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たかがヤマト、されどヤマト

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2015.5.10-14 ベトナム旅行 (3) ミーソン遺跡   2015.5.21 (記)

2015.5.13
朝起きて、窓からの裏通りで殺風景な眺めと、ベトナムのビールを撮っておく。値段は4缶で10万ドンくらいだった (ぼられていると思われる)。1万ドンが60円くらい。もちろん、瓶もあるが、案内されたレストランでは、1本が5万~8万ドンくらいに跳ね上がる。ホテルのミニバーは3.5万ドン。どうやら、格安ツアーではレストランの稼ぎはビール代で補っているらしい。この中では、ハイネケンが少し高く、その分ちょっといい。
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出発は10時ということなので、カメラを持ってチョウ探しに出かける。ホテルの隣の空地にはセンダングサが繁っていたので、、何かいないかと探すとクロテンシロチョウが飛んでいた。撮れたのはたった1枚。やっぱり日陰。
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次に、目をつけておいた川向こうの藪状態の空地。カバタテハが飛んでいるがとまらない。そして、ここでもクロテンシロチョウ。暗すぎた。
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カバタテハはひらひらと飛ぶので撮りやすいようだが、すぐ藪に潜るのでなかなか撮れなかった。
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葉裏にとまり、翅を開いたり閉じたりしているのをやっと見つけた。これが唯一の静止写真。
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木の下で、リュウキュウムラサキ(たぶん)がテリを張っていた。なかなか翅を開かなかったが左はボロだった。かなり敏感でときどき別個体と絡んでいた。そのうち、本格的に追飛行動を始めたので、見ていると高いところにとまった。どうやら、メスを見つけたらしい。下に降りてくる気配がなかったけれど、ちょっと目を離した隙に消えていた。
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ベトナムに来てから、一番気になっていたのはカバマダラ風のやつ。飛び方はカバマダラではなく、変だと思っていた。このチョウはここでも何頭か飛び回っていた。遠くにやっととまったので、撮ってみると、カバマダラではなかった。ギザギザの縁取りがすごく派手。後で調べると、ハレギチョウという種類だった。まるでとまらないのだけれど、遠くで翅を開いたので、思い切ってセンダングサの藪を横切った。しかし、翅が大破していた。やれやれ。
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このチョウの表翅がオレンジではなく、もっと薄い茶色の個体がセンダングサで吸蜜したが撮り損ねた。結局、この中途半端な飛翔写真が一番だった。
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この空地で撮った他のチョウたち。2コマ目、街中をハギレチョウと同じように飛び回っているマダラチョウ。飛んでいるとき、紫の幻光はほとんど見えなかった。シロオビマダラという種類らしい。ハレギチョウは撮れず、リュウキュウムラサキをいなくなり、時計を見ると9時をすぎていた。気温は上昇し、短パンにもかかわらず、全身汗まみれ。ぎりぎりまで粘るより、ホテルへ帰ってシャワーを浴びよう。4コマ目、この空地はこんなゴミダメみたいな所だった。
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ミーソン遺跡に行く前に、五行山という大理石の産地にある大理石店に連れて行かれる。大理石店といってもテーブルなどではなく、中国風の観音像や獅子像など大きな庭の置物ばかり、見ても仕方がないがないのだが、その置物が陳列してある庭で、地味なタテハがテリを張っていた。
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小洒落たレストランで昼食後、40kmほど離れたミーソン遺跡に向かう。ミーソン遺跡は、2~17世紀にかけて栄えたチャンパ王国の聖地だった場所とのこと。ヒンズー教の建物群が分散しており、ベトナム戦争時、解放軍が基地として使用したため、アメリカ軍の空爆受け崩壊が進んだ。1999年、世界遺産に登録。さすがにジャングルの中、チケット売り場の暗い中に数頭のツマベニチョウと大型のシロチョウが舞っていた。時間もなく証拠写真しか撮れず。バスと徒歩で遺跡群の1つに向かう。歩いているときも、アゲハ、マダラ、シロチョウがしきりなしに飛んでくるが、まるで撮れなかった。
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建物の規模としては小さいけれど、紛れもないヒンズー教の遺跡だった。
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ガイドの説明を聞いているうち、奥まった一角にセンダングサが繁り、マダラチョウの姿を見つけた。木陰のセンダングサの花畑。最初は1頭だけだと思ったけれど、何頭も吸蜜していた。一番多かったのはシロオビマダラ。とまるとすぐ翅を閉じてしまう。でも、シロオビマダラにしては裏翅の白帯の幅が狭いし、表翅の先端の紋の感じも違う。ウスグロシロオビマダラという種かもしれない。
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吸蜜中の1頭にホバリングしているのは求愛行動だろうか。ホバリング中の表翅を狙う。紫の幻光はないようだった。
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花を選ぶ個体。
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15ミリ広角でも撮ってみる。
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数が多いので、チャンスは多かった。
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1頭に求愛中、2頭、3頭と絡むこともあり、そうなると、一気に追尾飛翔が始まる。2コマ目、残念ながら、4頭だては全部外れ。3コマ目、狙っていた構図だが近すぎた。3枚とも、思いを込めた証拠写真です。
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ムラサキマダラ系は1種類だけかと思っていたが、ちらちらと紫の幻光を出すものも少し混じっていた。ツマムラサキマダラではなく、マルバネルリマダラのようだった。
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これも、とまるとすぐ翅を閉じる。広角でとまる前を狙う。
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こちらのほうがちょっとだけいいかもしれない。マルバネルリマダラにしては、前翅の下のほうの斑紋がないけれど、すくなくとも近縁種でしょうね。
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こうして、薄暗いセンダングサの茂みの中で撮影しているとき、突然、ルリモンアゲハがやってきた。しかし、吸蜜時間が短すぎ、ピントを合わす前に、花を次から次に移ってしまい、シャッターを1度も切ることができなかった。アオスジアゲハなんてもんじゃない。最後は、シロオビマダラに追われ飛び去ってしまった。大きな瑠璃色の紋が目に焼き付いたまま呆然。茫然自失のまま、飛んできたジャノメを気をとり直して撮影。
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スジグロカバマダラ。沖縄で撮っていることだし、ほとんど無視していたが、この木陰の開翅は妖艶だった。これも、すぐ翅を閉じてしまう。
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近すぎて、翅にピントは来ていないけれど、迫力が出た写真となった。
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集合時間にはまだ時間があったが、ルリモンアゲハを撮り損ねたことで意気消沈し、冷房の効いたバスに乗り込む。

ホイアンの同じホテルに戻り、夕食後、夜の街に出かける。旧市街の通りには素朴な提灯が吊り下げられ、なんか懐かしい感じがした。
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2015.5.14
ホテルを7時30分に出て、ダナン空港に向かう。空港の免税店は何もない。もっとも、買いたいものはないので問題はないのだけれどね。ダナン発10:25、成田着18:00。使ったお金は、二人で1万円。そのほとんどがビール代だった。1台のバスに総勢35名でちょっと心配したけれど、ホテルは予想以上だったし、食事も問題はなかった。1人49,800円は絶対、お買い得だ。

by otto-N | 2015-05-21 20:27 | Comments(0)

2015.5.10-14 ベトナム旅行 (2) ホイアン   2015.5.19 (記)

2015.5.12
この日は、国道1号線を戻り、ダナンの30kmの南にあるホイアンに行った。ホイアンは、15~19世紀にかけ、アジアとヨーロッパの交易の中心として栄えた。最盛期には1000人以上の日本人が住んでいたと言われ、遠来橋(日本橋)や郊外にある墓などにその面影を残している。1999年、世界遺産に登録。

出発までに30分あったので、前日の公園に行ってみる。なんとかヤマトシジミの開翅を願うが、ちょっとだけ翅を覗かせてくれたけけど、朝でも開かなかった。クロマダラソテツシジミも撮っておく。
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花壇に速く飛ぶシロチョウが現れたがすぐ行ってしまう。別種のシロチョウもいた。これは飛翔は遅い。
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クロテンシロチョウは、これまでも何度も見ているが、暗いところが好きだとみえて、撮っても真っ暗だった。ここでやっと明るく撮ることができた。クロテンについていっていたとき、茂みの中からリュウキュウムラサキみたいのが飛び出した。とまらずそのまま行ってしまい、そこで時間切れ。
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国道1号線からの眺めはそれほど興味もひくものではないし、バスの窓は色がついているので、色が変になるのであまり撮らなかった。1コマ目、フエの郊外、道端にばらまかれているのはモミ。通るクルマに轢いてもらい脱穀しているようだ。35年前、台湾で初めて見てびっくりしたが、ベトナムでは時間が止まったままなのか。ときどき、海が見える。海岸近くまで水田。国道と平行に単線の線路が走っているが、列車は1回しか見なかった。長くて遅かった。
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途中、峠を2度越えたところで、休憩。横の空地でタテハモドキ。吸蜜するときと違って翅を開かない。
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日本のODAで造られたという7kmのトンネルをくぐったところでダナンの街。海岸沿いの道の街路樹の刈り込み方が色々あり面白かった。お土産屋に寄ったとき、空地を探すとカバタテハが数頭いたが全然とまらない。なんと弱々しげな踏切。ずうーっと向こうに列車が写っている。ダナンはベトナムで3番目の街。近代的。ということは、あまり面白くはない。
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海岸のレストランでシーフードのランチ。海から吹き抜ける風がとても涼しかった。バスに乗り込み、ホイアンに続く道でも、果てしなく、リゾート地帯だった。
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ホイアンの町に着き、最初に案内されたのはシルク工場。生きた蚕~繭(ここの繭は黄色)まで展示してあり、服やとんでもなく繊細でリアルな刺繍の絵を売っていた。その裏手に旧市街が拡がっており、ぞろぞろと歩く。まずは有名な日本橋。この橋を境に中国人街と日本人街に分けられていたとのこと。3コマ目、中国人街から見た橋。4コマ目、日本人街方面。
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昔の豪商の家の内部が公開されており、見学した後、かんかん照りの中を歩く。お土産屋、服屋、レストラン、その他の店が連なっている。
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観光と生活が入り混じったような街。
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観光客で多かったのはフランス人。フランス領だった関係。アメリカ人はあまり見なかった。3コマ目、ちょっとお洒落な店のマネキン、ちょっと不気味だが、ベトナムでは流行っているようだった。旧市街に雑多なお洒落な店が立ち並ぶこの風景、どこかに似ていると思ったら、マレーシア・マラッカの骨董通りと同じ。
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ホテルはすぐ近くにあった。建てられてから半年の Thanh Binh River Side。客室の床は大理石、とてもモダン。特に、浴室。夕食は、中部ベトナム3大料理付きだった。後から名前を調べると、「ホワイト・ローズ」、「カオ・ラウ」、「揚げワンタン」だったらしい。おいしかったです。


(ベトナム旅行 (3) ミーソン遺跡 に続きます)

by otto-N | 2015-05-19 21:21 | Comments(2)

2015.5.10-14 ベトナム旅行 (1) フエ   2015.5.17 (記)

2015.5.10-14
「Tくらぶ」の格安ツアー、「ベトナム中部周遊」 5日間49,800円に参加した。全食事付き、サーチャージなしで、この価格。自由時間がほとんどないツアーであるけれど、万が一、チョウに出会ったら悔しい思いをしたくないため、18-135ミリの他、300ミリ単焦点と15ミリ広角を持っていった (デジイチ2台体制)。

2015.5.10
ベトナム航空、成田発15:55。ベトナムのダナン着18:55(現地時間)。時差が2時間なので約5時間の飛行。空港から出るとさすがにムッとくる暑さ。ホテルに入る前に夕食に案内され、途中のバス車窓から撮った市内の様子。日曜日とあって、バイクの群れが走り回っていた。数年前にハノイとホーチミンシティに来たことがあるけれど、ベトナムのバイク事情は変わっていないらしい。当時のガイドの話では、家にいても暑いので、夕涼みをかねてバイクで走り回るとのことだった。ダナンのメインストリートはLEDで派手。しかし、通りを少し外れると真っ暗だった。
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ホテルは昔は立派だっと思われ、その格調さが今も漂う Bamboo Green Centoral Hotel というホテル。床は分厚いフローリング。少し通りを入ったところだったのでとても静かだった。窓からの眺めを撮るのが私流。ISO1600でも、ムリして増感しなければ黒が黒に撮れる。
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2015.5.11
上の写真の朝。バイクが行き交う東南アジアの街角。
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出発前にホテルの前を散歩。おきまりの通勤風景を撮っているとき、カバマダラに似たチョウがフワフワと飛んできたので、飛翔用にセットするが少し遅く撮り逃がした。カバマダラとは飛び方が違った。それにしても、バイクの群れはすごい。
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有名な国道1号線をフエまで北上する。たいした距離ではないはずなのに、その間はほとんど道路工事だったため3時間もかかる。まずはカイディン帝廟(1931建立)の見学。
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建物の中は金色で派手だが、お墓はお墓、陰気。基本的には中国の様式。兵馬俑もあり、その中で結婚式?用の写真を撮っていた。
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さすが山の中、バスが着いたとき、周りにはチョウがたくさん飛んでいた。キシタアゲハ風のも飛んでいたので、観光どころではなく気が気ではない。石段を上がるとシジミが飛び回っていた。とまらないのでいきなりの飛翔モード突入。
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背景に建物を入れたかったけれど、ピンが来ていたのはこの1枚だけ。ただし、開いた翅の角度に難あり。
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一瞬とまったので1枚撮れた。紛れもないクマソ。
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アゲハが来ないかと思っていたら、来た。たぶん、ナガサキアゲハの有尾型だと思う。
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せいぜい1分。すぐいなくなった。
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次のお墓、トウドゥック帝廟(1867年建立)。ここは広くて明るい雰囲気だった。ここでも、兵馬俑。
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思ったほど飛んではいなかった。撮れたのはカバタテハだけ。
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ティエンムー寺(1601年創建。ベトナム戦争時。住職が焼身自殺)。この境内では、チョウが意外と飛んでいた。ただ、撮れたのは証拠写真だけ。例のカバマダラ風、オナシアゲハ。暗いところでバトルしていたウラナミシジミ。カメラや手にすぐとまったけれど、露出不足。表も撮れたが真っ黒で種の推定はできなかった。ここで、悔しかったのは、帰りがけの小道に飛んできたイナズマチョウ。表の模様がはっきりわかるほどの至近距離だった。とまりそうでとまらなかった。残念この上なし。
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昼食後、ベトナム最後の王朝、グエン朝(1802-1945年)の王宮に行く。最初、目についたのはフラッグ・タワー。なぜか、ベトナムの国旗を見るたびに撮影したくなるけれど、この国旗は大きかった。王宮をはじめとする、広大な土地に点在する建造物群は、1993年、ベトナム初の世界遺産に登録されたとのこと。
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王宮の内部は撮影禁止。沖縄の首里城の内部によく似ていた。紫禁城をまねて造られたという。色々、説明は受けたけれど、覚えているのは大奥があり、宦官が仕えていたということぐらい。5コマ目が王宮の本体、太和殿という建物。
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見学が終わり、再集合時間までの間にチョウを探す。庭の一角でチラチラ飛んでいるシジミチョウ。撮ってみたらヤマトシジミ。
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ちょっと違う種類も絡んでいたので期待したけれど、クロマダラソテツシジミだった。
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建物の陰に回り込むと花壇があった。不覚!残り時間は10分。クロテンシロチョウが茂みに舞っていたので飛翔を撮ろうとするが出て来ない。撮れずに終わったが、こんなタテハチョウがやって来た。
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さらに、マダラチョウも。しかし、もう時間切れ。
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この後は、迷路のような大きな2階建ての市場に寄った。衣料品、雑貨、食品など山積みにされており、干物の臭いのような異臭も漂う。ここでやっとマンゴスチンを見つけ購入。マンゴスチンは、この旅行の目的の一つ。
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フエでのホテルは、浩宮殿下も宿泊されたという16階建ての Imperial Hotel。ここでも、床は分厚いフローリング、調度品は重厚。フエの街は、窓から見ると緑が多そうだった。
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4時半にチェックインできたので、カメラを2台持って近くを散歩。川岸の小さな公園で、またもや、クロマダラソテツシジミ。
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そして、近くを飛び回っている正体不明のシジミ。とまらないので、とにかく飛翔を撮る。道路はリンタクのたまり場。なにをやってるのか不審そうな顔。
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ピンが来ていたのを見ると、表翅はヤマトシジミのような感じ。
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やっと、茂みの中にとまったのを撮ってみると、紛れもないヤマトシジミだった。なあーんだという感じ。
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この後、夕方のバイクのラッシュを撮る。
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夕食は、ベトナム宮廷料理。味はともかく、飾り付けはとても凝っていた。


(ベトナム旅行 (2) ホイアン に続きます)

by otto-N | 2015-05-17 20:54 | Comments(4)

2014.12.11-16 マレーシア旅行 (6) マラッカ   2102.12.30 (記)

2014.12.15
マレーシア最終日は、世界遺産のマラッカへ南下。高速に入る前にクアラルンプール市内のチョコレート工場へ寄る。工場の庭にはカカオの木があった。花と実を見るのは初めてだった。花は幹に直接つけ、実はラグビーのボールほど(チョコは買わず)。3コマ目、いつも市街の汚い所しか撮っていなかったけれど、これがクアラルンプールの実力かもしれない。自動車専用道路が立体交差で結ばれ、緑が多くトーキョーより近代的だ。
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高速道に入っての景色は単調だった。通り過ぎる街はビル化され綺麗でつまらないし、相変わらずの油椰子畑。マラッカ近くの街で昼食。バスを降りたら近くの叢で、ヒメシルビアシジミが飛び回っていた。どうせ食べ物が出てくるまでに時間がかかる。いったんレストランに入り、カメラを2台もって引き返す。ヒメシルビアは何度も撮って飽きてはいるが、街の中にはこれしかいない。暑いのかとまる気配がないので、標準ズームで飛翔を撮る。最短でも40cmしか近づけないレンズ。そもそも、こんな寄れないレンズで撮ろうというのが間違い。トリミングなしだと、どこにいるのか判らないほどだ。
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トリミングしてチョウを大きくする。それでも小さい。草被りも多かった。
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道路脇のちょっとした空地。食草は判らなかったが、どこでもいるわけではないところは、ヤマトシジミと同じだ。ここのセンダングサは異常に小さい感じ。ヒメシルビアとおんなじくらいだ。ときどき吸蜜するが、時間が短かったり、スレ個体だったりしてなかなか撮れなかった。レストランに戻り、ランチをそそくさと食べ(まあそれほどおいしいとは思われないニョニャ料理という当地の料理)、また飛び出す。時間切れ直前、やっと綺麗な個体が吸蜜してくれた。草の間からサンヨンで撮ったが、ちょっとピンボケ。
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それと、前翅の黒縁が油光りしていた新鮮個体の開翅も撮影。(ヒメのつかないシルビアで撮りたいところ)
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ポルトガル→オランダ→イギリスと統治国が次々に変わったマラッカ。マラッカという地名より、マラッカ海峡として頭に刻み込まれている。高速を下り、一般道とおぼしき道を走っていたとき、急に海が現れた。少し大きな橋の上から、タンカー。
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この後、すぐマラッカの市街に入り、世界遺産の観光となった。初めに案内されたのは中国風のお寺。なんでも、航海と商売の神様(お寺なので本来は仏様ではあるが)なんだそうだ。その後、骨董通りという場所に行く。
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昔は骨董屋さんがひしめいていたらしい。が、今は数えるほど。骨董品自体古いものは海外持ち出し禁止なので骨董品というべきものは少ないらしい。古い建物のお土産屋と雑貨屋が並んでいるという感じだ。街角にいたピーナッツ売り(茹でピーナッツ?)は、伝統的商売か。
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表通りより、観光客があまりいないちょっとした裏通りはなかなか雰囲気はよろしい。東洋人と西洋人、それに今風落書き。
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ときどき原色の建物が混じり、原宿と言った感じ。買いたいものもなくぶらぶらする。行列店もあり、感じはペナンのジョージタウンと似ていた。
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この通りの先にオランダ広場があった。煉瓦造りの時計塔と教会がある。広場といってもとても狭い。ここを席捲していたのはド派手な輪タク。キティちゃんが一番人気で、ドラえもん、雪アナ、なんでもあった。
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教会の中に入ってみる。ステンドグラスではない明り取りがとてもエレガントだった。
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オランダ広場からマラッカ海峡が見える丘はすぐ近く。丘の上にはフランシスコ・ザビエルの像が立ち、小さな教会(セントポール教会)が残されていた。丘からのマラッカ海峡はずいぶん遠かった。なあーんだ、という感じ。
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広場のフェンス下の急斜面で2頭のチョウが絡んでいた。チョウトンボのような飛び方から、アフリカで何度か見たことのあるホソチョウだとすぐわかった。当然、ザビエルや教会の説明どころではない。
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どうやら、2頭は1輪しか咲いていないセンダングサの花を争っているらしく、勝ったほうが長々と蜜を吸っていた。
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ネットで調べたところヘリグロホソチョウに違いないと思うが、勝って吸蜜するのは傷んだこの個体ばかり。翅を閉じたり開いたり、風であおられるので、真後ろからは撮れなかった。
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マラッカとは、ここで採れる果物の名前とのこと。この丘はマラッカの大きな木が何本かあり、直径2cmくらいの実をつけていた。苦酸っぱく眠気覚ましにいいとのことで、ガイド氏が落とした実を食べてみた。確かに苦くて酸っぱかった。ホソチョウに一段落して妻はどこかと捜したら教会の中で猫と遊んでいた。丘の下には砲台跡(サンチャゴ砦)があったけれど、その横にあったバナナの葉様の平ぺったい植物。
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マラッカからクアラルンプールまで約150kmの道を戻る。いい油椰子畑があったので写真を撮ろうとしたところ、突然のスコール。それからは飛行場までずうーっと雨だった。飛行場近く、北海道の観光案内の看板。マレーシアでは北海道がとても人気があるとガイド氏は言っていた。
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夕刻、飛行場到着。出発は22:50。かなり暇だった。二人で2万5000円しか両替しなかったが、残ったのが98RM。中途半端な金額ではあったけれど、90RMのオーストラリア産のワインとガムで使いきる。お土産屋をぶらついていたら、初日に出くわしたニシキオオツバメガの標本が売られていた。この時点で、マレーシア産ではないと思ったけど、もし、アクリルブロックの封入標本なら高くても買ったかもしれない。蛾を見直しました。
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大手旅行会社の団体ツアーで、バスに揺られている時間のほうが長かったけれど、朝は7時起床のゆったり目で助かった。泊まったホテルは、クアラルンプール:SERI PACIFIC、ペナン島:THE NORTHAM ALL SUITE、キャメロンハイランド:COPTHORNE となかなか良かった。特筆すべきは、3ホテル中2ホテルでは、日本のウォシュレットほどではないけれど、便器にしっかりしたノズルが組み込まれていた。海外で初めて。さすがイスラムの国。今回は、ひょっとしたら街中でもキシタアゲハが飛んでいるかもしれないと、サンヨンを持っていった。しかしながら、マレーシアには花壇を作るという習慣はないらしく、ブーゲンビリアとハイビスカスの植え込みを時々見る程度。ランタナは1度しかお目にかかれなかった。というわけで、今回もチョウは厳しかった。ただ、あの小さなヒメシルビアシジミをサンヨンで撮れるというのは大収穫であった。観光的には断トツでオランウータンだね。


この12月で、ブログを始めて4年ちょうど。記事数を今調べたら691。平均1か月に14記事をアップしたことになる。画像数はコマ割りもあるのでかなりの数。エキサイトの無料掲載分をはるかに超えてしまっている。サンデー毎日の身のなせる業ですが、チョウ撮影に限れば、毎年同じ場所で同じチョウを撮っているだけで、そろそろ飽きてきたというのが実情。さて、来年、どーしょーか。

by otto-N | 2014-12-30 14:20 | Comments(6)

2014.12.11-16 マレーシア旅行 (5) キャメロン高地   2014.12.28 (記)

2014.12.14
キャメロンハイランドの朝。霧がかかって何も見えなかったが、少しずつ晴れてきた。山のてっぺんなので眺めがいいと思ったら、ビニールハウスと近くのホテルしか見えなかった。
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朝食後は、ホテルのすぐ近くの朝市見物。数少ない自由時間がとれると思ったら気温が低すぎ。半袖では寒く日本と変わらず、チョウはまるで飛んでいなかった。朝市見物に精を出すものの、さえない市場だった。売り物は豊富な高原野菜、ちびたサツマイモ、小さな苺。日曜だったので、マレーシアの人は観光ついでに野菜類を買い込んでいた。安いらしい。
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苺農園を回った後は、茶畑見物。イギリス人が開拓した紅茶用の茶畑が美しいそうであるが、案内されたのは有名な茶畑ではなく小さな農園。ここにも安ツアーの落とし穴。有名な場所は少し遠く寄って行く時間がないそうだ。それでも、日本とは少し違う茶畑の風景は美しい。
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奥の方まで登ったらいい雰囲気とは思うが、そんなことは許されるはずはない。サンヨンで風景を切り取る。
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と、そんなことをしていたら、お茶の畝から飛び出したものがいた。すぐ隠れてしまったが、蹴飛ばすと出てきた。リュウキュウムラサキ。
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飛ばれたが近くにとまり、翅を何度かパタパタさせた後、翅を閉じる。近づくとすぐ逃げ、結構敏感。開翅の画像を後で見ると、紫に光っているのは、最初の1枚だけだった。
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裏翅も白い筋が綺麗そうだったので、なんとか撮影した。
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前日登ってきた山道を下り、クワラルンプールに向かう。延々と続く高速道路わきの油椰子畑はかなり退屈。サービスエリアで休憩。破れたフェンスから民家の荒れた空地に少し入り込む。見慣れないものが飛んでいたが、撮れたのはこの2種だけ。このシロチョウ、翅裏が薄い緑、どこにとまったのか最初判らなかった。
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クアラルンプールに入ると、突然のスコール。3時すぎ、雨の中、初日に泊まった同じホテルにチェックイン、後はフリータイム。雨はすぐ止んだので街に出た。モノレールのある下町っぽい場所にぶつかった。バスの中からはわからなかったけれど、久しぶりの東南アジアの臭い。腐った果汁のような、糞便のつまったような下水の臭い。
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マレーシアでは犬より猫が目につく。
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ファインダーを覗かずシャッターを切る。
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近代と昔が混在しているのは、トーキョーと変わらない。
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中国語がやたらと多いし、ケンタッキーもある。自転車もそれなりに流行っているようだ。撮り損ねたけれど、「Wild Speed」みたいな派手な日本車がときどき走っており、クルマ事情は一昔前の日本のようだ。渋滞していてもほとんどクラクションの音は聞こえず、運転マナーはとてもいい。空地の駐車場、木がやたらと大きい。
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セブンイレブンでビールを仕入れ、いったんホテルに戻る。部屋はひょっとしたら初日と同じ?まだ、日が高いので、先ほどとは反対側に行ってみるが、立体交差の向こうにはなにもない感じだった。
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植え込みの向こうは高速道路というあたりでシロチョウが吸水していた。タイワンスジグロチョウ?(オルフェルナトガリシロチョウというそうです。)標準ズームのテレ端で撮影。
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ワイ端で、飛翔も撮ってみた。このレンズには距離リングが付いていないので、一度伸ばした左手のひらをAFで撮影し、それからMFに切り替える。置きピン距離は40cmくらいになってしまうが、しかたがない。
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この日の夕食だけついておらず、近くのレストランを探したが注文さえできそうもない店ばかり。結局ホテルで食事した。妻が頼んだスパゲッティは飾り付けは素晴らしくよかったけれど、なんとも不思議な麺であった。


(マレーシア旅行、もう1回続きます)

by otto-N | 2014-12-28 15:04 | Comments(4)

2014.12.11-16 マレーシア旅行 (4) ブキットメラー   2014.12.24 (記)

2014.12.13 続き
オランウータンはボルネオやスマトラにしか棲息していないはずだけれど、ペナン島の対岸の森の中にに保護区があった。森林開発で森を追われて行き場のなくなったオランウータンを保護しているとのこと。大きな湖に浮かぶ島があり、島全体が保護区なのかその一部だけなのかよくわからなかったが、専用の船で渡る。立ち入ることのできる場所は島の桟橋から100mほどのL字型の散策路だけ。散策路は幅3mくらい、左右、頭上とも2重のフェンスに覆われている。したがって、人間のいるほうが檻の中。

1頭目のオランウータン。フェンス越しなので標準ズーム(18-135ミリ)で撮るとこんな感じ。
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オランウータンは顔の表情が面白い。トリミングしてみる。
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2頭目。少しお姉さん(だったと思う)。
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これも少し大きくトリミング。
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木の上に長老格の大きなオランウータン。300ミリ(単焦点)でフェンスの隙間から撮るが、逆光なので、よく撮れなかった。
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ここからは、300ミリでの撮影。金網の隙間からの撮影なので、金網の前ボケ。こんなに表情豊かな動物は見たことがない。
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目がとてもいい。目を閉じると白いアイシャドゥ。
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ここには23頭のオランウータンがいるとのこと。1頭ずつ名前が付けられており、係り員が大声で名前を呼ぶと森の奥からやって来る。その中に「ヒロシ」という子がいた。なかなか出て来ず、やっと来たと思ったらすぐいなくなってしまった。(この中に写っているかは不明)
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なかなか近寄ってこない子。
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ピンボケでもいい表情だ。
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目元、口元、こんなに表情が豊かとは!同じ顔だと思い、1枚だけ掲載しようと思ったけれど、どれ一つ同じ表情がない。
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ついに笑い顔になった。
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と思ったら、突然、咳き込んだ。
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その後は、再びすまし顔。
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大人のオランウータンのロープ懸垂は迫力がある。長い毛が美しい。でも顔が撮れたのは1枚だけだった。
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子供は、まだぽやぽや毛。
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口元に付いているのは何かな?
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目線、くださーい。ありがとう!
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何か言いたそうなこの表情。
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狡猾そうな、あるいは怒っているような複雑な表情。
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寝ころんでリラックス。おとこの子。
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茫然としているだけ?
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瞳にこちらが写っているはずなんだけれど・・・。
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あっと言う間の45分。次の船の客と交代。島を後にする。檻の中に咲いていた真っ白なハイビスカス。湖上空を飛んでいたワシの類。
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オランウータンの檻の外、黄色の中の黒い筋が見えるほど近くにキシタアゲハが飛んできたが、すぐ樹間に消える。一瞬、オランウータンどころではなくなった。他にミスジチョウ、ルリ色のとまらないシジミ、妖しいタテハ。さすが、少し森の中に入るとチョウはいっぱいいるようだ。

島を後にして、相変わらず退屈な油椰子の畑を突っ切り、キャメロンハイランドに向かうため高速道を下りた所で休憩。チョウは何もいないだろうと、標準ズームだけ持ってバスを降りた。駐車場わきの荒れた芝生。アオタテハモドキがいた。とまらないので、やけっぱちの飛翔撮影3発。2発的中の1枚。
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よく見たらもう1頭がいて、これはすぐにとまり開翅。このチョウは何度見てもドッキリする。この後、大きな犬が来てじっとこちらを伺っていたので、恐る恐る退散。
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キャメロンハイランドへの道はすばらしいワインディングロード。道路脇はジャングルのようだ。上の方は雲に霞んでいる。アゲハくらい飛んでたら見えるはずと、目を凝らして外を見ても、さすがにチョウは小さい。かろうじて鳥しかわからなかった。道路脇にはカトレアに似た野性のランが雑草のように咲き乱れる。暇つぶしに1/4000秒で、撮影を試みるが暗すぎた。キャメロンハイランドは標高1500mほど。年中気温は20℃くらいとのこと。そこで、高原野菜や紅茶用の茶、苺の栽培が盛んな様子。登るにつれ全山ビニールハウス。すごいです。バスの前のトラックの荷台で、農作業帰りなのか娘たちが楽しそう。右手前の娘は美人だったです。
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山のてっぺんに忽然と現れたホテルがこの日の宿だった。外に出ると、半袖では寒い。夕食はスチームボード、すなわち、高原野菜たっぷりの寄せ鍋だった。鍋で暖をとるとは思わなかった。


(マレーシア旅行は続きます)

by otto-N | 2014-12-24 16:18 | Comments(4)

2014.12.11-16 マレーシア旅行 (3) ペナン島②   2014.12.22 (記)

2014.11.13 続き
ペナン島のジョージタウン。マラッカ海峡の入り口にあり、200年前、イギリスのマレー支配の重要な海峡植民地。中国人が多く、マレー人の他、インド人など人種のるつぼ状態。当時の面影が、残された建物に色濃く残されている。
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インド人街にあったヒンズーの教会は改築中。総35人が狭い道をぞろぞろ歩くのはちょっと気になるところであったが、とても面白い街だ。
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ガイド氏が好きなのか、日本人の観光客が好きなのか、ここでもイスラム寺院。庭にはジャックフルーツがなっていた。縦の長さ60cmほど。昔、タイで食べたことがある。味はパイナップルに似ていたような気がするが、よく覚えていない。マレーシアでは、マンゴスチンを期待したのだけど、今はシーズンオフ。ホテルの朝食では、せいぜいパパイヤ、スイカ、甘くないメロンしか出て来なかった。
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このイスラム寺院の境内でテリを張っていた蝶を見つけた。どうやら、トガリチャバネセセリらしい。他には高速のシロチョウくらい(撮れず)。
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安ツアーお決まりのお土産店。このときは貴金属店であったが、一度、入ったらすぐには外に出してはくれない。街路樹の花に、ゆっくりと飛ぶシロチョウが吸蜜に来ているのに・・・。やっと、解放されたので捜してみると、こんなのがいた。下には全然来なかった。
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バスの車窓から街中を撮るのはいいのだが、後が面倒。窓ガラスが着色しているため、ホワイトバランスをいちいち「ストロボ」に直す必要があった。ガラスの反射光で光るし、まあ忘備録。
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昼食は一升瓶が店先にずらりと並ぶ日本料理屋も入っているビルの奥のすこしうらぶれた中華レストラン。ビールはカールスバーグもあったが、撮影し忘れ。昼食後、近くでやっとワイン(カベルネソービニヨン)を手に入れ、バスに乗り込む。それにしても、出所がよくわからないドイツのワインは高かった。90MR。ジョージタウン最後の1枚。
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(この後、ブキットメラーという所にあるオランウータンの保護地に行きます。可愛いウータンの写真が思った以上に多かったので、次にします)

by otto-N | 2014-12-22 17:35 | Comments(2)

2014.12.11-16 マレーシア旅行 (2) ペナン島   2014.12.20 (記)

2014.12.13
ペナン島、朝7時。やっと太陽が出てきた。沖合を大型の船が通る。
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向かい側の高層マンションの右下、夜遅くまで賑わっていたあたり。瀟洒な建物が並んでいた。しかし、新しい建築物でちょっと風景が寸断されていた。真下に見えた建物が一番いい感じ。(部屋の窓ガラス越しなので、撮光が反射し撮影に苦労した)
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朝食後、トランクにものを詰め、出発の時間待ち。4コマ目、エレベーターホールから見えた街の中心。
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「寝釈迦仏寺院」はペナン島の観光で一番人気らしい。煌めく門、眩しすぎ!
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本堂の前には龍がずらり並ぶ。キンキラキン!
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寝釈迦さまは、大きい。しかし、まるでありがたみを感じない。
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左から撮ったパノラマ合成。ちょっと迫力が出た気がするが・・・。
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寝釈迦さまの前には、参拝者が貼った金箔に包まれた仏像。かなりリアルな感じのものも。
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裏に回る。仏像と写真を添えられた骨壺が整然と並ぶ。壺には「寿」の字が。やはり、ここはお寺。厳粛な気分になる。3コマ目、壁の緻密な模様。
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道路を挟んだ向かい側は「ビルマ寺院」。仏さまもつるんとした巨大な「アート」のよう。日本の仏像は金ぴかではないが、作られた当時はみんな金色に塗られていた。金がかすかに残るところに魅力を感じるのだが、こちらではそうではないらしい。頻繁に塗り直しているのか、ガイドさんに聞くのを忘れてしまった。
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芝生になったところがあり、ここだけたくさんのヒメシルビアシジミが飛びまわっていた。ときどきとまり翅を開く個体がいるが、すぐ他に絡まれたり、通行人が通るたびに影が入り飛ばれてしまった。とりあえず、新鮮な個体を横から撮影。
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翅をよく開くのは古びたスレ個体。そんな個体ばかり撮っていたけれど、なんとか新鮮な個体をやっとのことで撮ることができた。集合時間を気にしながらの撮影だった。他に見慣れぬ飛び方の小さなシロチョウがいたが、飛んでいるばかりで撮れず。
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次いで、1800年ころのイギリス統治時代の要塞「コーンウォリス砦」に行く。だけど、こういう史跡はあまり興味がなく、説明もあまり聞かなかった。ここでは、大木の上をゆっくり木に絡みつくように飛ぶシロチョウが無数いたが全く手が出ず。もちろん正体不明。
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この後、世界遺産「ジョージタウン」散策に向かう。


(1回でペナン島を終える予定でしたが、2回に分けます)

by otto-N | 2014-12-20 20:04 | Comments(0)

2014.12.11-16 マレーシア旅行 (1) クアラルンプール   2014.12.18 (記)

2014.12.11-16
大旅行会社主催の団体ツアー「デラックス・マレーシア縦断6日間」、全食事付きで59,800円+サーチャージ21,000円。これは行くしかない。

2014.12.11
成田発11:10のJAL。さすが東京発の機内食はおいしい。デザートはハーゲダッツだった。珍しく完食。ただ、映画は面白そうなものがなく、しかたがなくトム・クルーズの宇宙生物侵略ものを見たがつまらなかった。それでジャズ。マイルスをほんと久し振りに聞く。心に沁みる。このリスト中でピーターソンだけは聞かなかった(どこがいいんだろう)。気がつくとフィリピンを通り過ぎ、もうすぐマレーシア近くの洋上。約8時間の飛行でクアラルンプール着。飛行場出口付近の大スクリーンで映し出されていた地球の天気。刻々と位置が変わる。そして、大写し。近くを飛んでいる飛行機が便名付きで写っていた。スポンサーはサムソン。やられっぱなしだね。バスに乗り込むと、油ヤシ畑の中の高速道を突っ走り、市街に入ってもバスは止まらず、近代ビルの間を立体交差の中を走リ抜ける。突然、両サイドに巨大なビル全部がネオンが現れビックリ。ホテルに入る前に中華レストランで夕食。ビールはタイガー。自分撮りならぬ麦酒撮り。普通はテーブル上で撮るのだが、テーブルの向こうは見知らぬ他人、こうして撮らざるを得なかった。
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(写真はすべてクリックすると大きくなります)

2014.12.12
泊まったホテルは超高層。朝7時起床、まだ暗かった。日が昇り始めたときの窓からの眺め。朝食後、出発する前にホテル前をうろつく。緑は少なく、排気ガスが漂う。隣は高速だった。すごい渋滞・・・。
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8時45分出発。総勢35名だ。朝の街の風景。高層ビルの間に古い建物という感じ。バイクは少なく、日本製自動車が人気。BMWなどのヨーロッパ車は、5年経ったら中古価格が大きく下がるが、日本車はそれほど下がらないらしい。ヨーロッパ車は新車だけを買い替える金持ちだけとのこと。
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最初に行った先は「王宮」。古いものではない。絢爛豪華な門とその奥の建物。ここから、ツインタワーとテレビ塔が見えた。
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ざっと見てから、チョウを探すが、花らしきものはない。広場のはずれに芝生があったので行ってみると、ヤマトシジミよりはるかに小さいシジミが1頭だけ飛んでいた。とても小さく、とまるとどこにいるかもよく判らなかったけれど、なんとか撮影。ヒメシルビアシジミ。翅が少し壊れていたが、マレーシア第1号。
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バスに戻りかけたとき、チラッと飛んでいる影。近寄ると何頭かいた。その中に交尾カップル。
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1頭が近寄り干渉するが、お邪魔虫だったようだ。
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次は「国家記念碑」。説明を聞いているとき、キチョウとメスアカムラサキ(?)が飛んでいたので、追うがダメ。花壇はあったけど、何もいる気配はなかった。塀の上の緑の蛇。
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ハイビスカスに大型のシロチョウがまとわりついていたので、少し追いかける。近くに来たのは1回だけ。撮れたけれど翅はボロ。他に、シロオビアゲハらしきものが飛んでいたが、時間なし。
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その後は、国立のモスク。金曜日は礼拝の日なので中には入れなかったが、道路を挟んでモスクより興味ある建物があった(3コマ目)。現役の駅だという。
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芝生を見たらヒメシルビア。翅を少し開いたら黒く、メスのようだ。産卵風の個体、交尾カップルに絡むオス。芝生みたいなところには必ずいるのかもしれない。
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黄色い花の植え込み。縁毛まで揃ったオスが飛びまわっていた。吸蜜を期待したのだが、ただとまっただけ。
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少し待っていたら翅を開き始めた。慌ててシャッターを切る。少しピンボケ。すぐ飛び立った。
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お次。「独立広場」という所だったが、ただの草っ原。その向かいにあったイギリス統治時代の建物のほうが面白い。原っぱの隅に咲いていた黄色い花。ミヤコグサと思って撮影したのだが、違った。葉はヤハズソウみたいだった。市内はどこも車であふれ、ご覧のとおり。
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クアラルンプール最大の見どころ、高さ452mの「ペトロナスツィンタワー」。政府所有のオフィスビル。2つのビルを結ぶブリッジまでしか登れないし、待ち時間が長いので、遠くからとすぐ真下からの見学だけだった。
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格安ツアーの決まりごと。お土産店まわりの1件目。メインは、輪郭を蝋でかたどってから染め上げるでバテック。スタンプ式で同じ模様を打つ場合もあるが、フリーハンドで輪郭を描く職人さんの見事な筆(?)さばき。蝋を塗ったところは水をはじくので染めたとき抜ける。雑多なお土産の棚の中に、蝶の展翅標本があった。なぜかマレーシア産ではないモルフォとかオオルリアゲハといったお馴染みの美蝶の中に、目が点になった標本があった。大きさはギフチョウより一回り大きく、尾は3本。裏表とも、さまざまな色を散りばめた繊細な極彩色。これまで見た蝶標本の中で最も美しいと思った。写真を撮ろうとすると、ノー・フォト。ラベルに書かれた種名をメモる。Urania rhipheus とあった。安かったら買おうとは思ったが、RM228(約9000円)。高いし、持ち出し禁止かもしれないので諦めた。帰り際、ファインダーを見ず適当に撮影した(Uraniaは、3コマ目の真ん中と右上)。帰国してから、調べたところ、マダガスカル産の、蝶ではなく蛾だった。和名「ニシキオオツバメガ」。散りばめられた極彩色は構造色とのこと。大昔はPapillio に属していたという。4コマ目は昼に飲んだ青島ビール。5、6コマ目は、ペナン島へ向かうハイウェイのドライブインの食堂風景。
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ハイウェイの両側はほとんど油椰子畑。日本なら水田だが、ここはすべて油椰子。単調な景色が続く。ペナン島への長い橋では夕方のラッシュ時にぶつかった。ペナンの中心にそびえる超高層ビル。これも政府所有。橋を渡ると近代的なビルが立ち並んでいたが、撮影する気もなく、車窓から撮ったのはどちらかというと汚い景色。クアラルンプールから420Km、約6時間の走行だった。
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少し早めの夕食。ハイネケンはやはりうまい。レストランでのビールの相場は小が15MR、大30~32RM(1リンギット=37円)。食事は美味しいかって聞かれても、ちょっと困る。まずくはないが、美味しいというほどではない。この夕食は中華だったけど、ツアー料金を考えるとこんなもんというところ。街並みはまだ保存され、法律で表側の改築は許されていないそうだ。レトロな景色が続く。小さくて可愛い教会が目につく。
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ホテルはかなり良かった。リビングとベッドルームが分かれ、トイレは2つ、ジェットバス付き、そして床はフローリング。それよりも、オーシャンビューだった。向かいに超高層マンション。隣には有名なレストランがあるらしく、夜中までひっきりなしに車がやってきた(ISO1600、F8、1/10秒、-0.7EV。窓ガラスに押し付けカメラを固定)。
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(マレーシア旅行 (2)に続きます。チョウは期待できないのですがよろしく)

by otto-N | 2014-12-18 21:10 | Comments(0)

2013年 12月 ケニア旅行 (20) ナクル→日本   2014.3.14 (記)

2013.12.10-11
帰国の日。ナイロビに向けて朝7時半出発。ナクル湖国立公園のゲート付近。増水期では木の根元は水に浸かっている。柵の中の広い野原がクロサイがいた場所、その向こうに見えるのがライオンがいた丘。鉄塔も見える。サバンナの広大さとは無縁だった。フラミンゴの大群あってのナクル湖か。
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ナクル市内に入る前のなぜかホッとする風景。緑が多いし、草が茂っている空地もある。きっとチョウが多いに違いないと不埒な考えがよぎる。
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ナクルの町。というより街ですね。ビルも立ち並び、とても活気があった。1コマ目、ハイエースクラスの車はどうやら乗合バスのようだった。2コマ目、タイヤのチューブでビーチサンダルを作っている?家々は粗末なのだけど、原色のペンキが美しい。
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街の中心部とおぼしき所。昔、日本で走っていたミゼット型三輪車も健在だった。
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人々は忙しそうに立ち働く。なぜか街角には靴屋。こんな大きな街にライオンやサイのいる公園がある。不思議な場所だった。
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ナイロビとの中間にあるナイバシャのお土産屋(ドライブイン?)で一休み。裏手には原っぱが拡がっていたので、チョウ探し。ラスト・チャンス。そこで遊んでいた3人の洟垂れ小僧、何やってんのという風でこっちに寄って来た。
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チョウはいた。まだ気温が上がっていないせいか、少し飛んだだけですぐとまる。翅は開かなかった。最初に見つけたのは、翅を開いたらとても綺麗なスジグロツマアカシロチョウ。もう1つは、アンボセリマサイマラのロッジの庭で、もう撮影済みと思っていたけれど、この時が初見。Belenois gidica というのかもしれないが、とにかくわからない。
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通りすがりの風景。3コマ目、行ったり来たり、この町を通るのはこれで何度目だろうか?6コマ目、峠を越えるとナイロビまで長い長い下り坂。
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少しずつコンクリートの建物が増えてくるけれど、相変わらずの風景が続いていた。もっとも、近代的な場所は撮影しなかっただけだが。
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あまりこんな所ばかり撮って欲しくはないと思うけど、近代的なスーパーやら高層住宅を撮っても感激はないですからね。そして、突然の渋滞。ストンと詰まってしまった。
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隣のバス、スクールバスのようだったのでカメラを向ける。恥ずかしそうな笑顔がかわいい。裕福なクラスなんだろうな。かたや、びっちり詰まった車の間では、子供たちが新聞や雑誌や日用品を売っていた。ゴルフ雑誌も売っていたのには驚いた。車はナイロビのオフイス街を通り抜けるらしく、信号があっても無関係に渋滞は続く。たまに一番左車線を走るとき、通りすがりの風景を撮るがあまり面白くはなかった。11時半ころ、ナイロビ空港に到着。ガイド氏は中には入れないので外で別れ、エディハドのカウンターに並ぶ。ガイド氏は、あまり日本語に堪能ではなかったけれど、動物を見つけるのはうまかった。なによりも、あのボロ車を巧みに操り、故障を直したことには感心した。ハラハラドキドキ、ちょっとワイルドだったが、ありがとうございました。
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ナイロビ空港の出国手続きは時間がかかった。入国するときもそうだったが、指紋をとられる。その機械がまるで不調。前にいた若い関西弁の女性に話かけられ、雑談。キリマンジャロに登ってきたそうだ。チーターのハンティングも見たそうな。これからNYに寄ってから帰国するとのこと。男より女のほうがまるで元気だ。ナイロビ空港は外見以上に質素。ナイロビ発14時35分のエティハドに乗り、アブダビ経由で帰ってきた。2コマ目、アラビア半島の砂漠に沈む太陽、3コマ目、アブダビ空港着陸寸前の夜景。
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そして日本上空。雲海の向こうにかろうじて富士山。成田着13時05分。
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アフリカの動物を見に出かけたのは、これで2回目。最初は、2010年の10月、世界3大瀑布の1つであるビクトリア滝の観光のついでにボツワナのチョベ国立公園に寄ったものだった。チョベでは初日は大きなボートでの、翌日はサファリカーでの動物探索で、いわば体験サファリに近いものであり、それほど期待していなかったが、全然そんなことはなく、次々と現れる動物にワクワクしどおしであった。今回のケニアは、朝から夕方までサバンナをうろつき、少々ハードであった分、大自然を満喫できた。野生動物をまじかに見るということより、風景そのものが素晴らしいのであり、果てしなく広がる草原、湧き上がる雲、その下に動物が群れているという光景を写真に撮っても、パソコンの画面では小さすぎた。   


P.S.
たった11日間の旅行で、記事を2か月半、20回も引っ張り、その上、肝心なチョウはわずかですみませんでした。
巷では、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミも出ているとのこと。昨年は3月18日にツマキチョウを撮影しているので、なにがなんでも、それまでに連載を終えなくてはと焦っていたのだが、これで間に合いそう。一昨日(12日)は、4月中旬なみの暖かさということで、久しぶりにカメラを持って近くの公園に行きました。さすがに、1日だけ暖かくてもモンシロチョウさえは出てきておらず、キタテハと遊んでおりました。静止はすぐ飽き、飛翔を狙いましたが、惨敗。飛び回る30cm以内には近づけません。でも、これで当面の目標ができました。
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実は、このポイント、4月上旬、ツバメシジミが出る原っぱ。でも、すっかり、草が刈り取られ、青いメスが発生したとしても、背景がこれでは美しくは撮れないでしょうね。ガッカリです。

by otto-N | 2014-03-14 10:12 | Comments(0)