たかがヤマト、されどヤマト

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2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (2) 野口五郎岳   2017.9.8 (記)

2017.8.27
5時30分、七倉山荘から高瀬ダムまで、2巡目の相乗りタクシーで行く。ダムの堤防を渡り、トンネルを抜け、吊り橋を渡る。荒涼とした景色だった。
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6時20分、裏銀座縦走の起点となるブナ立尾根登山口に到着。ブナ立尾根は北アルプス3大急登の1つと言わている。最初は階段があるがすぐになくなる。確かに急登。ブナの森の中を喘ぎながら登る。三角点到着は8時30分。
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やっと見晴しのいい場所に着き、そこからはやや緩やかになる。ダム湖の向こうに大町市街が見え、遠くに山(大天井岳?)が見え、ニセ烏帽子が見えたころ、急登は終わった。
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平らになった所にお花畑があった。もう8月の終わりだというのに、ミヤマモンキチョウがまだいた。
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9時50分、烏帽子岳小屋(標高2551m)に到着。予定よりかなり早い。小屋からは赤牛岳がよく見える。(PCでは、どの画像もクリックすると大きくなります)
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往復2時間ほどかかる烏帽子岳には行かず早めに昼食をすます。近くにあったチングルマ。バリアングルではないので撮影はかなり苦しい。レンズはいつもの18-135ミリだけ。ザックは30Lなので、デジイチ1台を入れるのがやっと。
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あまり休んでもいられないので、野口五郎岳を目指す。この時は気がつかなかったが、右奥の雪渓の山は水晶岳だった。左は野口五郎岳の手前にある三ツ岳。野口五郎はその後ろで見えない。
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テント場の周りはお花畑だった。数は少ないが、ベニヒカゲ、ミヤマモンキチョウ(♂も)が飛んでいた。とまらないのですぐ諦める。ミヤマモンキチョウは最盛期を1か月以上過ぎているというのに、この先の三ツ岳の山頂近くでも飛んでいた。クロマメノキは至る所にあったが、もう1週間で夏は終わる。卵が孵っても幼虫が育つには厳しい気がする。3コマ目は初めての花。後で調べると、ママコナという植物らしい。イネ科やカヤツリグサ科の植物に半寄生すると書かれてあった。
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お花畑を過ぎ、三ツ岳へのだらだら登りが果てしなく続く。登山者はとても少ない。
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左側の谷を覗きこむと高瀬ダム。
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振り返ると最高の景色。登って来た登山路の向こうに烏帽子岳、その向こうに立山、その左に針ノ木岳、その奥に後立山の山々が続く。
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少し登っては振り返るが景色はそれほど変わらない。
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気温は低いがカンカン照りの中の登りはさすがにきつかった。
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右前方からアサギマダラが横切っていった。急いでMFにし固いピントリングを回す。空しか写らなかった。
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イワツメクサは見当たらずタカネツメクサばかりだった。コマクサがポツンポツンと咲いていた。ただし、すでに終わり。
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後ろを振り返り、また撮る。(何度撮ったことだろうか)
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左前方に槍ヶ岳が見えてきた。(槍ヶ岳はこの後、登るにつれ山の陰になり見えなくなってしまう)
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振り返ると、立山。
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その右には針ノ木岳。針ノ木の左奥に白馬岳、右奥に鹿島槍と五竜と山々が重なる。
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谷間のグリーンがとても美しい。
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左の遥か彼方に富士山が見えた。
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赤牛岳の上に飛行機雲。この山はほんとうに赤い。
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三ツ岳の最初の岩(北峰?)に近づき、そろそろこの風景も終わり。後ろを振り返り最後の3枚。
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やっと大好きなイワツメクサが出てきた。しかし、ちょっとしょぼくれていた。
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緩やかな斜面となり、岩の右に回り込んだら、再び、槍ヶ岳。時刻はちょうど12時。
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槍ヶ岳。後ろの穂高と重なる。
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三ツ岳(標高2845m)には山頂ルートもあるが、ここは巻道のお花畑ルートを選ぶ。選ぶというより、もう登りたくなかっただけだが。
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巻道にはまだ雪が少し残っており、チングルマさえ咲いていた。3コマ目は、今回2つ目の初見の花。ツガザクラの群落の中に混じって咲いていた。
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再び登りになる。左に槍ヶ岳、右に水晶岳。ちょっと豪華な登り。
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水晶岳と赤牛岳。
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昨年は雲ノ平から荒々しい水晶岳を見続けていたが(→クリック)、こちらから見ると全く異なる様相。谷筋の雪とグリーンがとてもきれいだ。
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それにしても、近くにあるはずなのに野口五郎小屋はなかなか見えなかった。小屋まで400mの表示にホッとする。100mの表示を過ぎ、小屋は岩の陰にあった。
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右に見える水晶岳にいい感じの雲がかかり始めた。
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14時、野口五郎小屋到着。手続きを済ませた後、即、ビール。小屋の前の景色は凡庸。右のガレ場の上が山頂。山頂をなぜ撮らなかったか不明。見えなかったのか、あるいは単につまらなかったからなのかよくわからない。15時すぎ、続々と登山者がやって来た。小屋は予約当時は空いていた風だったれど、急に団体が入ったようで1畳2人だという。結局、4畳部屋に6人に収まりホッとする。
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小屋の脇に咲いていたトウヤクリンドウ。なかなか味わいのある花だ。
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疲れて横になったら眠ってしまった。夕食後、夕日を撮ろうと外に出たら雲が沸いていた。
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急いで太陽が見える場所へ登る。しかし、まだまだ早かったので、一度山小屋に戻り出直す。
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再出動。しかし、沈む前に雲が出てしまい、空は焼けなかった。でも、水晶岳のシルエットは美しかった。
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(裏銀座(3)に続きます)




by otto-N | 2017-09-08 16:32 | Comments(0)

2017.7.20 長野県・蝶ヶ岳 (3)コヒオドシ   2017.8.6 (記)

2017.7.20 続き
ハイマツの上を飛び回りとまらないミヤマモンキチョウ。それでもスピードを落とす場所があることに気がついた。ハイマツの間に生えているクロマメノキの群落には♀がいる確率が高く、そこでスピードを落とす。21ミリでも撮れそうだった。クロマメノキ群落の上部にある石の堆積部に陣取り、近づいてくる、あるいは飛び離れる♂を連写した。
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しかし、簡単には動けない場所。石積みの斜面はかなりの急斜面。石も崩れる。当然、走り回ることはできないし、身動きするのも簡単ではなかったし、そもそも、次から次へとチョウが飛んでくるわけではなかった。それよりも、チョウは目より下。背景に穂高の峰々を入れることは叶わず、下部の山襞の残雪と梓川河川敷の白い筋が入れば上出来だった。置きピン距離は35~40cm。チョウが小さくなるのでトリミングせざるをえなかった。15ミリを持ってくることも考えたが、これ以上近づくことはできないと思ったので止めた。
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穂高に向かって逆光気味。あまりにも斜めになったので回転補正トリミング。チョウがちょっと大きすぎた。
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チョウにピントが合い表翅の黄色も表現できた。しかし、右隅にしか入らなかった。ハイマツの向こうに残る岩稜の雪、こんな環境で飛び回るミヤマモンキの姿は撮れたと思う。
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ちょっと(かなり)悔しいシーン。2頭が絡んだがピンのきた方は翅が閉じており、4枚の翅がせっかく入ったがフレームアウト、槍・穂高が入ったけれどチョウには届かず。今度はもし行くことがあったなら、もっと平らな場所に陣取ろう。
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山頂に着いた時から、蝶ヶ岳ヒュッテの向こうは時おり日が翳っていた。
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気がつくと、山頂直下でも日が翳るようになった。日が翳ると急にミヤマモンキは姿を消す。どうしたのかと思っていると、ハイマツの茂みで休んでいた。黄色いのですぐわかる。いざ近づこうとすると意外にも敏感で飛び去ってしまう。
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時間がきたので、ここを切り上げ下山することにした。下山はヒュッテの先、約30分の横尾分岐から横尾に下りる予定。その間でもチョウを撮るつもりだった。しかし、対岸の峰々はまだ晴れているのに、ここだけが日が薄い。
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少し明るくなるとミヤマモンキが飛び出したが、撮れずに終わる。タカネヒカゲも1頭飛び出したがとまったと思った場所にはおらず、少し離れた場所から飛び去ってしまった。毛局、タカネヒカゲはこの1頭しか遭遇しなかった。ここは、平らな場所も多く場所によっては槍ヶ岳も望めたので、もっと早く来るべきであった。そんな時に、タテハが1頭飛んできた。久しく撮っていないコヒオドシだった。
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さらに近づくとベタっと開いてしまったが、もう少し翅を立てていて欲しかった。
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横尾分岐まで目についた花を300ミリで撮る。望遠で撮れるとしてもちょっと投げやり。
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横尾分岐から蝶槍に行こうとしたが、ガスが濃くなってきたので引き返し、12時ころ下山開始。下り始めた直後、山頂ヒュッテで会ったイギリス人のカップルに先に行ってもらったが、11時過ぎ、この近くで熊を見たとのこと。尾根の登山道から撮った写真を見せてもらった。撮影場所を移動していたら熊を見られたかもしれない。熊、撮りたかったなぁ。その後は樹林の中の登山道をひたすらに下りる。登る気がしないほど急な登山道だった。かなりくたびれて来た13時35分、槍ヶ岳がよく見える場所に来た。槍見台かと思ったが、違った。
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14時15分、槍見台にやっと着く。左に屏風岩、その向こうに南岳?、槍ヶ岳は遥か向こう。もうすぐ横尾だ。
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14時40分、横尾に到着。膝(半月板)の痛みが出ずホッとする。とりあえずビール。横尾山荘の前にオオイチが吸水場所を探して舞っていたが、とまることなく飛び去ってしまう。その後は、つれあいは徳沢に先に帰ることとし、おっとはチョウ探し。ひょっとしたらと思ったチョウは見つからず、ヨモギの傍のヒメシジミと遊ぶ。
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崖にツマジロウラジャノメがいるかもしれないと思っていたら飛んで来た。開かないまま近くをさんざん飛び回った後、崖の上に去る。吸水しそうだったオオイチモンジは、中国人ハイカーグループに追われ木の上に上がってしまい、徳沢を目指してとぼとぼと歩く。
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16時50分、徳沢に到着。芝生のテント場でヨタヨタと飛んでいたウスバシロチョウ。シロツメクサで吸蜜。まだいるとは思ってもみなかった。
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2頭のルリタテハが争っていた。1頭は時々こちらめがけて飛んで来る。飛翔は青い点にしか写らず、勝った1頭が石の上に静止。
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by otto-N | 2017-08-06 18:18 | Comments(4)

2017.7.20 長野県・蝶ヶ岳 (2)ミヤマモンキチョウ   2017.8.3 (記)

2017.7.20 続き
蝶ヶ岳の山頂。標識がなければ、ここが山頂とはわからないほどだだっ広かった。(21ミリ、飛翔撮影のF4.5で撮ってしまい失敗)
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写真的には沸き上がる雲が欲しいところだが、それは贅沢というもの。お手軽登山の我々にはすっぴんの穂高のほうが嬉しい。何度もパノラマ合成用の写真を撮る。手持ちなので合成の継ぎ目がうまくいかないことが多い。スマホなら一発か。これは3枚の合成。せっかくだから山の名前を入れてみた。この中で奥穂高岳が一番高く標高3190m、槍ヶ岳は3180m、10mの僅差。河童橋から見える岳沢は明神岳の陰になり、ここからは見えない。
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少し大きく槍ヶ岳。昨年、雲の平から新穂高に抜けた時は、槍ヶ岳をちょうどこの真後ろから見たことになる。
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穂高の山々。涸沢はまだ雪が残っていた。雪渓の上を直登し、ガレ場を左にトラバースした後、ザイテングラートに至る登山ルートがはっきり見えた。穂高岳山荘までの登りはここから見下ろすと絶壁に見える。穂高岳山荘の直下もまだ雪だった。
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山頂にはキアゲハが1頭飛んでいたが、すぐいなくなってしまう。山頂のキアゲハはご無沙汰しているので撮りたかった。それよりもミヤマモンキチョウ。ミヤマモンキはハイマツの樹林の上を飛んでいた。しかし、とまる気配は全くない。300ミリをとり出し、とりあえずMFで飛翔を追うが遠すぎるし、速すぎるしで捉えられない。
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チョウが豆粒にしか写っていない原図(6016×4000)を、2560×1702の大きさにトリミングしてみる。なんとか証拠写真程度にはなった。(ペンタックスのアスペクト比はきっちり3:2でないのはなぜだろう)
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♂は高速で飛び回っているので、近くに来てもピンぼけばかり量産したが、少しは近いクロマメノキの群落に♀が飛んでいるのを見つけた。これならなんとか撮れそうと思い、シャッターを切る。以下、上と同じ大きさ(2560×1702)にトリミングした。
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突然、ハイマツの上で♂と♀が絡む。シャッターを切り続けた。(上と同じ大きさにトリミングした。数字は画像番号)
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ダンスの発端は見ていなかったので、♂が♀を誘ったのか、♀が通りかかった♂に食らいついたのかはよくわからない。が、この間、ずうーっと♀が♂を追いかけていた。3枚だけ、大きさを変えて(3600×2394)にトリミングしてみた。
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MFで飛んでいるチョウを追うの難しい。横移動だと何とかなるが、前後に移動しているときは歯がたたない。これは横移動。連続してピントが合ったのだが、遠すぎた。黄色の翅が白とびし斑紋さえ不鮮明。もっとも、遠いから追跡できただけのこと。近ければ、すぐフレームアウトしてしまう。
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山頂の裏にはテント場があり、その周りはお花畑になっていた。
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スジグロシロチョウが訪花していたけれど、それとは違う感じがしたので、近づいてみるとミヤマモンキの♀だった。イワカガミに吸蜜するとは知らなかった。高山らしく隣にアオノツガザクラ、ちょっと嬉しい吸蜜だった。
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別の花に飛んだので順光に回ることができたが、すぐ飛ばれてしまう。
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(蝶ヶ岳(3)に続きます)



by otto-N | 2017-08-03 16:46 | Comments(2)

フライイング・バタフライズ 2016 (16)ミヤマモンキチョウ   2017.2.15 (記)

ミヤマモンキチョウ
7月、北アルプス・常念岳に登った。いつものように登山のついでにチョウ撮影ということではあるが、山小屋に一泊すると、到着後と下山後に撮影時間が2~3時間とれた。

昼過ぎ、山小屋に荷物を預け、カンカン照りの中を歩き、そして走り回った。槍ヶ岳バックにやったと思ったが、東京へ帰ってから、オスは普通のモンキチョウと気づいた。標高2000mならいざ知らず、標高2600mまでモンキチョウが昇ってくるとは・・・。ちょっと油断した。
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ミヤマモンキチョウはそれほど多くはなくポツンポツンと飛んでいるだけで、見つけるたびに、ハイマツその他の植物を踏まぬように近づくか、飛んでくる方に先回りした。ときどき、オスとメスが絡む。300ミリのフォーカスをマニュアルに切り替え、飛翔を狙うが、ボケ画像ばかり。メスがオスを追いかける行動は、モンキチョウと同じだった。
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翌朝、山頂に登ってから、チョウを追いかける。前日の午後とは違い、午前中は槍ヶ岳方向は順光。岩場のところどころに咲いているミヤマダイコンソウで吸蜜するので、そこで待ち伏せる。
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少しの上の群落。なんとか槍が入った。
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登った山は入らなかった。これはメス。
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ミヤマダイコンソウに近づくオス。
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しゃにむに槍ヶ岳が入るであろう方向にカメラを向けた。
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とまる前にはホバリングしてくれるので撮りやすいと思ったけれど、翅の向きやピントはまるで不合格。個体数が多くはないし、スレ個体も多い。10時半すぎ、チョウも出なくなり、下山時間となったので撤収。
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ハイマツの上を飛び回るオス。悔やんでも悔やみ切れないこの1枚。あと5cm届かず。
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by otto-N | 2017-02-15 10:58 | Comments(2)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(6) ミヤマモンキチョウ  2016.7.28 (記)

2016.7.12 続き
常念岳山頂から乗越まで下りてきたのは9時すぎ。雷鳥のお出迎えを受けたが、これからはチョウ探し。と言っても、登山道に飛んでくるのを待っているだけだが・・・。

まだ時間が早いせいか、西からの風が強いせいか、タカネヒカゲは時おり現れるだけ。ミヤマモンキチョウが、登山道の横に咲いているミヤマダイコンソウに吸蜜に訪れていた。しかし、なかなかいい位置にはとまってくれず、飛び立ちを狙うもののその瞬間がわからない。
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やっと真横から撮れたけれど、新鮮な個体ではなかった。
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メスもやってきたが、葉被り状態が続く。
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これも少し破損していた。今年は、発生が早かったようだ。
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静止画像は不満足であったけれど、鮮度に期待が持てなくなったので、300ミリを肩に吊り下げたまま、15ミリ広角で飛翔を撮ることにした。午前中だと背景の槍ケ岳方面が順光になる。その1発目。残念、鑓は入らなかった。
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槍はもう少し左だった。でも、これも横向き。
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翅表が少し撮れたが、配置不良につき大きくトリミング。
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どうやら午前中は探雌飛翔よりも訪花飛翔のようだった。だとしたら、タダモンキと同じ習性。数は少ないのだが、やみくもに歩き回るより、花の周りで待つことにした。ただ、槍ヶ岳が写る場所は限られる。やっと飛んできた。花にまとわりつくのを連写。
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槍が入っているつもりだったけれど、ほんの少し外していた。
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最後の2枚。槍がかろうじて入っていた! (この2枚はノートリ)
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東側だと逆光なのでよく撮れないし、背景も今一つ。
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このメスも少し欠けあり。撮っているときはわからないので結果論。数は多くはないので贅沢は言えない。
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上の3コマ目はピンボケ。チョウは逆光だが、こちらのほうがいい。いずれにしろ、置きピンの偶然の産物。
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静止としてはこのショットが一番だった。追いかけてとまった瞬間。
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とにかく、登山道は凸凹で、ハイマツや高山植物の生えている場所には踏み込めず、撮影場所は限られたし、置きピン距離も普段より遠目、トリミングを多用したが、光でいっぱいの高山なので、飛翔画像の色が出るのは気持ちがいい。
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(常念岳(7)に続きます)

   

by otto-N | 2016-07-28 20:08 | Comments(0)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(5) 常念山頂   2016.7.27 (記)

2016.7.12
熊鈴の音で目が覚める。しばらくすると空が明るくなってきたので、ジャケットを着込み外に出て日が昇るを待つ。
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槍ヶ岳はモルゲンロートに染まるはずであったが、ここから遠いせいか、その前に山があるせいか、期待したほど赤くはならなかった。
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朝食後、廊下を挟んだ向かいの部屋の登山者が出ていったので、そこから槍ヶ岳を撮る。
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300ミリでも撮ってみた。ごつごつし、今にも崩れそうな岩の塊り。リアル。
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この拡大画像。左の肩に槍ヶ岳山荘が見え、山頂には人影らしきものが写っていた。
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山頂目指して、6時出発。荷物は小屋にデポ。西風が少し強い。
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登りはじめの右側の景色。
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岩と石屑の登山道は歩きにくい。どこを通ってもいいようだが、植生保護のためか、印がついている。
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景色は劇的には変わらない。それでも、上るにつれ、右の方に穂高が見えてきた。
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ひたすら登る。
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ミヤマダイコンソウとシャクナゲ。
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頂上直下で、ミヤマモンキチョウが飛んできた。ハイマツにとまったので、ナップサック(なぜか40年前のものを愛用)から300ミリを取り出し慎重に近づいて撮る。広角でも撮ろうとしたところ、あっけなく飛ばれた。
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7時10分。山頂到着。山の向こうに穂高の全景が見えた。山頂はもっと風が強いと思ったけれど、無風。
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穂高から安曇野までの大パノラマ。  (画像はすべてクリックすると大きくなります)
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槍と、
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穂高の山塊。 → 凹んだ所が涸沢カール。中央手前が屏風岩。
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300ミリ。前穂高岳(3090m)、北穂高岳(3106m)、奥穂高岳(3190m)、槍ヶ岳(3180m)。北穂高岳の頂上に建つ北穂高小屋は見事と言うしかない。天空の山小屋だ。
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昨年8月に泊った穂高岳山荘の下はまだこんなに雪が残っていた。
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遥か遠くに、乗鞍岳、富士山も。
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やっぱり、ここでは槍ヶ岳が絶景。
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縦走する登山者がほとんどで、彼らにとっては山頂はただの通過点のようだ。記念写真を撮ってあわただしく蝶ヶ岳へと下りて行く。たっぷりと頂上からの景色を楽しみ、8時ころ下山。岩陰のミヤマダイコンソウ。岩稜地帯のこの付近はこの花だけ。
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風は止んだと思ったのだが、中腹ではまだ強かった。ピントが合わず、途中でいやになる。標準ズーム(18-135ミリ)の最短距離は37cmなので、15ミリ広角で撮ったが、F18でも槍はボケていた。
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かなり下まで降りてきた。そろそろ、タカネヒカゲの棲家。
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1頭見つけたところで、オスのライチョウ。
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最初は300ミリでちょうどいい距離だったが、どんどんこちらにやって来て、全身を入れるのがやっと。と、思ったら、そそくさとハイマツの茂みに隠れてしまった。
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(常念岳(6)に続きます)


   

by otto-N | 2016-07-27 20:08 | Comments(2)

2016.7.10-12 北アルプス・常念岳(3) タカネヒカゲ   2016.7.22 (記)

2016.7.11 続き
常念小屋に入る前に小屋の前にあるテーブルで、それまでの18-135ミリを300ミリに交換していたら、すぐ近くに、1頭のタカネヒカゲが飛び出した。ハイマツのの中にとまるがなかなかピントが合わない。
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飛んだので慎重に近づいたが、寄りすぎた。しかも逆光。
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とりあえず撮影はできたので小屋で受付を済ませてから、少し上に登る。常念乗越からは、槍ヶ岳はこんな風に見える。
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常念岳。岩の間にハイマツが茂っているだけの完全な森林限界。ハイマツに近寄ると驚いたことに丈は30cm程度。よほど風が強いということか。
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タカネヒカゲは、時々登山道に飛んで来た。しかし、とまったあたりに近寄ってもどこにいるのかさっぱり判らない。近づくと飛ばれ、何だ、そこだったのか、と失敗してばかり。近づいても敏感ですぐ飛び立つ。マクロ代わりの18-135ミリで撮るのは諦め、300ミリで撮ることにした。やっと撮ることはできたけれど、かなりスレていた。
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追いかけては飛ばれるが、みんなスレばかり。深追いせずに新鮮なものを探すが、見つからず、嫌気をさす。4コマ目は比較的新鮮だったが、この後飛ばれてしまう。ひよっとしたら、スレたのはオスで新鮮なのはメスかもしれない。タカネヒカゲの飛ぶスピードは速い。ヒカゲチョウというよりセセリチョウ。飛び方もセセリに似ている。
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ときどき、2頭が絡み、横っ飛びに飛んで行く。オス同志のテリ争いか。飛翔は撮れそうもなかったけれど、標準ズームから替えた15ミリでトライした。かろうじて1頭が写り、その向こうにちょっとだけの槍ヶ岳。
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風景はこんなだ。手持ちで撮ったいい加減な3枚のパノラマ合成なので、デフォルメされているが、左に常念岳(2857m)、中央のはるか彼方に槍ヶ岳(3180m)、右に横通岳(2767m)。その麓の赤い屋根は常念小屋。午後は、槍ヶ岳方面は逆光。撮影するなら午前中がよさそうだった。
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登山道の脇にはミヤマダイコンソウが少し咲き、低いハイマツの茂みにはシャクナゲが咲いていた。ハイマツの上にはミヤマモンキチョウが飛んでおり、こちらにも時おりやって来る。ほとんど飛びっ放しだが。ミヤマダイコンソウで一瞬吸蜜した。しかし、撮影できず。
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ミヤマモンキチョウはとまることなかったので、撮るのを諦め、スレていないタカネヒカゲを探していたのだが、突然、目の前で、ミヤマモンキのオスとメスが絡んだ。急いで、AFからMFに切り替えピントリングを回す。それにしても近すぎた。この後、急に遠くに飛び去ってしまう。残念。
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ミヤマモンキの雌雄の絡みは、予期せぬことだったので、咄嗟に15ミリで撮影することは思いもつかなかった。今度は15ミリで撮影しようと思っていると、次のチャンスはすぐやってきた。足元のハイマツを踏まぬように近くに来るまで待つ。そして、撮れた。
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背景に槍ヶ岳。逆光で露出オーバー、白とびしたがピントはOK。午後2時30分、カンカン照りの中、チョウも暑くて飛ばなくなり、走り回ったせいか喉がカラカラ、撮影をいったん終了し、また3時ころ出撃しようと、小屋に戻る。
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外のテーブルで冷たいビールを飲んだ後、部屋に入った途端、眠ってしまった。目が覚めたのは4時。チョウはあまり飛んでいなかった。不覚。

★東京に戻ってから、ミヤマモンキチョウの画像を見ていたら、何か変。オスは普通のモンキチョウであることに初めて気づく。標高2500m、こんな高い所にも飛んでいるなんて信じられなかった。ただ、メスがオスを追って、翅の動きを同調させ、ゆっくりと飛ぶことは、普通のモンキチョウと変わらなかった。


(常念岳(4)に続きます)


   

by otto-N | 2016-07-22 18:20 | Comments(2)

フライイング・バタフライズ 2015 (16) ミヤマモンキチョウ   2016.2.12 (記)

ミヤマモンキチョウ
8月、立山に登る。1日だけ天気がぐずついた日があり、室堂から弥陀ヶ原に下り、ミヤマモンキチョウを探しに行った。しかし、ミヤマモンキチョウはとても少なく、広大な湿原の遠くに飛んでいるオスの姿をときどき見るだけであった。木道を一巡したけれど、花も少なく、オオニガナの群落くらいしか目につくものはなかった。しかし、このオオニガナに吸蜜にくることがわかり、ここで張り込むことにした。
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オオニガナの黄色がとてもいい感じだった。
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雲の合間から日が射すと、ミヤマモンキチョウはこの群落にやってきた。それにしても数は少なかった。チャンスは何回あっただろうか。群落の中には入れないので、300ミリでチョウを追う。
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この弥陀ヶ原にはベニヒカゲもいるはずであったが、1頭も見なかった。ベニヒカゲは、この翌日、奥大日岳に登ったときに、山腹から山頂にかけて数頭見ただけ。昔はたくさんいたというが、立山のチョウはとても少なかった。
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(タカネヒカゲは山続きの薬師岳には棲息しているのに、立山には棲息していない。造山活動の年代が違うせいかと思われるが、調べ方が浅いせいか、よくわからなかった。ミヤマモンキは山伝いに飛んで来られたのだと思う)

by otto-N | 2016-02-12 18:08 | Comments(0)

2015.7.26-29 富山県・立山 (4) 弥陀ヶ原   2015.8.8 (記)

2015.7.28
夜中に大きな雨の音で起こされ、明け方まで降り続いていたようだった。朝起きてみると、雨は止んでいたがガスで視界は50mというところ。それでも、フル装備・雨装束の登山者が行き交っていた。天気が良ければ奥大日岳に登るつもりであったけれど、室堂を富山側に500mほど下った弥陀ヶ原という所にチョウを探しに出かることにした。実は、このために、重い300ミリ単焦点を持ってきていた。弥陀ヶ原には昔、ミヤマモンキチョウやベニヒカゲがたくさんいたらしい。さて、今はどうか。

と、言っても、曇っていたらチョウが出るとは考えにくい。まあ、部屋にいてもどうしようもない、花でもいいと宿を出たとたん、急に雲が薄れてきた。室堂ターミナルに着くころには、ヤッホーと叫びたい気分。
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それにしても、雲の動きが激しい。シャッターを切るたびに形が違う。
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9時すぎのバスに乗り、20分ほどで弥陀ヶ原に到着。標高1900mの広大な湿地帯。「ガキ田」と呼ばれる池塘が点在する中を木道が続く。歩きはじめて早々、ミヤマモンキの姿を見る。しかし、木道からは遠い。レンズをズームから300ミリに取り換えて、次に備える。木道を進むとミヤマモンキは100mごとに1頭現れた。少ない上、探雌飛翔でとまる気配もなく、木道から遥かに遠いところを飛んでいるだけだった。
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ミヤマモンキはあきらめ、レンズを18-135ミリズームに戻し、花を撮る。水滴がとても奇麗。ただ、ワタスゲだけはいただけない。
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タテヤマリンドウの蕾はねじれていることを後で知る。関東以外ではニッコウキスゲとは言わずゼンテイカと言うことが多い。4コマ目、オオコメツツジと思うが、黄ばんだところばかり撮り、花弁が傷んでないのはこの画像だけだった。
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雨の後のイチオシ。イワイチョウ。
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湿原のすぐわきにはアルペンルートが通っており、大型バスだけが行き交う。道路脇の花。タテヤマウツボグサ、シモツケソウ、ハクサンチドリかと思ったが、花弁の先が丸いテガタチドリという種。キマダラヒカゲは1頭だけ見た。
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ミヤマモンキは飛んではいるものの、木道をたまにしか横切ってはくれない。それでもいつかは休むはず。どこかに蜜を吸う花があるはずと、それらしき花を探しながら木道を一巡したのだが、そんな場所は見つからず、結局、最初の場所に戻る。やはり、離れた所では飛んでいる。それでも、少しは頑張った。300ミリでのマニュアルフォーカス。相手は探雌飛翔中のオス。ピントが合うわけがないし遠すぎる。トリミングした証拠写真。
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まあ飛翔はムリだろうと思っていたが、1頭がニガナ(タカネニガナ?)の群落に入り込んだ。なに、ニガナで吸蜜?!ヤマモンキ第一号。
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そのうち、別個体もニガナの群落にやって来るが、もっと背景のいい場所があるのに、うるさい所にしか吸いに来ない。
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近くにあったウサギギクでも吸蜜。ちょっと嬉しい。でもちゃんと撮れなかった。(オートフォーカスが不調)
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吸蜜の静止よりも、飛翔を狙う。このニガナの大群落は、休憩所のベンチ脇。人工的に繁殖させたもののようだ。少し気に入らないこともないが、贅沢は言えない。
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19秒間で28コマを撮っていた。まずまずピントのものが12枚。
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ほぼ曇り空で、半袖だけだと少し寒い。少し薄日が射すと、ヤマモンキが飛んで来るが、翳るとパタッと止まる。白いニガナはダメなのかと思っていたら、そんなことはなかった。
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少し寄ったら、飛んで来たアブを嫌って飛び去ってしまった。
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鮮度はあまり良くない個体ばかりだった。木道近くにやって来たこの個体。近すぎたので、離れようと後ろへ下がったとき、小学6年生の遠足の団体がやってきて、飛ばれ、お終い。
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この後、しばらく待ったが完全な曇り空になってしまった。湿原の周りには笹原が拡がっており、ベニヒカゲを探すつもりでいたが、予定より早めに切り上げた。バスが来るまでに少し時間があったので近くをうろつくと、オスが飛んでいたので飛翔撮り。6.5枚/秒の連続する2コマ。シャッタースピードが翅の開閉に同調したのか、似たような画像。せめてこの2倍のコマ数が撮れるといいのだが。
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このオスは近くにとまってくれた。どうやら、雨が降りそうなので、雨宿り場所を探していたようだった。
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メスがふらふらと飛んできたので、見ていると葉蔭にとまった。メスもスレていた。→このメスもオスもタダモンキでした。友人のKさんから連絡があり、感謝です。この画像を編集している時、何か違和感があったのですが、先入観は恐ろしいです。
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バスが来た頃には、小雨となった。車窓からは何も見えず。室堂に着いてから雷鳥荘まで、雨とガスの中をとぼとぼと歩く。
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(富山県・立山 (5)に続きます)

by otto-N | 2015-08-08 21:18 | Comments(4)

2013.8.17 長野県・北アルプス 燕岳 ミヤマモンキチョウ   2013.8.25(記)

2013.8.17
朝5時30分起床、燕岳(2762m)に登る。標高2762mといっても、泊った中房温泉は標高1462m。標高差は1300m。槍ヶ岳を見るためには、この温泉に泊まり、朝出ると日帰り登山が可能のことが判明。前日、中房温泉に着いたのは、16時ころ。高速を使わず下道できたので遅くなってしまい、ちょっと失敗。というのは、この温泉は泉源の異なる温泉が29もある、いわば温泉のデパート。時間がなくてほんの一部にしか入れなかったのです。温泉リストを見て、真っ先に行ったのが、「蒸し風呂」。すなわち、天然のスチーム・サウナ。硫黄臭が漂い、かなりの高熱のワイルドなサウナ。こんなのは初めて、最高だった。これをかわきりに、次々、温泉のはしごをしていたが、すぐ夕食の時間となってしまった。もちろん、夕食後にも出かけたが、入ることができたのは建物の中のものだけ。敷地の中に点在し、散歩しながら入る露天風呂や、むしろの上で横になる「地獄浴場」には入れなかった。写真は、入った中での一押し、「不老泉」。
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出発が早いので、朝食として昼食用のお弁当を作ってもらい、朝食としてコンビニで調達したパンや、おむすびやジュースや牛乳を急いで食べ、6時40分に登山開始。さすがに涼しく、半袖Tシャツでは寒いくらいだったが、いきなりの急登が延々と続き、汗だくで登った。途中、ヒメキマダラヒカゲが飛び回っていたけれど、遠いしとまらないので、撮るのを諦めた。冷やしスイカで有名な合戦小屋をすぎ、しばらく登ると、展望がやっと開けた。大天井岳という山らしい。
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そして、ついに槍ヶ岳。ここから見ると、ずいぶん尖がっていた。
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登る予定の燕岳。白い岩と緑の妙な山だった。
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この付近からは、高山植物も見られるようになった。ミミコウモリ、ニガナ、カラマツソウ、キンバイ、ミヤマリンドウ、ウサギギクというところか。
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ミヤマリンドウ、ウメバチソウ、ハクサンフウロ、エゾシオガマ、トリカブト、イワギキョウ。少し開けた場所には、ベニヒカゲが飛んでいたけれど、全然、撮れそうもない距離だった。
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10時10分、燕山荘に到着。谷の向こうに、くっきり槍ヶ岳。
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燕岳に向かう前に、写真を撮ったり、別方向の登山道に少し行ったりしていると、ミヤマモンキチョウらしき姿が・・・。ハイマツの陰にとまったので登山道を駆け下りてみたが、寸前に飛ばれてしまった。ハイマツの陰には、クロマメノキ。どうやら産卵していたらしい。ミヤマモンキチョウがいるなどとは、全然、頭にはなかった。気を取り直して、燕岳に向かう。その途中にあったイルカに似た岩、ハイマツの長い幹(こんなに長いとは思わなかった)、そろそろ終わりのコマクサ。という辺りで、目の前を赤いチョウが横切った。あの飛び方はタカネヒカゲ?エッと思って追いかけたが、ハイマツの向こうへ。
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11時、燕岳山頂に到着。やったね。
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とても狭い山頂で、譲り合いながら記念写真を撮っているとき、山頂の番人キアゲハが、やはりいた。飛翔写真だ!でも、山頂より、少し下の広くなっている所が好みの場所のようだったので、10mくらい下りた。上の2枚が山頂で、下の2枚は少し下りた所での撮影。
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ピンが来たと思ったら、「槍」が写っていなかったので、少し位置を変えて、飛んでくるのを待った。でも、「槍」が写ったと思ったら、登山者も一緒。山ガールだったら大歓迎だったのに・・・。
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時間があるので、少し粘る。こちらに来るたびに、カウンターパンチ撮影。
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この配置が一番よかったけれど、キアゲハは少しボケていた。まあ、いいか。
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きりがないので、下山することにした。燕山荘まで戻る途中、ベニヒカゲがフラフラしていたので、またしても飛翔撮影。これもカウンターパンチ。
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そして、ミヤマモンキのオスが飛んできたので、咄嗟にカウンターパンチ。当たった!そして、燕山荘のベンチで昼食をとっていると、谷のあちこちでミヤマモンキチョウ。産卵と吸蜜しているメスが多い。ガレ場なので、行くことはできないけれど、登山道を横切るかもしれないと思い、ちょっと行ってみた。こっちに飛んでこないかと思っていたら、突然来た。カウンターパンチ!。ピンボケながら当たった。(クリックで大きくなります。1コマ目だけがピントOK。後ろにイルカ岩が写っています)
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この後、すぐ足元で産卵場所を物色。近づきすぎてピントが来なかった。
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そして、産卵。しかし、飛翔撮影モードから、絞り優先・マニュアルフォーカス・望遠への切り替えがスムーズにできず、一番いいところは撮り逃がしてしまった。これは少し遠かったので、大きくトリミング。
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ちょっとがっかりしているところへ、妻の声。さて、ほんとに下山するか。12時10分。いつの間にか、雲が湧き出てきていた。
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下山中はほとんど薄いガスの中だったが、下るにつれ日が射してきた。朝、登っているときには撮れなかったヒメキマダラヒカゲ。これが今年の最後かなと思って撮影した。登山口に着いたのは15時。カタバミがあり、ヤマトシジミが飛んでいたがとまらなかった。標高1462mのヤマトをちゃんと撮っておくべきだったと、後で後悔。
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槍ヶ岳を見たくて、燕岳に登った。温泉に前泊し、登り4時間、下り3時間の日帰りの安直登山だったが、思いもかけないチョウも撮影でき、山もバッチリだった。ラッキーの一言に尽きた。今回、登っていて、山ガールがこんなに多いとは思わなかった。半数は女性のような気がした。燕山荘は清潔で女性に人気があると聞いていたけれど、登山の世界も、男性より女性のほうが元気がいいようだ。

by otto-N | 2013-08-25 12:13 | Comments(12)