たかがヤマト、されどヤマト

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2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(8) ゴイシシジミ   2016.7.31 (記)

2016.7.12 続き
乗越を10時50分に下り始める。下山時にはT型ステッキを使う。登りには邪魔なだけだけれど、落差の大きな箇所を越える時にはとても楽。袈裟懸けにカメラ(標準ズーム)を吊るし、時々撮影するから、ステッキは1本だけ。ただ、よほどの急斜面(崖)だとカメラはザックにしまい、ステッキも畳む。

下りは上りに比べると楽。最後の水場を過ぎ、胸突き八丁の上部に来たとき、登山道補修工事の方が道端に脱ぎ置かれた作業ジャケットにベニヒカゲがとまっていた。せめて緑の葉の上に移ってもらおうと手乗りにしたが、失敗。近くの日陰に入り込み、その後、どこかに行ってしまう。右側は谷底、人1人がやっと通れる狭い登山道なので、それ以上追うのは諦めた。しかし、まだ7月なのにベニ?これは変。ベニヒカゲではなくクモマベニと気がついたがもう遅かった。何しろ、まだ一度しか撮影したことがないのだから。縁の白斑が美しかった。
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この後、胸突き八丁の階段を下りているの途中、その下にも、クモマベニはポツンポツンと現れた。とまらないので撮影はできなかったが、前日は1頭も見なかったので、この日に発生したのだろうか。タカネキもいる雰囲気ではあったけれど、セセリは皆無。かなり下った林間で、キマダラヒカゲに混じってヒメキマダラヒカゲが飛び交っている。朝は飛び回るだけだが、午後はとまって翅を開くことが多い。
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そして、前日にゼフの卍とゴイシシジミがいた場所。ゴイシが1頭飛んでいた。やっととまったので数枚撮影する。
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時々休んだ場所では、眼前を飛び交うキマダラヒカゲを撮るが、この標準ズームは距離目盛がないので使いにくい。
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歩きながら、ヒメキマダラヒカゲを連写するがピンボケ。
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暗い登山道にホトトギス。と、小さな白い花。
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だらだらと暗い登山道を下り、登山口に着いたのは15時ちょうど。ゴイシシジミはここから駐車場に行く間にもたくさん飛んでいたけれど、暗いし、法面の上の笹藪なので、撮るのは諦めた。駐車場に着くと、車は我々の1台だけだった。

この日は、前々日と同じ温泉に泊まった。翌日(13日)は白馬でチョウ探しの予定だったけれど、あいにくの豪雨。朝一で東京に戻ってきた。





   

by otto-N | 2016-07-31 20:08 | Comments(2)

2014.7.28 群馬県・尾瀬 ヒメキマダラヒカゲ   2014.7.31 (記)

2014.7.28
かねてから行きたいと言っていた至仏山に登る。登るのは翌日として、この日は大清水から尾瀬沼に行った。尾瀬は未経験。

11時40分、標高が1180mの大清水から、広い林道 (車道といっていいくらい広い) を登り始める。周りはミズナラなどの広葉樹。チョウを撮りながら登る。駐車場にミヤマカラスアゲハのメスがいたのだが、カメラが未準備だった。晴れていても気温が低く、気持ちがいい。クロヒカゲ、コチャバネセセリ、ミドリヒョウモンなど北国のおなじみのチョウ。
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この林道はこんな感じ。ときどき、車が通り、そのたびにチョウが飛び去ってしまう。この車、来年から有料になる乗合タクシーだった。上に着いてから知った。チョウを探しながらのことなので、この登りはむしろ好都合、全然平気だった。
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路上で吸水していたチョウたち。シータテハかと思ったらどう見てもキタテハだった。 (と、思っていたが、友人からメールがあり、シーでいいらしい。こちらのシータテハ、こんなにダサかったっけ。) ミドリヒョウモンのメス。エルタテハ(これはヒオドシチョウ?)が目につくがなかなか敏感。コムラサキも。
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50分ほどで一ノ瀬休憩所(標高1400m)という所に着き、ここから本格的な登り。といっても、木道階段が多い。チョウはまるでいない。三平峠(標高1762m)では見晴しはまるでなく、そのまま、下る。木道ばかり。そのうち、尾瀬沼が見えてきた。そして、午後1時40分、湖畔の三平下に到着。向こうに見えるは燧ケ岳。
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湖畔を少し散策。少し風があり半袖では寒いくらい、天気がよく気持ちがよかった。チョウはあまりいなかった。たぶん、ヒメキマダラセセリ (これはコキマダラセセリらしい。区別がつきません。) とコチャバネセセリ。
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クロヒカゲ、アカタテハ、エルタテハ。あとはウラギンヒョウモンくらい。
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エルタテハは多かった。ベタ開翅よりV字開翅のほうがカッコいいのだが。
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午前中は、なかなか翅を開かないヒメキマダラヒカゲだが、午後になると開くことが多い気がする。
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山に行けばどこでもいるチョウだが、光に透かすと美しいと思う。
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逆光だったけれど、ちゃんと撮れていた。
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2枚のパノラマ合成。実は失敗。18ミリで撮ると四隅が暗くなる。それをつなぐと中央が暗くなるのは当たり前。せめて24ミリくらいで撮ろう。
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登山中の花はとても少なかった。湖畔では、キンコウカ、ニッコウキスゲ、ヒメサユリ。 
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一ノ瀬休憩所からの無料乗合タクシーの最終時間は午後4時。急いで、来た道を引き返し、3時40分一ノ瀬着。大清水の駐車場にはテリ張りのキタテハ(シータテハ?) とスレたミスジチョウがいた。

バブル時、一世を風靡した岩鞍スキー場のホテルに着いた後、近くを散策したが、造林した針葉樹が多く、なんか淋しい感じ。ジャンプ台があり、その林縁に行ってみると、ゼフの卍。でも、カメラを飛翔用に設定しているうち、消えていた。幻だったのか、最後の卍だったのか。ここでもキタテハ (これもシータテハ?) がテリ張り。ヒメジョオンにはセセリが1頭だけ。
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ゼフかと思ったらキバネセセリ。産卵行動だった。食草はセンノキだったことを思い出した。
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東京ではあんなに暑かったのに、尾瀬では半袖では寒い暗いだった。本格的な湿原に行ったわけではなく、沼の畔を少し散策しただけで帰ってきたが、尾瀬が確かに人気がある場所だということは理解できた。ちょっと隔絶した土地のようだった。それにしても、チョウは少ない感じ。ヒョウモン類もあまり見なかったし、数そのものが少ないようだ。標高がちょっと高いのかもしれない。

by otto-N | 2014-07-31 18:25 | Comments(2)

8月、北海道・札幌、コヒオドシ (2010.8.18)  2011.3.15

2010.8.18
昨日、幕別から、狩勝峠経由で、親のいる札幌・手稲区に移動した。この日、手稲山(1023m)に登った。実は、この日、小樽近郊の余市岳(1488m)に登る予定で入山地点のキロロスキー場に行ったけれど、登山時間を大幅に短縮できる林道が閉鎖されていたため、登山を断念。天気も良く、このままではしゃくなので、急遽近くの山にハイキングしたわけです。山の頂上付近の緩斜面には、ベニヒカゲがいると踏んでのことです。
手稲山は、冬にはスキーで何度か来ているので、地形的には何となく判る。ロープウェイ前の駐車場から、少しだけ緩やかだけれど、すぐ急斜面(女子大回転コース)の直登。この直登は、冬、カリカリのこぶ斜面となる所で、結構きつかった。直登を過ぎると、待っていたのは、ヒヨドリバナの咲き乱れる緩斜面。コヒオドシ、クジャクチョウ、ヒョウモンが集まっていた。

ヒヨドリバナに吸蜜するコヒオドシ。こんなに見たことはなかった。
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さて、ベニヒカゲはというと、いたにはいた。が、新鮮なものは少なく、しかも暑いので活発すぎ、なかなか止まらない。
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麓の日影にいたミドリシジミのメス(ピンボケ)。オオミドリシジミのような気がするが、メスはよく判りません。
ヒメキマダラヒカゲ(少し翅が壊れていて残念)とクロヒカゲ。キアゲハもいました。
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夏の手稲山は初めてだった。頂上からは、札幌の街が一望でき、昔とはえらい違いと、リフト降り場の日影で休んでいたら、さすが北海道、涼しさを通り越してすぐ寒くなってきました。すぐそばに見える山なのに、標高1000mもあることを忘れていました。

ヨーロッパのコヒオドシ:
2010年の今ころ(3月)は、退職したら半月はヨーロッパでスキーをという願いがかない、フランス/シャモニー・モンブランとスイス/ツエルマットに行っていた。そのとき、ツエルマットのスキー場の中で撮ったコヒオドシの画像です。
コヒオドシはガントというゴンドラの駅の日だまり(ゴンドラが停止する枠の所)で日光浴をしていた。日だまりとはいえ、春スキーではなく冬スキー、まさかと思いました。
ガント(2323m)からはホーテリ(3286m)に1本のゴンドラが架かっています。標高差963mの急斜面。全山コブです(拡大すると判ります)。この斜面、スキーヤーはまばらで、自然の中で遊ばせてもらっているという感じで、やっとスキーらしいスキーを楽しむことができました。
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このコヒオドシはデジカメ(Canon Pawer Shot A720 IS)で撮ったもので、ボケていますが、日本のコヒオドシ、ヒオドシチョウ、エルタテハと較べてみると、前翅はコヒオドシ、後翅はヒオドシチョウと両者の中間みたいな感じです。大きさはコヒオドシより大きめ。
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3月11日の地震発生当時は、自宅にいた。いったん揺れが収まり、外出していた妻から無事との電話があり、ほっとしたのもつかの間。津波に襲われているリアルタイムのTV映像を見て以来、どうしようもない無力感で、ブログ更新もする気になれませんでしたが、昨年の画像を整理していると何となく落ち着くので、ブログの更新を再開することにしました。

この地震で亡くなった方のご冥福を心から祈ります。
そして、被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。
がんばって下さいとしかいいようがありません。

by otto-N | 2011-03-15 12:02 | Comments(2)