たかがヤマト、されどヤマト

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2017.8.9-10 群馬県・榛名山 (3) レンゲショウマ   2017.8.26 (記)

2017.8.10 (続き)
10時に榛名湖を歩いて半周して来たという妻を蕎麦屋の前で拾い、レンゲショウマを見に行く。湖畔はガスってはいないが、周りの山々にはガスが漂いはじめた。急な場所もあり汗だくで約1時間の登り。薄暗い木立の中にレンゲショウマはひっそりと咲いていた。
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ただ、咲き始めなのか、蕾は多いが咲いている花は少ない。花は1株につき1つだけ咲いていた。
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小さな群落だった。レンゲショウマは幻想的で気品のある花だ。
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この山にはチョウが少なかった。ガスっていたせいもあるが、数頭のクロヒカゲと1頭のホシミスジを見ただけだった。
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山を下り車道に出る。カンカン照りのガードレールの外側を歩き駐車場に引き返す。途中、ゆうすげの道の入り口の看板があったので、うっとおしい車の道から離れる。ジャノメチョウばかりだったが、ウラギンスジヒョウモンも飛んでいる。
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やっと半開翅をことができたが、もう少しだけ前に回り込みたかった。
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ヒョウモンの半開翅を撮るのは意外と難しい。すぐ開いてしまうし、開閉している時に連写するが、ほどよい角度になかなか撮れない。少し下からだと翅が透けてしまう。
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オオウラギンスジヒョウモンは自宅近くの都心でも見られるのに、ウラギンスジヒョウモンは急激に減少しているという。子供時代の北海道ではこれらのヒョウモン類は珍しくもなんともなかったので、今も夢中で撮ることは少ない。ただ、しばらくぶりに撮ってみて、美しい丸型の豹の紋を見直した。
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木陰のベンチを見つけたのでやっとランチにした。そこへ、珍客。
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我々の汗を吸おうと、ザックやズボンや帽子にまとわりついてきた。せわしなく動き、飛び回るので、ピントがなかなか合わない。耳元ではばたく音がブンブンする。飛び去ってもまたやってくる。飛んだところがピンボケで写っていたが、♂らしい。
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近くの葉の上にとまる気配はあったが、結局、地べたに一瞬とまっただけで飛び去ってしまった。
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この時、付近はガスに覆われ始めていた。少し離れたユリの花にダイミョウセセリを見つけた。
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とても新鮮だった。しかし、うまく撮れなかった。ダイミョウセセリはいつも失敗ばかりしている。
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結局、ガスっていたので、榛名山(掃部岳、1449m)に登ることは中止したが、レンゲショウマは少ないものの咲いていたし、小さなセセリは擦れていたものの一応初撮りできたし、2人ともそれなりに満足できたハイキングだった。




by otto-N | 2017-08-26 18:24 | Comments(2)

2017.8.9-10 群馬県・榛名山 (1) ゆうすげ   2017.8.21 (記)

2017.8.9-10
レンゲショウマを見に群馬の榛名山に行く。レンゲショウマは東京近郊の御岳山に咲いているけれど、どうも人の手によって増やされた大群落のようだ。もっと天然の群落を見たい(妻)、あわよくば未撮影のチョウに遭遇するかもしれない(夫)ということで、束の間の東京脱出。ただし、その花にはまだ早く、そのチョウはすでに遅い気がする微妙な時期だった。

2017.8.9
榛名湖畔に着いたのは、例によって午後。標高1084m、さすがに涼しい。ただ、もっと賑やかなところかと想像していたが、人出はなく建物もうらぶれた感じだった。レンゲショウマは翌日にするとして、湖畔を散歩する。妻は花探し、夫はチョウ探しで別行動。

目についたのは、キアゲハ、それも♀だけ。とても新鮮な個体に何度も遭遇する。
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名前不明のセセリ。ジャノメチョウが一番多かった。キアゲハはユリの花粉で別種と思われるほど。
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セセリは思ったより少ない。これはアカセセリのようだ。
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時々、ヒョウモンチョウが飛んでいるのを見るが近づけず、種類さえわからない。暇つぶしに花を撮る。
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ヒョウモンチョウの正体がわかった。ウラギンスジヒョウモンの♀だった。
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その後、何度か近くに寄れたが、藪の中なので、なかなかいい位置に回り込めない。遭遇した♀はどれも新鮮。持ってきたのが18-135ミリのズームだけ。ちょっと失敗した。
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♂と思ったが、オオウラギンスジヒョウモンだった。
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やっと撮れた♂のウラギンスジヒョウモン。これも証拠写真。チョウと同系色のコウリンカの花が好きなようだった。
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もう一度、キアゲハの♀。長々と翅を拡げていた。
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待ち合わせ時間になったので、いっしょに「ゆうすげの道」を散歩する。実は、この時まで、ゆうすげを知らなかった。咲き始めるのは夕方。完全に開くことはなく、少しだけ。色は黄色だが、どことなく淋しい黄色。
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どアップで撮る。(何度やっても雌蕊にピンがこなかった)
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どこから撮ればきれいなんだろうか。答えは逆光からだった。
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いつの間にか、ゆうすげの花が一面に咲いていた。
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後ろは榛名富士。
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遠回りして湖畔の宿に行き、ちょっと赤い温泉に入る。夕食後、窓から見た湖畔。この日の東京の最高気温は37.1℃と報じられていた。夜は窓を開けると寒いので閉めた。
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(榛名山(2)に続きます)



by otto-N | 2017-08-21 18:16 | Comments(0)

2017.7.20 長野県・蝶ヶ岳 (2)ミヤマモンキチョウ   2017.8.3 (記)

2017.7.20 続き
蝶ヶ岳の山頂。標識がなければ、ここが山頂とはわからないほどだだっ広かった。(21ミリ、飛翔撮影のF4.5で撮ってしまい失敗)
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写真的には沸き上がる雲が欲しいところだが、それは贅沢というもの。お手軽登山の我々にはすっぴんの穂高のほうが嬉しい。何度もパノラマ合成用の写真を撮る。手持ちなので合成の継ぎ目がうまくいかないことが多い。スマホなら一発か。これは3枚の合成。せっかくだから山の名前を入れてみた。この中で奥穂高岳が一番高く標高3190m、槍ヶ岳は3180m、10mの僅差。河童橋から見える岳沢は明神岳の陰になり、ここからは見えない。
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少し大きく槍ヶ岳。昨年、雲の平から新穂高に抜けた時は、槍ヶ岳をちょうどこの真後ろから見たことになる。
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穂高の山々。涸沢はまだ雪が残っていた。雪渓の上を直登し、ガレ場を左にトラバースした後、ザイテングラートに至る登山ルートがはっきり見えた。穂高岳山荘までの登りはここから見下ろすと絶壁に見える。穂高岳山荘の直下もまだ雪だった。
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山頂にはキアゲハが1頭飛んでいたが、すぐいなくなってしまう。山頂のキアゲハはご無沙汰しているので撮りたかった。それよりもミヤマモンキチョウ。ミヤマモンキはハイマツの樹林の上を飛んでいた。しかし、とまる気配は全くない。300ミリをとり出し、とりあえずMFで飛翔を追うが遠すぎるし、速すぎるしで捉えられない。
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チョウが豆粒にしか写っていない原図(6016×4000)を、2560×1702の大きさにトリミングしてみる。なんとか証拠写真程度にはなった。(ペンタックスのアスペクト比はきっちり3:2でないのはなぜだろう)
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♂は高速で飛び回っているので、近くに来てもピンぼけばかり量産したが、少しは近いクロマメノキの群落に♀が飛んでいるのを見つけた。これならなんとか撮れそうと思い、シャッターを切る。以下、上と同じ大きさ(2560×1702)にトリミングした。
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突然、ハイマツの上で♂と♀が絡む。シャッターを切り続けた。(上と同じ大きさにトリミングした。数字は画像番号)
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ダンスの発端は見ていなかったので、♂が♀を誘ったのか、♀が通りかかった♂に食らいついたのかはよくわからない。が、この間、ずうーっと♀が♂を追いかけていた。3枚だけ、大きさを変えて(3600×2394)にトリミングしてみた。
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MFで飛んでいるチョウを追うの難しい。横移動だと何とかなるが、前後に移動しているときは歯がたたない。これは横移動。連続してピントが合ったのだが、遠すぎた。黄色の翅が白とびし斑紋さえ不鮮明。もっとも、遠いから追跡できただけのこと。近ければ、すぐフレームアウトしてしまう。
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山頂の裏にはテント場があり、その周りはお花畑になっていた。
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スジグロシロチョウが訪花していたけれど、それとは違う感じがしたので、近づいてみるとミヤマモンキの♀だった。イワカガミに吸蜜するとは知らなかった。高山らしく隣にアオノツガザクラ、ちょっと嬉しい吸蜜だった。
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別の花に飛んだので順光に回ることができたが、すぐ飛ばれてしまう。
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(蝶ヶ岳(3)に続きます)



by otto-N | 2017-08-03 16:46 | Comments(2)

2017.7.20 長野県・蝶ヶ岳 (1)サンカヨウ   2017.8.1 (記)

2017.7.20
徳沢から長塀山(2564m)経由で、蝶ヶ岳(2677m)に登る。徳沢の標高は1550mなので標高差は約1100m。手元のガイドブックによると4時間10分が所要タイムらしい。徳沢から1時間先の横尾から登る直登ルートもあり、こちらも4時間10分と記載されていたが斜度がきついので徳沢ルートを選択した。途中、お花畑もあるし、なにしろ横尾までの1時間が要らない。

6時20分、登山口を出発。ジグザグではあったが針葉樹林帯のいきなりの急登。後ろを振り返っても、木立ちの向こうに穂高の山並みがちらちらしているだけで全体を見通すことのできる箇所は1か所もなく、これがいちばん良く見えた前穂。
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西斜面の急登が少し緩んだことを前方からの太陽で知る。太陽が上がっていなかったのではなく、急すぎて見えなかったのだ。
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足元に咲く花も薄暗くてうまく撮れない。ISO1600。
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少しずつ足元が明るくなってきたが、相変わらず薄暗い斜面が続く。
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やっと平らになりホッとする。植物相も変わる。ミヤマカタバミが開いているのは珍しい。
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9時10分、長塀山に到着。ここからは楽になる。少し下った日影で、思ってもみなかったサンカヨウが1株だけ咲いていた。この花を見るのはこれで3回目だろうか。
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下ると池があり、周りはお花畑となっていた。
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キヌガサソウの群落。これも意外だった。
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少し緑色にくすんだ白い大きな花。ちょっと陰気かもしれない。
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時々、日射しがなくなったので、先を急ぐ。
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お花畑を抜けると雪がまだ残っており、その先はハイマツに覆われていた。ガスが出始めていた。
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突然、右に槍ヶ岳が現れた。いつガスに覆われるとも限らないので、先を急ぐ。(数年前の立山で、後から写真をと思ったら、みるみるうちにガスってしまったことがある)
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9時55分。ヤッホー、間に合った。常念岳の方からガスが沸いていたが、穂高から槍までが完全に見渡せた。ここでゆっくりとくつろぐ。頂上までは5分ほど。かかった時間は3時間40分、思ったより早く着いた。
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(蝶ヶ岳(2)に続きます)



by otto-N | 2017-08-01 16:51 | Comments(0)

2017.6.20 新潟(群馬)・平標山 ハクサンイチゲ   2017.7.3 (記)

2017.6.20
三国峠を越え、苗場プリンスの先の平標山登山口の大駐車場を出たのは8時。だらだらと林道を1時間ほど歩くと平元新道の登山口に着く。ここからは本格的なジグザグの登山道となる。標高1000mの林道にはまだ寒いのか飛び回っているのはキマダラヒカゲくらい。数年前に来た時はギンイチモンジセセリがいたが見つからず、そのかわりアサギマダラとボロだがれっきとしたミヤマカラスアゲハ♀がいた。開翅癖のあるキマダラヒカゲがいたので少し追いかける。せっかくの表翅、後でフィールドガイドで調べると「ヤマ」のようだ。ジグザグの登山道の上部はブナ林。青いシジミチョウが飛び出し、何かと思ったらコツバメだった。
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暗い登山道に咲いていた花。2コマ目のマイズルソウ以外は名称不詳。(banyanさんから、1コマ目はユキザサとのコメントをいただきました)
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山小屋にもうすぐという所まで登ると、忽然と苗場山(2145m)が姿を現わす。7年前の7月に秋山郷から登ったことがある。
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10時に山小屋「山の家」に到着。平標山(1984m)、仙ノ倉山(2026m)が一望できる。その右隣の奥は谷川岳と思う。
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雪渓が溶けるとその後に高山植物が顔を出す。ミツバオウレン、ミヤマリンドウ、イワカガミ、イワイチョウ?ミツガシワ?いつもわからない。(banyanさんの鑑定ではイワイチョウです)
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天国へ続く長い階段。もう1時間のがんばり。
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登ってきた階段を振り返り、11時に平標山到着。苗場山のほうが少し高い。キアゲハがいるかと思ったが、まだ寒いのか飛んではいなかった。
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平標山から少し下り、仙ノ倉山を目指す。延々と木の階段が続く。この途中がお花畑だ。
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少し下ると花が咲き乱れていた。
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少しカメラを右に向けると残雪が入る。
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しかし、風の通り道のようで、風速10mを越えていると思われるほどの強風。花がブレまくり、風当たりの弱い場所を選んで撮った。半袖だったので体が冷えあわてて長袖を重ねる。
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このお花畑の構成要素。ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、キンポウゲ、チングルマ。
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谷の一番下に降りるとさらに風が強く、引き返したいほどだった。しかし、仙ノ倉山の登りに入ると風が弱まり、振り返るとハクサンイチゲの群落の向こうに平標山。
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少し登ると山と山の間から苗場山が現れた。
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さらに登る。
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一番高いと思っていた場所は山頂ではなく、少し下って登り返した先だった。仙ノ倉山到着は12時。山頂は風が弱く、ゆっくりと休むことができた。山頂からの谷川岳方面の眺め。谷川岳はここより低く標高1977m。
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その右の大パノラマ。
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平標山へ戻る。登り返しがキツそうだったが、それほどではなかった。あいかわらずの強風の中、ハクサンイチゲの群落を撮る。
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平標山の頂上で一休みし、13時に松手山コースから下山を始める。正面に苗場山、手前の稜線の左端が松手山。しかし、眺めとは裏腹に風が強い。
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すぐにハクサンイチゲの大群落があった。
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平標山を振り返る。
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ここから下はジグザグの階段が延々と続き、少し平になった所から可憐な花が顔を覗かせる。ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、キスミレ、アカモノ。
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この日3度目のコツバメ。標高1800mくらい。さすがに鱗粉が薄く、飛んでいる時のブルーも薄いし速度も遅い。
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イワカガミが多く、ピンクの濃淡にバリエーションがある。ただ、他の草に紛れているので撮りにくい。
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ミツバオウレン、ムラサキヤシオ、サラサドウダン?、チゴユリ。
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ツマトリソウ。花弁の縁がうすいピンクだった。
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逆光気味のミヤマキンポウゲ。
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昆虫ども。ツチハンミョウとミヤマハンミョウ、それにセンチコガネ。
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もうすぐ駐車場という場所でひっそり咲いていた豆粒大の花、クルマムグラ。
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16時、無事登山口到着。それにしても、帰りの松手山コースはきつかった。上部の階段道もきついのだが、送電鉄塔付近も急登。日陰の道で涼しいが、整備されていない分、北アルプスの3大急登よりきついと思う。何しろ広葉樹で覆われた細い道、上が全く見えず不安が募るはずだ。ここから登ると苦しいだけに達成感は得られると思うけれど、止めたほうが無難かな。




P.S.
天気予報を見ていたら、台風3号は来るし今週は天気が悪そう。窓の外を見たら金色の雲。大急ぎでレンズをとっかえて撮影。
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by otto-N | 2017-07-03 22:32 | Comments(2)

2017.6.19 群馬・谷川岳山麓 ヤマキマダラヒカゲ   2017.6.30 (記)

2017.6.19
以前、群馬・新潟県境の平標山(1984m)に登ったことがあるが、その時、隣の仙ノ倉山(2026m)に登ることは風が強くて断念した経緯がある。今回はその再挑戦。前回は法師温泉に前泊し、温泉にハマったきっかけになった温泉なのにあまり感激がなく、それ以来温泉に入れ込むことがなくなった。再訪していいと思ったのは岩手の国見温泉・石塚旅館だけ。というわけで、泊れればいいということで探し出したのは、格安の宿を探しての猿ヶ京温泉。夕方に着くだけでいいのだが、それでは淋しいので、谷川岳のハイキングコースを歩くことにした。

昨秋も来た場所だが、谷川岳ロープウェイ山麓駅からの道は散策コースとして悪くない。歩き始めた途端、エゾハルゼミの大合唱。ブナとミズナラの広葉樹林帯だ。1つ目の絶壁、マチガ沢。雪渓にはスキーのポール練習の跡が残っていた。
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透かして見る緑が美しい。チョウ撮影の時は決して撮ることはないのだが、ついつい撮ってしまう。いつもは標準ズームを持っていないせいもある。
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林道の入り口にはサカハチチョウは何頭か飛んでいたが、まだ新鮮。1か月くらい季節が遅れているようだ。アサギマダラが飛んでいたので何とか撮影したが、18-135ミリのピントリングは固すぎてMFでは使いにくい。
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一ノ倉沢。林道のすぐ近くまでたっぷりと雪を残していた。この先からは林道は未舗装となり延々と続く。
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タニウツギ以外は咲いている花はとても少ない。エンレイソウ、オオカメノキとは見えないオオカメノキ、ウラジロヨウラク、ワサビ系の花、幽ノ沢に1輪だけ咲いていたシラネアオイは遭難した故人が好きだった花を植えたのだろう。
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3つ目の出会い、幽ノ沢。沢の水は道路にも溢れており、渡るとき靴の中に少し水が入ってしまった。午後になると、いずれの沢も逆光なので谷川岳の岩壁がよく撮れない。
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幽ノ沢の先の道はいちだんと細くなった。先日(6月24日)、朝日新聞の日曜版に掲載されていた「酷道291号」はこの林道のようだ。貫通することを放棄されたが、れっきとした国道291号。「清水峠」に続く道らしい。残念ながら掲載されたのはこの後。先にこのことを知っていたら、清水集落に泊って巻機山に登ったことがあるし、風景を見る目が変わっていただろうと思う。



林道にはキマダラヒカゲくらいだった。ヤマかサトかは区別がつかない。まあ、どちらでもいい。少し明るいところにいたので少し遊ぶ。
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15ミリを持ってきていたが、このチョウは撮れそうで撮れない。翅を小刻みに開いて飛び、ホバリングする時以外は180°までは開かないようだ。
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適当なところで引き返した。午後3時、再び一ノ倉沢。魔の山「谷川岳」の悲劇は遠い昔のことか。
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林道の谷側の樹冠に蛾が舞い始めた。目はゼフの姿を探すが見たような見ないような。その向こうに2つの名山。笠ヶ岳(1852m)と白毛門(1720m)。
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by otto-N | 2017-06-30 16:51 | Comments(0)

2017.5.30 東京・高尾山 ミスジチョウ   2017.6.8 (記)

2017.5.30
高尾山のセッコクの花を見に行くと妻が言う。セッコク?ああケーブル駅に咲いているあの花か。6号路にあるのが自然な形態らしく麓から登るつもりらしい。セッコクの花は見飽きているので登る気はなかったけれど、あのチョウが発生している頃。私はケーブルで登り、妻は6号路から登り、山頂で12:00に待ち合わせることにした。

ケーブル山頂駅にあるセッコクの花。日の当たる部分と日陰になる部分があり結構難しい。もっとも、300ミリ+テレコンのいい加減な撮り方だが。
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すでにフジミドリシジミを撮ろうと6人が集まっていた。知り合いの方も複数。フジミドリは現れる気配もなく、時間切れ。急いで山頂を目指したが、案内に記載されていた時間の半分の25分しかかからなかった。妻はとっくに着いており、1時間しかかからなかったと言う。セッコクは遠いところに咲いていてスマホではよく撮れなかったらしい。山頂から富士山が見えていた。ぼおーっと霞んでいるだけなので、ずぼらに300ミリで一応撮っておいた。デカすぎて左右がなさすぎ、ずん胴の富士だがズームを持ってきていなかったので仕方がない。
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予定としては、ここから城山に登り相模湖駅に下りるつもり。高尾山にはモンキアゲハがとても多い。そこいら中に飛び交っているがまるでとまらない。また、クモガタヒョウモンも飛んでいる。しかし、撮れたのはこれだけ。どちらもいまふたつ。
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城山には1時間で着いた。山頂でビール。昨年、クモガタヒョウモンを撮った場所に寄りたかったが、逆方向。相模湖方面に下る。こちらの登山道には誰もいない。日陰に咲いていたコゴメウツギの花。近くで見るととても可愛い。
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ちょっと変てこな花。後で調べるとウリノキの花と判明。
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これも日陰に咲いていた。名前は判らなかった。
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登山道にはアサギマダラが吸水に下りてきたが、落ち着かず、すぐ暗い林間に消える。
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ちょっと儲けもののミスジチョウ。高尾山には多いけれど、とまることがほとんどない。これも落ち着かなかったが、なんとか撮ることができた。
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一番近づいたところで、飛んでいってしまった。300ミリを肩から吊るしっぱなしも悪くない。ザックに入れていたら撮れなかったと思う。
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国道20号まで下るのは簡単だったが、そこから相模湖駅までが苦痛。カンカン照りの中、40分も国道を歩かなければならなかった。途中、見たことのある景色と思ったら、春にギフを撮りに行く道だった。



2017.6.6
前日、毎日のようにフジミドリを観察を続けられているMさんから、♂が発生したとの連絡が入った。早速、朝から行ってみると、この曇りの少し肌寒い中に先客が1名(ヘムレンさん)。ヘムレンさんとバンヤンさんがピカピカのフジミドリを撮影されたのが、このポイント再開発のきっかけ。当時のお話を伺いながら、電車で偶然一緒になったMさんと3人でフジミドリの見張りにつく。始めは曇り空だったが、薄日が射し始め、昼ころには晴れあがった。しかし、時おり、ミスジチョウとテングチョウが来るだけで、一向にフジが飛んでくる気配はなく、キアシドクガだけが大量に飛び回っていた。あまりにも暇だったので、MFで飛翔撮影の練習(300ミリ+テレコン)。しかし、あんなに遅く飛んでいるのに、ピントを合わせることができず、キアシの足の色は黄色なんだろうかと思いつつも確認することができず、さんざんだった。キアシドクガは幼虫も毒を持っていないらしいが、ふあふあと大量に飛んでいると白い幽霊のようで気色が悪い。翅の色は真っ白にとぶので思い切ってEVを-2.0まで下げた。
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予定があり早めに下山したが、午後2時までにフジミドリが現れたは3回。とまる気配もなく、すぐ目の前を超高速で横切っていった。おそらく、1頭だけが巡回しているのだろうと思うけれど、まだ発生初期なのか、12年周期説が当たっているのか、今後の推移を見るしかない感じだ。





by otto-N | 2017-06-08 11:27 | Comments(2)

2017.5.19 東京都・奥多摩 三ツドッケ シロヤシオ   2017.5.27 (記)

2017.5.19
これまでシロヤシオを見に山に登ったけれど、時期を逸してばかりいた。今回は、奥多摩に行くという提案。奥多摩でもいいのか、楽勝と思って出かけた。駐車場も狭そうだし、高速を下りてからも距離が長いので、JRとバスを乗り継いで東日原というバス停から、三ツドッケ(天目山:1576m)に登る。ドッケというのは「尖った峰」とのことらしい。先日登った三頭山もこれに近い。

10時40分、登り始める。登山口の標高は620m。いきなり杉林の急登。登り切ると、右に杉林、左に広葉樹林の境目に登山道が延々と続いていた。暗い登山道の左に浮かび上がる広葉樹の新緑がとても美しい。
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そこを過ぎると今度はヨコスズ尾根という気持ちのよい平らな尾根道が続く。その上部にシロヤシオが咲いているはずだが一向に現れない。ミツバツツジもまばらだ。上から下りて来たグループに尋ねると、今年は不作、全然咲いてないとのこと。それでも、やっとちょこっと咲いているシロヤシオを見つけた。たった2株。暗い中での逆光。
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少し日の当たる尾根筋でミヤマセセリが2頭絡んで飛び去ったので、しばらく待ったが戻ってこなかった。シロヤシオが見つからないまま、13時ころ、標高1440mの一杯水避難小屋に到着。このころには空が曇っていた。登ってもしかたがないと思いながら、残り20分の辛抱だからと登り始めると、左手にシロヤシオが咲いていた。ほんの少しだけれど、先ほどよりはいい。
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13時30分、頂上到着。ここは奥深いことは奥深いけれど、たいした眺めではないし、この山頂だけに日が射していないのでヒオドシチョウも飛んでいない。そそくさと下山。
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登っている途中で見たミヤマセセリには遭遇せず、撮るものもないのでカメラをザックにしまい込んで下っているとき、登山道から少し離れた斜面に1本だけ満開のシロヤシオを発見。
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ただし、花は向こう向き。足場の悪い斜面から見上げて撮る。みんな逆光、
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このツツジは雌蕊が長くない。花弁も尖がってないのでとても品がある。
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1本のシロヤシオしか見られなかったけれど、満足だった。もうこの花のために3時間も登らなくてもいい。帰りも逆光の新緑が美しかった。
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延々と続く杉林との広葉樹の境界にある登山道はこんな感じだ。思ったより急。脚への負担が大きく、もう少しというところで、左膝に違和感。ペースを落とす。15時50分バス停に到着。バスは16時24分、じゅうぶん間に合った。
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by otto-N | 2017-05-27 16:14 | Comments(0)

2017.5.2 東京都・三頭山 スギタニルリシジミ   2017.5.11 (記)

2017.5.2
東京・檜原村にある三頭山(標高1531m)に登る。自宅から上野原ICを経て都民の森の駐車場まで2時間。ICを出てからの山道は狭いことはさほど苦にならないのだが、ダンプ街道で閉口した。平日なのだが、駐車場はほぼ満杯で空きは残り3台、危ういところセーフ。10時30分、駐車場から登り始めてすぐの道傍にスギタニルリシジミが数頭舞っていた。開翅する個体もいた。もちろん、残念ながら時期が時期だけにスレ個体。
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とまったら翅を開く個体が多いけれど、他の個体とすぐ絡むのでゆっくりは撮れない。スレているのでまあいいか、と先を急いだ。
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今回の目的はヤマシャクヤクという花。しかし、まだ10日ほど早かったようで固い蕾のままだった。その近くではシロバナエンレイソウとエンレイソウ、ウッドチップの路を進むとハルリンドウ、モミジイチゴが咲いていた。
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ウッドチップの散策路の突き当りには滝があり、コツバメが1頭吸水していた。
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花が咲いてないのですぐ気がつかなかったが、この付近にはアセビやツツジが生えており、コツバメがいても不思議はない。定番の逆光コツバメ。残念ながらブルーに輝く位置からすぐ体の向きを変えてしまった。
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勢いよく飛び去ったコツバメとは対照的に力なく飛んできたスギタニルリシジミ。崖崩れ防止柵の支柱にとまって日向ぼっこ。
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この三頭大滝からが上が登山道らしくなる。「ブナの路」と名付けられているがブナはポツンポツンとしか生えていない。6月上旬には登山道に降りてくるらしいが、数はそれほど期待できなさそうと思いつつ、例によって、咲いている花を探しながら登る。あいかわらずスミレの名前はわからないし、至る所に咲いているハシリドコロは自身の葉で花が陰になるので撮るのに苦労した。他にヨゴレハナノメとヤマエンゴサク。
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この日のオススメはコガネネコノメソウ。ただの黄色い小さな花と思っていたが、拡大して見ると箱型の花がとても可愛い。
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出発地点の標高は1000mほどで新緑だったけれど、登るにつれ緑がなくなり、やっと木の芽が出たばかりでまだ殺風景だった。ミヤマセセリが好きそうなムシカリ峠の南斜面にセセリは飛んでいなかった。山頂には12時20分ころ到着。そこから富士が一望できた。霞んで見えないと思っていただけにちょっと嬉しい眺めだった。
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さて、お決まりのヒルトップのヒオドシチョウ。残念ながら富士が見える場所にはテリを張っていなかった。レンズを換え、登山客の多い中、少し追いかけたがなかなか撮れず。やっと1枚だけだが、ちょっとピンボケ。(富士が見える位置だったらもっと気合が入ったはず)
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帰路は別コース。こちらは花がほとんどなかった。ブナは少なく看板に偽りありというところ。かなり下ったところでスギタニルリシジミが1頭。
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スギタニルリシジミを朝たくさんいた駐車場付近で探したが、3頭飛び去るのを見ただけだった。帰りは八王子ICから入ったが、信号待ちが多く自宅まで2時間半もかかった。思ったより遠い。また、20年ほど前は峠路を攻めるライダーで賑わっていたけれど、今回は自転車が多く、越すに越せないセンターに鉄杭のワインディングロード。時代は変わったようだ。





by otto-N | 2017-05-11 20:04 | Comments(0)

2017.4.4 神奈川県・丹沢 ミツバ岳 ミツマタ   2017.4.8 (記)

2017.4.4
春の花巡り第二弾は丹沢のミツバ岳(834m)山頂のミツマタの群生。黄色の花の向こうに富士山が見えるという。ミツマタは黄色の地味な花だろうという認識しかなくあまり気が進まなかったが、東名でそんなに遠くはないし登りは1時間くらいなので、まあいいだろう。しかし、この花の実力はそんなものではなかったことを後で知る。

東名を大井松田で下り246経由で丹沢湖。湖畔の駐車場はほぼ満車。登り始めたのは10時すぎ。のっけから杉林のジグザグの急登。かなり登ったと思うころ、暗い杉林の中にミツマタの木がポツンポツンと現れた。黄色の大きな花をつけたものを選んで撮る。
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上空は杉木立。近寄って撮るも息が絶え絶え、先を行く妻を追う。
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そして、杉林が終わったあたりではミツマタの黄色い大群落。
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11時、山頂到着。山頂の大群落の左方向。おおー富士山。しかし、杉の木が高すぎ、アングルに一苦労した。
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さて、昼食にするかと言う時、目の前のミツマタの花にヒオドシチョウが吸蜜していた。急いで広角から望遠側にズームしている時、あっけなく飛ばれてしまう。また来るかと思ったら、その後はテリハリ行動あるのみだった。こうなってはアドレナリンが沸騰し、こういうことがあるかもしれないと持ってきていた21ミリでひたすら飛翔を狙う。距離40cm、富士山を入れるため絞りF8。飛び立たせてもすぐ戻るけれど、飛び立ちの瞬間はまるで撮れない。戻って来た時が勝負。富士山は2本の杉の間だけ。なかなか入らなかったがなんとか入った4コマ目。
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富士を入れるには下から上にレンズを向ける。しかし表翅は撮れない。カメラを上から被せてみると雑然とした地面だが、飛翔感あふれる姿が撮れた。後ろにかろうじてミツマタの花。
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ヒオドシは2頭いるようだ。時々絡むが、すぐ上空に昇ってしまうのでうまくいかない。それでも2頭がやっと入った。惜しい!富士は半分だけ。しかしミツマタ群落が入ったので大満足。
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昼食のおむすびを座って食べる暇もなく、ポケットから時々取り出し少し食べてはヒオドシを追いかけた。しかし、権現山(1019m)に登らねばならないのでタイムアップ。11時50分、地面にとまったヒオドシを最後に撮る。お疲れさん。
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ミツマタの花はあまり撮っていなかったことに気がつき、そそくさと撮る。
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大きくて黄色い花と小さくて白い花があり、この時までは、白いのは花が終わって萎れているものとばかり思っていた。
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ミツバ岳から権現山へしばらく平坦な尾根が続き、そこかしこにミツマタの花が咲いていた。ミヤマセセリが飛び交う雰囲気ではあるけれど、木々はまだ芽吹く前。気温も低い。
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日陰、日向、ミツマタの花を撮りながら歩く。どうやら、白いのは裏から見た姿と気づく。大きな花が黄色いボンボリ状に見えるようだ。小さいものは傘状に開いているので、山側から見ると白っぽく、谷側からでは黄色く見える。
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日向の前、日陰の後ろ姿。三つに分かれた枝別れ部分も撮るべきだったが後の祭り。
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青空も入れる。眩しい白と黄色がとても美しい。
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同じ画像を拡大してみる。現れたのは1つ1つの花の可愛らしさ。
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最後は急登となり、12時30分、権現山山頂に着く。山頂は木立に囲まれて見晴しは良くはない。数日前に降った雪が少し残っていた。この山頂にもヒオドシが1頭。しかし、敏感で飛んでも同じ場所には戻ってこなかった。12時40分、尾根伝いに下山開始。途中の尾根筋の日溜まりにはヒオドシチョウがテリ張りしていた。
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今度はすぐ舞い戻って来たので少し遊ぶ。2頭が激しく絡むが追いつかなかった。
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枯葉の上にヒオドシチョウが舞う。木々の向こうは丹沢の山々。いい雰囲気なのでもっといたかったけれど、きりがなかった。
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しかし、この後が大変だった。土が剥き出しの急な斜面が連続した。ぱさぱさの表土で足がズリズリと滑り、登山道というよりは踏み跡と言っていいほどの細い道だった。木の枝につかまりながら、ほとんど横向きの状態で下る。低い山なのでストックを持ってこなかったのを後悔。低山を侮ってはいけない。北アルプスのほうが登山道は整備されている。やっと急斜面を抜けた所で再び嬉しいミツマタの花。
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さらに下ると南向きの広い斜面にミヤマセセリが飛んでいた。時々絡んでいるので撮ろうとするが、巡回しているのか近くには飛んでこなかった。ところどころにミツマタの花が咲いているので吸蜜もしているはずだ。機会があったら本格的に撮ってみたい場所だった。しかし、この後も急なジグザグ道が続きミヤマセセリの撮影だけに登る気はしない場所だった。14時20分、相模湖に架かる大きな橋のたもとにたどり着き、2つのトンネルを抜け、14時50分、ぽつんと1台だけが取り残されていた駐車場に到着した。



P.S.
山頂でヒオドシチョウに現を抜かしていた時、妻がスマホ(アンドロイド)で撮ったミツマタ・サンド。富士の右側の広く開いた空間をミツマタの花で埋めた構図だけではない。ミツマタは下から見ると黄色、上から見ると真っ白。完全に妻の勝ち。1本とられた!
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by otto-N | 2017-04-08 10:40 | Comments(2)