たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.4.20 午後、少し空が明るくなったので、歩いて20分ほどの公園にツバメシジミを探しに行く。 今年は、残念なことに、今年はツバメシジミの集まるポイントの雑草が刈り取られ、いつものように枯草の背景のツバメシジミを撮ることができないので、つまらないかもしれないと思っていた。ポイントに着くと、1頭のオスが飛び回っていた。しかし、かなりのスレ個体。メスは見つからなかったが、しばらくするとそれらしいものが飛んできた。でも、ヤマトシジミだった。 空が暗くなりはじめ、ツマキチョウが眠る場所を探しているようだった。ネギ坊主の頭にまとわりつく。 ムラサキハナナにもじっととまっているツマキチョウを見つけた。そして、雨がポツポツ。 2015.4.21 朝から晴れ。自然教育園に行く前に近くのヤマトシジミの溜まり場に寄ると、1頭だけオスが飛んでいた。新鮮だと、春のオスはとても綺麗だ。 自然教育園ではトラフシジミは粘っても現れなかった。午後、中目黒の公園にツバメシジミを探しに行く。しかし、ツマキチョウが飛んでいるだけ。することもないので、300ミリで飛翔を狙うが、ピントが合ったのは1枚だけ。それも遠かった。 ときどき、花にも訪れる。菜の花やカラスノエンドウでも吸蜜するが、花壇の花でも吸蜜をする。花壇の園芸種に一番似合うチョウはツマキチョウだと思う。もう都会のチョウだ。 そうこうしているうち、ポイントには大型のメスが飛んで来た。翅裏の銀色と青みがかった黒い翅裏がチラチラと美しい。とまるのを待つ。青面積は小さいもののとても綺麗なメスだった。ときどき、飛んでは葉上で休む。 風に揺られピントがなかなか合わなかった。 2015.4.23 晴れたので自然教育園に行くが、トラフシジミは現れず。自宅に戻る途中、ヤマトの溜まり場にいたコミスジ。。 と、ツマキチョウ。 3時すぎ、中目黒の公園に行く。ツバメシジミのメスが出てきた。これまでで撮ったなかで、一番青いメス。 いつまでも、風に吹かれて翅を拡げていた。枯草がなくなったせいか、スズメノカタビラ?の背景はなかなか美しい。うーん、日射しがもっと薄ければ・・・。 ヤマトシジミのオスども。全般的に黒斑が薄い。残念ながら翅は開かず。まだ明るいというのにお休みモード。 この公園の草刈りが年々丁寧になってきたので、春先には残っていた背の高い枯草がなくなり、ツバメシジミの集まるポイントが変わってきた。数も少なくなったような気がする。それでも、待っていると飛んで来るというのは、けなげというか、とても可愛い。アップで撮るともの凄くゴージャス。残念ながら、ヤマトの青メスはツバメの青メスに足元にも及ばない。
by otto-N
| 2015-04-27 18:52
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