにもいるかもしれないと用心しながら歩くと、また飛び出した。少しは近い位置だったので、低い崖を登って撮る。開翅したけれど、真横ではどうしようもなかった。
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しばらくこの葉の上にいたけれど、道路に降りたのであわてて崖を下りる。近すぎる場所でしばらく全開した後、飛んでいってしまった。
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前回アオバセセリが来ていたいつものウツギはもう終わっていたけれど、意外な場所で、葉裏のアオバセセリを偶然見つけた。ストロボを焚いたけど、EVを上げたこちらの方がいい。ダイミョウセセリやカラスアゲハを撮ったりしていたが、気になっていたのはクモガタヒョウモン。何度か見ていたが、やっと目の前に一瞬来てくれた。
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前回、黒化型のウスバシロチョウ(バクロというらしい)を見た場所では、ノーマルのウスバシロチョウ(バシロというらしい)が少しだけ飛んでいた。ハルジオンがあっても吸蜜するそぶりもなく、飛び回っているだけだった。ここの背景はつまらない。なんとか林道の雰囲気を取り入れようとするが、思ったところには飛んできてくれなかった。ただ、道路なので走り回るには快適だった。
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後追いばかりに終始したが、時には、先回りして正面を狙うが、直前でかわされることが多い。
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こんなときには、下から空を入れるのが一番と思うものの、青空はすでに消え、薄ボケた空しか写らない。
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実は、広角での飛翔撮影は、人差し指でシャッターを切る続けるので、横よりも縦位置のほうが撮りやすい。横から縦への切り替えもとてもスムーズだ。
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翅が透けているので、逆光で撮ると色のないステンドグラス。空に入ると骨格だけしか写らない。
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結局、とまって翅を開いているところは、この1枚だけだった。地方に行かないかぎり、今年はこれでお終い。
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今回は、少なくても3か所でスミナガシを見た。今年は多いのかもしれない。逆に、ウスバシロチョウがこんなに少なかったのは初めて。新鮮個体ばかりだったので、ピークを過ぎたとは思われないし、ちょっと変。友人はここではなく、毎年、埼玉でウスバシロチョウを撮っているが、そこでも少なかったようだ。そのロケ地の農家に人に聞いた話では、鹿が増えムラサキケマンを食べているとのことだそうだ。関西でも、そんなことを聞く。

by otto-N | 2015-05-24 20:52 | Comments(6)

2014.5.19 東京・高尾山麓 スミナガシ   2014.5.22 (記)

2014.5.19
なにごと3度。3度目の挑戦。ターゲットはスミナガシ。この日も晴天。

いつもの10時半。ウスバシロチョウはもういいかなと思い、ポイントをパスし、林道を急ぐ。途中、ウツギを覗くが、ヒメウツギはすでに散り、ミツバウツギもほとんど終わり。水の染み出た場所にオナガアゲハがいたけれど、翅の痛んでいるものばかりだった。かなり歩いたところで、チョウ類保全協会でいつもお世話になっている事務局のKさんにお会いする。スミナガシのことを聞いたら、水場で吸水していたとのこと。ミヤマカラスアゲハもいたけれど、ハイカーが来たので飛ばれ悔しそうだった。一緒に林道を進むと、水溜りにクモガタヒョウモン。地べた以外にとまってほしいのだが、吸水に余念がなかった。ときどきイタドリの葉で休むが撮れない位置。
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まだ咲いているウツギを調べながらしばらく進むも、アオバセセリもアゲハ類も見ず。Kさんはまだ先へ行ってみるとのことで、別れて林道を引き返す。先ほどのクモガタヒョウモンはまだいたが、これは別の水溜りにいたもの。飛翔も狙うが1枚もピントが合わなかった。
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ここでいいかなと思った水場で、サカハチチョウと遊ぶ。先日、ミヤマカラスアゲハを撮った場所だ。やはり、小さいチョウには21ミリのパンケーキが使いやすい。
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もう少し上から撮ったほうがいいのだが、薄暗い中、ところどころに日が射す林道の雰囲気は出た。
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少し遠くに飛んできたチョウ。クロヒカゲかと思ったら、スミナガシ。こんなに小さかったっけ、と思うほど小さい。何年も見ていないので大きさは忘れていた。とまって翅を開き始めたので、数回シャッターを切る。
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完全に開いたので、後ろに回り込んで、2回シャッターを切ったところで、飛ばれてしまった。1枚目だけが何とかOK。また、近くに来るかと思ったがそれっきりだった。
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この後、林道の水場と水場を行き来する。しかし、スミナガシの気配もなかった。コミスジは相変わらず多い。通りすがりにシャッターを押す。
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コジャノメが多かった。とても敏感でなかなか近づけなかったが、この個体はおとなしかった。内臓ストロボを弱く焚いても撮ってみた。
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ウツギでアオバセセリを見たのは一度だけ。ダイミョウセセリのハルジオン吸蜜。思いっきりの逆光。
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撮った他のチョウたち。アカタテハ、なぜか多かったダイミョウセセリ、今季初のウスバシロチョウのハルジオンでの吸蜜、でも翅は擦り切れ、時すでに遅し。
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10日間に3回もここへ来てしまったが、この短い間にも、咲いていた花が散り、現れるチョウが変わり、季節の移ろいが早いことを実感した。スミナガシは3度目の正直。いや、3年目の正直かな。しかし、正直というより、Kさんに会ってなければ、林道を引き返さなかっただろうし、あの場所でサカハチチョウと遊んでいなければ、スミナガシにも会うことはなかった。すべて偶然だろうけれど、やはりKさんに感謝です。ありがとうございました。

by otto-N | 2014-05-22 16:16 | Comments(0)

2011.7.8 東京都・高尾山 オオムラサキ    2011.7.14(記)

2011.7.8
そろそろオオムラサキの季節。曇っていたけれど、高尾山に出かけた。

現場に9:00に到着した。空は曇っていたが、風はない。ご神木のこのコナラ、樹液の出ている位置が昨年とは違うようだ。アカタテハ、ボロボロのスミナガシ、カナブン、スズメバチ、ヒカゲチョウがすでに集まっていた。待つこと10分、1頭目のオオムラサキがやってきた。早速、シャッターを押すが、暗くてピンボケ。ストロボを焚くとピカピカに写りすぎ、しかも、連続してシャッターが切れない。しかたがなく、ISOを1250に上げた。

まだピカピカの新鮮個体だった。
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オオムラサキはほとんど翅を閉じて、樹液を吸う。そばに邪魔者が、特に、スズメバチがきたら、一瞬翅を拡げる。拡げた瞬間にシャッターを押しても後の祭り。まるで遅い。スズメバチが来て、ぶつかると思った瞬間フライングでシャッターを押した。(ボツ写真を量産した)
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スズメバチへの威嚇の他、飛来した直後、翅を開閉しながら、樹液の出ているほうに歩いて移動するときもチャンスだった。
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樹液の出ている箇所はいくつもあったが、逆光なので、撮影箇所は限られた。
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普通サイズのスズメバチには勝つが、オオスズメバチには勝てる個体はいなかった。席取りに負けても、舞い戻ってくる。戻ってきたところを撮った。(勝負にならないが、オオスズメバチとの絡みを撮っておくべきであった)
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この個体、黄色の斑紋が白っぽい。紅点も薄い。(裏翅が、黄色と白っぽいのがいたのに気が付いた。裏が白いほうなのか?)
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オオムラサキを待っている間、樹上やその近くにいたチョウその他。
ピカピカのルリタテハ。どういうわけかボロボロのスミナガシ。タマムシの一種とムラサキシジミ(♀)。
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テリを張るオオムラサキ(午後、テリ張りが多くなった)。クロヒカゲ。何度かやってきたアサギマダラ。アカタテハ。
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オオムラサキが飛んでくるとき、空を切る音がする。翅を開く瞬間は、ウォーと声を上げたくなる。
午後から、近くの木の上に翅を拡げる個体が増えた、緑の葉上の開翅を撮りたかったが、あまり低い所には来なかった。
この日、結局15:00まで粘った。半径20mの狭い場所に、こんなに長くいたのは初めてだった。昼からは晴れたが、午前中は曇っていたので、それほど疲れなかった。オオムラサキを堪能した1日だった。

(この撮影で、ご一緒した「いつでもアートゾーン」さん、楽しいお話ありがとうございました)

by otto-N | 2011-07-14 12:19 | Comments(4)

2011.5.18 山梨県・高川山 アオバセセリ    2011.5.19(記)

2011.5.18
新緑のハイキング。いつも、登って下りて5時間以内のところを探す。近場で、手ごろなところがなくなってきた。今回は、大月にある高川山(976m)、ガイドブックには3時間30分とある。
今の季節、麓にはウスバシロチョウくらいはいるはずだ。ただし、目的はあくまでハイキングだ。大月の1つ先のJr・初狩駅から登り、富士急・田野倉駅へ抜けた。

初狩駅を降り、町を抜け、登山口付近の休耕畑には、予想したとおり、ウスバシロチョウが舞っていた。だが、気温が高く、止まりそうもない。あきらめ、登山道に入る。と、コミスジがいたので、撮る。その中の1枚。
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木に咲く白い花にサカハチチョウがいたが、飛んでいってしまい、撮れず落ち込んでいたところ、ウツギを発見。アオバセセリがいるではないか。日影だけれど、何とか撮影。それにしても、めまぐるしい動きだった。(実は、これが、生まれて初めての遭遇です)
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日向に出てくれよ、と願ったところ、少しだけ出てくれた。緑の色が出ていない気がするが、目もくっきり。初めてとしては上等だ。
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途中、ヤマツツジ(?)にカラスアゲハが来たが、頭が隠れて撮れなかったが、あっけなく頂上へ到着。待っていたのは、ダイミョウセセリ。頂上でのテリ張りは、昨年、他のところで見ているので、驚かなかったが、やはりうれしい。ダイミョウセセリは、翅が擦り切れたミヤマセセリとバトルを繰り返していた。新旧の入れ替わりというところか。ツツジの花の上にも止まるが、すぐにスクランブル発進、なかなか落ち着かない。
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ダイミョウセセリを撮っているとき、突然、スミナガシがやって来て、好位置で前開。しかし、ピントを合わせに手間取っているうち、カラスアゲハがちょっかいを出し、スミナガシはもっと高い位置に移動。そこから、動かず。
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ときどき、翅を立てるが、これもまたいい。しばらく、この位置にいたが、またもや、カラスアゲハが・・・
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頂上にいたチョウたち。まだテリを張っていた落ち武者のヒオドシ、新鮮なキアゲハ、キマダラヒカゲ(サト、ヤマの区別ワカリマセン)。
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麓に下りると、ウスバシロチョウの舞う休耕畑があった。しかし、なかなか止まってくれない。止まり癖のある個体を見つけやっと撮影した。が、開いてくれるのはなかなかいない。やっと見つけたが、翅が少し壊れていた。ツレアイはさっさと行ってしまったので、やむなく、撤収した。
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登山道でみた花。チゴユリ、キケマン他は名前がわかりません。(1コマ目はツレアイのお気に入り、どなたか教えてください)
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最後に、田野倉駅前の空き地にいたヤマトシジミ。
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5月の新緑ハイキング。頂上で期待した富士山は見えなかったけれど、やっぱり、新緑は気持ちがいい。
チョウ的には、ウスバシロチョウしか期待していなかったけれど、予期しなかったチョウに遭遇した。
この時期、見晴らしのよい山頂にはスミナガシがいる可能性があることを確認できた。ハイキングの楽しみが1つ増えたかな。(チョウのいるのは、山頂・山麓の原則は変わらなかったけれど)
それと、マクロを購入して正解だった。らくらく、花の写真が撮れる。

by otto-N | 2011-05-19 21:20 | Comments(16)

7月、高尾山、オオムラサキ (2010.7.27)   2011.3.1

2010.7.27
オオムラサキを見たいものだと思って、近場はないかと調べたら、高尾山(599m)というのが出てきた。高尾山は、まだこんなに有名になる前、ケーブルカーを使わず、蛇滝コースから登り、相模湖へ抜けたことがある。9月の暑い日のことで、へとへとになり相模湖に着いてから飲んだ缶ビールがうまかった記憶がある。多少の土地勘はあるものの、ポイントはよく判らない。山頂付近とのことなので、行けばなんとかなるだろうと、だめもとで行ってみた。この日はリフトで上がり、山頂までそれらしい木はないかと捜しながら登った。しかし、あっけなく山頂。山頂に来ても何もないと、思ったとき、ありました。ルリタテハが樹液を吸っているのを見つけました。

幸運のルリタテハ。ブルーで統一された模様は、何度見ても飽きない。
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スミナガシも飛んできた。近くで見るとなななかの迫力。
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ほんとにここかなと、あきらめかけたとき、ついに、オオムラサキのオスが、空を切って登場。
少し翅がいたんでいるけれど、問題なしです。
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ゴマダラチョウも来た。
アサギマダラがふわふわやってきて、近くの枯れた花の先に止まった。30分以上じっとしていた。昼寝?
帰りは稲荷山コース(途中から6号路)。登山道には蝶影はなかった。6号路登山口で吸水中の、ウラギンシジミ、キチョウ、クロアゲハ。
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オオムラサキは中学生のとき、札幌の円山公園に採集に行ったとき以来、見ていなかった。最初に採ったのはメスだったが、手の震えが止まらなかった。北海道のものはこちらより小型。帰路、木々の上を猛スピード飛んでいるのを見た。小鳥をも追いかけるという話も信じられる。
スミナガシは、6月の茅ヶ岳以来。このときは越冬個体だったが、新鮮な個体はさすがきれいです。
この日は、山ガールに遠慮しながらの撮影でした。

by otto-N | 2011-03-01 11:06 | Comments(2)

6月、甲府・茅ヶ岳 (2010.6.2)   2011.2.3

2010.6.2
増富ラジウム温泉に1泊してから、茅ヶ岳(1704m)に登った。
登山口では、ウスバシロチョウの出迎え。登るにつれ、木々は若葉になり、山頂付近ではミツバツツジが満開。
そして、山頂では、元気な越冬ヒオドシチョウが出迎えてくれた。まさに「落ち武者」だ。それから、もう1匹、スミナガシ。
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帰る時、コツバメを発見。麓に下りると、駐車場の脇では、ウスバシロチョウの他、ダイミョウセセリ、ツバメシジミがとんでいた。
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登るにつれ、雲が増えてきたので着く頃はダメかなと思っていたけれど、雲は去り、北アルプスも見えた。
このヒオドシチョウは、本当にボロだった。スミナガシは初めて。


PS:
前日、芦川村の「すずらん自生地」に寄った。若彦トンネルというのが開通し、河口湖から抜けることができる。
北海道以外に、野生のすずらんが咲いているとは思わなかった。
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by otto-N | 2011-02-03 11:04 | Comments(0)