たかがヤマト、されどヤマト

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2017.4.14 東京・白金の森→白山の森 トラフシジミ   2017.4.22 (記)

2017.4.14
雨が降った日の後、2日続きの晴天を待って自然教育園に出かける。トラフシジミが地上に降りてくる日だ。開門を待ち、真っ先にノウルシ群落に向かう。重い300ミリをザックから取り出しベンチで待っていると、ほどなく飛んできてノウルシで吸蜜を始めた。
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吸蜜時間は短かった。すぐに飛んで近くのチョウジソウの葉にとまる。そして、翅を開き始めた。が、半分まで。半開翅のまま体の向きを変え飛び去った。遠いのでトリミングしてあるけれど、角度によってトラフの構造色は全く出ないことがよくわかる。
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しばらく待っても次はやって来ず、やって来たのはムラサキシジミだった。翅は閉じたままだけれど、ノウルシの背景ではどんなチョウも引き立つ。と言っても、ツマキはとまらないし、過去にとまったのはキタテハとルリシジミくらいだ。
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結局、2匹目のドジョウは現れそうもないので、そろそろ日の当たり始める吸水ポイントに移動する。待つこと30秒、1頭目が現れた。300ミリのまま一応押さえを撮っておく(左)。一度吸水を始めたらしばらく動かない。ちょうどやって来た「俳諧」のShinさんに見張りを頼み、マクロと交換する。やはり、マクロのほうがきっちり撮れる(右)。ただし、300ミリより低い位置まで屈みこまねばならないのが難点。この時は屈み込みの手を抜いたのでフラット度が足りない。(この小石は尖がっているので膝が痛い)
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トラフの夏型は地上で吸水中、あるいは下草の葉上で吸汁中に開翅するが、春型では見たことがない。地上から近くの葉上に飛び移ったので翅を開くかもしれないと、カメラを構えるがそれはなかった。
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さて、こうなったら飛翔を撮るしかない。ということで、ちょっと遊んでもらった。私はいつもの21ミリで、Shinさんは最新鋭のマークⅡで。ピンが来たのは2枚。逆光でトラフが暗くなったので、なんとかソフトで明るくした。
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2枚目は最高。翅が4枚とも写り、躍動感のある姿を捉えることができた。
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もう少し粘りたかったが、午後には妻と白山の森(=小石川植物園)に行くことになっていたので、11時ころ撤収。このツマキ♀は朝8時半、自然教育園で向かう途中、自宅近くの蔦の絡まる石垣で撮ったもの。そろそろ、街中にツマキが飛び出す頃だ。
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午後
まだ桜が見事な小石川植物園を妻を案内する。見たこともない樹木が多い。ツマキチョウは園内のあちらこちらに飛んでいた。もう撮影しなくてもいいと思っていたけれど、ムラサキハナナではちゃんと撮っていなかったことを思い出し、小一時間ほど撮影した。ハンカチノキという有名木がありその前のムラサキハナナでは全滅。見事な桜の大木の前にはツマキは飛んで来ず、結局、前日のポイントへ。突然、目の前を3頭が絡んでいたので連写すると、何枚かが撮れていた。前日は、♂を追う♀を撮ったけれど、この時の先頭は♂、次に♀、それを追う♂の順。ツマキ♂は♀と間違いモンシロチョウにアタックするので(この逆は見た記憶がない)、アタックした後に♀を誘導することが考えられるのだが、入れ替わる瞬間を観察したいものだ。
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ムラサキハナナの紫色がボケるこの距離を目論んでいたが、ハナナの群落まで少し遠かった。
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右半分が緑ばかりだったのでトリミングした。もう少し左だとそのままで花いっぱいだったのだが。
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躍動感の感じられるこれが一番良かった。ゆっくり飛んでいても直前でコースを変えるツマキチョウはやはり難しい。
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by otto-N | 2017-04-22 17:17 | Comments(0)

2017.1.10 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2017.1.11 (記)

2017.1.10
翌日からは今季最大級の寒気団が南下するという天気予報なので、気温が下がる前のこの日、すでに大集団は年末に散ってしまったので期待はできなかったけれど、2017年初のチョウ撮影、というより2016年の撮り収めとしてムラサキツバメを撮りに出かけた。

最初に現れたのはムラサキシジミ。翅が少し傷んでいたのは残念だが、オスのこのブルーは強烈だ。
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すぐ近くにウラギンシジミが越冬体制だったので撮っておいた。このウラギンシジミは葉裏に日が射し、気温が上がり始めると、逆さにとまったまま翅を半分開き、しばらくそのままの体制でいた。3コマ目、他の場所に移動し戻って来た時、翅を全開にしていた。飛び去った後、この場所に戻ってこなかったところをみると、暖かくなると飛び出し別の葉裏に身を隠しているに違いない。
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この場所には、ムラサキシジミのびっくりするほどきれいなメスがいた。
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日向ぼっこする場所を変え、全開する。ただ、どうしても同じような構図になってしまう。
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木の幹にとまっても、太陽の向きと光の反射角度から、撮影アングルはほぼ決まってしまう。
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撮影時間が違ったので別個体かもしれないと思ったけれど、斑紋から同じ個体だった。
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肝心のムラサキツバメはというと、公園を色々探しても少ししか見つからなかった。結局、撮れたのは、ムラサキシジミのいた最初の日溜まりだけ。オスはあまり翅が傷んでなさそうだったけれど、頭の上でしか開翅しなかった。2コマ目と3コマ目は同じ個体。4コマ目は尾っぽのとれた別なメス。
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メスかオスか判らなかったが、無傷ということは考えにくい。
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ということで、気温が上がった割にはちょっと淋しいかったけれど、この時期には珍しいほどきれいなムラサキシジミ♀が現れ、ラッキーなシーズン撮り収めとなった。   


 

by otto-N | 2017-01-11 21:10 | Comments(0)

2016.12.20 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2016.12.26 (記)

2016.12.20
5度目のムラサキツバメ。薄曇りで晴れることはなかったけれど、気温が高めだったので期待した。しかし、この時期は晴れなければ、ムラサキツバメは飛び出すことはないようで、暖かかった前日には乱舞していたというポイントには、全く姿さえ現さなかった。2か所の塒を覗いたが、翅を倒して動く気配はなかった。シャッターを一度も切らずに帰るのもなんなので、帰りがけ、池に来ていたカワセミを撮った。
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このカワセミはオス。一瞬、目を離した隙に池の中に飛び込み、すぐ戻ってきた。獲物は捕り逃がしたらしい。この1コマ目と3コマの間は0.3秒。
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背中の青い羽が見えないので逆方向に行って撮る。
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何度か飛びこんだが、今度は小魚を加えて出てきた。やれやれ。
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しばらく下を見ず上を見ていた。何を見ているのだろう。
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2016.12.21
ぽかぽか陽気の冬至。今日こそはと繰り出す。暖かいせいか、10時ころに日が当たる1つ目の塒のムラツは全部飛び出た後。2つ目は4頭がまだ寝ていた。乱舞するというポイントに陣取ったものの、乱舞予定の時間になっても飛び回るものはなし。遅めに日の当たる2つ目の塒を覗いた時には、すでに出払った後。どうしたことかと、広い公園内を探しまくる。が、飛んでいたムラツは2頭のみ。1頭はヒヨドリに追いかけられ食べられてしまった。諦め、撤退間際に、やっと日向ぼっこするムラサキシジミを撮影。
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続いて、ムラツ♂。少し傷んでいるので気合が入らなかったせいもあるが、向こうの翅にピンがきていなかった。しかし、横向にとまったので、色的には80点の出来。
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お昼過ぎ、2つ目の塒に1頭、また1頭と戻り始めた。3頭並んだところを、ストロボ撮影。かなりのトリミング。
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来た時には出払っていた1つ目の塒を覗いたら、こんなに戻ってきていた。一つ目小僧がぎょろり。何枚か撮った中の1枚。
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結局、6度目のムラサキツバメ撮影も失敗。行くたびに天気が悪かったこともあるが、ここのムラツは神出鬼没。自然教育園のムラツと違い、まだ行動パターンが理解できていない。


   

by otto-N | 2016-12-26 18:16 | Comments(0)

2016.11.28 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2016.12.10 (記)

2016.11.28
ムラサキツバメが集合する季節になってきた。千葉の公園に出かける。晴天の予報だが、曇ったままだった。寒くて、葉上に寝ているムラサキツバメを撮るしかなかった。
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例年集まるカクレミノには1頭もいなかったけれど、このシラカシは健在だった。今年も、小さな葉にぎっしりと集まっていた。
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このクヌギの葉に集まっていたの初めてだった。しかし、葉が落ちるのは時間の問題。日当たりもいいけれど、風も強い場所。
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昨年、人為的に散らされた大集団があったが、今年は集団を形成しておらず、付近にもまるでムラツはいなかった。そのかわり、その場所から比較的近いところで、新たな集団が見つかった。冒頭の4コマ目と同じ塒だが、少し明るくなった時、1頭がこの塒に潜り込もうとして飛んできた。しかし、すぐには入ることができず、しばらく付近で翅を拡げていたが、最後には潜り込みに成功した。少し射した日も再び翳り、気温も上がらず、ムラツは動く気配はなく、この日はこれで撤収。
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2016.11.29
晴れの予報。現地に着いたものの曇り空。前日、低いタイサンボクにいた1頭に近づきすぎ、葉を揺らしてしまった。フラフラと力なく飛び出したオスが、とまった先は岩の上。翅を開くはずはないと思っていたが、開いてしまった。あわてて300ミリで撮影する。近すぎたので、ザックから100ミリを取り出している間に飛ばれてしまった。
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前日、1頭が潜り込んだ塒を真っ先に見に行く。しかし、1頭もいない。前日は14時まで曇っていたので飛び出すことは考えられず、この日も寒い曇り空。変だ!と思っていたら、足元からフラフラとメスが飛び出し近くの植え込みにとまり、動こうともしない。少し明るくなった時、別なメスが地面で翅を拡げ、さらに飛んできて木の幹で翅を拡げるメスがいた。こんな傷は初めて見た。そして、足元の枯葉の間に紫色に光るものが・・・。死骸だった。散策路を改めてよく見ると、踏まれたのか、路面にぺしゃんこに張り付いた死骸、さらに枯葉の上に2つ、合計5頭の死骸を見つけた。一緒にいたFavoniusさんと拾い集め、木の根元に埋める。チョウの習性を知らない何者かが散らしてしまったにことしか考えられない。暖かい時なら飛んで戻ってくるけれど、寒い時には飛ぶことさえできず、下に落ちるしかない。落ちた個体は、寒さで身動きもできなかったのだろう。その後も、塒を作っていた葉の上は空のままだった。
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別のポイント。午後からは日が射し、集団から飛び出した個体が近くで翅を拡げていた。しかし、太陽が低すぎ、オスは撮影のしようがなかった。
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塒に戻る前の日光浴中のオス。その周りで飛び回っている個体があった。遠かったので小さくしか撮れず、縦にトリミング。
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2016.12.2
死骸が散っていた塒には1頭も戻っていなかった。諦めて、クヌギの集団を見に行くと、天気がいいからか、朝早くから、塒からは半分が飛び出したようだ。積もった枯葉の上にとまると、まるでどこにいるかわからない。
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付近には、飛び出したはずのムラサキツバメは少なく、ムラツよりムラシが目についた。
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どちらを撮るか迷うところ。
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やはりムラシか。オスのブルーは鮮烈。
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ムラツ♀。
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もう1つのトラブル。朝、立ち寄った時には、シラカシの塒はもぬけの殻だった。昼ころ、日が当たるようになって少し戻ってきたけれど、朝に飛び出したにしても、全部が出払うということは考えにくい。やはり、やられたのだろうな。

2016.12.8 
気温がやや低いながらも晴天。現地に10時すぎ到着。ムラサキツバメの塒を見て廻ったがさんざんだった。シラカシの集団はゼロ、クヌギの塒は葉ごと落ちてしまい、残されたのは2か所のみ。その1つはいつも真っ暗と思っていたら日が射しこむ一瞬もあるようだ。もう1つのほうは、葉に日が当たっても、塒には日が射しこんでいなかった。それにしても、空になった塒に戻ってくることがあるのだろうか。これで今年は終わりとは早すぎるし、悲しい。
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広い場所でオスが飛び回っていた。飛び立つ前の表翅がピカピカだったので、少し後をつけたが、翅は開かずに終わった。飛びまわり吸水している個体がいたので、もっと飛び回っているに違いないと思ったのは錯覚。オスはこれしか見なかった。諦めが早過ぎたが、結果論。
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寒いせいか、飛んでいるムラツは皆無。そんななか、ヤマトシジミがいた。ここではとても珍しい。ボロボロだったけど、ちょっとはカッコよく撮れた着がする。
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飛んでいるチョウはおらず、カワセミがいたので撮る。いつも同じ枯葉の場所で日向ぼっこをしている猫。
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帰り際、アオキの葉の上で、メスが長々と日向ぼっこをしていた。これが、この公園での今年最後のムラツかもしれない。
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P.S.
石の上のムラサキツバメ。トリミングしましたが、コントラストを調整する前のJPEG原画です。
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by otto-N | 2016-12-10 18:20 | Comments(8)

2016.11.26 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2017.12.7 (記)

2016.11.26
土曜の朝、テニスに出かける前に、10分間の予定で近くのヤマトシジミを探す。10時前なので寒くていないだろうと思っていたけれど、イヌタデの花の上に2頭とまっていた。前日の午後、吸蜜中に急に気温が下がり、そのまま夜を越したものらしい。
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他の場所に行って戻ってきたら、1頭が翅を開いていた。靑くなく、ほんの少々、靑鱗を載せている黒いメスだった。時おり吹く風にバランスをとりながら、震えていた。ピンクのイヌタデの花を背景に、とてもきれいな黒♀だった。
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風に飛ばされ石段の上に。ブレブレの中でかろうじて1枚。というわけで、この個体のせいで、予定をはるかに過ぎてしまった。
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2016.12.3
1週間後の土曜の朝。少しだけ見に行く。スレたオスばかりで、メスはこの1頭だけだった。前回の黒♀?。だとしたら、ずいぶんきれいだ。
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2016.12.4
日曜日。出かける前に10分間だけ。白いオス2個体と、まるで青くない靑♀。これだけだった。1コマ目、後翅の傷のようなもの、よく見たら鱗粉。
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2016.12.5
朝行くと、草刈り中だった。すでにイヌタデは刈りとられ、咲き始めた園芸種のピンクのカタバミもなくなった。ああ無情、雑草の運命を嘆くが、まだ、草刈りが入っていない所で、ヤマトシジミを待つ。それにしても、暑い日だった。着ていたフリースはすぐに脱いだ。時間はたっぷりあったけれど、メスは2時間粘っても、ボロではない個体はこの1頭だけだった。うーん、昨年はここでウルトラブルーも撮ったのに、今年はキビシイ。
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どういう訳か、ムラサキツバメのメスが吸汁に来ていた。そこへ、ヤマトシジミが求愛。3コマ目のように、メスの前で翅を開き、打ち震える動作さえ見せたが、撮影はできなかった。メスではなくオスに求愛し、はたまた異種とは、ほんとヤマトシジミはみさかえがない。
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オスは5~6個体いたけれど、新鮮なのは2個体だけ。まず、大型の1個体目。これは、斑紋から前日に撮った1頭と同じ。
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大きいのでとても目につき、かなり撮った。しかし、太陽の位置と自分の影の関係から、似たような感じにしか撮れなかった。
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小さめの2個体目。前翅の先の黒縁の形が少し違う。
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背景は殺風景な地面の上の枯葉。せめて敷き詰められた枯葉なら、実力通りに撮れるのだが、ヤマトシジミはずいぶん損をしている。
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ムラサキツバメに続き、ムラサキシジミも顔を出した。半開きであまり新鮮ではなく、撮りにくい位置だったけれど、なんとかオスらしい色が出た(と思う)。
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午後、所用があり、代官山の下の交差点で、頭上にムラサキツバメのオスがふらふら飛んできて、赤信号で停車したワゴン車の屋根にとまり、靑に変わった後も飛び立たず、そのまま行ってしまった。気温が高かったにしても、もう薄暗い午後3時30分。まだ、飛び回っていたのか!マテバシイはこの近くにあったっけ?今度探してみよう。


   

by otto-N | 2016-12-07 18:20 | Comments(2)

2016.10.25 千葉県・房総半島 ルーミスシジミ   2016.11.3 (記)

2016.10.25
一週間前に行ったルーミスシジミのポイントに再度出かける。前回は、300ミリ(単焦点)で撮影したのだが、かなり遠い位置だったので、かなりのトリミングを余儀なくされ、もう少し大きく撮れないだろうかということで、×1.4のテレコンを使うことにした。カメラはペンタックスK-3なので、35ミリ換算だと630ミリになる。300ミリにテレコンを挟んだことがなく、全くのギャンブル。重さはともかく、シャッターを切る瞬間の射角のズレが恐ろしい。

天気予報では、午前中は晴れ時々曇り。気温は低めだったので、ルーミスの開翅が期待できた。しかしながら、東京出たころには確かに晴れていたけれど、9時に現地到着したころには、薄雲が拡がり、気温も上がらない。そのためか、ルーミスは現れない。そんな中、ムラサキシジミだけは入れ替わりやって、すぐ翅を拡げる。撮影練習としてムラサキシジミを撮ってみるとなんとかなりそうだった。9時40分ころ、町田のNさん夫妻が到着。いいタイミングだった。1頭目が現れたのは、9時50分。
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とまって翅を拡げそうになった時、近くを飛び回っていたヤマトシジミがちょっかいを出す。ルーミスは翅を閉じ、やり過ごした。その後、再び、悠然と翅を半分だけ開く。しかし、それ以上は開かなかった。
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この右前翅が少し傷んだルーミス。じっと葉の上にとまっている。やはり、吸汁していた。
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近くに飛んで来たけれど、すぐ飛び去ってしまう。
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2頭目が現れ、やっと翅を開いてくれた。
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その後は、ちょこちょこと他の場所に飛び移り、葉陰でとまっても翅を閉じたまま。開いても半開翅。どうやら、日射しが弱いようだ。そのうちどこかに消え、空白の時間が過ぎる。
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10時12分。突然、近くに1頭。すぐ、翅をゆっくりと開き始める。
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最後は反転。しばらく、薄い日を浴びていたが、10時15分、遠くに飛び去ってしまう。
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その後は、近くに来なかった。複数個体がいるのもかかわらず、5~10m先の遠い所でしか、寄りつかない。斜面には、カシの木が生えており、ルーミスにはお似合いだ。しかし、遠すぎる。300ミリ+テレコンの効果は、手振れで相殺されてしまった。
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そんな中で、この日一番のお気に入り。ルーミスのいる暗い谷の雰囲気が出ていると思う。
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スレてはいるが、この日最後のルーミス。
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ルーミスがいなくなり帰ろうと思うと、遠い所だけだったが、また飛んで来て、空が少し明るくなり翅を開く。こんなことの繰り返しだった。11時50分、雨がポツンと来たので撤収。帰り道、そば屋で昼食後、解散。首都高はガラガラ、濱崎橋JCTでも渋滞なし。こんなことは初めてだった。
   

More ムラサキシジミはどうだったかというと、

by otto-N | 2016-11-03 20:40 | Comments(2)

2016.10.14 神奈川県・ジュズダマの湿地 ムラサキツバメ   2016.10.24 (記)

2016.10.14
4回目のクロコノマチョウ。いつものポイントに行く前に2頭が日陰にとまっているのを見たけれど撮りにくい位置だったのでスルー。日が射し始めたと思ったら、ムラサキシジミとムラサキツバメが、路上吸水と葉上吸汁のために現れ、吸水の合間に開翅する。ムラサキシジミはどういうわけかオスばかりだった。
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頭が前、上から見下ろす位置がいちばん好きなアングル。
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ムラサキツバメのメス。雑然とした藪の中を飛び回り、翅を拡げる。
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頭を上にとまると青が輝かない気がする。横向きになるのを待った。
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このところ、ムラサキツバメのオスの表翅をいかに撮るのがテーマ。この日は、次々とやって来てオスもよく開翅してくれた。300ミリ撮り。
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頭を上にしてとまると、翅は真っ黒にしか写らない。よくてシックなムラサキ色。これはこれでいいのだが。
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同じ個体。横向きになるとムラサキ色が少し輝く。
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頭が下。いちばん輝くアングルを探す。ただ、この時、180°以上開いてしまったので、輝きが少なくちょっと残念。
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帰り際、思いがけなけない場所で、突然、飛んできてとまったので、カメラを構えたところ、すぐに全開。頭が下、上から目線で撮ったときがムラサキがいちばん輝く。
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少しアングルを変える。チョウのとまった方向とカメラの高さ(太陽光線の入射角と反射角)で輝きか変化する。11月では太陽の位置が低いので、今のほうが撮影に有利かもしれない。
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クロコノマはあまりにも少なかったので、ムラシとムラツを撮っていたのだが、一応のクロコノマ、クロヒカゲ♀(?)、季節外れのとても小さなダイミョウセセリ。
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クロコノマは大発生したようで、ジュズダマはほとんど食い尽くされ、幼虫が近くの田圃にも移動したとのこと。田圃は古代米が植えられた実習田のようであった。よく見ると、遠くにクロコノマがとまっていた。(3コマ目はムラサキシジミだが)
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近くに羽化直らしき個体。ジュズダマはイネ科。たしかに食草になる。この稲を食べて大きくなったということは、無農薬栽培?
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立ち入り禁止の場所だったけれど、係りの人が稲刈りの準備のために来たので、拝み倒して入れてもらった。係りの人が動くと、あちらこちらからクロコノマが飛び出す。畔で待ち受けて飛翔を狙うが、ほとんど隣りの暗い林に逃げ込まれてしまう。撮っても真っ暗。かろうじて、写っていたのはこの2枚。
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やはり暗かった。色をチョウに合わすと稲が飛んでしまった。
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by otto-N | 2016-10-24 18:31 | Comments(2)

2016.4.6 (1) 東京・白金の森 ツマキチョウ   2016.4.7 (記)

2016.4.6
桜が満開になり、ツマキチョウも飛び始め、自然教育園に懸案事項の「桜バックのツマキ」を撮りに行く。

ツマキチョウの前に、トラフシジミを探す。最初のポイントに着くとすぐ飛んできたのはムラサキシジミだった。
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別のポイントにも全く気配はなく、ツマキチョウを撮りながら、ときどき、トラ探しをする。ツマキは、気温が高いせいか飛びっぱなしだったが、ときどきは花に訪れる。
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少し寄りすぎるが下に邪魔なものあったので、しかたがなかった。白とびもしている。
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ツマキチョウは大きく撮るより、小さく撮るほうが好きになった。これは、いささか遠すぎたが、小さいほうが可愛らしい。(300ミリのトリミング)
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さて、懸案の桜バック。結論から言うと今年も失敗。まだ、ツマキが少なく、なかなか、桜の順光ポイントにやって来なく、逆光側にしか飛んでこない。逆光からは撮ってもムダと知っているのだが、撮らざるをえなかった。
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こちらのほうが桜が大きく写っているがピンが甘かった。
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桜と反対方向、こちらは順光であるが桜はない。
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順光側では、白とびながら、なかかないい色に写る。この通路沿いをよく飛ぶのだが、ロープが写ってしまう。
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下から見上げて撮ったとき、こんな翅の形でしか撮れなかった。
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大きく桜は写らなかったけれど、目の前に2頭が絡んだので、咄嗟にシャッターを切ったら、いい具合に入っていた。
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やはり、順光だとよく写る。
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逆光だと、翅が透ける以外に、下草が光りすぎるようだ。
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翌日の天気予報は、雨のち強風。桜は今日が最後とガンバルものの、11時すぎには来園者が増え、狭い通路の行き来さえままならなくなった。そして、日射しが弱くなり、ツマキチョウが現れなくなったので、12時ころ、ここを引き上げ、新宿に向かった。


   

by otto-N | 2016-04-07 18:40 | Comments(0)

2016.3.30 東京・白金の森 モンシロチョウ   2016.4.2 (記)

2016.3.30
自宅から徒歩20分の自然教育園にトラ探しに行く。晴れてはいたが、11時すぎには薄雲が拡がり始め、肌寒くなってしまった。これでは出て来そうもないの、探索は諦めた。池の畔のノウルシの群落がとても奇麗で、その上を飛ぶモンシロチョウを300ミリで狙う。モンシロチョウは、この花の蜜には興味がないらしく、行ったり来たりするだけ。ピンは甘いがなんとか1枚だけ撮れた。
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遠いところにキタテハが長々と吸蜜していたが、この花にはあまりチョウは集まらない。
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これも新生蝶ではないが、フキの葉の上にムラサキシジミ。春ならではの風情。
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2016.4.1
冷え込んだ日が続いていたが、前日から気温が上がり、やっと東京のソメイヨシノが満開。世田谷の砧公園に用事のついでに立ち寄る。この公園には桜の巨木が立ち並び、たいへん見事。新宿御苑も巨木が多いが、酒類の持ち込みはできず、シートの持ち込みも制限されているようである。しかし、砧公園では宴会が可能のようだ。昼間は子供と母親で賑わっていた。やっと、春本番。
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by otto-N | 2016-04-02 12:50 | Comments(2)

2016.1.7 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2016.1.11 (記)

2016.1.7
気温が少し上がるとの天気予報。本格的な冬になったら、晴れていても飛び回らないだろうと、今季最後のつもりでムラサキツバメを撮りに行く。

もうここには大きな集団はない。せいぜい10頭止まり。前々日、ムラツのつぶらな瞳がかわいかったので、眼を中心に撮って歩く。1コマ目はムラサキシジミ。枯葉と同化している。6コマ目、子猫がごろにゃんしているようでとても可愛い。
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数か所ある塒を巡回し、日だまりに飛び出してくるムラツを探す。
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前々日のイケメン2号らしい。この日も健全。
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逆さまになって日を浴びる。撮りにくい位置が幸いして、ふんわりと長い後翅の毛と前翅のブルーの幻光、とてもゴージャスな感じに撮れた。
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飛び出したムラツが塒に戻ってくるときを撮る。暗い所も飛び回るので、レンズは明るいタムロンの17-55ミリ(F2.8)にした。
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オスのムラサキ色が出たものは残念ながらピンが来なかったが、こういうポーズはダイナミックだ。
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とてもピンが合っていたけれど、何かもの足りない。
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撮れそうで撮れないムラサキツバメ。蝙蝠のようにふわふわと薄暗い中でも飛び回る。
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マテバシイの塒の前、ここは良く日が当たる。しかし、高さが2mを越えるので、腕を伸ばしっぱなし。腕を下げて休んでいると、その隙に塒に飛びこまれる。
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動体ブレだが、気に入った1枚。
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後ろ向きだが、傷まで克明に写ると気持ちがいい(負け惜しみ)。やはり、マテバシイの背景は一番きれいだ。
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さて、本題。
12月には塒となっていなかったが、最近になってからできたタイサンボクの塒。朝には3頭しかしなかったが、午後に立ち寄ると5頭に増えていた。2頭が帰還したようだ。
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朝一番に立ち寄り、日が当たるマテバシイの塒を撮ったのが左の画像、その後、塒から飛び出し、いったん空になり、午後に戻ってきた時が右の画像。この画像では葉の中央部に透明な水滴が付いているが(矢印)、撮影する前にはムラツがこの水滴の上におり、撮影中に上の葉にのそのそ移動した(移動中の1頭が写っている)。この水滴に触れた友人は、ネバネバしているという。何だろう?マテバシイの樹液が落ちてきたのか、スポーツドリンクでも誰か撒いたのかと一瞬思ったが怪訝なままここを立ち去る。
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その後、タイサンボクの塒を覗くと下に滴り落ちるほどの大量の液体。この液体に触れようとしたとき、葉に触れてしまい、塒のムラツは飛び出してしまった。飛び出した後の葉を見ると、ムラツがいたあたりに水滴が残され(A)、その葉の下端には液体が溜まっていた(B)。この液体は、時間の経過とともに蒸発し、飛び去ったムラツが戻ってきた20分後には乾燥してしまっていた。
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この液体は何か?不確実であるけれど、朝には塒で見ていない。暖かくなり塒から飛び出し、午後に塒に帰還したときに、ムラツのいたあたりに液体が付着している。ということは、午後にムラツが運んできたとしか考えられない。

ムラツが塒から出て、日向ぼっこする以外に、路上吸水したり、植え込みの葉や茎や枝で吸汁しているのはたびたび目撃している。このことから、午後、塒に戻ってきたムラツは、ストローあるいは腹部から液体を吐き出したのではないのだろうか?

とするならば、ムラツは、この吐出物から発する臭いをたよりに集合するのではないかという仮定が成り立つ。ムラツが飛び出して塒に戻ってくる時、最初は近くで様子を伺っているが、しばらくすると塒に向かって飛んでくる。すぐに塒に入り込む個体もいるが、多くは塒付近をホバリングし何かを探しているようである。視覚か嗅覚によって塒の位置を特定しているに違いない。もし、嗅覚ならばこの吐出物から塒の位置を正確に特定できるはずだ。塒から飛び出し戻ってきたとき、塒の葉上に何かを吐出するなら、吐出(乾燥)物の量はどんどん増え、ますますムラツは集合するのではなかろうか?

さらに、想像たくましくするならば、この吐出物は越冬中の貯蓄栄養物として機能していることも考えられる。というのは、「コロポックル讃歌」のclossianaさんが、昨年暮れの小雨の日、塒の中でムラツがストローをだして葉上の水を吸ってることを目撃している。すなわち、動けない日は、水だけでなく、乾燥した吐出物が雨水で戻されたものを吸って、冬を生きながらえているのではないだろうか?ムラツが植え込みの植物で吸汁している箇所は、湿ってはいるのかもしれないが液体が分泌している部分と思われなく、いわゆる吸い戻しによって、吸い戻しのように体内から液を吐き出さないまでも、養分を舐めとっている気がする。

12月にはあれだけ多かったムラツが、春まで数を維持できない最大の理由は、気温よりも冬季の乾燥かもしれない。せっかく葉上にため込んだ養分も、雨が降らなくては利用できないし、体内にも吐き戻すまでの水分は残っていない。暖かい日は水分補給のために、塒から出ていくことができるけれど、寒い日が続くとそれもできないため死んでいくのではないだろうか?

ムラサキツバメは、毎年、同じ場所に塒を作り大集合する。同じ場所と言っても、年によって少し異なるけれど、どうしてその場所に集まるのか謎に包まれたままで、大集合する理由もわかっていない。この日見つけた朝には(乾いているため)見ることのできない葉上の液体が、(人為的なものでなければ、)解明の糸口になるかもしれない。 ・・・という仮説をたててみました。



P.S.
この日、お会いした「不思議の森の迷い人」のfushiginomoriさんが、11時すぎに、マテバシイの葉の上で吸水しているムラサキツバメを撮っておられた。ストローを出しているのは、葉の先端。よく見ると、とまっている葉の上方の葉の先から、水が滴り落ちている。この滴り落ちた水を吸っているようだ。葉の真ん中なら液を吐出していることも考えられるが、あまりにも大量なので吸っているのに間違いない。前日、雨は降っていないので、雨水でないはず。マテバシイの樹液なのだろうか。謎が深まった。

by otto-N | 2016-01-12 10:08 | Comments(4)