たかがヤマト、されどヤマト

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2015.10.6-8 長野県・戸隠山系 高妻山(1) 戸隠   2015.10.13 (記)

2015.10.6-8
急に戸隠山の奥にある高妻山(2353m)の登ることになった。問題は、往復にかかる時間。片道5時間かかるという。ということは往復10時間。調べてみたら、新道があり、そこを使えば登り4時間という。それでも往復8時間。午後4時には麓に着かなければならないので、前泊が必要。ということで、戸隠に泊まり、疲れ切りそうだったので、後泊もした。

2015.10.6
カーナビで案内され、長野から戸隠に行く途中、善光寺の先の「七曲り」という道路は、これまで通った2車線道路のザ・ワースト。大型車通行禁止の、横も天井も金網に囲われ、真っ暗で狭くて急なヘアピン道。後でネットで調べてみると、「金網で囲まれたウサギ小屋みたいな道路で」という表現があった。まさにその通り。もう、狭くて急な山道には驚かなくなったが、ここだけは別。左のブラインドカーブ、向こうから連なってやって来た4台目が、下から来ていないと思ったのか、内回りでこちら側にはみ出し。ぶつかりそうになったので急ブレーキ。その後、発車したら、急すぎて車が後ずさり。後続車があったのでちょっとヒヤリ。自分は良くても、ヤバかった。帰りは別なルートにしよう。

昼過ぎ、戸隠・中社の宿坊旅館に着いたので、車を置き、奥社へ向かう。道路脇にあったカツラの大木。
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奥社へ向かうハイキングコースに入ると、小さな沼があった。紅葉になったらすばらしい場所と思う。
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戸隠の山も見えたが、雲がかかっていた。
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ハイキングコースは、思ったより本格的で登山靴に履き替えてこなかったことをすぐ後悔した。中途半端に紅葉している広葉樹林帯を進むと、大きな沼に出た。紅葉は少しだけ。
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山は雲に隠れてちょっと残念。
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奥社までさらに道は続いていたが、花はトリカブトくらい。名前が判らない草の実、木の実を撮りながら進む。下段の赤いのはマユミ?
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突然、人の声がすると思ったら、奥社の山門に到着。茅葺の上の緑が美しい。
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圧巻だったのは、山門をくぐった後。すばらしい杉並木。高さ、密度は日光をしのぐ。恍惚となる。
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参道は2km続く。動物の横顔のよう瘤。杉並木を過ぎると石段。これがけっこうきつかった。汗だく。社殿はどんなだろうと期待したが、いたって普通。かかとの高い靴で登って来た女性は、とても頑張ったと思う。
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戸隠山は修験者の山。登山口は社殿の脇にある。そこに「あまり登らないでくれ」という看板。「蟻の塔渡り」とか、四つん這いで渡らねばならない「剣の刃渡り」とか危険個所が多数。落ちたら即死。登山カード置き場の前には、四つん這いでナイフリッジを移動する登山者の写真が置いてあった。
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逆光で色が出ていないけれど、戸隠山のシルエット。手前も向こうも絶壁。
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下りはさすがに楽。やはり下から撮ったほうが迫力がある。
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あっと言う間に山門。
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もう一度振り返り。やはり、すごい!
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そのまま参道を突っ切り、車の通る広い道の向こうに中社まで戻るハイキングコースがあった。その途中から仰ぎ見た戸隠の峰。
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宿に戻り風呂で体をゆっくり温める。客は我々を含め3組だけ。1人はバードウォッチングで来たとのことで、戸隠は鳥で有名らしい。夕食に戸隠蕎麦が出たが、ちょっと香りがとんでいた(おいしかったら宿の名前を出すところ)。ただ、ここの食堂の書棚で、信濃毎日新聞社発行・栗田禎多男氏撮影の「信州の蝶」がおいてあったのは大収穫。裏表紙の槍・穂高バックのコヒオドシの飛翔は最高。早速、注文しました。


(高妻山(2)に続きます)

by otto-N | 2015-10-13 20:22 | Comments(0)

2015.9.13-16 長野県・上高地(5) 田代池   2015.9.30 (記) 

2016.9.16
徳沢園の連泊は、ちょっとお得かもしれない。夕食が初日より良く、朝のコーヒーがサービス。それより、登る時に不必要な荷物の一部を預かってもらえることが何よりだった。この日は、上高地に戻るだけなので、ゆっくり朝食をとる。

和室に泊まった。角部屋で静かだった。1コマ目、部屋の窓からの山。曇り空だったが外に出て見ると思ったより明るい。例によって、写真を撮りながらとぼとぼと歩く。やはり脚にきていたので、とぼとぼとしか歩けない。
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どこでも見かけたキツリフネだが、みんな萎んだものばかりだった。暗い所で咲いていた小さな黄色い花、開く前のミゾソバ、ノコンギク、ホタルブクロと来るとき撮った花ばかりだが・・・。
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トリカブトはやはり不気味。
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暗いが、これが最後。
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アサギマダラが遠くにとまる。
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明神の草地では、アサギマダラやミドリヒョウモンが飛んでいた。ヒョウモンはメスの渋さがたまらない。
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スギゴケのジャングル。
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いい匂いのするカツラの森の中では立ち止まる。
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カツラの葉、なんだかんだと暇をつぶしながら下る。そして、6コマ目で小梨平。
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河童橋に到着。
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河童橋を渡り、対岸へ。上より暖かいのかチョウの数が多い。3コマ目はルリシジミ。
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穂高橋。
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田代湿原。
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そして、お目当ての田代池。少し入るだけなのに人が少ない。溜息もんの景色だが、写真は凡庸にしか撮れない。
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大正池まで下り、そこからシャトルバスに乗り、沢渡駐車場に帰ってきた。
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天候に恵まれた奥穂だった。無事登って降りることができたので実のところホットした。これまで、標高差のある山に登って下山しているとき、もう少しでという所で突然、左膝(半月板)が痛み出すことがよくあった。もし痛みが出たら、ザイテンの下りや涸沢からの長い下りは途方に暮れたと思う。とにかく、脚を不用意に捻らないように気をつけたが、痛みが全く出ずラッキーだった。

昨年10月8日に、涸沢カールの紅葉を見に行っている。このとき、既に紅葉のピークは終わっていたが、谷の底から穂高の峰々を見上げて、いつかは登りたいと思っていた。それが、こんなに早く、あっけなく実現でき、ある意味、目標を失った気がする。それにしても、上高地は森林限界まで登らないまでも、7月にゆっくり来てみたいものだ。まだ、オオイチモンジを撮影していない。

by otto-N | 2015-09-30 20:40 | Comments(0)

2015.9.13-16 長野県・上高地(4) アサギマダラ   2015.9.29 (記)  

2015.9.15
無事に涸沢小屋に着き、、ヘルメットを返し、ビールで乾杯。その後、しばらく穂高の山々を見上げていたが、12時10分、徳沢に向けて出発。最後のパノラマ合成用の写真を撮っておく。
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ナナカマドの実。
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これで、穂高岳山荘の見納め。たぶん、もう来ることはないだろう。それにしても、ここから見る涸沢槍はカッコいい。
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南岳の下の沢、横尾本谷というらしい。とにかく絶景。
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登山道を下りながら、撮れるものを撮る。スジグロシロチョウ、アキノキリンソウ、オオカメノキの実、ヤハズカミキリ。
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木の実をつついていたホシガラス、センジュガンピ、ヤマハハコ、何の実だろう?
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一番撮ったコウシンヤマハッカ、ヤマハッカの類、食べられれそうもないキノコ。
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本谷橋でアサギマダラを見るも撮れず。チョウがいたのは、横尾に出る前の河原だった。ノコンギクが咲いており、アサギマダラが吸蜜していた。1頭を追いかけていると、なあーんだ、たくさんいた。でも、とても敏感だし、18-135ミリのテレ端だと100ミリマクロと同じくらいの距離。とまった直後しか翅を開かないので、前開くはなかなか撮れなかった。ノコンギクより、フジバカマのほうが人気があった。ヤマハハコでの開翅は撮りたかったのだが、間に合わず。
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全面ノコンギク。でも、かなりのトリミング。
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これも、右を大きくカット。
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この河原にいた他のチョウ。ミドリヒョウモン、アカタテハ、イチモンジセセリ。涸沢カールで見たコヒオドシがいるかと思ったが全く見ず。ヒョウモンはミドリ以外はいなかった。
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そして、横尾に到着。ここにはこんな看板がある。ところどころに貼ってある紙は、今年の遭難状況。あらためて無事帰還したことを感謝。
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16時10分、徳沢着。すぐビールしたことは、言うまでもない。


(上高地(5) 田代池に続きます)



P.S.
9月28日。東京のスーパームーン。広角で撮ったので月は歪んでしまった。2枚のパノラマ合成。
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by otto-N | 2015-09-29 20:42 | Comments(0)

2015.9.13-16 長野県・上高地(3) 奥穂高岳   215.9.27 (記)

2015.9.15
朝の3時ころから廊下はちょっと騒がしい。窓の外でも人の動く気配。さすがに本格的な山小屋だった。ご来光にはあまり興味ばなく、朝食は6時と聞いていたので、ぎりぎりまで布団の中で過ごそうとしたが、カーテンの隙間が明るい。カーテンを開くと、窓ガラスの水滴の向こうに朝日が見えていた。カメラを持って外に出る。まだ、雲海が少しだけ朝日に染まっていた。5時49分。
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そのまま食堂に行ったが、人は前夜の半分以下。もうほとんど小屋を出たようだった。朝食を済ませ、支度を整え、奥穂高岳(3190m)に登る前に、西側の雲海を撮っておく。やはり、前夜は大失敗だったことを痛感。
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6時10分ころ、ザックを小屋の前にデポし、妻の小さいザックを背負い、取りつきのはしご場を登り始める。カメラは、ザックの中に入れておく。どうせ、北斜面なので真っ暗でうまく写らない。あっけなく、はしごと鎖の壁を越え、ザレた斜面を慎重に登る。後ろを振り返ったら、何と槍ヶ岳(3180m)。実は、ここから見えるとは知らなかった。6時55分の撮影。
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雲海に浮かぶ常念岳(2857m)。
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7時。やっと日に当たる場所に出た。左に前穂高岳(3090m)、右にジャンダルム(3163m)。雲海の上を登る。
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槍。左は涸沢岳(3110m)、右は北穂高岳(3106m)。岩の塊りだ。
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7時6分。槍の手前に流れていた雲が薄れてきた。
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7時16分。さらに登った。
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頂上が見えてきた。もう少し。
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7時24分。ヤッホー、頂上到着。
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前穂からジャンダルム。
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ジャンダルムから槍。
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やはり、ひときわカッコいいのはジャンダルム。
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ジャンダルムをどう切り取るか。
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寄って見ると、上に6人。
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1人が何か叫んでいる。(→聞こえるわけありません)
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ジャンダルムは、人がいて、雲が出ていなければ、ただの岩。
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岳沢から上高地。
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前穂のシルエットの遥か遠くには富士山。雲に浮かぶ山塊は南アルプス?
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雲の上の富士。
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涸沢と槍。ここから見た谷の線はとてもすてきだった。
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頂上の祠が空いたので、記念写真を撮る。私はただの作業のおっさんだった。
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8時40分。絶景を堪能しつくし、下山開始。3コマ目、富士はなぜか近く見えた。4コマ目、頂上は混んできた様子。
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ときどき写真を撮りながら下りる。正面はずうーっと槍。取りつき点のはしご場。ほとんど垂直。
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9時30分。穂高岳山荘前に帰って来た。ビールを飲みたいところ。しかし、ザイテンが待っている。転がり落ちるわけにはいかないので涸沢までお預け。はしご場を撮っておく。この標識を撮り下山開始、9時45分だった。
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ザイテンを慎重に下ったけれど、むしろ、気を使ったのは上のほう。とても滑りやすかった。
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途中、一休み。暑くなってきたので1枚脱ぐ。
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上を見上げると、紺碧の空。ザイテンを抜けた所に、イワヒバリがいた。イワオトギリ。この岩石地帯で、コヒオドシを2頭見る。岩の上で翅を拡げないかと、目で追いかけたが全くとまらず行ってしまう。
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涸沢カールでは、ナナカマドの紅葉が始まっていた。ごく一部だったけれど。
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11時30分、涸沢小屋到着。


(上高地(4) アサギマダラ に続きます)

by otto-N | 2015-09-27 20:42 | Comments(2)

2015.9.13-16 長野県・上高地(2) 涸沢カール   2015.9.24 (記)

2015.9.14
徳沢園の朝食は7時から。山小屋としては遅すぎるのだが、涸沢カールを登り、穂高岳山荘に着けばいいので、時間的には余裕があるので、きちんと朝食を摂る。ここの朝食はもちろんおいしい。

徳沢を出たのは午前7時30分。暗い道を抜けるとすぐ梓川沿いの道に出る。ごついアザミが咲いていた。フジアザミというらしい。
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横尾着8時30分。昨年来たばかりなので道を覚えている。すぐに巨大な一枚岩=屏風岩。
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花を探すがあまりない。ハンゴンソウ、ゴゼンタチバナの赤い実、ゴマナ。  
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至るところに咲いているコウシンヤマハッカ。暗いので何枚撮ったことか。
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屏風岩に沿って道があるのだが、木が邪魔で見える箇所は限られ、本谷橋で見納めとなる。
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本谷橋で小休止。ヒヨドリやアザミが咲いており、少しはチョウがいた。少し枯れた葉が秋を感じさせる。
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日陰の道をしばらく登ると右手に大きく開かれた谷間が見えてくる。左の手前の山は南岳(3033m)と思われるが、この谷間は絶景。しかし、登山道のダケカンバが50m以上にわたって根本から軒並み倒されていた。左の木の枝が不自然だが、横倒しになった木の枝。下山後、ビジターセンターで尋ねたら大規模な雪崩があったとのこと。2コマ目はその対岸。もう少しで全山、黄色くなるはずだ。やっと涸沢が見えてきた3コマ目。一歩一歩登る。
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涸沢が見えてくるこの辺が一番キツイ。今回は勝手を知っているので余裕があったが、見えるのに行けども行けども着かず、昨年は本当に疲れた。
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左の涸沢ヒュッテではなく、右の涸沢小屋に向かう。ナナカマドはまだ紅葉していない。葉から直接白い花が咲くオオヒョウタンボクの赤い実。クロマメノキと思ったがクロウスゴと思う。
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灌木地帯を抜けるとテン場。
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11時30分、涸沢小屋到着。テラスでゆっくり昼食。そして、ヘルメットを借りる(レスキュー保険に入っていると半額の500円)。
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それにしても。無風、雲一つない快晴。
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正午ちょうど、山頂の小屋を目指して出発。岩に書かれた目印をたよりに登る。
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少しずつ登っているのは前穂の高さから実感できる。
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斜めにだらだらと登った突き当りの縦に伸びた灌木地帯から、ザイテングラードが始まる。大きな岩をよじ登る感じだった。
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振り向けば、常念岳。
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進む先の山の形はちっとも変わらない。2コマ目、今思うとこの鎖場が一番の難所だった。えっ、まだ咲いていた大好きなイワツメクサ。
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思いきりアンダー。なかなかカッコよく撮れた。
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登って来た方を振り返る。キャンプ場のテントは豆粒。かなり上がった。
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鎖場を過ぎると、かなり楽。大きな岩が少ないが、滑るので注意。そして、午後2時、穂高岳山荘に到着。涸沢から3時間かからなかった。
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山小屋の受付を済ませてから、外でビール。この山小屋はカードが使えるし、WiFiも使える。涸沢岳と奥穂高の間に石を敷き詰め、その上に建っている。石畳のテラスから登って来た東方向を望む。
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個室を頼んであった。部屋は12畳ほどの大部屋に2人だけという贅沢。隅に布団が積んであったので、布団を拡げ昼寝、をしたのが大間違い。気がついたときは、すでに5時30分。外に出ると、奥穂のとりつき岸壁には日が下のほうから当たっていた。いつの間にか雲の上。雲海の上の太陽。そして、ブロッケン現象。
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夕食の時間になったので食堂に行く。夕食はこれまで泊まった山小屋の中で一番おいしかった。しかし、西側の窓から見えた太陽はすぐ沈みそう。急いで食べ、先ほどの場所へ戻る。間に合った。
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撮っていた場所は、山小屋の奥穂寄り。涸沢岳のほうを見ると、たくさんの人が夕日を見ていた。しまった、向こうのテント場のほうがよかった。と、あわてて移動し、沈んだ後の夕日を撮る。昼寝をしないで、山小屋の周りをうろついておくんだったと、後悔。後の祭り。なにしろ、この写真には、左の端に当然写っていてもいいはずのジャンダルムが写っていない。実は、見えるとは知らなかった。
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(上高地(3) 奥穂高岳に続きます)

by otto-N | 2015-09-24 20:24 | Comments(2)

2015.9.13-16 長野県・上高地(1) 明神   2015.9.22 (記)

2015.9.13-16
8月中旬からまるで天気が悪く、今年は奥穂高岳に登ることを諦めていた。しかし、11日の天気予報では、14~15日の北アルプスの天気は晴れときどき曇り。山小屋の予約状況を聞いたら、まるで空いており、即決。行くことにした。

2015.9.13
この日は徳澤まで行くだけなので、自宅を出たのは8時過ぎ。沢渡の岩見平駐車場(広くて平日はガラガラ)に車を入れ、上高地に着いたのは1時半ころ。曇り空。河童橋では傘を持っている人がいたので、雨が上がったばかりのようだった。岳沢は見えたけれど、その上は雲の中だった。
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明神まで1時間、さらに1時間で徳沢に着く予定。道中、撮る花も少ない。まず目についたのは、薄紫色のノコンギク。キノコも可愛い。オオカメノキ、とりあえず実も撮影対象。
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すれ違う登山客は少なかった。鬱蒼とした森の道をとぼとぼと歩く。明神岳も山頂は雲がかかっていた。
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トリカブトがやたら多い。白いブラシ状の花が多く、後でサラシナショウマといういう名であることを後で知る。キノコ。暗くて何度撮ってもうまく撮れなかったコウシンヤマハッカ(カメバヒキオコシの変種とのこと→ん?聞いたことのある名前だ)。
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明神着。吹き上がる雲にしばし見とれる。
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暗い道を抜け、川のほとり。行く先には青空が見えてきた。明日は天気になりそう。
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再び森の中に入り、少し明るい所には花。ノコンギクは相変わらず多いが、きれいな群落は意外に少ない。ミゾソバがあるとは意外だった。
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カツラの落ち葉のいい匂いがすると思ったら徳沢だった。3時20分、宿に到着。
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徳沢園という山小屋、とても山小屋とは言えない。ちゃんとした風呂があり、浴衣があり、バスタオルがないだけ。食事も都心のレストランと変わらない。食器もおしゃれだし、和洋折衷の料理もすばらしい。なんでここまでという感じ(ワインは地酒しかないが)。洋室の個室を予約したが、中はこの通り。小物まで懲りすぎ。すごかったのは総革張りの椅子。あきれ返って写真を撮ってしまった。
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(上高地(2) 涸沢カールに続きます)

 

by otto-N | 2015-09-22 20:22 | Comments(0)

2015.8.19 埼玉県・御岳山 レンゲショウマ   2015.8.26 (記)

2015.8.19
曇りの日が続いていたがやっと晴れたので、かねてから予定していた御岳山(929m)に行く。目的はレンゲショウマ。

青梅線のJR御岳駅からバス、次いでケーブルカー。そこから数分の所にレンゲショウマの群生地があった。北斜面の薄暗い林床につけられたジブザグの散策路は、人でいっぱいとまではいかなかったけれど、相当の人出で、7割は本格的なカメラマン。初めて見る花だったけれど、ほのかな紫、人気があるのは当然という気がした。高さは1mほど、ファインダーを覗くと、木漏れ日の玉ボケが美しい。どうやら、この花は、背景の玉ボケとのバランスが鍵のようだった。入れすぎてもうるさいだけ、明るすぎると白く抜けただだの玉になり、なければないで淋しい(4コマ目 vs 5コマ目)。薄暗い中、花はたくさんあるのに、どう撮っていいのか判らないほど撮りにくく、根気が続かなかった。
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背景に明るい緑が来るようにアングルを選ぶ。ボケが眩しすぎたり、花が落ちた茎の先が写ったりするので、なかなか決まらなかった。
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隠微で幽玄。寂寥感のある不思議な花だった。
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残念ながら、レンゲショウマにはチョウは来ず、こんな地味な花に来ていた。
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正午過ぎ、御岳山の宿坊街(なんと20軒を超える!)を通り抜け、奥ノ院(1077m)に向かった。杉林の登山道(参道)を登っている途中、空が急に暗くなったので途中で引き返した。さらに奥には大岳山(1266m)という山があるけれど、以前、秋に登ったことがあり、頂上からは富士山が見えた。この写真はそのときもの。(2012.11.14撮影)
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P.S.
キマダラセセリの写真を撮ったので貼っておきます。(2015.8.21 神奈川県・相模原市)
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by otto-N | 2015-08-26 20:24 | Comments(4)

2015.7.26-29 富山県・立山 (5) 奥大日岳   2015.8.14 (記)

2015.7.29
最終日。明け方には雨が止み、少しずつ天気が回復しているようだった。尾根道や頂上から剱岳が一望できるという奥大日岳(2606m)に登る。一度、雷鳥沢キャンプ場まで下り、雷鳥坂に曲がらずそのまま斜めにだらだらと登って行くようだ。奥大日岳は、この写真の左にあるはずだが、写っていなかった。7時出発。
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少し登ると木道のある湿地。雨に濡れた花を見ながら進む。多い青空が少しずつ広がり、短いが急な雪渓に出る。
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雪渓を抜け出ると、雷鳥の鳴き声。母鳥はすぐ判った、雛たちは茂みの中に5羽。でも、ちょこまか動くので、撮れたのは4羽だけだった。食べ物探しに余念がない。
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急斜面の後、苦あれば楽あり、平らな所に出ると、左に見える室堂方面はガスが薄れてきた。
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お花畑の中をだらだらと登る。雲が薄れ、立山も姿を現した。4コマ目、右手に見えた奥大日岳の直下の雪渓。
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まだ剱岳は見えなかった。もう少しの辛抱か。
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雲が切れるのを待つが、なかなか山頂は姿を現さないので先を進むと、一瞬、雲の間から山頂が見えた。すぐ雲の中に消えるので、とにかく、シャッターを切る。
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左に剣岳、右に立山の大パノラマ。
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雲は流れているのではなく、同じ所で湧く。立ち上がる雲は地獄谷から出る噴煙と一体化しているようだった。
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チングルマに気をとられていたら、前方にベニヒカゲが飛んでいた。10mほど谷のほうに降りて葉の上にとまる。それほど急ではなかったので、押さえを2枚撮ったところで飛ばれ、さらに下へ行ってしまった。個体差なんだろうか、紅紋の中の黒班がずいぶんと小さい。
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晴れそうで晴れない登山道。エンレイソウ、終わりかけ?のキヌガサソウ、イワオトギリ。
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剱岳はまだ雲の中。
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だらだら続く長い道。ここのハクサンフウロの色はとても濃い。現れ始めたシナノキンバイ。残念ながら、両種とも本来の色が全然出ていない。
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剱岳は、山頂しか見えなくなっていた。
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何とか雲が去って欲しいと思うのだが、同じところで雲がいつまでも沸いていた。
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この日、2回目の雷鳥。雛は遠くに1羽だけ見つかった。
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雷鳥のいた尾根筋はシナノキンバイがたくさん咲いていた。その先から急登。
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あれがピークと思ってもまだ先があった。だらだら登りであったけれど、結構ガレていた。周りはコバイケイソウばかり。この緑色のは何だろうと撮っておいたら、バイケイソウだった。全然きれいではない。稀に、この中間のコシジバイケイソウという種もあるとのこと。この斜面でベニヒカゲと2回遭遇。1頭はシャッターを切る寸前飛ばれてお終い。
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ハクサンフウロ、日陰で見つけたツマトリソウ、シナノキンバイ。
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尾根に出る曲がり角、緑色の花と思ったらシナノキンバイだった。蕾は緑、花が開き始めると黄色になり、最後は橙色っぽい黄色になるようだ。
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最後の尾根道は、見事なお花畑だった。どうやら雪渓が溶けたばかりのようだ。ハクサンイチゲ、シナノキンバイその他が咲き誇る。小さな池の先が頂上だった。ここでもベニヒカゲが1頭。しかし、とまる気配はなかった。
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2コマ目は典型的なハクサンイチゲ。1コマ目はシナノキンバイ風、3コマ目はミヤマキンポウゲ風のハクサンイチゲ。立山には、「タテヤマチングルマ」がというピンクの花弁のチングルマがあるという。でも、結局、見つけることはできなかった。
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9時30分、山頂到着。さて、剱岳はというと、相変わらず雲の中。これが精一杯だった。
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剱岳は全く雲の中に隠れ、姿を現さなくなったので下山開始。花を撮りながらガレた登山道をゆっくり下る。明るいがガスが漂う。
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地獄谷からの噴煙。硫黄で黄色くなっている所も見える。
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登る時には気がつかなかった花もあった。オオバキスミレと思ったけれどキバナノコマノツメ、ヒメクワガタ、モミジカラマツ、最後は変な木の花オオヒョウタンボク。
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あいかわらず、剱岳のある左からガスがやってくる。当然、剱は見えない。
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室堂乗越付近。湿地性の花が多い。ミヤマリンドウはよく見れば、鮮烈なブルーから淡いブルーまで色が変化に富んでいる。
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朝、雪渓の近くにいた雷鳥はおらず、キャンプ場の見える木道まで降りてきた。
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川を渡り、雷鳥沢のテント場で、一休み。なにしろ、ここからの石段がけっこうきついのだ。
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12時、雷鳥荘に帰還。預けてあった大きいザックを受け取り、室堂ターミナルに向かうころには、空が晴れてきた。
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みくりが池。やはり、午後がいい。(1枚では収まらないので2枚の合成)
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トローリーバス、ケーブルカー、ロープウェイと順調に乗り継ぎ、黒部ダム。観光放水の虹。
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初めての立山。天候にも恵まれ、とても楽しかった。宿泊した雷鳥荘は、山小屋というより旅館(ウォシュレットだしね)。食事もいいし、掛け流しの温泉も広くて素晴らしい。個室もとれたし、スタッフの皆さんも親切で何も言うことがなかった。500mLの缶ビールは500円。室堂ターミナルでも500円。最終日、奥大日岳から帰ってきたとき、女性を含む雷鳥荘の若いスタッフが汗だくでボッカしていた。500円は安いくらいだ。

扇沢まで帰ってきたら、さすがに暑かった。駐車場は満車。春に停める所は大工事中。爺ヶ岳への登山者も遠いこちらへ来て停めているようだった。中央道は渋滞もなく順調、自宅到着は午後7時。夜は羽毛布団の室堂だったので東京の暑さにはぐったりで、何をするにも気力がわきません。記事を書き終えるまで半月も経ってしまいました。

by otto-N | 2015-08-14 20:20 | Comments(0)

2015.7.26-29 富山県・立山 (4) 弥陀ヶ原   2015.8.8 (記)

2015.7.28
夜中に大きな雨の音で起こされ、明け方まで降り続いていたようだった。朝起きてみると、雨は止んでいたがガスで視界は50mというところ。それでも、フル装備・雨装束の登山者が行き交っていた。天気が良ければ奥大日岳に登るつもりであったけれど、室堂を富山側に500mほど下った弥陀ヶ原という所にチョウを探しに出かることにした。実は、このために、重い300ミリ単焦点を持ってきていた。弥陀ヶ原には昔、ミヤマモンキチョウやベニヒカゲがたくさんいたらしい。さて、今はどうか。

と、言っても、曇っていたらチョウが出るとは考えにくい。まあ、部屋にいてもどうしようもない、花でもいいと宿を出たとたん、急に雲が薄れてきた。室堂ターミナルに着くころには、ヤッホーと叫びたい気分。
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それにしても、雲の動きが激しい。シャッターを切るたびに形が違う。
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9時すぎのバスに乗り、20分ほどで弥陀ヶ原に到着。標高1900mの広大な湿地帯。「ガキ田」と呼ばれる池塘が点在する中を木道が続く。歩きはじめて早々、ミヤマモンキの姿を見る。しかし、木道からは遠い。レンズをズームから300ミリに取り換えて、次に備える。木道を進むとミヤマモンキは100mごとに1頭現れた。少ない上、探雌飛翔でとまる気配もなく、木道から遥かに遠いところを飛んでいるだけだった。
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ミヤマモンキはあきらめ、レンズを18-135ミリズームに戻し、花を撮る。水滴がとても奇麗。ただ、ワタスゲだけはいただけない。
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タテヤマリンドウの蕾はねじれていることを後で知る。関東以外ではニッコウキスゲとは言わずゼンテイカと言うことが多い。4コマ目、オオコメツツジと思うが、黄ばんだところばかり撮り、花弁が傷んでないのはこの画像だけだった。
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雨の後のイチオシ。イワイチョウ。
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湿原のすぐわきにはアルペンルートが通っており、大型バスだけが行き交う。道路脇の花。タテヤマウツボグサ、シモツケソウ、ハクサンチドリかと思ったが、花弁の先が丸いテガタチドリという種。キマダラヒカゲは1頭だけ見た。
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ミヤマモンキは飛んではいるものの、木道をたまにしか横切ってはくれない。それでもいつかは休むはず。どこかに蜜を吸う花があるはずと、それらしき花を探しながら木道を一巡したのだが、そんな場所は見つからず、結局、最初の場所に戻る。やはり、離れた所では飛んでいる。それでも、少しは頑張った。300ミリでのマニュアルフォーカス。相手は探雌飛翔中のオス。ピントが合うわけがないし遠すぎる。トリミングした証拠写真。
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まあ飛翔はムリだろうと思っていたが、1頭がニガナ(タカネニガナ?)の群落に入り込んだ。なに、ニガナで吸蜜?!ヤマモンキ第一号。
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そのうち、別個体もニガナの群落にやって来るが、もっと背景のいい場所があるのに、うるさい所にしか吸いに来ない。
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近くにあったウサギギクでも吸蜜。ちょっと嬉しい。でもちゃんと撮れなかった。(オートフォーカスが不調)
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吸蜜の静止よりも、飛翔を狙う。このニガナの大群落は、休憩所のベンチ脇。人工的に繁殖させたもののようだ。少し気に入らないこともないが、贅沢は言えない。
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19秒間で28コマを撮っていた。まずまずピントのものが12枚。
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ほぼ曇り空で、半袖だけだと少し寒い。少し薄日が射すと、ヤマモンキが飛んで来るが、翳るとパタッと止まる。白いニガナはダメなのかと思っていたら、そんなことはなかった。
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少し寄ったら、飛んで来たアブを嫌って飛び去ってしまった。
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鮮度はあまり良くない個体ばかりだった。木道近くにやって来たこの個体。近すぎたので、離れようと後ろへ下がったとき、小学6年生の遠足の団体がやってきて、飛ばれ、お終い。
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この後、しばらく待ったが完全な曇り空になってしまった。湿原の周りには笹原が拡がっており、ベニヒカゲを探すつもりでいたが、予定より早めに切り上げた。バスが来るまでに少し時間があったので近くをうろつくと、オスが飛んでいたので飛翔撮り。6.5枚/秒の連続する2コマ。シャッタースピードが翅の開閉に同調したのか、似たような画像。せめてこの2倍のコマ数が撮れるといいのだが。
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このオスは近くにとまってくれた。どうやら、雨が降りそうなので、雨宿り場所を探していたようだった。
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メスがふらふらと飛んできたので、見ていると葉蔭にとまった。メスもスレていた。→このメスもオスもタダモンキでした。友人のKさんから連絡があり、感謝です。この画像を編集している時、何か違和感があったのですが、先入観は恐ろしいです。
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バスが来た頃には、小雨となった。車窓からは何も見えず。室堂に着いてから雷鳥荘まで、雨とガスの中をとぼとぼと歩く。
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(富山県・立山 (5)に続きます)

by otto-N | 2015-08-08 21:18 | Comments(4)

2015.7.26-29 富山県・立山 (3) 夕焼け   2015.8.6 (記)

2015.7.27
雷鳥荘の前に着き、そうだビールは部屋ではなく外で飲もうと、フロントでビールを買ってきて立山をながめながら乾杯したときは、まだ、立山はガスの中だったけれど、少しずつガスが薄れ素晴らしい眺めになった。
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この日、最後に降りてきた雷鳥坂。キャンプ場から剱御前小舎まで標高差500m。ジグザグの登山道がよく見えた。思いザックを担ぎ登山者の喘ぎが忘れられない。彼ら(彼女ら)が無事剱山頂に立つことを願い、敬意を表して撮影した。
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午後4時50分。ほとんどガスがなくなった。白い雲と青空が残雪の立山を引き立てる。
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午後6時40分。夕食をすませ部屋に戻ると外が騒がしい。西の空には雲がかかっていたので、夕焼けは諦めていたのだが、雲の隙間から太陽が顔を覗かせた。
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後ろを振り返ると、立山の中腹だけに日が照らされていた。そうか、下の影は我々が立っている丘の影、山頂が暗いのは雲の影と気がついた。
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中腹だけが赤い不思議な光景だった。
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日が沈むにつれ、赤く染まる部分が刻々と上がっていく。
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雲が漂っているのか、光も薄くなる。
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もうすぐ山頂が照らされると思った瞬間、太陽が沈んだのか、雲に覆われたのか、すうーっと光が消えてしまった。ちょっと残念。
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太陽が沈んだ後、見事な夕焼け。こんな夕焼けは久しぶりだった。
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(富山県・立山 (4) に続きます)

by otto-N | 2015-08-06 20:16 | Comments(2)