たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.5.22 先日(5月8日)にアカヤシオを見に行ったけれど、もう花は終わっていた。この日は、もっと標高の高い山でのリベンジ。場所は、わたらせ渓谷沿いにある袈裟丸山(1878m)の登る途中にある小丸山(1676m)。この頂上付近はおろか、途中はアカヤシオのピンクで覆われるという。登山口は標高1070mなので往復はせいぜい4時間。 登山口に着いたのは10時すぎ。すでに駐車場は埋まっていた。路肩にもびっちり停まっていた。約30台というところ。が、1台だけのスペースが空いていた。どうやらその前にすれ違った車があったので、その車が停まっていたところらしい。ラッキーだった。登り始めると、登山道の日だまりにはミヤマセセリが飛び交っているものの、なかなかとまらない。やっと撮った1枚。 林の間の登山道を抜けると、新緑がまぶしい。白いツツジが半開きだった。後で調べるとシロヤシオらしい。 平な所に出ると、カラマツの緑は美しかったが、アカヤシオがときどき見られた。しかし、とてもさみしい状態だった。すれ違う先客氏によると、今年は全然ダメとのこと。例年だと、3コマ目のような場所ではアカヤシオのピンクのトンネルになりそうだ。ツツジはときどき咲いており、赤紫が鮮烈。 アカヤシオは不作らしいが、登るにつれ、だんだん咲いている木が増えてきたので、きれいな花を選び撮影しながら登った。 小丸山の山頂。周りがアカヤシオだらけだった。しかし、花の数は例年の半分以下だそうだ。でも、これでも満足。 アップで撮ったり、遠目で撮ったり。大ぶりのピンクの花弁が可愛い。枝が見えないくらい咲いているより、このくらいが綺麗だ(負け惜しみ)。 頂上でゆっくりできたのは一瞬、次から次へと団体さんがやって来る。ピンクとグリーンを楽しみながら登山口まで下りると、キマダラヒカゲ。実は妻の発見。すぐ逃げるので飛翔も数枚撮っておいたら、なんとかピンがきているのがあった。サトではなくヤマらしい。 対向車がないことを祈りながら、狭い林道を下り国道へ出て、草木湖の畔のドライブインで駐車。急斜面にはハルジオンが咲き乱れていた。なんかいないかなと思っていると、ヒョウモンが飛んでいた。クモガタヒョウモンだった。1m位のフェンスを越え、近くに来たところを撮影。今年はクモガタヒョウモンが多いのかもしれない。 飛び立たれたが、すぐ近くで再び吸蜜。少し日陰だったが、これが最後。 小丸山のアカヤシオは有名らしい。しかし、どうやら、今年は蕾が膨らんできたころ、急の寒くなったので開花が不調のようだった。花が少ないといっても、こんなに沢山見たのは初めて。ルンルンの山歩きだった。山麓でクモガタヒョウモンに出会った。この場所に駐車しなければ出会わないはず。やはり、チョウとの出会いは偶然の産物か。
by otto-N
| 2013-05-26 20:28
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Comments(2)
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