たかがヤマト、されどヤマト

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2017.10.26 奥多摩・川苔山 ルリタテハ   2017.10.30 (記)

2017.11.26
久しぶりの晴天が2日続くとの予報。奥多摩の川苔山(1363m)に登る。JRで奥多摩駅まで行き西武バス乗り登山口のの川乗橋に着いたのは10時25分(この1つ前のバスは8時台、9時台にはない)。ガイドブックでは全行程6時間半とあるので、山頂には14時必着、JR鳩ノ巣駅に16時半までに下山する予定だった。登りはじめは土砂崩れで不通となっている杉林の中の舗装林道。11時、林道から登山道の分岐(細倉橋)に着く。その分岐点にいたルリタテハ。右翅が日の光りを反射して妙に輝いた。コンクリ道路の上だが、チョウは何もいないと思っていただけに嬉しかった。
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登山道は渓流に沿ってついていた。ときどき橋を渡る。
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橋の上に大きな木が倒れ登山道が塞がれていたが何とか通過する。前日までの雨で水量が多い。紅葉はまだまだだが、思ったより広葉樹が多く気持のいい道が続いていた。
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11時50分、切り立った崖の登山路を登り落差25mの百尋ノ滝に出た。ここまで来る間に無数の滝があったけれど、この滝が立派すぎるので小さな滝はかすんでしまう。
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12時40分、急登と平坦な道を進むと地図にはない分岐点に到着。右に進んだ所、渡渉点があり増水して深いので渡るのを断念し、分岐点まで引き返し左を登った。あと1時間程度だろうという所で、左膝に違和感があったのでサポータを締め少し休んでから登り始めたが、分岐点とおぼしき場所に標識も目印もなく、3回ほど道に迷いタイムロス。どうやら谷の底の脇を登っていくようであるが踏み跡があるかないかの細い道。立派な標識が1本あり登山道であるのを確認はできたが、それから先は斜面一帯がくるぶしくらいしかないが落ち葉で覆われ、踏み跡さえなくなってしまった。踏み跡や目印をさがしても見つからないので、最後の標識まで下ることにした。標識での時刻は13時20分。おそらく、そのまま谷の底を登るといいとは思ったが、膝がおかしいし、ルートが間違っていたら大変なので登ってきた道を引き返すことにした。下り始めてからしばらくすると案の定、左膝が痛みだす。帰りにもう一度百尋の滝に寄ってみると、今度は滝に日が当たっていた。
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15時10分、時々脚が痛むので小休止しながら(少し休むと痛みが引く)なんとか細倉橋に到着。ここまで来ると残りは平らな舗装林道なのでもう大丈夫、1時間あればなんとかなる。バスは16時35分。林道の下の流れは激しい。
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日陰で暗くても思ったより写っていたのは意外だった。暇つぶしに少し撮る。
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杉林の向こうの山。まったく紅葉はしていない。
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木立を撮りながら林道を下る。
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林道は風で吹き飛ばされた枝でいっぱいだった。朝は至る所で水も流れていた。
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16時ころ、バス停に到着。30分以上時間があったので近くをぶらつくと、紅葉したならばすばらしいと思われる絶景ポイントを見つけた。しかし、すでに日が落ちまだ少しだけ明るい空を反射した青い激流を、ISO1600で撮るのが精一杯だった。
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結局、川苔山には登れなかったが、広葉樹が思った以上に残されており(杉と檜の植林は東京オリンピックの記念事業だったらしい)、登山路自体がけっこう楽しかったのでそれほど悔しくはない。ただただ、この2年間の登山中、左膝が痛むことがなかったのでショックであった(1日後には正常に戻ったが)。寒さのせいか?もう1つ、青梅線から真っ白い富士が見えたが、夕刊には初冠雪の写真が載っていた。うーん。





by otto-N | 2017-10-30 18:47 | Comments(0)

2017.10.18 東京・白金の森 (1) ルリタテハ   2107.10.21 (記)

2017.10.18
季節はずれの秋雨前線で雨の日ばかりでテニスもできずひきこもり生活が続いていたが、午前中だけは晴れるという。9月から延び延びになっている所へ遠出することも考えたが8月に撮っているので、結局は雨上がりで期待はできないが近場のムラサキツバメを見に行くことにした。

空は晴れ上がっていても気温は低いのでムラツ日和だけれど路上は乾いておらず、これではムラツは出て来ないとすぐ諦め池の畔に移動する。ミゾソバはすでに終わりかけていたが、これと良く似たアキノウナギツカミの中に、ピンクのツリフネ、ユウガギクが雑然と咲いていた。ここでの撮影はロープ内へ踏み込めないので300ミリが基本。路上に下りてきたこのウラギンシジミは近すぎて撮るのに苦労した。
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まだ気温が上がっていないので飛ぶ速度が遅かったが、花にまとわりつくウラナミシジミはピンを外す。小さな花が散りばめられた背景はシジミチョウによく似合う。
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この湿地でもたまにムラサキツバメを見るが、やっと1頭出てきた。翅の隙間から紫色が見え、♂。しかし、翅を開くこともなく飛び去る。新品のキタテハは茂みから出てこず。オオウラギンスジヒョウモンは数日前から産卵行動のとのこと。藪の中に潜り込み全身をなかなか現さなかった。裏翅は我慢の末、置きピン飛翔を狙ってやっと撮る。
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ここではベニシジミは貴重品。ウナギツカミで吸蜜しその間を飛び回っている。翅の付け根が少しだけ虹色に輝いていた。
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しかし、吸蜜する花を変え、どんどん通路から離れて行った。
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この湿地にはオオニガナが咲いており、セセリ(なぜかイチモンジよりチャバネが多かった)とキタキチョウ(なぜか♀ばかり)が吸蜜に余念がない。アカタテハは飛び立たせ撮り。
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秋の湿地の花と秋のチョウ。透明感のある黄色が美しいオオニガナにキタテハがくるのを待っていたのだが、かなり傷んでいた。
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突然、ルリタテハがやって来た。とても新鮮。そういえば、近くのシオデで幼虫が育っていた。パタパタする翅の開いたところを撮るのは意外と難しい。
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アサギマダラが産卵しに来ているとのこと。行ってみたらキジョランの陰からふわりと飛び立ち、頭上にとまったきり動かなくなってしまった。今年もここで幼虫が冬を越すかもしれない。



by otto-N | 2017-10-21 10:08 | Comments(0)

2016.4.10 東京・白金の森 ベニシジミ   2016.4.16 (記)

2016.4.10
日曜日、天気が良すぎるので、少しだけトラ探しに出かける。しかし、全く、出て来なかった。教育園では数少ないベニシジミを撮っていたら、突然、2頭が絡み始めた。トラフシジミ撮影のために準備していた300ミリであわてて撮影する。

最初の出会い。(以下、トリミングしてます)
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写るかどうかはわからなかったけれど、MFでピントリングを回し続けた。
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草の中で激しく争う。
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お互いの眼付けは、ミドリシジミさながら。
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戦いの場を移動し、草の間で卍飛翔を続ける。
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一瞬、飛び出す。(ピンボケ)
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また、潜り込む。
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にらみ合いの喧嘩。
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やっと浮上。
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最後の1枚。この後は、空高く昇り遠くへ行ってしまった。
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しばらく、すると2頭とも戻ってきて、少し離れた場所で休憩の体勢。争っていた時間は約10分。こんなに長いとは思ってみなかった。チャンスがあったらまた撮りたい感じだ。
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ツマキチョウが飛んではいるがほとんど撮れず、ツマキと絡んだモンシロチョウだけが入る。ただ、この写真の主題はチョウではなく、その後ろに見える目黒駅前に建築中の高層マンションのクレーン。白金の森も高層ビルに囲まれつつある。
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トラフも池の周りのツマキも諦め、他を探す。ツマキのオス。
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ツマキのメス。
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ルリタテハが1頭。翅が壊れていても、このチョウはいつも奇麗だ。
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10時、テニスのため撤収。


   

by otto-N | 2016-04-16 20:42 | Comments(2)

2015.10.24 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2015.10.30 (記)

2015.10.24
土曜日。朝から晴れ。テニスに出かける前の30分、裏山に行く。30階のタワーマンションを崖に見立てるなら、ここは少しばかり丘になっているので、「裏山」という名前でもいいだろう。撮影場所は崖の下と言うことになる。それにしても、カタバミはもちろん雑草がすべて引き抜かれ、土がむき出し。どうやって撮ればいいのだろう。

今季初のスーパーブルー。「前翅前縁にも青鱗粉が載り、前翅の黒縁が後ほど狭くなっている個体」を、個人的に勝手にそう呼んでいる。中には、黒縁がとても狭く、オスと見まごうほどの個体もある。ただ、晴れていると光が強すぎ、青鱗粉が美しく表現できない。この個体はちょっと擦れたはいたけれど、上の2条件を満たしており、同時にスーパーブルーに現れる「前翅中室の輝く青条」も明らかである。ただ、擦れているので青メスレベル4というところか。
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この個体の青面積は広い。しかし、青面積が広いほど、逆に、青さが薄れるような気がする。これまでも、このタイプに出会うのは晴れた日ばかりだった。せめて、青を美しく撮ることのできる薄曇りの日に出会いたいものだ。
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スーパーブルーにはすぐに逃げられたので、ISO3200で、その辺を飛んでいるオスを撮る。背景は、草刈が行われたため土が露出し、あまりにみじめなので、かなりトリミングしたが、ノイズはそれほど目立たなかった。
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2015.10.25
日曜日。テニスに出かける前の探索。いきなりの黒い影。何だろうと思って追うとルリタテハだった。街路灯に止まる。ルリタテハはこんな無機質の金属にとても似合う。ブルー&シルバー。
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ヤマトシジミのメスは標準的な個体が1頭だけ。
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ほんと丸裸にされてしまったみじめな背景を、なるべく入れないよいうにトリミング。
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2015.10.27
山登りに行った翌日。青いメスがいたがとまらない。飛んでるのを追いかけた。飛んでいるときは、かなり青いと思ったけれど、ブルーは標準的。結局、逃げられた時にはがっかりしたのだが、スーパーブルーではなくほっとする。
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これは、その後やって来た別個体。撮影中、突然強風が吹き始め、ヤマトシジミはすっかり茂みの中に潜り込んでしまった。
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2015.10.28
ちょっと気温が高いと、朝でも飛び方が速くて追いつかず。2コマ目、地上すれすれからの背景狙い。構図的にはよかったけれど、ちょいボケ。ヤマトシジミの数は全部で10頭もいないので、チャンスはとても少ない。背景が入る場所も限られる。
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止まらないメス。B型だった。と思うほど、青鱗粉が少なくても、飛翔写真ではギラッと輝く。移動飛翔中のメスは、点から点。その間の飛翔速度は、オスの探雌飛翔より速いので、ファインダーにも入らない。静止を撮ろうにもすぐ茂みの間に潜ってしまう。
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2015.10.29
待望の曇り空。しかし、外へ出てみると寒い。案の定、何もいない。いったん自宅に戻り、しばらくすると空が明るくなり始めたので、再度、行ってみる。オスが2~3頭、ゆっくり飛び回っていた。ふと見ると、オスに絡まれているメス。すぐにオスを振り切って笹の葉の上にとまる。飛んでいるときは青かった。待つこと約15分、見事に(半分)開いてくれました。前縁の青鱗がもの足りなく、黒縁も少し太いので、スーパーブルーぎりぎりというところ。
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空が暗くなったので開翅はここまで。少し飛んでアベリアの植え込みにとまる。また明るくなってきたと思ったら、すぐに開いた。今度は長々と。
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ただ、左後翅が羽化不全によるのか、ほんの少し縮んだ箇所があった。しかし、後翅のブルーが明るいのでとてもゴージャス。これなら、レベル4でもいい。
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しかし、オスに見つかりどこかに行ってしまい、また空が暗くなったので撤収。自宅に戻り、PCに画像を取りこんでいると、また、空が明るい。この30m四方ほどの狭いポイントではヤマトシジミの移動があまりないので、戻ってくる可能性が高いので3度目の出動。そうしたら、地べたに青いメス。左後翅の委縮から先ほどのメスとだった。石垣の前のカタバミ付近を飛び回っていたので、少し打ちこんだら後ろ向きの1枚だけ当たった。
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石垣の上に咲いているアベリアで翅を拡げた。
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このところ、日が低いのでマクロで撮ると自分の陰になるので、少しでも距離をおこうと常時×1.4のテレコンを挟んでいる。今回はこれがアダ。近すぎた。それに、いつも、右手首に21ミリをつけたK-5をぶら下げながらの撮影。ピント合わせがきつい。
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左の翅が写らないように、回り込んで撮った。これならわからないだろう。
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その後、晴れてくるかと思ったら、曇り空。飛んでいるオスを下からねらう。暗いし、絞りも開けているので、せっかくピンがきても、4枚の裏翅を同時に写っているというだけで、つまらない感じがしないまでもない。
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そんな時に、チャバネセセリ。鮮度がいいので撮ったけれど、今年初撮りだった。
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アベリアにアゲハチョウも来ていた。下から狙ったら、珍しくも、真ん中に入った。でも、逆光では全く色が出ない。
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数年前、ヤマトシジミを撮り始めたころ、オスと見まがうくらい青いメスと遭遇し、自分かってに「スーパーブルー」と名付け楽しんできた。いちおう、「前翅前縁に青鱗粉が載り、前翅黒縁が後ろほど狭い」という青面積の大きさに基づき定義したのだけれども、面積が小さくても青色が明るい個体もあり、後翅の青が発達した個体もあり、そう単純なものではないようだ。曇ったらヤマト、晴れたらムラツの日々がしばらく続きそうだ。

by otto-N | 2015-10-30 20:22 | Comments(2)

2015.3.18 横浜・戸塚区 モンシロチョウ   2015.3.20 (記)

2015.3.18
横浜の舞岡公園で活躍している、ごまさん、Akakokkoさん、midoriさん、Uさん、Sさんたちのグループが写真展「生き物たち」を開いているので、友人と一緒に出かけた。朝起きたときには曇っていたが、出ようとしたときには薄日が射してきたので、マクロレンズを持って出かける。運がよければ、あの場所にはモンシロチョウくらい飛んでいるはず。

写真展は、ゼフのシーズンには毎日でないにしても、よく来る舞岡公園の近くで開かれている。地下鉄の駅を下り、のどかな道を歩いていくと、モンシロチョウがチラチラと飛んでいる。実に暖かい。会場の建物の手前には、周りが菜の花で囲まれた畑があり、モンシロチョウとキタテハが飛んでいるではないか。こうしてはいられないと言うわけで、写真を見る前に、しばし、チョウと戯れた。なにしろ、こんなたくさんの菜の花、自宅近くには全然ない。

しかしながら、モンシロチョウは全然とまってくれない。オスのようだから仕方がないか。やっととまった1頭、100ミリなので遠いけれど1枚撮った。
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メスだったらしく、すぐオスに絡まれたので連写する。ピンボケながら、気分だけはいい感じのが2枚あった。
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一応撮れたので、写真をじっくり見させていただく。ごまさんもUさんもおられて、その解説付き。とてもいい写真ばかりだった。だが、隣の菜の花が気になり、二度、三度、撮りに出る。
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とまらないとまらないモンシロチョウ。しかたがないので、100ミリマクロででたらめに飛翔を狙う。かなり遠いので、かなりのトリミング。トリミングはいいとしても、菜の花の黄色とモンシロチョウの白は、両立しない。翅の白とびを抑えるために輝度を下げると、菜の花の黄色が茶色っぽくなってしまう。明るい黄色を出すために、モンシロの白を犠牲にした。(RAW設定を外したまま。ちょっと失敗)
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キタテハも複数数飛び回っており、吸蜜というよりテリ張り。最大5頭絡んだときもあった。菜の花の密度が濃いところにとまったのを狙う。背景は一面の黄色。眩いばかりの黄色。
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菜の花の中には踏み込めないし、300ミリを持ってくるんだったと思っても後の祭り。
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枯れたススキの中で休むオス。これが唯一の接近戦だった。
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蝶保全協会の皆さんも来られたので、一緒に昼食後、ゼフの公園を散歩する。薄雲が少し出てきたのでチョウは消えてしまったが、ルリタテハが出てきていた。ちょっと嬉しいスバル紋だった。
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あまりにも見事な菜の花だったので、写真展を抜け出してはモンシロチョウを撮っていました。ごまさん、Uさん、Sさん、ゴメンナサイ。

この記事を読まれた方(少ないだろうなー)、写真展は22日までなので、ぜひ、カメラを持ってお越し下さい。

  

by otto-N | 2015-03-20 10:10 | Comments(10)

2014.4.1 東京・白金の森 ツマキチョウ   2014.4.2 (記)

2014.4.1
前日、満開の桜を背景にツマキチョウの飛翔を狙ったけれど、なかなかうまくいかなかった。で、そのリベンジ。

発生初期のツマキチョウは朝早くであっても、といっても9時半ころだが、ほとんどとまってくれない。でも、少しはとまってくれる。ただ、花に吸蜜というより、疲れたのか翅休め。とまった場所はわかっているのに、ここではロープ外は禁止なので、なかなか思うように撮影できない。近くにとまったときだけが、ロープから身を乗り出して、あるいはロープの間から撮影可能。
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とまらないツマキを追いかけていたら、突然、道端のスミレで吸蜜。どうやら個体差があるようだ。だが、しかし、吸蜜時間が短い。すぐ隣りの花に移る。まるでギフのようだ。ゆっくりアングルを選んでいる時間はなかった。これだって、右手首には広角・デジイチをぶら下げて、襷掛けストラップのマクロ・デジイチでの撮影。広角・デジイチはストラップを手首に巻きつけてあるので、すぐには外せない。カメラがぶらぶらするので、MFでのピントがすぐには合わせられない。工夫が必要だった。
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さて、飛翔撮影。背景に桜が入る位置にはなかなか来るもんじゃなかった。入ってもピンボケばかりだった。それと、いいと思っても翅が白とび。ツマキの翅に合わせると背景は暗くなりすぎ、この点も厄介だった。
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何回シャッターを切ったことか。モニターを確認するたびにウンザリ。4コマ目、ピンが来ていないけど、やわらかくいい雰囲気なので載せました。トリミングするとボロが出るので、飛翔に関してはすべてノートリ。画像はすべて、いつも通り、クリックで大きくなります。でも、クリックするほどのものではありません。
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結局、桜のバックはこれだけ。ちょっとしか桜がはいらなかった。なにか工夫せねば・・・。
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撤収しようとしたとき、Shinさんが呼びにきた。コナラの大木にルリタテハがぴったり張り付いているという。ズームでも撮ったが、おそるおそるの広角撮影。調子をこいて撮っているうち飛ばれてしまった。もう1人の方を待っているというのに、すみませんでした。
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週明けに桜が満開になった。それを背景にしたツマキチョウの飛翔撮影は昨年からのテーマ。でも、置きピンは30cmだというのに、とにかく近づけない。敵もカメラまでの距離を意識しているとしか思えない。カウンターを浴びせても急転回してしまう。見切られている。この日も、完全に負けてしまった。

by otto-N | 2014-04-02 21:04 | Comments(6)

2013.4.25 奈良県・室生寺 コツバメ   2013.4.27(記)

2013.4.25
4月22日から26日まで、京都2泊、奈良2泊の仏像巡りの旅行。1日だけ雨の日があったけれど、他はいい天気だった。東京に帰ってきて気がついたのは、関西より東京のほうが緑が濃いということだった。どうやら、季節は関西より関東のほうが進んでいるようだ。仏像の撮影は奈良の大仏以外は全部禁止されており、建物の写真は撮ったものの難しいことを痛感した。チョウの写真はというと、京都では市内ばかりだったのでムリとしても、ナミアゲハ以外は東京より少ない感じだった。

22日、京都市内で撮ったナミアゲハ。旅行中、ナミアゲハはどこでも飛んでいたが、結局撮ることのできたのはこの個体だけだった。
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25日には奈良に泊っていたが、少し離れた室生寺まで行った。お寺の境内に入りかけたとき、コツバメらしきものが飛んでいるのを見た。コツバメは、京都市内でもアセビを見つけるたびに注意していが、見つけることはできなかった。ここにもアセビは咲いていた。。このお寺には山頂へ向かう700段くらいの長い階段があり、途中の2つのお堂に仏像が安置されている。境内には三脚を持ったカメラマンが多いなぁと思ったら、シャクナゲが満開。一番のポイントはここ。みなさん、三脚を構え、参詣客が絶えるの待っていたが、チャンスはほとんどない。人が絶えた一瞬。しかし、晴れすぎていて綺麗に写っていなかった。
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最初何か判らなかったが、ルリタテハだった。少し遠いが粘って撮った。
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山頂のお堂まで行き帰る途中、コツバメを見つけた。最初の個体、えっ、こんなに傾けなくてもいいのにと思うくらいの傾斜日光浴。上から見たら、葉の染みか枯葉のように見えるかもしれない。
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コツバメがシャクナゲの花にとまり、奥のほうでごそごそやっており、なかなか出てこなかった。よく見たら、産卵していた。そうか、シャクナゲはツツジの一種かと思い合点した。
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シャクナゲは至る所に咲いていたが、コツバメが飛んでいたのはこの一角だけだった。吸蜜し日光浴する。
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せっかく順光で撮れたのに、鳥に後翅をやられた個体だった。
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室生寺の帰り、途中下車し秋篠寺という小さなお寺に寄った。行く途中の道路にいたテングチョウと境内にいたコミスジ。
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このところ、毎年のように、仏像巡りで京都・奈良にいくようになった。今回も、興福寺に行ったけれど、阿修羅像は何度見ても仏像を越えた存在だと思う。もし、ルーブルにあったなら、ミロのビーナスより人気が出るにちがいない。
今回の旅行で、コツバメに会ったのは嬉しかった。なにしろ、今年初めて撮影だったし、シャクナゲというのも想定外だった。

by otto-N | 2013-04-27 18:43 | Comments(12)

2012.7.26 長野県 北八ツ・天狗岳    2012.7.31(記)

2012.7.26
八ヶ岳の山麓の原村の温泉に泊まり、赤岳に登るのが予定だったけれど、朝食が7:30からということで、予定変更。日和って、もう少し低い山に登ることにした。天狗岳、標高は2640mもあるが、唐沢鉱泉というところま林道が通っているので、標高差は800mほど、予定往復時間は6時間。

ゴルフ場をすぎてから唐沢鉱泉までの林道は完全なジャリ道だった。チョウが結構飛んでいたが、それどころではなかった。鉱泉から登山道がついているが、針葉樹の生い茂る暗い道だった。途中からはコケむした岩石の登山道で、花はほとんど咲いてなかった。2時間ほどで黒百合平というヒュッテのあるところに出て、そこからは明るい尾根道を登った。

展望が開けると山が2つ見え、左が目的の東天狗、右が西天狗。シラビソの実?が青くてきれいだった。
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尾根筋を登るにつれ、高山植物も見られるようになった。チョウは、キマダラヒカゲとクジャクチョウくらいだった。花の名前はよく判らなかった。(4コマ目はたぶんオオイワツメクサ)
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黒百合ヒュッテの近くで見つけたツマトリソウ。この日、1番の花。
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頂上から八ヶ岳方面の風景。真ん中の一番高い山が赤岳らしい。
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チョウは不作。尾根道にいたミドリヒョウモン(♀)、山頂でのクジャクチョウ、黒百合平のルリタテハ、登山口でのヒメキマダラセセリくらいだった。
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黒百合平までの登りは、日陰で涼しかったが滑りやすいコケの石道、単調でつらかった。所要時間はガイド本にあったとおり、往復6時間。尾根に出たとき、南の谷からはガスが吹き上がり、天気が心配だったが、下山するまで大丈夫だった。それにしても、山頂から見た赤岳(2899m)は高くて、さすがに急だった。気合を入れないと登れそうもない感じだった。


P.S.
朝食前の散歩中に撮ったチョウ。クジャクチョウ、アカタテハ。他にホシミスジもいたが飛ばれてしまった。
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by otto-N | 2012-07-31 16:25 | Comments(10)

2012.4.15-18 京都 コツバメ    2012.4.23(記)

2012.4.15-18 京都
桜を見に京都に行った。メインは吉野の千本桜。今年は、桜の開花が遅かったので、京都市内の桜も堪能できた。

4月15日
午後3時過ぎに京都着。宿泊は、昨秋できた近鉄京都駅の構内にあるホテル。夕方なので、とりあえず、嵐山(あらしやま)に行った。嵐山は、高校の修学旅行以来。着いてみると人がぞろぞろと流れて行く。もちろん、向こうからも人の列。有名な渡月橋に着いてみると、桜が満開。どうやら、京都の人にとっての上野公園のようだった。東京にはない桜が目につく。枝垂れ桜が多い。川沿を行くと高台の公園になっており、その向こうの桜が日が沈んだといえども美しかった。
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4月16日
朝1番は無理なので、朝2番くらいの近鉄電車で、吉野へ行った。早めなので人は多くはなかった。ケーブルカーもすぐ乗ることができた。両脇にお土産屋や食堂がある坂道を上がっていくと、みなさんが吸い込まれるように入っていくお寺があった。その境内から見た景色。ピンクの絨毯がはるか向こうまで続いていた。絶景だった。
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もう少し空が明るかったらもっと綺麗だろうか、この薄曇りだからちょうどいいのではと思いながら、そこを後に、とにかく桜の咲く上を目指して坂道を登った。登りながら見える桜はどこでも綺麗。途中、中千本付近の少し平らになっているところで、白いチョウが飛んでいた。近くに止まったのを見ると、スジグロシロチョウだった。300ミリズームのついたほうは、ザックの中。出すのに手間取っているうちどこかへ行ってしまった。さらに、坂道をどんどん登るおころ。登るにつれ、桜が葉桜風になり、花が途切れてしまった。上千本の花矢倉付近。そこから見た下界の風景。下から見上げたほうがいいようだ。
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さらに奥千本という所があるらしいが、桜はここまで、坂道を引き返すことにした。途中、細い横道があった。ここから桜の木々の間を縫って下りれそうなので、この小道を下った。この小道、人がほとんど通らず、とても素晴らしい道だった。どこを見ても桜、桜、桜。緑とのコントラストも美しかった。
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この小道を抜け、もと来た道に戻ったら、人、人、人。平日だというのに、凄い人ごみ。朝早く来てよかった。正午も過ぎたので、途中、食堂に入り食事後、下山中、雲が厚くなり、駅に着いた途端、本降りの雨。濡れずにラッキー。しかし、帰りは、乗り換え駅まで満員電車。この1時間以上の立ちっぱなしはきつかった。

4月17日
朝から好天。金閣寺、石庭で有名な竜安寺、桜で有名な仁和時、そして銀閣寺に行った。これらのお寺は高校の修学旅行いらい。どんな所だったかもよく覚えていない。一応、絵葉書もどきの写真を出しておきます。
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この中で、意外だったのは竜安寺。庭がとても充実していた。石庭はほんの一部だった。桜がとてもよかった。特に、大きな枝垂れ桜は、特筆もの。そして、この庭でのサプライズ。コツバメ。あちこちに飛んでいた。よく見ると、境内にはアセビの花が満開だった。もちろん、撮影を試みたが止らないので歯が立たず。コツバメは銀閣寺でも見た。東京では考えられないことだが、地図を見るとこれらのお寺は山の麓。東京でいえば八王子のような場所。コツバメが飛び回っていて不思議はないですね。

銀閣寺の後は、哲学の小路を通って、岡崎公園方面へ。この公園近くで夕食を予約していたが、時間が余りすぎ。しかたがなく、入る予定がなかった平安神宮へ入った。ところが、ここの庭の桜は、とても素晴らしかった。入ったのはもう日が傾きはじめたころ。もっと早く入っておくのだったと、悔やんだ。肝心の桜もちゃんと撮れず、夕方なので少し暗い写真ですが・・・
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平安神宮を出たところが岡崎公園。ここにあった夕日に染まりは始めた枝垂れ桜。
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4月18日
この日も快晴。午前中で行けそうなところを捜した結果、山科の醍醐寺という桜で有名なお寺に行くことにした。行ってみると、ここの有名な枝垂れ桜は終わっていた。残念ではあったが、秀吉の庭で有名なところらしい。しかし、写真撮影は一切禁止。確かに凄かった。(ちょっとごてごてしすぎたきらいはあるけれど)
庭を眺めているとき、ウラギンシジミが飛んできて、植え込みに止まり開翅。撮影したくても撮影できず。
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さて、一応チョウも撮ってきました。
金閣寺から竜安寺に行く途中の道端にいたテングチョウ。歩道には人が通り、車道はクルマがびゅんびゅんなところに2頭いた。銀閣寺の池の庭石でテリ張りしていたルリタテハ。翅を開いたらちょうどいい位置に回り込んだが開かず(ただの岩でなく銀閣寺の庭石ですぞ)。哲学の小道の出口付近の駐車場にいたルリタテハ(散った桜の花びらで春を感じてください)。醍醐寺の山門にいたテングチョウ(歴史を感じさせる木目ですぞ)。テングチョウは至る所で目にした。
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最終日、醍醐寺の境内でついに撮影できたコツバメ。
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吉野の千本桜には圧倒された。温泉ついでに東北の桜の名所には何度か行ったことがあるが、吉野は別格。桜の種類はさまざまなようで彩が豊か。当分、桜見物には行かなくてすみそうだ。
また、京都の桜も見事。特に、枝垂れ桜は素晴らしい。枝垂れの支柱がなんとなく嫌いだったけれど、京都の枝垂れ桜は、支柱どころか、傘の骨のように天井まで支えているではないか、とても繊細な支え方で、違和感を感じなかった。
お寺の境内でコツバメを見つけたときはビックリした。だが、逃げられてばかり。最終日、やっと撮ることができほっとした。コツバメを撮ることができなかったら、先日撮った桜ギフをジョークで張り付けようと思っていたが、撮れてよかった。

by otto-N | 2012-04-23 15:21 | Comments(4)

2012.4.8 埼玉県・アセビの咲く公園 コツバメ    2012.4.10

2012.4.8 埼玉県・アセビの咲く公園 コツバメ
朝から天気がよくテニス日和だったけれど、この天気ではテニスに集中できるわけがなく、練馬のテニスクラブに妻をおいて、そのまま関越道に入り、トラフシジミを撮るためにこの公園にやってきた。夕方、テニスクラブに立ち寄り、妻を拾って帰るという算段。

遠くからアセビの茂みを見ると、何名かの先客がおられたようだったが、そこに着くとすでに立ち去ったようだった。すぐコツバメを見つけ数枚撮った後、しばらくトラフシジミを待ったが飛んでは来ず。しかたなく、ツマキチョウがいるかもしれないと、下の田んぼのようなところに行ってみた。
ツマキチョウはいなかった。ベニシジミがいたが、敏感。翅は拡げてくれず、逆光での横向きしか撮れなかった。縁毛が少し青っぽく写る。スジグロシロチョウは、ズームとマクロで撮った。ズームのほうがいいかな。なかなか止まらないミヤマセセリもようやく撮影できた。
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一回りして、アセビの茂みに戻ってたら、K市のSさんともう1名がおられた。Sさんとは1年ぶり。毛糸の帽子をかぶっているほかは相変わらずでした。もう一人のかたは、ヘムレンさんだった。Sさんと2人で、コツバメはもう飽きたなぁ、面白くないなぁ、トラフはこないかなぁと嘆きっぱなしであったが、それでも私だけはコツバメをせっせと撮っていた。

コツバメの課題は、逆光縁毛の虹色幻光。逆光でレンズと翅が平行なら青く、斜めなら虹色に光るという仮定をたてたので、その実証。結果は???
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虹色は中途半端かもしれないが、まあまあかなぁ、というところ。(ピンボケにするともっと虹色っぽくなるような気がする)

コツバメを撮っているうち、maximiechanさん、banyanさん、ダンダラさん、yodaさん、chochoensisさん他、エキサイトブログの面々が続々集まってきた。ダンダラさん、banyanさん以外は初対面でした。みんなで、トラフを捜すものの結局現れず、それでも楽しく、撮影されていたのは根っからの虫好き、立派です。

コツバメをせっかく撮ったので、載せます。どうも逆光側からばかり撮っていたのではっきりしませんが、模様にかなり個体差があるようだ。
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コツバメとともにススキの谷間でテリ張りしていたのは、ルリタテハ。少なくとも2頭がバトルを繰り返していた。1~3コマ目は同一個体。とても美しかった。4コマ目は大きいが翅に難ありの別個体。
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アセビの花に来たルリシジミ。2コマ目は右翅が透けていい感じだったが、ピンボケ。残念。
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この日このポイントでの2大事件は、maximichanさんが見つけたコツバメの交尾体と、banyanさんが見つけたコツバメの産卵直後の卵。先輩方たちはさすがに目のつけどころがちがいます。
ギフよりトラフということで、2回目のトラフの開翅ねらいだったけれど、1頭も現れず残念。しかし、エキサイトブログのそうそうたる方々にお会いできて、とても楽しい時間を過ごすことができました。みなさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

by otto-N | 2012-04-10 21:23 | Comments(4)