たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.9.13 9月中途半端な季節。こういう時は近くに限る。少しだけ咲いている彼岸花にはクロアゲハが来たが一瞬だった。教育園にはモンキアゲハが異常に多かったようだが、約1km離れただけのこちらにはほとんどやって来ない。新顔はウラナミシジミだけ。 2017.9.14 たくさん出ているイチモンジセセリと遊ぼうかと、ガーデンプレースのサッポロビール前に出かける。センター広場の特設花壇には、今年は花が違うせいか、チョウは全く集まっていない。 この日は新しいLEDライトの試験。主に日陰と逆光のイチモンジセセリを撮った。以前に使っていたものよりも少し明るい。上は日陰で撮った画像。花と顔がほんのりと明るい。下は逆光。さすがに全体は明るくならないが、縁毛が透け、かつ、顔の周りの微細な毛が表現できたようだ。 これも逆光。なかなかよく撮れた。 セセリファンには申し訳ないけれど、ギンイチ以外、セセリの静止を撮ってかわいいと思ったことはあまりなかった。ただ今回、イチモンジセセリを色々撮ってみて、大きな目の周囲にアイラインのように白い縁取りがあるのに気がついた。これが写っているのといないのでは印象が大きく違う。以下、縁取りがうまく写っていたもの。目元パッチリだと、とたんにかわいくなる。 日陰で半逆光のイチモンジセセリ。本来キツイ色のバーベナの花だが、柔らかい色になった。 ここでは珍しいベニシジミ。すでに秋の姿だった。大写しすぎたが、草の間にレンズをこじ入れたので仕方がない。 一度花から出てきたが、すぐ花の間に潜り込んでしまった。開翅を撮りたかったのに残念。 2017.9.15 この日は飛翔撮影に励んだのだが、結果は以下の2枚だけ。やはり日陰だと明るくは撮れない。 翅の肩に光が当たったのは良かったが構図的にどうしょうもなく、縦にトリミングした。 飛翔撮影はうまくいかないので嫌気をさし静止撮影に逃げこむ。 背景を黄色に重ねるとド派手になってしまったが、鞭のように長いストローをしなやかに繰り出す姿はセセリの魅力だろう。 これはチャバネセセリ。黄色一色(たぶんオミナエシ)の背景もいい感じだ。 ハギの植栽が近くにあり、♀がときどきやって来て産卵していた。産卵直後の卵は緑色のようだ。
by otto-N
| 2017-09-23 16:18
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Comments(2)
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fushiginomori at 2017-09-24 20:58
都会にも色々な蝶たちが暮らしているのですね。
千葉では、ここ何年かウラナミシジミは夏から見られる蝶になっています。 東京にはどこからやって来るのか知りませんが、やはり秋の蝶なのでしょうか? ツマグロヒョウモンのように生息地が広がらないのが不思議に思えます。
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otto-N
at 2017-09-25 15:04
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fushiginomoriさん、コメントありがとうございます。
都心でもウラナミシジミは8月からいると思います。 南のチョウなので春に生き残ったのが発生を繰り返し、秋にピークを向かえるようです。 子供の頃、北海道ではウラナミシジミが発見されると新聞種でしたが、越冬は不可能です。 ツマグロヒョウモンより寒さに弱いようですね。
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