たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2012.6.8 東京都・栗の花咲く公園① 横浜の公園では、アカシジミはいてもウラナミアカシジミは極端に少ない。近いところでどこかないかを探したところ、多摩方面の公園にいるらしい。ミドリシジミも棲息しているとのこと。天気もいいので出かけてみた。 開園の9:30に合わせて行ってみると、ご夫婦の方がまだ日が当たっていない栗の木を覗きこんでいた。ここがポイントとのこと。暗くてなかなか見つからなかった。そうこうしているうち、昨年、横浜の公園で一度お会いしたことのあるMさんが見えられ、ウラナミアカシジミなら別の栗の木にいるとのこと。場所を教えてもらい、あわてて、探しに行く。 行ってすぐには、テングチョウとツマグロヒョウモンしか見つからなかった。ダメかなと思ったふと見ると、1頭の少し壊れたウラナミアカシジミを見つけた。2、3回シャッターを押すうち、その少し下にまともなのがいた。栗の花に囲まれてとても綺麗だった。もう少し下なら申し分ないのだが、首が痛くなるほど撮影した。 少し低いところに来たとき、100ミリマクロで撮ってみたが、やはり遠かった。トリミングしてもシャープであるけれど、なんかつまらない。栗の花のふわふわ、キラキラ感が出ていない。この距離はムリなようだった。 アカシジミもいつのまにか飛んできていたが、数は少ない。ウラナミアカシジミのほうが多い。ときどき場所を変え、花に潜り込んでしまい見失うが、この画面には3頭も写っていた。 数いたうち、結局撮ったのは、お腹が大きいのでメスと思われる、近くにいたこの1頭だけ。 栗の花に潜り込むので、顔が隠れ、日のあたり具合が違い露出も難しい、目まぐるしく動くので、とにかく数を撮った。ピントはともかく、栗の花での吸蜜するウラナミアカシジミを堪能した。見上げっぱなしで首が痛くなるほどだった。 (②へ続きます)
by otto-N
| 2012-06-10 20:36
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Comments(8)
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owlj
at 2012-06-10 21:29
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栗の花ってこんなに繊細で綺麗なんですね。
ウラナミアカシジミの翅模様が浮き立って魅力的です! 尾状突起の形が愛嬌がありますね。 首が痛くなるなんて‥お大事に。
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昨日はお世話になりました。長時間お疲れさまでした。
ウラナミアカ満喫できて良かったですね。 アカシジミとウラナミアカシジミ、場所によって片方が圧倒的に多かったりするので不思議です。 時期だけの問題ではなさそうですね。
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banyan10 at 2012-06-11 15:50
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otto-N
at 2012-06-11 21:09
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owljさん、この写真の主体は、ウラナミアカシジミより栗の花になってしまいました。
いつもの場所では、このチョウは1日1頭しか出てくれないので嬉しくなって撮影し、アイガー北壁を見上げたとき以来の首の痛さでした。
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otto-N
at 2012-06-11 21:12
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Akakokkoさん、横浜の公園では数が少なく、ここではアカシジミよりウラナミアカのほうが多いとのこと。
大きい木ですが、たまたま低いところだったにので撮れました。
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otto-N
at 2012-06-11 21:15
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naoggioさん、私こそお世話になりました。
ウラナミアカは3年分楽しみました。 ところ変われば、逆転するのかとビックリでした。 地元の方は、ウラナミアカよりアカシジミを熱心に撮影していました。
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otto-N
at 2012-06-11 21:20
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banyanさん、この木は結構大きな木でした。
最初、見つけたのは上の方。諦めていましたが。低いところにも下りてきて撮影できました。 私も、この最後から2枚目が大好きです。栗の花がこんなに美しいとは思ってもみませんでした。
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