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たかがヤマト、されどヤマト

2012.6.24 長野県・白馬① キアゲハ    2012.6.27(記)

2012.6.24 長野県・白馬①
梅雨空の続く中、急に天気予報が変わり、急遽、長野県の八方尾根にハイキングに行った。23日(土)は午前中テニスに行き、午後2時過ぎ、そのまま長野へ向かい、ここで1泊。翌日の24日(日)の朝、白馬へ向かった。長野~白馬間は、思ったより近い。1時間もかからなかった。天気は快晴。

ホテルの駐車場に車を入れ、ゴンドラに向かう途中、ヒメシジミが飛び回っていた。スレ個体が多かったので、新鮮そうな個体を選んで撮影した。(1~3コマ目は18-135ミリズーム。4コマ目と次の画像は100ミリマクロ。このズームは結構いいかもしれない)
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撮るとき自分の陰になってしまったが、かえって綺麗に撮ることができた。縁毛がきれい。
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八方尾根の夏のゴンドラは初めて。兎平の夏も初めて見る景色。あのピョンピョン平のコブ斜面も夏はこうなるのかと妙に納得。右は、2009年の2月に撮ったもの。ということは3年間来ていなかったことになる。
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兎平を登ると、小さな「鎌池」という湿原があり、そこにはギフチョウがまだ飛んでいた。湿原の中の何かの花で吸蜜した。遠かったので300ミリズームを取り出し、やっと1枚だけ撮れた。近くに来てくれないかと思ったものの、すぐいなくなってしまった。帰り道この少し上の笹藪の斜面でも目撃した。ここの標高は1680m。(チョー証拠写真ですが、ギフの聖地での初撮りということで掲載しました)
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さらにリフトで登り、そこから尾根伝いに上る。その右側の山々。
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ハイキングの目的地である八方池は、まだ半分以上雪に覆われていた。八方池の標高は2060m。4コマ目の左上の隅にちょっとだけ池が見える。この先は本格的登山ということなので、ここにしばらく休んだ後、下山した。とてもいい天気だったので気持ちがよかった。
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まだ木々は新緑。とてもいい。
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八方池を見下ろす第3ケルン付近にいたキアゲハ。2~3頭いたが1個体しか撮れなかった。
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登山中に使ったのは18-135ミリズーム。初めてこんなふうに撮ってみた
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登山中、あるいは下山中で撮った植物たち。ミヤマアズマギク、ユキワリソウ、イワカガミ、イワハタザオ、キジムシロ、タテヤマリンドウ。このズーム1本で、山から植物まで撮ることができた。
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こちらは湿原の植物を中心に。ワタスゲ、チャボゼキショウ、ツマトリソウ、ウラジロヨウラク、クリンソウ、チングルマ。付近にはショウジョウバカマも咲いていた。ギフチョウが来るかもしれないというのはただの幻想だった。
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今回の高山植物では、ミヤマアズマギクもいいけれど、やはり、ユキワリソウが一番かな。
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でも、地味なイワハタザオも落とせない。
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長野地方の天気がよくなる日を待っていたが、やっと晴れるとの予報が出て、八方尾根を歩くことができた。午後には雲が出てきたが、最高の天気だった。兎平の上にギフチョウがまだいるのには驚いたが、パンフレットには、ちゃんと書いてあった。
また、八方池で休んでいる間、30mくらい下方にクモマツマキチョウらしきものも2~3頭飛んでいた。こちらへ上がって来ないかなと思っていたが、下の方へ行ってしまった。八方池の遥か下の谷底は、このチョウの生息域。この付近はやっと雪が溶けたばかり、いても不思議はない。

(白馬②ヒメシジミに続きます。)

by otto-N | 2012-06-27 15:24 | Comments(6)
Commented by maximiechan at 2012-06-27 19:22
爽やかな素晴らしい写真に見とれてしまいました。
以前、8月の初旬に妻と八方尾根に行ったことがあります。
花に囲まれ、幸せな気分でした。
その前2日は一人で白馬雪渓から登って栂池の方に下りました。
白馬岳頂上直下ではチシマリンドウの白花を見つけて感動しました。
下山途中、雪倉岳の方に少し入った所のタカネマツムシソウの群れ咲く場所は天国かと思うほどの絶景でした。
御ブログの写真がそんなことを思い出させてくれました。
Commented by owlj at 2012-06-27 21:36 x
ヒメシジミの開翅綺麗ですね。 体毛まで青いのかな?
キアゲハと山の風景写真、良いですねー!
八方尾根は昔のスキーの本拠地でした。懐かしい想いで一杯です。
高山植物に心が和みました。 天気次第の旅 快晴で良かったです。
Commented by otto-N at 2012-06-28 16:30 x
maximiechanさん、コメントありがとうございます。
八方尾根は、うさぎ平と黒菱のコブ斜面が目的で、冬は毎年のように行ってました。今は、気合がなくなりましたのでダメですが。
何十年前、初めて、この山々を見たとき、日本にもこんな山があるのかと感激した覚えがあります。
山はハイキングだけですが、高山植物がないと楽しみがありません。いつもいい加減に撮ってましたが、今度のレンズは、山と花の両方が撮れるので重宝しました。maximiechanさんの記事のおかげです。
Commented by otto-N at 2012-06-28 16:36 x
owljさん、次回はヒメシジミの写真です。ヤマト較べるとヒメは撮影が楽です。ヤマトほど飛び回りませんし、よく開翅してくれました。
久しぶりの八方尾根でしたが、いつのまにか、ゴンドラ山頂駅のレストラン「ワン・オー・ナイン」の名前が変わっていました。
Commented by midori at 2012-06-29 00:11 x
ヒメシジミきれいですね。この青い輝きは、気品すら感じます。
冬の兎平との対比おもしろいですね。私は、やはり右の印象が強いです。この間、初夏の黒菱を眺めたときも懐かしさがこみあげてきました。
あ~。来年は久しぶりに八方で滑りたくなりました。高山植物も素敵ですね。見惚れてしまいました...
Commented by otto-N at 2012-06-29 14:32 x
midoriさん、いつも少し摺れたヒメシジミしか見ていませんでしたが、新鮮だとオスの縁毛はきれいですね。残念ながら、ヤマトは足元にも及びません。
コブコブの斜面、懐かしいでしょう。モーグルのラインが2本くっきり見えます。
今回の花の写真、背景に残雪のボケを入れようと、這いつくばって撮りました。
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