たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.10.8 続きです。 仙丈ヶ岳の山頂は、日が射しているものの風が冷たかったので長くはいられず、15分ほど景色を楽しんだ後、下山することにした。もっといたかったのだけれど、帰りのバスのことが気になっていたことのほうが大きかった。 富士山や北岳の他、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山も撮影した。下山コースは尾根伝いの直下コース。右も左も紅葉が楽しめそうだった。 甲斐駒に向かってガレ気味の登山道をどんどん下る。3コマ目、谷の向こうが仙丈ヶ岳山頂。 空には薄く雲がかかっており、黄色と緑が綺麗に撮れる。 赤が少ないが、緑が黄色を引きたてる。ナナカマドだろうか、紅葉もところどころに見られた。 黄色と緑とちょっとだけの赤と、葉を落としたダケカンバだろうか、白い幹が素晴らしかった。 白い幹の不思議な風景。 どこを切り取っても美しい。こんな眺めがいつまでも続く。 そろそろ、甲斐駒とも富士山ともお別れ。急斜面の下山はまだまだ続く。 もうこれで甲斐駒とも最後のポイント。花崗岩の山頂と、一直線に続く登山道がよく見えた。 この後は、樹林地帯に突入し、何も眺望がなかった。ジグザグの暗い登山道を下りるだけだった。それにしても、急。予定では、この道を登るはずだった。このコースからの登りは4時間とあったが、かなりきつそうだった。それよりも何も楽しそうなものはない。バスを間違って降りたのが、かえってよかったようだ。そして、さらなるラッキー。北沢峠発16時ではなく、かつかつで15時のバスに間に合った。ということは、下りは2時間40分。標高3000mの山にしては軟弱だったといいたいけれど、年初に痛めた左膝が悲鳴を上げる寸前だった。 最後に、チョウの写真が1枚もないのは淋しいので、前日、アサギマダラが群れていた場所で撮った吸水中のメスのゼフ。飛び回っているとき、紅紋が見えた。
by otto-N
| 2013-10-16 22:56
|
Comments(0)
| |||||
ファン申請 |
||