たかがヤマト、されどヤマト

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2014.10.16 東京・白金の森 キタテハ   2014.10.21 (記)

2014.10.16
朝から晴れ。自然教育園。

目標はムラサキツバメとムラサキシジミ。日射しは強いのだが、ちょっと蒸し暑い感じ。こんなときは、出て来ない。ところが、ムラサキツバメのオスが現れて、チラっと表翅を覗かせた。期待だけさせておいて、樹上に上がってしまった。溜息をついてもしかたがないが、この後、ムラサキシジミさえ降りてこなかった。とても綺麗な赤のウラギンシジミもこれ以上の開翅はせず。気温が高いのか?
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ムラサキを待っている間、キタキチョウのメスのアザミでの舞いを撮る。日射があるとすぐ色がとぶ。まるで鏡。チョウの明るさに合わせると、後ろは真っ暗。
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そこへ、小学生たちがスケッチブックを携えてやって来た。理科の野外実習らしい。グループごとに次々とやって来る。何を見つけたか、スケッチを始めた。
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これはナイスショットだった。(と思う)
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ムラサキを諦め、池の畔に行くとキタキチョウのオス。晴れていると、真ん中はそれなりの黄色になってくれるのだが、翅の縁が必ず白くとぶ。日陰か曇りでないと難しい。
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綺麗なキタテハがいた。この時期のキタテハはとてもいい。咲き始めたオオニガナの前で待つが、全然来なかった。
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好きなのはアザミ。花から飛び立つところではなく、花にとまるところ。いつもの逆だ。
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花に水平に向けても、撮れるのは裏翅か、翅が水平になったところばかり。当然、水平のはボツ。
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表と裏とその中間。でも、1コマ目はピントは来ていなかった。
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広角撮りだと背景がうるさいですね。晴れていても絞り込めないのでしかたがない。速いチョウは1/4000なのでF5.6がせいぜい。ISOはこのところ1250が定着した。
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ときどき、ツマグロヒョウモンと絡んでいなくなってしまい、もっと数がいると思っていたが、キタテハはこの1頭だけのようだった。右後翅の前縁がめくれあがっていた。
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今年も行くたびにムラサキツバメを見るのだが、なかなか翅を開いてはくれない。まだ、気温が高いせいかとは思うけれど、まだ序盤戦。メスはともかくオスをなんとかと思いつつ、晴れたらここに通うことになりそうだ。

by otto-N | 2014-10-21 16:20 | Comments(2)

2014.9.19 東京・白金の森 (2) アオスジアゲハ   2014.9.29 (記)

2014.9.19 続き
この日は、秋に現れるミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンを撮影していたわけだが、主役は何と言っても、シロバナサクラタデの白い花。一面に咲き、アオスジアゲハが吸蜜に余念がなかった。まずは、少し遠いところから。
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この花はチョウをとても引き立ててくれる。
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少し近いところにも時々やってくる。
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ただ、アオスジアゲハを撮るとき一番好きな逆光の位置には、花がない。こうなったら、順光で、後裏翅に輝く真珠の光沢に注目。
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ここまでは300ミリズームでの撮影。
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これより下は、旅用レンズの18-135ミリ。先日、白馬岳からの帰りにミヤマシジミはこのレンズで撮影した。常用している100ミリマクロより合焦速度が格段と速い。
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アオスジアゲハの速い動きにもよくついていってくれた。近いところには、花が密生しておらずちょっと残念。
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このレンズの距離内には、あまり来てくれなかったが、背景が抜けているときは問題がないようだ。
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ムラサキツバメを見つけた。この花で見るのは初めて。メスだった。全開もしてくれたが、ちょっと遠かった。
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ムラサキシジミを探しに来たのに後回しになってしまった。ポイントに行くのが遅くなったが、やはり出ていた。複数いたうち、きれいな背景のを1枚だけアップ。これから、いやと言うほど撮るだろうから。
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他のチョウたち。きれいな秋型キタテハ、今年はあまり撮らなかったアカボシくん、これも飛んでるとこりしか撮らなかったツマグロくん。
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突然飛んできたモンキアゲハ。咲き始めたツリフネだけで吸蜜して、すぐいなくなった。
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自然教育園には、山の植物が色々と植えられており季節季節に目を楽しませてくれる。シロバナサクラタデもここに最初から自生していたわけではないと思うが、チョウがよく集まる花だ。花だけ撮影していると、野趣に乏しくやはり半植物園だなぁと感じてしまい、なんだか飽きてしまった。ただ、出てくる植物が年ごとによって変遷しているようで、花好きにとってはそれが楽しみらしい。チョウも同じか・・・。

by otto-N | 2014-09-29 21:20 | Comments(4)

2013.11.22 千葉県・房総半島 ルーミスシジミ   2013.11.28(記)

2013.11.22
晴れ。今年2回目のルーミス探し。

ルーミスの谷間に着いたのは9時半ころ。晴れていても寒いので、吐く息が白く、下草は夜露に濡れていた。もっと遅くてもよかったと反省するくらい、日が当たり始めても全然、飛んでこない。フリースにウィンドブレーカーを着て、日向にいてちょうどいいのだから出てこないのも当たり前かと思いつつ、行ったり来たりする。10時半ころ、やっとムラサキシジミが1頭だけ日光浴に出てきた。
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ムラシが出てきたのだから、そろそろかなと思っても、全然、飛ぶ気配がなかった。19日に続いて、早々にここを撤退、新地に移動した。先日の場所に行く前に別な所を1時間ほどうろつくが、ウラギンシジミとクロコノマチョウを見ただけだった。クロコノマを撮りたかったがすぐ林の中に逃げられた。途中、ひょっとしたらルーミスかもと、ムラシを撮りながら現地に着いたのが12時半。しかし、何も飛んでない。遅すぎたか、寄り道せずに来るんだったと反省。しばらく茫然としてしたところ、ちらちら飛ぶルーミスを発見。しかし、高いところで翅を開くが、なかなか下にこなかった。やっと降りてきたが、遠い。枝の間からやっと撮った。この個体を皮切りに複数頭飛び始めた。でも、遠すぎ。遠くても、なんとか撮る。
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数がいるのだから、近くにくるのを待つしかないと思っていると、ほんとに来た。あわてて撮る。
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ほとんど高いところか、遠いところでしか飛んでいなかった。大きいのが飛んできてとまったと思ったら、ムラサキツバメだった。日陰でじっとしたまま。そして、目のすぐ上で翅を拡げるルーミス。とても、くやしいシーン。
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葉裏の影を見ていたら、急に下に降りてきて、手元で開翅。ところが、葉裏のルーミスを撮る時、EVを-1.3から-0.7にしたまま。撮った後にモニターを見たら、露出オーバー。あげくにピント不良。せっかくのマクロだというのに、なんとかなったのは2枚だけだった。
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ルーミスのブルーは光をよく反射する。背景が暗い木立ということもあるが、EV-1.3でも、翅の角度によっては、白とびする(3コマ目)。前回のルーの記事で、 「フィールドノート」のtheclaさんから、ルーミスはスポット測光が有効とのコメントをいただいた。感謝です。今度やってみよう。
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このポイントでも地上に降りて日光浴をするようだ。苔蒸した岩の側面で開翅した。飛ばれた後、枯葉の上でも開いた。左後翅がスレていたので、目立たぬアングルを探した。この後、日が翳りはじめたので午後1時40分、撤収。
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この谷に来るときはいなかったが、先日の「ドングリ」の木を見ると、2、3頭飛んでいた。そのうちの1頭が枯葉に潜りこんだので、近くにあった枯れ枝でそっと叩いたところ、飛び出してきた。食樹の葉上での開翅は嬉しかった。
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またしても、第一目的とした場所でルーミスシジミを撮ることはできなかった。粘りが足りなかったせいもあるが、前回に撮影できた所のほうに興味があったせいもある。訪れた2つの場所には、深い谷、足元はジメジメ、暗い木立の中にスポットライトのように日が当たる場所があることが共通しているかもしれない。他にもこういう所はあったので、この条件だけではないと思うが、新しい場所というのは嬉しいものである。

by otto-N | 2013-11-28 19:58 | Comments(10)

2013.11.21 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ  2013.11.27(記)

2013.11.21
小春日和のこの日、千葉の公園にムラサキツバメを撮りに行く。今年3度目。

着いたのは9時半ころ。カクレミノにはムラサキツバメは1頭もおらず、ムラサキシジミが1頭翅を閉じてとまっているだけだった。アオキの塒に行くと4頭と1頭の2か所に別れ、まだ、寝入っていた。日が当たり始めてから来るとして、他を探したが日だまりには何もいない。アオキに戻ってみると、日が当たっており、残り2頭になっていた。暖かいと飛び出すのが早いようだ。出るときを見たかったので、ちょっと失敗。塒に残っているのが、いつ出てくるか待っているうち、近くにオスが1頭やってきて、翅を開き始めた。
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なかなか全開にならなかったが、半開きのときに幻光をもっとも放つようだ。ピントがなかなか合わない。
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いつの間にか、残りも飛び出したようで、待っていると近くで開翅した。
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出ていったのが、戻ってきたようで、数が増えてきた。メスの半開きと少し翅の欠けたオス。狙いは光で透けた翅裏だったが、翅、立てすぎ。
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ちらっと見える鱗粉の輝きもいい。
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オスの翅の色は、撮る角度と太陽との角度で、微妙に変化する。
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本来はムラサキではなくて、地味な銅茶色。虹色に輝くこともある。
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そして、半開のとき、妖しげな色を放つ。開きすぎると、ただの銅茶色。
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とまる位置を変え、翅をゆっくり開き閉じる。角度がちょっと違うだけで色が変わる。
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全開したときは、頭から狙うと深みのある紫に輝く。
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そして、メス。
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最後は、絞りを少し開け、フィニッシュ。
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このメスは、少し傷があり残念だが、一番きれいな個体だった。いつまでもいたので、翅を開くたびに撮った。
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太陽の当たる角度で、左右の色が変わる。
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いつのまにか3頭はアオキの塒に収まっていた。アオキに日が当たらなくなったが、2頭はまだ未帰還。日が当たるカクレミノの塒に行ったけれど、いつもの場所には1頭もいなかった。ただ、上の方に3頭。近くのシラカシに2頭見つけた。まだ帰ってきていないのか、分散してしまったのか、なかなか大集団にはならないようだ。近くにウラギンシジミが飛んできてとまった。翅を開くと、綺麗なメスだった。
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この公園に通うこと3年目、今年3回目でやっと、ムラサキツバメのオスの幻光は少しは撮れたかな、と思って、帰ってきたものの、ファインダー越しに見るほど綺麗ではなかった。ピントが合うと、幻光は消えうせ、まさに幻光だった。でも、ほんとに幻?もっと輝く幻光があるはずだ。と思って、まだ通うことになるかもしれない。

by otto-N | 2013-11-27 12:07 | Comments(6)

2013.11.18 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ (2)  2013.11.22(記)

2013.11.18 続き
アオキの塒は日陰になってしまったけれど、その前に戻ってくるのを広角でトライした。1コマ目は静止だが、近くで工事中の人が通りかかり、いつも何をしているのかと思ったとのこと。さぞかし、不審だったと思います。それにしても、ムラサキツバメの飛翔は難しい。オスだとただの茶色だし、速くてフレームにも入らない。
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朝はもぬけの殻だったが、8頭がいた。さらに帰還し、最後は10頭になった。カクレミノの上の葉がちょうど傘になっている。今秋、最大と思っていたら、急に風が強くなり始めた。最初は、風にもめげなかったのが、上の葉にさらわれ、こすり落とされるムラツが続出した。飛散しても、風が弱くなったときに舞い戻る。この時とばかり広角飛翔を狙うが全然ダメ。横からはFavoniusさんが、マクロで飛翔を狙っていた。
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巣に直接戻らず、近くの葉にとまり開翅するものも撮る。
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まだ日が照ってるとはいえ、気温は下がったので、飛んで体力を消耗したのであろうか、しばしの日向ぼっこ。
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カクレミノの葉は美しい。しかしながら、とまるのは目の上ばかり。色が出ない。
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目より少しばかり下でこんな色。もっと上から撮りたかった。
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少しでも、ムラサキをと横に移動する。
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でも、そんなに変わらない。しかし、これがリアルな色だと思う。
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結局、風がますます強くなり、戻ってもまたはぎとられ、カクレミノにしがみついて残っていたのは3頭だけになった。冬を通して、大集団は霧散するのは、こうして強風によって吹き飛ばされ、寒くて再集合できなくなることによるのだろうか。午後3時に撤収。

by otto-N | 2013-11-22 22:28 | Comments(8)

2013.11.18 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ (1)  2013.11.20(記)

2013.11.18
都内ではどうやらムラサキツバメは少ないようだ、というより稀。メスはともかく、狙いはオスの開翅。千葉の公園では、先日行ったときより数が増えているらしい。1日、晴れそう。

公園に着くと、フリースはいらないくらい暖かい。空はぼぉーっとして春霞のようだった。来る途中、窓から見えた東京湾もひねもす・・・・の感じ。このときの気象を煙霧ということを後で知る。こんなに暖かいと、カクレミノの塒のムラサキツバメは出払っていないだろうなぁと思っていたら、やはり1頭もいなかった。アオキのポイントに急ぐ。

着いたら、路上のムラサキシジミを座り込んで撮っているカメラマン。「はばたき」のFavoniusさんだった。聞くと、アオキには1頭だけ残っているという。暖かいので、ここも早々に出払っていた。そのうち、戻ってくるので戻ってくるのを雑談しながら待つ。塒に入る前に、近くで翅を拡げるはずだ。そうこうしているうち、ムラサキツバメのメスが現れ、ムラサキシジミのメスも翅を拡げ、ムラサキツバメのオスもやってきた。
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次々とはいかないが、塒に入る前に近くにとまり、翅を開く。もちろん、すぐに開くとは限らない。開くのをじっと待っている間に、違うのがやってきて、先に開いてしまう。いつも同じ場所にいるわけではないので、どれが同じ個体か判らない。以下、なるべく撮影した順に並べた。
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じっと待っていても開かないし、すぐ開くときもある。
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オスはあまりボロいのはいなかった。
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2頭が隣り合うシーンも見られた。
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これは、また別の時間帯。下のオスは、これ以上開かず、ちょっと残念。
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両方にピントは難しく、どっちに合わせると聞かれ、私は当然オス。Favoniusさんはメス。
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とにかく、開いたら撮影。ムラサキシジミが開いても撮影。
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そして、幻光。スーパー・バイオレットか、スーパー・パープルか、とにかくムラサキ幻光・・・。3コマ目、恐れていたピンボケ。
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この2枚。特に2枚目を撮っているときは、痺れた。というより、ピンが合ってなかったらどうしようと結構焦った。
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幻光は半開翅のときに生じる。全開のときは、左右上下、一番輝く位置を飛ばれる前に小刻みに探す。やはり、頭が下のときが一番いい。輝く位置は翅の傷も目立たない。
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この位置で深い紫が出たかもしれない。ディープ・パープル?
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撮影を始めたのは9時30分ころ。色々撮っているうち、いつのまにか2つの塒に別れ、ムラサキツバメが収まっていた。もう、午後1時。そろそろ、このポイントに日が当たらなくなってきた。まだ帰ってきていないムラサキツバメもいるだろうけれど、日が当たらないと暗くて撮影できない。さて、午後も日が当たるカクレミノの塒に戻ろうか。

(ムラサキツバメ (2)に続きます)

by otto-N | 2013-11-20 20:40 | Comments(2)

2013.11.14 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2013.11.16(記)

2013.11.14
自然教育園のムラサキツバメはどうも数が少ない。Shinさんと千葉の公園に行く。もうそろそろ塒に集まってくるころだ。晴れているけれど、気温がちょっと低めなので、そう早く行く必要はない。着いたのは10時30分すぎ。

公園の入口で早速ムラツが1頭飛んでいた。この場所で見るのは初めて。期待して、毎年、塒を作るカクレミノのポイントに急ぐ。先客が2名。少し緊張して声をかけると、飛翔写真の 「はばたき」のFavoniusさんと、一昨年思いもかけぬ所でたびたび会ったことのあるKさんだった。状況を聞くと、着いたときすでに塒には1頭もいなかったとのこと。ただ、メスが1頭だけ近くで翅を拡げていた。何枚か撮った後、別な所にいた1頭を教えてもらったが、飛び出す気配がなかった。
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とりあえずShinさんと二人で他のポイントに行く。毎年いるはずのクロガネモチには1頭も見つからず、その前のアオキを見ると、枯葉の塊の上にムラサキシジミがとまっていた。
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撮影しているうち、脚元のアオキの葉の間を見ると、4頭のムラサキツバメがいた。地上から50cm。見ていたら、1頭が出てきて開翅。きれいなメスだった。
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開いた1頭だけでいいのだけれど・・・。
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そのうち、1頭、また1頭と次々と塒から飛び出し、近くの路上で吸水しては、翅を拡げる。実際は翅を閉じて吸水している時間がほとんどで、とにかく、翅を開いたら撮った。そのうち、みんないなくなってしまったが。
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季語のドングリを添えて・・・。
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オスも飛び出してはいるけれど、なかなか翅を開かない。開くのをじっと待つ。オス第1号。一瞬、幻光が見えたが、あまり光らなかった。ベタ開翅もいい位置に回り込めず。
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残ったオス第2号。翅は壊れているが、翅が輝く位置を探す。
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やはり、頭の方から撮るのがいいようだ。
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地面に下りたら、まるで光らない。Shinさん曰く、「こりゃ、クロツバメだ。個体差か」。それでも、少しは光る位置をと、しゃがみこんで撮った。
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これが精一杯。個体差というよりも、鮮度かなぁと思っているが、頭のほうから撮ると少しはなしだった。ただ、メスは頭を下に向けてとまるけれど、そんなオスを見たことないような気がする。
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塒から飛び出したムラサキツバメはみんないなくなってしまったので、他の場所を回ってからカクレミノのポイントに戻った。アオキの塒を見つけたとき、Favoniusさんに電話したが電源が入ってないようだった。聞いたら電話を持ってこなかったとのこと。ちょっと残念だったが、アオキに戻っているのがいるかもしれないと、みんなで行ってみると、メスが1頭いた。
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園内を回っていたら、剪定されほとんど裸に近いマテバシイばかりになっている箇所があった。その前のサザンカの植え込みは吸汁と日向ぼっこの場所だっただけに、かなり残念。1時ころ、カクレミノの場所に戻ったら、ムラツが4頭戻ってきていた。さらに、1頭が飛んで来て合流。
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みんなで待っていたとき飛んできたヤマトシジミ。裏の斑紋がとても薄かった。
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小さかったがとても綺麗なオスだった。しばらく待ったけれど、ムラサキツバメが飛んでこなくなったので、1時30分ころ、現地解散。
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いつも12月に入ってから、この公園を訪れていたけれど、ちょっと早めに来てみた。メスはいつも撮っているのでいいとしても、オス、ムズカシイです。しばらく、ここに通うことになりそう。この日、一緒になったみなさんとは久しぶりに会えてとても楽しかったです。年内、またこの場所で会うかもしれませんが。

by otto-N | 2013-11-16 19:42 | Comments(6)

2013.11.13 白金の森 ムラサキツバメ   2013.11.13(記)

2013.11.13
完全な冬型の気圧配置。晴天なれど気温は低く、北風も強い。こんな日にムラサキが出てくるかどうかわからないが、今まで北風の日に行ったことはなかった。ひょっとすると、風が強いので地上に降りてくるかもしれない。

気温が低いので少し遅めに行く。薄いフリース(薄い→言わずと知れたユニクロ製)の上にウィンドブレーカー。こんな寒いときにチョウが来るわけないなぁと思いながら、ポイントで待つ。木は揺れ続けているが、散策路のの日溜まりはほとんど風がない。それでも、日陰は寒く日向で待つ。ムラサキシジミが1頭、樹上を飛んでいたが、さすがに気温が低いのか、それっきりだった。先日はムラサキシジミがたくさんいたけれど、そこにはツマグロヒョウモンが来ただけ。少し日向ぼっこをし、飛んでいった。
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しばらくしてShinさんが来たが、全然だった。新しく買ったE-M1の話を伺う。待てど暮らせど来ないので、このポイントを離れて、徘徊する。園内にはもう目ぼしい花は咲いていない。キタキチョウくらいしか飛んでいなかったが、こんな所でという場所でムラサキツバメを目撃。ひょっとしたら、日が当たり始める一角に来るかもしれないと、元のポイントに戻る。そこへ着いたら、飛んできた。11時57分。オス。
真後ろからだと、自分の影に入ってしまうので、少し横から撮るもダメ。光らない。
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頭の方に回り込む。これは少しは良かったが。
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再度、ぎりぎりの後ろに。でも飛ばれた。翅を開いてから飛び去るまで、約40秒。切ったシャッターは7回。またしても、幻光は撮影できず。マクロは近すぎ影を作るのでダメかもしれない。影を作らない望遠のほうがよさそうだ。でも、手持ちのズームは解像度が低く使う気になれない。12時を過ぎると、このポイントは日陰になるので、ここを撤収。その後、園内を一巡しても何もいなかった。
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自宅近くのヤマトシジミのポイントを覗くと、風のない日だまりに少しオスが飛んでいた。が、オスの飛び方とは違うヤマト。落着きがなくなかなか撮れなかったが、撮ってみると、スーパーブルー。ウルトラブルーといってもいいほど青面積が広く、青色も薄い。すぐ飛ばれ、1シーンしか撮れなかったけれど、「ドングリ」が一緒に写っていた。とても嬉しい1枚。
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ウルトラブルーには飛ばれてしまったけれど、青いメスは他にも見つかった。スーパーブルーといいたいところだが、前縁に青鱗粉が載っておらず、準スーパーというところ。ちょっと定義が厳しいかもしれない。時間がたってから飛んできた個体を合わせ、たくさん撮れたのでちょっと嬉しかったが、後でPCで調べてみると、同一個体のようだった。
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地べたではないところでいつも撮りたいものだと思っているが・・・。
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ほんとうは曇りの日に撮りたいのだけれど、こんなに寒くては出てこないし、カタバミの花は閉じたままだし、翅を拡げないだろうし・・・。
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ウルトラブルーの鱗粉の付き方は、スーパーブルーと違って細かく、青色も薄い。スーパーだと、青鱗粉がクラスター状(粒状)に固まって載っている感じがするけれど、ウルトラは基部から同心円状に鱗粉が載っている。鱗粉が均一に載っているので、青が薄く見えるのだろうと思う。
左:ウルトラ、中:この日の準スーパー(青鱗粉が前縁に載っていない)、右:10/23撮影の準スーパー(黒縁が平行で太い)。スーパーとかウルトラとかは、遊びで、私が好き勝手につけた名前なので、ご承知おきください。
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秋から冬へ変わった日だった。晴れていても、人間が寒いときはチョウも出て来ないだろうと思っていたが、風を避け日だまりには少しは出てくるようだ。ムラサキツバメは、またしても不満足。敵は自分で作る影かもしれない。影を作らないように、少しでも遠くで撮るために100ミリマクロに1.4のテレコンを噛ませてあるのに、それでも太陽が低すぎる。スーパーブルーのマイポイント、工事でフェンスの中に入ることができないが、なんとか今秋もいるようで安心した。

by otto-N | 2013-11-13 21:13 | Comments(8)

2013.11.8 白金の森 ムラサキシジミ   2013.11.11(記)

2013.11.8
前日は午前中は雨、午後は上がったけれど寒い日だった。朝から晴れ上がった自然教育園。

ポイントに着くと少し遠いが、さっそく複数のムラサキシジミ。これは幸先がよいと撮っていたら、みんな樹上に上がってしまった。散策路に日が射しても、しばらく何もこなかった。
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日陰の部分で息を吐くと、時々白い。近くには小さな沼もあり、冷たい気流が漂っている感じだった。これだけ日が当たっていると、地上に降りてくるはずだが、下ほど温度が低いせいか、あるいは、樹上の葉に湿り気が残っており、吸汁や日光浴は、樹上で十分ということか。とにかく、下りて来なくなった。それでも、かなり時間がたったころ、ポツリポツリと下に降りてきた。その中にムラサキツバメのメスが1頭(2コマ目)。一度、翅を開いたが、葉陰に潜り込んで吸汁し、突然姿を現したと思ったら飛んでいった。ムラサキシジミも、路上や下草で吸水や吸汁を繰り返した後、下草で翅を拡げる。吸水中は、手を触れるまで動かない。根負けして手を触れて飛び立たせたら一巻の終わり。
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葉の向こうのイヌタデのピンクを入れたかったが・・・。
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少し位置を変え、絞りを小さくしていった。F6.3→5.0→4.0→3.5。ここまできたとき飛ばれた。マニュアルフォーカスだと、こういうときキツイ。立ち上がったとき、膝が痛い。
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なぜか多かったウラギンシジミ。
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ムラサキシジミのオスは、頭を下に向けたとき一番輝くようだ。メスはこの位置だと白飛びすることが多い。
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ムラサキシジミはともかく、この日も3時間でムラサキツバメは1頭現れただけだった。いくら晴れても、前日が雨だと、下には降りてこない気がする。この日も、このことを確認するために行ったようなものだった。



P.S.
この記事を書いていたら、突然の大雨。止んだと思ったら、激しい北風。そして、気がつけば夕日。ひょっとしたら、木枯らし1号?
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by otto-N | 2013-11-11 16:25 | Comments(0)

2013.11.6 白金の森 ムラサキツバメ   2013.11.8(記)

2013.11.6
月曜日は休日だったため、快晴で絶好のムラサキ日和だった翌火曜日は自然教育は休み。この日(水曜日)も朝から晴れとの天気予報。

朝起きたとき、あまりパッとしない薄曇り。そのうち晴れるだろうと出かけたところ、日が出てもすぐ雲に隠れ、日射しが安定せず、ムラサキシジミは現れない。やはり、カラッと晴れ、散策路にくっきりと陰影がつかなければ、樹下に降りてこないようだ。11時近くになってから、やっと晴れ始め、1頭だけメスが出て来た。
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次々出てくるかと思われたが、全然だめ。諦めて、園内を一巡し戻ったところ、ムラサキツバメのオスが1頭現れた。時間は11時30分。下草にとまっては吸汁し、まるで落ち着かなかったが、そのうち、日の当たる葉の上で静止。開くのをじっと待つ。そして、開いた。が、全然輝かない。ただの地味な色。
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その後、少し飛んではとまり翅を開くが、撮影アングルを変えても翅は輝かない。足元にとまっても、横に回り込めないところにしかとまらない。
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やっと、いいところにとまってくれた。でも、これがベストだった。よく見ると左の尾状突起が欠けていた。
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この後、飛んでいってしまったので撤収。湿地にいたヤマトシジミ。
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帰り道、ウラギンシジミが生垣にまとわりつくように飛んでいた。見守っていると、とまって日光浴を始めた。ここは、知る人ぞ知る都内有数の閑静な高級住宅街。昔は「長者丸町」と言った。半数くらいは外国人が住んでいる。電柱さえなければ、すっきりするのに。でも、これが日本の風情か。
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これで、自然教育園のムラサキツバメはオス、メスとも撮影できた。しかしながら、もう11月。出現数がやはり少ない。カラッと晴れた日が少なかったせいとは思うけれど、ムラサキシジミだけではちょっとつまらない。

by otto-N | 2013-11-08 22:20 | Comments(4)