たかがヤマト、されどヤマト

タグ:ムラサキツバメ ( 75 ) タグの人気記事


2016.1.5 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2016.1.7 (記)

2016.1.5
年が明けても、例年になく気温の高い日が続く。こうも気温が高ければ晴れるとムラサキツバメは塒から出て飛び回るはずと、通勤電車のラッシュに揉まれて、様子を見に行く。

10時すぎ、もうダウンを着てはいられないほどの暖かさ。塒のほとんどはもぬけの空だった。クリスマスの日にいた孤児もいなかった。塒の近くで開翅しているムラサキツバメはさすがにボロ。ただ、このオスは大破しているにも関わらず、いい色だった。ムラツの輝きは鮮度でなく個体差?
a0181059_1517270.jpg

ポイントをひととおり回って、起点ポイントのシャリンバイの植え込み。右前翅が少し欠けたムラサキシジミ。飛んだところを狙うが飛ぶタイミングがわからず全くの不調。
a0181059_1522365.jpg

しばらくすると、体が温まったせいか、茂みに潜り込み枝で吸汁を始めた。越冬中も、暖かいときはこうして養分補給が必要なのかもしれない。眼が、動物みたいに瞳があるように見える。
a0181059_15224638.jpg

あちこち撮り歩いたのをまとめるとこんな感じ。ボロばかりではないが、相当きている。(画素数を減らす目的で、正方形にトリミングし9コマ並べてみたけれど、何か変。頭の中では写真は横長の概念が出来上がっている。作り直すのも手間がかかるので、このまま掲載)
a0181059_1519284.jpg

しかし、こんなきれいなのもいた。
a0181059_16535922.jpg

オスも。しかしながら、このイケメン、半開翅しただけで、すぐに飛び去る。
a0181059_1935433.jpg

落胆しつつ、200mほど離れた、正午すぎに日の当たるポイントに行ってみると、勝るとも劣らないイケメン2号。どうしてこんなに綺麗な個体がいるのだろうか。じっと塒に籠っていると翅が傷まないはずではあるけれど、こうも暖かいと日中飛び出すはず。それよりも、暖かいので、(例年だと越冬できずに終わる)蛹が極く最近羽化したと考えたほうがいいのかもしれない。
a0181059_19532139.jpg

飛んでも遠くへは行かず、近くで開翅してくれる。しかし、横向きでもいい色になかなか撮れない。
a0181059_16591347.jpg

一瞬、頭を下向きにした。たった4回しかシャッターを切れなかった。「構造色は頭が下」の法則通りが一番いい感じに撮れた。
a0181059_1712985.jpg

このイケメンを撮っているときに気がつく。ムラツの尾突は、ピンと外向きに対称のスワローテイルになっていなければならない。しかも、尾突の白点が目立つように背景は暗いほうが望ましい。テカる葉上も必須。(だんだん注文が多くなってきた)
a0181059_1714978.jpg

日向ぼっこが過ぎ、塒に戻ってきたのを21ミリで待ち伏せしたが、入らないこと入らないこと。証拠写真もままならず、以下は反省写真です。
a0181059_1712472.jpg

お尻の先と尾状突起だけにピンが来た不思議な構図。方向転換するときは、腹部の曲げでバランスをとっているようだ。
a0181059_17131685.jpg


by otto-N | 2016-01-07 20:18 | Comments(2)

2015.12.25 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.30 (記)

2015.12.25
晴れ。最高気温が14℃に上がるという予報。今年最後のムラサキツバメ。

前回と違って風もなく絶好のムラツ日和のはずだった。しかし、いるはずの塒にムラツはいない。その上の塒にも。しばらく、待っても飛んで来ない。1時間後、マテバシイの樹上にやっと姿を現したが、数が少なすぎる。少し翅を開いてすぐいなくなる。
a0181059_14264362.jpg

暖かかった17日にマテバシイの花穂が落ちたこぶで吸汁していたが、この日、吸汁していたのは1頭だけだった。葉に移りその上でも吸汁しているようだ。前日は雨だったので汁気のものがあるようだ。そして時々、開翅。
a0181059_14265566.jpg

数が少ないので飛翔を撮るチャンスも少なかった。300ミリではやはり苦手。
a0181059_14544449.jpg

こちらは100ミリマクロ(+1.4倍テレコン)。3コマ目はピンボケだが、オスの飛翔でも色は出ることが判り、来年の課題。
a0181059_159469.jpg

結局、かなり待っても、大集団だった塒には1頭も飛んで来なかった。場所を移し、別の塒の前で早めの昼食。そのとき、この公園に来るたびに会う御仁が、塒の前に三脚を構え始めた。この先を書くと長くなるし不快なので割愛するけれど、我々が見守っていた大集団を、朝早く誰かが意識的に散らしていたと考えると、いつも10時には塒に1頭もいなかったことの説明がつく。(大集団がいた寒い曇りの日には三脚を立て動画を撮っていた。)また、この日、注意するとすぐ立ち去ったが、カメラを首にぶら下げ、我々がいなくなったときに網に振っていた別の御仁もいた。さらに、この日ではないけれど、網で叩き出していた採集者もいたとのこと。公園なのにです。以前あったムラツの集団が消え、新たに形成される理由は、日当たりや風当たり等の自然状況の他に、公園なので人為的な要因もありそう。

こんな話で、2015年の最終記事を終わらせるのも癪なので、最後に、この日の撮ったイケメンのムラツと、美人のムラシで締めくくります。それでは、よいお年を!
a0181059_1043288.jpg
a0181059_1047962.jpg


最後の1枚。まだ、同じ所で、一人ぼっちでいました。
a0181059_14553911.jpg


by otto-N | 2015-12-30 21:18 | Comments(6)

2015.12.22 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.28 (記)

2015.12.22
冬至。この日の狙いは、前回15ミリではなく、21ミリ広角での飛翔撮影。いつもの時間に到着し、最大コロニーのある場所に急ぐ。しかし、塒にはムラサキツバメは1頭も入っていない。その上にある小さなコロニーにもまるでいなかった。日のあたる樹上にも全然飛んでいない。晴れているが北風が吹き始め、まだ冷え込んでいる日陰の場所。こんな時間に飛び立つはずがない。どうしたのだろう。でも、朝に飛び立ったとしたら戻ってくるはず。

小一時間待つと、北風にあおられながらムラサキツバメが数頭一斉に飛んできた。すぐ塒には戻らず、路上や低い灌木の上で翅を開く。奇麗な個体を選んで撮影するが、その数は少ない。
a0181059_9425294.jpg

しかしながら、このオスはとても奇麗だった。明るい紫色に輝く。あと1cm前に出て来てくれたらよかったのに、ちょっと残念だった。違う場所での開翅を期待したが、すぐ飛んでいってしまった。
a0181059_9431342.jpg

いつの間にか、ムラツは塒に入り始めていた。塒に入る前、樹上で翅を拡げ暖をとる。300ミリで飛び立つところを狙うがピンが合わなかった。
a0181059_9423267.jpg

風が強いが日射しは十分あったので、日が当たると塒から飛び出すポイントに移動する。なかなか奇麗なオスが見つからない。
a0181059_9424285.jpg

やはりマテバシイの葉が一番似合う。
a0181059_9433635.jpg

やっと見つけたきれいなオス。いつもの癖で近づきすぎた。
a0181059_9435050.jpg

影を作らないようそっと離れ、少し右から狙う。光の反射具合で変わるのか、右翅は青っぽく、左翅は赤っぽく輝く。
a0181059_944834.jpg

塒に入るときを21ミリで撮影する。15ミリと違い、チョウが大きく写るのでトリミングする必要がない。
a0181059_9453718.jpg

横からばかり撮っていたので、同じような感じになってしまった。
a0181059_9451343.jpg

風があるので、入る前にホバリングするので撮れたようなもの。
a0181059_9452419.jpg

メスもいいけれどオスの色を撮りたくて、あえて挑戦したが、とても難しかった。静止でも色の出るアングルが狭いのに飛んでるところなんて、まるでムリなのだが、それを撮った人がいる。(→☆)
a0181059_9455469.jpg
a0181059_9461245.jpg
a0181059_9463467.jpg
まさか、冬至の日にムラサキツバメをこんなに撮れるとは思わなかった。きれいな個体も多く、12月に入っても羽化し続けたに違いない。

by otto-N | 2015-12-28 20:28 | Comments(0)

2015.12.17 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.26 (記)

2015.12.17
晴れるはずだった。西の方には青空が覗いていたが、南東の東京湾上空の雲は漂ったままだった。気温はそれほど低くはないので、日が射したらきっとムラサキツバメは動きだすと確信していたのだが・・・。

21ミリ広角だけを手に持って、ムラサキツバメのコロニーを見て歩く。暗いのでISO1600。それでもブレブレ、何度も撮り直す。
a0181059_10135626.jpg

コロニーの場所は、11月に来た時とは大きく違う。点々と居場所を変えているようだ。
a0181059_1014650.jpg

高い所にもあるが、広角で届く場所だけを撮影する。目の高さの道路上の枝や、地上から1mという低いところにも集団を形成していた。
a0181059_10141643.jpg

お目当ては、前日、多数が舞っていたマテバシイの樹下にあるこの集団。一時、30頭を越えていたようだが、この日は20頭くらいだった。暖かい日には飛び出し、元の場所には戻らない個体もいるのであろう。
a0181059_10143394.jpg

帰る途中、1頭だけ葉の上にとまっていた。元の場所に戻りそびれたのかもしれない。目があったように思ったが、気のせいか。
a0181059_10144621.jpg


by otto-N | 2015-12-26 20:02 | Comments(2)

2015.12.16 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.23 (記)

2015.12.16
そろそろ1葉に50頭のムラサキツバメが集まっているころとの連絡を飛翔撮影90%の友人から受け、40日ぶりに千葉の公園に行く。ところが、10時で早くも日の当たるコロニーではムラサキツバメは出払った後。とても気温の高い日だった。

その塒の近くのマテバシイの樹上。ムラサキツバメが次々と翅を開き、2頭並ぶシーンも見られた。
a0181059_1643025.jpg

驚いたことに、マテバシイの花が散った後の花穂の茎から何か分泌物がでているのか、あちらこちらで盛んに吸汁している。絶えず動き回るのでなかなかピントが合わない。一部花が咲いている花穂もあったが、花での吸蜜はしていなかったように思う。自宅に帰ってからマテバシイの開花期を調べると、5月下旬から6月。と言うことは、このマテバシイは狂い咲き?
a0181059_16431451.jpg

吸汁の合間に日向ぼっこ。当然、その辺を飛び回る。1カメは300ミリ(袈裟がけストラップ)、2カメは100ミリ(リストストラップ)だったのだが、100ミリでの飛翔撮影は歩留りが悪すぎたので、300ミリを引っ込めて、1カメを100ミリ、2カメを15ミリとし、飛んだら広角、とまったらマクロで撮影した。時間がないときは、右手首に広角をぶら下げたまま、1カメで静止を撮る。もちろん、静止は翅のきれいなものだけを選ぶ。それにしても、12月を半分も過ぎたというのに傷みのない個体がいるというのに驚いた。12月に入っても羽化を続けているのだろうか。
a0181059_16594895.jpg

オス狙いではあるけれど、マテバシイ上のメスも撮っておく。マテバシイ上のムラツ。カッコいい。
a0181059_1703632.jpg

一回り小さいが、きれいなオス。
a0181059_1714093.jpg

逆横向きだがいい色に輝いた。
a0181059_1701110.jpg

飛翔はというと、うーん、思ったほどうまく撮れなかった。15ミリでは、背景がうるさい割にはチョウが小さすぎ、すべて一律の大きさでトリミングした。マテバシイの樹上で舞うムラツは悪くない。
a0181059_1765639.jpg

飛んで来るのを迎え撃つ。なかなか当たるもんではない。4コマ目、3頭狙いだがピン外し。
a0181059_1761586.jpg

やっとピンがきても、オスはとにかく色が出ない。
a0181059_22281564.jpg

日向ぼっこよりも、吸汁のために飛んでくるようだった。2コマ目は、残念ながらピン外れ。
a0181059_22274569.jpg

せっかくピンがきたが、ボロ。ちょっと悔しい1枚。
a0181059_1782141.jpg

オスは色が出ないので、メスばかりを狙う。
a0181059_1763942.jpg

横からばかりなので、撮れるのは裏翅が多かった。でも、少し開くとカッコいい。
a0181059_1785141.jpg

昼過ぎ、ここには日が当たらなくなって来たので、別の場所に移る。ここでも、ムラツは乱舞していた(ちょっと、ではなく、かなり大げさ)。
a0181059_17144344.jpg

圧倒的に破れ個体。それでもきれいな個体はいる。そして、メスのほうが翅をすぐ開く。
a0181059_17202599.jpg

突然やってきて、目の下で開いたオス。一番光るアングルを探す。
a0181059_9434427.jpg

飛翔中のオスの翅表を捉えても、茶色にしか写らない。
a0181059_1717288.jpg

低い位置なので楽勝かと思ったのだが、順光だと自分の陰になってしまい、撮る位置が限られた。
a0181059_1716865.jpg

午後2時。暖かい日とはいえ、そろそろ塒に入る時間。
a0181059_17171830.jpg

ちょっとだけ、ムラサキ色が出た1枚。
a0181059_1716333.jpg




P.S.
マテバシイの花が散った後での吸汁。花穂の落ちた付け根のコブ状のあたりを舐めるようにして吸っていた。何か分泌しているのだと思うのだが。
a0181059_2018223.jpg


by otto-N | 2015-12-23 20:12 | Comments(2)

2015.12.4 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2015.12.17 (記)

2015.12.4
京都旅行から帰って来た翌日、ムラサキシジミを探しに行く。西高東低の冬型の気圧配置。快晴だけれど、気温は低く風も強い。いつもより遅めだったのだが、寒いせいかチョウが出て来ない。11時すぎにやっとヤマトシジミが現れすぐ飛び去ってしまう。その後、常連のチョウが現れ始めた。
a0181059_17142220.jpg

ベニシジミが新鮮だったので、ちょっと見とれてしまうが、とまる場所がよくなかった。翅の付け根が緑色に光る。
a0181059_17151278.jpg

肝心のムラサキツバメは、なかなか現れず遠くのメスを1頭だけ撮っただけだった。
a0181059_17153049.jpg

オスは何度か現れたが、結局、後で傷の具合から判断して、現れたのは2頭だけ。この左後翅の破損個体は、2回目に現れたとき、一瞬目を離すとシャリンバイのどこにいるのか全くわからなくなるので(2コマ目)、40分も翅を開くのをじっと待っていたのである。開き始めてやっと破損に気がついた。
a0181059_19305264.jpg

次の個体は植栽に潜っては、ときどき葉の上に姿を現したが、いい位置にはほとんど来ず、横向きで翅を開いたワンチャンス。もう少し上から撮りたかった。
a0181059_17155682.jpg

その後も植栽中に潜り込み吸汁。ススキのような細い葉にとまり翅を開くも、強風でなかなかピントが合わなかった。
a0181059_17144954.jpg
1時半すぎまで粘るもののマテバシイの植え込みからムラサキツバメは飛び出してくる気配もなく、風も収まりそうもないので撤収した。風よりも気温が低すぎたのかもしれない。

by otto-N | 2015-12-17 17:17 | Comments(0)

2015.11.27 東京・サザンカの裏通り ヤマトシジミ   2015.12.5 (記)

2015.11.27
低気圧の通過で冷たい雨。その翌朝、窓からの景色。東京タワーはかろうじて見えたけれど、品川方面の高層ビル群は霧の中。雨で湿った空気が、冷たい北風で急に冷やされ霧となったらしい。20年間でこんなのは初めてだった。
a0181059_17422792.jpg

低気圧の通過とともに、西高東低の本格的な冬型の気圧配置。強風の中、ムラサキツバメはどんなもんかを見に行く。定時(10時)に現地到着。晴れていても北風が強いので、薄いダウンを重ね着しちょうどいいくらい。10時半すぎ、やっとムラサキツバメは出てきたけれど、下の植え込みにはなかなか降りて来ない。オスに」至っては、証拠写真を撮るのが精一杯だった。ここのムラツは風の強い日はダメらしい。
a0181059_17425676.jpg

センダングサが繁る一角。昼過ぎ、ヤマトシジミが、風にあおられながら、何度か花を変え吸蜜していた。そもそも自宅近くにはセンダングサはほとんどないし、背景の抜けた中での白いオスはとても美しい。見つけてから飛ばれるまで13分間、300ミリで200枚超を撮った。ピンボケたものを除いてから、これはと思うアングルのものを40枚選んだ。さらに選ぶつもりではあったけれど、ちょっとめんどくさくなり、撮った順番に並べてみた。似たような写真なので、最後まで見るのはキツイと思います。でも、白い翅脈の浮き立ったヤマトのオスはこうして見るといいもんでしょう。
a0181059_17432954.jpg
a0181059_17433941.jpg
a0181059_17434628.jpg
a0181059_17435755.jpg
a0181059_17441472.jpg
a0181059_17445846.jpg
a0181059_1745972.jpg
a0181059_17452525.jpg
a0181059_17454135.jpg
a0181059_17455853.jpg


by otto-N | 2015-12-05 21:05 | Comments(2)

2015.11.24 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2015.12.2 (記)

2015.11.24
前日は雨。朝から晴れたので、サザンカの通りへ。ここは、時おり大型トラックが通り抜ける裏道のような所。ここへ来るたびに散乱するゴミが増えてきた。植栽に絡まるゴミを取り除く作業から撮影は始まる。

すぐムラサキツバメのメスが飛んできて翅を拡げたが、オスが見つからないので移動しながら探す。もう10時なのだが、チョウたちはまだ暖をとっていた。
a0181059_1548985.jpg

少し離れたポイントには、ムラサキツバメはおらず、ヤマトシジミのメスが遠くにとまっていた。
a0181059_15502138.jpg

近くに呼び寄せ、マクロで撮る。かなり青い。
a0181059_15532297.jpg

陰にしても翅を閉じなかった。ただし、このアングルしか自分の陰には入らないので、ピントを合わせにくい。もっと鱗粉が輝くかと思ったら、上の日の当たってる時とほとんど変わらなかった。ちょっと意外。
a0181059_20464722.jpg

最初のポイントに戻る途中にも、別の青メスもいた。昨年は青メスはほとんど見なかったのに、ここへ来るたびにスーパークラスの青メスがいる。
a0181059_1674217.jpg

戻ったら、早速、オスが植え込みにとまっていた。ムラサキシジミほどの大きさでかなり小さい。新鮮な個体ではなかったが、頭側からも撮る。
a0181059_16112432.jpg

そこへ大きな(普通の)オスがやってきたが、なかなか翅を開かず、そのうちシャリンバイの植え込みに潜ってしまった。あまりに暇なので、ときどきやって来る他のチョウを撮りながら、吸汁に夢中になっているこのオスを見張る。
a0181059_16221125.jpg

始めは茎から吸っていたが、葉の上に出てきた。その少し向こうにはメスが開翅している。
a0181059_16234946.jpg

しかし、このオスはなかなか開かない。開くのは、吸汁が一段落したときなので、じっと待っているしか手はない。そんなとき、別のオスが近くにやって来た。最初はあまりいい位置ではなかったが、目の下に飛んできてムラサキに輝いた。
a0181059_1630224.jpg

少しずつアングルを変えながら撮る。眼と鱗粉と翅縁を鮮明に写すのはやはり難しい。
a0181059_16302390.jpg

ふと、先ほどのオスを見ると、こちらも開いていた。見つけてから、40分も経っていた。
a0181059_1636236.jpg

やはり、頭から撮ると輝きが増す。
a0181059_16363881.jpg

これは、寄りすぎて自分の陰の中に入ったときの写真。紫が深い感じだ。
a0181059_1641911.jpg

2つのオスを比べると、翅の輝きに差があるようだ。色も違う。
a0181059_16463663.jpg

アングルが全く同じではないのだが、後から来て先に開いたほうが紫の輝きが強い。昨年は、頭が上を向いている奴さんスタイルでも信じられないほどムラサキに輝く個体を見た。輝く個体は、個体差なのか、撮影条件なのか不明であったが、どうやら個体差の可能性のほうが高そうだ。
a0181059_16464575.jpg

少し小さめの別個体。
a0181059_1657195.jpg

新鮮だったので期待したが、この個体にはいいところなしで逃げ切られた。
a0181059_1658047.jpg

何気なく撮って後から見たら、先端に少し青鱗粉が載っているかなりの美形。撮ったのがこの1枚だけだったとは、少しもったいなかった。
a0181059_16544652.jpg


以下、オスを探している間に撮ったサザンカの裏通りのスナップ・ショット。ヤマトシジミもサザンカで吸蜜していた。
a0181059_1652349.jpg

a0181059_16524741.jpg

a0181059_1653612.jpg

a0181059_165319100.jpg

a0181059_16552263.jpg

a0181059_1655155.jpg


by otto-N | 2015-12-02 20:02 | Comments(0)

2015.11.16 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2015.11.24 (記)

2015.11.16
雨が2日続き、晴天。いつもの場所にいつもの時間。ムラサキツバメは多数、シャリンバイの植え込みに降りていた。しかし、翅は開かず、閉じたまま。最高気温は22℃超。気温が低くなければ、開翅はしないものらしい。
a0181059_1125943.jpg

ヤマトシジミ。まだまだきれいだった。
a0181059_11305553.jpg

その辺を飛び回るチョウを撮るが、ムラツはことごとくスカ。一輪だけ咲いていた季節はずれのシャリンバイの花を撮って引き上げる。
a0181059_1034435.jpg


2015.11.19
雨の翌日なのであまり期待できなかったが、とにかく晴れの天気が少ない。晴れたらムラツ。いつもの時間に到着早々、絶好の場所にとまった1頭のオス。翅を開きかけたが、日射しが遮られ翅を閉じる。待つこと15分、日が射し始めた時、この位置を離れ少し遠くに移動した後、翅を少しだけ開きすぐ飛んでいってしまった。
a0181059_10124186.jpg

続いて、2頭目。背景が少しはいい位置にとまる。マクロを構え、開くのをじっと待つ。この位置ならいい感じと思ったけれど、個体差なのか期待したほど輝かなかった。
a0181059_10151231.jpg

頭の方へ回る込むと、黒縁が浮き出て良くはなったが、翅の写る面積が狭すぎる。
a0181059_10164080.jpg

少し翅が広くは写るこのへんが妥協点かと思ったが、それほど変わらなかった。
a0181059_1017054.jpg

しばらくこのままだったので、遠くから300ミリで撮る。みんな似たようなものだった。
a0181059_1024246.jpg

この後、オスはさっぱり。午後に出てきたが、下には降りてこず、高いところで半開翅するだけだった。メスはスルーするつもりだったが、そうもいかず、好みのポーズだけを撮る。
a0181059_10281819.jpg

ムラツはシャリンバイの植え込みに潜り込み葉の上で吸汁し、ときどき、上に出てくる。昼近くになると、吸汁は止めて日光浴に専念するようになった。メスは飛ばれても、すぐ戻って来て近くにとまる。飛び立つ時は撮れないが、とまろうとするときは何とか撮れそうだった。
a0181059_10342899.jpg

オスなら色が出ないけれど、メスなら何とかなる。
a0181059_1036181.jpg

背景としてサザンカが入るように狙う。
a0181059_1034389.jpg

サザンカが入ったけれどちょっと遠い。
a0181059_10361874.jpg

表翅だけではなく裏翅が入ると、飛翔している感じがよく出る。
a0181059_10364165.jpg

いつもはトリミングしないのだけれど、今回は背景がごちゃごちゃしすぎなので、すべて一律の大きさでトリミングした。チョウの表情も少しは出る。
a0181059_10344997.jpg

植え込みの地上30cmで舞う。楽勝かと思ったら、これ1枚だけ。
a0181059_1037336.jpg

ジャスピンだったが・・・。
a0181059_10372234.jpg

午後、ムラツもいなくなったので、通りかかるヤマトシジミやヒメウラナミジャノメを撮る。
a0181059_10374142.jpg

アカタテハとサザンカ。キチョウとサザンカ。イチモンジセセリとサザンカ。ムラサキツバメとサザンカ。アカタテハは、この後、吸蜜を始めた。
a0181059_10564815.jpg

ヤマトシジミはサザンカには来ない。
a0181059_10594034.jpg

帰り際、足元にヤマトシジミのメス2頭。
a0181059_10581287.jpg


by otto-N | 2015-11-24 20:24 | Comments(0)

2015.11.13 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2015.11.18 (記)

2015.11.13
天気予報では朝から晴れだったが、朝、起きたときには曇り空。それでも、徐々に明るくなってきており、現地に着くころには晴れ上がることを期待して、いつもの1時間遅れで出発する。

電車に乗っていたときは晴れ上がってきたので、出遅れて失敗したと後悔したけれど、着いてみると、完全な曇り空。ムラサキツバメおろかヤマトシジミさえ飛んでいない。しばらくすると、薄日が射す気配。近くにやって来たベニシジミを退屈紛れに撮り始めたら、少しずつ開翅。と思ったら、別の葉の上に移動。眼と縁毛をくっきり撮りたい色々試すが、これがなかなか難しい。
a0181059_1953050.jpg

日が射し始めたのでムラツを探す。植え込みに飛んできたが、なかなか近づけず。これは300ミリで撮った分。メスは基本的にはスルー。
a0181059_1718711.jpg

しかし、日射しは長続きせず、「明るい曇り空」状態に。中途半端な距離にやって来たオス。それなりの深い紫。
a0181059_17204167.jpg

それが、こちらに飛んできて180度以上の開翅。どこから撮ったらいいのか判らないほど。近すぎるので背伸びするが、ムラツはもう完全に自分の陰の中。翅を閉じると思ったけれど、全然その気配すらなかった。
a0181059_17244177.jpg

上から撮ってもびくとも動かない。曇り空だとこんな深い色になるのか。いつも、輝く幻光を捉えようとやっているに虚をつかれた感じ。それにしても残念だったのは、尾っぽの下の枯葉。
a0181059_17251469.jpg

再び日が射し始めて、別個体。
a0181059_17405173.jpg

背伸びして少し上から撮ると、右翅が少し赤っぽくなった。植え込みの上なのでアングルは限られる。(背伸びするとピンボケ連発)
a0181059_17411121.jpg

オスを撮っているとき、近くに来たメス。頭がこちら向き。スルーせず撮っておく。
a0181059_17414093.jpg

目の下に来たので、あわてて背伸びして撮る。これも自分の影の中。どうやら、日射しの強い時には、影を作ると翅を閉じるが、弱い時は開いたままのようだ。
a0181059_1742079.jpg

日射しが薄いときでも、いい色に開く。でも、暗いせいかピントが合わないものを量産した。(後翅の毛がふさふさで柔らかそう)
a0181059_17421977.jpg

この時も、日射しがわずかだった。180度以上の開翅は、ピント合わせが難しい。4枚の翅のどちらにピントを合わせるか。と言うより、どこに合うか判らない。とにかく、飛ばれるまで、1枚ずつシャッターを切り続けるしか手はなかった。
a0181059_17423923.jpg

とても小さな個体だった。最初はムラサキシジミと思ったほどだ。よく見れば尾状突起がちゃんとある。翅を開く前のを撮っておけばよかったのだが、その暇もなく、全開翅。スレ個体かと思うほど、透けてるのではないかと思うほど鱗粉が薄かった。色は赤紫系。
a0181059_19313220.jpg

これも、明るい曇り空での撮影。とにかく小さかった。チビムラサキツバメとでも言っておこう。
a0181059_19314781.jpg

写りがあまりに良くないためモニターをチェックしている間に飛び去ってしまった。でも、すぐ上のサザンカの葉の上で翅を開いていた。
a0181059_1932379.jpg


ムラサキツバメのオスの幻光的な輝きを撮りたくて、この時期は「晴れたらムラツ」というわけで、片道1時間半をかけて通っているのだが、もう1つ、「曇り空の下でのムラツのオスの紫色」というのも課題であった。曇ったら翅を開かないし、晴れていても影を作ると翅を閉じてしまう。どうしたものかと思っていたが、「明るい曇り空の時に開いたら、影を作ってもすぐ閉じない」のだった。なあーんだ、これだったらヤマトシジミと同じで、気温の低いときに共通することなのかもしれない。それにしても、目のすぐ下の開翅ばかりで、チョウが大きすぎた。

by otto-N | 2015-11-18 20:22 | Comments(2)