たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2018.5.22 大源太山(1764m)には三国トンネルの新潟寄りの駐車場から三国峠を経て三国山(1636m)に登り、そこから尾根伝いに大源太山に登り、帰りはピストンで下山する予定であった。ところが、夕食時に宿のご主人と話をしていたところ、大源太山の手前にある三角山から浅貝に直接下るルートがあり、そのほうが時間が短縮される。三国峠まで送るので車を宿に置いておき、帰りは浅貝に直接降りてくるといいとの提言があり、ご主人の厚意に甘えさせていただいた。なお、大源太山は谷川岳の北に同名の山があり混同しやすい。 8時、三国トンネル横の登山口から登り始める。道幅のある林道だった。林道の傍らにはニリンソウの大群落が続くが、まだ花は開いていない。 小さくて白い花。群生していた。 8時40分、道端の花を撮りながら三国峠に到着。 三国峠には群馬側から一度来たことがある。ここから三国山までは木の階段の直登が続く。左手に苗場山。 ほとんど階段の登山道にはスミレやキジムシロ?の群落があり、ミヤマセセリも飛んでいた。 数年前に来た時は苦しかったが、その後、登山経験を積んだせいか、あっけなく9時30分ころに山頂到着。ここからの景色は巨大は延々と続く高圧鉄塔が見えるだけなので先を急ぐ。尾根からは平標山や谷川岳が木々の向こうにちらちら見える。尾根道のピンクのシャクナゲが美しい。 オオカメノキが咲いており、中心部は細かなピンク。これは新発見。 ミツバツツジは葉がまだ出ていなかった。1本だけあったタムシバ。足元のピンクのイワナシ?。 やっと視界が開け、平標三山(こんな言い方はない)とその奥の谷川連峰が望むことができた。目的地はその前の山。まだまだ遠い。 登ったり下ったり、道は延々と続く。下りの日当たりいい所には黄色い花。 延々と続く登山道。 だいぶ近づいてきた。足元にもところどころに雪が残っている。 コツバメを見つけたのと、先を行く妻がシラネアオイと叫んだのが同時だった。花は逃げないが蝶は逃げる。まずはコツバメ。産卵行動のようで小飛を繰り返していたが、風が強くピントが合ったのは1枚きり。 シラネアオイは尾根道の右。日当たりのいい道路脇に咲いていた。 野性のシラネアオイは唐松岳と谷川岳の山麓で見ただけだった。こんな笹薮から顔をだすシラネアオイは想像もつかなかった。風が強く花びら(蕚?)がめくれる。 (シラネアオイ(2)に続きます)
by otto-N
| 2018-06-01 16:38
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