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たかがヤマト、されどヤマト

2018.2.28 千葉県・江戸川河川敷 モンキチョウ    2018.3.4 (記)

2018.2.28
今年は寒いのにどういうわけかモンキチョウの発生が早いようだ。寒い日ばかりではなく異常に暖かい日もあるので突然羽化したということか。例年、3月に入ってから発生する江戸川河川敷の千葉県側でも2月の中旬には発生したとのこと。さあ、はばたき道場の初稽古に行ってみるか。

と、勇んで現地に着いてみたものの、モンキチョウが舞う広大な土手は工事中で立ち入り禁止。フエンスに囲まれた中は、草がきれいに刈りとられ、工事車両用の太い道路が左右から作られていた。モンキも飛んでおらず、草ごと持っていかれたらしい。(画像はすべて、クリックすると大きくなります。東京スカイツリーもわかります)
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ここを諦め、昨年もいいのが撮れずに終わった別ポイントに行くが全くモンキの姿が見えなかった。撮りたい背景があってのモンキチョウ。来るまで待とうモンキチョウと、枯草の斜面に腰をおろし早めのお昼にする。そこへ、電話。姿が見えないので来ていないかと思ったら、土手向こうの畑の脇で撮影しているという。行ってみるとすぐにモンキが現れた。ネギ畑横の急斜面の下を飛んでいる。追いかけるが速くて追いつかない。気温が高すぎるのだ。♀を探して飛び回っているメインの場所は道路ではなくて、斜度40度、高さ5~6mの斜面の中腹。追いかけるにはかなり危険。でも、追いかけた。
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この斜面ははっきり言って枯草が醜い。けれど、そんな贅沢は言ってられない。モンキには後少しというところで反旗を翻されているばかりだったので、21ミリの距離目盛りは40cm。少し遠いのでチョウが小さくなるがこれ以上近づけないのでしかたがない。したがって、画像は1段階のトリミング(80%)。露出は、F3.5~4.0、1/4000、ISOオート。ぼやーっと写る背景が好きです。
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少し日が翳るだけで飛ぶのを止める。体を横にして日光浴しているのだが、近づくとすぐに飛び出す。追いかける。反転されたがキャッチ。
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斜面の上は平らだが風が抜けるせいかはモンキは飛ばないが、南向きのこの斜面は日だまりとなっているので集まっているらしい。それにしても、この斜度でよくも追いかけたものだ。(ちょっとピンボケ)
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斜面の上方から下の道路と畑を写し込むことができた。もう少し向こうには緑の長ネギ畑があったのだが、この日一番のお気に入り。枯草とモンキの黄色はよく似合う。
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2018.3.4
日曜だけれど明日から1週間の天気が悪そうなので、下手くそテニスを止めモンキチョウを撮りに行く。気温は高かったが(20℃くらい?)江戸川の土手を吹き抜ける南風が強すぎ、モンキは全く現れない。風が弱そうな場所を探したが、結局、先日来た畑の横の急斜面しかなかった。しかし、数が少ない上、やって来てもすぐ風に流され飛び去ってしまう。撮影チャンスは数えるだけ。かろうじて、風に向かって遅く飛ぶ♂を並走して追いかけたこの3枚だけが背景は汚いけれどOKかな。置きピン距離は30cm。ノートリだとチョウはこの大きさになります。
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実は、1か月前にインフルエンザに罹り高熱で朝目覚めた時、左肘が痛くて全く動かせなかった。モーラステープで筋肉痛はすぐ消えたけれど、関節そのものに不具合があるようで、真っ直ぐ伸ばした時と60度以上に肘を曲げて少し捻った時に、逆腕をとられたような痛みが走る。どうやら、30年前にスキーで負った古傷が再燃したらしい。一時は、カメラも左手で構えられない状態。1か月経ち、かなり良くなったので、スキーに出かけられると思っていたが、28日に機材の入った重いザックを不用意に背負った時、かなりの衝撃が来て元の木阿弥。これでは、ストックも十分に突けないし、スキー板さえ担げない。昨日のテニスでは左手はサーブ時のトスでしか使わないのに、夕方には腕が曲がらなくなってしまった。一晩でモーラステープで痛みは引き腕も曲がるようになったけれど、今年はスキーは断念せざるを得ないことが確定しました。あーあ。



by otto-N | 2018-03-04 18:07 | Comments(2)
Commented by himeoo27 at 2018-03-05 20:32
インフルエンザに罹患されたとのことで
心配していました。
今回掲載された見事なモンキチョウの飛翔
写真を見てひと安心したヒメオオです。
Commented by otto-N at 2018-03-05 22:03 x
himeooさん、心配おかけしてすみません。
足腰はジムで最低限のトレーニングはやっているので、高熱の後遺症でがっくりしています。
見沼田んぼは良さそうなモンキの撮影場所ですね。
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