たかがヤマト、されどヤマト

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2017.3.24 東京都下・早春の雑木林 ミヤマセセリ   2017.3.28 (記)

2017.3.24
青空が広がったので、コツバメとミヤマセセリを見に行く。しかし、コツバメがテリを張るポイントには1頭も現れなかった。晴れてはいたけれど、気温が低く(おそらく最高気温15℃)北風も吹いていたせいだと思う。ミヤマセセリも少な目だったが、いつものポイントに現れてくれた。

コツバメのテリ張りポイントに急ぐ途中、ミヤマセセリの♀が突然現れて目の前で開翅。しかし、まだカメラを準備していなかった。あわててザックから取り出したものの遠くへ行ってしまう。コツバメも現れず、他の場所をうろつくものの、10時すぎ、コツバメは諦めミヤマセセリに集中することにした。ミヤマセセリさえ少なかった。枯葉の上にとまってもすぐ翅を開かないので、苦しい体制で数ショットを撮る。
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開いたので上からの撮影。その後も♂はポツンポツンと現れては翅を休めるが、同じような構図になってしまうので、♂の静止はもういいか。
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広角で飛翔を追いかけるものの数は少ないし、あのスピード、射程になかなか入らない(距離を詰めれない)。それよりも、視力が落ちたせいか、笹薮に入るとすぐに見失う。嫌気をさして草地に行くと、大きなルリシジミが飛び回っていた。とまる気配なし。しかし、あれだけ撮ったのにピントが来たのは4枚だけ。そのうちの3枚。いいずれも中途半端。
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その後、近くの菜の花にミヤマセセリの影。近づくと♀。逆光だったけれど、数ショット撮影。
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すぐに飛び去ったけれど、チョウが吸蜜し始めると同じ種類の花ばかりで吸蜜する傾向がある。近くにはヒメオドリコソウやスミレも咲いているが、菜の花のどこかにいるはずと丹念に探す。いた!
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この時、風にあおられ飛んでしまい、あわてて後を追うと枯葉の上にとまった。横からの裏翅を撮りたかったが、すぐ翅を少し開いてしまった。
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そして、再び菜の花へ。寄り過ぎてはいけないと少し引き気味で撮影した。黄色のボケが美しい。
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そのうち、吸蜜に満足したのか、また枯葉の上。そして全開翅。このとき、日が翳ってしまい同じ体勢のまま微動だにしない。絞りを変えたり、縦位置で撮ったり、100ショットほど撮影。
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10分経過。日も再び射してきたし、この構図では撮り飽きたので、もう少し違う場所にとまってくれないかと願望し、飛んでもらった。ピンが来たのが1枚あったが、脚が出ているので不自然。まあ、このカメラは秒8.3コマ、もう少し数が撮れたら、次のコマが良かったかもしれない。
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飛んだ後を追いかけたが、飛ぶのが遅い♀と言えどもセセリはセセリ。もう5cm届かない画像ばかりだった。そしてロスト。♀の願ってもない菜の花での吸蜜を撮ることができたので、その後は♂の探雌飛翔に専念するが、相変わらず撮れないし、日が翳ることも多くなったので、まだ、行ってない小道に入ると、ヒオドシチョウがいた。越冬明けにしては奇麗な個体だった。
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近づくと飛び立つがすぐ舞い戻ってくるので、ダメ元での飛翔撮り。やったと思ったら、残念ながらピンボケだった。
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再度、ミヤマセセリ♂の飛翔撮りにトライ。これは枯葉と笹薮に埋もれてしまった。
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急旋回。しかし、逆光。1枚でいいのだが、早春の雑木林を背景に撮ることはできなかった。13時、圧倒的に雲が拡がり、北風も強くなってきたので撤収。
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by otto-N | 2017-03-28 16:36 | Comments(0)

2017.3.22 東京・景信山 ハナネコノメ   2017.3.25 (記)

2017.3.22
高尾山の後ろにある景信山(727m)に登る。登った目的は登山ではなく、途中の沢に咲いているハナネコノメ。昨年も同じ日にこの花を見に行っているけれど、今回もたまらない可愛らしさだった。

いつも5月にチョウを撮影に行く林道の途中に景信山への登山道の入口がある。まずは、満開の梅林。梅林の手前にあるハナネコノメの大群落は人が多そうなのでパス。
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林道には越冬明けのテングチョウが舞っていた。まだ寒いのか、枯葉の上で長々と日を浴びていた。
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林道を進むと、昨年と全く同じ場所でミヤマセセリが飛び回っていた。ミヤマセセリはその先にも何頭か飛んでいた。シュルシュルと飛んでいる姿を見ると、やはり春を感じる。
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林道から景信山の登山口に入る。ハナネコノメは登山道と平行する小さな川の苔蒸した岩の上に咲いている。ここには大きな群落はないので、注意深く探さないと見逃してしまう。
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1つの花の大きさは数ミリ。小さすぎてなかなかピントが合わないし、どの花にピントを合わせるか迷ってしまう。そして、日が当たっていると白とびするので、日陰に咲いている花を撮るか、自分の影を作るしかない。
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少し大きく撮ったり、
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小さく撮ったりしていると、時間がどんどん過ぎていく。撮影、タイムアップ。
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昨年は登る気はなかったが、チョウを撮影に来るたびに、いつも横目で「景信山」という看板を見ているのでどんな山か気になっていた。登りにかかった時間は、ハナネコノメを探している時間を差し引くと、登山口からは実質1時間くらいかと思う。しかし、ジグザグの急登。結構、汗をかいた。山頂には大きな茶屋があって、そこからオートではピントが合わないほどぼおーっと霞んだ富士山が見えた。(東京の街並も見えるけれど、あえて写真に撮る気はしなかった)
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ハナネコノメ以外の花。白くて大きなスミレ、開きかけのニリンソウ、ヨゴレネコノメ、薄い色の大きなスミレ。
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帰りは、小仏バス停に下った。目の高さの土手に咲いていた青い星。ビロードツリアブには逃げられてしまった。
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by otto-N | 2017-03-25 16:48 | Comments(6)

フライイング・バタフライズ 2016 (2)ミヤマセセリ   2017.1.18 (記)

ミヤマセセリ
3月下旬、東京都郊外の雑木林。暖かい春の日射しを浴び、枯葉の積もった小道をミヤマセセリが地を這うように飛び交っていた。
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シュルシュルと小道に沿って飛んでいく。追いかけても、手に届く距離で逃げられてしまう。
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コナラの林は芽吹く直前、まだ茶色の世界。枯葉色のセセリはすぐに見失う。
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時々2頭が絡むが一瞬。
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急旋回。翅のしなりがすごい。
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地を這って飛ぶミヤマセセリは難しい。連戦連敗の日が続くいた。コツバメに至っては完敗。
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by otto-N | 2017-01-18 18:18 | Comments(0)

2016.3.29 東京・早春の雑木林 コツバメ   2016.3.31 (記)

2016.3.29
予報では気温はそれほど上がらないけれど、晴れているので、こんどこそコツバメは現れるだろうと、いつもより早く出発する。

早くからテリを張る雑木林のポイントに急ぐ。しかし、2か所とも現れない。どうしたことかと思いながら、しかたがなく、開けた緑地のテリ張りポイントに移動する。背景として雑木林のほうが春らしくていいのだ。少し遅かったが、コツバメが飛んでいた。まず、とまったところを抑える。いつ見ても、コツバメはぬいぐるみのようだ。
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飛んだのでその後を追うが、ゆっくりしている割にはなかなか射程に入らなかった。
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飛び方がミヤマセセリのように直線ではない。上下左右、時にはカメラのすぐ近くにも寄ってくる。
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いつも枠を外しているので、21ミリではなく15ミリで撮った。距離を間違い、小さく写りすぎたのですべてトリミング。
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テリ張りタイムは終わり、今度は吸蜜タイムを狙う。吸蜜は菜の花。なかなか日の当たる裏翅を見せてくれない。
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縦のほうがいい感じだった。しかし、足場が悪すぎて、身動きができない。右は薔薇線、左は段差。
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圧倒的な黄色の中に黒い影。
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これも黒い影となる。眼の上まで黄色い花粉にまみれていた。
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コツバメの吸蜜タイムの終了後、ミヤマセセリが舞う雑木林へ移動する。
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小道の落ち葉の上をメスを探して飛び続ける。
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芽吹きかけたコナラ、その下の枯れた笹原がミヤマセセリの飛翔の舞台。
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ミヤマセセリはどこでしょう?飛んでいてもすぐ見失うけれど、どこに写っているのかも、最初はわからなかった。
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枯葉の上の舞。
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時々、オス同志が絡むけれど、たった2~3秒でばらけてしまう。撮影は難しかった。
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飛び続けるオスと並走するが、ほとんど振り切られジエンド。
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コツバメのいた緑地にもミヤマセセリは飛んではいるが、ミヤマセセリの背景に緑は似合わない。飛翔を撮るにはモチベーションが上がらなかった。このセセリには枯葉が良く似合う。
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ちょっと明るい色のオスだった。メスもいたのだが、撮影せずオスが絡むのを待っていた。オスとメスが絡み時間は比較的長い。しかし、その前に飛び去ってしまい、不純な目的は達成できずに終わった。
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前回は21ミリを使い、フレームアウトが続出したので、今回は15ミリを使った。しかしながら、フレームアウトを減ずることができたかと言うとそんなことはなく、近づけないので、同じピン距離では被写界深度も少しは深いはずなのにピンも来ず、小さいコツバメでは写りがあまりに小さいのでトリミングせざるをえなく、結果としては失敗したようだ。とにかく、近づけないのであった。


     

by otto-N | 2016-03-31 20:28 | Comments(2)

2016.3.25 東京・早春の雑木林 ミヤマセセリ   2016.3.29 (記)

2016.3.25
雨の翌日。晴天だのだが気温が低く少し北風もあるけれど、こんな日でもコツバメは出るのか見に行く。

コツバメのテリ張りポイントは、風もなく日だまりという感じ。ミヤマセセリが飛んでいたが、コツバメは一向に現れない。この日も待つこと1時間半、あきらめて場所を移動。どうやら、コツバメは曇ってはだめ、晴れても気温が低いとだめなようだ。移動先は全く風もなかったけれどコツバメの姿はない。ミヤマセセリだけが飛んでいた。午後は吸蜜タイムのようだ。ヒメオドリコソウの吸蜜は撮りにくい。
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園芸種がなぜこんなところに咲いているかはわからない。球根でしか増えないので誰かがばらまいたのだろう。ミヤマセセリはこのムスカリが好きなようだ。
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メスも見つかる。
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反転して飛び立ってしまった。
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撮った時間は違うが同じ個体のようだ。
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ちょっと逆光。
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追いかけると、急反転する。
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反転しすぎ。見えるのは翅裏。完全にでんぐり返っている。
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2頭が絡んでも、まともに撮れるのは1頭だけ。
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昼ころ、これからという時に、空に雲がかかりはじめ、この日の撮影は終わり。一巡してから帰ろうとしたとき、ふらふらと飛び出した個体。
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これも、ピンボケだけど・・・。
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ゆっくりと飛んでいるように見えるミヤマセセリの撮影は、レンズの射程になかなか入らないし、入ったと思ったら急旋回。フレームアウトの続出だった。敗因の弁を1つ。これまで使っていたペンタックスK-5は、シャッター数が限界を超えたため、K-3に買い替えた。1秒のコマ数は増えたのだが、K-5に較べ、K-3のシャッターの反応性が鈍い。遊びがあるようで、瞬時にシャッターが切れない。人差し指で押す場合はまあまあいい。しかし、飛翔の場合はほとんど親指シャッター。親指でシャッターを切っても、連続シャッターが作動し始めた時にはすでにチョウがいない。対象が静止物の場合、少し遊びがあったほうがブレなくていいのだが、こんな特殊な使い方は想定外なのだろう。そのうち慣れるとは思うけれど、単に、反射神経が鈍っただけかもしれない。



     

by otto-N | 2016-03-29 18:00 | Comments(0)

2016.3.23 東京・早春の雑木林 ミヤマセセリ   2016.3.27 (記)

2016.3.23
前日はあんなに気温が高かったのに、この日は低く、しかも午前中は曇り。そんな中で、コツバメとミヤマセセリを撮りに行く。

空に雲がかかり太陽が透けて見えるけれど、晴れそうで晴れない。枯葉の積もる小路にはテングチョウが飛んでいたので、少々寒いがチョウは飛べるはずと思いながら、朝にコツバメがテリを張るポイントに急ぐ。しかし、コツバメはいなかった。1時間半待っても、結局、日は射さず、テリ張りタイムは過ぎてしまった。しかたがなく、ミヤマセセリのポイントに移動すると、ミヤマセセリは寒さに強いのか、少しは飛んでいた。が、すぐに飛ぶのを止め、枯葉の上にとまって翅を開く。微妙な斑紋変化があるようだが、べったりと開翅するだけ。すぐに飽きてしまった。
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飛んでいた1頭を見ていると、笹薮の中に入った。出て来ないので藪を漕いでそのあたりに行ってみると、すぐ見つかった。背景が少し抜けいい感じだった。横より縦だと、距離や絞りを変え、かなりの枚数を撮った。足場が悪く、ほとんどは左翅にピントが合ってしまい、右翅に合うものは少なかった。100ミリに1.4のテレコンをつけていたのだが、これは絞り解放。
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少し雲が薄れたので、コツバメ目当てで菜の花の上を探す。コツバメは見つからなかったがその代わりにミヤマセセリがいた。刻々と動くので撮りにくかったが、これがベストショット。菜の花の中では、地味なミヤマセセリがかえって目立つ。
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やっと日が射し始め、青空も見えるようになった。雑木林のほうへ行ってみると、探雌飛翔のオスとは飛び方の違うミヤマセセリ。とまったのを見ると、メスだった。
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すぐに翅を半分閉じてしまったので、横からも撮影する。しばらくじっとしていたが、高く舞い上がりコナラの梢の先にとまってしまった。
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再び、菜の花を見にいったが、いたのはテングチョウだけだった。(ルリシジミも飛んでいたがが撮れず)
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青空が出始めるとミヤマセセリの数が増えた。なぜか、雑木林にはムスカリが咲いており、吸蜜に訪れる。
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この早春の枯れた雑木林を背景に飛翔を狙う。2頭が絡んだときが、撮影のチャンス。しかし、すぐにばらけてしまう。よく見ると、翅の先端はこんなに内側に折れ曲がっているのだ。
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探雌飛翔中のオスを追う。しかし、外しまくり。追いつけない。
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足元の自分の陰に入ると、黒いのですぐ見失う。
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落ち葉の上を舞う。
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ちょっと惜しかった。ピンボケ。
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これもちょっと。
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雑木林の雰囲気は出ているが・・・。
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やはり、ミヤマセセリはムズカシイ。
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by otto-N | 2016-03-28 14:11 | Comments(2)

2016.3.22 東京・裏高尾 ハナネコノメ   2016.3.25 (記)

2016.3.22
前日の夜遅く、小雪のちらつく札幌から帰ってきた翌朝、ハナネコノメを見に行く。セツブンソウに続くスプリング・エフェメラルの2弾目(花ですが)。咲いている場所は、毎年5月によく行く場所の近くのようだ。実は、ハナネコノメという名前は聞いたこともなかった。もちろん、山の花が大好きな妻からの提案。小さい花のようなので、100ミリマクロ(+1.4倍テレコン)と50ミリを持っていく。

10時半ころ、それとおぼしき場所に到着。ポイントは先客がいたのですぐ判った。湿った岩の上に白い小さな花が群落をなしていた。
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花はとても小さい。直径5-6mmほど。うーん、でも、写真で見た花にしては何かが足りない。雄蕊の先の赤い葯がないのだ。今年は咲くのが早く、ピークは通り越したらしい。
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白い小さな花があった。後で調べると、ユリワサビというらしい。暗いところに咲いていたので何回もシャッターを切った。
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ハナネコノメは、ユキノシタ科ネコノメソウ属。これが、本家のネコノメソウ。ではなく、ヨゴレネコノメという種かもしれないが、まるで地味な花だった。
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少し遅く咲くポイントがあるので、ここを諦め、次に向かう。林道の入り口にあるお馴染みの梅林。すでに梅の花は散っていると思ったが、まだ残っていた。
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梅林の横の林道にはテングチョウが舞っていたが、飛翔はほとんど空振り。ルリシジミを1頭いたので追いかけたが徒労に終わる。うす暗い杉木立の林道を進む。林道のわきのイチゲ、ニリンソウ、ヤマルリソウなどを撮るが、暗いので手こずった。
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通い慣れた林道。この時期には来たことがないのだが、ミヤマセセリはいると思っていた。少し明るく広い場所に出たとき、複数飛んでいた。いい所にとまったオスを並べてみると、斑紋が微妙に違う。
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ミヤマセセリの日向ぼっこは押さえたので、今度は飛翔を追いかける。ただ、制限時間は5分。なんとか1枚写っていたので切り上げ、先に行く妻を追う。
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ポイントと思われる渓流の合流点に着く。さて、どちらの流れかと迷ったが、すぐ、ハナネコノメは見つかった。先ほどのような群落ではなく、岩陰の苔の上にひっそりと咲いていた。赤点があるとまるで別の花、とても可愛い。
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トリミングして大きくすると、こんな感じ。
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少しずつ上流側に移動すると、次々に見つかった。中には、ピークを過ぎた株もある。日当たりの加減と思う。
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せせらぎの光に反射した玉ボケが消えては浮かび、そして流れる。そのたびに、シャッターを切る。
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位置を変えたり、近寄ったり、絞りを開けたり絞ったり、撮り始めたらきりがなかった。
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茶色の背景は枯葉。
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背景がうるさいので真上からほとんど撮らず、横からばかり撮っていた。
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まともに日に当たっていたので、陰を作る。このほうがいい感じだった。
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ハナネコノメは大きな群落より、こんな小さな一塊のほうが似合うようだ。背景は枯葉の茶色と水の反射。チョウは逃げられたら、それでお終い。すぐ諦めがつくが、花はそうはいかない。時間がある限り撮り続けた。
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この後、景信山に登りかけたけれど、山頂に着いたとしても午後2時半。途中で引き返した。



   

by otto-N | 2016-03-25 22:56 | Comments(2)

フライイング・バタフライズ 2015 (2) コツバメ   2016.1.17 (記)

コツバメ
春うららの3月下旬、ミヤマセセリの飛翔を撮るために東京の郊外へ。しかし、地を這うセセリはまるで歯が立たなかった。かろうじて収まったのは1枚だけ。それもかなりのトリミング。オスとメスが絡んだので追いかけたのだが・・・。
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この草地には何頭かのコツバメがテリを張り、時々、菜の花で吸蜜していた。
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すばしっこいこと、すばしっこいこと。すぐにフレームから消える。というより、目が追いつかず。
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速すぎて、翅が止まらない。
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青く輝く縁毛。
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追いかけても、とにかく入らない。そもそも、追いかけるのが無謀な話か。
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ルリシジミ。他に、ヤマトもベニもいたけれど、飛んでるのはこの1枚。
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このルリのメスは、我がホームグランドの自然教育園でのスナップ。
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by otto-N | 2016-01-17 16:12 | Comments(0)

2015.3.27 東京・早春の雑木林 (3) ヤマトシジミ   2015.4.2 (記)

2015.3.27
コツバメ・ミヤマセセリ第3戦。天気は前日と打って変って、ピーカン、無風、気温20℃超。最高の蝶日和だった。

最初に立ち寄っていたコツバメのテリ張りポイントには寄らず、直接、線路脇の草地に行く。コツバメの静止写真は撮らずに(飽きてしまったので)、コツバメの飛翔だけの専念する。レンズは21ミリ、置きピン25cm。友人は、少し離れた場所でミヤマセセリの飛翔を追いかけに行った。
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テリ張り中のコツバメは、飛んでもすぐ戻ってくる。ときどき2頭が絡むけれど、すぐ上に舞い上がってしまうのでお手上げだった。
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これでも、F6.3、1/5000秒。飛び上がる瞬間は、飛び出す方向が全くわからないので、ピントも来ないしフレームにも入らない。あげくの果て、不鮮明。ただ、動きだけは感じられるかな。
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飛び上がる時よりも舞い戻る時のほうが、はばたく回数が少ないようで、撮るチャンスはある。ただし、最終的にどこにとまるのか判らないので、撮り逃がしてばかりいた。ピンが来ると正面顔を撮ることができる。
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疲れるけれど、走り回って追いかけ撮りも可能なことは確か。それにしても、被写界深度は浅い。動いてブレているせいもあるが、これは腹部の先端にしかピンが来ていなかった。前翅の前縁、右は少しめくれているように見える。こうして方向転換するのだろうか。飛行機のフラップのよう。
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もう少し上から撮っていたなら、左の翅も撮れていたのだろうけれど、それは結果論。どんなふうに写っているのか帰ってからのお楽しみというところだ。
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昼ころには、コツバメは姿を現さなくなり(追いかけまわしたせい?)、ときおり姿を見せるミヤマセセリのオスを追いかける。が、全然かすりもしない。今年初めてのベニシジミだったが、美しい翅を開くこともなかった。越冬ヒオドシは翅を開いたんだけどね。全開したが、半開翅のほうがカッコいい。
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ミヤマセセリには逃げれっぱなし。ふと、変なシジミが飛んできた。小さくて暗い。飛び方からヤマトシジミのメスと思い、追いかける。やっと、オオイヌノフグリにとまって吸蜜。ただし、逆光。300ミリで慎重に撮る。数カット撮った中から、一番ストローが長く伸びたものを掲載した。
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すぐに飛び出したので、追いかける。慎重に。(この言い回しは飛翔を撮らなかったということです)。飛び疲れたのか葉の上にとまった。開くに違いないと待つ。そして、開翅。
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あまり綺麗な葉の上ではないし、眩しすぎる太陽の元で、ブルーは出なかったけれど、今年初めての「アオメスヤマトの早春便」。
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午後、少し日が傾き始めたころ、ミヤマセセリが少し増えてきた。追いかけてもほとんど無駄だった。吸蜜を撮っておく。
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スミレよりも、ヒメオドリコソウがいいようだった。ほどよい群落があったので、その前に陣取り、一番低い位置から狙う。こうして撮るとヒメオドリコソウも捨てたもんじゃない。
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実は、メスはいないかと探していた。1個体はボロだったが、こちらは小さく、右後翅が少し切れているがまあまあ。
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ときどき見失ったが、また戻ってくる。たいていの場合、上に舞い上がり、コナラの枝で休んでいるようだ。
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吸蜜する花を移動中、オスに見つかったようだ。メスとオスが絡んでぐるぐる飛んでいたのだが、撮れたのはこれだけ。距離が合わないし、フレームにも入らなかった。メスが写っているのでよしとしよう。
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午後3時半。日が傾きはじめ気温も下がってきた。ミヤマセセリもやって来なくなった。オスが近くにとまったが、飛翔撮影は諦め、(自分の陰に入ってしまう)、おとなしく最後の1枚を撮り、店仕舞いにした。
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コツバメとミヤマセセリの飛翔撮影・3連戦は、これにてお終いです。コツバメは少しは撮れたけれど、ミヤマセセリはまるでダメ。自宅からは少し遠い所なので、実際3連戦はくたびれました。普通、場所が狭くてとか、ロープが張ってあってとか、追いかけることができない理由があるけれど、ここは、何10mも走り回ることのできる弁解の余地のない場所。来年までに、対策を考えなくては。Favoniusさん、来年もよろしくです。(まだ、今年もできると思いますが、ツマキとギフのシーズンに入ってしまいました)

by otto-N | 2015-04-02 21:09 | Comments(2)

2015.3.25 東京・早春の雑木林 (1) コツバメ   2015.3.29 (記)

2015.3.25
気温が低く北風が少し強いながらも晴天。友人が30年以上通っているという東京の郊外の雑木林にコツバメとミヤマセセリを撮りに行く。両種とも、昨年はほとんど撮っていなかった。

北風が遮られた雑木林の日だまり。毎年、この狭い場所では午前中、コツバメがテリ張りに集まるとのこと。もう30分早ければ、3~4頭が絡んでいたという。残念ながら、着いたのは10時半すぎ。ときおり2頭が絡んだだけだった。まずは静止の撮影に専念する。一度とまるとすぐには飛び立たないので100ミリマクロ。横向きばかりなので、すぐに飽きてしまう。
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基本的には、フラットに縁毛まで鮮明に撮るのが好きであるけれど、他はボケても目を中心に撮るほうが可愛い。コツバメは動物にぬいぐるみに似ていないこともない。コツバメ人気はこんなところから出てきたのかもしれない。(もっとアップで撮ればよかったと反省)
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背景がもっとも抜けた1枚であるけれど、どうやら背景が抜けすぎたようだ。
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一通り撮った後、飛翔にトライするが、まるで歯が立たなかった。速くて追いつかないのだが、とまる寸前には撮れそうな瞬間もある。しかし、どこにとまるのか予想がつかなかった。
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1/4000秒ではとまらないのか、とにかくピンが来なかった。
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コツバメがいなくなったので、ミヤマセセリの場所に移動する。飛翔を追いかけたが、まるで相手にされなかった。静止さえも敏感なので、100ミリではなく300ミリで撮った。
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枯葉の上もいいけれど、やはり、背景はグリーンがいい。
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枯葉の積もる雑木林の中のキタキチョウ。とても綺麗だった。1コマ目、翅に腹部の影がくっきり落ちていた。3コマ目、さすがに晴れていると表翅の黄色が飛んでしまう。
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午後は、ミヤマセセリの集まる線路脇に移動。その途中の菜の花にテングチョウを見つけた。
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まばらなコナラの木の中に、レンゲ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどが咲いており、ミヤマセセリだけではなくコツバメもやって来ていた。
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菜の花が数輪。コツバメがときどき吸蜜する。一度吸い始めると、体の向きをかえながら長時間留まっている。ストローを伸ばしている姿は愛らしい。
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広角で撮るのもたまにはいい。と、撮り始めたら電車の音。連続シャッターを切ったときの1枚。
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さて、ミヤマシジミ。オスの開翅は撮り飽きて飛翔を追いかけるも、あと5cmが追いつかない。ピンは来ていてもフレームアウトかチョウの格好が不良。3コマ目、電車が入ったが近すぎ。
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オスの開翅。ベタ開翅でないほうがいい感じがする。
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オスはたくさんいるので飛翔を追いかけるけれど、メスはそうもいかない。大事に大事に撮影する。最初に現れた大きな個体。でも、開翅した場所が悪かった。
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次の個体は小さかった。写真では大きさが判らないが、最初はイチモンジセセリかと思ったほどだ。
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メスを見てしまうと、オスはどうでも良くなる感じ。ヒメオドリコソウが一番好きなようだった。
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スミレの群落が1か所だけあり、ここにやっと来てくれた。うれしい1枚。
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午後3時過ぎ、例年より気温が低いせいか、ばったりミヤマセセリは出てこなくなったので撤収。ミヤマセセリもコツバメも、神奈川のギフチョウの、あるいは埼玉のトラフシジミの副産物としてしか撮影してこなかった。こんなにじっくり撮ったのは初めての経験。しかしながら、飛翔は手に負えず、翌日、翌々日もこの雑木林に通うはめになる。

by otto-N | 2015-03-29 19:59 | Comments(4)