たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.10.15 晴れた日が続き、カラッとした日の朝は、ムラサキシジミとムラサキツバメが樹上から下りてくる。ポイントに着くやいなや、すぐやって来た。でも、まだ気温が高いせいか、すぐには開かなかった。 メスの明るいブルーもよいけれど、 オスの強烈なブルーは最高。開く前に、順光の一番輝くと予想地点に回り込む。 ムラサキツバメもやってきた。まずはメス。後翅にもうっすらと青鱗粉が載っていた。 オスもやってきたが、オスはなかなか開翅しない。下草に潜り込んでは、吸汁を繰り返す。表に出てきても翅は閉じたまま。開くのを辛抱強く待つ。開いても、この角度では色は出ないのはわかっているのだが。 少し遠くで開翅する。やはり頭を下にしないと輝かないようだ。 このポイントにはマテバシイは見当たらず、集団越冬の場所もわからない。今の時期だけ、吸水や吸汁に現れ、11月にはもう出てこなくなる残り半月のポイントだ。 ムラサキシジミがアザミに吸蜜した。あまり見たことはないのであわてて撮る。 ムラシやムラツは別なポイントでも現れたが、テリを張っていたこのベニシジミにことごとく追い払われてしまった。ウラギンシジミの前翅は尖がってきたし、相変わらずキタキチョウの翅の色はよく出ない。アオスジアゲハのミゾソバ吸蜜は逆光で撮りたかった。 港区にある自然教育園のムラサキシジミ、ムラサキツバメの出現は毎年、10月いっぱいまで。それを過ぎるとパタッといなくなる。どこかに冬越しの塒があると思うのだが、どこにあるのか全く見当がつかない。残り半月。晴れたら、ここに通うことになるのだろう。
by otto-N
| 2015-10-24 20:24
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