たかがヤマト、されどヤマト

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2016.5.19 神奈川県・満開のイボタ ウラゴマダラシジミ   2016.5.25 (記) 

2016.5.19
例年訪れていた谷戸のイボタは花が咲いておらず、ウラゴマダラシジミもまだ発生していなかったけれど、イボタの並木がある場所を聞き、翌日、訪ねてみた。並木とはオーバーではあったけれど、至るところに大小さまざまのイボタの木が群落のように茂り、花も満開であった。

現地に着いたのは10時半。青空が広がり、気温も高く、ウラゴマダラシジミは早めの昼休みに入った時刻。イボタの茂みやその近くには、翅を閉じじっとしている姿があった。
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羽化直個体か、やっと翅が伸びたようで真っ白。
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何かと思ったら大きなヒメジャノメ♀。これも新鮮だった。これも、寄りすぎたので下がったとたん、飛ばれてしまう。
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もう翅を開く時間帯ではなく、翅を閉じた姿を撮り飽きたので、日陰で小一時間休み、昼過ぎに再出動した。まだ、時間的にまだとは思っていたが、早くもウラゴマダラシジミが飛び回っていた。飛び方が速く、最初は全く手も足も出なかったけれど、飛び回るコースはある程度決まっているらしい。撮りやすい場所で待つ。背景は当然、全開のイボタ。

オスは、どうやら暗がりにいるメスを探しているらしく、明るいところよりすぐ暗いところに入り込む。
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暗いところでは、それなりの露出時間で撮っていたが、急に明るいところに出てくると、色が飛んでしまう。花の白と翅表のブルーのとりあい。
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これは明るいところ。明るいところよりは、暗いところのほうがブルーがきれい。
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暗がりの茂みから明るい場所に出て来る。この逆も。
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暗がりの中にあったのは蜘蛛の巣。メスと間違えているようだった。暗い中、日の光が反射し、でぼぉーっと光る蜘蛛の巣を間違えるのも無理はない。
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アワフキムシの泡もよく間違える。次から次へとやって来るが、毎回毎回、ピンが全部合うわけはない。
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が、ホバリングするので、1枚合うとその前後はOK。
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これも、アワフキムシの泡? 覚えていない。背景はともかく、舞う姿がとてもいい。
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明るいところより少し暗いところ。そんなところにメスは潜んでいるらしく、露出は超アンダーになってしまう。せっかく青空が少し入っても、色が出ない。
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ときどき現れる黒化型。飛んでいても黒いことがはっきりわかる。やっと撮れたのがこのシーン。裏翅は普通のようだが、後表翅がほとんど黒い。
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ウラゴの通り道の暗がりにテングチョウがしばらく翅を拡げていた。風であおられ、少し高い位置だったのでよくは撮れなかったが、朱色の紋が美しい。
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このポイントの近くにはエノキがあり、ゴマダラチョウが舞う。下から見上げ、望遠で撮ろうとするが叶わず。キタテハがイボタで吸蜜。1頭の横にもう1頭が並ぶ。交尾には至らなかったが、オスがちょこんとおとなしく待つ姿は、見かけによらずほほえましい。
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ルリシジミかと思ったらヤマトシジミ。しばらく見ぬ間にすでに夏姿だった。
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オスの探雌飛翔は、時間がたつにつれ活発になった。太陽に向きが変わり、光の当たり具合が変わり、飛翔コースも変わって来た。午後4時、宴もたけなわ。ものすごい数、樹上で4頭5頭が絡むが全く撮れず、茫然と眺めるのみ。あいかわらず、下に降りてきたオスを拾い続ける。
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メスは飛び方もゆっくりで、大きさからもわかる。しかし、オスに絡まれて撮影不可の場所に飛んで行ってしまうので、撮影チャンスはあまり多くはなかった。
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メスは、この時間帯もオスを避け木陰で休むことが多い。そんな1頭を見つけた。
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飛んで来たメスが下草にとまった。夕刻には開翅することもあるので、しばらく待つと、少しだけ翅を開いた。近づくと影になり翅を閉じたが、離れると再び開き始めた。そおっーと逆方向に回りこんで撮った。開くには日の光が必要らしい。透けた翅は少し夕日の色。
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そして、交尾カップル。一緒に撮影していたNさんに教えていただいた。同じところにオスがたびたび絡み、時には3~4頭が絡むので近づいたところ、発見したとのこと。ゼフの交尾は初めてだった。(何枚も撮ったのに写真は失敗)
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午後4時半、まだまだ狂乱の宴は続いていたけれど、かなり暗くなり、撮影が難しくなってきたので、このウラゴマダラシジミの楽園を後にした。戦い済んで日が暮れて、残されたのは、両腕に蚊に刺された無数の跡。痒みが収まるのに3日もかかってしまった。

   

by otto-N | 2016-05-25 16:50 | Comments(2)

2016.3.17 横浜・戸塚区 モンシロチョウ   2016.3.19 (記)  

2016.3.17
ポカポカ陽気の日、横浜に、ごまさんたちの写真展「生き物たち」を見に行く。写真展は、21日まで開かれていますので、お見逃しなく。
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会場の隣には菜の花畑があり、ここに集まるモンシロチョウも目的。昨年は菜の花が見事だったが、今年は不作。農作業をしていたこの畑の持ち主らしい方に尋ねると、強風で倒されてダメになったとのことだった。モンシロチョウも数は少ないがときどき飛んでくる。300ミリ、マニュアルフォーカスで飛翔を追いかけるが、うーん、難しい。前後に動かれるとお手上げ。どうして、春先の探雌飛翔のオスは飛ぶのが速いのだろう。モンキチョウと変わらない。
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キタテハもテリ張りで集まり始めたが、ポツンと咲いている菜の花にしかとまらない。
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小さいキタテハと思ったらテングチョウだった。
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これはオートフォーカス。チョウではなく、その近くにピントを合わせておき、飛んだ瞬間シャッターを切る。このほうが撮りやすい。ただ、花にとまってくれないと撮れない。この日、吸蜜している所は満足に撮れなかった。
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というわけで、この日はごまさんの他出展者の5人が会場に来られていたので、とりとめない話をしたり、近くでチョウを撮ったりしていました。帰り際、畑の畦道にベニシジミ。モンシロチョウばかりでなく撮っておくべきでした。


  

by otto-N | 2016-03-19 10:40 | Comments(0)

フライイング・バタフライズ 2015 (11) ルリシジミ   2016.2.3 (記)

ルリシジミ
昼ころ、ウラゴマダラシジミの飛び回るイボタの木の近くで、ルリシジミが群がっていた。飛び上がらせると、数頭はしばらく付近を舞っているはずなのに、まるで入らない。
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順光側からは背景がさえないので、横から狙うがなかなか思ったようには撮れなかった。
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日の当たっている所では、ルリシジミの表翅は白とびしてしまい、日影でしか色は出なかった。
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向こうに1頭が写り、いい構図だけれど、頭のピントがちょっと甘い。
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なぜ縦型ばかりで撮ったのかと言うと、ルリシジミが集まっていた場所は、臭わなかったけれど肥料用の牛糞の堆積場。横だとカメラか手が下に着いてしまう。
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付近には、ウラギンシジミとテングチョウも吸水に群れている。地を這うウラギン。
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飛び立つウラギン、地を這うテング。しかし、あれだけチャンスはあったのに、これだけしか撮れなかった。汗と徒労の撮影者。
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by otto-N | 2016-02-03 16:58 | Comments(0)

2015.10.26 山梨県・滝子山 テングチョウ   2015.11.2 (記)

2015.10.26
紅葉が綺麗らしいとのことで、山梨の滝子山(1590m)に登る。中央道は大月で下り、笹子の近くから暗い1車線ダートを少し入ったところに、小さな地蔵が置かれた登山道の入り口(標高約800m)がある。駐車スペースはとても狭く、混んでいると思っていたのに1台しかl車がなかったので、最初は見逃した。

10時に登り始めた。最初は暗い杉林が続く。小さな滝もあったが、とにかく暗い。そこを過ぎると、広葉樹の急斜面をジグザグに登る。
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登り切ったら平になり枯れた落葉松が秋を感じさせる。紅葉はパッとしない。黄色も枯れた茶色。ただ、登山道は枯葉が積もって柔らかく気持ちがいい。
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日だまりの中にテングチョウが1頭だけ飛んでいた。枯葉に止まるのを待つ。
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葉の落ちた落葉松林。黄色いカエデの葉。
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広い防火帯に出たところでやっと紅葉らしい雰囲気。撮っているときは気がつかなかったが、1枚だけ、木漏れ日が写っていた。
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この防火帯からは八ヶ岳が望め、急斜面を少し登ったところが山頂だった。山頂の端っこからは南アルプスが見える。甲斐駒はやっぱりカッコいい。
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山頂に着いたのは12時。ここからの富士山はなかなかいい。風もなく、ぽかぽか陽気で気持ちがいい。山頂にはすでに10人くらいいたが、さらに登って来る。初狩方面からのルートがメインのようだ。
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12時40分ころ下山開始。フカフカの落ち葉の登山道。登るときは気がつかなかったが、赤い所も少しはあった。ただ、急斜面のジグザグ道は、乾いた粘土質。とても滑りやすく危険だった。14時30分、登山口到着。
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紅葉が素晴らしいとのことだが、滝子山はそんなことはなかった。赤くなる葉がまるで少ない。まあ、山頂からの富士山は雁ヶ腹摺山より近いのでとても大きく見える。富士は冠雪していて奇麗だった。防火帯の林縁にはゼフが出そうだが、ここまで1時間以上の登り、探すにはちょっとギャンブル。そうそう、先日、山番組を見ていたら、(収録した時間帯から想像して)、アイノかメスアカの卍飛翔が映っていた。近ければ、それを確かめに行ってみたいのだが・・・・。

by otto-N | 2015-11-02 20:22 | Comments(0)

2015.3.24 東京・白金の森 ルリシジミ   2015.3.24 (記)

2015.3.24
日曜日は気温が高く半袖でのテニスだった。月曜日は晴れたけれど気温が低く冬に戻ったようだった。この日、秩父までセツブンソウの群落を見に行ったが、群落どころか1株も見つけることができず、ユキワリイチゲだけ見て帰ってきた。そして本日も晴れ。そろそろ、ツマキチョウが出ているに違いないと、自然教育園に行く。

晴れていても、気温は低め。園内のニリンソウもまるで咲いておらず、不吉な予感。いつもここで会う方に尋ねると週末に飛んでいたというので、フキノトウが咲いている池の端っこの日だまりで待つ。すぐ飛んで来たのは、テングチョウ。数年前はレアだったが、どうやら教育園に定着したようだ。その後にキタテハ。
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待てど暮らせど、ツマキチョウはやって来なかった。救いは、ルリシジミ。
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しかしながら、翅は開かないので同じような写真になってしまう。
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向こうにはテングチョウ。絞ろうと思ったときには、いなくなっていた。
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花から花を移動するとき、メスだとわかった。
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ちょこまか動きながらの吸蜜。なかなかいい場所には来てくれない。
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吸蜜中にも開くことがあるんだ。ちょっとびっくり。
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ロープのすぐそばにやって来たので大慌てで21ミリに持ち替える。置きピンは25cm。花を移動するときは速くは飛ばないので、少しはピントが来ていた。
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もう少し被せて撮るんだった。と、思うのは結果論。そんな余裕はなかった。
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場所を移動しても、ルリシジミが飛んでいた。これもメス。
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オスは昼近くになってやっと飛び回りはじめた。路上吸水の個体は撮れそうなので追いかけるが、速くてまるでダメ。2コマ目は、とまっていたのがゆっくり翅を開き、そのまま飛んでいったしまったときのもの。
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チョウ目的では、今年初めての自然教育園だった。ツマキチョウは出てこなかったが、まあ、時間の問題。桜の蕾もまだ固そうだし、スミレの花がちょぼちょぼというところ。ただ、カタクリだけは盛況だった。
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by otto-N | 2015-03-24 19:24 | Comments(4)

2014.10.29 東京・白金の森 ムラサキシジミ   2014.11.2 (記)

2014.10.29
晴天2日目の水曜日、ムラサキが降りてくると確信して、自然教育園に出向く。実は前日も行ったのだが、晴れていても気温が低すぎたせいか、ムラサキシジミさえ出て来なかった。

この日は少しだけ前日より気温が高かった。ポイントに着くなり、ムラサキシジミが現れた。散策路の下草や低い横の木の葉の上で翅を拡げる。
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後ろが抜けていないところにばかりにとまる。中途半端な葉上より、こんなほうがワイルドかもしれない。
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このメスは完全に日が当たらなくても翅を開いていた。
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ムラサキシジミは次々と降りてくるのだが、ムラサキツバメは1頭も出てこなかった。他に、吸水に現れたのはテングチョウ。今年は珍しくはない。
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11時半もすぎ、ムラサキシジミが出なくなったので、ここを引き上げ、自宅近くのヤマトシジミのポイントに立ち寄ると、スーパーブルークラスの青メスが飛んできた。ちょっとスレているのが残念。
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上から撮ろうとしたとき、陰に入ってしまったが、翅は開いたままだった。暗すぎだけれど青鱗粉が輝く。日に当たる青鱗粉は目立たない。
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カタバミでの吸蜜。青面積は確かに広いけれど、日が当たると細かな傷がギラギラ反射し、どうしても綺麗には撮ることができない。
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撮りやすい位置にとまったのだが、近づくと陰に入ってしまった。今度はすぐに飛んだ。
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むき出しの地面で日向ぼっこをしているとき、オスがにじり寄ってきた。両方にピントは難しく、それぞれに合わす。この後は、例によって、「脱兎のごとく」であった。
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この日の前日は、シャッターを切る機会はほんとうに少なかった。撮ったのは、この時期としては超新鮮なクロアゲハのメスとヤマトシジミのメスくらい。
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ムラサキシジミの出てくる日は判ってきたが、問題はヤマトシジミのメス。晴れているとせっかくのブルーがきれいに撮れない。また、ブログに掲載するときの画像処理(圧縮)の問題もあるようだ。細かな鱗粉のきらめきが飛んでしまう。11月に入ってしまうと、曇った日には気温が低くて出てこないことが多いし、カタバミも花を開かない。気温が高めの薄曇りが理想的ではあるのだが、なかなかそんな日は多くはない。

by otto-N | 2014-11-02 21:10 | Comments(8)

2014.9.26 東京・白金の森 アオスジアゲハ   2014.10.3 (記) 

2014.9.26
朝から晴れ上がり、自然教育園に出かける。

最初にムラサキ兄弟のポイントに立ち寄ったけれど、両ムラサキはなぜか顔を見せず。水生植物園には相変わらずのアオスジアゲハ。先日は300ミリズームでさんざん撮ったので、望遠では撮らないと決め、21ミリで近くに来たのだけを狙う。しかし、通路際にはたまにしか来ないし、来てもことごとく外した。
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ときどき2頭が絡むときがあり、100ミリマクロでマニュアル・フォーカスのやけくそ撮影。なぜかピンが来ていたのもあった。絡みは実に激しい。1頭が強引にもう1頭にのっかろうとしている。
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少し遠くに行ってしまったが、ゼフの卍飛翔のように、その場にとどまっている感じなので狙った。おもしろいのは、上の個体の目つき。小首を傾げ、下の個体を見つめている。ゼフと全く同じだった。
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ずうーっとピンが来ていたら素晴らしかったのだが、そうはいくわけはない。めまぐるしく動いたあげく、上空へ。シンクロナイズド・フライング。
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シロバナサクラタデにはきれいなアゲハチョウも来ていた。
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でも、なかなか近づいてはくれず、遠いところに行ってしまった。マクロのまま撮影し、トリミングした画像。
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大型チョウの合間にツバメシジミを追いかける。
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横から撮るたびに、翅を閉じたところしか写らなかった。上から被せると翅表は撮れるだろうけど、叢の中を飛ぶので仕方がない。
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もうミドリヒョウモンは少なくなった。別なところでオスを2頭見たきりだった。これはオオウラギンスジヒョウモン。
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2014.9.30
10月5日に自然教育園で、チョウ類保全協会主催の自然観察会が行われる。協会のIさんが下見に来られるというので、待ち合わせて園内を回る。

入園直後、ミドリヒョウモンが木の幹に産卵していたが撮影できず。弱々しく飛んでは日光浴していた。メスは毎秋見ているが産卵シーンは初めてだった。ヒメアカタテハはここでは比較的珍しい。キマダラセセリは鮮度が良さそう。コミスジはかなり傷んでいた。
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湿度が低く、カラッと晴れていたので、ムラサキのポイントへ行くと、早速ムラサキシジミが現れた。ムラサキツバメも複数来たが、開翅をせずに飛んでいってしまった。
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通路にロープが張ってあるので、思うようには撮影できないが、足元で開翅してくれるのが、このポイントならではと思う。ただ、とまる葉っぱが綺麗とは限らないが・・・。広い葉にとまると開翅する確率が高い。
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ムラサキ兄弟とともに、この時期の楽しみはアサギマダラ。数日前から現れているが、この日も2頭。薄暗い木陰のタイアザミで吸蜜するのだが、暗いこと暗いこと。
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暗い中でのフライング・バタフライズ。暗いと、どうしょうもないかも。
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2014.10.3
晴れたのでちょっとだけ行く。自宅を出た瞬間、暑すぎる!ので、ムラサキは期待できないとの予想。案の定、ムラツ♀が一瞬出てきただけだった。蛾かなと思って近づくと、久しぶりのテングチョウだった。(東京の最高気温は30℃を越えた)
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自然教育園の9月下旬から10月上旬は、新鮮かどうかは別にして、年間通してチョウの種類が最も多い時期だ。昨年の観察会では40種を超えたと思う。9月30日の下見では、25種類くらいだったが、二人で観察した分なので人数が多いと、もっと増えると思う。昨年までは、見なかったモンキアゲハも毎日目撃しているし、10月5日が楽しみなんだけれど、天気がとても心配。

by otto-N | 2014-10-03 21:05 | Comments(0)

2014.4.7 東京・白金の森 テングチョウ   2014.4.7 (記)

2014.4.7
4月4日は、有明コロシアムでの日本対チェコ、デビスカップ観戦。残念ながら日本は負けてしまったが、日ごろやっている同じスポーツとは思えない迫力であった。フラッシュを焚かねば撮影OKなので、連写でたくさん撮影したものの、撮ってどうするのと妻に聞かれる始末。確かに、ブログにアップするわけにもいかず、カメラとレンズの性能のチェックというところだった。翌5日、6日はテニス。男のメンバーは週末にしか集まらないのでしかたがない。両日とも、気温が低かったけれど晴れていたので、チョウのことが気になり、いつものことではあるけれど、テニスに集中できなかった。

今日は7日、朝から晴れた。外に出てみると気温は先週前半よりも低い。まず、気になっていた近くの公園のツバメシジミを探しにいく。私にとってはツバメシジミが、「春告蝶」。特に、ゴージャスな青メス。しかし、この公園は、草がすっかり刈られ丸裸にされてしまった。いたとしても、絵にならない状態。時刻は9時半ころ。最初全然見つからなかったが、やっと1頭飛んでいた。でも、早くもすれていた。遅かったか!
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他の個体を探したけれど、見つからなかったので自然教育園に移動。トラフシジミを期待してのことだったが、やはり見つからない。いつものようにツマキチョウと遊ぶ。オスもけっこう花に訪れるようになった。スミレにも来るが、ほとんどクサイチゴ。ただ、吸蜜する花はその日によって決まっており、とまる花ととまらない花がはっきりしている。周りがうるさいので鋏で掃除したが(まるでギフチョウ並みだ)、その後は訪花せず。
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まだ、桜が散っていなかったので、なんとか花バックの位置でがんばったけれど、逆光はやはり写りがよくないようだ。
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これまでは、ISO800、1/4000秒での絞りオートだったけれど、今日は、1/4000秒、F5.6でのISOオートにしてみた。急に陰になったシーンでなければ、差が出ないだろうけど、こちらのほうがいい感じだった。
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スミレにとまっているのかと思ったら、その上を飛んでいるところだった。
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さて、いつも鳥を撮っている方が来られ、今撮ったこのチョウは何?と聞かれたので、モニターを見てみると、テングチョウだった。郊外に行くとテングチョウは撮るのが面倒なほど多いのだけど、この自然教育園では年に5回見るかどうかというありがたーいチョウ。その場所に駆けつけてみると、まだ飛び回っていた。
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ツバメシジミのいる公園と自然教育園は、自宅をはさんでちょうど正反対方向。公園まで徒歩15分、教育園まで15分なので、ツバメを探してから教育園に着くまで30分もかかってしまう。駐車場があればいいのだが、そうも行かず、まあ、途中で飛んでるチョウがいないこともない。というわけで、しばらく、ツバメとトラ探しに往復しそうだ。

by otto-N | 2014-04-07 17:30 | Comments(4)

2012.4.15-18 京都 コツバメ    2012.4.23(記)

2012.4.15-18 京都
桜を見に京都に行った。メインは吉野の千本桜。今年は、桜の開花が遅かったので、京都市内の桜も堪能できた。

4月15日
午後3時過ぎに京都着。宿泊は、昨秋できた近鉄京都駅の構内にあるホテル。夕方なので、とりあえず、嵐山(あらしやま)に行った。嵐山は、高校の修学旅行以来。着いてみると人がぞろぞろと流れて行く。もちろん、向こうからも人の列。有名な渡月橋に着いてみると、桜が満開。どうやら、京都の人にとっての上野公園のようだった。東京にはない桜が目につく。枝垂れ桜が多い。川沿を行くと高台の公園になっており、その向こうの桜が日が沈んだといえども美しかった。
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4月16日
朝1番は無理なので、朝2番くらいの近鉄電車で、吉野へ行った。早めなので人は多くはなかった。ケーブルカーもすぐ乗ることができた。両脇にお土産屋や食堂がある坂道を上がっていくと、みなさんが吸い込まれるように入っていくお寺があった。その境内から見た景色。ピンクの絨毯がはるか向こうまで続いていた。絶景だった。
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もう少し空が明るかったらもっと綺麗だろうか、この薄曇りだからちょうどいいのではと思いながら、そこを後に、とにかく桜の咲く上を目指して坂道を登った。登りながら見える桜はどこでも綺麗。途中、中千本付近の少し平らになっているところで、白いチョウが飛んでいた。近くに止まったのを見ると、スジグロシロチョウだった。300ミリズームのついたほうは、ザックの中。出すのに手間取っているうちどこかへ行ってしまった。さらに、坂道をどんどん登るおころ。登るにつれ、桜が葉桜風になり、花が途切れてしまった。上千本の花矢倉付近。そこから見た下界の風景。下から見上げたほうがいいようだ。
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さらに奥千本という所があるらしいが、桜はここまで、坂道を引き返すことにした。途中、細い横道があった。ここから桜の木々の間を縫って下りれそうなので、この小道を下った。この小道、人がほとんど通らず、とても素晴らしい道だった。どこを見ても桜、桜、桜。緑とのコントラストも美しかった。
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この小道を抜け、もと来た道に戻ったら、人、人、人。平日だというのに、凄い人ごみ。朝早く来てよかった。正午も過ぎたので、途中、食堂に入り食事後、下山中、雲が厚くなり、駅に着いた途端、本降りの雨。濡れずにラッキー。しかし、帰りは、乗り換え駅まで満員電車。この1時間以上の立ちっぱなしはきつかった。

4月17日
朝から好天。金閣寺、石庭で有名な竜安寺、桜で有名な仁和時、そして銀閣寺に行った。これらのお寺は高校の修学旅行いらい。どんな所だったかもよく覚えていない。一応、絵葉書もどきの写真を出しておきます。
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この中で、意外だったのは竜安寺。庭がとても充実していた。石庭はほんの一部だった。桜がとてもよかった。特に、大きな枝垂れ桜は、特筆もの。そして、この庭でのサプライズ。コツバメ。あちこちに飛んでいた。よく見ると、境内にはアセビの花が満開だった。もちろん、撮影を試みたが止らないので歯が立たず。コツバメは銀閣寺でも見た。東京では考えられないことだが、地図を見るとこれらのお寺は山の麓。東京でいえば八王子のような場所。コツバメが飛び回っていて不思議はないですね。

銀閣寺の後は、哲学の小路を通って、岡崎公園方面へ。この公園近くで夕食を予約していたが、時間が余りすぎ。しかたがなく、入る予定がなかった平安神宮へ入った。ところが、ここの庭の桜は、とても素晴らしかった。入ったのはもう日が傾きはじめたころ。もっと早く入っておくのだったと、悔やんだ。肝心の桜もちゃんと撮れず、夕方なので少し暗い写真ですが・・・
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平安神宮を出たところが岡崎公園。ここにあった夕日に染まりは始めた枝垂れ桜。
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4月18日
この日も快晴。午前中で行けそうなところを捜した結果、山科の醍醐寺という桜で有名なお寺に行くことにした。行ってみると、ここの有名な枝垂れ桜は終わっていた。残念ではあったが、秀吉の庭で有名なところらしい。しかし、写真撮影は一切禁止。確かに凄かった。(ちょっとごてごてしすぎたきらいはあるけれど)
庭を眺めているとき、ウラギンシジミが飛んできて、植え込みに止まり開翅。撮影したくても撮影できず。
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さて、一応チョウも撮ってきました。
金閣寺から竜安寺に行く途中の道端にいたテングチョウ。歩道には人が通り、車道はクルマがびゅんびゅんなところに2頭いた。銀閣寺の池の庭石でテリ張りしていたルリタテハ。翅を開いたらちょうどいい位置に回り込んだが開かず(ただの岩でなく銀閣寺の庭石ですぞ)。哲学の小道の出口付近の駐車場にいたルリタテハ(散った桜の花びらで春を感じてください)。醍醐寺の山門にいたテングチョウ(歴史を感じさせる木目ですぞ)。テングチョウは至る所で目にした。
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最終日、醍醐寺の境内でついに撮影できたコツバメ。
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吉野の千本桜には圧倒された。温泉ついでに東北の桜の名所には何度か行ったことがあるが、吉野は別格。桜の種類はさまざまなようで彩が豊か。当分、桜見物には行かなくてすみそうだ。
また、京都の桜も見事。特に、枝垂れ桜は素晴らしい。枝垂れの支柱がなんとなく嫌いだったけれど、京都の枝垂れ桜は、支柱どころか、傘の骨のように天井まで支えているではないか、とても繊細な支え方で、違和感を感じなかった。
お寺の境内でコツバメを見つけたときはビックリした。だが、逃げられてばかり。最終日、やっと撮ることができほっとした。コツバメを撮ることができなかったら、先日撮った桜ギフをジョークで張り付けようと思っていたが、撮れてよかった。

by otto-N | 2012-04-23 15:21 | Comments(4)

2012.4.10 埼玉県・アセビの咲く公園 トラフシジミ    2012.4.11(記)

2012.4.10 埼玉県・アセビの咲く公園 トラフシジミ
2日続きで最高気温が20℃を超え、東京の桜は満開。少しはトラフシジミが出てきたかと思い、午後、埼玉の公園に行った。来週前半は旅行に出るので、天気予報から、この日がトラフ開翅のラストチャンスだった。

現地に着いてみると、相変わらずコツバメがテリを張っていた。一応、挨拶がわりに撮っておく。
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アセビの花には、テングチョウ、珍しくヒオドシチョウ、常連のキタテハ。ムラサキシジミは、残念ながら奥で吸っていたので吸蜜の写真は撮れなかった。コツバメはさすがに飽きた。
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肝心のトラフシジミは、アセビには現れなかった。しかし、太陽が傾き始めた14時半ころ、コツバメと少し違う飛び方をするのが、ツツジの植え込みの向こうにチラッと見えた。もしやと思い探してみると、いた。しかも、半分翅を開いていた。ズームで押さえた。しかし、もっと近づこうとしたとき、翅を閉じ飛ばれてしまった。
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飛んだ先を探してみると、すぐ見つかった。今度はマクロでいい距離。少し撮っただけでまた飛ばれた。その後、撮る、飛ばれを何度か繰り返した。2~4コマ目は、同じ場所。バックが抜けているので何枚も撮った。翅をすりすりするものの、なかなか翅は開かなかった。
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そうこうしているうち、大きく飛ばれたので、焦って探した。やっと見つけることができ、見つけた瞬間、待っていたかのように(?)翅を開いた。
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夏型とは違い、裏翅の虎縞模様が透けて見え、息をのむ美しさだった。
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少しアングルを変えて撮った。このアングルのほうがいい。
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前に回り込み、やや下から撮ってみた。2枚だけ撮ったところで、飛ばれてしまった。
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昨年、トラフシジミの開翅を撮りたくてこの場所にきたものの、ちゃんと撮れなくて、近くの自然教育園で、春型と夏型の開翅を狙ったけれど、なかなか思うようにはいかなかった。今季3度目の正直、1年越しになんとか撮ることができた。帰り際、駐車場で、「蝶鳥ウォチング」のyodaさんと会った。ギフチョウ撮影帰りとのこと。トラフの開翅を撮影できたことを告げると、おめでとうと言われた。この言葉はとても嬉しかった。

それから、トラフを見つけたとき、昨秋、千葉の公園でお会いした「コロボックル讃歌」のclossianaさんに声をかけられた。この公園内で「90%Papillon」のPapilaboさんとともに何回かすれ違っていたのに気がつかずに失礼しました。

by otto-N | 2012-04-11 17:00 | Comments(26)