たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2011.6.22 梅雨の間の晴れ間、夏型トラフシジミを探しに、自然教育園に9:00の開園とともに入った。 入園後すぐトラフシジミに遭遇。しかし、翅を開く気配がないので、春型のよく出たポイントに急いだ。着いてみると、吸水ポイントは(道路だが)、日に当たってない。日が当たるまで、他の場所を見回るものの、蝶影はなし。戻ってみると、ルリシジミのメスがいた。しかし、暑いせいか翅は閉じたままだった。 ベンチに腰をかけ、気長に待つことにした。待っていると、ちらほらやって来る。地べたで吸水。しかし、翅は開かない。かなり擦れた個体もおり、新鮮な個体ばかりとはいえなかった。横顔しか撮れないので、11:00ころ撤収。ポイントから帰る途中にも、日の当たる地面には吸水するトラフシジミがいた。 ちょっとだけ、緑の中に止まったトラフシジミ。しかし、翅を開いてくれない。 この日、トラフシジミを7~8頭見たけれど、翅を全く開いてくれなかった。後で知ったが、東京の最高気温は、31.8℃。晴れても、暑いと開翅はムリなようだ。翅の傷んでいる個体が半分。翅を開くのは、気温が低めで、晴れている午前中を想定している。はたして、こんな条件の日がくるのだろうか。
by otto-N
| 2011-06-23 17:46
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Comments(4)
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owlj
at 2011-06-23 22:05
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暑いと開翅しないのは暑さを受けないためですか?
こちらのモンシロ達の翅が随分傷んできてます。 元気に飛び回ってはいますが…
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otto-N
at 2011-06-24 16:29
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owljさん、蝶は自分で体温を調整できないので、寒いとき翅を開くことによって、太陽熱を体に受け温まるようです。したがって、暑い日は開かないことが多いようです。逆に、気温が低くても、閉じっぱなしです。蝶の種類によって適温が違うはずです。ほとんど翅を開かない種類もあり、翅を開く行為は、異性を呼ぶとか、同性を牽制するとか、体温調整以外にいろいろあると思います。
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otto-N
at 2011-06-24 16:35
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H.A.さん、もう少し日が当たってくれたら翅がもっと透けたのですが、暑かったせいか、ルリシジミはじっと翅を閉じたままでした。
今日も暑かったです。しかし、夏型トラフ、バンバンとは言いませんが、開翅してくれました。仮説を考えます。
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