たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2019.4.29 薄曇りの空模様。近くでアゲハ。と言っても黒系アゲハはおらずアゲハとアオスジアゲハだけ。ケシの花にとまっているだけだと思うが、アゲハの春型は後翅の黄色部分が広くて美しい。 アオスジアゲハは相変わらずヒメウツギにやって来る。近くには来なかったこともあるが、あえて花の向こうの舗道の敷石を背景に入れてみた。 大田区では、クスノキを植えアオスジアゲハを「区蝶」として増やし、東京オリンピックのおもてなしにすると報道されていたが、その後どうなっているか知りたいところ。それはともかく、アオスジアゲハはビル等の人工物がよく似合うが、舗道もそんなに悪くはない。 連写していたら後ろを人が通った。久しぶりの人影ボケ。もう少し翅が開いていればよかったのだが。 ここは恵比寿ガーデンプレースの一角。白くて派手な法被姿の人たちが広場のほうにぞろぞろと集まっていると思っていたら、渋谷氷川神社の神輿の出発地だったことを後で知る(Favoniusさんのブログ)。神輿がこちらにやって来た時、静止でいいからヒメウツギの向こうに神輿を入れようと待ち構えていたが、アオスジアゲハは飛んで来なかった。 午後、晴れてきたので再び繰り出す。アオスジアゲハの個体数は多くはないが、断続的にやって来る。 アゲハが葉の上で休んでいた。目ざとく見つけた♂(尾突がない)が絡むと気持ちのいい全開。♂はほとんどとまらずに飛び続けていたが、突然、咲き乱れている黄色い園芸種の花で吸蜜。宙に浮いているところを狙うがチャンスは少なかった。 このSビールの花壇にはカタバミが多く(いつも顔を合わせている花壇係の女性に残してくれるよう頼んである)、色が濃いのと薄い2頭のヤマトシジミの♂が時々絡んでいた。薄いほうは擦れ個体だと思っていたが、とんでもない、まだピカピカの寒冷期型だった。そこへ♀が飛んできたので撮ってみると、晴れているのできれいに撮れなかったが、まぎれもない青♀。 モンシロチョウも舞っており、珍しくヒメウツギで吸蜜。モンシロチョウはヒメウツギより白いんだ。 P.S. 2019.5.6 アカボシゴマダラ参上。曇り空、日向ぼっこかと思ったら吸蜜だった。この木の花はよく見たらとてもかわいい。下に名札があり「ツリバナ」とあった。
by otto-N
| 2019-05-05 20:20
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