たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2018.7.17-19 登る計画を立ていたが、いつも天気が悪く延び延びになっていた新潟県にある妙高・火打山(標高2461m)に登る。往復8~10時間かかりそうなので、17日は登山口のある笹ヶ峰に前泊し、18日に登山。その日は赤倉温泉に泊まることとした。 2018.7.17 笹ヶ峰と言う名前はどこかで聞いたことがあると思ったら、ミョウコウシジミの棲息地。10年以上前のポイントしかわからず、すでにこのポイントにはいない可能性大とのことだが、とにかく現場を見るのもわるくない。昼すぎに笹ヶ峰の麓に着いたので、とりあえず、日本の滝百選に選ばれた「苗名滝」を観光する。駐車場から徒歩10分ほど。落差55mの素晴らしい水量。柱状節理の玄武岩から流れ落ちる。 コムラサキがあちこちにいたが、敏感で表を撮ることはできず。ブルーが美しいヤマアジサイ、道端のエビラフジ。 スキー場脇の狭いワインディングロードを登りつめた所が笹ヶ峰だった。広大な笹ヶ峰牧場の一角にある笹ヶ峰グリーンハウスに宿泊。チェックインを済ませた後、ミョウコウが昔いたという斜面に行くと、まるで植生が変わっているらしく、身の丈2mの植物や灌木で覆われていた。ボロボロのヒメシジミが少しいるだけ。エビラフジをやっと2株見つけただけだった。標高1300mとはいっても、とにかく日向は暑いし一人ではないし時期的にも今年は終わっているはずなので、いったんグリーンハウスに戻ってから、18-135ミリだけを持って、つれあいと散策路を歩くことにする。 笹ヶ峰牧場は日本にある牧場とは思われなかった。全部牧草地にしないで、ブナとハルニレの大木を残してある。まるで公園のようだった。牛はどういうわけか数頭見ただけ。 牧場のはずれにはブナとミズナラの森があり、林縁にはヒョウモンが舞っていた。ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンが多い。探し物のミドリヒョウモン♀。せわしなく動きまわるので撮り難い。顔だけ日が当たったのが惜しかった。 ミドリヒョウモン♂。日の当たらない場所でのヒョウモン色はなかなかいい。 メスグロヒョウモン♂も混じっていた。ウラギンは開翅を撮れず。ボロのカラスアゲハ♀。待っていると次々やって来る。ナミ(or コ)ヒョウモンもいたけれど撮れず。 ヒョウモン類は、北海道育ちだったのでそれほど撮る気になれなかった。特に数の多いミドリヒョウモン♂は。でも、裏はなかなか奇麗です。 花はあまり種類がなかった。クルマユリ、シモツケ、ヤマオダマキ。 、 小川の横に咲いていた小さな花。暗い上、足場が悪く、きちんと撮ることができなかった。シキンカラマツという名を後で知る。 宿へ戻り廊下の窓からの景色。 夕食後、しばらくすると空が赤くなり始めた。 ハルニレの梢の向こうに三日月。 焼山(2400m)と赤く染まる飛行機雲。 (火打山(2)に続きます)
by otto-N
| 2018-07-20 16:54
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