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たかがヤマト、されどヤマト

2020.9.14 東京・中目黒 キタキチョウ   2020.9.16 (記)

2020.9.16
区の定期健康診断を受けた帰り道、4月にツバメシジミが出る公園に寄ってみた。公園では、キタキチョウ、アゲハ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモンくらいしか飛び回っていなかったが、都心ではどこもこんなもの。ただ、春には草がすっかり刈り取られている一角は草ぼうぼうになっており、いい雰囲気の中でキタキチョウが何頭か飛んでいた。そういえば、ツマグロキチョウの飛翔はかなり撮っているのに、キタキチョウはあまりないことに気がつき、持っていた21ミリで撮ることにした。曇り空なので、絞り:F3.2開放、SS:1/2000~1/2500(ISO可変250~1600)。
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センダングサやキツネノマゴに吸蜜していた。飛び立ちではなく次の花に移動する時を狙う。この時だけは飛び方が遅い。キタキチョウの♂のイエローは晴れていると色飛びするので曇り空のほうが好ましいが、暗すぎても色がでない。薄曇りがベストのようだ。
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目の前に、突然大きめのシジミチョウが飛んで来た。ルリシジミ♀。メドハギに産卵しに来たようで花には見向きもしなかった。
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産卵しては次に産みつける場所を探す。この間はホバリングに近い飛び方なのだが、ピンはあまり来ていなかった。角度によっては、晴れていなくてもブルーの構造色が輝く。
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F3.2、1/2000でもピンはくる(カメラはAPS-C)。いつもこのくらい合えば楽しいのだが・・・
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午後、日が射してきたので再び行ってみる。歩いて20分。課題は日が当たる時のイエロー。しかし、公園に着いた時には残念ながら曇り空、キタキチョウの♂もいない。午前の場所では、ルリシジミがまた産卵しにやってきていた。チャンスは多かったにもかかわらず近寄りすぎて全滅。産卵後、木陰で長休止。絞り優先モードにし、日頃、撮ることのない静止撮影。F3.2のまま。
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上から撮ったらまるでピントが合わず、F10まで絞ると大丈夫だった。広角で上から撮ってもつまらないので再び横から。背景目的にはいいのだが、やはり絞りすぎた。
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翅をすっかり閉じ動く気配もなかったのでキタキチョウ探す。産卵中の♀は破損体ばかり。センダングサにきれいな♀がいたが、フレームの下ばかりに入っていた。どうやら背景狙い、あるいはチョウは上に舞うので上側を狙う癖がついているようだ。5コマ目と6コマ目は同一♂の裏表。
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午後の部の一番。
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午後になってから昆虫網を持った数人の子供が公園を駆けずり回っていた。あれではチョウは捕れないだろうと高を括っていたら、どうしてどうしてプラスチックの籠の中には♂のキチョウが3頭。これでは♂がいなかったのもムリはない。実は、公園は子供たちが一番の競争者なのだ。







by otto-N | 2020-09-16 14:44 | Comments(0)
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