たかがヤマト、されどヤマト

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2016.8.31-9.4 北アルプス・雲ノ平(3) 薬師沢  2016.9.10 (記)

2016.9.1 続き
太郎平小屋で、カレーライスとラーメンを食べ (素朴だが美味しかった)、水を補給し、薬師沢小屋を目指し、出発したのは12時20分。出だしは木道。
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付近の山は白っぽいのに、この山だけが黒っぽい水晶岳。別称は黒岳。昔、水晶がとれたという。
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木道の上と下と目の高さ。ベニヒカゲはこの1頭だけ。イワオトギリはもう少なかった。何の実か。
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しばらく、こんな道が続いた。
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左に薬師岳、その右、遠くに水晶岳。
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ずうっと楽な道かと思ったら、突然、狭い急坂。カメラをザックにしまったほうが良かったが、まあ、そのままで何とかなった。ゴゼンタチバナの赤い実、途中で垣間見た水晶岳、シラタマノキの実。
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急坂を下り、第1渡渉点に着いたのは13時30分。付近にはリンドウが多かった。このリンドウの紫色はペンタックスではブルーになってしまう。色温度を上げて少し紫にしたが、本来の色ではない。赤い実はチゴユリか。
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いくつかの渡渉点を過ぎ、短いはしご場もあったが、気持ちのいい木道の道が続く。ときどき、水晶岳が顔を出す。途中、何度かアサギマダラが左から右に飛んで行った。
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聞こえるのは、自分の足音だけ。この先、木道が消え、暗い針葉樹の森の中の下りが始まる。
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どこまで下りると小屋に着くのかという長い下り。一度、明るい湿地に出て、また暗い道。川の流れる音が強くなったと思ったら、眼下に清流が現れた。
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そして、急斜面の下に赤い屋根。15時20分、薬師沢小屋到着。太郎小屋から3時間かかったことになる。受付をすまし、ビールで乾杯。(スーパードライでなく、モルツだったのがとても嬉しい)。小屋の前には小さな吊り橋が架かり、翌日、この橋を渡って雲ノ平に向かうことになる。(吊り橋から撮った小屋の写真しかなかった。小屋は2つの川の合流点にあり、1つは黒部川。とてもいい山小屋だった)
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吊り橋の下流。底まで見える透明度。地図から、吊り橋の架かるこちらが黒部川らしい。
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上流は激しい流れ。全く知らなかったけれど、この川はイワナ釣りの聖地。小屋には登山ではなく釣り目的の方も泊っていた。
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(雲ノ平(4)に続きます)

   

by otto-N | 2016-09-10 20:31 | Comments(0)

2016.8.31-9.4 北アルプス・雲ノ平(2) 太郎兵衛平   2016.9.8 (記)

2016.9.1
起きて外を見たら、快晴。折立登山口への林道、と言ってもこの付近は広い2車線、にはどんどん車が登って行く。乗用車ばかりでなく、ダンプや掘削機を積んだトラックなど工事用の車が多い。有峰ハウスの宿泊客は登山者は2組だけで、治水工事の関係者ばかりだった。朝食後、登山口まで送っていただく。100台ほど駐車できる登山口の駐車場はいっぱいだった。

7時50分、標高1350mの折立登山口を出発。最初は広葉樹帯の暗い登山道、斜度はあまりない。
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9時20分、樹林帯をすぎ開けた場所に出る。そこから薬師岳が見えた。
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空は秋のよう。雲がとてもきれいだった。
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少し登ると、左手遠くに剱岳。
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緩やかな登山道を登る。しかし先が見えないほど長い。周りは草原状。ときどきベニヒカゲが飛んでいる。かなり擦れているが時期が時期。なかなかとまらなかったが、ふと見ると、目立たない赤い花で吸蜜していた。
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あいかわらず左手に剱岳。登山道はだらだらと続く。
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一度下がってまた登る。もう山は秋。ママハハコくらいしか咲いてない。
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傾斜がきつくなり休んでいたら、とても綺麗なメス。とまったけれど、少しだけ草被りだった。
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飛んだのを追うと、いいところにとまった。黄色い葉っぱだけど、紅葉のベニヒカゲ。飛び方はベニヒカゲに似つかわしくないほどゆっくり。とまるとすぐ翅を開く。晴れていても、手元の温度計では16~18℃。寒くて飛べないようだった。
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だらだら登りは続く。薬師岳が見え始めたけれど、雲がかかり始めていた。登山道の脇にはベニヒカゲが時おり飛んでいる。追いかける余裕はないけれど、足元にとまったのは撮っておく。
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先を行く妻が花にとまったという。急いで駆け付ける。背景は薬師岳。(このレンズは40cmしか寄れないのが欠点)
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飛ぶ気配がないので何枚も撮った。花自体が咲いておらず、蜜源はこの花だけ。それも少ない。
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さらに登ると、薬師岳のガスが晴れてきた。
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もうすぐ太郎兵衛平という所で、やっと高山植物。
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まとまったチングルマがあり、少し登って太郎平小屋に11時40分に到着。
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標高2330mの太郎兵衛平からの大パノラマ。木道の先は薬師岳(2926m)。その右に水晶岳(2978m)、・・・・・、黒部五郎岳(2839m)。
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水晶岳はとてもカッコいい。圧倒的なギザギザ。見惚れてしまった。
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(雲ノ平(3)に続きます)


   

by otto-N | 2016-09-08 20:10 | Comments(0)

2015.7.26-29 富山県・立山 (5) 奥大日岳   2015.8.14 (記)

2015.7.29
最終日。明け方には雨が止み、少しずつ天気が回復しているようだった。尾根道や頂上から剱岳が一望できるという奥大日岳(2606m)に登る。一度、雷鳥沢キャンプ場まで下り、雷鳥坂に曲がらずそのまま斜めにだらだらと登って行くようだ。奥大日岳は、この写真の左にあるはずだが、写っていなかった。7時出発。
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少し登ると木道のある湿地。雨に濡れた花を見ながら進む。多い青空が少しずつ広がり、短いが急な雪渓に出る。
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雪渓を抜け出ると、雷鳥の鳴き声。母鳥はすぐ判った、雛たちは茂みの中に5羽。でも、ちょこまか動くので、撮れたのは4羽だけだった。食べ物探しに余念がない。
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急斜面の後、苦あれば楽あり、平らな所に出ると、左に見える室堂方面はガスが薄れてきた。
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お花畑の中をだらだらと登る。雲が薄れ、立山も姿を現した。4コマ目、右手に見えた奥大日岳の直下の雪渓。
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まだ剱岳は見えなかった。もう少しの辛抱か。
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雲が切れるのを待つが、なかなか山頂は姿を現さないので先を進むと、一瞬、雲の間から山頂が見えた。すぐ雲の中に消えるので、とにかく、シャッターを切る。
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左に剣岳、右に立山の大パノラマ。
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雲は流れているのではなく、同じ所で湧く。立ち上がる雲は地獄谷から出る噴煙と一体化しているようだった。
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チングルマに気をとられていたら、前方にベニヒカゲが飛んでいた。10mほど谷のほうに降りて葉の上にとまる。それほど急ではなかったので、押さえを2枚撮ったところで飛ばれ、さらに下へ行ってしまった。個体差なんだろうか、紅紋の中の黒班がずいぶんと小さい。
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晴れそうで晴れない登山道。エンレイソウ、終わりかけ?のキヌガサソウ、イワオトギリ。
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剱岳はまだ雲の中。
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だらだら続く長い道。ここのハクサンフウロの色はとても濃い。現れ始めたシナノキンバイ。残念ながら、両種とも本来の色が全然出ていない。
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剱岳は、山頂しか見えなくなっていた。
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何とか雲が去って欲しいと思うのだが、同じところで雲がいつまでも沸いていた。
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この日、2回目の雷鳥。雛は遠くに1羽だけ見つかった。
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雷鳥のいた尾根筋はシナノキンバイがたくさん咲いていた。その先から急登。
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あれがピークと思ってもまだ先があった。だらだら登りであったけれど、結構ガレていた。周りはコバイケイソウばかり。この緑色のは何だろうと撮っておいたら、バイケイソウだった。全然きれいではない。稀に、この中間のコシジバイケイソウという種もあるとのこと。この斜面でベニヒカゲと2回遭遇。1頭はシャッターを切る寸前飛ばれてお終い。
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ハクサンフウロ、日陰で見つけたツマトリソウ、シナノキンバイ。
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尾根に出る曲がり角、緑色の花と思ったらシナノキンバイだった。蕾は緑、花が開き始めると黄色になり、最後は橙色っぽい黄色になるようだ。
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最後の尾根道は、見事なお花畑だった。どうやら雪渓が溶けたばかりのようだ。ハクサンイチゲ、シナノキンバイその他が咲き誇る。小さな池の先が頂上だった。ここでもベニヒカゲが1頭。しかし、とまる気配はなかった。
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2コマ目は典型的なハクサンイチゲ。1コマ目はシナノキンバイ風、3コマ目はミヤマキンポウゲ風のハクサンイチゲ。立山には、「タテヤマチングルマ」がというピンクの花弁のチングルマがあるという。でも、結局、見つけることはできなかった。
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9時30分、山頂到着。さて、剱岳はというと、相変わらず雲の中。これが精一杯だった。
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剱岳は全く雲の中に隠れ、姿を現さなくなったので下山開始。花を撮りながらガレた登山道をゆっくり下る。明るいがガスが漂う。
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地獄谷からの噴煙。硫黄で黄色くなっている所も見える。
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登る時には気がつかなかった花もあった。オオバキスミレと思ったけれどキバナノコマノツメ、ヒメクワガタ、モミジカラマツ、最後は変な木の花オオヒョウタンボク。
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あいかわらず、剱岳のある左からガスがやってくる。当然、剱は見えない。
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室堂乗越付近。湿地性の花が多い。ミヤマリンドウはよく見れば、鮮烈なブルーから淡いブルーまで色が変化に富んでいる。
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朝、雪渓の近くにいた雷鳥はおらず、キャンプ場の見える木道まで降りてきた。
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川を渡り、雷鳥沢のテント場で、一休み。なにしろ、ここからの石段がけっこうきついのだ。
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12時、雷鳥荘に帰還。預けてあった大きいザックを受け取り、室堂ターミナルに向かうころには、空が晴れてきた。
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みくりが池。やはり、午後がいい。(1枚では収まらないので2枚の合成)
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トローリーバス、ケーブルカー、ロープウェイと順調に乗り継ぎ、黒部ダム。観光放水の虹。
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初めての立山。天候にも恵まれ、とても楽しかった。宿泊した雷鳥荘は、山小屋というより旅館(ウォシュレットだしね)。食事もいいし、掛け流しの温泉も広くて素晴らしい。個室もとれたし、スタッフの皆さんも親切で何も言うことがなかった。500mLの缶ビールは500円。室堂ターミナルでも500円。最終日、奥大日岳から帰ってきたとき、女性を含む雷鳥荘の若いスタッフが汗だくでボッカしていた。500円は安いくらいだ。

扇沢まで帰ってきたら、さすがに暑かった。駐車場は満車。春に停める所は大工事中。爺ヶ岳への登山者も遠いこちらへ来て停めているようだった。中央道は渋滞もなく順調、自宅到着は午後7時。夜は羽毛布団の室堂だったので東京の暑さにはぐったりで、何をするにも気力がわきません。記事を書き終えるまで半月も経ってしまいました。

by otto-N | 2015-08-14 20:20 | Comments(0)

2013.8.17 長野県・北アルプス 燕岳 ミヤマモンキチョウ   2013.8.25(記)

2013.8.17
朝5時30分起床、燕岳(2762m)に登る。標高2762mといっても、泊った中房温泉は標高1462m。標高差は1300m。槍ヶ岳を見るためには、この温泉に泊まり、朝出ると日帰り登山が可能のことが判明。前日、中房温泉に着いたのは、16時ころ。高速を使わず下道できたので遅くなってしまい、ちょっと失敗。というのは、この温泉は泉源の異なる温泉が29もある、いわば温泉のデパート。時間がなくてほんの一部にしか入れなかったのです。温泉リストを見て、真っ先に行ったのが、「蒸し風呂」。すなわち、天然のスチーム・サウナ。硫黄臭が漂い、かなりの高熱のワイルドなサウナ。こんなのは初めて、最高だった。これをかわきりに、次々、温泉のはしごをしていたが、すぐ夕食の時間となってしまった。もちろん、夕食後にも出かけたが、入ることができたのは建物の中のものだけ。敷地の中に点在し、散歩しながら入る露天風呂や、むしろの上で横になる「地獄浴場」には入れなかった。写真は、入った中での一押し、「不老泉」。
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出発が早いので、朝食として昼食用のお弁当を作ってもらい、朝食としてコンビニで調達したパンや、おむすびやジュースや牛乳を急いで食べ、6時40分に登山開始。さすがに涼しく、半袖Tシャツでは寒いくらいだったが、いきなりの急登が延々と続き、汗だくで登った。途中、ヒメキマダラヒカゲが飛び回っていたけれど、遠いしとまらないので、撮るのを諦めた。冷やしスイカで有名な合戦小屋をすぎ、しばらく登ると、展望がやっと開けた。大天井岳という山らしい。
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そして、ついに槍ヶ岳。ここから見ると、ずいぶん尖がっていた。
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登る予定の燕岳。白い岩と緑の妙な山だった。
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この付近からは、高山植物も見られるようになった。ミミコウモリ、ニガナ、カラマツソウ、キンバイ、ミヤマリンドウ、ウサギギクというところか。
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ミヤマリンドウ、ウメバチソウ、ハクサンフウロ、エゾシオガマ、トリカブト、イワギキョウ。少し開けた場所には、ベニヒカゲが飛んでいたけれど、全然、撮れそうもない距離だった。
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10時10分、燕山荘に到着。谷の向こうに、くっきり槍ヶ岳。
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燕岳に向かう前に、写真を撮ったり、別方向の登山道に少し行ったりしていると、ミヤマモンキチョウらしき姿が・・・。ハイマツの陰にとまったので登山道を駆け下りてみたが、寸前に飛ばれてしまった。ハイマツの陰には、クロマメノキ。どうやら産卵していたらしい。ミヤマモンキチョウがいるなどとは、全然、頭にはなかった。気を取り直して、燕岳に向かう。その途中にあったイルカに似た岩、ハイマツの長い幹(こんなに長いとは思わなかった)、そろそろ終わりのコマクサ。という辺りで、目の前を赤いチョウが横切った。あの飛び方はタカネヒカゲ?エッと思って追いかけたが、ハイマツの向こうへ。
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11時、燕岳山頂に到着。やったね。
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とても狭い山頂で、譲り合いながら記念写真を撮っているとき、山頂の番人キアゲハが、やはりいた。飛翔写真だ!でも、山頂より、少し下の広くなっている所が好みの場所のようだったので、10mくらい下りた。上の2枚が山頂で、下の2枚は少し下りた所での撮影。
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ピンが来たと思ったら、「槍」が写っていなかったので、少し位置を変えて、飛んでくるのを待った。でも、「槍」が写ったと思ったら、登山者も一緒。山ガールだったら大歓迎だったのに・・・。
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時間があるので、少し粘る。こちらに来るたびに、カウンターパンチ撮影。
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この配置が一番よかったけれど、キアゲハは少しボケていた。まあ、いいか。
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きりがないので、下山することにした。燕山荘まで戻る途中、ベニヒカゲがフラフラしていたので、またしても飛翔撮影。これもカウンターパンチ。
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そして、ミヤマモンキのオスが飛んできたので、咄嗟にカウンターパンチ。当たった!そして、燕山荘のベンチで昼食をとっていると、谷のあちこちでミヤマモンキチョウ。産卵と吸蜜しているメスが多い。ガレ場なので、行くことはできないけれど、登山道を横切るかもしれないと思い、ちょっと行ってみた。こっちに飛んでこないかと思っていたら、突然来た。カウンターパンチ!。ピンボケながら当たった。(クリックで大きくなります。1コマ目だけがピントOK。後ろにイルカ岩が写っています)
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この後、すぐ足元で産卵場所を物色。近づきすぎてピントが来なかった。
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そして、産卵。しかし、飛翔撮影モードから、絞り優先・マニュアルフォーカス・望遠への切り替えがスムーズにできず、一番いいところは撮り逃がしてしまった。これは少し遠かったので、大きくトリミング。
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ちょっとがっかりしているところへ、妻の声。さて、ほんとに下山するか。12時10分。いつの間にか、雲が湧き出てきていた。
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下山中はほとんど薄いガスの中だったが、下るにつれ日が射してきた。朝、登っているときには撮れなかったヒメキマダラヒカゲ。これが今年の最後かなと思って撮影した。登山口に着いたのは15時。カタバミがあり、ヤマトシジミが飛んでいたがとまらなかった。標高1462mのヤマトをちゃんと撮っておくべきだったと、後で後悔。
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槍ヶ岳を見たくて、燕岳に登った。温泉に前泊し、登り4時間、下り3時間の日帰りの安直登山だったが、思いもかけないチョウも撮影でき、山もバッチリだった。ラッキーの一言に尽きた。今回、登っていて、山ガールがこんなに多いとは思わなかった。半数は女性のような気がした。燕山荘は清潔で女性に人気があると聞いていたけれど、登山の世界も、男性より女性のほうが元気がいいようだ。

by otto-N | 2013-08-25 12:13 | Comments(12)

2013.8.15 群馬県・浅間高原 ベニヒカゲ (2)   2013.8.19(記)

2013.8.15 続き
カメラの1台が突然シャッターが切れなくなってしまったが、実は、もう1台も不調のまま使っていた。EV調整ボタンが動かなくなっており、使えるダイヤルを入れ替えて何とか撮影していた。そのため、設定を変えるときは大混乱をきたしていた。それでも撮影しなければと、かなり焦っていた。なにしろ、今まで、見たことのない数のベニヒカゲがそこいらじゅうに飛んでいたのだから。

レンズを18-135ミリの1本にしぼって広角撮影もしたが、このレンズの最短距離は約40cm。せっかくのベニヒカゲも小さくしか写らなかった。
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135ミリにすると、100ミリマクロと同じ大きさに撮ることができ、マクロは不必要なくらいだった。
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1つの花に複数頭が吸蜜していることがしばしばだったけれど、なかなかいい角度で撮らせてもらえなかった。とにかく、ちょこまか動く。これは、先客の勝ち。
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ヤナギランの向こうにヤナギラン。下の林道に車が通りすぎる一瞬。
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少しずつ薄い雲が出てきて、いつの間にか、あまり活発に飛び回らなくなった。葉の上に休み翅を拡げる個体が増えてきた。でも、なかなか敏感。撮影距離に入ると、見計らったように飛び立つ。それでも、数がいるので何枚か撮れる。斑紋が微妙に違う。メスはオレンジが薄い。
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クガイソウも咲いていた。
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曇り空では少し暗く、翅の色が出なかったけれど、ススキの向こうにピンク。
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すぐ全開するのには困った。ちょっと贅沢。
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きれいなメスの横向の写真を撮りたかったが、そうはさせてくれず。しかたがなく裏に廻り込む。
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15時をすぎ、もういいかと思って斜面を下り始め、もうすぐ道路という所にベニヒカゲはとても多かった。最初からこちらから登ればよかったのにと思ったが、後の祭り。
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ベニヒカゲ以外のチョウたち。おなじみなので、名前はいいかな。
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車の底を擦らないようにガタガタの林道をゆっくり進んでいるとき、突然のアサギマダラ。話には聞いていたが、こんなに群れているのは初めて見た。
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ホタルブクロでの吸蜜?その前に、花弁の外側を吸っていたので、蜜を吸っているのではないらしい。(別な林道で)
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北海道でベニヒカゲを撮ってはいたが、本州のベニヒカゲをまともに撮ったのは、今回が初めてだった。何年か前、谷川岳のトマの耳ですれたオスを撮っただけだった。北海道のものは、後翅の紅紋はほとんどなく、とてもシンプル。身びいきかもしれないが、北海道産のもののほうが可愛い。
それにしても、こんなにたくさんのベニヒカゲは、これまで見たことはなかった。いつも1頭見つけたら、かなりの距離を追いかけるのが常だった。日射しが弱まってくれたので開翅も撮影できたし、なんと言っても、灼熱地獄の東京脱出が嬉しかった。つかのまであるけれど。

by otto-N | 2013-08-19 15:00 | Comments(8)

2013.8.15 群馬県・浅間高原 ベニヒカゲ (1)   2013.8.18(記)

2013.8.15-17
「槍」見たさに燕岳(2763m)の登った。登った日は、17日。その前に、群馬県の高原にベニヒカゲとキベリタテハを撮りに寄り道をした。さすがお盆、行きと帰りの高速道路の渋滞はきつかった。

2013.8.15
本当は、16日に出発予定だったけれど、お盆の渋滞で予定通りには現地には着かないだろうと、急遽、空いている群馬県の温泉を探し、やっと見つけた。やはり関越は渋滞。SAで昼食をとったせいもあるが、現地到着は13時30分ころ。標高2000m、外に出るとさすがに涼しい。車を停めた付近に、すでにベニヒカゲがチラチラ舞っている。低い崖の黄色い花にベニヒカゲがとまっていたので、よじ登り上から撮影する。
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その上は笹の原、ベニヒカゲが飛んでいた。しかし、なかなかとまらない。しかたがなく、ワイドズームで飛翔を狙うが、少しはピントが合ったのはごくわずか。せっかく、合ったとしても、葉陰だったり、逆光で真っ黒だったり、枠から外れたりさんざんだった。
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やっと笹の葉にとまってくれたオス。もう遅いかと思ったら、とても新鮮だった。
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ヤナギランで吸蜜するメスを見つけた。オスのようには飛び回らないようだ。
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ヤナギランでの吸蜜は少なく、ほとんどはマルバダケブキに群がっていた。個人的には、この花は形と色が好きではない。
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しかし、これからと言う時に、100ミリマクロを着けたほうが、突然、シャッターが切れなくなってしまった。以前にもこういうことがあり、サービスセンターに持ち込んだが、そのときはこの現象が出ず、そのまま使っていた。仕方がなく、飛翔用のカメラにマクロをつけることにした。しかし、広角でも撮りたい場所だったので、旅用の18-135ミリ標準ズームをつけることにした。135ミリで使うとマクロと同じように撮ることができる。1台で18ミリと135ミリを行ったり来たり。とても便利だった。

少し横に移動し上に登ると、ヤナギランが一面に生えている。まるでお花畑だった。以下は、すべてこのズームレンズで撮影した。
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でも、ヤナギランはベニヒカゲには人気がなく、この黄色い花にも吸蜜するが、マルバダケブキばかり吸蜜する。
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ベニヒカゲの紅紋はともかく、翅の表の地色をきちんと撮るのはとても難しかった。花の色が明るいと真っ黒になってしまう。
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(ベニヒカゲ (2)に続きます)

by otto-N | 2013-08-18 17:43 | Comments(4)

2011.8.13 北海道・札幌 ベニヒカゲ    2011.8.27(記)

2011.8.13
この日は、午後にお寺参り。午前中に少し時間をもらい、ベニヒカゲが朝の早めなら花に止まることを期待し、手稲山に行った。

やはり、ベニヒカゲは少なく相変わらず飛び回るだけで、なかなか止まらなかった。止まるのを期待してゆっくり追いかけてているうち、花に突然止まった。そして、全開翅した。
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コヒオドシは、日が照り暑いときは、翅を全部開かないようだ。閉じっぱなしのが目立つ。
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ベニヒカゲを探しているとき、撮ったタテハチョウ。
ウラギンスジヒョウモン、ウラギンヒョウモン、ヒメアカタテハ、ミドリヒョウモン。
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ミドリヒョウモンのメス。やはり、メスが来るとじっくり撮ってしまう。昔は色が薄汚く、きらいだったが。
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この日もベニヒカゲは少なく、2~4頭としか見なかった。同時に見たのは2頭だけだったので、行ったり来たりする同一個体を追いかけていただけかもしれない。しかし、突然、タンポポ系の花に止まり、開翅してくれた。マクロで撮ろうと思って近づいたが、遠くに飛んでいってしまい、その後姿を見せなかった。
この時期(昨年も)、北海道のあちこちで、ミドリヒョウモンばかりが目についたが、メスの渋さがたまらなく好きになってしまった。

by otto-N | 2011-08-27 20:46 | Comments(4)

2012.8.12 北海道・札幌 ベニヒカゲ    2011.8.26(記)

2011.8.12
ダブルヘッダー第2試合。午前中には春香山の麓に行ったが、15:00に手稲山で家族旅行中の「ゆっくりのんびり行きましょう」のAkakokkoさんと待ち合わせ。1時間だけもらえたとのことで、さっそく、チョウ探索を開始。

ヨツバヒヨドリの叢に入り、ヒョウモン類やセセリを撮っているとき、ベニヒカゲが飛んできた。やっと止まってくれたが、全部開く前に飛ばれてしまった。
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しかし、すぐに、Akakokkoさんがベニヒカゲのカップルを見つけた。少し撮ったあと、茂みに入り込んだので、撮りやすい所に移して撮影。カップルの身にしてみれば、さぞかし、迷惑だったと思う。
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帰り間際、ヨツバヒヨドリで翅を開いているのを見つけた。
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この場所で撮ったチョウ。1、2コマ目はウラギンヒョウモンか?(今年は鮮度がよくなかった)
3コマ目はウラギンスジヒョウモン?(裏も撮っておくべきだった)
4コマ目、クジャクチョウ。(西日がきつかった)
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ここでのお目当ては、ムモンアカシジミだったけれど、姿はなし。Akakokoさんと別れた後、ベニヒカゲもいなくなったので、近くの林を捜すものの、樹上に飛び廻っていたのはヒメキマダラヒカゲだけ。北海道でこのチョウが出るのはもう少し時期が遅かったような気がするが、はるか50年前の記憶。あてにはならない。
シンデレラのように帰られたAkakokkoさん、新鮮なベニヒカゲのカップルを見つけてくれて感謝でした。


PS:
カラスシジミを撮った場所を解答するのを忘れていました。
答えは、電車の中です。この日の夜、小樽で、大学時代の友人と呑み会があり、札幌行の最終電車で帰ってきましたが、「何でここにミドリシジミがいるの」と、撮りました。が、よく見るとカラスシジミ。どこから乗車したのですかねぇ。

by otto-N | 2011-08-26 18:59 | Comments(4)