たかがヤマト、されどヤマト | |||||
ミヤマモンキチョウ 8月、立山に登る。1日だけ天気がぐずついた日があり、室堂から弥陀ヶ原に下り、ミヤマモンキチョウを探しに行った。しかし、ミヤマモンキチョウはとても少なく、広大な湿原の遠くに飛んでいるオスの姿をときどき見るだけであった。木道を一巡したけれど、花も少なく、オオニガナの群落くらいしか目につくものはなかった。しかし、このオオニガナに吸蜜にくることがわかり、ここで張り込むことにした。 オオニガナの黄色がとてもいい感じだった。 雲の合間から日が射すと、ミヤマモンキチョウはこの群落にやってきた。それにしても数は少なかった。チャンスは何回あっただろうか。群落の中には入れないので、300ミリでチョウを追う。 この弥陀ヶ原にはベニヒカゲもいるはずであったが、1頭も見なかった。ベニヒカゲは、この翌日、奥大日岳に登ったときに、山腹から山頂にかけて数頭見ただけ。昔はたくさんいたというが、立山のチョウはとても少なかった。 (タカネヒカゲは山続きの薬師岳には棲息しているのに、立山には棲息していない。造山活動の年代が違うせいかと思われるが、調べ方が浅いせいか、よくわからなかった。ミヤマモンキは山伝いに飛んで来られたのだと思う)
by otto-N
| 2016-02-12 18:08
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