たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2018.5.15 西丹沢の檜洞丸(標高1600m)にシロヤシオ(五葉ツツジ)を見に行く。前週にも行ったのだけれど、登山開始30分で雨が降って来て撤退。西丹沢自然教育センターに戻った頃には雷雨になり、この日、満を期してのリベンジというところ。 9時半に自然教育センターの駐車場に着くとすでに満車。聞くとその上のキャンプ場は有料だが駐車出来るとのこと。1日500円(なんだ焦って来る必要はなかった)。そこで地元のパン屋のパンを3個買ったら1個はおまけ。実質350円だった。登山コースは最初は緩いがゴーラ出会いという所からは急斜面。途中に富士山が見えるベンチがあるが、そこからも急斜面が続く。 シロヤシオは突然現れた。ただ、どうやって撮っていいのか判らない。日陰のデリケートな白は全く捉えることはできないかったし、順光では白とびののっぺらぼう。結局、半逆光で撮るのが一番だった。 登りながらの撮影で妻はどんどん先に行ってしまうし、そんなに時間はかけられない。風で光が揺れる中の連写。 半分日陰のシロヤシオ。 上に登るにつれどんどんシロヤシオが増える。 上を見上げればこんなだ。 シロヤシオの急斜面を過ぎると木道が続く。その付近での1本のシロヤシオの向こうに霞んだ富士山。手前は笹かと思ったがバイケイソウだった。 12時半ころ山頂到着。しかし、山頂は広いけれど木に覆われ見通しが効かないので、向こうの方に少し下ると左に富士山。昼食するにはとっておきのポイント。ここへはあまり人は来ない。 13時、下山開始。気温が低いせいかヒオドシチョウも現れず、木道にミヤマセセリが飛んでいた。 実はシロヤシオばかりではない。ミツバツツジも花盛りだった。登る時にも撮影はしていたが逆光でうまく撮れなかった。下りの時は光がいい塩梅だった。 登山道の傍らにはブナの巨木が立ち、赤紫と白のツツジの並木が延々と続く。 ツツジの向こうの新緑が美しい。 喘ぎながら登っていたので気づかない景色も、下る時は余裕を持って見えてくる。 どんどん下り、時々、上を見上げる。気がつけばここがミツバツツジとシロヤシオとの最初の出会いだった。 上ばかり見ていたが、下にも可愛らしい花。中腹で見つけたクワガタソウ(ミヤマクワガタ?)、頂上近くに咲いていたワチガイソウ。 15時50分、登山口に到着。今年のシロヤシオは10年ぶりに大豊作とのこと。檜洞丸には3年前に登っているが、暑かったとはいえあまりの急登で音を上げた。しかもその時は花はすでに終わっており、がっかりした覚えがある。前週も失敗しているので、今回は「リ・リベンジ」というところ。気温が低かったためか急登も苦にならず満開のシロヤシオを堪能し帰路についたが、東名は事故渋滞に会う。
by otto-N
| 2018-05-23 09:08
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