たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.3.23 前日はあんなに気温が高かったのに、この日は低く、しかも午前中は曇り。そんな中で、コツバメとミヤマセセリを撮りに行く。 空に雲がかかり太陽が透けて見えるけれど、晴れそうで晴れない。枯葉の積もる小路にはテングチョウが飛んでいたので、少々寒いがチョウは飛べるはずと思いながら、朝にコツバメがテリを張るポイントに急ぐ。しかし、コツバメはいなかった。1時間半待っても、結局、日は射さず、テリ張りタイムは過ぎてしまった。しかたがなく、ミヤマセセリのポイントに移動すると、ミヤマセセリは寒さに強いのか、少しは飛んでいた。が、すぐに飛ぶのを止め、枯葉の上にとまって翅を開く。微妙な斑紋変化があるようだが、べったりと開翅するだけ。すぐに飽きてしまった。 飛んでいた1頭を見ていると、笹薮の中に入った。出て来ないので藪を漕いでそのあたりに行ってみると、すぐ見つかった。背景が少し抜けいい感じだった。横より縦だと、距離や絞りを変え、かなりの枚数を撮った。足場が悪く、ほとんどは左翅にピントが合ってしまい、右翅に合うものは少なかった。100ミリに1.4のテレコンをつけていたのだが、これは絞り解放。 少し雲が薄れたので、コツバメ目当てで菜の花の上を探す。コツバメは見つからなかったがその代わりにミヤマセセリがいた。刻々と動くので撮りにくかったが、これがベストショット。菜の花の中では、地味なミヤマセセリがかえって目立つ。 やっと日が射し始め、青空も見えるようになった。雑木林のほうへ行ってみると、探雌飛翔のオスとは飛び方の違うミヤマセセリ。とまったのを見ると、メスだった。 すぐに翅を半分閉じてしまったので、横からも撮影する。しばらくじっとしていたが、高く舞い上がりコナラの梢の先にとまってしまった。 再び、菜の花を見にいったが、いたのはテングチョウだけだった。(ルリシジミも飛んでいたがが撮れず) 青空が出始めるとミヤマセセリの数が増えた。なぜか、雑木林にはムスカリが咲いており、吸蜜に訪れる。 この早春の枯れた雑木林を背景に飛翔を狙う。2頭が絡んだときが、撮影のチャンス。しかし、すぐにばらけてしまう。よく見ると、翅の先端はこんなに内側に折れ曲がっているのだ。 探雌飛翔中のオスを追う。しかし、外しまくり。追いつけない。 足元の自分の陰に入ると、黒いのですぐ見失う。 落ち葉の上を舞う。 ちょっと惜しかった。ピンボケ。 これもちょっと。 雑木林の雰囲気は出ているが・・・。 やはり、ミヤマセセリはムズカシイ。
by otto-N
| 2016-03-28 14:11
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