たかがヤマト、されどヤマト

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フライイング・バタフライズ 2016 (18)ゴマシジミ   2017.2.20 (記) 

ゴマシジミ
8月、東京は暑い日ばかりが続き、2~3日長野県に脱出したが、それほど標高は高いわけではないので、やはり暑かった。着いた日の午後、ワレコモウにやって来るゴマシジミは、吸蜜にしろ産卵にしろ、じっとしているわけではないので意外と撮りにくい。翅は開かないので、裏翅しか撮るしかないが、さすがに撮り飽きて、まとわりつく姿を狙うが不作に終わる。翌日は、ポイントを変えた。
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朝から、日射しが強く気温も高いのか、オスはメスを探して飛びっ飛びっぱなし。青い個体がいたので、休耕畑のワラビの茂みの中を追いかけた。
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靑ゴマは北海道では普通なのだが、北海道の個体は「ゴマ」の数が少なく、ずいぶん印象が違う。こちらの方が、シブくていい感じだ。(この翅のねじれはお気に入り)
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追いかける時、自分の陰に入らぬようにいつも気をつけているのだが、陰に入ってしまった。でも、背景はつまらないがジャスピン。
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見失ったので、ワレモコウのところへ戻ると、2頭が吸蜜していた。青いほうを選び、飛ぶのを待った。斑紋からどうやら同じ個体らしい。こんな靑いゴマがたくさんいるわけがない。と思いつつ、虫林さんらが撮られた素晴らしい羽化直の青ゴマの写真を思い出した。トリミングして同じ向きに並べ斑紋を見比べたところ、えっ、ほとんど同じ。羽化直の撮影日は、この3日前。ゴマの斑紋が個体差が大きく、ここまで同じということは同一個体の可能性大。ということは、撮影ポイントはここだったのか!
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靑ゴマばかり撮っていたわけではない。うまく撮れなかっただけである。(ふにゃふにゃ飛ぶので撮りやすそうで撮れない)
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近くにはムモンアカシジミのポイントもあり、午後の卍飛翔を狙った。近くにはめったに来ないで、300ミリで撮っていたがまるで歯が立たず。卍にはなるけれど、ほとんどホバリングせず、時には数頭が入り乱れるほどの激しさであった。たまたま近くにやって来た時、広角でなんとか1枚だけ撮ることができた。
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by otto-N | 2017-02-20 16:08 | Comments(0)

2016.8.8-10 長野県 束の間の東京脱出(1)   2016.8.13

2016.8.8-10
やっと夏らしく天気となったのはいいけれど、こう暑くては何もする気になれない。妻は所用で北海道に行くとのことで、一緒についていけば、青ゴマは確実に撮れるはず。しかし、他はあまりいないし、台風が道東沖を通るので天気は良くなさそう。どうしようかと思っている時、町田のNさん夫妻が長野に行く予定と聞いていたので、便乗をお願いした。幸い、同じ宿泊先はまだ空いていた。

2016.8.8
JRの特急に乗り、向こうの駅で待ち合わせることした。JRのほうが早いと思っていたのだが、高速が空いていたので、30分も待たせてしまった。ポイントに行く途中、山の中のそば屋に入り、そこで、現地在住のSさんと待ち合わせ。Sさんは上高地のボランティアガイドをしているので、この辺にとても詳しい。もう昼も過ぎたので、少し急いでムモンアカシジミのポイントに急ぐ。

ポイントに着くと、早くもムモンアカシジミの卍飛翔が始まっていた。遠い所に1頭がとまり、もう1頭が近づくとすぐ絡む。とまっても数m先ばかり。遠いので、300ミリで飛翔を狙うものの、卍飛翔は、ミドリシジミやメスアカミドリのように1か所でホバリングするのではないので、ピントがまるで合わない。途中で望遠をあきらめ、路上にやって来る卍ペアにしぼり、21ミリ広角で撮ることにした。
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しかし、近くには来ることは少なく、来たと思うと、上に舞い上がり、そんな甘いものではなく、片割れしか写らない。
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以下は、うまく撮れなかった300ミリでの証拠写真。中にはピントがあっているのもあるが、ピンボケばかりで、雰囲気だけというところ。(あまりにも小さくしか写らないので、一律の大きさにトリミングして並べました。)最初は、MFで撮っていたが、空振りばかり。その後、個体数が増えるにつれ、飛び回る位置が絞られてきたように思えたので、カメラを一脚に付け、ファインダーを覗かずオキピンで撮ることにした。しかし、簡単にフレームに入るものではなく、ピントも来ない。一脚では、すぐに位置がずれるので、三脚にレリーズを付けて撮影するとまだいいかもしれない。それにしても、ムモンアカの卍はすごい。数が増えるにつれ、2頭どころでじゃなく、4~5頭が入り乱れ、まさに乱舞だった。午後3時すぎ、現れる数も減ったので、ゴマシジミを撮りに移動した。
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2016.8.9
午後の乱舞中、ときおり、下草で休む個体もあったけれど、日陰ばかりなので、静止をうまく撮影できなかった。午前中は、下草で休んでおり、マクロ距離とのことなので、翌日の正午前、ゴマシジミを撮影した後にちょっとだけ寄ってみた。

午前中も、ムモンアカシジミは日影で休むことが多い。日影だと、なかなか色が出ないし、
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草の中に入り込むので、撮れる位置探しに一苦労した。
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日向では光が強すぎるせいか、色が出ていない感じがする。
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風によって翅に光が当たり、思わせぶりのスリスリ。でも、逆さまだと翅を開くわけはない。
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葉裏に移動するところ。青いボケが入ったので、ちょっと上向きに撮ってみた。一度とまると小飛せず、ちょこまかと歩いて移動すことが多いようだ。
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実は、ムモンアカシジミの撮影は初めて。子供の頃、長竿の網を持って、スキー場山麓の畑地の林縁をふらふらと飛んでいるムモンアカを追いかけていたのを思い出す。このチョウが出てきたら、北海道では夏休みが終わりだった。


(次は、この日のゴマシジミに続きます)


   

by otto-N | 2016-08-13 20:08 | Comments(2)