たかがヤマト、されどヤマト

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2017.6.13 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.26 (記)

2017.6.13
晴天だった前日は月曜なので自然教育園は休園日。この日は夜明けに雨が降ったが、朝には上がっていたので、ダメな日とわかっていてもその確認に行く。教育園に着くなり雲が厚くなってきた。気温も低く何も出そうもない。暗い中にガクアジサイだけがやたらに目立った。
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撮るチョウもないので花を撮る。ムラサキシキブ、タカトウダイ、クガイソウ、イヌヌマトラノオ。
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少し明るくなった時、飛び出したのはルリシジミくらい。早々に引き上げた。
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2017.6.14
この日も曇り。暗い中、ルリシジミだけが元気だった。今年はとても多い。新鮮そうな♂がとまり、横から撮る間もなく開き始める。
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少し右に回る。曇っているととても美しい。
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真後ろから。うーん、あまりにも美しすぎて寄りすぎる癖が出てしまった。
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トラフのポイントでは、これまた新鮮なヒカゲチョウが開翅。ただ、位置が悪かった。
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ヤマトシジミの♂。夏型はきれいとは言い難い。
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2017.6.15
朝から晴れた。しかし、雨の翌日は晴れてもトラフは出て来ても開翅することは少ない。トラフは思ったより出てきたが開いたのは1頭だけだった。
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ムラサキシジミはこんな日でも開く。
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ヤマトシジミの♀も。黒くてとてもきれいな個体だった。日射しがなければ真っ黒く撮れたのに。
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2017.6.17
前日(16日)は、晴れて暑かったせいか、トラフは1頭も出てこず。晴天3日目のこの日は気温と湿度が少し下がったので、トラフシジミが出てくる気配が感じられた。予想したとおり、ポイントに次々とやってきた。しかし、翅を開く個体は稀で、それも全開に至らず半開どまりだった。11日とどこが違うのだろうか。気温も湿度も少し高いだけだ。この日はピーカンなので、考えられるのは光の照度が強すぎるのかもしれない。出てくる条件はわかっても開く条件がわからない。1コマ目、2頭並んで開翅するのを待ったが。6コマ目はここでは珍しいテングチョウ。
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ムクロジの花がはらはらと散る中、日陰でもトラフシジミは吸水を続ける。
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翅を開く気配が全くなかったので、とまった裏翅を遠目に撮る。
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こういう細い葉では開くことがない。
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翅の傷んだ個体ばかりのようだったし、開くこともないので、飛翔を15ミリで撮る。背景は小砂利の散歩道。
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光と影が交錯する中、運がよければ光の中に浮かぶところが撮れる。
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輝くブルーが入っても、翅の形に難ありが多い。2頭入ったものもあったが日陰だったり、
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翅の形がいいとピンが今一つだったり、とにかく、フレーム自体に入らない。ピンがきた時、表の色はコツバメによく似ている。
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後ろからだと色が出ない。被せるといいのだろうが、砂利しか写らないし、高さと角度の加減がむずかしい。
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飛翔はやっぱりお手上げだった。
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自然教育園の春型トラフが出て来るのは4月中旬、ムクロジの大きな実が落ち始めるころ。夏型トラフは6月初旬、ムクロジの花が咲く頃。ムクロジに始まりムクロジに終わる。この間、1.5か月。とても短く、ここでは夏型のほうが圧倒的に多い。今の図鑑にはトラフシジミは2化と明記されているが、40年前の図鑑には、「この2つの型は同じ雌によって産卵されて蛹化し、その一部は第2化の夏型として現れ、残りの一部は蛹のまま夏から秋・冬を越して翌春発生する」とあった。この箇所には、鉛筆でアンダーラインが引かれていたので、子供の当時でも不思議だったのだろう。ムクロジはトラフシジミの食草であるけれど、教育園での実際の食草はわかっていない。ロープで立ち入り制限されているし時間の制約もある場所なので、なかなか生態を捉えることが難しい。しかし、先日、ヤマハギで産卵シーンを撮影された方がおられたが、これだけを食草としているわけではないと思われる。個人的には春型の午後のテリハリに興味を持っているが(夏型はテリハリするのだろうか)、うろつき回るには入れない箇所の方が多い。ともあれ、トラフシジミが梅雨の晴れ間に一斉に路上に出てくる場所は珍しそうだ。ここは、東京のド真ん中、港区ですぞ。




by otto-N | 2017-06-26 08:01 | Comments(0)

2017.6.11 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.24 (記)

2017.6.11
朝から晴れる予報だったけれど、空は曇っていたので大きな期待をせず、それでも9時の開門作業を手伝いポイントへ急ぐ。その途中の路傍で1頭見たが、それにかまわず先を急ぐ。急ぎ足でも5分はかかるポイントに着くなり2頭が草の上にとまっていた。とりあえず1頭を撮影する。新鮮だ。
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その先に進むと5~6頭が路上や草の葉の上から舞い上がった。1頭はすでに開翅していた。えっ、こんな早くから下に降りているのか、と目を疑ったが、トラフシジミは遠くに飛び去ってしまった。飛び方もゆっくりだったのが不思議だった。まあ、そのうち戻ってくるだろうと待っていると数分後に、2頭、3頭と路上に戻ってきた。そして、路上で翅を開き始めたのでマクロで撮影をするが、よく見ると翅は傷だらけであった。しかし、ヤブマオの葉の上で開いた1頭はとても奇麗な個体だった。長い間、同じ姿勢で開翅していたので、かなりの枚数を撮った。
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夏型トラフは濃すぎると思うくらい濃く厚いブルーだ。
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9時半すぎ、少しずつ日が射し始めた。そして、スレ個体に混じって、縁毛もそろったひときわブルーの強烈な個体が現れた。小砂利の上でも十分美しい。直射を浴びてブルーが輝く。
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路上で十分吸水をした後、葉上に移り、そこでも翅を拡げる確率が高い。しばらくの辛抱。飛んだので後を追うとヤブマオの葉の上に。
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翅を拡げたままじっと動かない。真後ろに回る。その向こうにドクダミの花。
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5分ほどで近くに飛び移り、再び翅を開く。葉が破れているが、こちらのほうが私の好きなチョウの向き。いまでも飛び立ちそうな感じがとてもいい。
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メタリックなブルーをアングルを変えて撮り続けた。
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少し移動したので前に回ったところで飛ばれてしまう。
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これは別個体。1コマ目、左の翅が少し透けてとてもいい。残念ながらこの個体は路上吸水だけに終わった。
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多くは擦れた個体ではあったけれど、吸水しながらほとんど翅を翅を開いてくれた。年1回のトラフ祭り。
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途中から晴れてきたけれど、曇っていても路上に下りてきて開翅した。前日はたくさん下りてきても開翅はほとんどしなかった。何が違うのだろうか。降雨の後、晴れの日が続き、その2~3日目のカラッとした晴れの日に夏トラフの全開する。樹上生活のチョウはおそらく樹上で吸水なり吸汁しているはず。乾燥が進むと樹下に降りての水分補給が必須。前日はこの日ほどカラッとしておらず、気温は前日より少し低い。湿度と気温が影響しているのか?路上や葉上にとまるトラフを見ていると、垂直にとまるのではなく、少し傾いていることに気がついた。トラフも傾斜日光浴するらしい。さらに体温を上げるために全開するのだろうか?
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トラフ以外に、ここでは珍種のアカシジミとミズイロオナガシジミ。アカシジミは今年初撮り、ミズイロオナガシジミの開翅にいたっては、初めての撮影だった。ともに発生してからかなり日数が経っているのでスレているのはやむをえない。
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11時にはトラフシジミの数が減ったので撤収した。教育園のトラフシジミを知り、通い詰めて7年、樹上から下り一斉に開翅する日をある程度予測できるようになった。しかし、残念なことに、そんな日は発生してから2週間は経っており、開翅するのはスレ個体ばかりだった。この日はまだ発生の中期、多くの個体はスレていたが複数の新鮮なトラフシジミも混じっており、独特なメタリック・ブルーを撮影することでき、やっと一区切りついた感じだ。





by otto-N | 2017-06-24 16:36 | Comments(4)

2017.6.10 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.22 (記)

2017.6.10
晴天の2日目、トラフシジミが出ることを確信して、開園の9時に自然教育園に行く。ポイントでは思ったとおりトラフシジミが次々と路上に舞い降りてきた。路上に下りてくるのは吸水が目的だが、路傍の葉の上でも吸汁する。
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一番好きな葉はヤブマオのようだ。他の葉は乾いているのに水滴状のものでいつも濡れている。もう1つはオオバコの葉。山地の路傍では、アイノとかメスアカミドリがオオバコの葉上で吸汁しているのをよく見ている。
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夏型のトラフシジミは、路上でも葉上でも翅をすぐ翅を開くことがある。しかし、この日は気温が高かったせいか、次から次にやって来ても、なかなか翅を開いてくれなかった。どうせ開かないだろうと思っていたら(2つ前の画像の個体)、突然開いたのであわてた。
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吸汁しながらぐるーっと1回転した後、飛び去った。逆光気味だし、足元ではなかったのでいい色は出なかった。
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トラフのブルーは撮るアングルに依存する。とにかく順光。開翅している時間が短いと輝くアングルに回り込むのが難しい。1コマ目のように、回り込めなければただの暗い色。2コマ目は、やっと開き始めたのに、早足に通行人が通り過ぎたので風圧で飛び去ってしまった。うーん、土曜日はこんなもん。
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突然、葉陰で開いた綺麗な個体。光が斑だったので、完全な日影にしたら飛ばれてしまった。影を作るとダメ?
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11時が過ぎ、路上に下りてくる数が減った。翅を開きそうもないので、15ミリで飛び立ちを狙う。トラフの飛び立ちは3度まで。それ以上繰り返すと飛び去って戻ることはない。それにしてもトラフは速すぎる。フレームに入らないものがほとんどだった。4枚の翅を同時に写し込むなど夢の夢。
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by otto-N | 2017-06-22 16:07 | Comments(2)

2017.5.8 東京・高尾山麓  コミスジ   2017.5.17 (記)

2017.5.8
新緑の高尾山の麓の林道を歩いてきた。ゴールデンウィーク明けの恒例だ。晴れて気温も高いせいかウスバシロチョウは全然とまらずハルジオンの咲く斜面を飛び回っていた。K-3の1台は修理中。広角レンズを持ってはいたが取り換えるのも面倒で300ミリで飛翔を狙うがピンボケばかりで、早々に諦める。ふと見ると、近くのツツジにアゲハが来ていたので少し撮るが、このピンクは少々どぎつかった。
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林道を進むとコミスジが多い。新鮮だとどんなチョウも美しい。
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2本目のミツバウツギ。オナガアゲハとカラスアゲハが来ていたが、明るい所に出て来ず暗いので色が出ない。2コマ目は内臓ストロボで撮ってみたが、ソフトで修正しても背景の色とのバランスが悪いだけだった。
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スミナガシの吸水ポイントでは出ていなかった。しかし、足元に靴で潰されたスミナガシの死骸を発見。まだ乾いていなかった。吸水に夢中になりすぎハイカーの接近に気がつかなかったのか。来るのが少し遅かったようだ。林道沿いのウツギの花はいい状態だが、アオバセセリを見ないまま、黒系アゲハの吸水ポイントに到着。吸水していたのはオナガアゲハ2頭とカラスアゲハ2頭。
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さらに林道を進むと、町田のSさんとmitakanukibabaさんが満開のウツギの花の前で待機中だった。そろそろ正午。まったりと暑くてチョウの活動が弱まる時間帯。木陰に座り込み雑談に励む。午後1時すぎ、やっと吸蜜タイムになったのか、オナガアゲハが飛び始める。クモガタヒョウモンが飛んで来たので右往左往した。低い所にちょっとだけとまり、飛び去ってしまった。それにしても、木々の上をすばらしいスピードで飛び回るクモガタヒョウモンはいつ見ても気持ちがいい。
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ミヤマセセリ♀のヒメウツギ吸蜜。ボロいがそんなことは気にしなくていいほど透けた翅が美しかった。
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ウスバシロチョウの昼下がり。ここではウツギの花で吸蜜する。暗い中でごそごそやっており、時々飛んでは居場所を変える。背景が煩すぎるので大きくトリミングした。
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やっと好みの写真が撮れた。しかし、残念なことに翅が少し破れていた。
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午後2時半。サプライズのトラフシジミの卍飛翔。樹冠を時々飛んでいるシジミがいたのは知っていた。種類が最初はわからなかったけれど、飛翔速度からトラフシジミに違いなかった。そして、突然の卍飛翔。最初は遠かったが、5~8メートルに接近してきたので、あわててAFからMFに切り替え連写する。かろうじて、トラフと断定できる証拠写真が撮れた。絡んでいたのは2分程度か。この後も卍が見られるかと思ったがこの1回だけ。この後、1頭だけが樹冠に時々姿を見せたので、相方はこの1回で追い払われたようだ。1コマ目の拡大が2コマ目だが、SSは1/1000秒。もう少し速ければちゃんと写っていたかもしれない。数年前、春型のトラフを撮るために埼玉の公園に通っていた。この公園で、午後にテリハリしている♂が他の♂を追いかける姿は見ていたけれど、ミドリシジミのように卍飛翔する姿は見ていなかったような気がするが、その頃はトラフの生態は興味の対象外なので記憶にないだけかもしれない。帰ってから調べてみると、トラフシジミの卍飛翔の様子を「蝶鳥ウォッチング」のyodaさんはしっかり撮影されていました。さすがです。
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その後もウツギの花を見回ったが、アオバセセリは見つからず帰路につく。その途中にいた新鮮なダイミョウセセリ。このセセリは後ろの白い縁毛がとてもいい。
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ダイミョウセセリに限らず、黒いセセリ逆光で透けた斑紋が美しい。
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こんな山の中でもヤマトシジミが飛んでいた。これも新鮮だった。
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林道入口にあるミツバウツギは夕刻が一番に賑わう。アオバセセリもやってきたがすぐ飛び去り、残されたのはオナガアゲハとカラスアゲハ。ただ、ひたすらに暗い。が、撮ってみると緑と中で翅先がブレるチョウは幻想的だった。
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とまるとダランと垂れ下がるだけなので、表翅の煌めきは見えない(上の1コマ目)。飛び上がり翅が上を向く時だけが青く輝いた。
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このミツバウツギはこの日一番のチョウの数だった。Sさんとmitakanukibabaさんはもう少し撮るとのことだが、そろそろ午後4時半、暗くて思うように撮れないので先に撤収した。





by otto-N | 2017-05-17 16:16 | Comments(0)

2017.5.3 東京・白金の森 ツマキチョウ   2017.5.13 (記)

2017.5.3
トラフシジミは最盛期を過ぎたとはいえ、鮮度のいい個体はゴールデンウィーク中にも出たことがあったので期待はせず出かける。トラフのポイントでルリシジミの擦れた♀が弱々しく飛び回っていたので暇つぶしに連写すると、過去に例がないほどピンが来ていたコマが多かった。撮る気のない時ほど写っているものだ。
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やはり遅いと撮りやすい。絞りはこのところ常用のF4.5。明るいと翅のキズまで写る時は写る。
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ヒラヒラと飛び回っているコミスジ。とまったので近づきカメラを構えるとすぐに飛び立つ。意地悪なチョウだ。
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10時少し前、やっとトラフシジミが現れた。最初は地面で吸水していたが葉の上にとまる。しばらくしたら、半分翅を開いた。期待は全くしなかったが、さすがに擦れていた。ここでの春型は今年はもう終わりのようだ。
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池の周りではチョウジソウが満開となった。ツマキチョウが飛んでいるが近くにはやって来ない。チョウソウだけ撮るのもなんなので、モンシロチョウとキタキチョウを撮っておく。
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ツマキチョウがやっと近くにやって来た。よく見れば翅のキズから2個体だけのようだ。ツマキチョウはあまりスレないと言っても、やはりそこそこ痛んではいた。
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チョウジソウが咲く頃はツマキチョウも終わり。しばらく、自然教育園ともお別れだ。
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地下鉄に乗り東京タワー付近でチョウの居そうな場所を探したが、暑いせいかまるでアゲハさえ見つからず。飛翔撮りに使っているK-3に写っていないコマが時々出るので、その足で新宿のリコーのサービスセンターに行き見てもらう。SDカードへデータの書き込みミスだろうと思っていたが遥かに重症。シャッターが故障とのこと。1年で約4.3万ショット。その場で入院。ゴールデンウィークを挟んでいるので退院日は18日。それまで1台で使うしかなく、ちょっと苦しい。





by otto-N | 2017-05-13 15:04 | Comments(0)

2017.4.16 東京・白金の森 トラフシジミ    2017.4.25 (記)

2017.4.16
自然教育園のトラフシジミ、前日は1頭だけ降りてきたが吸水もせず舞い上がってしまった。この日は教育園に多摩川河川敷に行く。すぐに1頭やって来て翅をスリスリしたけれど、期待を持たせただけで終わってしまった。飛翔は撮れずに終わる。
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ムラサキケマンがいつの間に咲いており、ツマキチョウがやってきた。
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これも似たような感じ。
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2017.4.20
夏型だと路上吸水中に翅を開くけれど、春型は決して吸水中に開くことはない。とはいっても、万が一にそなえ心構えはしておく。でも、翅の開かない路上吸水シーンは撮り飽きた。少なくとも、葉上での吸汁のほうがいい。葉の上だと開く可能性もある。しかし、この時もだめだった。
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こうなってはいつものパターン。仏の顔は3度までだが、トラフの吸水は少なくても5度までは可能。人間パスト連写。1回目で輝くブルーが撮れたが、うーん、この背景なので大きくトリミング。
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静止中の春型のブルーはこちらの色に近いかもしれない。翅の形が惜しかった。
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上の画像の次のショット。2枚も入ることは滅多にない。
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ブルーは出なかったけれど、こんな感じもいい。
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まだ冬を越した♀のウラギンシジミがこの時間、この場所にいつも出て来る。そう言えばウラギンの♂は見ず、みんな♀ばかりだ。
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濃い紫のスミレがこんな場所に毎年咲いていたとは記憶になかったが、ツマキチョウがとまった。
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2017.4.25
雨のあと2日間晴れが続き、3日目も晴れ。池の傍のノウルシの花は完全に終わり、チョウジソウが咲き始めた。路上吸水ポイントに向かい張り込むが、10時半をすぎ、やっと1頭が現れた。
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とまっている時は擦れた感じはしなかったが、飛んでいる時、輝きが薄い感じがした。撮ってみると(なんとか写ったのを見るという表現が正しい)、やはり擦れていた。
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自然教育園のトラフシジミは、冬を越したムクロジの実が木から落ちるころ春型が現れ、ムクロジの花が咲き、はらはらと散るころ夏型が現れる。春型は5月中旬まで発生がだらだらと続くが、数としては夏型のほうが圧倒的に多い。ただ、ここでのトラフは何を食草としているのかわかっていない。





P.S.
どうして春トラフにこだわるのか?夏トラフの開翅はたびたび撮影しているけれど、春トラフはこの1回。夏トラフに較べ、ブルーが薄く裏翅の縞模様が透けて見える。ブルーが薄いのは裏翅の色に起因すると思われるが、夏トラフのメタリックすぎるブルーは少々暑苦しいが、春トラフのブルーはとても清々しい。あのブルーをもう一度というわけだ。2012年4月10日、埼玉県で撮影。
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by otto-N | 2017-04-25 18:06 | Comments(0)

2017.4.14 東京・白金の森→白山の森 トラフシジミ   2017.4.22 (記)

2017.4.14
雨が降った日の後、2日続きの晴天を待って自然教育園に出かける。トラフシジミが地上に降りてくる日だ。開門を待ち、真っ先にノウルシ群落に向かう。重い300ミリをザックから取り出しベンチで待っていると、ほどなく飛んできてノウルシで吸蜜を始めた。
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吸蜜時間は短かった。すぐに飛んで近くのチョウジソウの葉にとまる。そして、翅を開き始めた。が、半分まで。半開翅のまま体の向きを変え飛び去った。遠いのでトリミングしてあるけれど、角度によってトラフの構造色は全く出ないことがよくわかる。
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しばらく待っても次はやって来ず、やって来たのはムラサキシジミだった。翅は閉じたままだけれど、ノウルシの背景ではどんなチョウも引き立つ。と言っても、ツマキはとまらないし、過去にとまったのはキタテハとルリシジミくらいだ。
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結局、2匹目のドジョウは現れそうもないので、そろそろ日の当たり始める吸水ポイントに移動する。待つこと30秒、1頭目が現れた。300ミリのまま一応押さえを撮っておく(左)。一度吸水を始めたらしばらく動かない。ちょうどやって来た「俳諧」のShinさんに見張りを頼み、マクロと交換する。やはり、マクロのほうがきっちり撮れる(右)。ただし、300ミリより低い位置まで屈みこまねばならないのが難点。この時は屈み込みの手を抜いたのでフラット度が足りない。(この小石は尖がっているので膝が痛い)
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トラフの夏型は地上で吸水中、あるいは下草の葉上で吸汁中に開翅するが、春型では見たことがない。地上から近くの葉上に飛び移ったので翅を開くかもしれないと、カメラを構えるがそれはなかった。
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さて、こうなったら飛翔を撮るしかない。ということで、ちょっと遊んでもらった。私はいつもの21ミリで、Shinさんは最新鋭のマークⅡで。ピンが来たのは2枚。逆光でトラフが暗くなったので、なんとかソフトで明るくした。
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2枚目は最高。翅が4枚とも写り、躍動感のある姿を捉えることができた。
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もう少し粘りたかったが、午後には妻と白山の森(=小石川植物園)に行くことになっていたので、11時ころ撤収。このツマキ♀は朝8時半、自然教育園で向かう途中、自宅近くの蔦の絡まる石垣で撮ったもの。そろそろ、街中にツマキが飛び出す頃だ。
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午後
まだ桜が見事な小石川植物園を妻を案内する。見たこともない樹木が多い。ツマキチョウは園内のあちらこちらに飛んでいた。もう撮影しなくてもいいと思っていたけれど、ムラサキハナナではちゃんと撮っていなかったことを思い出し、小一時間ほど撮影した。ハンカチノキという有名木がありその前のムラサキハナナでは全滅。見事な桜の大木の前にはツマキは飛んで来ず、結局、前日のポイントへ。突然、目の前を3頭が絡んでいたので連写すると、何枚かが撮れていた。前日は、♂を追う♀を撮ったけれど、この時の先頭は♂、次に♀、それを追う♂の順。ツマキ♂は♀と間違いモンシロチョウにアタックするので(この逆は見た記憶がない)、アタックした後に♀を誘導することが考えられるのだが、入れ替わる瞬間を観察したいものだ。
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ムラサキハナナの紫色がボケるこの距離を目論んでいたが、ハナナの群落まで少し遠かった。
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右半分が緑ばかりだったのでトリミングした。もう少し左だとそのままで花いっぱいだったのだが。
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躍動感の感じられるこれが一番良かった。ゆっくり飛んでいても直前でコースを変えるツマキチョウはやはり難しい。
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by otto-N | 2017-04-22 17:17 | Comments(0)

2016.6.3 東京・白金の森 トラフシジミ   2016.6.9 (記)

2016.6.3
朝食後、「徘徊」のshinさんから、トラフシジミがたくさん出ているという電話。3日続きの晴天、すっかり忘れていた。もう夏トラフの季節かと、自然教育園に駆け付ける。

園内に入ると、すぐ散策路にトラフシジミが飛んでいたが、木の上にあがってしまったのでスルー、一番のポイントに急ぐが、まるでいない。Shinさんは、さっきまで数頭いて開翅もしたのだがとぼやく。まだ、引っ込む時間帯ではない。少し待つと、1頭が吸水に現れた。
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しかし開翅することもなく、飛び去ってしまう。その後も、続々、とまではいかないものの、この路上にやってきて吸水し、近くの葉上にとまる。開いたら、このアングルが一番という位置でカメラを構えるが、まるで開かなかった。そのうち、全く飛んでこなくなったので、諦め撤収。
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ムクロジの花がはらはらと散り、その花弁が路上を埋め尽くす頃が、夏トラフの出番と決まっていたけれど、今年はムクロジの花はまだ。季節がちょっとズレている。トラフシジミが路上に下りてきても、翅を開かなかったのは、気温が上がってしまったせいと思うけれど、この日が夏トラフのピーク。これで、今年は終わりかと思うとちょっと淋しい。


P.S.
その後、曇り空の日が続き、6月9日、やっと薄日が射したので行ってみた。ムクロジの花が咲き始めていたけれど、トラフシジミは全く出てこなかった。もっとも、前日は雨だったので期待はしていなかったのだが・・・。ゼフ(ここには、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミがいる)は終わり、現れたのは、オオウラギンスジヒョウモンだけだった。(証拠写真)
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by otto-N | 2016-06-09 20:44 | Comments(4)

2016.4.20 東京・白金の森 トラフシジミ   2016.5.1 (記)

2016.4.20
晴れた日が2日続いた。トラフシジミが出るはずと、自然教育園に行ってみる。もうすっかり、池傍のノウルシの花は終わり、チョウジソウが咲き始めた。そこで、トラフシジミを待つが現れず、その代わり現れたのは杉並Mさん。2人で他の場所で探すも、まるで現れず。Mさんは、この後、多摩川の河川敷に行く予定とのこと。諦めて、帰りかけた途端、トラフが現れた。路上で吸水していたが、クマザサの葉に一瞬とまり、飛び去った。急いで元の場所に戻ったが、そこにいた方から、トラフが1頭吸水に来たと教えられる。どうやら、トラフは同時多発で現れるらしい。その後、飛び回っているのを2頭見たけれど、撮れず。
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多摩川に一緒に行くこととし、目黒駅まで歩いている途中、ヤマトシジミのオスが飛んでいたので、少し追いかけるが飛翔は撮れず。とまった時にピンがきたのを良く見ると、裏翅がかなり白化していた。
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PM 多摩川河川敷

あれだけ晴れていたのに、現地に着くと薄雲が拡がり、ギンイチモンジセセリもあまり飛んでいない。さすがに、連続3日ともなると、いささか撮影に気が入らず、流す程度に終わった。
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日が薄いせいか、ギンイチの店仕舞いも早い。翅を拡げ、体を温め始める。
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全開する個体も多かったけれど、問題はそこに近づくまでに障害物があったり、枝被りしていたり、思ったようには撮れないこと。背景まで選んで、機会を失ってばかりいた。
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ヒメウラナミジャノメが増えてきたようで、ギンイチよりこちらを追いかける。が、この特有の飛び方を撮るのは、意外と難しい。
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2頭突然絡んだが・・・。
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雑然としたところばかりにとまる。もっといいところにとまってほしいが、そうはいかなかった。また、すぐ開翅するので、裏翅は一度も撮らせてくれなかった。
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2016.4.22
雨の翌日、快晴。こんな日はアゲハ類が飛び交う。自然教育園に行くと、アゲハチョウやアオスジアゲハが飛んでいた。日影にあるミツバツツジにカラスアゲハが来ていたが遠いので諦める。ただ、吸蜜を止めて、こちらへもときどき飛んできていたので、一応、広角の準備をしておく。目の前を横切ったのでシャッターを切ったら1枚入っていた。メスだった。
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雨の翌日はトラフシジミは下には降りて来ない、ということを確認するために、トラフのポイントに行くと、ムラサキハナナにオスのカラスアゲハが来ていた。あまりここでは見たことがない。
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このオスは、少し遠いところで長々とベタ開翅した後、飛んでいってしまったが、すぐにメスがやって来た。近くにはコクサギがあり、産卵のために飛び回っている感じ。300ミリで飛翔を撮ろうとするが速くてお手上げ。そうこうしているうち、もう1頭がやって来て目の前で絡んだ。ピントリングを回しながら懸命にシャッターを切ったけれど、撮れたのはこの2枚だけ。上へ上へと行ってしまい、フレームアウトばかりだった。
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その後、しばらく待つものの、そんなシーンはやって来ず、ムラサキハナナに産卵にやってくるスジグロチョウとツマキチョウを撮る。
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少しはなれた暗い池の脇にあるムラサキハナナ。光が当たっている場所にチョウが入るときだけ、浮かび上がる。それ以外は真っ暗。よく見たら、先ほどと同じ個体だった。教育園にはそれほどの数はいない。
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by otto-N | 2016-05-01 20:30 | Comments(2)

2016.4.16 東京・白金の森 トラフシジミ   2016.4.21 (記)

2016.4.16
晴天が続いた2日目、トラフシジミが出るはずと出かける。しかし、気温が低いせいか、なかなか出てこなかった。やっと出てきたのは、10時少し前。開翅を期待したけれど、飛び去ってしまった。
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その後はぷっつりと途絶える。別なポイントを探すもの見つからず、ムラサキハナナの群落でシロチョウを狙うが、モンシロばかりでスジグロは飛んでおらず、元の場所に戻ると、トラフが半開翅。しかし、茂みの引っ込んだ所なので、光が当たらずブルーが出ない。縁毛の痛みは少ないが、翅表に細かな傷多数。ブルーが出ないのは、飛び古した個体のせいかもしれない。
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この後、茂みに潜ったり、出てきたりして、しばらくとどまっていたが、飛び去ってしまう。
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別な個体も飛んできたが見失う。確かに、本日はトラフが舞い降りる日、他を探しに行くと路上で吸水していた。雨の翌日は晴れても下には降りてこない。しかし、晴天が2日続くと、樹上は乾き切ってしまうので、吸水や吸汁のため樹下に降りてくるものと考えている。他の方々の話を総合すると、この日は、5~6頭が降りてきていたらしい。
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その後はもうトラフは現れず、所在げなく、婚姻色に染まった白いサギを撮る。
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そして、再び、湿地の奥で望遠飛翔の練習。あいかわらず、チョウの飛び回っている場所は遠い。豆粒大のチョウを追う。比較的近くにやって来たメスのツマキチョウ。
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これでもチョウは小さいが、ムラサキのボケがきれい。
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産卵場所を探しているのか、ハナナにまとわりつくように、ゆっくりと飛び回る。
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かなり近づいてきた。しかし、このへんにはハナナは少ない。そして、体を隠すように産卵し始めた(撮影できず)。
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再び、池の畔。ヤマトシジミが飛んでいた。ここでは、カタバミは雑草として引き抜かれているようなので、道端にカタバミを見ることはない。だから、ヤマトシジミはルリシジミやツバメシジミより見る機会は少ない。
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ツボスミレでの吸蜜。初めて見た。
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チョウはある花で一度吸蜜すると、味をしめたのか、たて続けに同じ種類の花で吸蜜することがある。このヤマトは、少し離れたツボスミレでも長々と吸蜜していた。
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この時点まで、遠いトラフを撮るためにすべて、300ミリ+1.4テレコンでの撮影。35ミリ換算で630ミリ相当。ヤマトを撮るには、やはり苦しかった。
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by otto-N | 2016-04-21 20:10 | Comments(0)