たかがヤマト、されどヤマト

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2017.10.26 奥多摩・川苔山 ルリタテハ   2017.10.30 (記)

2017.11.26
久しぶりの晴天が2日続くとの予報。奥多摩の川苔山(1363m)に登る。JRで奥多摩駅まで行き西武バス乗り登山口のの川乗橋に着いたのは10時25分(この1つ前のバスは8時台、9時台にはない)。ガイドブックでは全行程6時間半とあるので、山頂には14時必着、JR鳩ノ巣駅に16時半までに下山する予定だった。登りはじめは土砂崩れで不通となっている杉林の中の舗装林道。11時、林道から登山道の分岐(細倉橋)に着く。その分岐点にいたルリタテハ。右翅が日の光りを反射して妙に輝いた。コンクリ道路の上だが、チョウは何もいないと思っていただけに嬉しかった。
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登山道は渓流に沿ってついていた。ときどき橋を渡る。
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橋の上に大きな木が倒れ登山道が塞がれていたが何とか通過する。前日までの雨で水量が多い。紅葉はまだまだだが、思ったより広葉樹が多く気持のいい道が続いていた。
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11時50分、切り立った崖の登山路を登り落差25mの百尋ノ滝に出た。ここまで来る間に無数の滝があったけれど、この滝が立派すぎるので小さな滝はかすんでしまう。
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12時40分、急登と平坦な道を進むと地図にはない分岐点に到着。右に進んだ所、渡渉点があり増水して深いので渡るのを断念し、分岐点まで引き返し左を登った。あと1時間程度だろうという所で、左膝に違和感があったのでサポータを締め少し休んでから登り始めたが、分岐点とおぼしき場所に標識も目印もなく、3回ほど道に迷いタイムロス。どうやら谷の底の脇を登っていくようであるが踏み跡があるかないかの細い道。立派な標識が1本あり登山道であるのを確認はできたが、それから先は斜面一帯がくるぶしくらいしかないが落ち葉で覆われ、踏み跡さえなくなってしまった。踏み跡や目印をさがしても見つからないので、最後の標識まで下ることにした。標識での時刻は13時20分。おそらく、そのまま谷の底を登るといいとは思ったが、膝がおかしいし、ルートが間違っていたら大変なので登ってきた道を引き返すことにした。下り始めてからしばらくすると案の定、左膝が痛みだす。帰りにもう一度百尋の滝に寄ってみると、今度は滝に日が当たっていた。
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15時10分、時々脚が痛むので小休止しながら(少し休むと痛みが引く)なんとか細倉橋に到着。ここまで来ると残りは平らな舗装林道なのでもう大丈夫、1時間あればなんとかなる。バスは16時35分。林道の下の流れは激しい。
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日陰で暗くても思ったより写っていたのは意外だった。暇つぶしに少し撮る。
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杉林の向こうの山。まったく紅葉はしていない。
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木立を撮りながら林道を下る。
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林道は風で吹き飛ばされた枝でいっぱいだった。朝は至る所で水も流れていた。
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16時ころ、バス停に到着。30分以上時間があったので近くをぶらつくと、紅葉したならばすばらしいと思われる絶景ポイントを見つけた。しかし、すでに日が落ちまだ少しだけ明るい空を反射した青い激流を、ISO1600で撮るのが精一杯だった。
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結局、川苔山には登れなかったが、広葉樹が思った以上に残されており(杉と檜の植林は東京オリンピックの記念事業だったらしい)、登山路自体がけっこう楽しかったのでそれほど悔しくはない。ただただ、この2年間の登山中、左膝が痛むことがなかったのでショックであった(1日後には正常に戻ったが)。寒さのせいか?もう1つ、青梅線から真っ白い富士が見えたが、夕刊には初冠雪の写真が載っていた。うーん。





by otto-N | 2017-10-30 18:47 | Comments(0)

2017.10.4-5 群馬県・白毛門  (3) 白毛門山頂   2017.10.16 (記)

2017.10.5 (続き)
山頂から笠ヶ岳の方へ続く道を少し下りると、素晴らしい景色が待っていた。
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笠ヶ岳と朝日岳の姿は少し近づくだけでほとんど変わらない。しかし、紅葉は少し近づくだけでたまらなく美しい。ここからは、パノラマ合成ではなく、切り撮ることに専念した。
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赤と黄と緑。それに青空が加わる。逆光では写らないかと思っていたが意外と撮れていた。
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標高1500mの紅葉はさすがに違う。鮮やかすぎる。
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どこを切り撮ってもいいほどの赤と黄と緑だった。
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まだ先まで行きたかったけれど帰りのことを考えると落ち着かず、12時20分に下山開始。谷川岳はすっかり日陰になってしまった。山頂直下のガレ場、松ノ木沢頭の下の鎖場、そして根の絡む急な道を慎重に下りる。朝、谷川岳を撮った場所でトマにかかる雲を撮る。登山口に着いたのは15時。
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P.S.
登山の時もペンタックスK-3を持って行く。コンデジだと液晶が老眼で見えないのだ(スマホも)。レンズは18-135ミリズーム。テレ端は100マクロとはいかないが、花やシジミチョウも接写できる。風景は、山岳写真を撮るわけではないし、広すぎて1枚に収まらないのでパノラマ合成を多用しているが、これがけっこう大変。18ミリで撮った場合、写真をつなぐと端が歪んでいるので24ミリ程度で撮っているけれど、写る幅が狭い分、必要枚数が増えてしまう。それよりも、水平を保つのが難しい。2~3枚ならともかく、180°を合成しようとした場合、6枚にもなるので、右上がりになったり右下がりになったりするので、その分、合成画像が細くなる(いつも左から撮っていく)。足場が平らだとまだいいが、傾いているとなかなか水平がとれない。水平だけではなく画角も問題。ビル群を撮影する時は垂直方向がばらばらになる。1回だと失敗することが多いので、これはと思った時は1セット以上撮っておく。傾いた画像は水平補正してから合成する。露出は、以前にはマニュアルで行っていたが、今は絞り優先。合成する前に明るさを補正する。合成ソフトはフォトショップ・エレメント。手動でつないでいるが、とてもよくできており、山の場合、合成時に多少の歪みがあっても、色調ともども画像をうまくつないでくれる。もちろん、明らかにダメな場合もある。と、書くのは簡単なのですが、問題はPCの能力がないので、1枚仕上げるのにかなり時間がかかる。そして、エキサイトブログの場合、1画像500Kbなので、可能なかぎりギリギリまで縮小する必要。パノラマ合成は、ブログ用の遊びの画像であるけれど、プロの写真家がスカイツリーの建設の過程をパノラマ合成で表現した幅数メートルの精緻な大写真(壁一面)を東京都写真美術館で見たことがある。もっとも、この場合は、大型カメラを予め轢いたレールの上を少しずつ移動して撮ったものだと思うが、パノラマ合成が認知されたようで嬉しかった。パノラマ合成のチョウ画像は、もちろん静止に限るが、中焦点レンズでチョウを撮っておき、それから左右にカメラを移動すると原理的には可能だが、被写体に近いので画角が変わるし、風で繫ぎ目の葉が動いてもダメなのでむずかしいだろうなぁ。最後に、チョウの写真が1枚もないのもなんなので、その代わりムシを1枚。
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by otto-N | 2017-10-16 10:24 | Comments(0)

2017.10.4-5 群馬県・白毛門  (2) 白毛門   2017.10.14 (記)

2017.10.5
朝食を7時に用意してもらい、「谷川連峰馬蹄形概念図」のある登山口から登り始めたのは8時10分。聞きしに勝る急登。登り始めはブナの樹林帯、しばらくすると松の根が剥き出しの道に変る。ジグザグの箇所はなく、尾根伝いの1本道。視界はほとんどなく、谷川岳は1~2か所だけからしか見えなかった。
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つるつる滑る根の間を這うように登る。ロープ場、鎖場もあり、何人かのブログ諸氏が書いているように「笑ってしまうしかない」ほどの急登だった。この涼しい時期だから登れるのであり、夏なら途中でリタイアしただろう。
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10時10分、松ノ木沢頭に出る。これで急登は終わり。すっかり雲がとれた谷川岳を見ながら休む。トマの耳(1963m)、オキの耳(1977m)より、一ノ倉岳(1974m)のほうが高く見える。右奥は茂倉岳(1977m)。
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白毛門山頂まで約1時間。どうやらこの岩がジジとババらしい。
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振り返ると、先ほど休んでいた松ノ木沢頭の紅葉が美しい。
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左手に谷川岳。
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少しずつ高度を上げる。時々、切れ目から谷川岳を望むことができる。一ノ倉沢の紅葉は、まだ先のようだ。(昨年10月下旬の一ノ倉沢はこちらをクリック→
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登ってきた道を振り返る。
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やっと平らな所に出た。笠ヶ岳(1852m)と朝日岳(1945m)が姿を現す。緑の絨毯と紅葉がすごい。
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赤と黄と緑。まさに錦秋。
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11時20分、山頂到着。谷川岳から朝日岳への180°パノラマ。
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さらに、谷川岳への180°パノラマ。こちらは逆光で山々が遠くに霞む。山頂では我々の他に一人だけ。山のことを色々教えてもらう。しばらくすると、笠ヶ岳の方から男性と女性。谷川岳から入り、山小屋で2泊し、ここへやって来たらしい(時計まわりの馬蹄形縦走)。2日間とも雨とガスでずぶ濡れ、やっと晴れてホッとしたとのこと。それにしても、谷川連峰馬蹄形縦走はキツそうだ。
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あらためて、笠ヶ岳と朝日岳。稜線に登山路が延々と続く。
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その裾野に展開される紅葉の風景を切り撮ってみる。
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帰りの滑りやすい急斜面に手こずることを考え下山することにした時、毎年ここに撮影に来るというカメラマンが登ってこられ、笠ヶ岳に登らないまでもこの先が素晴らしいとおっしゃる。そこで、少しだけ行ってみることにした。これが、大正解!


(白毛門(3)に続きます)




by otto-N | 2017-10-14 16:22 | Comments(2)

2017.10.4-5 群馬県・白毛門  (1) 谷川岳   2017.10.11 (記)

2017.10.4-5
急遽、高気圧に覆われるとの予報が出たので、谷川岳の向かいにある白毛門(しらがもん)に登った。このところ、谷川岳山麓の林道をぶらぶらすることが続き、谷川岳を見上げるのではなく、対峙する山から谷川岳を見たいと思っていた。白毛門の標高は1720m、風変りな名前は積雪期の山容に由来するとのこと。山頂付近にジジ岩、ババ岩という岩があり、雪で覆われた様子を白髪の門と見立てているらしいが、冬期の詳しい写真は検索できなかった。西丹沢には〇〇丸という山があるが、〇〇門とは珍しい名前だ。4日に谷川岳、翌5日に白毛門に登り、谷を挟んで2つの山に登る計画だったが・・・


2017.10.4
谷川岳ロープウェイ乗り場に着くと、ポツポツ雨が降っていた。午後からは減れるとの予報なので、谷川岳に登る準備を整え、天神平スキー場までとりあえず行ってみる。リフトが動いているし、空が少し明るくなってきたので、とりあえずリフトに乗ることにした。スキー場の紅葉はこれからというところだったけれど、標高1500mのリフト降り場から谷川岳を望むと、思った以上に紅葉が進んでいた。頂上付近は厚い雲に覆われていたが、雲の切れ間から日が射すと紅葉が美しい。
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青空も見え始めたので、谷川岳山頂に向かって行けるところまで行くこととした。谷川岳の標高は1977m、標高差はここから450mあまり。西黒尾根から登らないと谷川岳登山とは言わないらしいが、ここから8月の暑い時期に一度登ったことがある。少し尾根道を進むとさらに空が明るくなってきた。 (画像はすべてクリックすると大きくなります。また、冬のここからの谷川岳の眺めはこの★をクリックしてください)
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雲の隙間からの日射しが目まぐるしく変化する。日が当たると遠くの尾根筋が美しい。
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頂上付近は真っ黒な雲。そう簡単には晴れそうもなかったので、とりあえず熊穴沢避難小屋までを目標にする。
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尾根筋の登山道はいったん下りとなる。ぬかるんでいるし、路上の石がよく滑る。木々の間から正面が見えた。なかなかいい。
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さらに近づく。しかし、雲は上がりそうもない。
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それどころか、日も射さなくなった。
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稜線にへばりつく紅葉が素晴らしいのだが、雨さえ降り始めて色がかすむ。(遠いのに強引なトリミング)
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下山してくる人たちに聞くと、上はガスで何も見えず雨ではなく雪が降っているという。樹林帯を過ぎると強風なので、登頂をあきらめて下山してきたとのこと。雨が大粒になり、我々もここで引き返すことにした。
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天神平のロープウェイ駅まで戻ると雨が小粒になってきたが、晴れる気配はなかった。その時、下を見ると虹。
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虹は場所を変え、消えたり現れたり。くっきりとは見えず、撮っても写っているのやら写っていないのやら。
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下山しても何もすることがないので、観光客がほとんどいないレストハウスで暇を潰す。再び虹が出始めたので、その都度、外へ出て撮影する。見上げる虹ではなく、見下ろす虹。虹の高さが上がってきたようだが、太陽が低くなったせいかもしれない。虹の左が白毛門だが、山頂は最後まで雲に覆われたままだった。
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空が再び暗くなり始めたので下山。この日の宿泊は水上温泉のリニューアル・オープン後まだ半月足らずの宿。まだ明るかったので、近くを散歩する。昔はずいぶん賑わっていたけれど、時代の流れか。
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この日は中秋の名月。やっと雲の間から姿を現した。
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by otto-N | 2017-10-11 16:21 | Comments(0)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (6) 小池新道   2017.9.17 (記)

2017.8.29 (続き)
12時20分、鏡池を新穂高温泉に向かっており始める。登山道の脇に咲いていた花。昨年は見なかった5コマ目はジャコウソウと思うが6コマ目は判らなかった。
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もう少しでシシウドが原という急斜面で数頭のベニヒカゲが舞っていた。登山道にはとまるが緑にはとまらない。
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何箇所か水の流れる沢を横切ったけれど、上流にはまだ雪が残っており昨年より圧倒的に水量が多い。かなり下った頃、まだ新鮮なヨツバヒヨドリが現れ始めた。先頭を妻と入れ替わりチョウを探しながら下る。案の定、お馴染みのチョウが吸蜜していた。
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数は少なかったが、ガレ場の脇にまだこんなに新鮮なヒメシジミがいた。
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♂と♀。♂の左後翅に小さな欠けがあったのは残念。
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ヨツバヒヨドリがある所にはミドリヒョウモンが飛んでいるが、♂はムリしてまでも撮る気はしなかった。探していたのは♀。やっと見つけた。怪しい後翅の色はそそられる。ただ、目と同じ高さで、寄らないと撮れない位置だったので苦しかった。日の丸構図で撮るがトリミングに迷いに迷ったあげくこんなに大きくなってしまった。
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それに、なぜか連写モードではなく単発撮りになっていた。翅を開閉するところを狙うものの、翅裏を撮れたのは2枚だけ。その1枚を縦にトリミングしてみた。(やはりデカすぎる)
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近すぎて翅が寝ているところばかりが写る。V字開翅、苦肉のトリミング。
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サカハチチョウ。この時期でもこんなに綺麗とは。
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林道に出る直前、ヤマハハコにヒメシジミ♀。
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幅広い林道に出るとアサマイチモンジ。ヒメキマダラヒカゲは夕方に訪花することが多い。
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ツリガネニンジン系の7.5個の蕾たち。
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15時30分、わさび平小屋到着。ビールとカレーライスと冷やしトマトで大休憩。残りは平らな道をとぼとぼと1時間歩くだけ。
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登山口に着いたとき、ちょうど17時のサイレンが鳴った。宿に電話し迎えに来てもらう。宿は昨年と同じ奥飛騨温泉郷中尾にある民宿「たきざわ」。料理がとてもいい。



2017.8.30
近くを散歩もせず、バスを乗り継ぎ松本からあずさに乗り早めに帰京した。平湯のバスターミナルでは晴れていたけれど、安房トンネルを抜けた上高地側は曇り。山一つでずいぶん天気が違う。今回の山歩きでは、同室になった方々が楽しく、山小屋にも慣れることができたけれど、困ったのは昼食。山小屋の弁当はほとんどの場合、高いだけで美味しくないので2人で1個だけにし行動食で補填していたが弁当を完食できず苦労した。後から出る包装ゴミのことも考慮していないし。途中の山小屋で食事できるのならムリに弁当を頼む必要はなく行動食を充実させるべきと悟った。朝食もご飯を一杯食べるのがやっと。梅干しとふりかけが必需品。水晶小屋で食べたカップラーメンがいちばんうまかった。ともあれ、1時間で2組ほどしか出会わない山中を3日間てくてく歩き、無事帰ることができほっとした次第です。




by otto-N | 2017-09-17 14:30 | Comments(2)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (5) 三俣蓮華岳巻道   2017.9.15 (記)

2017.8.29
前日の夕食はやはり和鹿のシチューだった。肉そのものはどうということがないのだが、使っている香辛料が苦手でご飯にかけ何とか食べた。全く食べることのできない人もいるようだ。カレーにしてくれると全く問題がないけれど、山小屋食はカレーが多いと聞く。カレーでは他と差別化ができないのでシチューなんだろうね。ここは要所にある人気の山小屋だけにもう少しなんとかしてほしいところ。さて、この日の天気は何と小雨。外に出てみると気温はそれほど低くはない。
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山小屋は霧の中に浮かぶ。
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長い行列のできる朝食とトイレを避け、少し遅めの6時20分に出発。もう無事に下山するのみ。初めての雨支度。幸いガスが濃いだけで風も雨も強くはない。晴れていれば三俣蓮華岳から双六岳を経て新穂高温泉に抜ける予定だったが、三俣蓮華岳の登り口へ来たところ、雨に濡れたイワツメクサがあったので、ザックからカメラを取り出す。
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小雨だったので、カメラはパーカーの中に入れそのまま登山道を下る。風は弱いので助かった。
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雨の中のチングルマ。
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濡れそぼった花。
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しかし、この巻道は最初だけ下りで結構きつい登りもあった。雨装束の中は汗でびっしょり。さすがに、ガスで何も見えず風景は撮る気さえ起きない。これは、そろそろ巻道も終わりかなという地点。
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8時30分、双六岳の登り口との合流点に到着。しかし、ここは雨が降っていなかった。ちょうど上から下りてきた男性の話では、山頂は何も見えず横からの風も強かったとのこと。足元に咲いていたトウヤクリンドウ。ここから少し下ると双六小屋。
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急坂を下ると双六小屋が見え始めた。正面に見える登りが槍ヶ岳へと続いている。8時45分、小屋に到着。鷲羽岳のほうは少しだけガスが上がっていた。
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広場の隅の風の弱い場所におびただしい数のイチモンジセセリが飛び回っていた。やっと花にとまったので撮る。ここは標高2550m。こんな所になぜ集まっているのだろうか。
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早めの昼食をとり、ゆっくり休む。9時40分、小屋を出発。行く先の空は明るい。
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花を撮りながらの下山。と言っても尾根道を下ったり登ったり。尾根道の左側は絶壁。その谷の向こうには槍ヶ岳があるのだが、ガスで全く見えなかった。
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途中、後ろを振り返ると双六岳は青空。
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尾根道の左は相変わらずガスの中。右側だけが少し明るい。昨年は見なかったベニヒカゲが飛んでいた。尾根道近くのハイマツは背が高いためか、クロマメノキは見当たらなかった。
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イタドリの小さな花。
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弓折乗越まで来ても谷の向こうは曇ったまま。11時50分、鏡平に到着。鏡池でガスが上がるのを待つものの状況は変わらず。
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(北アルプス・裏銀座(6)に続きます)



by otto-N | 2017-09-15 18:16 | Comments(0)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (4) 鷲羽岳   2017.9.14 (記)

2017.8.28 (続き)
今年から改装された水晶小屋のベンチで昼食をとっている間にますますガスが濃くなってきた。覚悟して鷲羽岳(標高2924m)に向かう。小屋直下にイワオウギの群生地。標高が高すぎるのでA様は棲息できないだろうが、右下(西側)から吹き上げてくる風とガスの中を下る。すぐ平らになり一息ついたが、ガスで周りがよく見えないままワリモ北分岐に着く。ここからは登り。幸い登山路の風は弱く、ときおりガスが切れ緑の谷が見えるのでザックからカメラを取り出す。
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水晶岳に登る途中から見えたように、この尾根沿いのワリモ岳のジグザグ道は結構な急斜面だった。途中、尾根に吹く風の中を飛ぶセセリが目についた。何頭もである。イチモンジセセリとは思うが、時々斜面にとまるので撮ろうとするが、足元はガレ場。やっと1枚だけ撮ることができ(でも、ピンボケや)。風で吹き上げられたにしても、どうしてこんな所に集まっているのだろう。
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ワリモ岳の山頂でのルート取りが不安だったがあっさり通過した。晴れていたら素晴らしいに違いないが、相変わらずのガス。それでも、左側(東側)はガスが切れることが多くなった。いったん下り、鷲羽岳へ登り返す。
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もうすぐ山頂。青空が見えるようになった。左の出っ張りはワリモ岳。
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12時50分、鷲羽岳山頂。目的地の三俣山荘へはここを下るだけだったので、しばらくこの山頂に留まることにした。少しずつガスが上がっていく。眼下に鷲羽池と硫黄尾根。
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2つをまとめるとこんな感じ。この右上に槍ヶ岳が現れるはずなのだが・・・
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先ほどからイワヒバリが1羽。
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北側はすっかり晴れ上がった。野口五郎岳→水晶岳→ワリモ岳と、ここまでやって来た足取りがよく見える。感慨無量というところ。
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しかし、肝心の槍ヶ岳は全く姿を現さない。
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明日、向かう予定の三俣蓮華岳(2841m)も双六岳(2860m)の山頂は雲に覆われたままだった。14時、さて、諦めて下ることにしようか。
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右は黒部源流の谷。昨年はこの谷の底から上を見上げていた。この谷底から三俣山荘への登りは苦しかった。
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鷲羽岳を下りきった所に赤い屋根の三俣山荘があり、そこから上に三俣蓮華岳への登山路が一直線に伸びている。
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上を振り返る。ザレザレの登山路。滑落と落石に注意。登るのも急で大変そうだ。(こちらからは登りたくない)
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祖父岳の雪庇の名残り。
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下りきった所に咲いていた花。
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そこから見上げる鷲羽岳。なかなかいい形だ。
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15時、三俣山荘到着。やはり槍は見えず、左には大天井岳だけが見えた。この稜線が表銀座らしい。受付を済ましすぐビール。(予約し早めに着くと、いい場所を確保できる)
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夕食後、漂う雲の隙間から鉾先だけを覗かせた。
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やはり、空は焼けなかった。三俣蓮華岳の山裾に一瞬だけの赤。
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(北アルプス・裏銀座(5)に続きます)



by otto-N | 2017-09-14 16:05 | Comments(0)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (3) 水晶岳   2017.9.11 (記)

2017.8.28
朝、4時45分。雲の切れ間がちょっぴり赤くなっていたがここまで。前日と打って変って雲が多い。
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遥か遠く、南アルプスらしき山影と富士山が見えた。(上の画面の右のほう)
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5時45分、野口五郎小屋を出発。振り返ると小屋の人が手を振ってくれていた。なんだか北海道のユースホステルのようだ。岩陰にへばりつたように建てられた小屋が印象的だった。水は天水。
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野口五郎岳(標高2924m)の山頂を目指す。
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6時、あっけなく山頂到着。眼前に槍ヶ岳。その前の硫黄尾根が素晴らしい。
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左に槍ヶ岳、右に水晶岳。圧倒的な180度の大パノラマ。
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尾根伝いに水晶岳(2978m)に向かう。先行するのは小屋で同室だった高山から来た元気な女性2人組(次の山小屋でも一緒になる)。
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二度と来ることはないだろう。もう一度、パノラマで撮っておく。左の遠くに富士山、中ほどに笠ケ岳も写っていた。
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五郎池の向こうに水晶岳。グリーンが美しい。
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あいかわらずの左側の景色。
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竹村新道分岐を過ぎ(6時30分)、登りに差しかかる。
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縦構図でも撮ってみたが、横のほうが拡がりが出るようだ。
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孤高の山、槍ヶ岳(標高3180m)。
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この道は真砂岳(標高2862m)の頂上を通らず、その右に巻く。槍ヶ岳は岩陰に姿を消しては現れる。
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チングルマの向こうに槍ヶ岳。左F10、右F22。こんなに絞らないとダメなのか。
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岩陰の花。曇っているのでしっとりと撮れる。
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とどめはイワツメクサ。
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来た道を振り返る。野口五郎岳も真砂岳も意外にも奇麗だった。
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時々岩稜地帯の尾根道が続く。
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少し明るくなってきた。緑が美しい。
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東沢乗越を過ぎてからは登り。谷の向こうに立山と黒部湖。
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登っている途中、後ろを振り返ると、空飛ぶ円盤の数機編隊。不気味なレンズ雲?天気もこれまでか。
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この斜面は結構険しかった。
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赤岳とそれに続く水晶岳。
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水晶岳の右奥は黒部湖。
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9時10分、水晶小屋到着。少し休んでからザックをデポし、水晶岳山頂に向かう。水晶小屋から少し上がった所からの鷲羽岳から水晶岳のパノラマ。水晶岳へはしばらく緩い斜面を登る。
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鷲羽岳(標高2924m)。尾根沿いの登山路は急そうだ。
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どんと構えた黒部五郎岳(標高2840m)。昨年はカールに雪が残っていなかった。
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黒部湖から野口五郎岳。
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左下にはポツンとたたずむ雲ノ平山荘。昨年はここから上を見上げていた。
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振り返ると穂高に雲がかかり始めていた。
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まずい。槍にも雲が・・・
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天気にもう少しガンバってほしいと願いつつ、先を急ぐ。
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平らな所を過ぎると、はしご場があったりそれなりに急な岩場。山頂に着いたのは10時5分。槍ヶ岳は風前の灯で、まだ穂先が見えるうちにと記念撮影を済ませる。
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そして、ジ・エンド。
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それでも、反対方向はまだ青空だったが、
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もう一度、振り返ると、近くの山もガスで覆われ始め、急いで撤退。
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山頂直下にあったイワツメクサの群落。
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水晶小屋の近くまで下りたら、野口五郎岳にも雲がかかり始めていた。
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(北アルプス・裏銀座(4)に続きます)




by otto-N | 2017-09-11 16:36 | Comments(2)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (2) 野口五郎岳   2017.9.8 (記)

2017.8.27
5時30分、七倉山荘から高瀬ダムまで、2巡目の相乗りタクシーで行く。ダムの堤防を渡り、トンネルを抜け、吊り橋を渡る。荒涼とした景色だった。
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6時20分、裏銀座縦走の起点となるブナ立尾根登山口に到着。ブナ立尾根は北アルプス3大急登の1つと言わている。最初は階段があるがすぐになくなる。確かに急登。ブナの森の中を喘ぎながら登る。三角点到着は8時30分。
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やっと見晴しのいい場所に着き、そこからはやや緩やかになる。ダム湖の向こうに大町市街が見え、遠くに山(大天井岳?)が見え、ニセ烏帽子が見えたころ、急登は終わった。
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平らになった所にお花畑があった。もう8月の終わりだというのに、ミヤマモンキチョウがまだいた。
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9時50分、烏帽子岳小屋(標高2551m)に到着。予定よりかなり早い。小屋からは赤牛岳がよく見える。(PCでは、どの画像もクリックすると大きくなります)
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往復2時間ほどかかる烏帽子岳には行かず早めに昼食をすます。近くにあったチングルマ。バリアングルではないので撮影はかなり苦しい。レンズはいつもの18-135ミリだけ。ザックは30Lなので、デジイチ1台を入れるのがやっと。
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あまり休んでもいられないので、野口五郎岳を目指す。この時は気がつかなかったが、右奥の雪渓の山は水晶岳だった。左は野口五郎岳の手前にある三ツ岳。野口五郎はその後ろで見えない。
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テント場の周りはお花畑だった。数は少ないが、ベニヒカゲ、ミヤマモンキチョウ(♂も)が飛んでいた。とまらないのですぐ諦める。ミヤマモンキチョウは最盛期を1か月以上過ぎているというのに、この先の三ツ岳の山頂近くでも飛んでいた。クロマメノキは至る所にあったが、もう1週間で夏は終わる。卵が孵っても幼虫が育つには厳しい気がする。3コマ目は初めての花。後で調べると、ママコナという植物らしい。イネ科やカヤツリグサ科の植物に半寄生すると書かれてあった。
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お花畑を過ぎ、三ツ岳へのだらだら登りが果てしなく続く。登山者はとても少ない。
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左側の谷を覗きこむと高瀬ダム。
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振り返ると最高の景色。登って来た登山路の向こうに烏帽子岳、その向こうに立山、その左に針ノ木岳、その奥に後立山の山々が続く。
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少し登っては振り返るが景色はそれほど変わらない。
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気温は低いがカンカン照りの中の登りはさすがにきつかった。
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右前方からアサギマダラが横切っていった。急いでMFにし固いピントリングを回す。空しか写らなかった。
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イワツメクサは見当たらずタカネツメクサばかりだった。コマクサがポツンポツンと咲いていた。ただし、すでに終わり。
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後ろを振り返り、また撮る。(何度撮ったことだろうか)
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左前方に槍ヶ岳が見えてきた。(槍ヶ岳はこの後、登るにつれ山の陰になり見えなくなってしまう)
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振り返ると、立山。
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その右には針ノ木岳。針ノ木の左奥に白馬岳、右奥に鹿島槍と五竜と山々が重なる。
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谷間のグリーンがとても美しい。
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左の遥か彼方に富士山が見えた。
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赤牛岳の上に飛行機雲。この山はほんとうに赤い。
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三ツ岳の最初の岩(北峰?)に近づき、そろそろこの風景も終わり。後ろを振り返り最後の3枚。
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やっと大好きなイワツメクサが出てきた。しかし、ちょっとしょぼくれていた。
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緩やかな斜面となり、岩の右に回り込んだら、再び、槍ヶ岳。時刻はちょうど12時。
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槍ヶ岳。後ろの穂高と重なる。
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三ツ岳(標高2845m)には山頂ルートもあるが、ここは巻道のお花畑ルートを選ぶ。選ぶというより、もう登りたくなかっただけだが。
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巻道にはまだ雪が少し残っており、チングルマさえ咲いていた。3コマ目は、今回2つ目の初見の花。ツガザクラの群落の中に混じって咲いていた。
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再び登りになる。左に槍ヶ岳、右に水晶岳。ちょっと豪華な登り。
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水晶岳と赤牛岳。
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昨年は雲ノ平から荒々しい水晶岳を見続けていたが(→クリック)、こちらから見ると全く異なる様相。谷筋の雪とグリーンがとてもきれいだ。
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それにしても、近くにあるはずなのに野口五郎小屋はなかなか見えなかった。小屋まで400mの表示にホッとする。100mの表示を過ぎ、小屋は岩の陰にあった。
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右に見える水晶岳にいい感じの雲がかかり始めた。
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14時、野口五郎小屋到着。手続きを済ませた後、即、ビール。小屋の前の景色は凡庸。右のガレ場の上が山頂。山頂をなぜ撮らなかったか不明。見えなかったのか、あるいは単につまらなかったからなのかよくわからない。15時すぎ、続々と登山者がやって来た。小屋は予約当時は空いていた風だったれど、急に団体が入ったようで1畳2人だという。結局、4畳部屋に6人に収まりホッとする。
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小屋の脇に咲いていたトウヤクリンドウ。なかなか味わいのある花だ。
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疲れて横になったら眠ってしまった。夕食後、夕日を撮ろうと外に出たら雲が沸いていた。
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急いで太陽が見える場所へ登る。しかし、まだまだ早かったので、一度山小屋に戻り出直す。
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再出動。しかし、沈む前に雲が出てしまい、空は焼けなかった。でも、水晶岳のシルエットは美しかった。
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(裏銀座(3)に続きます)




by otto-N | 2017-09-08 16:32 | Comments(0)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (1) 七倉山荘   2017.9.6 (記)

2017.8.26-30
 かねてから妻が計画していた北アルプスの裏銀座の縦走に出かけた。裏銀座は、信濃大町近郊の高瀬ダムを起点とし、烏帽子岳→野口五郎岳→鷲羽岳→双六岳→(西鎌尾根)→槍ヶ岳へ至る北アルプス縦走コースだが、槍ヶ岳までは行かず双六岳から新穂高温泉に抜けることとした。双六岳から新穂高温泉までは、昨年、雲の平に行った時の下山で経験している。槍ヶ岳まで行かずとも、山小屋には少なくても2泊しなければならず、好天が3日間続く日を待っていたのだが、やっと良さそうな天気予報が出たので、急遽、宿を手配した。

2017.8.26
この日は、高瀬ダムのすぐ下にある七倉山荘に前泊した。七倉山荘に予約すると、大町駅からの乗合タクシーを手配してくれる。実はこの七倉山荘の予約を一番心配したが、あっさりと予約できた。大町に着きタクシーに乗り合わせたのは我々を含め4人だけ。やっと天気になったというのに不思議だった。しかし、この先からは一般車両は通行止めとなる七倉山荘前の駐車場は満車。我々が着いた午後は晴れていたが、午前中は大雨だったはず。大勢が雨の中を登ったようだ。

宿に着いたのは15時ころ。まだ明るいので駐車場の周りでチョウ探しをした。サカハチチョウがたくさんいたが遠くて撮れず。ツマジロウラジャノメがヒラヒラ飛んできたがとまる気配がなく2度も見送る。3度目の正直。ボロだが♀の全開翅。駐車場は崖の下ではないと思ったが、宿の窓から上を仰ぎ見ると、急斜面の下は樹木で覆われていたが上のほうは岩が露出していた。この辺は多そうだ。
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アサマイチモンジと思う。イタドリで吸蜜。
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斜面の藪の中だったので動きがとれず、いい位置に回りこめなかった。
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シータテハを追っていたら、車のリアウインドーのワイパーにとまった。窓ガラスに青空と山が写り込んでいるのだが、ガラスが土埃で覆われていてよくわからない。
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七倉山荘は改築されたばかりでピカピカだった。ウォッシュレットは便器の中にライトが自動的に点く高級機(こんなの初めて)、山小屋ではなく完全な温泉旅館。夕食は外でボリュームたっぷりのバーベキュー。翌日に頼んだお弁当は内容のある海苔巻で、山小屋のお弁当として薬師沢小屋と並ぶ出来。もちろん、温泉も。


(北アルプス・裏銀座(2)に続きます)






by otto-N | 2017-09-06 16:26 | Comments(0)