たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.12.4 続き オブザベーションヒルからは、残念ながら、平原の向こうにそびえたつキリマンジャロが見えなかったけれど、丘から見下ろす大平原はすばらしかった。これに似た景色は、北海道の釧路のはずれ、細岡展望台から見下ろす釧路湿原のたたずまいが似ていなくもないが、スケールがあまりにも違いすぎた。チョウ探しに時間を費やしてしまったので、あわてて下りたが、ガイド氏はこの展望台の詰所の係員と話に夢中。もっと粘ればよかったか。ひとまず、午前のサファリドライブはこれで終わり。ロッジに戻る。けれど、真っ直ぐは帰れないのが、この公園。次々と動物が現れる。またしても、ゾウの群れ。動物を見つけるたびに、停車。なかなか、前に進めない。 左にインパラのオスが群れていたと思ったら、前方にはメスの群れ。車はすっかりインパラに取り囲まれていた。インパラのオス(角が立派)とメスは別集団を作っていることが多い。それにしても、雲の影に入ると露出不足。順光と逆光、いちいち設定を変えている時間がないのでいつもアンダーで撮っていたが、雲の影の動物はあまりにも暗かった。チョウ撮影より、露出条件は難しい。 ヌー、かなり遠かったが親子のキリン、ヒヒ。 大きなオスのゾウ。アマサギがいつもまとわりついている。今までは遠かったので、じっくりと観察する。 そのうち、この場所があきたのか、男一匹、悠然と去っていった。 シマウマ。かなり近い。かなりずん胴、そして短足。縞模様は実にきれい。 1頭が突然走りだしたので、ファインダー越しに追う。めいっぱい走っているわけではなさそうだ。 いったん走るのを止めたがまた走り出した。草原の動物、みんな草を食べているだけ。チョウは翅を開いてなんぼ、動物は走ってなんぼ、やっと走りを見られた。 上の中の1枚だけピックアップ。年賀状に使えばよかったかも。ただ、このところ干支に無頓着。毎年、干支は蝶。今年は、紅白ならぬ橙と白のクモマツマキチョウだった。 シマウマの縞柄、ド派手なのだが、遠くからみると風景に溶け込む。顔は歌舞伎役者。 さて、ゾウもシマウマも至近距離で見られたことだし、これで午前の部は終了。オフロードを飛ばす。といってもボロ車。エンジン音の割にはスピードは出ていない。何kmかはスピードメーターは動いていないのでわからない。水温計と燃料計は作動していた。草原の中の対向車、ものすごい土埃。帰り道では、キリマンジャロは雲の中。アカシアの大木。手を振ってくれる人たち。観光用か、マサイ族の村(実際に人が住んでいる)。もうすぐ、ロッジという所で、キリン。ストップ!ストップ! やっと至近距離のキリン。ゆっくり歩きながら、ときどきこちらを見る。ときどき木の陰になるけれど、車をその度に少し移動。 キリンは2頭と思っていたが、3頭だった。キリンも迷彩色、木の中だとよくわからない。この景色はシュール。ダリっぽい。 (なかなか、前に進みませんが、ケニア旅行 (4) に続きます)
by otto-N
| 2014-01-09 12:09
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