たかがヤマト、されどヤマト

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2016.7.1-2 OTTO & otto-N フジミドリシジミ   2016.7.13 (記)

2016.7.1 続き

ポイント3
蕎麦屋で昼食後、カラスシジミが出ている頃とのことで、山形方面に向かう。しかし、時間が遅かったせいか見つからなかった。林道に獣糞。でも、熊ではないらしい。少し、郊外に出ると熊は珍しくないとのこと。メスグロヒョウモン♀。離れたところにオスもいたが撮れず。
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イタドリにルリシジミが多かった。オスは飛び回りっぱなし。産卵行動中のメス、赤いセセリはヒメキマダラセセリ♂、傷んだヒメシジミ♀。
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ポイント4
仙台方面に戻り、夕方のゼフを探す。カシワのような大きな葉だったがミズナラとのこと。その林の中のススキとノイバラの茂みをかき分けたが、ゼフは皆無。この奥は熊の出る杉林。しかし、手前にあった休耕中の畑の脇のアオダモにウラキンシジミ。梅林にはオオミスジ♀が舞っていた。クリの花は今が満開。ウラゴマダラシジミがやってきたが、仙台ではとても少ないと言う(1枚だけ撮った)。仙台ラベルのヤマトシジミ♀(私にとっては北限)。
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オオヒカゲのポイントでもあった。久しぶりだったが、とても敏感。
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休耕中の畑で飛び回っていたオオチャバネセセリ。
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夕方にテリ張るシータテハ。背景の抜けるススキにとまるのを待って撮った。
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おどろいたのは、この休耕畑に現れたカモシカ。まだ、子供らしいが、十分大きかった。(300ミリのノートリ)
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2016.7.2
天気予報は曇り後雨。しかし、朝、起きてみると霧の中にうっすらと青空。低山のジョウザンミドリとウラミスジを撮りに行く予定だったけれど、急遽変更。フジミドリ狙いで前日のポイントに急ぐ。

ポイント1
しかし、山に近づくにつれ雲が多くなってきた。ポイントに着いても少しは明るくなることはあったけれど、どんよりしたままだった。そんな曇り空でも、アイノミドリはテリを張る。
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そんな中、林道の先にブルーの煌めき。飛び方からルリではない。とまったようなので、近づいて探す。イタドリの葉にとまっていたのはフジミドリだった。もう少し右に回り込み、イタドリの葉の隙間からシャッターを切ったとき、飛び立ってしまい、残されたのはピンボケのブルー。それっきりもう下には降りてこなかった。メスも降りてきたのだが、撮れずに終わる。
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空は相変わらず、曇り空。アイノミドリはテリ張りにいそしんでおり、フジもアイノも諦め、帰ろうとしたとき、アイノが開いているとの声。急いで駆け付けると少し遠かったが、とてもいい位置だった。
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ポイント5
曇っているので、10時でも、ジョウザンミドリはテリを張っているはずと、標高の低いポイントに駆け付けた。しかし、1頭だけが叩いた木の上にいただけで、ショータイムはすでに終わっていた。数日前には10時半ころまで飛び回っていたとのことだったが、この日は気温が高すぎたらしい。ここは、数日前は叩くたびに降りてくるほどのウラミスジが多いポイント。しかし、1頭も降りて来なかった。どうやら、発生から少し経つと分散してしまうらしい。その代わり、現れたのはオオミドリのメス。OTTOさんは、ここにはオオミドリがいるはずと狙っていたらしく、雨が降りだした中、熱心に撮影されていた。
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本格的に雨が降り出したので、撮影は終了。仙台名物のギュウタンの昼食を御馳走になり、仙台を後にした。OTTOさん、充実の2日間でした。どうもありがとうございました。


   

by otto-N | 2016-07-13 18:20 | Comments(2)

2016.5.24 東京・高尾山(2) クモガタヒョウモン   2016.5.31 (記)

2016.5.24 PM
やっと峠の茶屋に着き、大休憩。黒系アゲハが飛び交っているが、見向きもせずクモガタヒョウモンの居そうな場所を探す。が、何のことはないすぐに見つかった。杉林が伐採された跡の広いが急な斜面。至る所に咲いているハルジオンに群がっていた。ただし、足場は最悪。撮影場所を決めたら、簡単には動くことができない。
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ハルジオンの群落を見下ろす位置に陣取り、300ミリで撮った。
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もちろん、次の花に飛び移る瞬間をねらうのだが、いつ飛ぶのか判らない。ムダなシャッターばかり切り続けた。
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クモガタヒョウモンは、丸い紋だけなのでとてもカッコいい。まさにヒョウモン。翅はすぐ開くので、飛翔を撮る必要はないのだが、飛んだときの躍動感が違う。
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でも、とまっているのか飛んでいるのか、上から撮ると判りませんね。これは、脚が見えているので、とまる寸前と思う。
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1視野の3頭が入ったのだが、全部にピントを合わすことは不可。開いたり閉じたり。全部が閉じるとNG。
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単独でも、ちょうどいい翅の開き具合にはなかなかならない。似たような写真ばかりになってしまう。
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飛んでいるのかとまっているのか、そんなことはおかまいなしに、シャッターを切り続けた。
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頭を下にして翅を開くのが個人的には好きなポーズ。
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望遠での撮影に飽き、広角で飛翔を撮ろうとしたが、足場が悪く、うまくいかなかった。あまりにも撮れず頑張る気になったけれど、時すでに遅し。空が曇り始めてしまった。
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ウラギンヒョウモンも1頭だけ出ていた。飛び去っても、同じところに戻ってきた。すぐに翅を開くので裏を撮るのが難しかった。
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こうして、4人がそれぞれ思い思いの場所に陣取り、クモガタヒョウモンを撮り続けているうち、空はすっかり曇ってしまった。時刻は14時20分。1時間も撮り続けていたことになる。この場所を離れ、とぼとぼと林道を下っていると、コジャノメが飛び出した。きれいなメス。
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飛び去られてしまったが、すぐに替わりが飛び出す。
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このメスは、路肩で翅を開いてくれた。メスの開翅は初めて。金色の蛇の目がとてもきれい。
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3頭目のコジャノメ♀。縦位置でも撮ってみた。
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その後ろにはダイミョウセセリ。暗い中、とろけるような背後のボケが美しかった。が、ファインダーで見ていたときだけの話。左の虫食い葉っぱが邪魔だった。
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林道は真っ暗で、あわよくば、路上吸水のミヤマカラスアゲハという第2目標はなくなったけれど、あれだけのクモガタヒョウモンと遊び、思いもかけず、新鮮なコジャノメ♀に遭遇し、林道から抜け出たころには、フジミドリシジミを撮影しに来たことをすっかり忘れてしまっていた。ご一緒したMさん、Kさん、Iさん、予想だにしなかった、久しぶりの登山道で大変だったと思いますが、楽しかったですね。


追記:ブナとイヌブナの間(はざま)
今年、最初にフジミドリシジミのポイントに訪れたのは5月18日、続いて20日、さらに24日。そして26日、3回ほどオスの探雌飛翔が初見、27日にメスをチラッと見るものの、全くとまらなかったので撮影はできず。そして、本日(31日)、撮れたのはこの証拠写真だけ。8~10m先のイヌブナの葉上に、たった1回とまっただけであった。何処にいる?
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どこにいるのかわからないはず。目線をもらい全開しているが、翅は完全に水平。すぐ飛び去ってしまった。
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今年は個体数が極端に少ない。今日(31日)は、20~30分に1回の割合でオスが飛んできたけれど、現れた個体数としては2~3頭にしかすぎないと思われる。26日、ここに来られた地元の方に、高尾山のフジミドリ12年(10年)周期説という話を伺った。確かに、2013~2015年は、こんなに苦戦はしなかった。今年は発生が遅れている可能性もあるが、毎日ここへ通っていたMさんの29日に撮られた鮮明な写真からでは、縁毛は擦れて飛び古しており、未発生というより発生数そのものが少ない感じであった。今日は、最初は曇っていたが、予想以上のピーカン。発生していたら、とまらないにしても数だけは多いはずなのだが、どうやら、12年説は当たっている可能性が高い。これを確認するために、来年も来なければ・・・。とりあえず、本年のフジミドリは終了します。現場に毎日のように集まられたみなさん、色々ありがとうございました。


   

by otto-N | 2016-05-31 20:36 | Comments(4)

2015.7.13 岩手県・八幡平 ワタスゲ   2015.7.24 (記)

2015.7.13
八幡平に登る(というよりハイキング)ために泊まった宿は、山麓にある松川温泉・峡雲荘。山頂付近にある蒸けの湯とどちらにするか悩んだけれど (藤七温泉は数年前に宿泊。泥の露天風呂は混浴。男のほうがつらい)、もし天気が良くなかったらどうしょうもないので、こちらを選んだ。山麓のほうが少しはチョウがいるかもしれない。

八幡平ICをおり、1軒だけあったコンビニに寄り、樹海ラインという鬱蒼とした樹林帯の中のワインディングロードをしばらく行ったところに松川温泉はあった。まだ、明るいので近くを散策。松川温泉は、地熱発電で有名。すぐ隣にはごうごうと音をたて水蒸気を噴き出していた。標高875m。泊まった宿は、温泉、料理とも申し分なかったので名前を出しておきます。温泉の周りは、樹齢何百年と思われるミズナラの巨木もある。林縁にゼフくらい飛んでいるかと思ったら影も形もなし。見つけたのはルリシジミだけだった。
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翌朝、間違って1時間早く起きてしまった。ドバドバと流れ出る白濁の朝風呂に浸かった後、周辺を散歩。まだ、寒いのかスジグロチョウが起き出したばかりだった。メスは大好き。
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樹海ラインの日の当たるヘアピンの低いところで、テリ張り風に飛んでいるゼフを見つけたが、行ってみると樹上に去る。待っても戻ってはこなかったので、近くの林道に入ったところ、足元に路上吸水のゼフのメス。ファインダー越しに見ていて、やけに白帯が太いなと思ったら、フジミドリシジミだった。時刻は7時5分。
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2回シャッターを切ったところで飛ばれ、後をついていくと、広い葉の上にとまった。これは開翅するぞと思って、後ろに回り込んだ途端、全開。スレてはいたけど。飛び去った後、近くをもう1頭飛んでいたがロスト。前日には、早池峰山の下山中、谷から吹き上げられた風にのって飛んでいるフジミドリのようなオスも見た。東北では、フジミドリはどこでもいるという印象だった。
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ミズナラが多いのにもかかわらずゼフは期待できないので、7時半からの朝食をすませ、すぐに八幡平に向かう。樹海ラインのこれはと思うところではゆっくり走ったが、ゼフらしき姿は見られなかった。月曜とあって、駐車場(標高1540m)はガラガラ。岩手山がよく見える。道路を渡って八幡平山頂へ向かう。といっても、石とコンクリの遊歩道。
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すぐに見晴しのいい場所に出る。
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左に岩手山、その左肩に前日登った早池峰山。そして、右には秋田駒ヶ岳。
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とりあえず、八幡平で一番高い所を目指す。ミヤマキンポウゲ、オオバタケシマラン、マイヅルソウ、クルマユリ。
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まだ、ガマ沼には雪が残っていた。向こうは岩手山。
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カラマツソウの蕾はピンク、かわいい。ここのハクサンチドリは強烈、ベニバナイチゴ、ヤマハハコ。
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ヒナザクラの群生。この花は、顔の向きがてんでバラバラで撮りにくい。おまけに風。
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八幡平の標高は1613mとされる。ピークとは言い難く、真っ平。樹林の中なので見通しが効かない。そのため、見晴台が組んである。そこからの風景。アオモリトドマツの樹海の向こうに山々。
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こんな山が遠くに見えた。「山」の形。後で青森の岩木山と知る。
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ガマ沼まで戻り、左折。大きな沼(八幡沼)と湿原が見えた。薄雲がかかっていなければ、青空が反射してきれいだったと思う。
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ミヤマキンポウゲの乾いた場所から、イワカガミ、コバイケイソウの咲く湿地へ下る。
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またしても、ヒナザクラ。
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そして、果てしない湿原に突入。木道が延々と続く。
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ニッコウキスゲはポツンポツンとしか咲いていない。ワタスゲとチングルマ。
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ワタスゲ。風が吹き、日差しが変わり、目まぐるしく表情を変える。
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風で少しずつ飛ばされる綿毛。先で待っているのを横目で見ながら撮り続けた。
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池塘。もう少し左に寄れればハート型に見えるのだが。
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アカモノ、イワイチョウ、アオノツガザクラ、ヒオドシチョウは木道の定番か。
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湿原の先には、源田森(標高1595m)という少し高いところがあり、そこからの眺めは、八幡平山頂よりすばらしい。
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八甲田の山々の重なり。
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前々日に登った秋田駒ヶ岳。
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鳥海山まで見える。
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山頂のキアゲハは、ギフくらいの大きさで、とても小さかった。一度大きなキアゲハがやってきたが、撃退。風が少し強かったので、頻繁には飛んでこない。1コマ目は完全にピンボケ。しかし、「源田森」の看板を入れたかった。この枯れかかったアオモリトドマツは、先日見た山番組でも写っていた。
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源田森のふもとにあった小さな沼。
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その先を少し進んだが、同じような風景が続いていたので、元来た道を引き返す。そして、後ろを振り返った。
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帰り道、ズダヤクシュを見つけた。たくさん撮ったはずなのに、ピントがほとんど合っていなかった。
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駐車場に着き、そこを出たのはちょうど12時。アスピーテラインでは前に車が1台もなく快適に山を下り、そのまま東北道を突っ走り、自宅に着いたのは午後7時15分。


3泊4日で、東北の3つの名峰、秋田駒ヶ岳、早池峰山、八幡平に登ってきた。総走行距離は1390km。さすがに遠い。山登りで疲れたというより車の運転で疲れた感じがする。でも、連日の晴天で、とても楽しい山登りの旅でした。それにしても、山の広角写真は難しい。アンダーで撮ったものが多かったため、元に戻すのが大変だった。1記事上げるのに、丸二日。チョウの写真のほうが楽だった。

by otto-N | 2015-07-24 19:56 | Comments(2)

2015.5.28 東京・ブナとイヌブナの森 フジミドリシジミ   2015.6.3 (記)

2015.6.28
雨の天気予報だったのでやっと休めるかと思って遅く起きたら、天気予報は外れ。駅探で時間を調べると、11時ころには到着できそうだったので、あわてて出かける。

現地に着いたら、先客が5名。3名は良く知った方(横浜のごまさんとT さん、杉並のM さん)。聞くと朝には開いたけれど、さっぱり出て来なくなったとのこと。しばらく待っても、飛んで来ない。しかたがなく、ここの名物のテングとミスジチョウを撮る。ミスジチョウは多いが、飛び回るだけ。やっととまったのを撮ったら傷んでいた。アカシジミもチラチラ飛んでいた。
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午後1時すぎ、ゼフの大家、横浜の I さんが現れて間もなく、1頭目が飛んできた。でも、遠いし、葉隠れ(1コマ目)。そのうち、次々とまではいかなかないまでも、オスがやってきた。遠くてもとりあえずサンヨンで撮影する。ときには、6コマ目のように、とても近いところでも開翅する。この6コマは、一応ピントがあっていたものを、横4896ピクセル→2448ピクセルで切り出した。オスは、とまるとすぐ全開するが、遠いし、枝の向こうばかりが多い。翅の向きによって輝かないのは他のミドリシジミと同じ。よく見ると、翅が壊れているものが多かった。
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これは、かなり惜しかった。至近距離で開きかけた途端、別のオスを追って飛んでいってしまう。
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いつチャンスが現れるかわからない。じっと樹冠を見張り続けていた。ふと、上ではなく、下のほうを見るとメスが飛んできて暗がりにとまった。少しずつ位置を変える。そのすぐ傍を飛んでいるオスも気がつかない。2コマ目、葉上の水滴を吸っていた。3コマ目、一か八かで少し飛んでもらったら、近くに来たが、撮りにくい場所になってしまった。
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こうして、6人雁首を並べ、樹冠を見張り、ときどき「何を撮影しているのか」とハイカーに聞かれるので、丁寧に「チョウチョです」と答えながら、空腹に耐え、ひたすら、近くにブルーがやって来るのを待つ。
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待ちに待った瞬間。しかし、翅を全開する前に、飛んでいってしまった。これより、翅を閉じ気味の上のほうがいい。
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そして、突然、近くにやって来て、いきなりの全開。大慌て連写。イヌブナの葉が美しい。
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少し下向きになった。翅が広く写るが、少し角度がつく上のほうが輝きは強い。
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今年のフジミドリシジミは、他のチョウと同じく、発生は1週間から10日早いようだった。幸い、近くで開翅した個体は、スレが少なくラッキーだった。I さんのお話では、フジミドリは樹間を飛ぶので、翅が傷みやすいとのこと。そういえば、ウラゴマダラシジミも同じような感じがする。それにしても、フジが現れる時間ぴったりにやって来られた I さんはさすがです。1人とは違い、待ち時間を楽しく過ごすことができました。みなさん、ありがとうございました。

by otto-N | 2015-06-03 16:04 | Comments(6)

2013.6.7 ブナとイヌブナの森 フジミドリシジミ (2)   2013.6.16(記)

2013.6.7 (続き)
オスがあまり出てこなくなった12時すぎ、イヌブナの葉陰に飛んできた。葉の間や小枝の中を動き回り、ファインダーから目を離すとすぐに見失う。それでも、やっと葉の上に出てきて翅を少し開いた。
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さらに20分ほど後、もう少し近い所で動き回るメスを見つけた。撮っているときは判らなかったが、PCで見ると産卵行動のようだった。
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フジミドリシジミの産卵する位置は葉の付け根なんだろうか。
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しばらくこの姿勢でじっとしていたが、遠かった。
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その2分後、この個体と同じかどうかは記憶していないけど、かなり近くに飛んできて少し翅を開いた個体がいた。裏翅のラインが少し透けて見えた。
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いったん翅を閉じ、ゆっくりと翅を開いた。(画像はすべて、クリックで大きくなります)
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マキシマム。1分半もこの状態だった。
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飛び去った後も、ときどき、やって来た。同じ個体がダブっていると思う。オスもたまには来たが、遠いところ。空も明るくはない
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少し目の上。ちょっと遠かったが。
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少し目の下。これは少しは近かった。
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MさんとKさんは所用があるとのことで、途中で帰られたのは残念だった。最後に撮ったのは14時35分だった。フジミドリシジミは、図鑑には「♂は夕方に占有行動をする」とあるので、Iさんと、それまで待つはことにしたが、空があまりにも暗くなったきたので、15時30分に撤収した。

余談:図鑑には、「早朝にブナ林をうねるように飛翔する♂も見られる」とも書いてあるけれど、「真昼にうねるように飛ぶ」とは記されていない。Iさんのお話では、図鑑の記載は以前の説を踏襲して書いてあるだけで、それ以外の知られていない事実のほうが多いから撮影は止められないとのことでした。他にも、フジミドリを待ちながらしみじみとしたお話を伺いました。
ご一緒したIさん、Mさん、Kさん、楽しく時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

by otto-N | 2013-06-16 10:36 | Comments(12)

2013.6.7 ブナとイヌブナの森 フジミドリシジミ (1)   2013.6.14(記)

2013.6.7
この日、フジミドリシジミを撮影することができた。2~3年前、地元の方に場所は教えてもらっていたけれど、早朝とのことだったので断念していた。撮りに行こうと思ったきっかけは、日中に撮影したというヘムレンさんとbanyanさんの記事。実は、6月3日と5日にも行き、姿を見ただけに終わっている。二度あることは三度ある、三度目の正直か、ということで恐る恐る出かけたのだけれど、犬も歩けば棒に当たりました。

2013.6.3
この日は雲一つない晴天。現地に到着したのは、10時ころ。先客がおられた。今年、神奈川のギフでお会いした愛野緑さんだった。すでに吸水中のフジミドリシジミを撮ったとのこと。これなら、出てくるに違いないと2人(正確には愛野緑さんのお父さんをいれて3人)で待つものの一向に飛んでこない。近くを探索したけれど、まったくダメ。ミスジチョウが多かったが、メスを探しているらしく全くとまらず。ただ1回だけとまった。他に、テングチョウ、ヒオドシチョウ、ミドリヒョウモン♀が樹上で少し休んで飛び去った。
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多かったのはテングチョウ。ダイミョウセセリも新鮮だった。
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昼を過ぎたころ、3回ほど、ルリシジミのようなブルーに輝く高速飛行体が目の前を通過した。フジミドリはこんなに高速で飛ぶのかと唖然。とまる気配もなく、枝にまとわりつくように飛んでいるので探雌飛翔のようだ。3時半まで粘ったが、あきらめ撤収。

2013.6.5
前日は、妻と今倉山にハイキングに出かけたが、この日も晴れ。2回目の挑戦。現地到着9時半。しかしながら、前々日同様、煌めく飛翔体を何度か見ただけで終わった。メスも見たが下の方に行ってしまった。2時半に撤収。ちょっと嬉しかったのは、ヒオドシチョウ。吸水に来ていた。
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帰るとき、林道をとぼとぼ下っていたら、アサギマダラが暗い中を飛んでいた。MFで撮影したが暗すぎた。そして、久しぶりに見るオサムシ。
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2013.6.7
天気予報では、雨のち晴れ。朝起きたら、曇り空。ラストチャンスということで、急遽、3度目の挑戦。晴天だからとまらない気がして、曇り空を待っていた。山は真っ暗、霧雨状態の現地に着いたのは10時20分ころ。お二方がすでに待っていた。横浜のIさんとKさん。今まで雨が降っていたという。カメラを準備し、少し空が明るくなってきたと思ったら、フジミドリシジミが飛び出した。そして、葉にとまってすぐに開翅。でも、かなり遠い。300ミリズームでこの程度の大きさ。合焦マークより少し大きいくらい。
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上の画像のトリミング。このレンズにしては上出来だと思う。
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もう少し開いてくれた。右後翅は葉に完全に接触していた。
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最大3頭が同時に飛んだこともあったけれど、まともに撮れたオスは上の写真だけだった。この後、杉並のMさんがやってこられたが、またしても雨。雨が止みほんの少し空が明るくなると、オスが飛んできて翅を開く。しかし、とにかく遠い。そして、目より上の高さ。さらに、葉の間。一度だけ近くに来たが、全くの正面だった(1コマ目)。オスは10時半すぎがピークだったが、その後も、ときどき姿を現わした。とりあえず、遠かったけれど、少しはピンがきている画像をアップしておきます。
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オスは撮影しにくい場所にしかとまらなかった。距離はともかく、目より上の高さだった。目より下の近いところにも枝葉があるのだが、日当たりがよくなく、少しでも明るいところで翅を開くようだった。年々、枝が伸びると思うので、今後は撮影しにくくなるかもしれない。

(フジミドリシジミ (2)に続きます)

by otto-N | 2013-06-14 11:26 | Comments(6)