たかがヤマト、されどヤマト

2018.7.17 -19 新潟県・火打山 (3)火打山 天狗の庭   2018.7.26 (記)

2018.7.18 (続き)
10時40分、登り始めて3時間半。木道を登り下がったところが「天狗の庭」だった。山を登っていて、天狗の庭なる場所は数多くあるが、ここは別格だと思う。
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湿原の向こうに雪の残る緑の山。青い空と白い雲。木道を進むと、逆さ火打。(本ブログの画像は、すべて、クリックすると大きくなります)
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ワタスゲが風になびく幸せな風景。
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ゆっくりしたいところだが、山頂はまだまだ先。急がなくてはと、灌木地帯を登ると高山植物はウサギギクくらいしか目立たなかった。アサギマダラが目につくが撮影できず。11時10分、下から雲が吹き上げてきた。北アルプス(右の奥)も雲に覆われ始める。天狗の庭は遥か下。この先も急登が続き、その度に足がとまる。特に、最後の直登階段はきつかった。
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12時10分、山頂到着。残念ながら、北アルプスはほとんど雲に隠れていた。登る途中で見られたのでまあいいか。
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火打山の隣にある焼山にも雲がかかり始める。その右には日本海が見えるはずだが、雲に覆われていた。
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山頂にはキアゲハが数頭、バトルを繰り広げていた。風もあり、飛翔スピードがいつもより速く、思ったように撮れない。飛び立たせ撮りがやっとだった。
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アサギマダラも山頂に飛んで来る。なんとか1枚だけがピン。ハイマツの向こうの北アルプスは雲の中。ちょっと残念だった。
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12時20分、下山開始。天狗の庭から山頂にかけてはアサギマダラをよく見たが、下山中には数が増えていた。吸蜜は明るい所より登山路の日陰のほうを好むようだ。最初はナナカマドの花が好みかと思ったが、2コマ目の白い花とマルバダケブキのほういいらしい。狭い登山路を下っているとき、見えない足下からふぁーっと舞い上がる。
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マルバダケブキとの組み合わせはちょっと強烈。もっとアングルを狙いたいところが時間がなく、いずれも通りががりのスナップショット。
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天狗の庭まで下る。逆光のワタスゲはいつ見ても楽しい。
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池塘に映った靑い空と白い雲と針葉樹。
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13時50分、高谷池ヒュッテ到着。ベンチで大休止の後、カメラをザックにしまい込み、ひたすらの下山。しかし、残り3Kmという所で突然、持病の左膝が痛みだす。規則正しい階段の登山路を正面を向いては下りられず横向きで下降せざるをえなかった。緩斜面では痛みが少ないので何とか下ることができる。いつものように騙し騙しの下山だが、今後のことが心配になる。17時10分、やっと登山口にたどり着く。(やれやれ、登りと下りのタイムはいつも同じだ)

この日は、赤倉温泉に宿泊。夕食は量が多すぎたせいもあるが、疲れすぎて食事が喉を通らず半分くらい残してしまった。往復10時間は思った以上にキツかったようだ。



2018.7.19
朝食後、近くのスキー場でクロシジミを探しにいく。ヒメジョオンで1頭見つけ、300ミリで1枚撮ったところで飛び去られた。次に現れたのはテリ張りにやってきたジョウザンミドリ。暑すぎるせいか翅も開かない。こちらも暑くて探す根気が続かず、8時10分、早くも撤収。
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妙高に少しだけ登ろうと思ったけれど、山は霞んでいる様子だったの近くの観光地を探したが、標高1000m以上でなけば涼しそうではなく、近くの「イモリ池」で時間を潰す。
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睡蓮の花がいっぱいだったが(→睡蓮の葉には切れ込みがあるが蓮にはないとのこと)、見かけたチョウはベニシジミだけ。標高1000m以上でなければチョウも飛ばない暑さのようだ。この後、どこへも寄らず、灼熱の東京砂漠へ舞い戻る。
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今回の火打山登山では、北アルプスの岩稜の山々とは違った楽しみ方があることに気付かされた。果てしなく続く森を見ていて、まだ日本にもこういう場所が残されていることがとても嬉しくなった。もう一つ、フジミドリはブナの森には必ずいるようで、この時期、登山するたびに見かけるようになった。ただ、樹上生活者なので出会う機会が少ないだけのようだ。





by otto-N | 2018-07-26 11:27 | Comments(2)
Commented by Akakkokko at 2018-07-28 15:55 x
涼しげで綺麗な風景ですね。
北アルプスが見えなくてもアサギマダラの飛翔写真は素晴らしいです。
山頂まで5時間ですか!
すごい体力ですね。
Commented by otto-N at 2018-08-05 17:26 x
Akakokkoさん、コメントありがとうございます。
返事が遅れてすみません。
7月26日から北海道へ(チョウなしの)純観光旅行で、今、帰って来ました。
山頂まで5時間は帰りも5時間、その日に帰って来なくてはと思うと、体力的もありますが精神的にも結構きついです。
アサギマダラは次々と飛んでくるのですが、近くには来ないので広角ではこれがやっとでした。
アサギマダラは麓で全く見ず、暑いこの時期は涼しい場所で過ごしているのだと思います。
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