たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.7.18 晴れた日が続いているのに、まだ関東の梅雨は明けていない。アオスジアゲハとアゲハは撮り飽きたけれど、緑の芝生の上を飛び回るツマグロヒョウモンを撮りたくて、また同じ場所に行く。あいかわらずツマグロヒョウモンは芝生の中ほどを飛び回っているが近くには来ない。しかし、カメラを敵と思うのか、こちらに向かって飛んでくることがあり(雀さえスクランブル発進する)、その時だけが撮影のチャンス。しかし、なかなか当たるものではなく、やっと1枚だけ撮ることができた。 最初はクロアゲハだと思った。飛び方が妙にゆっくりだったし、ここでは見たことがなかったので気がつくのが遅れた。飛び回ってばかりいてとまる気配がないので、広角で追いかけた。暗い木陰ばかり飛び回るので、黄色い紋がなければどこに写っているかわからないほどだった。 何度か飛び去り姿を消すが、しばらくすると舞い戻ってくることを繰り返した。そのたびに後を追うが、踏み込めない場所ばかりだった。 この新しい庭の散策路は木道になっており、お洒落ではあるけれどワイルド感に乏しい。 頭上に舞い上がった。しかし、当然ながら真っ黒。 突然、姿を消した。あわてて近くを探したら、セコイアの葉上で翅を拡げていた。最初から休む場所を探して飛び回っていたのかもしれない。黄紋は半分しか見えなかった。 ツマグロヒョウモンはうまく撮れずに終わり、いつものアゲハチョウとアオスジアゲハを撮る。 2頭が絡んでいた。どうやら、吸蜜する花の争奪戦らしい。以前、脚で相手に絡みつく空中での争いを見たことがあるが、花を巡る争いも激しい。最後は、後から来たほうが先にいたほうを追い出してしまった。こんな激しい争いは他のチョウでは見たことはなかった。 アオスジアゲハはこの紫色によく映える。 グリーンを少し入れてみる。 小刻みに翅を震わせ、花の蜜を吸う。 もう完全にアオスジ・ムラサキ中毒。
by otto-N
| 2017-07-26 16:59
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