たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2017.8.9-10 レンゲショウマを見に群馬の榛名山に行く。レンゲショウマは東京近郊の御岳山に咲いているけれど、どうも人の手によって増やされた大群落のようだ。もっと天然の群落を見たい(妻)、あわよくば未撮影のチョウに遭遇するかもしれない(夫)ということで、束の間の東京脱出。ただし、その花にはまだ早く、そのチョウはすでに遅い気がする微妙な時期だった。 2017.8.9 榛名湖畔に着いたのは、例によって午後。標高1084m、さすがに涼しい。ただ、もっと賑やかなところかと想像していたが、人出はなく建物もうらぶれた感じだった。レンゲショウマは翌日にするとして、湖畔を散歩する。妻は花探し、夫はチョウ探しで別行動。 目についたのは、キアゲハ、それも♀だけ。とても新鮮な個体に何度も遭遇する。 名前不明のセセリ。ジャノメチョウが一番多かった。キアゲハはユリの花粉で別種と思われるほど。 セセリは思ったより少ない。これはアカセセリのようだ。 時々、ヒョウモンチョウが飛んでいるのを見るが近づけず、種類さえわからない。暇つぶしに花を撮る。 ヒョウモンチョウの正体がわかった。ウラギンスジヒョウモンの♀だった。 その後、何度か近くに寄れたが、藪の中なので、なかなかいい位置に回り込めない。遭遇した♀はどれも新鮮。持ってきたのが18-135ミリのズームだけ。ちょっと失敗した。 ♂と思ったが、オオウラギンスジヒョウモンだった。 やっと撮れた♂のウラギンスジヒョウモン。これも証拠写真。チョウと同系色のコウリンカの花が好きなようだった。 もう一度、キアゲハの♀。長々と翅を拡げていた。 待ち合わせ時間になったので、いっしょに「ゆうすげの道」を散歩する。実は、この時まで、ゆうすげを知らなかった。咲き始めるのは夕方。完全に開くことはなく、少しだけ。色は黄色だが、どことなく淋しい黄色。 どアップで撮る。(何度やっても雌蕊にピンがこなかった) どこから撮ればきれいなんだろうか。答えは逆光からだった。 いつの間にか、ゆうすげの花が一面に咲いていた。 後ろは榛名富士。 遠回りして湖畔の宿に行き、ちょっと赤い温泉に入る。夕食後、窓から見た湖畔。この日の東京の最高気温は37.1℃と報じられていた。夜は窓を開けると寒いので閉めた。 (榛名山(2)に続きます)
by otto-N
| 2017-08-21 18:16
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