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たかがヤマト、されどヤマト

2020.11.3-6 京都・奈良 (4)浄瑠璃寺   2020.11.21 (記)

2020.11.6
最終日は、奈良駅からバスで30分ほどの山の中にある浄瑠璃寺。バスは1時間に1本。途中からバス同士がすれ違えない狭い道路になる。所在は京都だが、どうやら奈良と京都の県境にあるらしい。事前に何も調べていなかったが(この旅行もすべて妻の企画)、とても素晴らしい小さなお寺だった。
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門をくぐると小さな横長のお堂だけ。しかし、中にはまだ金色に輝く9体の阿弥陀仏が一列に並び、壮観である。9体の阿弥陀仏を並べるのは藤原(平安)時代に流行し、現存しているのは数少ないようである。中央に安置されるという大きい中尊像は修理に出されていた。この後も、他の像も順次、修理されるとのことである。この日は曇り。
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本堂の前には池があり、池の向こうには三重塔が見える。紅葉には少し早かったが、紅葉したら素晴らしいに違いないスマホでは画像は大きくなりませんが、PCではどの画像もクリックすると大きくなります)
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可愛らしい三重塔。いつも扉は閉まっているが、この日は特別開扉日。ただ、安置されている秘仏・薬師如来像は真っ暗で何も見えなかった。(秘仏はどこも真っ暗で見えないが、この言い方は罰が当たりそう)
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三重塔側から本堂を見る。
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少しは色づいた紅葉をさがす。飾り気のないお堂がなんといっても素晴らしい。
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大学生の集団で混み始め、帰りのバスの時間になったので、奈良駅に戻る。時間的にも中途半端なので、時間を繰り上げて新幹線で帰ることにした。新幹線に乗り換える前、京都駅構内の「つくもうどん」に立ち寄ったことは言うまでもない。


それにしても、奈良でヤマトシジミを撮影できなかったのはちょっと悔しい。寒かったせいがあると思うが、ヤマトシジミを見たのはバス停から唐招提寺へ向かう時の川の土手だけ。東大寺では、鹿がすっかり下草を食べ尽くすのでカタバミのかけらもない。もっとも、寺社では庭の手入れが良すぎて雑草は一本も生えていないのだから、ヤマトシジミが生息する環境ではないようだ。


昼下がりの新幹線はほぼ満員であった。静岡付近の富士山を久しぶりに見る。自宅近くに戻ってきたら、見事な羊雲。ザックからカメラを取り出し撮影する。
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ひよっとしたらと自宅に急ぐ。なんとか間に合った。空をいっぱい入れたくて、左(隣のビル)と右(上階の庇)をカットせず。
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by otto-N | 2020-11-21 17:15 | Comments(0)
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